JPH07329434A - 熱染料転写方法における使用のための染料供与体要素 - Google Patents

熱染料転写方法における使用のための染料供与体要素

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JPH07329434A
JPH07329434A JP7163063A JP16306395A JPH07329434A JP H07329434 A JPH07329434 A JP H07329434A JP 7163063 A JP7163063 A JP 7163063A JP 16306395 A JP16306395 A JP 16306395A JP H07329434 A JPH07329434 A JP H07329434A
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cycloalkyl
aryl
alkyl
hydrogen
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Agfa Gevaert NV
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱染料昇華転写印刷法に従う使用のための新
規な染料−供与体要素および該染料−供与体要素の中で
使用できる新規な染料を提供すること。 【構成】 下記一般式: 【化1】 [式中、Z1およびZ2は各々独立してNまたはCR6
表し、AはO、SまたはNR7を表し、XはNまたはC
8−(CR16=CR17)nを表し、R2、R3、R4および
5は各々独立して水素、アルキル、シクロアルキル、
アリール、アルキルチオ、アミノ、アルキルオキシ、ア
リールオキシ、カルボンアミド、スルファミド、ヒドロ
キシ、ハロゲン、CN、NO2、NH−SO210、NH
−COR10、O−SO210、O−COR10を表すか、
或いはR2およびR3はそれらが結合している原子と一緒
になってまたはR4およびR5はそれらが結合している原
子と一緒になって、環を形成するのに必要な原子を表
し、R1はOR11、SR11またはNR1213を表す]に
従う染料を含んでなる染料供与体要素及び該染料供与体
要素を使用する熱染料転写方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は熱染料昇華転写法による使用の
ための染料−供与体要素(dye-doner element)および該
染料−供与体要素において使用するための新規な染料に
関する。
【0002】
【発明の背景】熱染料昇華転写法または熱染料拡散転写
法は、熱転写性を有する昇華可能な染料を含有する染料
層を備えた染料−供与体要素を受容体シートまたは受容
体要素と接触させ、そして複数の並置された熱−発生抵
抗器を備えた熱印刷ヘッドによりパターン情報信号に応
じて選択的に加熱し、それにより染料を染料−供与体要
素の選択的に加熱された領域から受容体シートに転写せ
しめそしてその上にパターンを形成し、ここでその形お
よび密度が染料−供与体要素に適用される熱のパターン
および強度に相当するような記録方法である。
【0003】熱染料昇華転写法に従う使用のための染料
−供与体要素は一般的に非常に薄い支持体、例えばポリ
エステル支持体を含んでなり、その一面は印刷染料を含
んでなる染料層で覆われている。一般的には、接着剤ま
たは下塗り層が支持体と染料層の間に供給される。通
常、反対側は滑り層で覆われており、それに対して熱印
刷ヘッドが摩擦を受けずに通過できるような潤滑化表面
を与えている。接着剤層は支持体と滑り層の間に供給さ
れる。
【0004】染料層は単色染料層であってもよく、或い
はそれは異なって着色される染料、例えばシアン、マゼ
ンタ、イエロー、および場合により黒色の色調を有する
染料の連続的な繰り返し部分を含んでなっていてもよ
い。3種もしくはそれより多い主要色染料を含有する染
料−供与体要素を使用する時には、各色に対して染料転
写方法を連続的に行うことにより多色像が得られる。
【0005】主要色に着色される染料層、例えばマゼン
タまたはシアンまたはイエロー染料層は1種だけの主要
色に着色される染料(それぞれマゼンタ、シアンまたは
イエロー)を含んでなっていてもよく、または同じ色調
の2種もしくはそれ以上の染料(それぞれ2種のマゼン
タ、2種のシアンまたは2種のイエロー)の混合物を含
んでなっていてもよい。
【0006】染料は熱の作用により受容体シートまたは
要素の染料−受像層に対して容易に転写可能であるな
ら、いずれの染料でもそのような染料層の中で使用でき
る。
【0007】熱染料昇華転写法で使用するための染料の
典型的な個々の例は、例えばヨーロッパ特許(EP)第
209,990号、ヨーロッパ特許第209,991号、
ヨーロッパ特許第216,483号、ヨーロッパ特許第
218,397号、ヨーロッパ特許第227,095号、
ヨーロッパ特許第227,096号、ヨーロッパ特許第
229,374号、ヨーロッパ特許第235,939号、
ヨーロッパ特許第247,737号、ヨーロッパ特許第
257,577号、ヨーロッパ特許第257,580号、
ヨーロッパ特許第258,856号、ヨーロッパ特許第
400,706号、ヨーロッパ特許第279,330号、
ヨーロッパ特許第279,467号、ヨーロッパ特許第
285,665号、米国特許(US)第4,743,58
2号、米国特許第4,753,922号、米国特許第4,
753,923号、米国特許第4,757,046号、米
国特許第4,769,360号、米国特許第4,771,0
35号、米国特許第5,026,677号、日本特許(J
P)第84/78,894号、日本特許第84/78,8
95号、日本特許第84/78,896号、日本特許第
84/227,490号、日本特許第84/227,94
8号、日本特許第85/27,594号、日本特許第8
5/30,391号、日本特許第85/229,787
号、日本特許第85/229,789号、日本特許第8
5/229,790号、日本特許第85/229,791
号、日本特許第85/229,792号、日本特許第8
5/229,793号、日本特許第85/229,795
号、日本特許第86/41,596号、日本特許第86
/268,493号、日本特許第86/268,494
号、日本特許第86/268,495号、および日本特
