JPS5924956Y2 - 排ガス循環焼結機 - Google Patents

排ガス循環焼結機

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Publication number
JPS5924956Y2
JPS5924956Y2 JP236276U JP236276U JPS5924956Y2 JP S5924956 Y2 JPS5924956 Y2 JP S5924956Y2 JP 236276 U JP236276 U JP 236276U JP 236276 U JP236276 U JP 236276U JP S5924956 Y2 JPS5924956 Y2 JP S5924956Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
suction
seal
sintering machine
hood
Prior art date
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Expired
Application number
JP236276U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5294406U (ja
Inventor
孝次 北沢
政彦 灰谷
誠一 小竹
重雄 清水
Original Assignee
日立造船株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日立造船株式会社 filed Critical 日立造船株式会社
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  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は排ガス循環焼結機のシール装置に関するもので
ある。
ドワイトロイド式焼結機に排ガス循環方式を組込んだプ
ロセスの場合、問題点の一つとして、循環ガスフードと
焼結原料層(ベッド)との間隙から、例えば200〜5
00ppmの硫黄酸化物、100−200 ppmの窒
素酸化物、約1%の一酸化炭素などの有害物質が漏れる
恐れがあり、その漏出は作業環境を悪化させるばかりで
なく包険でもある。
ここで循環ガスフードは焼結機と一体の固定の装置であ
り、他方、焼結原料層は、厚さは制御されて運転されて
いるがその表面は平滑でなく、かなりの凸凹が認められ
る移動物体であるため、ガスに対して密閉構造化し難い
点がある。
この解決法として、循環ガスフード内を大気圧よりも幾
分低くして操業し、循環ガスの周囲への漏れを防ぐ方法
が考えられるが、該フード内を流れるガスを大気に対し
て弱い負圧に微調整するためには複雑な操作ないし回路
を必要とする。
またフード内のガスは乱流状態にあることから圧力変動
が考えられ、弱い負圧に調整されているとはいえ該圧力
変動により正圧化されてガス漏れが起るし、非常時にフ
ード内が正圧化した時にも同様にガス漏れが起る。
本考案は上記問題点を解決し得る排ガス循環焼結機のシ
ール装置を提案するもので、以下その一実施例を図面に
基づいて説明する。
1は鉄箱2と耐火保温材3とからなる循環ガスフードで
、焼結機の前半部を被うべく配設しである。
焼結原料(ベッド)4はパレットグレート5に乗って給
鉱側から排鉱側へと移動しつつ前記循環ガスフード1内
で、後半部風箱6Aから排出され後半部除塵機7と後半
部風機8とを介して送込まれる弱い負圧ないし大気圧の
フードガス(排出ガス)Aにより焼結される。
このフードガスA中の酸素を使用して焼結は進行し、前
半部排出ガスBは前半部風箱6Bから前半部集塵機9、
前半部排風機10、ガス処理装置11を経て煙突12に
送られる。
前記循環ガスフード1の下手にフード13.14より形
成される吸引シール室15とシール検知室16とがこの
順で配設され、循環ガスフード1を出た焼結原料4は画
室15.16を通過後に大気焼結が行なわれる。
前記吸引シール室15はコントロールダンパー17を介
して後半部除塵機7に連通シフ、以って後半部排風機8
により吸引されるべく構成される。
前記コントロールダンパー17はコントロールモーター
18で開閉が゛制御され、またこのコンI・ロールモー
ター18は、前記シール検知室16内に設けたガス検知
器19により動がされる。
20.21はシール検知室16を形成するフード14の
下端に取付けたシールゴム膜で、ベッド上面に向けて懸
垂され、シール吸引空気量が過大にならないようにする
ためのものである。
したがって、フード1内から吸引シール室15に漏出し
たガスは後半部除塵機7を経て後半部俳風機8へと導び
かれ、再度フード1内に入る。
ここで吸引シール室15のガス吸引量が弱いと、そのガ
スの一部がシールゴム膜20を通ってシール検知室16
に入り、これをガス検知器19が感知してモーター18
を作動させ、ダンパー17を開動して吸引ガス量を増加
させる。
するとシール検知室16にはシールゴム膜21部を通っ
て大気が入るようになり、ガス組成は変化する。
ガス組成が大気と同一になると吸引シール室15からの
ガスの漏れは全くなく、逆に大気が吸引シール室15に
流れ込んでいるため、ガス検知器19はモーター18を
動かしてダンパー17を閉動作させ、吸引量を制御する
ガス検知器19に代えて熱電対制御器や圧力式制御器を
組込むことも可能である。
前記熱電灯の場合には循環ガス温度が250〜300℃
である点を利用するもので、ガス漏れがシール検知室1
6の温度上昇につながり、これを感知してモーター18
を動かして吸引ガス量を増加させ、また大気流入による
室温低下を感知して吸引ガス量を減少させる。
前記吸引シール室15とシール検知室16のフード13
.14は一体化され、そして適宜の手段により昇降可能
に構成しである。
これは焼結操業条件が変更され、焼結原料(ベッド)4
の層厚が変化したときにシールゴム膜20.21による
シール間隙が大きく変化することに対して、前述した昇
降動作を行なって調整し、シール吸引空気量を制御範囲
内に保つ。
以上実施例で述べた本考案によると、フード側から漏出
した排ガスを無理なく最適の吸引力でもって該フードに
循環させることができ、ガスに対して密閉構造化できる
と共にガス漏れによる環境悪化を防止できる。
また昇降調整により焼結原料の層厚変化に迅速に対処で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示す説明図である。 1・・・・・・循環ガスフード、4・・・・・・焼結原
料、7・・・・・・後半部除塵機、8・・・・・・後半
部排風機、9・・・・・・前半部集塵機、10・・・・
・・前半部排風機、11・・・・・・ガス処理装置。 15・・・・・・吸引シール室、16・・・・・・シー
ル検知室、17・・・・・・コントロールダンパー、1
8・・・・・・コントロールモーター、19・・・・・
・ガス検知器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 焼結機の前半部を被う循環ガスフードの下手に吸引シー
    ル室とシール検知室とをこの順で配設し、前記吸引シー
    ル室からの吸引ガスを前記循環ガスフードに循環すべく
    構成し、その吸引経路中にコントロールダンパーを設け
    、このコントロールダンパーを前記シール検知室内のガ
    ス検知器の信号に基づいてコントロールモーターにより
    開閉させることを特徴とする排ガス循環焼結機のシール
    装置。
JP236276U 1976-01-12 1976-01-12 排ガス循環焼結機 Expired JPS5924956Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP236276U JPS5924956Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 排ガス循環焼結機

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JP236276U JPS5924956Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 排ガス循環焼結機

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Publication Number Publication Date
JPS5294406U JPS5294406U (ja) 1977-07-14
JPS5924956Y2 true JPS5924956Y2 (ja) 1984-07-23

Family

ID=28463016

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JP236276U Expired JPS5924956Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 排ガス循環焼結機

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EP3587975A4 (en) * 2017-02-27 2020-01-01 JP Steel Plantech Co. Sintering plant for sinter ore

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JPS5294406U (ja) 1977-07-14

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