JPH07331345A - 原料層幅方向均一焼結方法 - Google Patents

原料層幅方向均一焼結方法

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JPH07331345A
JPH07331345A JP14559094A JP14559094A JPH07331345A JP H07331345 A JPH07331345 A JP H07331345A JP 14559094 A JP14559094 A JP 14559094A JP 14559094 A JP14559094 A JP 14559094A JP H07331345 A JPH07331345 A JP H07331345A
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JP
Japan
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blowing hood
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Yoshiaki Shimakawa
義明 島川
Akikazu Nakasaki
昭和 中崎
Junichiro Ikenaga
淳一郎 池永
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    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 焼結ベッド上の原料層を、その幅方向の全域
にわたって均一に焼結できる原料層幅方向均一焼結方法
を提供する。 【構成】 焼結機11から排出された排ガスGを、焼結
ベッド12の走行路の上方に一部または全長にわたって
配置された吹き込みフード13の側面から導入すること
により、再度、前記排ガスGを前記焼結ベッド12に戻
して原料層15の焼結用の熱源として再使用する排ガス
循環焼結における原料層幅方向均一焼結方法であって、
前記吹き込みフード13の上部に、外気用ダンパ20A
〜20Cが配置された外気導入部21A〜21Cを設
け、前記吹き込みフード13内の圧力を圧力センサ23
A〜23Cにより検出し、この圧力信号に基づいて、前
記外気用ダンパ20A〜20Cを開閉させて、前記吹き
込みフード13の幅方向の中央部に、前記外気導入部2
1Bから外気を吸引するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原料層幅方向均一焼結
方法に係り、更に詳しくは、焼結ベッド上の原料層を、
その幅方向の全域にわたって均一に焼結できる原料層幅
方向均一焼結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】焼結原料を連続的に焼結する焼結機の一
種として、例えば図4に示すように、焼結機100内で
多数個の焼結ベッド101を数珠繋ぎ状態で移動させな
がら、焼結機100から排出された排ガスGを、焼結ベ
ッド101の走行路の上方に一部または全長にわたって
配置された吹き込みフード102より、再度、焼結ベッ
ド101に戻して原料層103の焼結用の熱源として再
使用する排ガス循環焼結方式のものが知られている。こ
の方式を採用した排ガス循環焼結機100には、吹き込
みフード102上に配置された図外の機器との接触を回
避するために、同図に示すように、排ガス導入ダクト1
04を介して、排ガスGを吹き込みフード102の側面
よりその内部に導入するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、走行する焼
結ベッド101に対し、吹き込みフード102は固定さ
れているので、焼結ベッド101と吹き込みフード10
2との間には隙間105が形成されている。排ガスG中
には、COやSOxなどの有毒ガスが含まれているの
で、排ガスGが前記隙間105から外部に漏れないよう
に、吹き込みフード102の内部は常時負圧状態になっ
ている。
【0004】このように、吹き込みフード102内が負
圧化していることから、焼結ベッド101と吹き込みフ
ード102との隙間105より、外気が吹き込みフード
102内に侵入して幅方向の両側部が冷やされ、これに
より原料層103の幅方向における吹き込みフード10
2内の温度分布は、同図破線aに示すように、両側が低
温で中央部が高温という山形になり、原料層103がそ
の幅方向において均一に焼結されないという問題点があ