許第86/284,489号に記載されている。
【0008】これまでに存在する多くの染料にもかかわ
らず、新規な染料および特に熱染料昇華転写印刷用の染
料−供与体要素中での使用に適する染料、好適には低い
融点および形態学的に許容可能な溶媒中での良好な溶解
性を有する染料に関して依然として常に研究がなされて
いる。
【0009】
【発明の要旨】従って、本発明の一目的は熱染料昇華転
写印刷法に従う使用のための新規な染料−供与体要素を
提供することである。
【0010】本発明の他の目的は該染料−供与体要素に
おいて使用できる新規な染料を提供することである。
【0011】他の目的は以下の記述から明らかとなるで
あろう。
【0012】本発明によると、熱染料昇華転写法に従う
使用のための染料−供与体要素が提供され、該染料−供
与体要素は少なくとも1種の染料を含んでなる染料層を
その上に有する支持体を含んでなり、ここで該少なくと
も1種の染料は下記一般式(I):
【0013】
【化2】
【0014】[式中、Z1およびZ2は各々独立してNま
たはCR6を表し、AはO、SまたはNR7を表し、Xは
NまたはCR8−(CR16=CR17)nを表し、ここでn
は0または1であり、R2、R3、R4およびR5は各々独
立して水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ア
ルキルチオ、アミノ、アルキルオキシ、アリールオキ
シ、カルボンアミド、スルファミド、ヒドロキシ、ハロ
ゲン、CN、NO2、NH−SO210、NH−CO
10、O−SO210、O−COR10を表すか、或いは
2およびR3はそれらが結合している原子と一緒になっ
てまたはR4およびR5はそれらが結合している原子と一
緒になって、環を形成するのに必要な原子を表し、R1
はOR11、SR11またはNR1213を表し、R11は水
素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールを表し、
12およびR13は各々独立して水素、アルキル、シクロ
アルキル、アリール、複素環式環を表すか、或いはR12
およびR13はそれらが結合している原子と一緒になって
複素環式環を形成するのに必要な原子を表すか、或いは
12またはR13はR2またはR5と一緒になり且つそれら
が結合している原子と一緒になって複素環式環を形成す
るのに必要な原子を表し、R6は水素、ヒドロキシ、チ
オール、オキシカルボニル基、オキシスルホニル基、C
N、NO2、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、
アルキルチオ、カルボン酸エステル、カルボンアミド
基、アルキル、アリール、シクロアルキル、スルホンア
ミド基、アミノ、複素環式基、アシルアミノまたはスル
ホニルアミノを表し、R7は水素、アルキル、アリー
ル、シクロアルキル、アシル基、スルホニル基または複
素環式基を表し、R8は水素、シアノ、アルキル、シク
ロアルキル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アル
キルチオ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、C
OR10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR8
およびR3またはR8およびR4はそれらが結合している
原子と一緒になって環を形成するのに必要な原子を表
し、R9は水素、シアノ、アリール、アルキル、シクロ
アルキル、SO210、COR10、CSR10、POR10
14またはCOCOR10を表し、R10およびR14は各々
独立してアルキル、シクロアルキル、アリール、アルケ
ニル、アルキルオキシ、アリールオキシ、アルキルチ
オ、アリールチオ、アミノ、複素環式環を表すか、或い
はR10およびR14はそれらが結合している原子と一緒に
なって環を形成するのに必要な原子を表し、R16および
17は各々独立して水素、シアノ、アルキル、シクロア
ルキル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アルキル
チオ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、COR
10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR16およ
びR3またはR17およびR3またはR16およびR4または
17およびR4はそれらが結合している原子と一緒にな
って環を形成するのに必要な原子を表す]に相当する。
【0015】本発明によると、上記一般式(I)に従う
新規な染料が提供される。
【0016】本発明によると、以上で定義されている染
料供与体要素の染料層を受容体シートの染料−受像層と
向かい合わせた関係で置き、このようにして得られる組
み立て体を像通りに加熱し、そして該受容体シートを該
染料供与体要素から分離する段階を含んでなる、熱染料
転写法に従い像を形成する方法も提供される。
【0017】好適態様によると、本発明の染料は下記一
般式(II):
【0018】
【化3】
【0019】[式中、R6、R9、R3、R12およびR13
は上記の一般式(I)で定義したと同じ意味を有し、そ
してR15は水素、ヒドロキシ、チオール、オキシカルボ
ニル基、オキシスルホニル基、CN、NO2、ハロゲ
ン、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、カル
ボン酸エステル、カルボンアミド基、アルキル、アリー
ル、シクロアルキル、スルホンアミド、アミノ、複素環
式基、アシルアミノまたはスルホニルアミノを表す]に
相当する。一般式(II)に相当する新規な染料の代表例
を以下の表1に示すが、それらに限定されるものではな
い。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】
【表6】
【0026】他の態様によると、本発明の染料は下記一
般式(III):
【0027】
【化4】
【0028】[式中、R6、R9、R3、R12およびR13
は上記の一般式(I)で定義したと同じ意味を有する]
に相当する。一般式(III)に相当する新規な染料の代
表例を以下の表2に示すが、それらに限定されるもので
はない。
【0029】
【表7】
