JP3035170U - 操作板付安全帯尾錠 - Google Patents

操作板付安全帯尾錠

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JP3035170U
JP3035170U JP1996008675U JP867596U JP3035170U JP 3035170 U JP3035170 U JP 3035170U JP 1996008675 U JP1996008675 U JP 1996008675U JP 867596 U JP867596 U JP 867596U JP 3035170 U JP3035170 U JP 3035170U
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operation plate
buckle body
safety belt
plate
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政治 越田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 尾錠本体の中間辺に安全帯の基端部を外側に
突出することなく巻設することができて、安全帯を腰部
に装着したときに尾錠本体の中間辺に巻設された安全帯
の基端部が腹部に当接することがなくて違和感を感じる
ことがなく、高所での作業が行い易い操作板付安全帯尾
錠を提供する。 【解決手段】 スプリング11を内蔵した横長の袋状体
12,12を装着手段13によって尾錠本体1の上下の
湾曲状側辺5,6の内側に装着し、この袋状体12,1
2の右側端の開口部から摺動板9の上下縁に設けられた
細長板状の出入部9a,9bを挿入し、袋状体12,1
2内のスプリング11によって出入部9a,9bを外側
に向けて付勢して摺動板9とこの摺動板9に固定された
操作板10を尾錠本体1の右側辺3に向けて付勢するこ
とによって、操作板10の先端の帯止め用爪部10aが
尾錠本体1の右側辺3に押圧接触するように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、高所作業者が墜防止用に腰部に着用する安全帯の尾錠の改良に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の安全帯尾錠としては、実公昭50−44255号公報に開示さ れたものがある。 この従来の安全帯尾錠は、図15に示すように、左右の側辺a,bと中間辺c と上下の側辺d,eとを以って左右のベルト挿通孔f,gを設け、上記上下の側 辺d,eを夫々裏側へ折曲して尾錠本体jを形成し、該尾錠本体jの上下折曲辺 h,iの内側に両縁m,mを係合することにより摺動板nを右側ベルト挿通孔g 内に左右摺動自在に取付け、上下の側縁p,qを尾錠本体jの上下側辺h,iに 沿うように折曲して指掛部r,sを設けた操作板tを尾錠本体jの表面に配して 前記摺動板nに重合固定し、更に、摺動板nをベルト挾持方向へ押圧するための 板バネuを、バネ挾持枠体vによって尾錠本体jの中間辺cの裏側に保持して取 付け、その板バネuの両端をバネ保持体vの両側へ各々突出させて摺動板nの両 縁m,mの端部へ当接している。
【0003】 そして、図16に示すように、高所作業員の腰部に巻装された安全帯wの基端 部x近傍部分を尾錠本体jの中間辺cを跨ぐようにして左右のベルト挿通孔f, gに挿入してその基端部xを固定し、一方、安全帯wの先端部yを左側のベルト 挿通孔fに下側から挿入し、更に、尾錠本体jの右側辺dと操作板tの右側端と の間に先端部yを挿入して、この先端部yを引締めてから板バネUの付勢力によ って操作板tを尾錠本体jの右側辺d側に移動させ、この操作板tの右端と右側 辺dの左端とで安全帯wの先端部y近傍箇所を押圧力で挟み込んで安全帯wを高 所作業員の腰部に装着固定するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来の安全帯尾錠においては、図16に示すように、尾錠本体 jの中間辺cにバネ挟持枠体vが取付けられてこのバネ挟持枠体vが尾錠本体j の裏側へ突出している状態となり、この中間辺cとバネ挟持枠体vとに安全帯w の基端部xを巻設したときにこの基端部xが尾錠本体jの外側に突出した状態に なるために、この安全帯wを高所作業員の腰部に装着したときに、この安全帯w の基端部xの突出部分が高所作業員の腹部に当たって邪魔になり、安全帯wの装 着時に違和感を感じて高所での作業を行い難いという問題があった。
【0005】 本考案は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであって、尾錠本体の中間辺 に安全帯の基端部を外側に突出することなく巻設することができて、安全帯を腰 部に装着したときに尾錠本体の中間辺に巻設された安全帯の基端部が腹部に当接 することがなくて違和感を感じることがなく、高所での作業が行い易い操作板付 安全帯尾錠を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る操作板付安全帯尾錠は、上記目的を達成するためになされたもの であって、左右側辺2,3と中間辺4と裏側へ折曲された上下の湾曲状側辺5, 6とによって尾錠本体1が形成され、この尾錠本体1の前記左右側辺2,3と中 間辺4と間に左右のベルト挿通孔7,8がそれぞれ形成され、前記尾錠本体1の 上下の湾曲状側辺5,6の内側に摺動板9の上下縁が係合され、この摺動板9の 上面に操作板10が固定されて一体化されて操作板10の上下の湾曲状上下縁1 