JPH05322449A - 複式溶解装置における予熱制御方法 - Google Patents
複式溶解装置における予熱制御方法Info
- Publication number
- JPH05322449A JPH05322449A JP16022492A JP16022492A JPH05322449A JP H05322449 A JPH05322449 A JP H05322449A JP 16022492 A JP16022492 A JP 16022492A JP 16022492 A JP16022492 A JP 16022492A JP H05322449 A JPH05322449 A JP H05322449A
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- furnace
- exhaust gas
- preheating
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、複式溶解装置において予熱炉として
使用する電気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排
ガスを導入することがないため、原料の予熱効率を向上
できる、複式溶解装置における予熱制御方法を提供する
ものである。 【構成】本発明は、１体の電気炉を溶解炉として使用し
つつ他の１体の電気炉を予熱炉として使用することを交
互に繰返す複式溶解装置における予熱制御方法であっ
て、双方の電気炉の排ガス導入側に温度センサを取付
け、該温度センサを演算装置へと接続し、また該演算装
置を排ガス流路切替用のダンパへと接続して、予熱炉と
して使用する電気炉の排ガス導入側に取付けた温度セン
サによる測定値が設定値以下となった場合に、演算装置
を介してダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導
入することなく排気することを特徴としている。
使用する電気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排
ガスを導入することがないため、原料の予熱効率を向上
できる、複式溶解装置における予熱制御方法を提供する
ものである。 【構成】本発明は、１体の電気炉を溶解炉として使用し
つつ他の１体の電気炉を予熱炉として使用することを交
互に繰返す複式溶解装置における予熱制御方法であっ
て、双方の電気炉の排ガス導入側に温度センサを取付
け、該温度センサを演算装置へと接続し、また該演算装
置を排ガス流路切替用のダンパへと接続して、予熱炉と
して使用する電気炉の排ガス導入側に取付けた温度セン
サによる測定値が設定値以下となった場合に、演算装置
を介してダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導
入することなく排気することを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は複式溶解装置における予
熱制御方法に関する。スクラップ、リターン材、ダライ
粉等、これらの原料の予熱及び溶解に複式溶解装置が利
用されている。該複式溶解装置は、２体の電気炉を１組
として設置し、１体の電気炉を溶解炉として使用しつつ
他の１体の電気炉を溶解炉として使用する電気炉から発
生する排ガスの顕熱を利用する予熱炉として使用するこ
とを交互に繰返すようにして成るものである。本発明は
かかる複式溶解装置における予熱制御方法に関する。
熱制御方法に関する。スクラップ、リターン材、ダライ
粉等、これらの原料の予熱及び溶解に複式溶解装置が利
用されている。該複式溶解装置は、２体の電気炉を１組
として設置し、１体の電気炉を溶解炉として使用しつつ
他の１体の電気炉を溶解炉として使用する電気炉から発
生する排ガスの顕熱を利用する予熱炉として使用するこ
とを交互に繰返すようにして成るものである。本発明は
かかる複式溶解装置における予熱制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、複式溶解装置として、２体の電気
炉を排ガス導入用のダクトで連結し、また該２体の電気
炉の排気口を排ガス排気用のダクトで連結して、これら
のダクトに排ガス流路切替用のダンパを介装して成るも
のが提案されている（特開昭６２−１３６５１４）。こ
の複式溶解装置では、排ガス排気用のダクトをその下流
側で合流し、合流後のダクトに排ガス吸引用のファンを
介装して、該ファンで排ガスを吸引しつつ、最終的には
集塵装置で処理している。そしてかかる吸引に際し、ダ
ンパを開閉操作することにより、排ガス流路を、溶解炉
として使用する１体の電気炉→排ガス導入用のダクト→
予熱炉として使用する他の１体の電気炉→排ガス排気用
のダクト→合流後のダクト→ファン、又は溶解炉として
使用する他の１体の電気炉→排ガス導入用のダクト→予
熱炉として使用する１体の電気炉→排ガス排気用のダク
ト→合流後のダクト→ファンとなるように切替え、２体
の電気炉で予熱及び溶解を交互に繰返して行なってい
る。
炉を排ガス導入用のダクトで連結し、また該２体の電気
炉の排気口を排ガス排気用のダクトで連結して、これら
のダクトに排ガス流路切替用のダンパを介装して成るも
