JPH07329785A - 車内案内装置および発券装置 - Google Patents
車内案内装置および発券装置Info
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- JPH07329785A JPH07329785A JP12238494A JP12238494A JPH07329785A JP H07329785 A JPH07329785 A JP H07329785A JP 12238494 A JP12238494 A JP 12238494A JP 12238494 A JP12238494 A JP 12238494A JP H07329785 A JPH07329785 A JP H07329785A
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- Japan
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- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 いつでも、誰にでも前途の鉄道情報が車内で
得られるようにする。 【構成】 制御装置1は車軸発電機TGからの走行信号
と列車番号とから列車の運行位置を認識する。この運行
位置情報とその列車に関する前途の情報のうち要求のあ
った内容に関係のある情報が車内案内装置2に供給され
る。一方、車内案内装置2には目的地情報と、時計装置
4からの時刻情報も供給されており、供給された各情報
から、要求のあった情報に最適な情報を選択して表示す
る。
得られるようにする。 【構成】 制御装置1は車軸発電機TGからの走行信号
と列車番号とから列車の運行位置を認識する。この運行
位置情報とその列車に関する前途の情報のうち要求のあ
った内容に関係のある情報が車内案内装置2に供給され
る。一方、車内案内装置2には目的地情報と、時計装置
4からの時刻情報も供給されており、供給された各情報
から、要求のあった情報に最適な情報を選択して表示す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客の要求により列車
内で前途の鉄道情報を表示する車内案内装置および、列
車内で指定券を発券する発券装置に関するものである。
内で前途の鉄道情報を表示する車内案内装置および、列
車内で指定券を発券する発券装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、列車に乗っている乗客が前途の駅
への到着時刻および乗り換え時刻などを知りたい場合、
現在時刻、最近に通過した駅等の情報と時刻表とから知
りたい情報を得ている。
への到着時刻および乗り換え時刻などを知りたい場合、
現在時刻、最近に通過した駅等の情報と時刻表とから知
りたい情報を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの方法
は時刻表が手元にある場合でないと有効でなく、また列
車が予定時刻よりも遅れて走行している場合は、時刻表
がそのまま使用できないので、いつでもまた、誰にでも
有効な方法ではないという課題を有している。
は時刻表が手元にある場合でないと有効でなく、また列
車が予定時刻よりも遅れて走行している場合は、時刻表
がそのまま使用できないので、いつでもまた、誰にでも
有効な方法ではないという課題を有している。
【0004】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
もので、いつでもまた、誰にでも前途の鉄道情報が車内
で得られるようにしたものである。また、車内で指定券
を発券できるようにしたものである。
もので、いつでもまた、誰にでも前途の鉄道情報が車内
で得られるようにしたものである。また、車内で指定券
を発券できるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために請求項1の発明は、車軸発電機の走行信号とド
ア開閉条件と列車番号から列車の運行位置を認識する運
行位置認識手段と、目的地情報を入力する目的地情報入
力手段と、時刻情報を得る時計装置と、列車停車駅およ
び到着時刻を書き込んだ運行パターンを記憶する記憶部
と、運行位置認識手段による運行位置情報と、目的地情
報入力手段から入力された目的地情報と、時計装置から
の時刻情報と、記憶部の記憶情報とから前途の鉄道情報
を表示する表示装置とを備えたものである。請求項2の
発明は、車軸発電機からの走行信号とドア開閉条件と列
車番号から列車の運行位置を認識する運行位置認識手段
と、乗客の乗っている列車およびその列車前後の駅付近
を走行している列車の運行状態情報を地上装置とオンラ
