JPH0733043B2 - ディスク成形用射出成形機 - Google Patents

ディスク成形用射出成形機

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JPH0733043B2
JPH0733043B2 JP22784889A JP22784889A JPH0733043B2 JP H0733043 B2 JPH0733043 B2 JP H0733043B2 JP 22784889 A JP22784889 A JP 22784889A JP 22784889 A JP22784889 A JP 22784889A JP H0733043 B2 JPH0733043 B2 JP H0733043B2
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JP
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piston
ejector
mold
cylinder
gate
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幹男 永田
智章 広瀬
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株式会社名機製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はオーディオディスク、メモリディスク、ビデオ
ディスク等(以下ディスクという)を金型を用いて成形
するための射出成形機に関する。
(従来の技術) 従来、ディスク用金型のゲートカッタを作動させるため
のゲートカットシリンダは一般的に射出成形機にではな
く金型一面毎にその内部に組み込まれていた。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、1台の射出成形機に対しディスク用金型
といえどもその目的、用途等にてって種々交換されるの
であって、従来から射出成形機側に組み込まれているエ
ジェクタシリンダ共々ゲートカットシリンダを射出成形
機側に組み込み得れば金型一面毎に該ゲートカットシリ
ンダを組み込む必要がなくなる。
(課題を解決するための手段) 本発明はこのような事情を背景としてなされたものであ
って、射出成形機の可動盤と型締ラムとの間に該型締ラ
ムと同心にゲートカットシリンダを固定して設け、該ゲ
ートカットシリンダに金型のゲートカットに作用して該
ゲートカッタを必要ストローク前後進させるための中空
状のゲートカットピストンを挿嵌し、前後型締ラムの中
心には所定深さに亘ってエジェクタシリンダを穿設し、
該エジェクタシリンダにピストンロッドが前記中空状の
ゲートカットピストンの内部空間に突出した状態でエジ
ェクタピストンを前後進可能に挿嵌するとともに、該エ
ジェクタピストンのピストンロッド先端部に金型のセン
タ突出ピンに作用して該センタ突出ピンを必要ストロー
ク前後進させるための第1当部と該センタ突出ピンより
所定距離遅れて金型のエジェクタスリーブに作用してそ
の後該センタ突出ピンと同時に該エジェクタスリーブを
前後進させるための第2当部とが形成されたピストンヘ
ッドを設けたものである。
(実施例) 以下本発明を具体的に明らかにするために実施例を図面
に基づいて詳細に説明する。
第1図において1は射出成形機のベッドであり、2は該
ベッド1に固定して設けた固定盤である。3は可動盤で
あって型締シリンダ(図示せず)に挿嵌した型締ラム4
の作用により複数本のステー5に沿って固定盤2に対し
て型閉、圧締、型開作動を行う。
6は射出スクリュを回転且つ往復動可能に挿嵌した加熱
筒であり、7は該加熱筒6の先端部に設けたノズルであ
る。
10は可動盤3と型締ラム4との間に該型締ラム4と同心
に配設したゲートカットシリンダである。該ゲートカッ
トシリンダ10は複数の取付ボルト11(便宜上1本だけを
図示)により型締ラム4に固定され、更に複数の取付ボ
ルト12(便宜上1本だけを図示)により可動盤3とも固
定され、結果として型締ラム4、ゲートカットシリンダ
10及び可動盤3は一体的に固定される。
13は中空状のゲートカットピストンであって、ブッシュ
14と15の間を前後進可能にゲートカットシリンダ10に挿
嵌されており、該ゲートカットシリンダ10から可動盤3
の中心を貫く貫通穴3A内を金型100側へ突出せしめられ
ている。該ゲートカットピストン13の先端面(第1図の
右側)は該金型100のオス側ゲートカッタ101の後端面に
当接している。通常該オス側ゲートカッタ101のストロ
ークは金型100側で規制されており、射出成形機側のゲ
ートカットピストン13の有効ストロークはオス側ゲート
カッタ101のストロークより大きくしてある。
16はゲートカットピストン13の前進側油室であり、17は
後退側油室である。該前進側油室16には作動油を供給又
は排出するための油通路13Aが連通しており、該後退側
油室17にも同様に油通路(図示せず)が連通している。
18は型締ラム4の先端面から所定深さに亘って穿設され
たエジェクタシリンダである。19は該エジェクタシリン
ダ18にピストンロッド19Aが前記中空状のゲートカット
ピストン13の内部空間に突出した状態で挿嵌したエジェ
クタピストンであって、複数の取付ボルト20(便宜上1
本だけを図示)によって型締ラム4に固定して取り付け
たグランド21と該エジェクタシリンダ18の底面との間を
前後進可能となっている。
図面にも明示されているように該ピストンロッド19Aの
先端部にはピストンヘッド22が螺合等の手段によって固
定される。該ピストンヘッド22には金型100のスプルを
突き出すためのセンタ突出ピン102の後端面(第1図の
左側)に当接するピン形状よりなる第1当部22Aと該第
1当部22Aの先端面から所定寸法控えたピン形状の基端
部から外径方向にのびる例えば鍔形状よりなる第2当部
22Bが形成されている。
尚、第2図には可動盤3の中心貫通穴3Aに対するゲート
カットピストン13とエジェクタピストン19のピストンヘ
ッド22の位置関係が第1図のII−II矢視方向において示
