JPH07329304A - インクジェット記録装置、その記録ヘッド用ノズル板およびそのノズル板の製造方法 - Google Patents

インクジェット記録装置、その記録ヘッド用ノズル板およびそのノズル板の製造方法

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JPH07329304A
JPH07329304A JP6101195A JP6101195A JPH07329304A JP H07329304 A JPH07329304 A JP H07329304A JP 6101195 A JP6101195 A JP 6101195A JP 6101195 A JP6101195 A JP 6101195A JP H07329304 A JPH07329304 A JP H07329304A
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light
metal
nozzle plate
manufacturing
film
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Akira Nakazawa
明 中澤
Michitoku Kuami
道徳 朽網
Fumio Yamagishi
文雄 山岸
Hironori Kitagawa
博紀 北川
Motomichi Shibano
元通 芝野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はインクジェット記録装置、その記録
ヘッド用ノズル板およびそのノズる板製造方法に関し、
10kHz に及ぶ高い周波数で駆動し得るだけでなく高品位
のドット記録も保証する記録ヘッドを搭載したインクジ
ェット記録装置、該記録ヘッドに組み込まれるノズル
板、および該ノズル板の製造方法を提供することを目的
とする。 【構成】 インクジェット記録ヘッド用ノズル板(7
4)は電気メッキ処理による金属析出によって形成され
る金属板からなり、ノズル板にはインク滴を射出するた
めのノズル孔(72)が形成され、そのオリフィス部
(72a)の径“a”とそのオリフィス長“h”との関
係がh/a≧1を満たし、オリフィス部の内壁面とノズ
ル板の前面との角度“θ”が60≦θ≦ 98(deg)を満た
す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録装
置、その記録ヘッド用ノズル板およびそのノズる板製造
方法に関する。デスクトップタイプのノンインパクト記
録装置の代表的なものとしては、インクジェット記録装
置が注目されている。というのは、インクジェット記録
装置は製造が簡単で、しかもカラー化を容易に実現し得
るからである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置の記録ヘッドに
は多数の圧力室が設けられ、各圧力室にはアクチュエー
タとして例えば圧電素子や発熱抵抗体が組み込まれる。
圧力室の一部はノズル板によって形成され、該ノズル板
には各圧力室に対応したノズル孔が形成される。各圧力
室にはインクが適宜供給され、その該当アクチュエータ
を作動させると、該圧力室内に圧力波が生じて、その該
当ノズル孔からインク滴が噴射させられ、これにより記
録紙等の記録媒体上にドット記録が行われる。
【0003】ノズル板はアクチュエータの作動時に発生
する衝撃に充分耐えて撓まないような充分な機械的強度
が必要とされる。また、近年、高解像度のドット記録が
要求されているために、ノズル板に形成されるべきノズ
ル孔の数が増大されると共にその配列ピッチも一層小さ
なものとなる傾向にある。
【0004】このようなノズル板のノズル孔の加工法と
しては、レーザビームを用いる加工法、プレスによる加
工法、電気メッキを用いる加工法等が知られている。レ
ーザビームを用いる加工法では、比較的厚い金属板に1
つずつノズル孔を穿けるために加工時間が掛かり製造コ
ストが高く付くことになる。また、プレスによる加工法
では、比較的厚い金属板に一度に多数のノズル孔を穿け
ることができるが、しかしそのプレス圧力は比較的大き
いためにプレスのダイスの磨耗が比較的早くしかも損傷
を受け易いという点で、製造コストが高く付くことにな
る。一方、電気メッキを用いる加工法によれば、レーザ
ビーム加工法およびプレス加工法に比べて低コストでノ
ズル板を製造し得る。
【0005】電気メッキ加工法、すなわちエレクトロフ
ォーミング法によってノズル板を製造する技術自体は周
知であり、例えば、米国特許第4,716,423 号、特開平4-
7155号公報、およびヒューレット−パッカード・ジャー
ナル、1988年、8月号、30頁の“オリフィス・プレート
・プロパティズ”(HEWLETT-PACKARD JOURNAL, AUGUST19
88, "Orifice Plate Properties" 等に開示されてい
る。図12を参照すると、従来のエレクトロフォーミン
グ法によるノズル板の製造プロセスが概略的に示され
る。ステップ(1) において、適当な金属材料例えばステ
ンレススチールから作られた基板10上にホトリソグラ
フィの技術によりホトレジストパターン12を形成す
る。ホトレジストパターン12の平面形状は円形とさ
れ、その中心は形成すべきノズル孔の中心に実質的に一
致する。ホトレジストパターン12の直径は約169 μm
であり、その厚さは0.5 μm 程度である。次いで、ステ
ップ(2) では、ホトレジストパターン12を持つ基板1
0を電解メッキ液中に浸けて電気メッキ処理を行って該
基板10上に例えばニッケルメッキ層14を形成する。
ステップ(2) において、電気メッキ処理を更に持続させ
てニッケルメッキ層14を成長させると、ニッケルメッ
キ層14はステップ(3) に示すように次第にホトレジス
トパターン12上にその周囲から進出して覆い被さる。
その後、ニッケルメッキ層14から基板10をホトレジ
ストパターン12と共に剥離すると、ステップ(4) に示
すように、ノズル孔16を持つノズル板18が得られ
る。
【0006】図13には図12のステップ(4) で得られ
たノズル板18が拡大されて図示され、同図から明らか
なように、そこに形成されたノズル孔16の内壁面は凸
状彎曲面となる。換言すれば、ノズル孔16を直径方向
に切断した際の内壁面の輪郭は半径Rの凸状円弧とな
り、その凸状円弧の中心Cはホトレジストパターン12
の周囲縁上に位置する。要するに、ホトレジストパター
ン12上へのニッケルメッキ層14の覆い被さり、すな
わちサイドスプレッド(side-spread) は半径Rの円弧を
持つように生じる。図12に示した従来の製造方法で実
際に得られたノズル板18の厚さは約60μm であり、そ
れはホトレジストパターン12厚さt(この例では、0.