インにより通信しその通信内容を記憶する走行位置近辺
列車運行状態記憶手段と、目的地情報を入力する目的地
情報入力手段と、列車停車駅および到着時刻を書き込ん
だ運行パターンを記憶する記憶部と、時刻情報を得る時
計装置と、運行位置認識手段による運行位置情報と、走
行位置近辺列車運行状態記憶手段の記憶内容と、目的地
情報入力手段からの目的地情報と、記憶部の記憶内容と
前記時計装置からの時刻情報とから前途の鉄道情報を表
示する表示装置とを備えたものである。請求項3の発明
は、車軸発電機からの走行信号と列車番号から列車の運
行位置を認識する運行位置認識手段と、指定席要求情報
を入力する指定席要求情報入力手段と、指定席要求情報
を地上側の発券管理装置に伝送して発券管理装置からの
情報を受信する通信装置と、発券管理装置から発券情報
が供給されたとき指定席券を発券する発券装置とを備え
たものである。
るために請求項1の発明は、車軸発電機の走行信号とド
ア開閉条件と列車番号から列車の運行位置を認識する運
行位置認識手段と、目的地情報を入力する目的地情報入
力手段と、時刻情報を得る時計装置と、列車停車駅およ
び到着時刻を書き込んだ運行パターンを記憶する記憶部
と、運行位置認識手段による運行位置情報と、目的地情
報入力手段から入力された目的地情報と、時計装置から
の時刻情報と、記憶部の記憶情報とから前途の鉄道情報
を表示する表示装置とを備えたものである。請求項2の
発明は、車軸発電機からの走行信号とドア開閉条件と列
車番号から列車の運行位置を認識する運行位置認識手段
と、乗客の乗っている列車およびその列車前後の駅付近
を走行している列車の運行状態情報を地上装置とオンラ
インにより通信しその通信内容を記憶する走行位置近辺
列車運行状態記憶手段と、目的地情報を入力する目的地
情報入力手段と、列車停車駅および到着時刻を書き込ん
だ運行パターンを記憶する記憶部と、時刻情報を得る時
計装置と、運行位置認識手段による運行位置情報と、走
行位置近辺列車運行状態記憶手段の記憶内容と、目的地
情報入力手段からの目的地情報と、記憶部の記憶内容と
前記時計装置からの時刻情報とから前途の鉄道情報を表
示する表示装置とを備えたものである。請求項3の発明
は、車軸発電機からの走行信号と列車番号から列車の運
行位置を認識する運行位置認識手段と、指定席要求情報
を入力する指定席要求情報入力手段と、指定席要求情報
を地上側の発券管理装置に伝送して発券管理装置からの
情報を受信する通信装置と、発券管理装置から発券情報
が供給されたとき指定席券を発券する発券装置とを備え
たものである。
【0006】
【作用】請求項1の発明は、車軸発電機からの走行信号
と列車番号とから列車の運行位置が認識され、制御装置
によって運行位置情報と目的地情報と前記時計装置から
の時刻情報とから前途の鉄道情報が表示される。請求項
2の発明は、車軸発電機からの走行信号と列車番号とか
ら列車の運行位置が認識され、乗客の乗っている列車お
よびオンラインによって収集したその列車前後の駅付近
を走行している列車の運行状態情報と目的地情報と時刻
情報とから制御装置によって前途の鉄道情報が表示され
る。請求項3の発明は、車軸発電機からの走行信号と列
車番号とから列車の運行位置が認識され、指定席要求情
報指定席要求情報が地上側の発券管理装置に伝送され発
券管理装置から返送される情報が列車で受信され、指定
席券が発券される。
と列車番号とから列車の運行位置が認識され、制御装置
によって運行位置情報と目的地情報と前記時計装置から
の時刻情報とから前途の鉄道情報が表示される。請求項
2の発明は、車軸発電機からの走行信号と列車番号とか
ら列車の運行位置が認識され、乗客の乗っている列車お
よびオンラインによって収集したその列車前後の駅付近
を走行している列車の運行状態情報と目的地情報と時刻
情報とから制御装置によって前途の鉄道情報が表示され
る。請求項3の発明は、車軸発電機からの走行信号と列
車番号とから列車の運行位置が認識され、指定席要求情
報指定席要求情報が地上側の発券管理装置に伝送され発
券管理装置から返送される情報が列車で受信され、指定
席券が発券される。
【0007】
【実施例】図1はシステム構成の一実施例を示すブロッ
ク図であり、制御装置1は列車の運行パターンが複数記
憶されており、図示しない装置から列車番号等の、列車
を特定する列車特定情報が入力されると、その記憶され
ている複数の列車運行パターンから、列車特定情報に対
応するものを選択するようになっている。また、制御装
置1には車掌スイッチ等から送出される戸閉条件信号が
供給されるとともに、車軸発電機(TG)からの走行情
報信号が供給される。これにより制御装置1は走行情報
信号から走行距離を求め、その走行距離と走行パターン
から現在走行位置を求め、それを車内案内装置2に送出
して表示したり、車内表示器3に送出して表示したりす
