JPH07331286A - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPH07331286A JPH07331286A JP15661694A JP15661694A JPH07331286A JP H07331286 A JPH07331286 A JP H07331286A JP 15661694 A JP15661694 A JP 15661694A JP 15661694 A JP15661694 A JP 15661694A JP H07331286 A JPH07331286 A JP H07331286A
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- JP
- Japan
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- amide ether
- fatty acid
- hair
- detergent composition
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】一般式Aのポリオキシエチレン脂肪酸アミドエ
ーテル硫酸塩と一般式Bのアミドエーテルカルボン酸塩
とを含有する洗浄剤組成物。 R1CONH(CH2CH2O)n1SO3M1・・・
(A) (R1はC7〜17のアルキル基またはアルケニル基、
M1はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノール
アミンまたはアンモニウム基を示す。n1は2〜10の
数である。) R2CONH(CH2CH2O)n2CH2COOM2
・・・(B) (R2はC7〜17のアルキル基またはアルケニル基、
M2は水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカ
ノールアミンまたはアンモニウム基を示す。n2は2〜
15の数である。) 【効果】皮膚刺激が少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪
後すすぎ時のきしみ感が少なく、さらに毛髪に対する優
れたコンディショニング効果を示す。
ーテル硫酸塩と一般式Bのアミドエーテルカルボン酸塩
とを含有する洗浄剤組成物。 R1CONH(CH2CH2O)n1SO3M1・・・
(A) (R1はC7〜17のアルキル基またはアルケニル基、
M1はアルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカノール
アミンまたはアンモニウム基を示す。n1は2〜10の
数である。) R2CONH(CH2CH2O)n2CH2COOM2
・・・(B) (R2はC7〜17のアルキル基またはアルケニル基、
M2は水素、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アルカ
ノールアミンまたはアンモニウム基を示す。n2は2〜
15の数である。) 【効果】皮膚刺激が少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪
後すすぎ時のきしみ感が少なく、さらに毛髪に対する優
れたコンディショニング効果を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚刺激が少なく、し
かも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ感が少な
く、さらに毛髪に対する優れたコンディショニング効果
を示す洗浄剤組成物に関する。
かも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ感が少な
く、さらに毛髪に対する優れたコンディショニング効果
を示す洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
皮膚や毛髪の洗浄剤用の界面活性剤として、脂肪酸塩、
アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩及びα−オレフィンスルホン酸
塩などのアニオン界面活性剤が広く使われている。しか
し、これらアニオン界面活性剤は、程度の差はあるがい
ずれも皮膚刺激性に劣るという欠点を有している。
皮膚や毛髪の洗浄剤用の界面活性剤として、脂肪酸塩、
アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸エステル塩及びα−オレフィンスルホン酸
塩などのアニオン界面活性剤が広く使われている。しか
し、これらアニオン界面活性剤は、程度の差はあるがい
ずれも皮膚刺激性に劣るという欠点を有している。
【0003】ところでポリオキシエチレン脂肪酸アミド
エーテル硫酸塩はこれら洗浄剤よりも低刺激性の界面活
性剤として知られている。但し、単独では洗浄剤として
の性能が充分ではなく、他の界面活性剤との組み合せに
よる性能向上が提案されている(特開平2−23599
9号公報、特開平2−222493号公報、特開平2−
232298号公報等)。特にエーテルカルボン酸塩と
の組み合せは特開平3−95110号公報や特開平6−
41580号公報に示されている。しかし、毛髪に対す
るコンディショニング効果という点では未だ不充分であ
る。
エーテル硫酸塩はこれら洗浄剤よりも低刺激性の界面活
性剤として知られている。但し、単独では洗浄剤として
の性能が充分ではなく、他の界面活性剤との組み合せに
よる性能向上が提案されている(特開平2−23599
9号公報、特開平2−222493号公報、特開平2−
232298号公報等)。特にエーテルカルボン酸塩と
の組み合せは特開平3−95110号公報や特開平6−
41580号公報に示されている。しかし、毛髪に対す
るコンディショニング効果という点では未だ不充分であ
る。
【0004】そこで本発明者は、鋭意研究した結果、ポ
リオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩をアミド
エーテルカルボン酸塩とともに配合した洗浄剤組成物
は、皮膚刺激が少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪後す
すぎ時のきしみ感が少なく、さらに毛髪に対する優れた
コンディショニング効果を示す洗浄剤組成物であること
を見出し、本発明に至った。
リオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩をアミド
エーテルカルボン酸塩とともに配合した洗浄剤組成物
は、皮膚刺激が少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪後す
