JPH0733108U - 高所作業安全帯用バックル - Google Patents

高所作業安全帯用バックル

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JPH0733108U
JPH0733108U JP7092493U JP7092493U JPH0733108U JP H0733108 U JPH0733108 U JP H0733108U JP 7092493 U JP7092493 U JP 7092493U JP 7092493 U JP7092493 U JP 7092493U JP H0733108 U JPH0733108 U JP H0733108U
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JP
Japan
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buckle
sliding body
space
shield
work safety
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JP7092493U
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JP2571099Y2 (ja
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悟 高橋
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Fujii Denko Co Ltd
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Fujii Denko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤挿入防止機能を設けて、正常なベルト挿入
ができ、思わぬ事故を回避すること。 【構成】 横日字形のバックルの、側辺1 の内縁11と摺
動体7 の先端縁71の当接時に摺動体7 後端と中間辺5 と
の空間8 を遮蔽する遮蔽部材9 を設けた構造である。 【効果】 ベルト先端部を間違って空間8 内に挿入する
ことがなくなり、正常なベルト挿入ができるので、思わ
ぬ事故を回避することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本案は高所作業者の墜落を防止する安全帯に用いるバックルの改良に関するも のである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より用いられている高所作業安全帯用バックルは図９に示すよう、近似横 日字形のバックル本体の一方の空間内を移動する摺動体の上板及び下板により挿 通されたベルトをＺ型に屈曲し、下板と当接するベルトによって、常時摺動体を ベルト締着方向に押圧する構造を持たせ予期せぬベルトのゆるみを防止するもの であった。 このバックルは正常な用いかたをする限り、信頼のおける締着力を発揮するも のであるが、ベルトの挿通方法を間違えると、高所作業用であるため、墜落の危 険が生じるものであった。 つまり、安全帯に取付けられたロープ先端のフックを高所構造物に係止してい たとしても、バックルが外れると作業者は、何の防備も無くなるものであった。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
よって、バックルの摺動体のベルト挿通孔には、正常な挿通方法を示すため、 刻印をもって，と挿通順序を示したりしていたが、見過ごされたりして思わ ぬ事故につながる可能性があった。 よって、本案ではそのような事故を防止するため正常なベルト挿通孔以外には 、ベルトの挿通を不可能ならしめるため、誤挿入遮蔽部材を設ける構成を開示す るものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
前記した様に、正常なベルト挿通孔以外には、ベルトの挿通を不可能にするた め、バックル6 の側辺1 の内縁11と摺動体7 の先端縁71の当接時に摺動体7 後端 と中間辺5 との空間8 を遮蔽するものである。 具体的には、中間辺5 に設けたバネのバネホルダー10部材を延長して当該空間8 を遮蔽するもの、又摺動体7 の下板72を膨出延長して当該空間8 を遮蔽するもの 、又摺動体7 の鋲着軸74に別体の遮蔽板91を軸着し、当該空間8 を遮蔽したもの である。
【０００５】
【実施例】
本案の第１実施例について詳記すると、図１乃至図３に示す様に、左右の側辺 1,2 と上下の側辺3,4 と中間辺5 とによって形成した近似横日字形のバックル本 体6 に、横日字形の一方の空間内を移動する摺動体7 を設け、側辺1 の内縁11と 摺動体7 の先端縁71とによってベルトを締着するようにした構造のバックルにお いて、側辺1 の内縁11と摺動体7 の先端縁71の当接時に摺動体7 後端と中間辺5 との空間8 を遮蔽する遮蔽部材9 を設けたもので、遮蔽部材9 は、バネホルダー 10の部材を延長して空間8 に突出するように遮蔽した構造を有している。
【０００６】 図４乃至図６は、第２実施例を示すもので、遮蔽部材9 を 当該空間8 に突出するように摺動体7 の下板72を所定長舌状に延長して形成した 構造を有しており、第１実施例と同効果を得ている。
【０００７】 図７，８は、第３実施例を示すもので、摺動体7 の鋲着軸 74に別体の遮蔽板91を軸着し、当該空間8 に突出して形成した構造を有しており 、第１実施例と同効果を得ている。
【０００８】
【考案の効果】
本案は、上記した様な構造を有しているため、ベルト先端部を間違って空間8 内に挿入することはなくなり正常なベルト挿入ができ、思わぬ事故を回避するこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本案第１実施例の正面図。
【図２】本案第１実施例の背面図。
【図３】本案第１実施例の断面図。
【図４】本案第２実施例の正面図。
【図５】本案第２実施例の背面図。
【図６】本案第２実施例の断面図。
【図７】本案第３実施例の背面図。
【図８】本案第３実施例の断面図。
【図９】従来のバックル正面図。
【符号の説明】
1,2 側辺（左右） 3,4 側辺（上下） 5 中間辺 6 バックル本体 7 摺動体 8 空間 9 遮蔽部材 10 バネホルダー 11 内縁 71 先端縁 72 下板 73 突出部 74 鋲着軸 91 遮蔽板

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 左右の側辺1,2 と上下の側辺3,4 と中間
    辺5 とによって形成した近似横日字形のバックル本体6
    に、横日字形の一方の空間内を移動する摺動体7 を設
    け、側辺1 の内縁11と摺動体7 の先端縁71とによってベ
    ルトを締着するようにした構造のバックルにおいて、側
    辺1 の内縁11と摺動体7 の先端縁71の当接時に摺動体7
    後端と中間辺5 近辺迄の空間8 を遮蔽する遮蔽部材9 を
    設けたことを特徴とする高所作業安全帯用バックル。
  2. 【請求項２】 遮蔽部材9 は、バックル本体6 の中間辺
    5 に設けたバネのバネホルダー10の部材を延長して当該
    空間8 を遮蔽するよう形成したことを特徴とする請求項
    １に記載の高所作業安全帯用バックル。
  3. 【請求項３】 遮蔽部材9 は、摺動体7 の裏面側の下板
    72を膨出して設けた突出部73を延長して当該空間8 を遮
    蔽するよう形成したことを特徴とする請求項１に記載の
    高所作業安全帯用バックル。
  4. 【請求項４】 遮蔽部材9 は、摺動体7 の鋲着軸74に軸
    着する別体の遮蔽板91により当該空間8 を遮蔽するよう
    形成したことを特徴とする請求項1 に記載の高所作業安
    全帯用バックル。
JP1993070924U 1993-12-01 1993-12-01 高所作業安全帯用バックル Expired - Lifetime JP2571099Y2 (ja)

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JPH0733108U true JPH0733108U (ja) 1995-06-20
JP2571099Y2 JP2571099Y2 (ja) 1998-05-13

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS447764Y1 (ja) * 1965-05-26 1969-03-25
JPS6436403U (ja) * 1987-08-28 1989-03-06
JPH0477307U (ja) * 1990-11-15 1992-07-06

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS447764Y1 (ja) * 1965-05-26 1969-03-25
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JPH0477307U (ja) * 1990-11-15 1992-07-06

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