【0030】
【表8】
【0031】
【表9】
【0032】
【表10】
【0033】
【表11】
【0034】上記の表において、記号F1〜F5はそれ
ぞれ下記の部分を表す(*は結合位置を示す):
【0035】
【化5】
【0036】他の態様によると、本発明の染料は下記の
一般式(IV)、(V)、(VI)または(VII)に相当す
る:
【0037】
【化6】
【0038】上記の式(IV)〜(VII)において、R3
6、R7、R12、R13、R15およびR9は上記の一般式
(I)および(II)で定義したと同じ意味を有する。一
般式(IV)、(V)、(VI)または(VII)に相当する
新規な染料の代表例を以下の表3に示すが、それらに限
定されるものではない。
【0039】
【表12】
【0040】
【表13】
【0041】
【表14】
【0042】
【表15】
【0043】
【表16】
【0044】
【表17】
【0045】本発明に従う染料はシアン、マゼンタもし
くはイエローの色調を有するかまたは紫外線もしくは赤
外線領域中で吸収され、そして例えば酢酸エチルおよび
エチルメチルケトンの如き形態学的に許容可能な有機溶
媒中での良好な溶解性を有する。赤外線領域、すなわち
700nm以上で吸収される本発明に従う染料が、本発
明に従い形成される染料像用の光−安定剤として適して
いる。
【0046】式(I)の染料は既知の化学的合成技術に
より、例えば一般式(VIII)の核と一般式(IX)のホル
ミル化合物または一般式(X)のニトロソ化合物との間
の縮合反応により製造することができる。他の製造方法
は核(VIII)とパラフェニレンジアミンとの間の酸化性
カップリング(oxidative coupling)である。
【0047】
【化7】
【0048】[式中、R1〜R5、R9、Z1、Z2、A、
16、R17およびnは上記の式(I)および(II)で定
義したと同じ意味を有する]。
【0049】一般式(VIII)の核の例は、チアゾール
類、イミダゾール類、オキサゾール類、チオフェン類、
ピロール類、チアジアゾール類などである。一般式(VI
II)の核の合成は化学文献、例えば“The chemistry of
heterocyclic compounds”,Aseries of monographs,
Wiley & Sons;Pyrroles, Part one and two, editedby
R. Alan Jones(Wiley & Sons);Thiazole and its de
rivatives Part two,edited by J. V. Metzger(Wiley
& Sons);Z. Chem. 27(7), pages258−259
(1987);英国特許(GB)第1497537号;
Handbook of Heterocyclic Chemistry,Alan R. Katrit
zky,Pergamon Press(1985);ヨーロッパ特許第
193885号から既知である。式(I)に従う染料の
合成は以下の実施例中でさらに詳細に記載されている。
【0050】以上で定義された一般式(I)〜(VII)
に相当する染料はインキジェット印刷法、抵抗リボン印
刷法、例えばレーザー適用のためのインキ中、テキスタ
イル中、ラッカー中、および塗料中で使用することがで
きる。それらは布の上での転写印刷用およびフィルター
列要素の構成用に使用することもできる。本発明の好適
態様によると、染料は熱染料昇華転写法のための染料−
供与体要素の染料層の中で使用される。
【0051】染料の光に対する安定性を改良するために
は、染料の金属錯体、例えばNiまたはCo錯体の使用
も有効である。
【0052】染料、重合体状結合剤媒体、および他の任
意成分を適当な溶媒または溶媒混合物に加え、成分を溶
解または分散させてコーテイング組成物を生じ、それを
最初に接着剤または下塗り層を備えていてもよい支持体
に適用し、そして乾燥することにより、染料層は好適に
製造される。
【0053】このようにして製造される染料層は約0.
2〜5.0μm、好適には0.4〜2.0μmの厚さを有
し、そして染料対結合剤の量的な比は重量によると9:
1〜1:3、好適には2:1〜1:2の範囲である。
【0054】重合体状結合剤として下記のものを使用す
ることができる:セルロース誘導体、例えばエチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、エチルヒドロキ
シセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、メチルセルロース、硝酸
セルロース、酢酸蟻酸セルロース、酢酸フタル酸水素セ
ルロース、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロー
ス、酢酸酪酸セルロース、酢酸ペンタン酸セルロース、
酢酸安息香酸セルロース、三酢酸セルロース;ビニル型
樹脂および誘導体、例えばポリビニルアルコール、ポリ
酢酸ビニル、ポリビニルブチラール、コポリビニルブチ
ラール−ビニルアセタール−ビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルアセトアセタール、ポリア
クリルアミド;アクリレートおよびアクリレート誘導体
から誘導される重合体および共重合体、例えばポリアク
リル酸、ポリメチルメタクリレートおよびスチレン−ア
クリレート共重合体;ポリエステル樹脂;ポリカーボネ
ート類;コポリスチレン−アクリロニトリル;ポリスル
ホン類;ポリフェニレンオキシド;有機シリコーン類、
例えばポリシロキサン類;エポキシ樹脂および天然樹
脂、例えばアラビアゴム。好適には、本発明の染料層の
ための結合剤は酢酸酪酸セルロースまたはコポリスチレ
ン−アクリロニトリルを含んでなる。
【0055】本発明に従う染料は熱昇華印刷用の他の既
知の染料と混合して使用することもできる。特に、それ
らはヨーロッパ特許第92203566号、ヨーロッパ
特許第92203208号に開示されているトリシアノ
−およびジシアノビニル染料と並びにEP−A−400
706に開示されているマロノニトリル二量体と組み合
わせて使用することができる。本染料はアゾ染料、例え
ば分散アゾ染料、アントラキノン染料、インドアニリン
染料、アゾメチン染料と混合して使用することもでき
る。本発明の染料と組み合わせて使用できる染料の例