すぎ時のきしみ感が少なく、さらに毛髪に対する優れた
コンディショニング効果を示す洗浄剤組成物であること
を見出し、本発明に至った。
【0005】すなわち本発明の目的は、皮膚刺激が少な
く、しかも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ感が
少なく、さらに毛髪に対する優れたコンディショニング
効果を示す洗浄剤組成物を提供することにある。
く、しかも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ感が
少なく、さらに毛髪に対する優れたコンディショニング
効果を示す洗浄剤組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、(a)一般式(A)
発明は、(a)一般式(A)
【化3】 (式中、R1 は炭素数7〜17のアルキル基またはアル
ケニル基、M1 はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ルカノールアミンまたはアンモニウム基を示す。n1 は
2〜10の数である。)で表わされるポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩と、(b)一般式(B)
ケニル基、M1 はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ルカノールアミンまたはアンモニウム基を示す。n1 は
2〜10の数である。)で表わされるポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩と、(b)一般式(B)
【化4】 (式中、R2 は炭素数7〜17のアルキル基またはアル
ケニル基を示す。M2 は水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、アルカノールアミンまたはアンモニウム基を
示す。n2 は2〜15の数である。)で表わされるアミ
ドエーテルカルボン酸塩とを含有してなる洗浄剤組成物
である。
ケニル基を示す。M2 は水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、アルカノールアミンまたはアンモニウム基を
示す。n2 は2〜15の数である。)で表わされるアミ
ドエーテルカルボン酸塩とを含有してなる洗浄剤組成物
である。
【0007】本発明に用いられる、一般式(A)で表わ
されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩
は式中のアシル基(R1 −CO−)を構成する脂肪酸と
して、たとえば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等
が挙げられる。n1 は2〜10であり、n1 が2未満で
は皮膚刺激性が強くなり、10を越えると泡立ちが低下
する。M1 は、ナトリウム、または、カリウム等のアル
カリ金属、カルシウム、またはマグネシウム等のアルカ
リ土類金属の原子、トリエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン、アンモニウム基等を表わす。代表的なもの
として、ポリオキシエチレン(4E.O.)ラウリン酸
アミドエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
(3E.O.)ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸トリエ
タノールアミン、ポリオキシエチレン(6E.O.)ミ
リスチン酸アミドエーテル硫酸マグネシウムなどが挙げ
られる。
されるポリオキシエチレン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩
は式中のアシル基(R1 −CO−)を構成する脂肪酸と
して、たとえば、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチ
ン酸、オレイン酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等
が挙げられる。n1 は2〜10であり、n1 が2未満で
は皮膚刺激性が強くなり、10を越えると泡立ちが低下
する。M1 は、ナトリウム、または、カリウム等のアル
カリ金属、カルシウム、またはマグネシウム等のアルカ
リ土類金属の原子、トリエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン、アンモニウム基等を表わす。代表的なもの
として、ポリオキシエチレン(4E.O.)ラウリン酸
アミドエーテル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン
(3E.O.)ヤシ油脂肪酸アミドエーテル硫酸トリエ
タノールアミン、ポリオキシエチレン(6E.O.)ミ
リスチン酸アミドエーテル硫酸マグネシウムなどが挙げ
られる。
【0008】本発明の一般式(B)で表わされるアミド
エーテルカルボン酸塩は式中のアシル基(R2 −CO
−)を構成する脂肪酸として、たとえば、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等が挙げられる。
n2 は2〜15の数であり、n2 が2未満では皮膚刺激
性が強くなり、15を超えると泡立ちが低下する。M2
は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、トリエタノールアミン、アンモニウム等を表わす。
代表的なものとして、ポリオキシエチレン(3E.
O.)ラウリン酸アミドエーテルカルボン酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレン(4E.O.)ヤシ油脂肪酸ア
ミドエーテルカルボン酸トリエタノールアミン、ポリオ
キシエチレン(8E.O.)ミリスチン酸アミドエーテ
ルカルボン酸アンモニウムなどが挙げられる。
エーテルカルボン酸塩は式中のアシル基(R2 −CO
−)を構成する脂肪酸として、たとえば、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、ヤシ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸等が挙げられる。
n2 は2〜15の数であり、n2 が2未満では皮膚刺激
性が強くなり、15を超えると泡立ちが低下する。M2
は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウ
ム、トリエタノールアミン、アンモニウム等を表わす。
代表的なものとして、ポリオキシエチレン(3E.