のが提案されている（特開昭６２−１３６５１４）。こ
の複式溶解装置では、排ガス排気用のダクトをその下流
側で合流し、合流後のダクトに排ガス吸引用のファンを
介装して、該ファンで排ガスを吸引しつつ、最終的には
集塵装置で処理している。そしてかかる吸引に際し、ダ
ンパを開閉操作することにより、排ガス流路を、溶解炉
として使用する１体の電気炉→排ガス導入用のダクト→
予熱炉として使用する他の１体の電気炉→排ガス排気用
のダクト→合流後のダクト→ファン、又は溶解炉として
使用する他の１体の電気炉→排ガス導入用のダクト→予
熱炉として使用する１体の電気炉→排ガス排気用のダク
ト→合流後のダクト→ファンとなるように切替え、２体
の電気炉で予熱及び溶解を交互に繰返して行なってい
る。
【０００３】ところが、上記のような従来の複式溶解装
置におけるダンパの開閉操作では、溶解炉として使用す
る電気炉の操業段階との関係で、予熱炉として使用する
電気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスも導
入されてしまうため、原料の予熱効率が悪いという欠点
がある。
置におけるダンパの開閉操作では、溶解炉として使用す
る電気炉の操業段階との関係で、予熱炉として使用する
電気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスも導
入されてしまうため、原料の予熱効率が悪いという欠点
がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来の複式溶解装置におけるダンパの開閉
操作では、原料の予熱効率が悪い点である。
する課題は、従来の複式溶解装置におけるダンパの開閉
操作では、原料の予熱効率が悪い点である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、１体
の電気炉を溶解炉として使用しつつ他の１体の電気炉を
予熱炉として使用することを交互に繰返す複式溶解装置
における予熱制御方法であって、双方の電気炉の排ガス
導入側に温度センサを取付け、該温度センサを演算装置
へと接続し、また該演算装置を排ガス流路切替用のダン
パへと接続して、予熱炉として使用する電気炉の排ガス
導入側に取付けた温度センサによる測定値が設定値以下
となった場合に、演算装置を介してダンパを切替え、溶
解炉として使用する電気炉から発生する排ガスを予熱炉
として使用する電気炉へ導入することなく排気すること
を特徴とする複式溶解装置における予熱制御方法に係
る。
の電気炉を溶解炉として使用しつつ他の１体の電気炉を
予熱炉として使用することを交互に繰返す複式溶解装置
における予熱制御方法であって、双方の電気炉の排ガス
導入側に温度センサを取付け、該温度センサを演算装置
へと接続し、また該演算装置を排ガス流路切替用のダン
パへと接続して、予熱炉として使用する電気炉の排ガス
導入側に取付けた温度センサによる測定値が設定値以下
となった場合に、演算装置を介してダンパを切替え、溶
解炉として使用する電気炉から発生する排ガスを予熱炉
として使用する電気炉へ導入することなく排気すること
を特徴とする複式溶解装置における予熱制御方法に係
る。
【０００６】本発明において複式溶解装置は、２体の電
気炉を１組として設置し、１体の電気炉を溶解炉として
使用しつつ他の１体の電気炉を溶解炉として使用する電
気炉から発生する排ガスの顕熱を利用する予熱炉として
使用することを交互に繰返すようにして成るものであ
る。２体の電気炉は排ガス導入用のダクトで連結されて
おり、また該２体の電気炉の排気口は排ガス排気用のダ
クトで連結されていて、これらのダクトに排ガス流路切
替用のダンパが介装されている。
気炉を１組として設置し、１体の電気炉を溶解炉として
使用しつつ他の１体の電気炉を溶解炉として使用する電
気炉から発生する排ガスの顕熱を利用する予熱炉として
使用することを交互に繰返すようにして成るものであ
る。２体の電気炉は排ガス導入用のダクトで連結されて
おり、また該２体の電気炉の排気口は排ガス排気用のダ
クトで連結されていて、これらのダクトに排ガス流路切
替用のダンパが介装されている。
【０００７】上記２体の電気炉の排ガス導入側には温度
センサが取付けられており、該温度センサは演算装置へ
と接続されていて、該演算装置は排ガス流路切替用のダ
ンパへと接続されている。そして本発明では、予熱炉と
して使用する電気炉の排ガス導入側に取付けた温度セン
サによる測定値が設定値以下となった場合に、演算装置
を介してダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導
入することなく排気する。
センサが取付けられており、該温度センサは演算装置へ
と接続されていて、該演算装置は排ガス流路切替用のダ
ンパへと接続されている。そして本発明では、予熱炉と
して使用する電気炉の排ガス導入側に取付けた温度セン
サによる測定値が設定値以下となった場合に、演算装置
を介してダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導
入することなく排気する。
【０００８】ところで、溶解炉として使用する電気炉か
ら発生する排ガス量は該電気炉の操業段階との関係で変
化する。かかる排ガス量の変化とは無関係に、常時排ガ