るようになっている。
ク図であり、制御装置1は列車の運行パターンが複数記
憶されており、図示しない装置から列車番号等の、列車
を特定する列車特定情報が入力されると、その記憶され
ている複数の列車運行パターンから、列車特定情報に対
応するものを選択するようになっている。また、制御装
置1には車掌スイッチ等から送出される戸閉条件信号が
供給されるとともに、車軸発電機(TG)からの走行情
報信号が供給される。これにより制御装置1は走行情報
信号から走行距離を求め、その走行距離と走行パターン
から現在走行位置を求め、それを車内案内装置2に送出
して表示したり、車内表示器3に送出して表示したりす
るようになっている。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、車軸発電機
TGの走行信号とドア開閉条件と列車番号から列車の運
行位置を運行位置認識手段である制御装置1で認識す
る。そして車内案内装置2に目的地情報入力手段5によ
り目的値情報を入力すると、時刻情報を得る時計装置4
から現在時刻情報が制御装置1に取り込まれる。これを
基に制御装置1内の列車停車駅および到着時刻を書き込
んだ運行パターンを記憶する記憶部の記憶内容と、制御
装置1内の運行位置認識手段による運行位置情報と、目
的地情報入力手段5から入力された目的地情報と、時計
装置4からの時刻情報と、記憶部の記憶情報とから表示
装置4で前途の鉄道情報、すなわち現在状況のまま走行
したとき目的地に到着する時刻および経路が車内案内装
置2内の表示部に表示される。
TGの走行信号とドア開閉条件と列車番号から列車の運
行位置を運行位置認識手段である制御装置1で認識す
る。そして車内案内装置2に目的地情報入力手段5によ
り目的値情報を入力すると、時刻情報を得る時計装置4
から現在時刻情報が制御装置1に取り込まれる。これを
基に制御装置1内の列車停車駅および到着時刻を書き込
んだ運行パターンを記憶する記憶部の記憶内容と、制御
装置1内の運行位置認識手段による運行位置情報と、目
的地情報入力手段5から入力された目的地情報と、時計
装置4からの時刻情報と、記憶部の記憶情報とから表示
装置4で前途の鉄道情報、すなわち現在状況のまま走行
したとき目的地に到着する時刻および経路が車内案内装
置2内の表示部に表示される。
【0009】請求項2の発明は、車軸発電機TGからの
走行信号とドア開閉条件と列車番号から列車の運行位置
が運行位置認識手段である制御装置1で認識され、乗客
の乗っている列車およびその列車前後の駅付近を走行し
ている列車の運行状態情報を地上装置と送受信機6によ
ってオンラインにより通信し、その通信内容を走行位置
近辺列車運行状態記憶手段である制御装置1で記憶す
る。そして目的地情報入力手段5から目的地情報が車内
案内装置2に入力され、制御装置1内の列車停車駅およ
び到着時刻を書き込んだ運行パターンを記憶する記憶部
の記憶内容と、時計装置4から得られる時刻情報と、制
御装置1内の運行位置認識手段による運行位置情報と、
制御装置1内の走行位置近辺列車運行状態記憶手段の記
憶内容と、目的地情報入力手段5からの目的地情報とか
ら、乗り換え路線を走行する列車の遅れ、途中あるいは
目的地の到着時刻および経路等の前途の鉄道情報を車内
案内装置2内の表示部に表示する。
走行信号とドア開閉条件と列車番号から列車の運行位置
が運行位置認識手段である制御装置1で認識され、乗客
の乗っている列車およびその列車前後の駅付近を走行し
ている列車の運行状態情報を地上装置と送受信機6によ
ってオンラインにより通信し、その通信内容を走行位置
近辺列車運行状態記憶手段である制御装置1で記憶す
る。そして目的地情報入力手段5から目的地情報が車内
案内装置2に入力され、制御装置1内の列車停車駅およ
び到着時刻を書き込んだ運行パターンを記憶する記憶部
の記憶内容と、時計装置4から得られる時刻情報と、制
御装置1内の運行位置認識手段による運行位置情報と、
制御装置1内の走行位置近辺列車運行状態記憶手段の記
憶内容と、目的地情報入力手段5からの目的地情報とか
ら、乗り換え路線を走行する列車の遅れ、途中あるいは
目的地の到着時刻および経路等の前途の鉄道情報を車内
案内装置2内の表示部に表示する。
【0010】請求項3の発明は車軸発電機TGからの走
行信号と列車番号から列車の運行位置を運行位置認識手
段である制御装置1で認識し、指定席要求情報を入力す
る指定席要求情報入力手段7で指定席要求情報を入力
し、指定席要求情報と運行位置認識手段による運行情報
を送受信機6で地上側の図示しない発券管理装置に伝送
して発券管理装置からの情報を受信し、その発券管理装
置から発券情報が供給されたとき指定席券を発券する発
券装置である制御装置1あるいは車内案内装置2で発券
を行う。