0b,10cを前記尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6の外面に沿わせ、前記 操作板10の先端に帯止め用爪部10aが複数形成され、前記尾錠本体1の裏面 側には、前記摺動板9を安全帯押圧方向即ち右側辺3側へ向けて付勢するバネが 配設され、前記操作板10を左右に操作することによって摺動板9を左右に移動 操作するように構成した操作板付安全帯尾錠において、スプリング11を内蔵し た横長の袋状体12,12を装着手段13によって前記尾錠本体1の上下の湾曲 状側辺5,6の内側に装着し、この袋状体12,12の右側端の開口部から前記 摺動板9の上下縁に設けられた細長板状の出入部9a,9bを挿入し、前記袋状 体12,12内のスプリング11によって前記出入部9a,9bを外側に向けて 付勢して摺動板9とこの摺動板9に固定された操作板10を尾錠本体1の右側辺 3に向けて付勢することによって、操作板10の先端の帯止め用爪部10aが尾 錠本体1の右側辺3に押圧接触するように構成し、安全帯20の基端部21を前 記尾錠本体1の中間辺4に巻着し、安全帯20の先端部22を左右のベルト挿通 孔7,8に前記中間辺4を跨ぐように挿入して、前記スプリング11の付勢力に よって操作板10の先端の帯止め用爪部10aで安全帯20の先端近傍箇所を尾 錠本体1の右側辺3に押し付けて抜け止め固定するようにしたことを特徴として いる。
【0007】 請求項2の操作板付安全帯尾錠は、前記装着手段13を、上下の袋状体12, 12から尾錠本体1の中間辺4の下側に沿わせるように上下に懸架した薄板部1 3aと、前記薄板部の左右両縁から中間辺4の表面まで延設され中間辺4の表面 側で折曲して係止された係止爪部13bとから構成したものである。
【0008】 請求項3の操作板付安全帯尾錠は、前記装着手段13を、上下の袋状体12, 13の夫々の内側縁12a,13aからベルト挿通孔7,8を通って尾錠本体1 の上下の湾曲状側辺5,6の表面まで延設され、前記上下の湾曲状側辺5,6の 表面に折曲して係止される内側係止爪部13cと、上下の袋状体12,13の夫 々の外側縁12b,12bから尾状本体11の上下の湾曲状側辺5,6の下面ま で延設され、前記湾曲状側辺5,6の下面に折曲して係止される外側係止爪部1 3dとで構成したものである。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案に係る操作板付安全帯尾錠の実施の形態について、図を参照しつ つ説明する。 図1〜図11は、第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠を示すものである。 第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠は、図1〜図6に示すように、尾錠本 体1が左右側辺2,3と中間辺4と裏側へ折曲された上下の湾曲状側辺5,6と で形成され、左側辺2と中間辺4との間及び中間辺4と右側辺3との間に左右の ベルト挿通孔7,8が設けられている。
【0010】 そして、尾錠本体1の上下の湾曲錠側辺5,6の内側に、上下縁を係合し左右 に摺動する摺動板9が配設されている。
【0011】 この摺動板9の上面に操作板10が左右2つの固定ピン15,15によって固 定されて摺動板9と操作板10とが一体化されている。
【0012】 この操作板10は、先端に帯止め用爪部10aが複数形成され、湾曲形成され た上下縁10b、10cが尾錠本体1の上下の湾曲錠側辺5,6の外面に沿うよ うになっている。更に、上下縁10b,10cの湾曲状上面には、二条の指掛用 凹溝10dが形成されている。
【0013】 更に、尾錠本体1の上下の湾曲錠側辺5,6の内側には、装着手段13によっ て、スプリング11を内蔵した横長の袋状体12,12が装着され、この袋状体 12,12の右側端の開口部から摺動板9の出入り部9a、9aが挿入されてい る。これにより、袋状体12,12内のスプリング11によって前記出入部9a ,9bを外側に向けて付勢して摺動板9とこの摺動板9に固定された操作板10 を尾錠本体1の右側辺3に向けて付勢し、操作板10の先端の帯止め用爪部10 aが尾錠本体1の右側辺3に押圧接触するようにしている。
【0014】 装着手段13は、上下の袋状体12,12から尾錠本体1の中間辺4の下側に 沿わせるように上下に懸架した薄板部13aと、前記薄板部13aの左右両縁か ら中間辺4の表面まで延設され中間辺4の表面側で折曲して係止された係止爪部 13bとから構成されている。 尚、図7〜図10は、操作板10を左側へ移動操作して、摺動板9を左側へ移 動した状態を示している。
【0015】 上記構成の操作板付安全帯尾錠に高所作業員の腰部に装着される安全帯20を 装着するには、図11に示すように、安全帯20の基端部21近傍箇所を前記尾 錠本体1の中間辺4に巻着し、安全帯20の先端部22を左右のベルト挿通孔7 ,8に前記中間辺4と操作板10とを跨ぐように挿入して、前記スプリング11 の付勢力によって操作板10の先端の帯止め用爪部10aで安全帯20の先端近 傍箇所を尾錠本体1の右側辺3に押し付けて抜け止め固定する。
【0016】 この第1の実施形態の操作板付安全帯尾錠によれば、スプリング11を内蔵し た上下の袋状体12,12は、尾錠本体1の上下の湾曲錠側辺5,6の内側に装 着手段13によって装着され、尾錠本体1の中間辺4には、その下面側に装着手 段13の薄板部13aが沿わせた状態で取付けられるだけであるので、図11に 示すように、安全帯20の基端部21近傍箇所を尾錠本体1の中間辺4に巻設し たときに、安全帯20が外部に突出することがなく尾錠本体1の内部に収まるの で、高所作業員が安全帯20と操作板付安全帯尾錠とを腰部に装着したとき、尾 錠本体の中間辺に巻設された安全帯の基端部が腹部に当接することがなくて違和 感を感じることがなく、高所での作業が行い易い。