O.)ラウリン酸アミドエーテルカルボン酸ナトリウ
ム、ポリオキシエチレン(4E.O.)ヤシ油脂肪酸ア
ミドエーテルカルボン酸トリエタノールアミン、ポリオ
キシエチレン(8E.O.)ミリスチン酸アミドエーテ
ルカルボン酸アンモニウムなどが挙げられる。
【0009】一般式(A)と(B)の成分の合計量は、
洗浄剤組成物中約3〜40重量%であるが、3重量%未
満では効果が発揮されず、40重量%を超えると均一で
安定な組成物を得るのが困難となる。一般式(A)と
(B)の重量比は、約10/1〜1/10の範囲となる
ように用いることが好ましく、この範囲以外の重量比で
は効果が充分に発揮されない。
洗浄剤組成物中約3〜40重量%であるが、3重量%未
満では効果が発揮されず、40重量%を超えると均一で
安定な組成物を得るのが困難となる。一般式(A)と
(B)の重量比は、約10/1〜1/10の範囲となる
ように用いることが好ましく、この範囲以外の重量比で
は効果が充分に発揮されない。
【0010】本発明の洗浄剤組成物には、上記の必須成
分に加えて洗浄剤に常用されている成分や添加剤を配合
することも可能である。たとえば、脂肪酸アルカノール
アマイドやポリオキシエチレンアルキルエーテル及びア
ルキルアミンオキシド等の非イオン性界面活性剤、アル
キルアミノ酢酸ベタイン、アシルアミドプロピルベタイ
ン、2−アルキル−N−カルボキシメチルイミダゾリニ
ウムベタイン等の両性界面活性剤、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、エチル硫酸ラノリン脂肪酸
アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の陽イオ
ン性界面活性剤、カチオン性高分子[たとえば、Pol
ymer JR−400(Amerchol社)、Ga
fquat755N(ISP社)、Merquat10
0、Merquat550(Calgon社)、Pol
yquartH(Henkel社)、JaguarC−
13S(Rhone−Poulenc社)、メタクリル
系両性/カチオンポリマーなど]、高級脂肪酸、高級ア
ルコール、ジメチルポリシロキサン、ラノリン誘導体、
レシチン、トリグリセライドなどの油性成分、ジンクピ
リチオン、ピロクトンオラミンなどの抗フケ剤、殺菌
剤、紫外線吸収剤、キレート剤、色素及び香料などを含
むことができる。本発明の洗浄剤組成物はシャンプー、
ボディ洗浄剤、洗顔剤、台所洗剤などに適用される。
分に加えて洗浄剤に常用されている成分や添加剤を配合
することも可能である。たとえば、脂肪酸アルカノール
アマイドやポリオキシエチレンアルキルエーテル及びア
ルキルアミンオキシド等の非イオン性界面活性剤、アル
キルアミノ酢酸ベタイン、アシルアミドプロピルベタイ
ン、2−アルキル−N−カルボキシメチルイミダゾリニ
ウムベタイン等の両性界面活性剤、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムクロライド、エチル硫酸ラノリン脂肪酸
アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の陽イオ
ン性界面活性剤、カチオン性高分子[たとえば、Pol
ymer JR−400(Amerchol社)、Ga
fquat755N(ISP社)、Merquat10
0、Merquat550(Calgon社)、Pol
yquartH(Henkel社)、JaguarC−
13S(Rhone−Poulenc社)、メタクリル
系両性/カチオンポリマーなど]、高級脂肪酸、高級ア
ルコール、ジメチルポリシロキサン、ラノリン誘導体、
レシチン、トリグリセライドなどの油性成分、ジンクピ
リチオン、ピロクトンオラミンなどの抗フケ剤、殺菌
剤、紫外線吸収剤、キレート剤、色素及び香料などを含
むことができる。本発明の洗浄剤組成物はシャンプー、
ボディ洗浄剤、洗顔剤、台所洗剤などに適用される。
【0011】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳細に説明
する。なお、効果の測定は以下の評価法によった。
する。なお、効果の測定は以下の評価法によった。
【0012】 泡立ち ロスマイルス試験法に準じて起泡力を測定した。但し、
試料は2%水溶液(CaCO3 50ppm人工硬水使
用)で温度40℃である。 ◎・・・泡立ちが極めて良好、起泡力250mm以上 ○・・・泡立ちが良好、起泡力210mm以上、250
mm未満 △・・・泡立ちが普通、起泡力170mm以上、210
mm未満 ×・・・泡立ちが不良、起泡力170mm未満
試料は2%水溶液(CaCO3 50ppm人工硬水使
用)で温度40℃である。 ◎・・・泡立ちが極めて良好、起泡力250mm以上 ○・・・泡立ちが良好、起泡力210mm以上、250
mm未満 △・・・泡立ちが普通、起泡力170mm以上、210
mm未満 ×・・・泡立ちが不良、起泡力170mm未満