5 μm )にRを加えたものに等しい(R=59.5μm )。
また、ノズル孔16の最小内径aは約50μm 程度であ
る。なお、図13において、“e”はホトレジストパタ
ーン12の直径(169 μm )に対応する寸法である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図13に示すような従
来のノズル板18をインクジェット記録装置の記録ヘッ
ドに組み込んで記録を行ったところ、以下の点で問題が
あることが分かった。 (1) 先ず、6kHz 以上の高い周波数で記録ヘッドを駆動
すると、ノズル孔16から噴射されるインク滴の飛翔方
向が不安定になり、またノズル孔16の幾つかにはその
中に空気が吸い込まれると、それらノズル孔16からの
インク滴の噴射は停止状態となる。そのような主原因と
しては、ノズル孔16の内壁面が凸状彎曲面となってい
るためであると考えられる。 (2) 図12に示す従来の製造方法にあっては、ノズル孔
16の径の加工精度については±5μm の変動幅が見ら
れ、このためノズル孔16間で噴射されるインク滴の量
およびその噴射速度が一定しない。 (3) 一般的に、インクジェット記録装置において、ドッ
ト記録像を高解像度で得るためには、ノズル孔の径を50
μm とし、かつノズル孔の配列ピッチを約70ないし280
μm とすることが必要である。しかしながら、そのよう
な条件を満足させるようにノズル板を図12に示す従来
の製造方法で作成したとしても、そのノズル板の最大厚
さについては約120 μm が限界となる。このため記録ヘ
ッドの駆動時に発生する衝撃に充分耐え得る強度をノズ
ル板16に与えることが難しい。
【0008】したがって、本発明の目的は10kHz に及ぶ
高い周波数で駆動し得るだけでなく高品位のドット記録
も保証する記録ヘッドを搭載したインクジェット記録装
置を提供することである。本発明の別の目的はインクジ
ェット記録装置の記録ヘッドに組み込まれるノズル板で
あって、10kHz に及ぶ高い周波数での該記録ヘッドの駆
動を保証し得るように構成されたノズル板を提供するこ
とである。本発明の更に別目的はかかるノズル板の製造
方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インク
ジェット記録装置の記録ヘッド用ノズル板は電気メッキ
処理による金属析出によって形成される金属板からな
り、該ノズル板にはインク滴を射出するためのノズル孔
が形成され、このノズル孔のオリフィス部の径“a”と
そのオリフィス長“h”との関係が以下の式(1) を満た
し、かつオリフィス部の内壁面とノズル板の前面とによ
って規定される角度“θ”が以下の式(2)を満たすこと
が特徴とされる。 h/a≧1 (1) 60≦θ≦ 98(deg) (2)
【0010】かかるノズル板の製造方法については、ノ
ズル孔のオリフィス部の径に対応した径の透光部を持つ
金属遮光膜の第1の片面に感光層を適用する感光層適用
工程と、金属遮光膜の第2の片面側からその透光部を通
して光を感光層に照射して、該感光層の一部、すなわち
該透光部に対応した透光部対応部分を感光させる感光工
程と、金属遮光膜の第1の片面側で透光部対応部分だけ
を残して感光層を除去する感光層除去工程と、金属遮光
膜の第1の片面に電気メッキ処理によって所定の金属を
析出させて析出金属層を形成する金属析出工程と、析出
金属層から透光部対応部分を除去する除去工程とからな
る。
【0011】
【作用】本発明によれば、ノズル板が電気メッキ処理に
より安価に製造されるにも拘わらず、ノズル孔のオリフ
ィス部の内壁面の母線がそのオリフィス長に対して直線
状となっているだけなく、該オリフィス長がオリフィス
径よりも長くされるために、インクの飛翔方向が安定
し、しかも記録ヘッドを高い周波数で駆動しても該オリ
フィス部内への空気の吸込みがない。
【0012】
【実施例】次に、添付図面の図1乃至図11を参照し
て、本発明の種々の実施例について説明する。
【0013】図1を参照すると、本発明を適用し得るカ
ラーインクジェット記録装置の全体構成が概略的に示さ
れ、このカラーインクジェット記録装置のハウジング内
にはプラテン20が回転自在に設けられる。記録作動
中、プラテン20は駆動モータ22によって間欠的に回
転駆動させられ、これにより記録紙Pは所定の送りピッ
チで矢印Aの方向に間欠的に送られる。また、カラーイ
ンクジェット記録装置のハウジング内にはプラテン20
に対して平行にその上方側に案内ロッド24が設けら
れ、この案内ロッド24上にはキャリッジ26が摺動自
在に取り付けられる。キャリッジ26は無端駆動ベルト
28に取り付けられ、該無端駆動ベルト28は駆動モー
タ30によって駆動され、これによりキャリッジ26は
プラテン20に沿って往復運動させられる。
【0014】キャリッジ26には黒色記録ヘッド32お
よびカラー記録ヘッド34が搭載され、黒色記録ヘッド
32には黒色インク用タンク36が着脱自在に装着さ
れ、またカラー記録ヘッド34にはカラーインク用タン
ク38、40および42が着脱自在に装着される。黒色
インク用タンク36にはもちろん黒色インクが収容さ
れ、カラーインク用タンク38、40および42にはそ
