JPH07330242A - エレベータの地震感知装置 - Google Patents
エレベータの地震感知装置Info
- Publication number
- JPH07330242A JPH07330242A JP12854894A JP12854894A JPH07330242A JP H07330242 A JPH07330242 A JP H07330242A JP 12854894 A JP12854894 A JP 12854894A JP 12854894 A JP12854894 A JP 12854894A JP H07330242 A JPH07330242 A JP H07330242A
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- vibration
- elevator
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- earthquake
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 26
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】振動の大きさと所定値、振動継続時間と所定時
間を比較する手段を設け、地震と一次的な振動を判別し
て地震のときのみにエレベータの運転状態を地震管制運
転に切り換え、そうでない一時的な揺れのときには平常
運転を継続する。 【効果】地震ではない一次的な振動を検出したときに
は、地震として判定させないことでエレベータの平常運
転を継続することによる不要な運転の防止。
間を比較する手段を設け、地震と一次的な振動を判別し
て地震のときのみにエレベータの運転状態を地震管制運
転に切り換え、そうでない一時的な揺れのときには平常
運転を継続する。 【効果】地震ではない一次的な振動を検出したときに
は、地震として判定させないことでエレベータの平常運
転を継続することによる不要な運転の防止。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの地震感知
装置に係り、特に、振動を感知して所定値以上の振動の
とき出力される信号を受けて地震として判定するエレベ
ータの地震感知装置に関する。
装置に係り、特に、振動を感知して所定値以上の振動の
とき出力される信号を受けて地震として判定するエレベ
ータの地震感知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータにおける地震感知装置は、加
速度計が振動の加速度を検出して加速度が所定値を超え
ることにより地震と判定し、エレベータは地震管制運転
を行った。また、建設現場におけるくい打ちなどによっ
て地震感知装置が動作することがある場合には、問題対
策のために機械的に地震感知装置を動作させない処置を
して、エレベータの運転状態が平常運転を継続するよう
にした。
速度計が振動の加速度を検出して加速度が所定値を超え
ることにより地震と判定し、エレベータは地震管制運転
を行った。また、建設現場におけるくい打ちなどによっ
て地震感知装置が動作することがある場合には、問題対
策のために機械的に地震感知装置を動作させない処置を
して、エレベータの運転状態が平常運転を継続するよう
にした。
【０００３】このような方法では、建設現場におけるく
い打ちなどによって生じる一次的な振動に対しても地震
と判定してしまいエレベータが地震管制運転に入るとい
う不具合が生じてしまう。また、問題対策を行った場合
は、地震が発生してもエレベータが平常運転を継続して
しまうという問題があった。
い打ちなどによって生じる一次的な振動に対しても地震
と判定してしまいエレベータが地震管制運転に入るとい
う不具合が生じてしまう。また、問題対策を行った場合
は、地震が発生してもエレベータが平常運転を継続して
しまうという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、地震
感知装置が振動を検出して、その振動が地震か否かを判
定し、一時的な揺れのときにはエレベータの平常運転を
継続させることにある。
感知装置が振動を検出して、その振動が地震か否かを判
定し、一時的な揺れのときにはエレベータの平常運転を
継続させることにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、振動を
検出して所定値を超え、なおかつ振動の継続時間が所定
時間を超えたときのみ地震として判定することにある。
検出して所定値を超え、なおかつ振動の継続時間が所定
時間を超えたときのみ地震として判定することにある。
【０００６】
【作用】上記のように振動を検出した後に、振動の大き
さは所定値を超えたか、振動の継続時間は所定時間を超
えたかを両者の比較装置で比較し、各々の値が所定値，
所定時間を超えているならば、信号を出力する。両者の
信号の論理積を取り両者の出力信号が一致したときは、
振動は地震によって発生しているので、エレベータの制
御装置は運転状態を地震管制運転に切り換える。
さは所定値を超えたか、振動の継続時間は所定時間を超
えたかを両者の比較装置で比較し、各々の値が所定値，
所定時間を超えているならば、信号を出力する。両者の
信号の論理積を取り両者の出力信号が一致したときは、
振動は地震によって発生しているので、エレベータの制
御装置は運転状態を地震管制運転に切り換える。
【０００７】
【実施例】以下、図１，図２を用いて本発明の一実施例
を説明する。
を説明する。
【０００８】最初に、図２の振動２０が発生した場合
は、図１の振動検出装置１０は振動を検出し、振動の大
きさに比例した大きさの信号を出力する。振動検出装置
の信号を入力して図１の振動比較装置１１で振動の大き