は、例えばヨーロッパ特許第92203979号、ヨー
ロッパ特許第209,990号、ヨーロッパ特許第20
9,991号、ヨーロッパ特許第216,483号、ヨー
ロッパ特許第218,397号、ヨーロッパ特許第22
7,095号、ヨーロッパ特許第227,096号、ヨー
ロッパ特許第229,374号、ヨーロッパ特許第23
5,939号、ヨーロッパ特許第247,737号、ヨー
ロッパ特許第257,577号、ヨーロッパ特許第25
7,580号、ヨーロッパ特許第258,856号、ヨー
ロッパ特許第279,330号、ヨーロッパ特許第27
9,467号、ヨーロッパ特許第285,665号、ヨー
ロッパ特許第400,706号、米国特許第4,743,
582号、米国特許第4,753,922号、米国特許第
4,753,923号、米国特許第4,757,046号、
米国特許第4,769,360号、米国特許第4,771,
035号、米国特許第5,026,677号、日本特許第
84/78,894号、日本特許第84/78,895
号、日本特許第84/78,896号、日本特許第84
/227,490号、日本特許第84/227,948
号、日本特許第85/27,594号、日本特許第85
/30,391号、日本特許第85/229,787号、
日本特許第85/229,789号、日本特許第85/
229,790号、日本特許第85/229,791号、
日本特許第85/229,792号、日本特許第85/
229,793号、日本特許第85/229,795号、
日本特許第86/41,596号、日本特許第86/2
68,493号、日本特許第86/268,494号、日
本特許第86/268,495号、および日本特許第8
6/284,489号、米国特許第4,839,336
号、米国特許第5,168,094号、米国特許第5,1
47,844号、米国特許第5,177,052号、米国
特許第5,175,069号、米国特許第5,115,08
8号、米国特許第5,166,124号、米国特許第5,
166,129号、米国特許第5,166,128号、米
国特許第5,175,115号、米国特許第5,132,2
76号、米国特許第5,132,275号、米国特許第
5,132,274号、米国特許第5,132,273号、
米国特許第5,132,268号、米国特許第5,132,
267号、米国特許第5,126,314号、米国特許第
5,126,313号、米国特許第5,126,312号、
米国特許第5,126,311号、米国特許第5,134,
116号、米国特許第4,975,410号、米国特許第
4,885,272号、米国特許第4,886,029号な
どに開示されている。
【0056】コーテイング層は他の添加剤、例えば硬膜
剤、防腐剤、有機もしくは無機性の微粒子、分散剤、帯
電防止剤、発泡防止剤、粘度−調節剤を含有することも
でき、これらおよび他の成分はヨーロッパ特許第13
3,011号、ヨーロッパ特許第133,012号、ヨー
ロッパ特許第111,004号、ヨーロッパ特許第27
9,467号にさらに完全に記載されている。
【0057】材料が寸法安定性であり且つ400℃まで
の関与温度に20ミリ秒間までの期間にわたり耐えるこ
とができ、そして一面に適用される熱を他の面上の染料
に移して典型的には1〜10ミリ秒間という短い期間内
に重用体シートに転移させるのに充分なほど薄いなら、
いずれの材料でも染料−供与体要素のための支持体とし
て使用することができる。そのような材料には、ポリエ
ステル類、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリア
ミド類、ポリアクリレート類、ポリカーボネート類、セ
ルロースエステル類、弗素化された重合体、ポリエーテ
ル類、ポリアセタール類、ポリオレフィン類、ポリイミ
ド類、グラシン紙およびコンデンサー紙が包含される。
ポリエチレンテレフタレートを含んでなる支持体が好ま
しい。一般的には、支持体は2〜30μmの厚さを有す
る。支持体は、所望により、接着剤または下塗り層でコ
ーテイングすることもできる。
【0058】染料−供与体要素の染料層は支持体上にコ
ーテイングすることもまたは例えばグラビア法の如き印
刷技術によりその上に印刷することもできる。
【0059】親水性重合体を含んでなる染料障壁層を支
持体と染料−供与体要素の染料層の間で使用して、支持
体と逆方向の染料の誤った転写を防止することにより染
料転写密度を高めることができる。染料障壁層は、意図
する目的のために有用ないずれの親水性物質でも含有す
ることができる。一般的には、ゼラチン、ポリアクリル
アミド、ポリイソプロピルアクリルアミド、ブチルメタ
クリレート−グラフト化ゼラチン、エチルメタクリレー
ト−グラフト化ゼラチン、エチルアクリレート−グラフ
ト化ゼラチン、一酢酸セルロース、メチルセルロース、
ポリビニルアルコール、ポリエチレンイミン、ポリアク
リル酸、ポリビニルアルコールとポリ酢酸ビニルの混合
物、ポリビニルアルコールとポリアクリル酸の混合物、
または一酢酸セルロースとポリアクリル酸の混合物を用
いると良好な結果が得られる。適しているセルロース障
壁層は例えばヨーロッパ特許第227091号およびヨ
ーロッパ特許第228065号に記載されている。ある
種の親水性重合体、例えばヨーロッパ特許第22709
1号に記載されているものは支持体および染料層に対す
る適度の接着性も有するため、別個の接着剤または下塗
り層の必要が回避される。染料−供与体要素中の1つの
層の中で使用されるこれらの特定の親水性重合体が二重
の機能を行うため、染料−障壁/下塗り層と称される。
【0060】好適には、染料−供与体要素の反対側は印
刷ヘッドが染料−供与体要素に粘着するのを防止するた
めに滑り層でコーテイングされている。そのような滑り
層は潤滑物質、例えば表面活性剤、液体潤滑剤、固体潤
滑剤またはそれらの混合物を、重合体状結合剤と共にま
たはそれなしに、含んでなる。表面活性剤は当技術分野
で既知のいずれの試剤であってもよく、例えばカルボキ
シレート類、スルホネート類、ホスフェート類、脂肪族
アミン類、脂肪族第4級アンモニウム塩、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル類、ポリエチレングリコール脂
肪酸エステル類、フルオロアルキルC2−C20脂肪酸
であってよい。液体潤滑剤の例には、シリコーン油、合
成油、飽和炭化水素およびグリコール類が包含される。