【0013】 皮膚刺激性(蛋白質変性率)試験法 水系高速液体クロマトグラフィーを利用し、卵白アルブ
ミンpH7緩衝溶液に、試料濃度1%になるように試料
を加えた場合の卵白アルブミン変性率を、220nmの
吸収ピークを用いて測定した。 変性率(%)=(Ho−Hs)/Ho×100 Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ Hs:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えたときの2
20nm吸収ピークの高さ 評価の基準を次のように設定した。 ◎:卵白アルブミン変性率30%未満 ○:卵白アルブミン変性率30%以上、60%未満 △:卵白アルブミン変性率60%以上、80%未満 ×:卵白アルブミン変性率80%以上
ミンpH7緩衝溶液に、試料濃度1%になるように試料
を加えた場合の卵白アルブミン変性率を、220nmの
吸収ピークを用いて測定した。 変性率(%)=(Ho−Hs)/Ho×100 Ho:卵白アルブミンの220nm吸収ピークの高さ Hs:卵白アルブミン緩衝溶液に試料を加えたときの2
20nm吸収ピークの高さ 評価の基準を次のように設定した。 ◎:卵白アルブミン変性率30%未満 ○:卵白アルブミン変性率30%以上、60%未満 △:卵白アルブミン変性率60%以上、80%未満 ×:卵白アルブミン変性率80%以上
【0014】 髪のきしみ感 官能試験による評価方法である。試料のシャンプー組成
物5gを頭髪にとり、シャンプーし、すすぎ時の髪のき
しみ感を下記の評点により判定した。(パネラーは女性
20名で、評価点はその平均点である。) きしみ感がない ・・・・4点 きしみ感がほとんどない ・・・・3点 きしみ感がややある ・・・・2点 きしみ感があきらかにある・・・・1点
物5gを頭髪にとり、シャンプーし、すすぎ時の髪のき
しみ感を下記の評点により判定した。(パネラーは女性
20名で、評価点はその平均点である。) きしみ感がない ・・・・4点 きしみ感がほとんどない ・・・・3点 きしみ感がややある ・・・・2点 きしみ感があきらかにある・・・・1点
【0015】 洗髪後の髪のまとめやすさ(コンディ
ショニング効果) 官能試験による評価方法である。試料のシャンプー組成
物5gを頭髪にとり、シャンプーし、すすぎ後、タオル
ドライしたあとの髪のまとめやすさを下記の評点により
判定した。(パネラーは女性20名で、評価点はその平
均点である。) 髪のまとまりが良い ・・・・4点 髪のまとまりがやや良い ・・・・3点 髪のまとまりがやや悪い ・・・・2点 髪のまとまりが悪い ・・・・1点
ショニング効果) 官能試験による評価方法である。試料のシャンプー組成
物5gを頭髪にとり、シャンプーし、すすぎ後、タオル
ドライしたあとの髪のまとめやすさを下記の評点により
判定した。(パネラーは女性20名で、評価点はその平
均点である。) 髪のまとまりが良い ・・・・4点 髪のまとまりがやや良い ・・・・3点 髪のまとまりがやや悪い ・・・・2点 髪のまとまりが悪い ・・・・1点
【0016】実施例1〜5、比較例1〜5 表1、2に示す配合組成のシャンプーを通常の方法で調
整し、各必須成分の効果を調べ、その結果を表1、2に
示した。
整し、各必須成分の効果を調べ、その結果を表1、2に
示した。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】実施例1〜5より明らかなように、本発明
の成分を用いた洗浄剤はいずれも優れた性能を示してい
た。一方、必須成分のどちらかを欠いた比較例1、2で
は充分の効果が得られない。また、必須成分の一つと、
通常、洗浄剤に使われる界面活性剤との組み合わせ(比
較例3、4、5)では髪のきしみ感、髪のまとめやすさ
の点などで劣っている。
の成分を用いた洗浄剤はいずれも優れた性能を示してい
た。一方、必須成分のどちらかを欠いた比較例1、2で
は充分の効果が得られない。また、必須成分の一つと、
通常、洗浄剤に使われる界面活性剤との組み合わせ(比
較例3、4、5)では髪のきしみ感、髪のまとめやすさ
の点などで劣っている。
【0020】実施例6 次に示すシャンプー組成物を調整した。 (重量%) ポリオキシエチレン(4E.O.)ヤシ油脂肪酸 10 アミドエーテル硫酸ナトリウム ポリオキシエチレン(4E.O.) 6 ラウリン酸アミドエーテルカルボン酸ナトリウム パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド 3 ラウリン酸アミドプロピルベタイン 4 PolymerJR−400(Amerchol社製) 0.4 PH調整剤、防腐剤、香料 適量 精製水 残余