行信号と列車番号から列車の運行位置を運行位置認識手
段である制御装置1で認識し、指定席要求情報を入力す
る指定席要求情報入力手段7で指定席要求情報を入力
し、指定席要求情報と運行位置認識手段による運行情報
を送受信機6で地上側の図示しない発券管理装置に伝送
して発券管理装置からの情報を受信し、その発券管理装
置から発券情報が供給されたとき指定席券を発券する発
券装置である制御装置1あるいは車内案内装置2で発券
を行う。
【0011】車内案内装置2および車内表示器3は類似
の機能を有しているが、車内案内装置2は現在走行地点
や目的駅等を表示するための表示部と、乗客が所定の情
報を入力するタッチスイッチである目的地情報入力手段
5、指定席要求情報を入力する指定席要求情報入力手段
7が設けられており、車内表示器3はLEDモジュール
等を使用した次駅案内等、走行位置を逐次乗客に提供す
るために設けられている。このほか、制御装置1には時
計4が接続されており、それから時刻情報が供給され、
例えば列車が遅れたような場合、制御装置1はその時刻
情報に基づいて、到着時刻の補正等を行うようになって
いる。また、制御装置1には送受信機6が接続されてお
り、その送受信機6によって地上設備と情報の授受が行
われ、後述するように地上設備に必要な情報を伝送し、
それを処理した情報を地上設備から受信し、例えば指定
席券の発券等を行えるようになっている。
の機能を有しているが、車内案内装置2は現在走行地点
や目的駅等を表示するための表示部と、乗客が所定の情
報を入力するタッチスイッチである目的地情報入力手段
5、指定席要求情報を入力する指定席要求情報入力手段
7が設けられており、車内表示器3はLEDモジュール
等を使用した次駅案内等、走行位置を逐次乗客に提供す
るために設けられている。このほか、制御装置1には時
計4が接続されており、それから時刻情報が供給され、
例えば列車が遅れたような場合、制御装置1はその時刻
情報に基づいて、到着時刻の補正等を行うようになって
いる。また、制御装置1には送受信機6が接続されてお
り、その送受信機6によって地上設備と情報の授受が行
われ、後述するように地上設備に必要な情報を伝送し、
それを処理した情報を地上設備から受信し、例えば指定
席券の発券等を行えるようになっている。
【0012】図2はこのように構成された装置の動作を
説明するフローチャートであり、制御装置1は列車番号
設定により運行認識が行われ、走行情報にもとづいて現
在位置が認識されている。ここで、乗客が目的地までの
情報を知りたい場合、車内案内装置2に接続された目的
地情報入力手段5を操作して経由駅等の必要な情報を入
力すると、ステップ100が経路を知りたいものと判断
し、目的駅を設定するように促すので、そのタッチスイ
ッチからステップ101に示すように目的駅の設定を行
う。
説明するフローチャートであり、制御装置1は列車番号
設定により運行認識が行われ、走行情報にもとづいて現
在位置が認識されている。ここで、乗客が目的地までの
情報を知りたい場合、車内案内装置2に接続された目的
地情報入力手段5を操作して経由駅等の必要な情報を入
力すると、ステップ100が経路を知りたいものと判断
し、目的駅を設定するように促すので、そのタッチスイ
ッチからステップ101に示すように目的駅の設定を行
う。
【0013】制御装置1はその列車の走行する路線はも
ちろん、その路線付近の鉄道の到着時刻、発車時刻、乗
換時刻等の鉄道情報をデータテーブルの形で記憶してい
る。このため、ステップ102に示すように、車内案内
装置2から入力された目的地情報とそのデータテーブル
とを照合し、更に現在走行地点の情報をも照合して、そ
れ等の必要な情報を読み出し、車内案内装置1に供給す
る。これにより車内案内装置1は供給された情報を処理
して要求のあった情報に適合する最適な情報を選択し、
ステップ103および104に示すように乗換駅があれ
ばそれを含む経路、そこまでの所要時間を表示する。な
お、要求のあった情報に適合する最適な情報の選択は車
内案内装置で行うこととして説明したが、これは制御装
置で行っても良い。
ちろん、その路線付近の鉄道の到着時刻、発車時刻、乗
換時刻等の鉄道情報をデータテーブルの形で記憶してい
る。このため、ステップ102に示すように、車内案内
装置2から入力された目的地情報とそのデータテーブル
とを照合し、更に現在走行地点の情報をも照合して、そ
れ等の必要な情報を読み出し、車内案内装置1に供給す
る。これにより車内案内装置1は供給された情報を処理
して要求のあった情報に適合する最適な情報を選択し、
ステップ103および104に示すように乗換駅があれ
ばそれを含む経路、そこまでの所要時間を表示する。な
お、要求のあった情報に適合する最適な情報の選択は車
内案内装置で行うこととして説明したが、これは制御装
置で行っても良い。