さと所定値１３（図１，図２）を比較するが図２の２０
の振動の場合には振動の大きさは所定値１３を超えてい
るので図１の振動比較装置１１は信号を出力する。ま
た、図１の振動比較装置１１と同様に振動検出装置１０
から信号を入力した振動継続時間検出回路１２では図２
の振動の継続時間Ｔｗ１と所定時間ｔ（図１，図２）を
比較するが振動２０の場合には、振動継続時間Ｔｗ１は
所定時間ｔを超えないので図１の振動継続時間検出回路
１２信号は出力しない。次に、図１の振動比較装置１
１，振動継続時間検出回路１２からの信号の論理積１４
をとる。振動比較装置１１からの信号は前述のとおり１
だが、振動継続時間検出回路１２からの信号は前述のと
おり０のため論理積１４は０となるためエレベータの運
転制御装置１５に信号は出力しないので、エレベータは
平常運転を継続する。
は、図１の振動検出装置１０は振動を検出し、振動の大
きさに比例した大きさの信号を出力する。振動検出装置
の信号を入力して図１の振動比較装置１１で振動の大き
さと所定値１３（図１，図２）を比較するが図２の２０
の振動の場合には振動の大きさは所定値１３を超えてい
るので図１の振動比較装置１１は信号を出力する。ま
た、図１の振動比較装置１１と同様に振動検出装置１０
から信号を入力した振動継続時間検出回路１２では図２
の振動の継続時間Ｔｗ１と所定時間ｔ（図１，図２）を
比較するが振動２０の場合には、振動継続時間Ｔｗ１は
所定時間ｔを超えないので図１の振動継続時間検出回路
１２信号は出力しない。次に、図１の振動比較装置１
１，振動継続時間検出回路１２からの信号の論理積１４
をとる。振動比較装置１１からの信号は前述のとおり１
だが、振動継続時間検出回路１２からの信号は前述のと
おり０のため論理積１４は０となるためエレベータの運
転制御装置１５に信号は出力しないので、エレベータは
平常運転を継続する。
【０００９】次に、図２の振動２１が発生した場合は、
図１の振動検出装置１０は振動を検出し、振動の大きさ
に比例した大きさの信号を出力する。図１の振動検出装
置１０の信号を入力して振動比較装置１１で振動の大き
さと所定値１３（図１，図２）を比較するが図２の２１
の振動の場合にも振動の大きさは所定値１３を超えてい
るので振動比較装置１１は信号を出力する。一方、図１
の振動継続時間検出回路１２でも振動検出装置１０から
信号を入力し、振動の継続時間Ｔｗ２と所定時間ｔ（図
１，図２）とを比較するが、図２の振動２１の場合には
振動継続時間Ｔｗ２は所定時間ｔを超えても振動を継続
しているので振動継続時間検出装置１２は信号を出力す
る。次に、図１の振動比較装置１１，振動継続時間検出
回路１２からの両者の信号の論理積１４を取る。振動比
較装置１１，振動継続時間検出回路１２ともに前述のと
おり信号が出力されいるので論理積１４は１となりエレ
ベータ運転制御装置１５に信号を出力する。エレベータ
運転制御装置１５は、論理積１４の演算結果による信号
を入力してエレベータの運転状態を地震管制運転に切り
換える。
図１の振動検出装置１０は振動を検出し、振動の大きさ
に比例した大きさの信号を出力する。図１の振動検出装
置１０の信号を入力して振動比較装置１１で振動の大き
さと所定値１３（図１，図２）を比較するが図２の２１
の振動の場合にも振動の大きさは所定値１３を超えてい
るので振動比較装置１１は信号を出力する。一方、図１
の振動継続時間検出回路１２でも振動検出装置１０から
信号を入力し、振動の継続時間Ｔｗ２と所定時間ｔ（図
１，図２）とを比較するが、図２の振動２１の場合には
振動継続時間Ｔｗ２は所定時間ｔを超えても振動を継続
しているので振動継続時間検出装置１２は信号を出力す
る。次に、図１の振動比較装置１１，振動継続時間検出
回路１２からの両者の信号の論理積１４を取る。振動比
較装置１１，振動継続時間検出回路１２ともに前述のと
おり信号が出力されいるので論理積１４は１となりエレ
ベータ運転制御装置１５に信号を出力する。エレベータ
運転制御装置１５は、論理積１４の演算結果による信号
を入力してエレベータの運転状態を地震管制運転に切り
換える。
【００１０】所定時間ｔの決定条件は、
【００１１】
【数１】 Ｔｗ＜ｔ＜Ｔｒ …（数１） であり、数１の条件により、所定時間ｔを決定する。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば一時的な振動、例えば建
設現場のくい打ちなどが発生しても振動継続時間が短い
ので地震として判定しないためにエレベータは平常運転
を継続するようになる。すなわち、エレベータの不要な
運転を防止する効果が得られる。
設現場のくい打ちなどが発生しても振動継続時間が短い
ので地震として判定しないためにエレベータは平常運転
を継続するようになる。すなわち、エレベータの不要な
運転を防止する効果が得られる。
【図１】エレベータの振動検出装置と振動比較装置と振
動継続時間検出装置とエレベータ制御装置の関係を示し
たブロック図。
動継続時間検出装置とエレベータ制御装置の関係を示し
たブロック図。
【図２】上部に一次的な振動，下部に地震により発生し
た振動を示すグラフで振幅を縦軸に、時間を横軸に取っ
たグラフ。
た振動を示すグラフで振幅を縦軸に、時間を横軸に取っ
たグラフ。
１０…振動検出装置、１１…振動比較装置、１２…振動
継続時間検出回路、１３…所定値、１４…論理積、１５
…エレベータ運転制御装置。
継続時間検出回路、１３…所定値、１４…論理積、１５
…エレベータ運転制御装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石元 繁 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 小松 力 茨城県勝田市堀口832番地の２ 日立シス テムプラザ勝田 日立水戸エンジニアリン グ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】振動を検出してその振動の大きさに比例し