れぞれイエロインク、シアンインクおよびマゼンタイン
クが収容される。キャリッジ26がプラテン20に沿っ
て往復運動させる間、黒色記録ヘッド32およびカラー
記録ヘッド34がワードプロセッサ、パーソナルコンピ
ュータ等から得られる画像データに基づいて駆動され、
これにより記録紙P上に所定の文字、画像等が記録され
る。記録作動停止時には、キャリッジ26はホームポジ
ションに戻され、このホームポジションにはノズル保守
機構44が設けられる。ノズル保守機構44には可動吸
引キャップ(図示されない)と、この可動吸引キャップ
に接続された吸引ポンプ(図示されない)が設けられ
る。黒色記録ヘッド32およびカラー記録ヘッド34が
ホームポジションに位置されると、そのノズル板に吸引
キャップが吸着され、吸引ポンプを駆動することによ
り、該ノズル板のノズル孔が吸引される。このようにし
て、ノズル板のノズル孔の目詰まりが未然に防止され
る。
【0015】図2には、インクジェット記録装置で用い
る記録ヘッドの構造が例示的に図示され、この記録ヘッ
ドは略立方形の外観をもつホルダ部材64を具備する。
ホルダ部材64の前面側には適当な金属材料から形成さ
れる加圧板66が取り付けられ、この加圧板66の前面
にはシリコンゴム等からなるクッション板68を介して
圧力室板70が取り付けられる。圧力室板70は金属材
料あるいはセラミック材料等から形成され、その前面に
は多数のノズル孔72を持つノズル板74が取り付けら
れる。ノズル板74は本発明に従って構成されたもので
あり、その構成については後で詳しく述べる。クッショ
ン板68は加圧板66および圧力室板70との接着層と
しても機能する。すなわち、シリコンゴム等を主成分と
する接着剤を例えば加圧板66に塗布して圧力室板70
を接着させることにより、クッション板68が形成され
る。一方、ホルダ部材64の内部の上下壁面のそれぞれ
には4つのガイド溝64a、64bが形成され、各上下
一対のガイド溝64aおよび64bには圧電素子積重ね
体76が収容される。圧電素子積重ね体76にはそこに
含まれる板状圧電素子76aの各々に駆動電圧を印加す
るための可撓性帯状ケーブル76bが接続される。
【0016】加圧板66には図3に示すように加圧片要
素66aを形成するようにスリット66bが形成され、
各加圧片要素66aはその両端でヒンジ部66cを介し
て加圧板66に連結される。圧力室板70には図3に示
すような形状の開口部70aが形成され、図4に最もよ
く図示するように、各開口部70aの後方側は該当加圧
片要素66aによって閉鎖され、またその前方側はノズ
ル板74によって閉鎖され、これにより加圧板66とノ
ズル板74との間には圧力室が70a′が形成される。
圧力室板70の前面側には周囲溝70bが形成され、こ
の周囲溝70bは圧力室板70の角部に設けた孔部70
cと連通する。図2には図示の複雑化を避けるために図
示されないが、圧力室板70の各開口部70と周囲溝7
0bとは該圧力室板70に形成された分岐溝70d(図
4)を介して互いに連通させられる。加圧板66および
クッション板68のそれぞれには圧力室板70の孔部7
0cに該当する箇所に孔部66dおよび68aが形成さ
れ、これら孔部は記録ヘッドの組立後にインク通路とな
り、このインク通路はホルダ64の壁部に形成されたイ
ンク通路64cの延長部を成す。ホルダ64のインク通
路64aには図示されないインク収納タンクからインク
供給口64dを介して供給され、かくして圧力室板70
の圧力室70a′内にはインクでもって満たされる。
【0017】図3および図4から明らかなように、各圧
力室70a′には1つのノズル孔72が割り当てられ、
一方各加圧片要素66aの後方側には該当板状圧電素子
76aの先端が当接させられる。板状圧電素子76aが
駆動させられると、加圧片要素66aが図4に示す矢印
Bの方向に撓まされ、これによりノズル孔72からはイ
ンク滴Dが射出させられる。
【0018】ノズル板74は本発明に従って構成された
ものであり、図5にはノズル板74の一部が詳細に図示
される。本実施例では、ノズル孔72はオリフィス部7
2aと、このオリフィス部72aと連通した後方拡大室
72bとからなる。図5において、参照符号“a”はオ
リフィス部72aの径を示し、参照符号“b”はオリフ
ィス部72aへのインク流入口径を示し、参照符号
“h”はオリフィス部72aのオリフィス長を示し、参
照符号“d”は後方拡大室72bの径を示し、参照符号
“θ”はオリフィス部72aの内側壁面(厳密に言え
ば、その母線)とノズル板74の前方面との成す角度を
示す。本実施例では、ノズル板74は以下の条件式を満
たすように構成される。すなわち、 h/a≧1 …(1) θ= 90 ±2μm (deg.) …(2) a<d …(3) このような条件を満たすノズル板74によれば、図2な
いし図4に示す記録ヘッドを6ないし10kHz の高い周波
数で駆動させても、ノズル板74のノズル孔72からは
インク滴が安定して噴射させられ、このため高品位の高
解像度のドット記録が保証され得る。
【0019】図6には、図5に示すようなノズル板74
を製造するための製造プロセスが示される。ステップ