固体潤滑剤の例には、種々の高級アルコール類、例えば
ステアリルアルコール、脂肪酸および脂肪酸エステル類
が包含される。適当な滑り層は例えばヨーロッパ特許第
138483号、ヨーロッパ特許第227090号、米
国特許第4567113号、米国特許第4572860
号、米国特許第4717711号に記載されている。好
適には、滑り層は結合剤としてEP−A−527520
に記載されているスチレン−アクリロニトリル共重合体
もしくはスチレン−アクリロニトリル−ブタジエン共重
合体もしくはそれらの混合物またはポリカーボネートを
そして潤滑剤としてポリシロキサン−ポリエーテル共重
合体もしくはポリテトラフルオロエチレンまたはそれら
の混合物を、結合剤または結合剤混合物の0.1〜10
重量%の量で含んでなる。
【0061】染料−供与体要素と共に使用される受容体
シートのための支持体は例えばポリエチレンテレフタレ
ート、ポリエーテルスルホン、ポリイミド、セルロース
エステルまたはポリビニルアルコール−コ−アセタール
の透明フィルムであることができる。支持体は例えばバ
リタコーテイング紙、ポリエチレンコーテイング紙また
は白色ポリエステル、すなわち白色に顔料着色されたポ
リエステルの如き反射性のものであることができる。青
色に着色されたポリエチレンテレフタレートも支持体と
して使用できる。
【0062】転写された染料の受容体シートまたは受容
体要素に対する劣悪な吸着を回避するために、この支持
体は特殊な表面である染料−受像層でコーテイングすべ
きであり、その中では染料はさらに容易に拡散可能とな
る。染料−受像層は、例えば、ポリカーボネート、ポリ
ウレタン、ポリエステル、ポリアミド、ポリ塩化ビニ
ル、ポリスチレン−コ−アクリロニトリル、ポリカプロ
ラクトンまたはそれらの混合物を含んでなることができ
る。染料−受像層はポリ(塩化ビニル/コ−酢酸ビニル
/コ−ビニルアルコール)およびポリイソシアネートの
熱硬化生成物を含んでなることもできる。適当な染料−
受容層は例えばヨーロッパ特許第133011号、ヨー
ロッパ特許第133012号、ヨーロッパ特許第144
247号、ヨーロッパ特許第227094号、ヨーロッ
パ特許第228066号に記載されている。
【0063】記録される像の光−堅牢性および他の安定
性を改良するために、紫外線吸収剤、一重項酸素捕獲
剤、例えばHALS−化合物(障害アミン光安定剤)お
よび/または酸化防止剤を受容層に加えることができ
る。
【0064】染料−供与体要素の染料層または受容体シ
ートの染料−像−受容層は、転写後に染料−供与体要素
を受容シートから分離するのを助ける脱離剤を含有する
こともできる。脱離剤は染料層および/または染料−受
像層の少なくとも一部の上の別個の層の中に加えること
もできる。適当な脱離剤は固体ワックス、弗素−または
ホスフェート−含有表面活性剤およびシリコーン油であ
る。適当なホスフェートは例えばヨーロッパ特許133
012号、日本特許85/19138号およびヨーロッ
パ特許第227092号に記載されている。
【0065】本発明に従う染料−供与体要素は染料転写
像を形成するために使用され、該方法は染料−供与体要
素の染料層を受容体シートの染料−受像層または受容体
要素と向かい合わせた関係で置き、そして染料−供与体
要素の裏から像通りに加熱することを含んでなる。染料
の転写は400℃の温度において約5〜600ミリ秒間
加熱することにより行われる。
【0066】該方法を一色用に行う時には、単色の染料
転写像が得られる。3種もしくはそれ以上の主要色染料
を含有する染料−供与体要素を使用しそして引き続き各
色に関して以上に記載されている工程段階を行うことに
より、多色像が得られる。第一の染料が転写された後
に、要素は剥離される。染料−供与体要素と受容体シー
トとの上記のサンドイッチが3回の個々の場合に形成さ
れ、その時間中に熱は熱印刷ヘッドにより適用される。
第一の染料が転写された後に、要素は剥離される。第二
の染料−供与体要素(すなわち異なる染料部分を有する
染料−供与体要素の他の部分)を次に染料−受容要素と
共にレジスターの中に入れ、そして工程を繰り返す。第
三の色および場合により他の色も同じ方法で得られる。
【0067】熱ヘッドの他に、レーザー光線、赤外線フ
ラッシュまたは加熱されたペンを熱エネルギーを供給す
るための熱源として使用することができる。染料を本発
明の熱−供与体要素から受容体シートに転写せしるため
に使用できる熱印刷ヘッドは商業的に入手できる。レー
ザー光線を使用する場合には、染料層または染料要素の
他の層はレーザーにより発生する光線を吸収しそしてそ
れを熱に転換させる化合物、例えばカーボンブラックを
含有していなければならない。
【0068】或いは、染料−供与体要素の支持体は例え
ば薄いアルミニウムフィルムでコーテイングされた炭素
充填ポリカーボネートの多層構造からなる電気抵抗性リ
ボンであってもよい。印刷ヘッド電極に電気を流すこと
により電流が抵抗性リボンの中に入り、当該電極下でリ
ボンの高度に局在化された加熱を生ずる。この場合には
熱が抵抗性リボンの中で直接発生しそしてその結果熱く
なるものがリボンであるという点が、印刷速度におい
て、抵抗性リボン/電極ヘッド技術を使用する熱ヘッド
技術と比べて固有の利点をもたらし、後者の熱ヘッド技
術に従うと熱ヘッドの種々の要素が熱くなりそしてヘッ
ドを次の印刷位置に移す前に冷却しなければならない。
【0069】下記の実施例は本発明をさらに詳細に説明
するものであるが、本発明の範囲を限定するものではな
い。
【0070】
【実施例】実施例1−染料B.16の合成 例として、染料B16、B32、B31、B61、A
2、A42およびA30の製造を記載する。表1、2お
よび3の染料は全て同じ方法で製造され、そして出発物
質は有機合成の技術分野の専門家に既知である文献によ
る方法に従い製造することができる。
【0071】染料B16は経路1に従い製造される。
【0072】経路1
【0073】
【化8】
【0074】段階1 19.4gのベンゼンスルホクロライド(化合物B)を
20℃において22.1gの化合物Aの80mlのピリ
ジン中溶液に加えた。溶液を24時間撹拌しそして25
0mlの5N HClの600mlの水中溶液に注入し
た。沈澱を濾過しそして水で洗浄した。200mlのア
セトニトリルからの結晶化後に、24.3gの化合物C
(融点175℃)が得られた。