【0014】このとき、列車が予定時刻よりも遅れてい
るときは、時計4から供給される時刻情報に基づいてデ
ータテーブルの数字を補正して表示するようにしてい
る。
るときは、時計4から供給される時刻情報に基づいてデ
ータテーブルの数字を補正して表示するようにしてい
る。
【0015】このように、列車の走行パターンを記憶し
ている制御装置がある場合、その走行パターンから列車
の走行位置が分かり、刻々と走行位置が変わる列車内で
も目的地までの鉄道情報を表示することができる。
ている制御装置がある場合、その走行パターンから列車
の走行位置が分かり、刻々と走行位置が変わる列車内で
も目的地までの鉄道情報を表示することができる。
【0016】以上は目的地までの情報を表示する例であ
るが、ステップ100において経路の要求でないと判断
したら、ステップ150において、指定席情報の要求で
あるか否かを判断する。そこで指定席の要求であると判
断すると、制御装置1は列車の選択を促すので、ステッ
プ151において、列車の選択を行う。
るが、ステップ100において経路の要求でないと判断
したら、ステップ150において、指定席情報の要求で
あるか否かを判断する。そこで指定席の要求であると判
断すると、制御装置1は列車の選択を促すので、ステッ
プ151において、列車の選択を行う。
【0017】これによりステップ152に示すように地
上設備とのデータリンクが行われ、列車の走行位置情報
が指定席券要求情報とともに地上設備に送られ、地上設
備側では走行位置および目的地の情報等によって、要求
のあった指定席が販売できるか否かを判断し、その結果
を制御装置1に伝送してくる。制御装置1ではこの情報
に基づいて発券可能であれば制御装置1あるいは車内案
内装置2内に設けた発券装置によって指定席券の発券を
行う。
上設備とのデータリンクが行われ、列車の走行位置情報
が指定席券要求情報とともに地上設備に送られ、地上設
備側では走行位置および目的地の情報等によって、要求
のあった指定席が販売できるか否かを判断し、その結果
を制御装置1に伝送してくる。制御装置1ではこの情報
に基づいて発券可能であれば制御装置1あるいは車内案
内装置2内に設けた発券装置によって指定席券の発券を
行う。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は走
行する列車の走行情報と乗客の知りたい情報とから前途
の鉄道情報を表示するようにしたので、時刻表を持って
いない乗客がいつでも自分の知りたい前途の鉄道情報
を、走行している列車の中で知ることができるという効
果を有する。請求項2の発明は、請求項1の発明にオン
ラインによって収集した走行路線付近の外部情報も含め
て処理するようにしたので、乗換を含めて現在走行中の
路線に接続する他の路線の鉄道情報についても表示する
ことができるという効果を有する。請求項3の発明は、
走行する列車内の走行情報を地上設備に送り、そこで処
理された結果に基づき指定席の発券を行うようにしたの
で、従来は行えなかった走行中の列車での正式な指定席
券の発券が行えるという効果を有する。
行する列車の走行情報と乗客の知りたい情報とから前途
の鉄道情報を表示するようにしたので、時刻表を持って
いない乗客がいつでも自分の知りたい前途の鉄道情報
を、走行している列車の中で知ることができるという効
果を有する。請求項2の発明は、請求項1の発明にオン
ラインによって収集した走行路線付近の外部情報も含め
て処理するようにしたので、乗換を含めて現在走行中の
路線に接続する他の路線の鉄道情報についても表示する
ことができるという効果を有する。請求項3の発明は、
走行する列車内の走行情報を地上設備に送り、そこで処
理された結果に基づき指定席の発券を行うようにしたの
で、従来は行えなかった走行中の列車での正式な指定席
券の発券が行えるという効果を有する。
【図1】列車内の情報伝送システムの構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
ートである。
1 制御装置 2 車内案内装置 3 車内表示器 4 時計
Claims (3)
- 【請求項1】 車軸発電機の走行信号とドア開閉条件と
列車番号から列車の運行位置を認識する運行位置認識手
段と、 目的地情報を入力する目的地情報入力手段と、 時刻情報を得る時計装置と、 列車停車駅および到着時刻を書き込んだ運行パターンを
記憶する記憶部と、 前記運行位置認識手段による運行位置情報と、前記目的
地情報入力手段から入力された目的地情報と、前記時計
装置からの時刻情報と、前記記憶部の記憶情報とから前
途の鉄道情報を表示する表示装置とから構成される車内
案内装置。 - 【請求項2】 車軸発電機からの走行信号とドア開閉条
件と列車番号から列車の運行位置を認識する運行位置認