ス吸引用のファンの回転数を一定にして、一定量の排ガ
スを吸引し続けると、排ガス量が多いときにはその一部
が外部へ漏出してしまい、逆に排ガス量が少ないときに
は外部から大気を引き込んでしまって、排ガスが本来有
する熱量又は温度が低下する。このような排ガスを予熱
炉として使用する電気炉へ導入したのでは、それだけ原
料の予熱効率が悪くなる。
ら発生する排ガス量は該電気炉の操業段階との関係で変
化する。かかる排ガス量の変化とは無関係に、常時排ガ
ス吸引用のファンの回転数を一定にして、一定量の排ガ
スを吸引し続けると、排ガス量が多いときにはその一部
が外部へ漏出してしまい、逆に排ガス量が少ないときに
は外部から大気を引き込んでしまって、排ガスが本来有
する熱量又は温度が低下する。このような排ガスを予熱
炉として使用する電気炉へ導入したのでは、それだけ原
料の予熱効率が悪くなる。
【０００９】溶解炉として使用する電気炉から発生する
排ガス量は実際のところ該電気炉の操業段階との関係に
おいてほぼ一定のパターンで変化するので、かかるパタ
ーンすなわち経時的変化に合わせて排ガス吸引用のファ
ンの回転数を調節すれば、排ガスが本来有する熱量又は
温度をそのまま予熱に利用できる。したがって本発明に
おいて好ましくは、前述したダンパの切替えと共に、演
算装置に予め溶解炉として使用する電気炉から発生する
排ガス量の経時的変化を設定しておき、該経時的変化に
合わせて排ガス吸引用のファンの回転数を調節する。
排ガス量は実際のところ該電気炉の操業段階との関係に
おいてほぼ一定のパターンで変化するので、かかるパタ
ーンすなわち経時的変化に合わせて排ガス吸引用のファ
ンの回転数を調節すれば、排ガスが本来有する熱量又は
温度をそのまま予熱に利用できる。したがって本発明に
おいて好ましくは、前述したダンパの切替えと共に、演
算装置に予め溶解炉として使用する電気炉から発生する
排ガス量の経時的変化を設定しておき、該経時的変化に
合わせて排ガス吸引用のファンの回転数を調節する。
【００１０】
【作用】溶解炉として使用する電気炉から発生する排ガ
スを予熱炉として使用する電気炉へ導入するに際して、
該排ガスの温度を予熱炉として使用する電気炉の排ガス
導入側に取付けられている温度センサが測定する。該温
度センサによる測定値を演算装置へ入力し、これを該演
算装置に予め入力されている設定値と対比して、測定値
が設定値以下のときには該演算装置から発せられる信号
によりダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉か
ら発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導入
することなく排気する。測定値が設定値よりも高いとき
には溶解炉として使用する電気炉から発生する排ガスを
予熱炉として使用する電気炉へ導入するが、この際に好
ましくは、前述したように溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガス量の経時的変化に合わせて排ガス吸
引用のファンの回転数を制御する。したがって本発明に
よると、原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスを導
入することがないため、そして好ましくは排ガスが本来
有する熱量又は温度をそのまま利用することによって、
原料の予熱効率を向上できる。
スを予熱炉として使用する電気炉へ導入するに際して、
該排ガスの温度を予熱炉として使用する電気炉の排ガス
導入側に取付けられている温度センサが測定する。該温
度センサによる測定値を演算装置へ入力し、これを該演
算装置に予め入力されている設定値と対比して、測定値
が設定値以下のときには該演算装置から発せられる信号
によりダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉か
ら発生する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導入
することなく排気する。測定値が設定値よりも高いとき
には溶解炉として使用する電気炉から発生する排ガスを
予熱炉として使用する電気炉へ導入するが、この際に好
ましくは、前述したように溶解炉として使用する電気炉
から発生する排ガス量の経時的変化に合わせて排ガス吸
引用のファンの回転数を制御する。したがって本発明に
よると、原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスを導
入することがないため、そして好ましくは排ガスが本来
有する熱量又は温度をそのまま利用することによって、
原料の予熱効率を向上できる。
【００１１】
【実施例】図１は本発明の一実施状態を略示する系統図
である。２体の電気炉１１，１２が１組として設置され
ている。電気炉１１，１２は燃焼塔２１を介して排ガス
導入用のダクト３１，３２で連結されており、ダクト３
１，３２にはダンパ４１，４２が介装されている。燃焼
塔２１からは排ガス排気用のダクト３３が枝管されてお
り、ダクト３３にはダンパ４３が介装されている。電気
炉１１，１２の排気口５１，５２は排ガス排気用のダク
ト３４，３５で連結されており、ダクト３４，３５には
ダンパ４４，４５が介装されている。ダクト３４，３５
