JPH07329607A - 自動車の車間検知システム - Google Patents
自動車の車間検知システムInfo
- Publication number
- JPH07329607A JPH07329607A JP15301194A JP15301194A JPH07329607A JP H07329607 A JPH07329607 A JP H07329607A JP 15301194 A JP15301194 A JP 15301194A JP 15301194 A JP15301194 A JP 15301194A JP H07329607 A JPH07329607 A JP H07329607A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- inter
- automobile
- driver
- distance
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- Pending
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- Traffic Control Systems (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号待ちや交通渋滞で停車中において、前方
に停車中の自動車から目を離していても、前方の車が発
進したことをドライバーに知らせるようにする。 【構成】 自分の運転する自動車1のフロント前端から
前方に向けて電波,音波等の信号波を送信し、その反射
波を受信して上記自分の車1と前方の自動車2との車間
距離を計測し、上記自分の車1が前方の車2に所定の距
離範囲内に接近したとき、この接近状態を検知し、その
後、上記両車1,2の車間距離が上記所定の距離範囲か
ら離れたとき、この離反状態を検知して通告音を発生
し、ドライバーに報知するように構成する。
に停車中の自動車から目を離していても、前方の車が発
進したことをドライバーに知らせるようにする。 【構成】 自分の運転する自動車1のフロント前端から
前方に向けて電波,音波等の信号波を送信し、その反射
波を受信して上記自分の車1と前方の自動車2との車間
距離を計測し、上記自分の車1が前方の車2に所定の距
離範囲内に接近したとき、この接近状態を検知し、その
後、上記両車1,2の車間距離が上記所定の距離範囲か
ら離れたとき、この離反状態を検知して通告音を発生
し、ドライバーに報知するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自分の運転している自動
車と前方の自動車との車間距離を計測し、所定時に通告
音を発生してドライバーに報告する自動車の車間検知シ
ステムに関する。
車と前方の自動車との車間距離を計測し、所定時に通告
音を発生してドライバーに報告する自動車の車間検知シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の運転中において、信号待ちや交
通渋滞で停車する場合、図7に示すように、前方に停車
中の自動車2の後に自分の自動車1を接近させ、通常は
前の車2と約70cm〜100cm程度の車間距離Xの
範囲で停車(但し、前方に車がないときは例外)し、前
の車2が発進した後、自分の車1を発進している。
通渋滞で停車する場合、図7に示すように、前方に停車
中の自動車2の後に自分の自動車1を接近させ、通常は
前の車2と約70cm〜100cm程度の車間距離Xの
範囲で停車(但し、前方に車がないときは例外)し、前
の車2が発進した後、自分の車1を発進している。
【0003】前方に停車中の車2が発進したことを知る
手段として、現在は目に頼る以外に方法はなく、そのた
め、信号待ちや渋滞で停車しているとき、ドライバーは
前方の車2が出るのを常に見ている必要がある。したが
って、たとえば長距離に亘り渋滞しているときは、ドラ
イバーは発車・停車を長時間繰返し、その間常時前の車
を注視することになるので、精神的疲労度が多くなる。
手段として、現在は目に頼る以外に方法はなく、そのた
め、信号待ちや渋滞で停車しているとき、ドライバーは
前方の車2が出るのを常に見ている必要がある。したが
って、たとえば長距離に亘り渋滞しているときは、ドラ
イバーは発車・停車を長時間繰返し、その間常時前の車
を注視することになるので、精神的疲労度が多くなる。
【0004】また、渋滞等で停車中、ドライバーは、た
とえば目的地の所在を調べるために地図を見たり、調べ
物をしたりすることが良くあるが、この際、ドライバー
は前方の車2から目が離れるため、車2が発進したこと
に気付かない場合が生じ、後続の車からクラクションで
発車の催促を受けることがある。