った。
【0005】そこで、この問題点を解決するために、例
えば同図に示すように、吹き込みフード102内の排ガ
ス導入ダクト104の連通部付近に、排ガス導入ダクト
104から導入された高温の排ガスGを、原料層103
の幅方向に均一に分散させるダンパ106を設けたり、
その他にも同じ設置箇所に、実開平1−83453号公
報の「電気集塵装置」を構成する構成体の一部である可
変式流量分配機構(整流板)を設けることが考えられ
る。ところが、このような手段を講じても、焼結ベッド
101の幅方向の両隙間105からは外気が侵入するの
で、原料層103の幅方向両側の温度が下がり、原料層
103の均一な焼結は実現されないという問題点があっ
た。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で、焼結ベッド上の原料層を、その幅方向の全域にわた
って均一に焼結できる原料層幅方向均一焼結方法を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う請求項1
記載の原料層幅方向均一焼結方法は、焼結機から排出さ
れた排ガスを、焼結ベッドの走行路の上方に一部または
全長にわたって配置された吹き込みフードの側面から導
入することにより、再度、前記排ガスを前記焼結ベッド
に戻して原料層の焼結用の熱源として再使用する排ガス
循環焼結における原料層幅方向均一焼結方法であって、
前記吹き込みフードの上部に、外気用ダンパが配置され
た外気導入部を設け、前記吹き込みフード内の圧力を圧
力センサにより検出し、この圧力信号に基づいて、前記
外気用ダンパを開閉させて、前記吹き込みフードの幅方
向の少なくとも中央部に、前記外気導入部から外気を吸
引するように構成されている。
【0008】また、請求項2記載の原料層幅方向均一焼
結方法は、焼結機から排出された排ガスを、焼結ベッド
の走行路の上方に一部または全長にわたって配置された
吹き込みフードの側面から導入することにより、再度、
前記排ガスを前記焼結ベッドに戻して原料層の焼結用の
熱源として再使用する排ガス循環焼結における原料層幅
方向均一焼結方法であって、前記吹き込みフードの上部
に、外気用ダンパが配置された外気導入部を設け、前記
吹き込みフード内の温度を温度センサにより検出し、こ
の温度信号に基づいて、前記外気用ダンパを開閉させ
て、前記吹き込みフードの幅方向の少なくとも中央部
に、前記外気導入部から外気を吸引するように構成され
ている。
【0009】さらに、請求項3記載の原料層幅方向均一
焼結方法は、焼結機から排出された排ガスを、焼結ベッ
ドの走行路の上方に一部または全長にわたって配置され
た吹き込みフードの側面から導入することにより、再
度、前記排ガスを前記焼結ベッドに戻して原料層の焼結
用の熱源として再使用する排ガス循環焼結における原料
層幅方向均一焼結方法であって、前記吹き込みフードの
上部に、外気用ダンパが配置された外気導入部を設け、
前記吹き込みフード内の酸度濃度を酸素濃度センサによ
り検出し、この酸素濃度信号に基づいて、前記外気用ダ
ンパを開閉させて、前記吹き込みフードの幅方向の少な
くとも中央部に、前記外気導入部から外気を吸引するよ
うに構成されている。
【0010】
【作用】請求項1〜3記載の原料層幅方向均一焼結方法
においては、吹き込みフード内に配置された圧力セン
サ、温度センサまたは酸素濃度センサにより、吹き込み
フード内の圧力、温度または酸素濃度を検出し、これら
の検出信号に基づいて外気用ダンパを開閉させることに
より、他の部分に比べて高温化したり、酸素量が低下し
ている吹き込みフードの幅方向の少なくとも中央部に、
外気導入部より外気を吸引するので、吹き込みフード内
の幅方向における温度差や酸素量の差が減少して、焼結
ベッド上の原料層を、その幅方向の全域にわたって均一
に焼結できる。これにより、均一な強度の焼結鉱が生産
でき、成品歩留りの向上が図れる。
【0011】
【実施例】続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明
を具体化した実施例につき説明し、本発明の理解に供す
る。ここに、図1は本発明の第1の実施例に係る原料層
幅方向均一焼結方法が適用された原料層幅方向均一焼結
装置の概略構成図、図2は本発明の第2の実施例に係る
原料層幅方向均一焼結方法が適用された原料層幅方向均
一焼結装置の概略構成図、図3は本発明の第3の実施例
に係る原料層幅方向均一焼結方法が適用された原料層幅
方向均一焼結装置の概略構成図を示している。