はその下流側でダクト３６に集合され、更にダクト３６
はその下流側でダクト３３と合流してダクト３７に集合
されている。ダクト３７の下流側にはファン６１が連結
されており、更にファン６１の下流側には集塵装置７１
が連結されている。そしてダクト３１，３２には電気炉
１１，１２の近傍に温度センサ８１，８２が取付けられ
ており、温度センサ８１，８２は演算装置９１へと接続
されていて、演算装置９１はダンパ４１〜４５及びファ
ン６１へと接続されている。
である。２体の電気炉１１，１２が１組として設置され
ている。電気炉１１，１２は燃焼塔２１を介して排ガス
導入用のダクト３１，３２で連結されており、ダクト３
１，３２にはダンパ４１，４２が介装されている。燃焼
塔２１からは排ガス排気用のダクト３３が枝管されてお
り、ダクト３３にはダンパ４３が介装されている。電気
炉１１，１２の排気口５１，５２は排ガス排気用のダク
ト３４，３５で連結されており、ダクト３４，３５には
ダンパ４４，４５が介装されている。ダクト３４，３５
はその下流側でダクト３６に集合され、更にダクト３６
はその下流側でダクト３３と合流してダクト３７に集合
されている。ダクト３７の下流側にはファン６１が連結
されており、更にファン６１の下流側には集塵装置７１
が連結されている。そしてダクト３１，３２には電気炉
１１，１２の近傍に温度センサ８１，８２が取付けられ
ており、温度センサ８１，８２は演算装置９１へと接続
されていて、演算装置９１はダンパ４１〜４５及びファ
ン６１へと接続されている。
【００１２】図１では、電気炉１１を溶解炉として、ま
た電気炉１２を予熱炉として使用しており、演算装置９
１から発せられる信号によって、ダンパ４１，４２，４
５を開き、またダンパ４３，４４を閉じた状態で、ファ
ン６１を作動させ、電気炉１１から発生する排ガスを、
電気炉１１→ダクト３１（ダンパ４１）→燃焼塔２１→
ダクト３２（ダンパ４２）→電気炉１２→排気口５２→
ダクト３５（ダンパ４５）→ダクト３６→ダクト３７→
ファン６１→集塵装置７１の経路で排気している。
た電気炉１２を予熱炉として使用しており、演算装置９
１から発せられる信号によって、ダンパ４１，４２，４
５を開き、またダンパ４３，４４を閉じた状態で、ファ
ン６１を作動させ、電気炉１１から発生する排ガスを、
電気炉１１→ダクト３１（ダンパ４１）→燃焼塔２１→
ダクト３２（ダンパ４２）→電気炉１２→排気口５２→
ダクト３５（ダンパ４５）→ダクト３６→ダクト３７→
ファン６１→集塵装置７１の経路で排気している。
【００１３】上記のような排ガスの排気において、該排
ガスの温度を温度センサ８２が測定する。温度センサ８
２による測定値を演算装置９１へ入力し、これを演算装
置９１に予め入力されている設定値と対比しつつ演算す
る。測定値が設定値よりも高いときには図示した前述の
経路で排ガスを排気し、逆に測定値が設定値以下のとき
には演算装置９１から発せられる信号によって、ダンパ
４２を閉じ、同時にダンパ４３を開いて、電気炉１１か
ら発生する排ガスを、電気炉１１→ダクト３１（ダンパ
４１）→燃焼塔２１→ダクト３３（ダンパ４３）→ダク
ト３７→ファン６１→集塵装置７１の経路で排気する。
そして図示した前述の経路で排ガスを排気する際、演算
装置９１に予め電気炉１１から発生する排ガス量の経時
的変化を設定しておき、該経時的変化に合わせてファン
６１の回転数を制御する。
ガスの温度を温度センサ８２が測定する。温度センサ８
２による測定値を演算装置９１へ入力し、これを演算装
置９１に予め入力されている設定値と対比しつつ演算す
る。測定値が設定値よりも高いときには図示した前述の
経路で排ガスを排気し、逆に測定値が設定値以下のとき
には演算装置９１から発せられる信号によって、ダンパ
４２を閉じ、同時にダンパ４３を開いて、電気炉１１か
ら発生する排ガスを、電気炉１１→ダクト３１（ダンパ
４１）→燃焼塔２１→ダクト３３（ダンパ４３）→ダク
ト３７→ファン６１→集塵装置７１の経路で排気する。
そして図示した前述の経路で排ガスを排気する際、演算
装置９１に予め電気炉１１から発生する排ガス量の経時
的変化を設定しておき、該経時的変化に合わせてファン
６１の回転数を制御する。
【００１４】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、複式溶解装置において予熱炉として使用する電
気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスを導入
することがないため、そして好ましくは排ガスが本来有
する熱量又は温度をそのまま利用することによって、原
料の予熱効率を向上できるという効果がある。
明には、複式溶解装置において予熱炉として使用する電
気炉へ原料を予熱するのに不適当な低温の排ガスを導入
することがないため、そして好ましくは排ガスが本来有
する熱量又は温度をそのまま利用することによって、原
料の予熱効率を向上できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施状態を略示する系統図。
１１，１２・・・電気炉、２１・・・燃焼塔、３１〜３
７・・・ダクト、４１〜４５・・・ダンパ、５１，５２
・・・排気口、６１・・・ファン、７１・・・集塵装
置、８１，８２・・・温度センサ、９１・・・演算装置