とえば目的地の所在を調べるために地図を見たり、調べ
物をしたりすることが良くあるが、この際、ドライバー
は前方の車2から目が離れるため、車2が発進したこと
に気付かない場合が生じ、後続の車からクラクションで
発車の催促を受けることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
実情に鑑みてなされたもので、信号待ちや交通渋滞にお
いて、自分の自動車の前方に停車中の自動車が発進した
ことをドライバーに音で報知することにより上述の問題
を解消し得る自動車の車間検知システムを提供すること
を目的とするものである。
実情に鑑みてなされたもので、信号待ちや交通渋滞にお
いて、自分の自動車の前方に停車中の自動車が発進した
ことをドライバーに音で報知することにより上述の問題
を解消し得る自動車の車間検知システムを提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の自動車の車間検知システムは、自分
の運転する自動車のフロント前端から前方に向けて信号
波を送信し、その反射波を受信して上記自分の車と前方
の自動車との車間距離を計測し、上記自分の車が前方の
自動車に所定の距離範囲内に接近したとき、この接近状
態を検知し、その後、上記両自動車の車間距離が上記所
定の距離範囲から離れたとき、この離反状態を検知して
通告音を発生するように構成したことを特徴とするもの
である。
め、請求項1記載の自動車の車間検知システムは、自分
の運転する自動車のフロント前端から前方に向けて信号
波を送信し、その反射波を受信して上記自分の車と前方
の自動車との車間距離を計測し、上記自分の車が前方の
自動車に所定の距離範囲内に接近したとき、この接近状
態を検知し、その後、上記両自動車の車間距離が上記所
定の距離範囲から離れたとき、この離反状態を検知して
通告音を発生するように構成したことを特徴とするもの
である。
【0007】請求項2記載の自動車の車間検知システム
は、上記接近状態を検知したとき、及び上記離反状態を
検知したときの双方に通告音を発生するように構成した
ことを特徴とするものである。
は、上記接近状態を検知したとき、及び上記離反状態を
検知したときの双方に通告音を発生するように構成した
ことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の自動車の車間検知システム
は、上記接近状態を、所定の距離範囲内で予め設定した
異なる車間距離ごとに段階的に検知して夫々通告音を発
生すると共に、上記離反状態を検知して通告音を発生す
るように構成したことを特徴とするものである。
は、上記接近状態を、所定の距離範囲内で予め設定した
異なる車間距離ごとに段階的に検知して夫々通告音を発
生すると共に、上記離反状態を検知して通告音を発生す
るように構成したことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明によれば、信号待ちや交通渋滞におい
て、前方に停車中の車の後部に、自分の車を所定の距離
範囲内に接近させて停止することにより、前方の車が発
進したとき、通告音を発生してドライバーに報知する。
したがって、ドライバーは前方の車から目を離していて
も、車の発進を知ることが可能になる。
て、前方に停車中の車の後部に、自分の車を所定の距離
範囲内に接近させて停止することにより、前方の車が発
進したとき、通告音を発生してドライバーに報知する。
したがって、ドライバーは前方の車から目を離していて
も、車の発進を知ることが可能になる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、前方に停車
中の車の後部に所定の距離範囲内に接近したとき通告音
を発生するので、ドライバーに対し、自分の車が正常の
位置(前方の車が発進したときに、これを検知して通告
音を発生する位置)に停車していることを音で確認させ
ることになる。
中の車の後部に所定の距離範囲内に接近したとき通告音
を発生するので、ドライバーに対し、自分の車が正常の
位置(前方の車が発進したときに、これを検知して通告
音を発生する位置)に停車していることを音で確認させ
ることになる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、自分の車が
前方の自動車の後部に所定の距離範囲内に接近したと
き、予め設定した車間距離ごとに段階的に検知して夫々
通告音を発生するので、ドライバーに対し、自分の車が
正常の位置に停車していること、及び前方の車に接近し
過ぎていることを知らせることになる。したがって、請
求項3によれば、たとえば、登り坂の途中で停車中にお
いて、前方の車が後退して自分の車に衝突する危険性が
生じたことも知らせることになる。