た大きさの信号を出力する振動検出装置と、前記振動検
出装置の出力信号を入力してその振動の大きさと所定値
とを比較し、入力信号の大きさが所定値を超えた時に出
力信号を発生させる振動比較装置と、前記振動比較装置
からの出力信号を入力してエレベータの運転状態を選
択，制御する装置を備えたものにおいて、前記エレベー
タの制御装置に、振動の継続する時間と所定時間とを比
較し前記振動の継続時間が所定時間を超えた時に出力信
号を発生させる振動継続時間検出回路を設け、前記振動
継続時間検出回路からの出力信号と前記振動比較装置か
らの出力信号を前記エレベータの制御装置に取り込み、
両者の出力信号が一致したときに前記エレベータの運転
状態を地震管制運転に切り替えることを特徴とするエレ
ベータの地震感知装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記振動比較装置と前
記振動継続時間検出回路、両者の出力信号の比較手段と
して論理積を取り、地震か否かを判定するエレベータの
地震感知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12854894A JPH07330242A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータの地震感知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12854894A JPH07330242A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータの地震感知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07330242A true JPH07330242A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14987484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12854894A Pending JPH07330242A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | エレベータの地震感知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07330242A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10239445A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 地震判別装置及びこの地震判別装置を有した回路遮断器 |
| WO2006100869A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | 管制運転装置及びこの管制運転装置を備えたエレベータ |
| WO2007113918A1 (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-11 | Advantest Corporation | 緊急停止装置及びそれを備えた電子部品試験装置並びに電子部品試験装置の緊急停止方法 |
| JP2008081290A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置 |
| JP2012225853A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Tokyo Sokushin:Kk | 津波警報システム |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP12854894A patent/JPH07330242A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10239445A (ja) * | 1996-12-25 | 1998-09-11 | Matsushita Electric Works Ltd | 地震判別装置及びこの地震判別装置を有した回路遮断器 |
| WO2006100869A1 (ja) * | 2005-03-23 | 2006-09-28 | Toshiba Elevator Kabushiki Kaisha | 管制運転装置及びこの管制運転装置を備えたエレベータ |
| JP2006264882A (ja) * | 2005-03-23 | 2006-10-05 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータの管制運転装置及びエレベータ |
| WO2007113918A1 (ja) * | 2006-04-06 | 2007-10-11 | Advantest Corporation | 緊急停止装置及びそれを備えた電子部品試験装置並びに電子部品試験装置の緊急停止方法 |
| JP2008081290A (ja) * | 2006-09-28 | 2008-04-10 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータのロープ横揺れ検出装置 |
| JP2012225853A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Tokyo Sokushin:Kk | 津波警報システム |
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