【0012】本発明の第1の実施例に係る原料層幅方向
均一焼結方法が適用された原料層幅方向均一焼結装置1
0は、排ガス循環焼結機11から排出された排ガスG
を、焼結ベッド12の走行路の上方に全長にわたって配
置された吹き込みフード13の側面から、所定間隔毎に
配置された複数本の排ガス導入ダクト14を介して導入
することにより、再度、排ガスGを焼結ベッド12に戻
して原料層15の焼結用の熱源として再使用する排ガス
循環焼結機11に適用されている。
【0013】排ガス導入ダクト14の途中には、吸引用
のブロア16が設けられており、このブロア16より下
流の排ガス導入ダクト14内には、電動シリンダ18に
より開閉される排ガス用ダンパ19が収納されている。
電動シリンダ18はマイクロコンピュータを内蔵した制
御部付きのものであり、また排ガス用ダンパ19として
は、スライド式多孔弁、ボール弁、スルース弁などの周
知の流量調整弁が使用できる。このうち、制御精度など
の観点からスライド式多孔弁が好ましい。
【0014】また、吹き込みフード13内は、排ガス用
ダンパ19の開度調整により−1±0.5mmAqの負
圧状態に維持されており、吹き込みフード13の排ガス
導入ダクト14取り付け位置の上部には、その幅方向の
一端部、中央部、他端部の3箇所に、第1〜3の外気用
ダンパ20A〜20Cを有する第1〜3の外気導入部2
1A〜21Cが連通されている。これらの外気用ダンパ
20A〜20Cは、マイクロコンピュータを内蔵した制
御部付きの第1〜3の電動シリンダ22A〜22Cによ
り自動開閉される。第1、3の外気用ダンパ20A、2
0Cは、第1、3の圧力センサ23A、23Cが検出し
た圧力P1、P3が、−1mmAq以下になったとき
に、第1、3の電動シリンダ22A、22Cにより開口
され、また第2の外気用ダンパ20Bは、第2の圧力セ
ンサ23Bが検出した圧力P2が、−0.5mmAq以
下になったときに、第2の電動シリンダ22Bにより開
口される。
【0015】吹き込みフード13内の上部には、それぞ
れの外気導入部21A〜21C付近に第1〜3の圧力セ
ンサ23A〜23Cが配置されており、吹き込みフード
13内の焼結ベッド12付近には、第4の圧力センサ2
4が配置されている。第1〜3の圧力センサ23A〜2
3Cは、第1〜3の電動シリンダ22A〜22Cと電気
的に接続され、第4の圧力センサ24は電動シリンダ1
8に電気的に接続されている。
【0016】次に、この原料層幅方向均一焼結装置10
を用いて、本発明の第1の実施例に係る原料層幅方向均
一焼結方法を説明する。図1に示すように、排ガス循環
焼結機11から排出された排ガスGは、ブロア16を介
して、排ガス導入ダクト14から、フード側面より吹き
込みフード13内に吹き込まれる。排ガス吹き込み量
は、第4の圧力センサ24により吹き込みフード13内
の焼結ベッド12付近の圧力を検出し、その圧力信号に
基づいて、電動シリンダ18により排ガス用ダンパ19
の開度を調整して、吹き込みフード13内全体が前記−
1±0.5mmAqになるように制御される。
【0017】これにより、吹き込みフード13の幅方向
の両側部内には、焼結ベッド12の両側面と、吹き込み
フード13の両側面との間に形成された左右の隙間25
A、25Bから外気が侵入するので、通常操業時の吹き
込みフード13内の幅方向の温度分布は、両側部が低温
で中央部が高温となった同図破線aに示すような山形に
なる。そこで、この山形の温度分布を、同図一点鎖線b
に示す直線状の温度分布にするために、吹き込みフード
13内における幅方向の温度調整を行う。以下、その調
整方法を説明する。
【0018】操業中、吹き込みフード13内に配置され
た第1〜3の圧力センサ23A〜23Cにより、吹き込
みフード13内の幅方向の圧力P1〜P3を検出する。
例えば吹き込みフード13内の圧力が−0.8mmAq
の場合、この負圧状態を各圧力センサ23が検出するも
のの、外気用ダンパ20が開口するのは、−0.5mm
Aq以下になったときに開口されるように設定された中
央部の第2の外気用ダンパ20Bだけで、他の外気用ダ
ンパ20A、20Cは、設定された−1mmAqに達し
ていないので開口されない。これにより第2の外気導入
部21Bから、負圧状態の吹き込みフード13の中央部
内に外気が導入され、この部分の温度が低下して、吹き
込みフード13の幅方向両側の温度とほぼ等しくなる。
従って、同図一点鎖線bに示すような直線状の温度分布
が得られると共に、それに対応してこの中央部の酸素量
も増加する。