前方の自動車の後部に所定の距離範囲内に接近したと
き、予め設定した車間距離ごとに段階的に検知して夫々
通告音を発生するので、ドライバーに対し、自分の車が
正常の位置に停車していること、及び前方の車に接近し
過ぎていることを知らせることになる。したがって、請
求項3によれば、たとえば、登り坂の途中で停車中にお
いて、前方の車が後退して自分の車に衝突する危険性が
生じたことも知らせることになる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係る車間検知システムを適
用した自動車の1実施例を示す側面図、図2は同平面
図、図3は同上システムの送受信センサーの斜視図、図
4は同上システムの作用状態を示す説明図、図5は同上
システムの電気ブロック図である。
て説明する。図1は本発明に係る車間検知システムを適
用した自動車の1実施例を示す側面図、図2は同平面
図、図3は同上システムの送受信センサーの斜視図、図
4は同上システムの作用状態を示す説明図、図5は同上
システムの電気ブロック図である。
【0013】上記図1〜図5において、自分の運転する
自動車1のフロント前端に、前方の自動車2との位置関
係を検出する送受信センサー3が設置されている。この
送受信センサー3は、図3に示すように、送信部4と受
信部5とを有し、送信部4から波長の短いパルス電波等
の電波,超音波等の音波,或いは光波等の信号波を前方
に向けて送信し、その反射波を受信部5により受信する
ように構成されている。3Aは後述する送信器6との接
続用ケーブルのコネクタである。なお、図示しないが、
送受信センサー3内には同期回路が内蔵されている。
自動車1のフロント前端に、前方の自動車2との位置関
係を検出する送受信センサー3が設置されている。この
送受信センサー3は、図3に示すように、送信部4と受
信部5とを有し、送信部4から波長の短いパルス電波等
の電波,超音波等の音波,或いは光波等の信号波を前方
に向けて送信し、その反射波を受信部5により受信する
ように構成されている。3Aは後述する送信器6との接
続用ケーブルのコネクタである。なお、図示しないが、
送受信センサー3内には同期回路が内蔵されている。
【0014】上記自分の車1のエンジンルーム内等の適
当部には上記送受信センサー3に接続された送信機6が
取付けられ、ドライバー等が乗るルーム内のダッシュボ
ード上等の適当部には受信機7が設置されている。
当部には上記送受信センサー3に接続された送信機6が
取付けられ、ドライバー等が乗るルーム内のダッシュボ
ード上等の適当部には受信機7が設置されている。
【0015】上記送信機6は、送受信センサー3の受信
部5で受信された反射波から前方の車2との車間距離を
計測する距離測定回路8と、予め所定の車間距離を設定
する距離設定回路9と、上記距離測定回路8と距離設定
回路9とのデータを比較して車2と1との車間距離が所
定の距離範囲内に接近したこと、及び上記所定の距離範
囲から離れたことを検出する比較回路10と、この比較
回路10の出力を通告音データに変換する音データ変換
回路11と、この音データ変換回路11の出力を無線周
波数に変換する送信回路12と、アンテナ13及び電源
14とを有し、所定時に後述する音発生回路から通告音
を適当秒(たとえば5秒間)発生させるように構成す
る。
部5で受信された反射波から前方の車2との車間距離を
計測する距離測定回路8と、予め所定の車間距離を設定
する距離設定回路9と、上記距離測定回路8と距離設定
回路9とのデータを比較して車2と1との車間距離が所
定の距離範囲内に接近したこと、及び上記所定の距離範
囲から離れたことを検出する比較回路10と、この比較
回路10の出力を通告音データに変換する音データ変換
回路11と、この音データ変換回路11の出力を無線周
波数に変換する送信回路12と、アンテナ13及び電源
14とを有し、所定時に後述する音発生回路から通告音
を適当秒(たとえば5秒間)発生させるように構成す
る。
【0016】本実施例では、上記所定の車間距離X(図
4参照)を、たとえば100cm以内に設定し、自分の
車1が前方の車2に100cm以内に接近したとき、こ
の接近状態を検知し、この検知後、両車1と2との車間
距離Xが100cm以上離れたとき、この離反状態を検
知して通告音を発生するように構成してある。
4参照)を、たとえば100cm以内に設定し、自分の
車1が前方の車2に100cm以内に接近したとき、こ
の接近状態を検知し、この検知後、両車1と2との車間
距離Xが100cm以上離れたとき、この離反状態を検
知して通告音を発生するように構成してある。
【0017】上記受信機7は、アンテナ15と、上記無
線周波数の受信回路16と、上記無線周波数を所定の音
信号に変換する音変換回路17と、ブザー等の音発生回