(1) では、厚さ50μm 程度の厚さを持つ適当な金属シー
ト例えばニッケルシート78が用意され、そこにはノズ
ル孔72のオリフィス部72aの内径に対応する径を持
つ透光穴78aが形成される。また、ステップ(1) で
は、ニッケルシート78の片面に所望の厚さを持つホト
レジストフィルムがホトレジスト層80として適用され
る。なお、ニッケルシート78の片面、すなわちホトレ
ジスト層80を適用される側の片面だけが導体面とさ
れ、該ニッケルシート78の反対側の片面、その周囲縁
部および透光穴78aの内側周囲縁は不導体処理が施さ
れる。そのような不導体処理としては、例えば、適当な
ポリマーの塗布、あるいは酸化被膜の真空蒸着等を挙げ
得る。ステップ(1) に示すように、ニッケルシート78
をホトマスクとしてホトレジスト層80に平行紫外線光
82が照射され、これにより透光穴78aに対応した円
柱部だけが感光させられる。
【0020】次いで、ホトレジスト層80の未感光部分
が現像処理でもって除去されると、ステップ(2) に示す
ように、該ホトレジスト層80の感光部分、すなわち透
光穴78aに対応した円柱部80′だけがニッケルシー
ト78の透光穴78a上に残される。次いで、ニッケル
シート78の導体面側には電気ニッケルメッキ処理によ
ってニッケルが析出されて、該導体面上に円柱部80′
の高さに対応する厚さのニッケルメッキ層84が形成さ
れる。
【0021】続いて、ステップ(3) に示すように、ニッ
ケルメッキ層84上には再び所望の厚さを持つホトレジ
ストフィルムがホトレジスト層86として適用される。
次いで、ホトマスク88がホトレジスト層86上に適用
される。ホトマスク88には後方拡大室72bの直径
“d”に対応する直径を持つ透光穴88aが形成され、
ホトレジスト層86上に対するホトマスク88の適用に
ついては、該透光穴88aが円柱部80′と同心関係と
なるように行われる。ステップ(3) に示すように、ホト
レジスト層86にはホトマスク88を介して平行紫外線
光90が照射され、これにより透光穴88aに対応した
円柱部だけが感光させられる。
【0022】次に、ホトレジスト層88の未感光部分が
現像処理でもって除去されると、ステップ(4) に示すよ
うに、該ホトレジスト層88の感光部分、すなわち透光
穴88aに対応した円柱部88′だけが残される。次い
で、ニッケルメッキ層84上に更に電気ニッケルメッキ
処理によってニッケルを析出させて、該ニッケルメッキ
層84を円柱部88′の高さに対応する厚さまで成長さ
せる。
【0023】その後、円柱部80′および88′を適当
な除去剤でもって溶解除去することにより、ステップ
(5) に示すようなノズル板74が得られることになる。
以上で述べたような製造プロセスによりノズル板74を
製造した場合の加工精度の変動幅については以下の通り
であった。 3σ=±2μm (σ:標準偏差)
【0024】次に、図7を参照すると、図5に示すよう
なノズル板74を製造するための別の製造プロセスが示
される。ステップ(1) では、適当な厚さの光透過性基板
例えばガラス基板92上に透明導電膜例えばITO膜9
4(インジウム−錫の酸化膜)が1000Åの厚さで真空蒸
着によって形成され、該ITO膜94上に液状ホトレジ
ストをスピンコートにより1ないし3μm の厚さで塗布
してホトレジスト層96を形成する。ホトレジスト層9
6にはホトマスク98が適用され、このホトマスク98
にはノズル孔72のオリフィス部72aの内径に実質的
に等しい径を持つ透光穴98aが形成される。ステップ
(1) に示すように、ホトレジスト層96にはホトマスク
98を介して平行紫外線光100が照射され、これによ
り透光穴98aに対応した薄い円板部だけが感光させら
れる。なお、本実施例では、透明導電膜の材料として
は、酸化インジウムと酸化錫の混合物が用いられたが、
酸化インジウムおよび酸化錫の一方だけを用いてもよ
く、また光透過性基板のガラス以外の材料としては、透
明樹脂材料例えばポリカーボネイト、ポリスチレン、ポ
リエステル、アクリル等を用いることが可能であり、更
に光透過性基板をガラスと透明樹脂材料との多層体とし
て形成することも可能である。
【0025】その後、ホトレジスト層96の未感光部分
が現像処理でもって除去されると、ステップ(2) に示す
ように、該ホトレジスト層96の感光部分、すなわち透
光穴98aに対応した薄い円板部96′だけがITO膜
94上に残される。次いで、ITO膜94上に電気ニッ
ケルメッキ処理によってニッケルを析出させて、該IT
O膜94上に2μm 程度の厚さのニッケルメッキ層10
2を形成する。
【0026】続いて、ステップ(3) に示すように、ニッ
ケルメッキ層102上には50μm の厚さのホトレジスト
フィルムがホトレジスト層104として適用される。次
に、ガラス基板92側から平行紫外線光106がホトレ
ジスト層104に対して照射されると、ニッケルメッキ
層102がホトマスクとして機能し、薄い円板部96′
を通過した平行紫外線光によって、ホトレジスト層10
4の一部、すなわち該円板部96′に対応した円柱部だ
けが感光させられる。
【0027】その後、ホトレジスト層104の未感光部