【0075】段階2 22mlの無水酢酸を20℃において4gの化合物Cお
よび2.13gの化合物Dの50mlの酢酸エチル中懸
濁液に加えた。懸濁液を20℃において4時間撹拌し
た。沈澱を濾過しそして80mlのアセトニトリルから
再結晶化させて3.4gの染料B.16(融点217℃)
を得た。
【0076】実施例2−染料A.30の合成 染料A.30は経路2に従い製造される。
【0077】経路2
【0078】
【化9】
【0079】5.5mlの無水酢酸を8.5gの化合物E
および10.6gの化合物Dの100mlのエタノール
中懸濁液に加えた。温度を40℃以下に保った。1時間
後に、沈澱を濾過し、エタノールおよびヘキサンで洗浄
した。生成物を乾燥すると、5.1gの染料A.30が得
られた(融点181℃)。
【0080】実施例3−染料B.31の合成 染料B.31は経路3に従い製造される。
【0081】経路3
【0082】
【化10】
【0083】段階1 13.8mlのトリエチルアミンを17.7gの化合物F
および4.2gの化合物Gの200mlのジクロロメタ
ン中溶液に加えた。溶液を4時間還流させた。4.2g
の化合物Gおよび13.8mlのトリエチルアミンを加
え、そして還流を2時間続けた。溶液を濾過しそしてさ
らに2.1gの化合物Gおよび6.9mlのトリエチルア
ミンを加え、そして還流を2時間続けた。冷却および濃
縮後に、生成物を酢酸エチルからの結晶化により精製し
た。8gの化合物Hが得られた(融点190℃)。
【0084】段階2 2gの化合物Hおよび2.3gの化合物Iを10mlの
アセトニトリルおよび10mlの無水酢酸の中に溶解さ
せた。反応混合物を15分間撹拌し、そして沈澱を濾過
した。乾燥後に、3.7gの染料B.31が得られた(融
点222℃)。
【0085】実施例4−染料B.32の合成 染料B.32は経路4に従い製造される。
【0086】経路4
【0087】
【化11】
【0088】9.91gの化合物J(化合物Cと同様に
して製造される)および5.85gの化合物Kを30m
lの無水酢酸中に懸濁させた。懸濁液を1時間還流し、
冷却し、そして100mlのメチルt−ブチルエーテル
および100mlのヘキサンで希釈した。有機溶媒相を
除去し、そして油状残渣をカラムクロマトグラフィー
(ジクロロメタン/酢酸エチル(90/10))により
精製して3gの純粋な染料B.32を得た。
【0089】実施例5−染料B.61の合成 1.7gの染料B.32を20mlのジメチルスルホキシ
ド中に溶解させた。
【0090】0.24gのKCNを加え、そして撹拌を
室温において2時間続けた。
【0091】0.5gのN,N−ジブロモ−ジメチルヒダ
ントイン(DDH)を1mlのジメチルアセトアミド中
に溶解させ、そして反応混合物に加えた。1時間後に、
混合物を250mlの水中に注ぎ、そして酢酸エチルで
抽出した。有機層を乾燥し、濃縮し、そして残渣をカラ
ムクロマトグラフィーにより精製して0.25gの染料
B.61を得た。
【0092】実施例6−染料A.2の合成 染料A.2は経路5に従い製造される。
【0093】経路5
【0094】
【化12】
【0095】8gの化合物Eおよび8.5gの化合物L
を200mlのエタノール中に45℃において溶解させ
た。19mlの濃HClを加え、そして反応混合物を5
分間還流させた。混合物を500mlの水および20m
lのアンモニア(25%)の混合物に注入した。30分
間撹拌した後に、沈澱を濾過しそして水で中性となるま
で洗浄した。乾燥後に、11.6gの染料A.2が得られ
た。構造は1H−NMRおよび質量スペクトル分析によ
り確認された。
【0096】実施例7−染料A.42の合成 染料A.42は経路6に従い製造される。
【0097】経路6
【0098】
【化13】
【0099】33.7gの化合物Eを400mlのジク
ロロメタンおよび19.4mlのピリジンの中にN2−雰
囲気下で溶解させた。42.6gのベンゼンスルホニル
クロライドを室温において滴々添加した。反応混合物を
30時間撹拌した。混合物を濾過しそしてヘキサンで洗
浄した。沈澱が始まるまでヘキサンを加えた。生成物を
24時間後に濾過しそして乾燥した。21gの化合物M
およびNの混合物が得られた。
【0100】3.1gの化合物MおよびNの混合物並び
に1.8gのN,N−ジエチル−パラ−アミノベンズアル
デヒドを50mlのトルエンおよび0.5mlのピリジ
ンの中に溶解させた。反応混合物を1時間還流させた。
冷却後に、150mlのヘキサンを加えそして撹拌を1
時間続けた。生成物を濾過しそして乾燥して、2.5g
の染料A.42を得た。
【0101】実施例8−染料A.19の合成 12gの化合物MおよびNの混合物を100mlのジク
ロロメタンおよび4.8mlのピリジンの中にN2−雰囲
気下で溶解させた。
【0102】7.2gのパラ−N,N−ジエチルアミノ−
ニトロソベンゼンを加えた。反応は発熱的に進行した。
4時間後に、混合物を濾過しそして減圧下で濃縮した。
残渣をカラムクロマトグラフィー(要素:ジクロロメタ
ン/酢酸エチル;95/5)により精製した。1.3g
の純粋な染料A.19が得られた。
【0103】実施例9 以下で同定されている数種の染料の吸収極大(λmax
およびモル吸光係数(ε)は断らない限りジクロロメタ
ン中で測定された。結果を表4に示す。
【0104】
【表18】
【0105】実施例10 175μmの厚さを有する下塗りされたポリエチレンテ
レフタレートフィルムを3.6g/m2のポリ(塩化ビニ
ル/コ−酢酸ビニル/コ−ビニルアルコール)(ユニオ
ン・カーバイドにより供給されるビニライト(Vinylite)
VAGD)、0.435g/m2のポリイソシアネート
(バイエルにより供給されるデスモジュア(Desmodur)N
75)、および0.2g/m2のヒドロキシ−改質された
ポリジメチルシロキサン(ゴールドシュメットにより供
給されるテゴマー(Tegomer)H SI2111)のエチル
メチルケトン中溶液からの染料−像−受容層でコーテイ
ングすることにより、受容体シートを製造した。
【0106】熱染料昇華転写法に従う使用のための染料
−供与体要素を下記の通りに製造した。
【0107】0.5重量%の染料および0.5重量%のポ
リ(スチレン−コ−アクリロニトリル)(PSA)(BA
SFジャーマニーにより供給されるルラン(Luran)38
8s)のメチルエチルケトン中溶液を結合剤として製造
した。