路18及び電源19とを有し、所定時に音発生回路18
から通告音(連続音又は断続音)を所定秒発生するよう
に構成してある。なお、上記送信機6及び受信機7の電
源14,19は専用のバッテリを使用してもよく、或い
は車1のエンジンバッテリを利用することもできる。ま
た、上記電源14,19のON・OFFはスイッチ操作
で行えると共に、車のエンジンと連動して行うように構
成してもよい。
線周波数の受信回路16と、上記無線周波数を所定の音
信号に変換する音変換回路17と、ブザー等の音発生回
路18及び電源19とを有し、所定時に音発生回路18
から通告音(連続音又は断続音)を所定秒発生するよう
に構成してある。なお、上記送信機6及び受信機7の電
源14,19は専用のバッテリを使用してもよく、或い
は車1のエンジンバッテリを利用することもできる。ま
た、上記電源14,19のON・OFFはスイッチ操作
で行えると共に、車のエンジンと連動して行うように構
成してもよい。
【0018】本実施例の車間検知システムは上記のよう
に構成したもので、電源14,19をONにして自動車
1を運転すると、送信部4から車1の前方に向けて信号
波が送信され、その反射波は受信部5により受信され、
その結果、信号波の往復時間により前方の車2と自分の
車1との車間距離を計測しながら走行することになる。
に構成したもので、電源14,19をONにして自動車
1を運転すると、送信部4から車1の前方に向けて信号
波が送信され、その反射波は受信部5により受信され、
その結果、信号波の往復時間により前方の車2と自分の
車1との車間距離を計測しながら走行することになる。
【0019】そして、信号待ち等において、従来と同様
に前方の車2の後に接近(車2から100cm以内)し
て停車すると、この接近状態を検知するが、この時通告
音は発生しない。次いで、上記接近状態を検知した後、
前方の車2が発進して両車1と2との距離が100cm
以上離れると、この離反状態の車間距離データは送信機
6により送信され、受信機7で受信されて音データに変
換され、音発生回路18により通告音が発生され、これ
により前方の車2が発進したことをドライバーに報知す
る。したがって、ドライバーは停車中、前方の車2から
目が離れていても、その発進を明確に知ることができ
る。
に前方の車2の後に接近(車2から100cm以内)し
て停車すると、この接近状態を検知するが、この時通告
音は発生しない。次いで、上記接近状態を検知した後、
前方の車2が発進して両車1と2との距離が100cm
以上離れると、この離反状態の車間距離データは送信機
6により送信され、受信機7で受信されて音データに変
換され、音発生回路18により通告音が発生され、これ
により前方の車2が発進したことをドライバーに報知す
る。したがって、ドライバーは停車中、前方の車2から
目が離れていても、その発進を明確に知ることができ
る。
【0020】次に本発明の別実施例につき説明する。上
述の実施例では、前方の車2が発進したときに通告音を
発生するように構成したが、本実施例の車間検知システ
ムは、車の接近時及び離反時の双方に通告音を発生する
ように構成したものである。即ち、本実施例では、停車
中の車2の後部に自分の車1を接近して所定の車間距離
(たとえば100cm以内)に入ったときにも、この接
近状態を検知して通告音を発生させるように構成したも
のである。この実施例によれば、前方の車2が発進した
とき、通告音を発生する位置に自分の車1が停車してい
ることを上記接近時の通告音により確認できるので、ド
ライバーは次の音が鳴るまでの間、安心して他事に専念
することが可能になる。他の構成は上記実施例と同様で
ある。なお、この場合、車1の接近時の通告音と、車2
の離反時の通告音とを異音構成にすることも可能であ
る。
述の実施例では、前方の車2が発進したときに通告音を
発生するように構成したが、本実施例の車間検知システ
ムは、車の接近時及び離反時の双方に通告音を発生する
ように構成したものである。即ち、本実施例では、停車
中の車2の後部に自分の車1を接近して所定の車間距離
(たとえば100cm以内)に入ったときにも、この接
近状態を検知して通告音を発生させるように構成したも
のである。この実施例によれば、前方の車2が発進した
とき、通告音を発生する位置に自分の車1が停車してい
ることを上記接近時の通告音により確認できるので、ド
ライバーは次の音が鳴るまでの間、安心して他事に専念
することが可能になる。他の構成は上記実施例と同様で
ある。なお、この場合、車1の接近時の通告音と、車2
の離反時の通告音とを異音構成にすることも可能であ
る。
【0021】本発明のさらに別実施例を説明する。本実
施例は自分の車1が前方の車2に接近するとき、この接
近状態を所定の距離範囲内で予め設定した異なる車間距