７・・・ダクト、４１〜４５・・・ダンパ、５１，５２
・・・排気口、６１・・・ファン、７１・・・集塵装
置、８１，８２・・・温度センサ、９１・・・演算装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畠中 幸雄 大阪府寝屋川市寝屋1191 (72)発明者 山根 博史 大阪府大阪市東住吉区杭全４−７−31 (72)発明者 丹羽 幸雄 愛知県江南市布袋町西布154番地
Claims (2)
- 【請求項１】 １体の電気炉を溶解炉として使用しつつ
他の１体の電気炉を予熱炉として使用することを交互に
繰返す複式溶解装置における予熱制御方法であって、双
方の電気炉の排ガス導入側に温度センサを取付け、該温
度センサを演算装置へと接続し、また該演算装置を排ガ
ス流路切替用のダンパへと接続して、予熱炉として使用
する電気炉の排ガス導入側に取付けた温度センサによる
測定値が設定値以下となった場合に、演算装置を介して
ダンパを切替え、溶解炉として使用する電気炉から発生
する排ガスを予熱炉として使用する電気炉へ導入するこ
となく排気することを特徴とする複式溶解装置における
予熱制御方法。 - 【請求項２】 請求項１記載の制御方法において、演算
装置を排ガス吸引用のファンへと接続し、該演算装置に
は予め溶解炉として使用する電気炉から発生する排ガス
量の経時的変化を設定しておき、該経時的変化に合わせ
てファンの回転数を調節する複式溶解装置における予熱
制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16022492A JPH05322449A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 複式溶解装置における予熱制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16022492A JPH05322449A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 複式溶解装置における予熱制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322449A true JPH05322449A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=15710401
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16022492A Pending JPH05322449A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 複式溶解装置における予熱制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322449A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0989470A (ja) * | 1995-09-25 | 1997-04-04 | Ito Seitetsushiyo:Kk | 複数の溶解炉を利用した原料予熱方法 |
| DE102007012235A1 (de) | 2007-03-12 | 2008-09-18 | Sineurope Nanotech Gmbh | Verfahren zur Herstellung einer Elektrode |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731782A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Takigawa Kogyo Kk | Electric furnace equipment with preheating furnace |
| JPS62136514A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 複式溶解設備 |
| JPH01230988A (ja) * | 1988-03-07 | 1989-09-14 | Nippon Steel Corp | 排ガスを利用した原料の予熱方法 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP16022492A patent/JPH05322449A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5731782A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Takigawa Kogyo Kk | Electric furnace equipment with preheating furnace |
| JPS62136514A (ja) * | 1985-12-09 | 1987-06-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 複式溶解設備 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970603 |