【0021】実施例7 次に示すシャンプー組成物を調整した。 (重量%) ポリオキシエチレン(6E.O.)ラウリルアミド 8 エーテル硫酸トリエタノールアミン ポリオキシエチレン(3E.O.)ミリスチン酸 10 アミドエーテルカルボン酸トリエタノールアミン ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 3 エチレングリコールジステアレート 2 ジメチルポリシロキサン(10万CS) 1 PolyquartH(Henkel社製) 2 PH調整剤、防腐剤、香料 適量 精製水 残余 実施例6、7は前記の方法にて評価し、いずれの項目も
実施例1〜5と同様に優れた評価であった。
実施例1〜5と同様に優れた評価であった。
【0022】実施例8 次に示すボディシャンプーは泡立ちに優れ、皮膚に対す
る刺激性が極めて低かった。 (重量%) ポリオキシエチレン(3E.O.)ミリスチン酸 10 アミドエーテル硫酸トリエタノールアミン ポリオキシエチレン(4.5E.O.)ラウリン酸 5 アミドエーテルカルボン酸 ミリスチン酸 5 トリエタノールアミン 3.5 ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン 3 ステアリン酸モノエタノールアミン 2 プロピレングリコール 2 色素、防腐剤、香料 適量 精製水 残余
る刺激性が極めて低かった。 (重量%) ポリオキシエチレン(3E.O.)ミリスチン酸 10 アミドエーテル硫酸トリエタノールアミン ポリオキシエチレン(4.5E.O.)ラウリン酸 5 アミドエーテルカルボン酸 ミリスチン酸 5 トリエタノールアミン 3.5 ラウロイル−N−メチル−β−アラニントリエタノールアミン 3 ステアリン酸モノエタノールアミン 2 プロピレングリコール 2 色素、防腐剤、香料 適量 精製水 残余
【0023】
【発明の効果】以上記載のように、本発明が皮膚刺激が
少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ
感が少なく、さらに毛髪に対する優れたコンディショニ
ング効果を示す洗浄剤組成物を提供することは明らかで
ある。
少なく、しかも優れた泡立ちと洗髪後すすぎ時のきしみ
感が少なく、さらに毛髪に対する優れたコンディショニ
ング効果を示す洗浄剤組成物を提供することは明らかで
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 1:10)
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)一般式(A) 【化1】 (式中、R1 は炭素数7〜17のアルキル基またはアル
ケニル基、M1 はアルカリ金属、アルカリ土類金属、ア
ルカノールアミンまたはアンモニウム基を示す。n1 は
2〜10の数である。)で表わされるポリオキシエチレ
ン脂肪酸アミドエーテル硫酸塩と、(b)一般式(B) 【化2】 (式中、R2 は炭素数7〜17のアルキル基またはアル
ケニル基を示す。M2 は水素、アルカリ金属、アルカリ
土類金属、アルカノールアミンまたはアンモニウム基を
示す。n2 は2〜15の数である。)で表わされるアミ
ドエーテルカルボン酸塩とを含有してなる洗浄剤組成
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15661694A JPH07331286A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15661694A JPH07331286A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07331286A true JPH07331286A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15631625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15661694A Pending JPH07331286A (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07331286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0761205A1 (en) * | 1995-08-19 | 1997-03-12 | Kao Corporation | Hair shampoo |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP15661694A patent/JPH07331286A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0761205A1 (en) * | 1995-08-19 | 1997-03-12 | Kao Corporation | Hair shampoo |
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