識手段と、 乗客の乗っている列車およびその列車前後の駅付近を走
行している列車の運行状態情報を地上装置とオンライン
により通信しその通信内容を記憶する走行位置近辺列車
運行状態記憶手段と、 目的地情報を入力する目的地情報入力手段と、 列車停車駅および到着時刻を書き込んだ運行パターンを
記憶する記憶部と、 時刻情報を得る時計装置と、 前記運行位置認識手段による運行位置情報と、前記走行
位置近辺列車運行状態記憶手段の記憶内容と、前記目的
地情報入力手段からの目的地情報と、前記記憶部の記憶
内容と前記時計装置からの時刻情報とから前途の鉄道情
報を表示する表示装置とから構成される車内案内装置。 - 【請求項3】 車軸発電機からの走行信号と列車番号か
ら列車の運行位置を認識する運行位置認識手段と、 指定席要求情報を入力する指定席要求情報入力手段と、 前記指定席要求情報と運行位置認識手段による運行情報
を地上側の発券管理装置に伝送して発券管理装置からの
情報を受信する通信装置と、 前記発券管理装置から発券情報が供給されたとき指定席
券を発券する発券装置とから構成される発券装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12238494A JPH07329785A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 車内案内装置および発券装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12238494A JPH07329785A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 車内案内装置および発券装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329785A true JPH07329785A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14834479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12238494A Pending JPH07329785A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | 車内案内装置および発券装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07329785A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003264517A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報配信システム |
WO2015019435A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 株式会社日立製作所 | 乗客案内システム |
US9393976B2 (en) | 2012-01-11 | 2016-07-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Train guidance-display system and train guidance-display method |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP12238494A patent/JPH07329785A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003264517A (ja) * | 2002-03-12 | 2003-09-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 情報配信システム |
US9393976B2 (en) | 2012-01-11 | 2016-07-19 | Mitsubishi Electric Corporation | Train guidance-display system and train guidance-display method |
WO2015019435A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2015-02-12 | 株式会社日立製作所 | 乗客案内システム |
JPWO2015019435A1 (ja) * | 2013-08-07 | 2017-03-02 | 株式会社日立製作所 | 乗客案内システム |
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