分が現像処理でもって除去されると、ステップ(4) に示
すように、該ホトレジスト層104の感光部分、すなわ
ち薄い円板部96′に対応した円柱部104′だけがニ
ッケルメッキ層102上に残される。次いで、ニッケル
メッキ層102に更に電気ニッケルメッキ処理によって
ニッケルを析出させて、該ニッケルメッキ層102を円
柱部104′の高さに対応する厚さまで成長させる。
【0028】続いて、ステップ(5) に示すように、ニッ
ケルメッキ層102上には再び50μm の厚さのホトレジ
ストフィルムがホトレジスト層108として適用され、
次いでホトマスク110が該ホトレジスト層108上に
適用される。ホトマスク110には後方拡大室72bの
直径“d”に対応する直径を持つ透光穴110aが形成
され、ホトレジスト層108上に対するホトマスク11
0の適用については、該透光穴110aが円柱部10
4′と同心関係となるように行われる。ステップ(5) に
示すように、ホトレジスト層108にはホトマスク11
0を介して平行紫外線光112が照射され、これにより
透光穴110aに対応した円柱部だけが感光させられ
る。
【0029】その後、ホトレジスト層108の未感光部
分が現像処理でもって除去されると、ステップ(6) に示
すように、該ホトレジスト層108の感光部分、すなわ
ち透光穴110aに対応した円柱部108′だけが残さ
れる。次いで、ニッケルメッキ層102上に更に電気ニ
ッケルメッキ処理によってニッケルを析出させて、該ニ
ッケルメッキ層102を円柱部108′の高さに対応す
る厚さまで成長させる。
【0030】その後、円板部96′、円柱部104′お
よび108′を適当な除去剤でもって溶解除去した後に
ニッケルメッキ層102をITO膜94から剥離するこ
とにより、ステップ(7) に示すようなノズル板74が得
られることになる。図7に示した製造プロセスで得られ
たノズル板74の寸法関係については以下の通りであっ
た。 h/a=1.49 θ=92.2 deg. a/d=0.028 なお、ノズル孔82のオリフィス部72aの径“a”の
加工精度の変動幅については以下の通りであった。 3σ=±1.2 μm (σ:標準偏差)
【0031】なお、図7に示す製造プロセスにおいて、
ガラス基体92に形成したITO膜94にエッチング処
理を施して、円板部96′に対応した領域からITO膜
材料を除去した後にニッケルメッキ層102を形成する
こともできる。
【0032】図8を参照すると、図5に示すようなノズ
ル板74を製造するための更に別の製造プロセスが示さ
れる。ステップ(1) では、適当な厚さの光透過性基板例
えばガラス基板114上に透明樹脂材料例えば透明なポ
リカーボネイト膜116が1μm 程度の厚さで塗布され
た後、ニッケル膜118がポリカーボネイト膜116上
に1000Åの厚さで真空蒸着される。次いで、ニッケル膜
118上に液状ホトレジストをスピンコートにより適当
な厚さで塗布してホトレジスト膜120を形成する。ホ
トレジスト膜120にはホトマスク122が適用され、
このホトマスク122にはノズル孔72のオリフィス部
72aに対応した円形領域122aに光不透過処理が施
され、その他の領域は光透過領域とされる。ステップ
(1) に示すように、ホトレジスト膜120にはホトマス
ク122を介して平行紫外線光124が照射され、これ
によりホトレジスト膜120はその一部すなわち円形領
域122aで覆われる領域を除いて感光させられる。
【0033】その後、ホトレジスト膜120の未感光領
域すなわち円形領域122aで覆われた領域を現像処理
でもって除去した後、エッチング処理を施してニッケル
膜118の露出領域すなわち円形領域122aに対応し
た領域からニッケル膜材料を除去する。すなわち、ステ
ップ(2) に示すように、ニッケル膜118には開口部1
18′が形成され、この開口部118′はノズル孔72
のオリフィス部72aに対応するものとなる。
【0034】次いで、ニッケル膜118上からホトレジ
スト膜120を除去した後、ステップ(3) に示すよう
に、該ニッケル膜118上には50μm の厚さのホトレジ
ストフィルムがホトレジスト層126として適用され
る。続いて、ガラス基板114側から平行紫外線光12
8がホトレジスト層126に対して照射されると、ニッ
ケルメッキ膜118がホトマスクとして機能し、その開
口部118′を通過した平行紫外線光によって、ホトレ
ジスト層126の一部、すなわち該開口部118′に対
応した円柱部だけが感光させられる。
【0035】その後、ホトレジスト層126の未感光部
分が現像処理でもって除去されると、ステップ(4) に示
すように、該ホトレジスト層126の感光部分、すなわ
ち開口部118′に対応した円柱部126′だけが残さ
れる。次いで、ニッケル膜118に電気ニッケルメッキ
処理によってニッケルを析出させて、該ニッケル膜11
8上にニッケルメッキ層130を円柱部126′の高さ
に対応する厚さまで形成する。
【0036】次に、ステップ(5) に示すように、ニッケ
ルメッキ層130上には再び50μmの厚さのホトレジス
トフィルムがホトレジスト層132として適用された
後、ガラス基板114側から平行紫外線光134がホト