【0108】100μmの湿潤厚さを有する染料層を6
μmの厚さを有し且つ一般的な下塗り層を担持するポリ
エチレンテレフタレートフィルム支持体上にコーテイン
グした。生じた染料層を溶媒の蒸発により乾燥した。
【0109】フィルム支持体の反対側をエチレングリコ
ール、アジピン酸、ネオペンチルグリコール、テレフタ
ル酸、イソフタル酸、およびグリセロールを含んでなる
コポリエステルの下塗り層でコーテイングした。
【0110】生じた下塗り層を0.5g/m2の下記の構
造式を有するポリカーボネートのメチルエチルケトン中
溶液で覆って、耐熱層を形成した:
【0111】
【化14】
【0112】[式中、nは1.295の相対粘度(ジク
ロロメタン中0.5重量%溶液の中で測定された)を有
するポリカーボネートを与える値を有する] 最後に、ポリエーテル−改質されたポリジメチルシロキ
サン(テゴグリド(Tegoglide)410、ゴールドシュミ
ット)を、イソプロパノール中溶液から、生じた耐熱性
ポリカーボネート層上にコーテイングした。
【0113】ミツビシカラービデオプリンターCP10
0Eの中で、染料−供与体を受容体シートと組み合わせ
て印刷した。
【0114】受容体シートを染料−供与体要素から分離
し、そして記録された像の色密度値を状態Aモードにお
いて赤色、緑色および青色領域においてマクベス(Macbe
th)TR924により反射率として測定した。
【0115】上記の実験を以下の表5に示されている各
染料に関して繰り返した。結果も表5に示されている。
【0116】
【表19】
【0117】(a)受容体シートの受容層において硬化
剤であるデスモジュアN75をデスモジュアVL(0.
336g/m2)で置換した。
【0118】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0119】1.結合剤および式(I):
【0120】
【化15】
【0121】[式中、Z1およびZ2は各々独立してNま
たはCR6を表し、AはO、SまたはNR7を表し、Xは
NまたはCR8−(CR16=CR17)nを表し、ここでn
は0または1であり、R2、R3、R4およびR5は各々独
立して水素、アルキル、シクロアルキル、アリール、ア
ルキルチオ、アミノ、アルキルオキシ、アリールオキ
シ、カルボンアミド、スルファミド、ヒドロキシ、ハロ
ゲン、CN、NO2、NH−SO210、NH−CO
10、O−SO210、O−COR10を表すか、或いは
2およびR3はそれらが結合している原子と一緒になっ
てまたはR4およびR5はそれらが結合している原子と一
緒になって、環を形成するのに必要な原子を表し、R1
はOR11、SR11またはNR1213を表し、R11は水
素、アルキル、シクロアルキルまたはアリールを表し、
12およびR13は各々独立して水素、アルキル、シクロ
アルキル、アリール、複素環式環を表すか、或いはR12
およびR13はそれらが結合している原子と一緒になって
複素環式環を形成するのに必要な原子を表すか、或いは
12またはR13はR2またはR5と一緒になり且つそれら
が結合している原子と一緒になって複素環式環を形成す
るのに必要な原子を表し、R6は水素、ヒドロキシ、チ
オール、オキシカルボニル基、オキシスルホニル基、C
N、NO2、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、
アルキルチオ、カルボン酸エステル、カルボンアミド
基、アルキル、アリール、シクロアルキル、スルホンア
ミド基、アミノ、複素環式基、アシルアミノまたはスル
ホニルアミノを表し、R7は水素、アルキル、アリー
ル、シクロアルキル、アシル基、スルホニル基または複
素環式基を表し、R8は水素、シアノ、アルキル、シク
ロアルキル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アル
キルチオ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、C
OR10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR8
およびR3またはR8およびR4はそれらが結合している
原子と一緒になって環を形成するのに必要な原子を表
し、R9は水素、シアノ、アリール、アルキル、シクロ
アルキル、SO210、COR10、CSR10、POR10
14またはCOCOR10を表し、R10およびR14は各々
独立してアルキル、シクロアルキル、アリール、アルケ
ニル、アルキルオキシ、アリールオキシ、アルキルチ
オ、アリールチオ、アミノ、複素環式環を表すか、或い
はR10およびR14はそれらが結合している原子と一緒に
なって環を形成するのに必要な原子を表し、R16および
17は各々独立して水素、シアノ、アルキル、シクロア
ルキル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アルキル
チオ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、COR
10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR16およ
びR3またはR17およびR3またはR16およびR4または
17およびR4はそれらが結合している原子と一緒にな
って環を形成するのに必要な原子を表す]に従う染料を
含んでなる染料層を支持体上に含んでなる染料供与体要
素。
【0122】2.染料が下記式(II):
【0123】
【化16】
【0124】[式中、R6、R9、R3、R12およびR13
は上記1の一般式(I)で定義したと同じ意味を有し、
そしてR15は水素、ヒドロキシ、チオール、オキシカル
ボニル基、オキシスルホニル基、CN、NO2、ハロゲ
ン、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、カル
ボン酸エステル、カルボンアミド基、アルキル、アリー
ル、シクロアルキル、スルホンアミド、アミノ、複素環
式基、アシルアミノまたはスルホニルアミノを表す]に
相当する、上記1に従う染料供与体要素。
【0125】3.染料が下記式(III):
【0126】
【化17】
【0127】[式中、R6、R9、R3、R12およびR13
は上記1の一般式(I)で定義したと同じ意味を有す
る]に相当する、上記1に従う染料供与体要素。
