JPH0733062B2 - 異径管継手の製造方法 - Google Patents

異径管継手の製造方法

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JPH0733062B2
JPH0733062B2 JP30137190A JP30137190A JPH0733062B2 JP H0733062 B2 JPH0733062 B2 JP H0733062B2 JP 30137190 A JP30137190 A JP 30137190A JP 30137190 A JP30137190 A JP 30137190A JP H0733062 B2 JPH0733062 B2 JP H0733062B2
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JP
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diameter
diameter side
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joint
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米数 山田
光平 北田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は異径管継手、特に、配管作業において、異径の
合成樹脂管同士を接続するのに用いられる熱可塑性合成
樹脂製異径管継手の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、硬質塩化ビニール,ポリエチレン,ポリプロプ
レン等の熱可塑性合成樹脂製のこの種の異径管継手の製
造は、従来、この異径部分を例えば径が徐々に変化する
3個の短管を溶接するいわゆる溶接加工法が用いられて
いた。
しかしながら、このような加工法にあっては、多くの工
数を要すると共に、その全長が長くなり、また強度/寸
法上に難点があった。
一方、これら継手の所望形状を一気に成形し得る射出成
形法があるが、この種の継手は一般に多種小量生産であ
るため、金型その他のコスト上採用が困難であった。
以上のような局面から、例えば特開平1−306222号公報
に原管の一端部を加熱軟化させて金型(外型)によりそ
の部分を縮径させるいわゆるレジューサ加工法が提案さ
れている。
第5図に、この種の継手製品の一例の斜視図を示す。10
は原管と同径の原管部、12は縮径部で、その中間には傾
斜角θ1を有する中間テーパ部11が形成されている。
この縮径継手の製造方法は、第6図にその概要斜視図を
示すように、原管と同径の短管10Aの一端を所定長さ部
分を加熱して軟化させたものを基板24上に立設し、この
上からそれぞれ原管外径部21,縮径外径部23及び中間テ
ーパ部22の各内径を有する外型20を加熱した状態で上方
から矢印方向に押込んで、第5図における縮径部12及び
テーパ部11を成形するようにしたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、以上のような従来の提案例にあっては、
比較的経済的に異径管継手を製造することができるが、
加工工程が縮径加工のみであるため、原管径に対して1
サイズ下の管径(いわゆる“1段落ち”)のみの加工し
かできなかった。
このため、第5図におけるテーパ部11のテーパ角θ1の
値は、加工上ある限度を有するため、例えば原管径に対
して2サイズ下の管径(“2段落ち”)の製品を製作す
る場合は、2個の1段落ち加工品を2段に接着加工する
必要があるため、全長が長くなり、強度上も劣り、施工
面の制約を生ずる可能性があった。
本発明は、以上のような局面にかんがみてなされたもの
で、前記のように1段落ち管を2個接続することなく、
2段落ち加工を可能として全長を短縮し得ると共に、強
度上や施工面の制約を解決することのできる比較的口径
差の大きい異径管継手の製造方法の提供を目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明においては、熱可塑性合成樹脂製の異
径管継手の製造方法において、この継手の大径側と小径
側間の中間テーパ部の中央部に肉厚中心径を有する所定
長の原管を用い、それぞれ前記大径側,小径側及び中間
テーパ部の各外径寸法に相当する各内径を有する外型
を、一端の所定長部分を加熱軟化させた前記原管の外径
部に対して押込んで前記小径側を縮径させたのち、この
継手のそれぞれ前記大径側,小径側及び中間テーパ部の
各内径寸法に相当する各外径を有するスリーブ形内型
を、前記一端の他端の所定長部分を加熱軟化させた前記
原管の内径部に対して押込んで前記大径側を拡径するよ
う成形加工工程を構成することにより、前記目的を達成
しようとするものである。
〔作用〕
以上のような製造方法により、例えば2段落ち継手製造
の場合、従来のレジューサ継手加工のように1段落ち加
工品2個を接続する必要なしに、1加工品において2段
落ち加工が可能となり、製造工程/コストの低減が得ら
れ、製品の全長も短くなり、また一体構成のため強度上
も有利であり、配管施工上の制約もなくなる。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。第1図