レジスト層132に対して照射されると、ニッケル膜1
18およびニッケルメッキ層130がホトマスクとして
機能し、円柱部126′を通過した平行紫外線光によっ
て、ホトレジスト層132の一部、すなわち該円柱部1
26′に対応した円柱部だけが感光させられる。
【0037】その後、ホトレジスト層132の未感光部
分が現像処理でもって除去されると、ステップ(6) に示
すように、該ホトレジスト層132の感光部分、すなわ
ち円柱部126′に対応した円柱部132′だけが残さ
れる。次いで、ニッケルメッキ層130に更にニッケル
メッキ処理によってニッケルを析出させて、該ニッケル
メッキ層130を円柱部132′の高さに対応する厚さ
まで成長させる。
【0038】続いて、ステップ(7) に示すように、ニッ
ケルメッキ層130上には更に100μm の厚さのホトレ
ジストフィルムがホトレジスト層136として適用され
た後、ホトマスク138が該ホトレジスト層136上に
適用される。ホトマスク138には後方拡大室72bの
直径“d”に対応する直径を持つ透光穴138aが形成
され、ホトレジスト層136上に対するホトマスク13
8の適用については、該透光穴138aが円柱部12
6′および132′と同心関係となるように行われる。
ステップ(7) に示すように、ホトレジスト層136には
ホトマスク138を介して平行紫外線光140が照射さ
れ、これにより透光穴138aに対応した円柱部だけが
感光させられる。
【0039】その後、ホトレジスト層136の未感光部
分が現像処理でもって除去されると、ステップ(8) に示
すように、該ホトレジスト層136の感光部分、すなわ
ち透光穴138aに対応した円柱部136′だけが残さ
れる。次いで、ニッケルメッキ層130上に更に電気ニ
ッケルメッキ処理によってニッケルを析出させて、該ニ
ッケルメッキ層130を円柱部136′の高さに対応す
る厚さまで成長させる。
【0040】その後、円柱部126′、132′および
136′を適当な除去剤でもって溶解除去した後、ニッ
ケル膜118を持つニッケルメッキ層130をポリカー
ボネイト膜116ITO膜94から剥離することによ
り、ステップ(9) に示すようなノズル板74が得られる
ことになる。図8に示した製造プロセスで得られたノズ
ル板74の寸法関係については以下の通りであった。 h/a=2.5 θ=93.5 deg. a/d=0.028 なお、ノズル孔82のオリフィス部72aの径“a”の
加工精度の変動幅については以下の通りであった。 3σ=±1.2 μm (σ:標準偏差)
【0041】図9を参照すると、図7に示した製造プロ
セスの変形実施例が示され、この変形実施例による製造
プロセスはそのステップ(3) が図7に示した製造プロセ
スのステップ(3) と異なる点を除けば図7の製造プロセ
スと実質的に同じである。詳述すると、図9のステップ
(3) では、ニッケルメッキ層102上に50μm の厚さの
ホトレジストフィルムをホトレジスト層104として適
用した後にガラス基板92側から平行紫外線光106を
ホトレジスト層104に対して照射する際に該ガラス基
板92の前方側に光拡散板142が配置される。このた
め平行紫外線光106は散乱光として円板部96′に入
射させられるので、ホトレジスト層104の感光部はス
テップ(4) に示すようにテーパ面を持つ截頭円錐形部1
04″となる。かくして、ステップ(7) でノズル板74
が得られたとき、そこに形成されたノズル孔72のオリ
フィス部72aの内側壁面はテーパ面となる。例えば、
光拡散板142として、石英板の片面にサンドブラスト
処理(サンドNo.200)を施して得られたものが使用さ
れ、かつその光拡散板をガラス基板92から1.2mm 離し
て配置した場合には、テーパ角θは75度であった。かか
るテーパ角度については、光拡散板142の散乱度を変
えることにより、また光拡散板142とガラス基板92
との間の距離を変えることにより変化する。テーパ角θ
が60度以上であれば、インクジェット記録装置の記録ヘ
ッドを6ないし10kHz の高い周波数で駆動させても、ノ
ズル板74のノズル孔72からはインク滴が安定して噴
射させられ、このため高品位の高解像度のドット記録が
保証され得ることが判明した。
【0042】図9に示した実施例では、光拡散板142
が用いられたが、そのような光拡散板142の代わり
に、図10に示すように、ガラス基板92を平行紫外線
光に対して角度θだけ傾斜させかつ該平行紫外線光に平
行な回転軸線の回りで回転させることによっても、ノズ
ル孔72のオリフィス部72aの内壁面をテーパ面とし
て形成することができる。なお、図10では、ガラス基
板92が平行紫外線光に対して回転させらるが、ガラス
基板92を固定した状態で該平行紫外線光の光源を所定
の円錐角を描くように回転させるようにしてもよい。
【0043】図11には図8に示した製造プロセスの変
形実施例が示され、この変形実施例による製造プロセス
はそのステップ(3) および(5) が図8に示した製造プロ
セスのステップ(3) および(5) と異なる点を除けば図8
の製造プロセスと実質的に同じである。詳述すると、図
11のステップ(3) では、ニッケル膜118上に50μm