【0019】これにより、吹き込みフード13内の幅方
向における温度差や酸素量の差が減少して、焼結ベッド
12上の原料層15を、その幅方向の全域にわたって均
一に焼結でき、均一な強度の焼結鉱の生産が可能になっ
て、成品歩留りも向上する。なお、外気用ダンパ20A
〜20Cの開口圧力値は、度重なる実験データに基づい
て決定されており、この数値は各種の操業条件などによ
り任意変更される。また、この焼結ベッド12内への引
き込み力が大きくなって、吹き込みフード13内の負圧
が−1mmAq以下になるほど過剰になった場合には、
両側部の第1、第3の外気用ダンパ20A、20Cをも
開口され、吹き込みフード13の中央部の温度低下に合
わせて両側部の温度も引き下げられる。
【0020】次に、図2に基づいて、本発明の第2の実
施例に係る原料層幅方向均一焼結方法を説明する。本発
明の第2の実施例に係る原料層幅方向均一焼結方法が適
用された排ガス循環焼結機30は、吹き込みフード13
の上部中央部だけに、外気導入部31が連通されてい
る。外気導入部31内には外気用ダンパ32が収納され
ており、外気用ダンパ32は電動シリンダ33により開
度調整される。吹き込みフード13内の幅方向の中央部
と一側部とには、温度センサの一部を構成する第1、2
の熱電対34A、34Bが配置されている。第1、2の
熱電対34A、34Bからの温度信号はコンピュータを
内蔵する制御部35へ送られ、制御部35からその温度
データに基づいた制御指令が電動シリンダ33に送られ
て、外気用ダンパ32の開度が調整される。
【0021】この排ガス循環焼結機30による原料層幅
方向均一焼結方法は、吹き込みフード13内に配置され
た第1、2の熱電対34A、34Bにより、吹き込みフ
ード13内の幅方向に発生した温度差を検出し、これら
の差が0に近づくように、外気用ダンパ32の開度を調
整する。これにより、他の部分に比べて高温化している
吹き込みフード13の幅方向の中央部に、外気導入部3
1より外気が吸引されて、吹き込みフード13内の幅方
向における温度差や酸素量の差が減少し、焼結ベッド1
2上の原料層15を、その幅方向の全域にわたって均一
に焼結できる。
【0022】次に、図3に基づいて、本発明の第3の実
施例に係る原料層幅方向均一焼結方法を説明する。本発
明の第3の実施例に係る原料層幅方向均一焼結方法が適
用された排ガス循環焼結機40は、第2の実施例におけ
る第1、2の熱電対34A、34Bの代わりに、酸素濃
度センサ41A、41Bを採用し、制御部35の代わり
に、酸素濃度センサ41A、41Bからの酸素濃度信号
に基づいて、外気用ダンパ32の開度指令を電動シリン
ダ33へ送る制御部42を採用している。
【0023】この排ガス循環焼結機40による原料層幅
方向均一焼結方法は、吹き込みフード13内に配置され
た酸素濃度センサ41A、41Bにより、吹き込みフー
ド13内の幅方向に発生した酸素濃度差を検出し、これ
らの差が0に近づくように、外気用ダンパ32の開度を
調整し、他の部分に比べて酸素量が低下している吹き込
みフード13の幅方向の中央部に、外気導入部31より
外気を吸引し、これにより吹き込みフード13内の幅方
向における温度差や酸素量の差が減少して、焼結ベッド
12上の原料層15を、その幅方向の全域にわたって均
一に焼結する。
【0024】以上、本発明を説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しな
い範囲での設計や作用の変更があっても本発明に含まれ
る。例えば、吹き込みフードの上部に取り付けられるダ
ンパ付きの外気導入部は、実施例の本数に限定されなく
ても任意の本数でもよい。また、圧力センサ、温度セン
サおよび酸素濃度センサは、吹き込みフード内の圧力、
温度、酸素濃度を検出できるものであれば、他のどのよ
うな品種のセンサであってもよい。
【0025】
【発明の効果】請求項1〜3記載の原料層幅方向均一焼
結方法は、このように吹き込みフード内の幅方向に発生
した圧力データ、温度データまたは酸素濃度データに基
づいて外気用ダンパを開閉させて、吹き込みフードの幅
方向の少なくとも中央部に外気を吸引するようにしたの
で、吹き込みフード内の幅方向における温度差や酸素量
の差が減少して、焼結ベッド上の原料層を、その幅方向
の全域にわたって均一に焼結できる。これにより、均一
な強度の焼結鉱の生産が可能となり、成品歩留りを向上
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る原料層幅方向均一