(a),(b),(c)に、この発明に係る異径継手製
造工程の一実施例の各説明半断面図、第2図及び第3図
(a),(b)に、それぞれ製造工程の2実施例の各説
明斜視図、第4図に、その製品の要部寸法説明図を示
す。
(継手製品) 第4図において、2はこの異径管継手製品の小径側の縮
径部(差し口)、4は大径側の拡径部(受け口)、3は
その中間テーパ部であり、1は加工前肉厚中心径D0を有
する原管を表わす。また、lは製品の全長、l2,l4;D2,D
4はそれぞれ縮径部2,拡径部の各長さ及び各口径、d0
は、 すなわち原管1の肉厚中心、θは、中間テーパ部3のテ
ーパ角度である。
拡径部4と縮径部2の口径差は、例えば2段落ち(一例
として口径200mmの原管1を使用して縮径側2口径150m
m,拡径側4口径250mmを得る場合)で比較的大きく、全
長lが比較的短いため、テーパ角θは例えば30゜〜30゜
と比較的大きいことを示している。
(加工工程) つぎに加工工程を第1図に基づいて説明する。
(a)図:まず、第4図における肉厚中心径D0を有する
原管1の下端部を加熱軟化させ、前記製品のそれぞれ拡
径部4及び縮径部2の各外径寸法に相当する各内径を有
する縮径部5C,拡径部5E及び中間部を有する金型(外型
5)を、加熱した状態で下方から原管1の下端部から上
方に、衝撃を加えながら矢印方向に押込むと、原管1の
下端部には中間テーパ部を含む縮径部2が形成される。
(b)図:ついで、この状態の原管1の上端を加熱軟化
させ、前記製品のそれぞれ拡径部4及び縮径部2の各内
径(口径)寸法に相当する各外径を有する各径部6E,縮
径部6C及び中間テーパ部を有する金型(スリーブ形内型
6)を加熱した状態で上方から原管1の上端部から下方
に衝撃を加えながら矢印方向に押込むと、原管1の上端
部には中間テーパ部を含む拡径部4が形成され、(C)
図に示すような最終製品形状か得られる。
第2図は、以上の工程を同一斜視図に示したものであ
る。
(他の変形工程例) 第3図(a),(b)に、他の変形工程例の斜視図を示
す。
(a)は、前記第1図(a)または第4図の前半工程に
示した工程と同様である。次に(b)図に示すように、
スリーブ形内型6を反転して台形状に直立させると共
に、(a)図に示した状態の原管1の拡径側(図の下
方)を加熱軟化させて、加熱した前記倒立内型6に押込
み、その上に外型5の縮径部5Cを上向きにして下方へ押
付け加圧すると、原管1内径側より、外型5の内周に沿
って拡径されるようにしたものである。
(他の実施例) なお、前記各実施例においては、異径継手の口径サイズ
が2段落ちの場合について説明したが、本発明原理はか
ならずしもこれのみに限定されるものではなく、原管1
の口径サイズ,肉厚,継手全長等により、種々の範囲に
適用することができ、また、本製造方法による異径2継
手を組合せ接合することにより、さらに口径差の大きい
異径管継手を形成することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、例えば2段落ち
の異径管継手を製造するのに、一端を縮径加工したのち
に反対端側を拡径加工するようにすることにより、製造
工程/コストを低減することができ、また、製品の全長
も短くなると共に一体構成のため強度上も有利であり、
配管施工上の制約をなくして、その応用範囲を拡げるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は、この発明に係る異径
管継手製造工程の一実施例の各説明半断面図、第2図及
び第3図(a),(b)は、この製造工程の2実施例の
各説明斜視図、第4図は、その製品の要部寸法説明図、
第5図は、従来製造方法による異径管継手の一例の斜視
図、第6図は、その製造方法を示す概要斜視図である。 1……原管 2……縮径部(小径側) 3……中間テーパ部 4……拡径部(大径部) 5……外型 5C……縮径部 5E……拡径部 6……スリーブ形内型 6C……縮径部 6E……拡径部 D0……原管肉厚中心径 D2……縮径部口径 D4……拡径部口径

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性合成樹脂製の異径管継手の製造方
    法において、この継手の大径側と小径側間の中間テーパ
    部の中央部に肉厚中心径を有する所定長の原管を用い、
    それぞれ前記大径側,小径側及び中間テーパ部の各外径
    寸法に相当する各内径を有する外型を、一端の所定長部
    分を加熱軟化させた前記原管の外径部に対して押込んで
    前記小径側を縮径させたのち、この継手のそれぞれ前記
    大径側,小径側及び中間テーパ部の各内径寸法に相当す
    る各外径を有するスリーブ形内型を、前記一端の他端の
    所定長部分を加熱軟化させた前記原管の内径部に対して
    押込んで前記大径側を拡径するよう成形加工工程を構成
    したことを特徴とする異径管継手の製造方法。
JP30137190A 1990-11-07 1990-11-07 異径管継手の製造方法 Expired - Lifetime JPH0733062B2 (ja)

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