されている。
103はセンタ突出ピン102が後退限度にあるとき該センタ
突出ピンの鍔部102Aに後退限度位置を規制されるが該セ
ンタ突出ピンが後退限度にないときは該鍔部102Aとの係
合を解かれるディスタンスボルトであってその先端部に
おいて成形品を突き出すためのエジェクタスリーブ(図
示せず)に固定されている。
ピストンヘッド22の第2当部22Bは前記中空状のゲート
カットピストン13の内部空間にあって該ゲートカットピ
ストン13とはなんら干渉しない構造とされているのであ
り、エジェクタピストン19が所定距離前進したとき該デ
ィスタンスボルト103に当接するようになっている。
センタ突出ピン102のストロークは通常エジェクタピス
トン19の第2当部22Bが金型100のストッパに当接するこ
とにより規制している。金型100のストッパについての
説明はここでは省略する。
23はエジェクタピストン19の前進側油室であり、24は後
退側油室である。該前進側油室23には作動油を供給又は
排出するための油通路4Aが連通しており、該後退側油室
24にも同様に油通路(図示せず)が連通している。
前記ゲートカットピストン13の先端面は、その後退時に
おいて通常金型取付面3Bと同一面又はその近傍で金型10
0側のオス側ゲートカッタの後端面と当接するようにな
っている。又、エジェクタピストン19のピストンヘッド
22の第1当部22Aの先端面と金型100側のセンタ突出ピン
102の後端面との当接についても同様である。
本実施例においてはゲートカットピストン13及びエジェ
クタピストン19を油圧作動としたが、勿論空圧作動とす
ることも可能である。
尚、本実施例においてピストンやシリンダ等の各所に適
宜設けるシール部材については公知の技術の適用にすぎ
ないので説明省略する。
(作用) 次に作用若しくは作動について説明する。
第1図は固定盤2に対する可動盤3の型締ラム4の作用
に基づく前進作動が終了し、金型100が型締完了した状
態にある。
シフトシリンダ(図示せず)の前進作用を受けて加熱筒
6が前進しノズル7が金型100のスプルブッシュ(図示
せず)に押しつけられノズルタッチが完了する。
射出工程が開始され、溶融樹脂が金型100のキャビティ
に射出される。
かかる射出工程の終了時点又はその前後の適当な時点に
おいてゲートカットピストン13が前進する。ゲートカッ
トシリンダ10の油通路13Aから前進側油室16に作動油が
供給され後退側油室17がタンクに連通せしめられること
によりゲートカットピストン13が前進するのである。こ
のことにより金型100のオス側ゲートカッタ101が前進し
結果成形品たるディスクの中心開孔打ち抜き、すなわち
ゲートカットが行われる。
射出工程に引続き冷却工程が終了すると可動盤3が後退
し型開が行われる。
製品取出機(図示せず)の取出ヘッドの複数個の真空吸
着パットが成形されたディスクに、スプル掴みがスプル
にそれぞれアプローチする。
エジェクタシリンダ18の油通路4Aから前進側油室23に作
動油が供給され後退側油室24がタンクに連通せしめられ
ることによりエジェクタピストン19が前進を開始する。
当初は該エジェクタピストン19のピストンヘッド22の第
1当部22Aの先端面に当接するセンタ突出ピン102のみが
前進しゲート部を伴ったスプルが突き出されるが、第2
当部22Bがディスタンスボルト103に当接すると該ディス
タンスボルト103の先端部に固定されたエジェクタスリ
ーブも該センタ突出ピン102と同時に前進する。該エジ
ェクタスリーブは成形品たるディスクを突き出す。
所定の突出作動を終了すると該エジェクタピストンは後
退する。
製品取出機がディスクとスプルを分離して射出成形機外
に取り出すと、再び型締が行われる。
(効果) エジェクタシリンダに加えてゲートカットシリンダを射
出成形機に組み込み可能としたので、金型一面毎にゲー
トカットシリンダを組み込む必要がなくなり金型側にお
いてその画数が増えれば増えるほどコストダウンができ
るとともに、金型交換時における配管取り付け、取り外
しも必要となり段取時間の大幅減少も図れた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を説明するための断面を含む
要部正面図であり、第2図は第1図におけるII−II矢視
図である。 3:可動盤 4:型締ラム 10:ゲートカットシリンダ 13:ゲートカットピストン 18:エジェクタシリンダ 19:エジェクタピストン 19A:ピストンロッド 22:ピストンヘッド 22A:第1当部 22B:第2当部 100:金型 101:オス側ゲートカッタ 102:センタ突出ピン 103:ディスタンスボルト(エジェクタスリーブ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動盤と型締ラムとの間に該型締ラムと同
    心にゲートカットシリンダを固定して設け、該ゲートカ
    ットシリンダに金型のゲートカッタに作用して該ゲート
    カッタを必要ストローク前後進させるための中空状のゲ
    ートカットピストンを挿嵌し、前記型締ラムの中心には
    所定深さに亘ってエジェクタシリンダを穿設し、該エジ
    ェクタシリンダにピストンロッドが前記中空状のゲート
    カットピストンの内部空間に突出した状態でエジェクタ
    ピストンを前後進可能に挿嵌するとともに、該エジェク
    タピストンのピストンロッド先端部に金型のセンタ突出
    ピンに作用して該センタ突出ピンを必要ストローク前後
    進させるための第1当部と該センタ突出ピンより所定距
    離遅れて金型のエジェクタスリーブに作用してその後該
    センタ突出ピンと同時に該エジェクタスリーブを前後進
    させるための第2当部とが形成されたピストンヘッドを
    設けたことを特徴とするディスク成形用射出成形機。
JP22784889A 1989-09-01 1989-09-01 ディスク成形用射出成形機 Expired - Fee Related JPH0733043B2 (ja)

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