離ごとに段階的に検知して夫々通告音を発生させると共
に上記所定の距離からの離反状態を検知して通告音を発
生させるように構成したものである。即ち、本実施例で
は、図4に示すように、予め自分の車から、たとえば前
方30cm,50cm,70cm,100cmの距離を
設定し、30cmから50cmの間及び70cmから1
00cmの間をアラームエリアA,Bとし、0cmから
30cmの間及び50cmから70cmの間をノンアラ
ームエリアC,Dに設定したものである。
施例は自分の車1が前方の車2に接近するとき、この接
近状態を所定の距離範囲内で予め設定した異なる車間距
離ごとに段階的に検知して夫々通告音を発生させると共
に上記所定の距離からの離反状態を検知して通告音を発
生させるように構成したものである。即ち、本実施例で
は、図4に示すように、予め自分の車から、たとえば前
方30cm,50cm,70cm,100cmの距離を
設定し、30cmから50cmの間及び70cmから1
00cmの間をアラームエリアA,Bとし、0cmから
30cmの間及び50cmから70cmの間をノンアラ
ームエリアC,Dに設定したものである。
【0022】そして、本実施例は、前方の車2に自分の
車1が接近したとき、まづ、100cmから70cmの
間のエリアBに入ったとき、この接近状態を検知して第
1回目の通告音を発生し、更に接近して50cmから3
0cmの間のエリアAに入ったとき、この接近状態を検
知して第2回目の通告音を発生させるように構成してあ
る。この場合、接近距離の相違を明瞭にするため、第1
回目と第2回目の通告音の音色や音構成を変える等によ
り、第1回目と第2回目の音を明瞭に区別させるように
構成することが望ましい。また、前方の車2が100c
mより離れたときに、これを検知して通告音を発生する
ように構成してあるが、この際の発生音も上記接近時の
通告音と異音構成にすることが望ましい。他の構成は上
述の実施例と同様である。この実施例によれば、接近時
における第2回目の通告音を、異状接近状態を通告する
警告音として利用することが可能になる。
車1が接近したとき、まづ、100cmから70cmの
間のエリアBに入ったとき、この接近状態を検知して第
1回目の通告音を発生し、更に接近して50cmから3
0cmの間のエリアAに入ったとき、この接近状態を検
知して第2回目の通告音を発生させるように構成してあ
る。この場合、接近距離の相違を明瞭にするため、第1
回目と第2回目の通告音の音色や音構成を変える等によ
り、第1回目と第2回目の音を明瞭に区別させるように
構成することが望ましい。また、前方の車2が100c
mより離れたときに、これを検知して通告音を発生する
ように構成してあるが、この際の発生音も上記接近時の
通告音と異音構成にすることが望ましい。他の構成は上
述の実施例と同様である。この実施例によれば、接近時
における第2回目の通告音を、異状接近状態を通告する
警告音として利用することが可能になる。
【0023】図6は本発明に係る自動車の車間検知シス
テムの別実施例の電気ブロック図を示すものである。図
5の実施例では、送信機6と受信機7とに分割構成した
が、図6の実施例では、送信機6と受信機7とを一体化
して、送信機6の音データ変換回路11と受信機7の音
変換回路17をケーブルで直結し、図5の実施例の送信
回路12と受信回路16及びアンテナ13,15を省略
したもので、これをダッシュボード上等の適当部に設置
する。他の構成は上述の実施例と同様である。
テムの別実施例の電気ブロック図を示すものである。図
5の実施例では、送信機6と受信機7とに分割構成した
が、図6の実施例では、送信機6と受信機7とを一体化
して、送信機6の音データ変換回路11と受信機7の音
変換回路17をケーブルで直結し、図5の実施例の送信
回路12と受信回路16及びアンテナ13,15を省略
したもので、これをダッシュボード上等の適当部に設置
する。他の構成は上述の実施例と同様である。
【0024】図6の実施例は上記のように構成したもの
で、上述の各実施例と同様に作用し、効果を奏する。こ
の実施例によれば、装置をコンパクト化できると共に生
産コストを軽減することができる。
で、上述の各実施例と同様に作用し、効果を奏する。こ
の実施例によれば、装置をコンパクト化できると共に生
産コストを軽減することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、自分の自動車の前方に
停車中の自動車が発進したことを通告音によって報知す
るので、ドライバーは信号待ちや交通渋滞で停車中の時
間を有効的に利用することができる。
停車中の自動車が発進したことを通告音によって報知す
るので、ドライバーは信号待ちや交通渋滞で停車中の時
間を有効的に利用することができる。
【図1】本発明に係る車間検知システムを適用した自動