焼結方法が適用された原料層幅方向均一焼結装置の概略
構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る原料層幅方向均一
焼結方法が適用された原料層幅方向均一焼結装置の概略
構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例に係る原料層幅方向均一
焼結方法が適用された原料層幅方向均一焼結装置の概略
構成図である。
【図4】従来手段に係る原料層幅方向均一焼結方法が適
用された原料層幅方向均一焼結装置の概略構成図であ
る。
【符号の説明】
10 原料層幅方向均一焼結装置 11 排ガス循環焼結機 12 焼結ベッド 13 吹き込みフード 14 排ガス導入ダクト 15 原料層 16 ブロア 18 電動シリンダ 19 排ガス用ダンパ 20A 第1の外気用ダンパ 20B 第2の外気用ダンパ 20C 第3の外気用ダンパ 21A 第1の外気導入部 21B 第2の外気導入部 21C 第3の外気導入部 22A 第1の電動シリンダ 22B 第2の電動シリンダ 22C 第3の電動シリンダ 23A 第1の圧力センサ 23B 第2の圧力センサ 23C 第3の圧力センサ 24 第4の圧力センサ 25A 隙間 25B 隙間 30 排ガス循環焼結機 31 外気導入部 32 外気用ダンパ 33 電動シリンダ 34A 熱電対 34B 熱電対 35 制御部 40 排ガス循環焼結機 41A 酸素濃度センサ 41B 酸素濃度センサ 42 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結機から排出された排ガスを、焼結ベ
    ッドの走行路の上方に一部または全長にわたって配置さ
    れた吹き込みフードの側面から導入することにより、再
    度、前記排ガスを前記焼結ベッドに戻して原料層の焼結
    用の熱源として再使用する排ガス循環焼結における原料
    層幅方向均一焼結方法であって、 前記吹き込みフードの上部に、外気用ダンパが配置され
    た外気導入部を設け、前記吹き込みフード内の圧力を圧
    力センサにより検出し、この圧力信号に基づいて、前記
    外気用ダンパを開閉させて、前記吹き込みフードの幅方
    向の少なくとも中央部に、前記外気導入部から外気を吸
    引することを特徴とする原料層幅方向均一焼結方法。
  2. 【請求項2】 焼結機から排出された排ガスを、焼結ベ
    ッドの走行路の上方に一部または全長にわたって配置さ
    れた吹き込みフードの側面から導入することにより、再
    度、前記排ガスを前記焼結ベッドに戻して原料層の焼結
    用の熱源として再使用する排ガス循環焼結における原料
    層幅方向均一焼結方法であって、 前記吹き込みフードの上部に、外気用ダンパが配置され
    た外気導入部を設け、前記吹き込みフード内の温度を温
    度センサにより検出し、この温度信号に基づいて、前記
    外気用ダンパを開閉させて、前記吹き込みフードの幅方
    向の少なくとも中央部に、前記外気導入部から外気を吸
    引することを特徴とする原料層幅方向均一焼結方法。
  3. 【請求項3】 焼結機から排出された排ガスを、焼結ベ
    ッドの走行路の上方に一部または全長にわたって配置さ
    れた吹き込みフードの側面から導入することにより、再
    度、前記排ガスを前記焼結ベッドに戻して原料層の焼結
    用の熱源として再使用する排ガス循環焼結における原料
    層幅方向均一焼結方法であって、 前記吹き込みフードの上部に、外気用ダンパが配置され
    た外気導入部を設け、前記吹き込みフード内の酸度濃度
    を酸素濃度センサにより検出し、この酸素濃度信号に基
    づいて、前記外気用ダンパを開閉させて、前記吹き込み
    フードの幅方向の少なくとも中央部に、前記外気導入部
    から外気を吸引することを特徴とする原料層幅方向均一
    焼結方法。
JP14559094A 1994-06-03 1994-06-03 原料層幅方向均一焼結方法 Withdrawn JPH07331345A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106610224A (zh) * 2015-10-23 2017-05-03 宝山钢铁股份有限公司 一种防止烧结强力混合机粘料的装置
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