【0128】4.染料が下記一般式(IV)〜(VII):
【0129】
【化18】
【0130】[式中、R3、R12、R13、R6、R7およ
びR9は上記1の一般式(I)で定義したと同じ意味を
有し、そしてR15は上記2で定義したと同じ意味を有す
る]の1種に相当する、上記1に従う染料供与体要素。
【0131】5.上記1〜4のいずれかで定義されてい
る染料供与体要素の染料層を受容体シートの染料−受像
層と向かい合わせた関係で置き、このようにして得られ
る組み立て体を像通りに加熱し、そして該受容体シート
を該染料供与体要素から分離する段階を含んでなる、熱
染料転写法に従い像を形成する方法。
【0132】6.AがSであり、R9がC65であり、
1がC−COOC25であり、Z2がC−C65であ
り、XがCHであり、R1がN(CH3)2であり、そして
2、R3、R4およびR5の各々が水素である化合物以外
の、上記1で定義されている一般式(I)に従う染料。
【0133】7.R9がC65であり、R6がCOOC2
5であり、R15がC65であり、XがCHであり、R
12およびR13がCH3であり、そしてR3が水素である化
合物以外の、上記2で定義されている一般式(II)に従
う染料。
【0134】8.上記3で定義されている一般式(II
I)に従う染料。
【0135】9.上記4で定義されている一般式(I
V)、(V)、(VI)または(VII)に従う染料。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結合剤および式(I): 【化1】 [式中、Z1およびZ2は各々独立してNまたはCR6
    表し、AはO、SまたはNR7を表し、XはNまたはC
    8−(CR16=CR17)nを表し、ここでnは0または
    1であり、R2、R3、R4およびR5は各々独立して水
    素、アルキル、シクロアルキル、アリール、アルキルチ
    オ、アミノ、アルキルオキシ、アリールオキシ、カルボ
    ンアミド、スルファミド、ヒドロキシ、ハロゲン、C
    N、NO2、NH−SO210、NH−COR10、O−S
    210、O−COR10を表すか、或いはR2およびR3
    はそれらが結合している原子と一緒になってまたはR4
    およびR5はそれらが結合している原子と一緒になっ
    て、環を形成するのに必要な原子を表し、R1はO
    11、SR11またはNR1213を表し、R11は水素、ア
    ルキル、シクロアルキルまたはアリールを表し、R12
    よびR13は各々独立して水素、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、複素環式環を表すか、或いはR12および
    13はそれらが結合している原子と一緒になって複素環
    式環を形成するのに必要な原子を表すか、或いはR12
    たはR13はR2またはR5と一緒になり且つそれらが結合
    している原子と一緒になって複素環式環を形成するのに
    必要な原子を表し、R6は水素、ヒドロキシ、チオー
    ル、オキシカルボニル基、オキシスルホニル基、CN、
    NO2、ハロゲン、アルコキシ、アリールオキシ、アル
    キルチオ、カルボン酸エステル、カルボンアミド基、ア
    ルキル、アリール、シクロアルキル、スルホンアミド
    基、アミノ、複素環式基、アシルアミノまたはスルホニ
    ルアミノを表し、R7は水素、アルキル、アリール、シ
    クロアルキル、アシル基、スルホニル基または複素環式
    基を表し、R8は水素、シアノ、アルキル、シクロアル
    キル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アルキルチ
    オ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、CO
    10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR8
    よびR3またはR8およびR4はそれらが結合している原
    子と一緒になって環を形成するのに必要な原子を表し、
    9は水素、シアノ、アリール、アルキル、シクロアル
    キル、SO210、COR10、CSR10、POR1014
    またはCOCOR10を表し、R10およびR14は各々独立
    してアルキル、シクロアルキル、アリール、アルケニ
    ル、アルキルオキシ、アリールオキシ、アルキルチオ、
    アリールチオ、アミノ、複素環式環を表すか、或いはR
    10およびR14はそれらが結合している原子と一緒になっ
    て環を形成するのに必要な原子を表し、R16およびR17
    は各々独立して水素、シアノ、アルキル、シクロアルキ
    ル、アリール、複素環式環、アルコキシ、アルキルチ
    オ、アリールオキシ、ハロゲン、SO210、CO
    10、CSR10、POR1014を表すか、或いはR16
    よびR3またはR17およびR3またはR16およびR4また
    はR17およびR4はそれらが結合している原子と一緒に
    なって環を形成するのに必要な原子を表す]に従う染料
    を含んでなる染料層を支持体上に含んでなる染料供与体
    要素。
  2. 【請求項2】 請求項1で定義されている染料供与体要
    素の染料層を受容体シートの染料−受像層と向かい合わ
    せた関係で置き、このようにして得られる組み立て体を
    像通りに加熱し、そして該受容体シートを該染料供与体
    要素から分離する段階を含んでなる、熱染料転写法に従
    い像を形成する方法。
  3. 【請求項3】 AがSであり、R9がC65であり、Z1
    がC−COOC25であり、Z2がC−C65であり、
    XがCHであり、R1がN(CH3)2であり、そしてR2
    3、R4およびR5の各々が水素である化合物以外の、
    請求項1で定義されている一般式(I)に従う染料。
JP7163063A 1994-06-13 1995-06-07 熱染料転写方法における使用のための染料供与体要素 Pending JPH07329434A (ja)

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