車の1実施例を示す側面図である。
車の1実施例を示す側面図である。
【図2】同平面図である。
【図3】同上システムの送受信センサーの斜視図であ
る。
る。
【図4】同上システムの作用状態を示す説明図である。
【図5】同上システムの1実施例の電気ブロック図であ
る。
る。
【図6】同上システムの別実施例の電気ブロック図であ
る。
る。
【図7】信号待ちや交通渋滞で停車する場合における前
方の自動車と自分の自動車との位置関係を示す説明図で
ある。
方の自動車と自分の自動車との位置関係を示す説明図で
ある。
1 自分の運転する自動車 2 前方の自動車 3 送受信センサー
Claims (3)
- 【請求項1】 自分の運転する自動車のフロント前端か
ら前方に向けて信号波を送信し、その反射波を受信して
上記自分の車と前方の自動車との車間距離を計測し、上
記自分の車が前方の自動車に所定の距離範囲内に接近し
たとき、この接近状態を検知し、その後、上記両自動車
の車間距離が上記所定の距離範囲から離れたとき、この
離反状態を検知して通告音を発生するように構成したこ
とを特徴とする自動車の車間検知システム。 - 【請求項2】 自分の運転する自動車のフロント前端か
ら前方に向けて信号波を送信し、その反射波を受信して
上記自分の車と前方の自動車との車間距離を計測し、上
記自分の車が前方の自動車に所定の距離範囲内に接近し
たとき、この接近状態を検知して通告音を発生し、その
後、上記両自動車の車間距離が上記所定の距離範囲から
離れたとき、この離反状態を検知して通告音を発生する
ように構成したことを特徴とする自動車の車間検知シス
テム。 - 【請求項3】 自分の運転する自動車のフロント前端か
ら前方に向けて信号波を送信し、その反射波を受信して
上記自分の車と前方の自動車との車間距離を計測し、上
記自分の車が前方の自動車に所定の距離範囲内に接近し
たとき、この接近状態を、上記所定の距離範囲内で予め
設定した異なる車間距離ごとに段階的に検知して夫々通
告音を発生し、その後、上記両自動車の車間距離が上記
所定の距離範囲から離れたとき、この離反状態を検知し
て通告音を発生するように構成したことを特徴とする自
動車の車間検知システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15301194A JPH07329607A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 自動車の車間検知システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15301194A JPH07329607A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 自動車の車間検知システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329607A true JPH07329607A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15553011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15301194A Pending JPH07329607A (ja) | 1994-06-10 | 1994-06-10 | 自動車の車間検知システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07329607A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2523642A (en) * | 2014-01-17 | 2015-09-02 | Ford Global Tech Llc | Vehicle with traffic flow reminder |
-
1994
- 1994-06-10 JP JP15301194A patent/JPH07329607A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2523642A (en) * | 2014-01-17 | 2015-09-02 | Ford Global Tech Llc | Vehicle with traffic flow reminder |
GB2523642B (en) * | 2014-01-17 | 2020-05-06 | Ford Global Tech Llc | Vehicle with traffic flow reminder |
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