の厚さのホトレジストフィルムをホトレジスト層126
として適用した後にガラス基板114側から平行紫外線
光128をホトレジスト層126に対して照射する際に
該ガラス基板114の前方側に光拡散板142が配置さ
れる。このため平行紫外線光128は散乱光として開口
部118′に入射させられるので、ホトレジスト層12
6の感光部はステップ(4) に示すようにテーパ面を持つ
截頭円錐形部126″となる。また、図11のステップ
(5) でも、ニッケルメッキ層130上に50μm の厚さの
ホトレジストフィルムをホトレジスト層132として適
用された後にガラス基板114側から平行紫外線光13
4をホトレジスト層132に対して照射する際に該ガラ
ス基板114の前方側に光拡散板142が配置される。
このため平行紫外線光134は散乱光として開口部11
8′に入射させられるので、ホトレジスト層132の感
光部はステップ(6) に示すようにテーパ面を持つ截頭円
錐形部132″となる。かくして、ステップ(9) でノズ
ル板74が得られたとき、そこに形成されたノズル孔7
2のオリフィス部72aの内側壁面はテーパ面となる。
図10に示した場合と同様に、図11の製造プロセスの
ステップ(3) および(5) においても、光拡散板142を
用いる代わりに、ガラス基板142を平行紫外線に対し
て角度θだけ傾斜させることにより、ノズル孔72のオ
リフィス部72aの内壁面をテーパ面として形成するこ
とができる。
【0044】以上で述べた実施例では、ノズル板74の
材料としてニッケルが用いられているが、しかしメッキ
処理可能なその他の金属でノズル板14を形成し得るこ
とが理解されるべきである。また、図2ないし図4に示
した記録ヘッドの例では、そのアクチュエータとして圧
電素子が用いられたが、その他のアクチュエータ例えば
発熱素子等を用いることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上の構成から明らかなように、本発明
によるノズル板のノズル孔の内壁面はその縦断面図にお
いて直線状輪郭とされ、しかもその直線状輪郭と該ノズ
ル板の前面との成す角度が60度以上98度以下とされるの
で、記録ヘッドを6ないし10kHz の高い周波数で駆動さ
せても、ノズル板のノズル孔からはインク滴が安定して
噴射させられ、このため高品位の高解像度のドット記録
が保証され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の概略構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明を実施した記録ヘッドの分解斜視図であ
る。
【図3】図2のIII-III 線に沿って見た部分拡大図であ
る。
【図4】図3のIV-IV 線に沿う断面図である。
【図5】図4に示すノズル板のノズル孔を示す部分拡大
図である。
【図6】本発明によるノズル板を製造するための製造プ
ロセスを概略的に示す工程図である。
【図7】本発明によるノズル板を製造するための別の製
造プロセスを概略的に示す工程図である。
【図8】本発明によるノズル板を製造するための更に別
の製造プロセスを概略的に示す工程図である。
【図9】図7の製造プロセスの変形例を示す工程図であ
る。
【図10】図9の製造プロセスの一ステップの代替ステ
ップを示す説明図である。
【図11】図8の製造プロセスの変形例を示す工程図で
ある。
【図12】従来のノズル板の製造プロセスを概略的に示
す工程図である。
【図13】図12の製造プロセスで製造されたノズル板
の拡大概略図である。
【符号の説明】
10…基板 12…ホトレジストパターン 14…ニッケルメッキ層 16…ノズル孔 18…ノズル板 20…プラテン 22…駆動モータ 24…案内ロッド 26…キャリッジ 28…無端駆動ベルト 30…駆動モータ 32…黒色記録ヘッド 34…カラー記録ヘッド 36…黒色インク用タンク 38,40,42…カラーインク用タンク 44…ノズル保守機構 64…ホルダ部材 64a,64b…ガイド溝 66…加圧板 66a…加圧片要素 66b…スリット 66c…ヒンジ部 64d…インク供給口 70…圧力室板 70a…開口部 70a′…圧力室 70b…周囲溝 70c…孔部 70d…分岐溝 72…ノズル孔 72a…オリフィス部 72b…後方拡大室 74…ノズル板 76…圧電素子積重ね体 76a…板状圧電素子 76b…可撓性帯状ケーブル 78…ニッケルシート 78a…透光穴 80…ホトレジスト層 80′…円柱部 82…平行紫外線光 84…ニッケルメッキ層 86…ホトレジスト層 88…ホトマスク 88′…円柱部 88a…透光穴 90…平行紫外線光 92…ガラス基板 94…ITO膜 96…ホトレジスト層 96′…円板部 98…ホトマスク 100…平行紫外線光 102…ニッケルメッキ層 104…ホトレジスト層 104′…円柱部 106…平行紫外線光 108…ホトレジスト層 108′…円柱部 110…ホトマスク 110a…透光穴 112…平行紫外線光 114…ガラス基板 116…ポリカーボネイト膜 118…ニッケル膜 118′…開口部 120…ホトレジスト膜 122…ホトマスク 122a…円形領域 124…平行紫外線光 126…ホトレジスト層 126′…円柱部 128…平行紫外線 130…ニッケルメッキ層 132…ホトレジスト層 132′…円柱部 134…平行紫外線光 136…ホトレジスト層 136′…円柱部 138…ホトマスク 138a…透光穴 140…平行紫外線光 142…光拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北川 博紀 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 芝野 元通 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッド用ノズル板(74)を有する