【0017】 また、スプリング11を内蔵した袋状体12,12の尾錠本体1への取付けは 、装着手段13の薄板部13aを尾錠本体1の中間辺4の下側に沿わせ、薄板部 13aの左右両縁から中間辺4の表面まで延設された係止爪部13bを中間辺4 の表面側で折曲して係止することによってなされるので、その装着状態が強固な ものとなり、上下の袋状体12,12の安定した取付け状態を保持することがで きる。
【0018】 図12〜図14は、第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠を示すものであっ て、上記第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠と同一部分、同一部品について は、同一符号を付して説明を省略する。
【0019】 この第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠は、スプリング11を内蔵した袋 状体12,12の尾錠本体1への取付け構造が異なり、取付けするための装着手 段13が、上下の袋状体12,12の夫々の内側縁12a,12aからベルト挿 通孔7,8を通って尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6の表面まで延設され、 前記上下の湾曲状側辺5,6の表面に折曲して係止される内側係止爪部13cと 、上下の袋状体12,12の夫々の外側縁12b,12bから尾状本体11の上 下の湾曲状側辺5,6の下面まで延設され、前記湾曲状側辺5,6の下面に折曲 して係止される外側係止爪部13dとで構成されている。
【0020】 この第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠では、装着手段13の内側係止爪 部13cと外側係止爪部13dとが上下の袋状体12,12から直接延設されて いるので、その構造を簡単化することができ、且つ上下の袋状体12,12の安 定した取付け状態を保持することができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の操作板付安全帯尾錠によれば、スプリング1 1を内蔵した袋状体12,12は尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6の内側に 装着手段13によって装着されるから、尾錠本体1の中間辺4に高所作業員が腰 部に装着する安全帯20の基端部21近傍箇所を巻設して取付けたときに、この 安全帯20の基端部21近傍箇所が尾錠本体1の外部へ突出することがないので 、安全帯を腰部に装着したときに尾錠本体の中間辺に巻設された安全帯の基端部 が腹部に当接せずに違和感を感じることがなく、高所での作業が行い易い。
【0022】 更に、装着手段13によって尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6の内側に装 着された袋状体12,12に内蔵されたスプリング11によって、摺動板9の出 入部9a,9bを右側に向けて付勢しているから、この摺動板9に一体的に固定 された操作板10を右側に向けて付勢してこの操作板10の先端の帯止め用爪部 10aで、高所作業員の腰部に装着された安全帯20の先端22近傍箇所を押し 付けて固定することができるので、安全帯20が高所作業中に外れる虞がなく、 安全性に優れている。
【0023】 また請求項2の操作板付安全帯尾錠によれば、スプリング11を内蔵した袋状 体12,12の尾錠本体1への取付けは、装着手段13の薄板部13aを尾錠本 体1の中間辺4の下側に沿わせ、薄板部13aの左右両縁から中間辺4の表面ま で延設された係止爪部13bを中間辺4の表面側で折曲して係止することによっ てなされるので、その装着状態が強固なものとなり、上下の袋状体12,12の 安定した取付け状態を保持することができる。
【0024】 さらに請求項3の操作板付安全帯尾錠によれば、装着手段13の内側係止爪部 13cと外側係止爪部13dとが上下の袋状体12,12から直接延設されてい るので、その構造を簡単化することができ、且つ上下の袋状体12,12の安定 した取付け状態を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る操作板付安全帯尾錠の第1の実施
の形態の正面図である。
【図2】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の背面
図である。
【図3】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の底面
図である。
【図4】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の側面
図である。
【図5】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の図1
におけるA−A線断面図である。
【図6】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の図1
におけるB−B線断面図である。
【図7】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠におけ
る操作板を左側に移動操作したときの正面図である。
【図8】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠におけ
る操作板を左側に移動操作したときの背面図である。
【図9】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の図7
におけるC−C線断面図である。
【図10】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の図
7におけるD−D線断面図である。
【図11】第1の実施の形態の操作板付安全帯尾錠を安
全帯に装着した状態の断面図である。
【図12】第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の正
面図である。
【図13】第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の背
面図である。
【図14】第2の実施の形態の操作板付安全帯尾錠の図
12におけるE−E線断面図である。
【図15】従来の操作板付安全帯尾錠の正面図である。
【図16】従来の操作板付安全帯尾錠を安全帯に装着し
た状態の断面図である。
【符号の説明】
1 尾錠本体 2 左側辺 3 右側辺 4 中間辺 5,6 湾曲状側辺 7,8 ベルト挿通孔 9 摺動板 9a、9b 出入部 10 操作板 10a 帯止め用爪部 10b 湾曲状上縁 10c 湾曲状下縁 11 スプリング 12 袋状体 12a 内側縁 12b 外側縁 13 装着手段 13a 薄板部 13b 係止爪部 13c 内側係止爪部 13d 外側係止爪部 20 安全帯 21 基端部 22 先端部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右側辺2,3と中間辺4と裏側へ折曲
    された上下の湾曲状側辺5,6とによって尾錠本体1が
    形成され、この尾錠本体1の前記左右側辺2,3と中間
    辺4との間に左右のベルト挿通孔7,8がそれぞれ形成
    され、前記尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6の内側
    に摺動板9の上下縁が係合され、この摺動板9の上面に
    操作板10が固定されて一体化され、操作板10の上下
    の湾曲状上下縁10b,10cを前記尾錠本体1の上下
    の湾曲状側辺5,6の外面に沿わせ、前記操作板10の
    先端に帯止め用爪部10aが複数形成され、前記尾錠本
    体1の裏面側には、前記摺動板9を安全帯押圧方向即ち
    右側辺3側へ向けて付勢するバネが配設され、前記操作
    板10を左右に操作することによって摺動板9を左右に
    移動操作するように構成した操作板付安全帯尾錠におい
    て、 スプリング11を内蔵した横長の袋状体12,12を装
    着手段13によって前記尾錠本体1の上下の湾曲状側辺
    5,6の内側に装着し、この袋状体12,12の右側端
    の開口部から前記摺動板9の上下縁に設けられた細長板
    状の出入部9a,9bを挿入し、前記袋状体12,12
    内のスプリング11によって前記出入部9a,9bを外
    側に向けて付勢して摺動板9とこの摺動板9に固定され
    た操作板10を尾錠本体1の右側辺3に向けて付勢する
    ことによって、操作板10の先端の帯止め用爪部10a
    が尾錠本体1の右側辺3に押圧接触するように構成し、 安全帯20の基端部21近傍箇所を前記尾錠本体1の中
    間辺4に巻着し、安全帯20の先端部22を左右のベル
    ト挿通孔7,8に前記中間辺4と操作板10とを跨ぐよ
    うに挿入して、前記スプリング11の付勢力によって操
    作板10の先端の帯止め用爪部10aで安全帯20の先
    端近傍箇所を尾錠本体1の右側辺3に押し付けて抜け止
    め固定するようにしたことを特徴とする操作板付安全帯
    尾錠。
  2. 【請求項2】 前記装着手段13は、上下の袋状体1
    2,12から尾錠本体1の中間辺4の下側に沿わせるよ
    うに上下に懸架した薄板部13aと、前記薄板部の左右
    両縁から中間辺4の表面まで延設され中間辺4の表面側
    で折曲して係止された係止爪部13bとから構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の操作板付安全帯
    尾錠。
  3. 【請求項3】 前記装着手段13は、上下の袋状体1
    2,12の夫々の内側縁12a,12aからベルト挿通
    孔7,8を通って尾錠本体1の上下の湾曲状側辺5,6
    の表面まで延設され、前記上下の湾曲状側辺5,6の表
    面に折曲して係止される内側係止爪部13cと、上下の
    袋状体12,12の夫々の外側縁12b,12bから尾
    状本体11の上下の湾曲状側辺5,6の下面まで延設さ
    れ、前記湾曲状側辺5,6の下面に折曲して係止される
    外側係止爪部13dとで構成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の操作板付安全帯尾錠。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0589749U (ja) * 1992-05-07 1993-12-07 共栄工業株式会社 抽斗鎖錠装置における安全装置
JPH0589748U (ja) * 1992-05-07 1993-12-07 共栄工業株式会社 キャビネット等の抽斗鎖錠装置
JP2014100539A (ja) * 2013-10-21 2014-06-05 Sankyo Co Ltd 移送装置

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