    インクジェット記録装置であって、前記ノズル板が電気
    メッキ処理による金属析出によって形成される金属板か
    らなり、前記ノズル板にはインク滴を射出するためのノ
    ズル孔(72)が形成され、このノズル孔のオリフィス
    部(72a)の径“a”とそのオリフィス長“h”との
    関係が以下の式(1) を満たし、かつ前記オリフィス部の
    内壁面と前記ノズル板の前面とによって規定される角度
    “θ”が以下の式(2) を満たすことを特徴とするインク
    ジェット記録装置。 h/a≧1 (1) 60≦θ≦ 98(deg) (2)
  2. 【請求項2】 電気メッキ処理による金属析出によって
    形成される金属板からなるインクジェット記録ヘッド用
    ノズル板(74)であって、該ノズル板にはインク滴を
    射出するためのノズル孔(72)が形成され、このノズ
    ル孔のオリフィス部(72a)の径“a”とそのオリフ
    ィス長“h”との関係が以下の式(1)を満たし、かつ前
    記オリフィス部の内壁面と前記ノズル板の前面とによっ
    て規定される角度“θ”が以下の式(2) を満たすことを
    特徴とするインクジェット記録ヘッド用ノズル板。 h/a≧1 (1) 60≦θ≦ 98(deg) (2)
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインクジェットヘッド
    用ノズル板(74)において、前記ノズル孔(72)が
    前記オリフィス部(72a)の後方側に配置されかつそ
    の径“a”よりも大きな径“d”を持つ後方拡大室(7
    2b)を含むことを特徴とするインクジェット記録ヘッ
    ド用ノズル板。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載のインクジェッ
    トヘッド用ノズル板において、前記ノズル孔(72)の
    内壁面がテーパ面として形成されることを特徴とするイ
    ンクジェット記録ヘッド用ノズル板。
  5. 【請求項5】 インクジェット記録ヘッド用ノズル板
    (74)の製造方法であって、 ノズル孔のオリフィス部の径に対応した径の透光部を持
    つ金属遮光膜の第1の片面に第1の感光層を適用する第
    1の感光層適用工程と、 前記金属遮光膜の第2の片面側からその透光部を通して
    光を前記感光層に照射して、該感光層の一部、すなわち
    前記透光部に対応した第1の透光部対応部分を感光させ
    る第1の感光工程と、 前記金属遮光膜の第1の片面側で前記第1の透光部対応
    部分だけを残して前記第1の感光層を除去する第1の感
    光層除去工程と、 前記金属遮光膜の第1の片面に電気メッキ処理によって
    所定の金属を析出させて第1の析出金属層を形成する第
    1の金属析出工程と、 前記第1の析出金属層から前記第1の透光部対応部分を
    除去する除去工程とからなることを特徴とする製造方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の製造方法において、前
    記第1の感光層が感光性フィルムとして前記金属遮光膜
    の第1の片面に適用されることを特徴とする製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載の製造方法にお
    いて、更に、 前記第1の金属析出工程後に前記第1の析出金属層上に
    更に第2の感光層を適用する第2の感光層適用工程と、 前記金属遮光膜の第2の片面側からその透光部を通して
    光を前記第2の感光層に照射して、該第2の感光層の一
    部、すなわち前記透光部に対応した第2の透光部対応部
    分を感光させる第2の感光工程と、 前記第2の透光部対応部分だけを残して前記第2の感光
    層を除去する第2の感光層除去工程と、 前記第1の析出金属層上に更に電気メッキ処理によって
    所定の金属を析出させて第2の析出金属層を形成する第
    2の金属析出工程とを含み、 前記除去工程で前記第1の透光部対応部分と共に前記第
    2の透光部対応部分も除去されることを特徴とする製造
    方法。
  8. 【請求項8】 請求項5から7までのいずれか1項に記
    載の製造方法において、前記第2の感光層が感光性フィ
    ルムとして前記第1の析出金属層に適用されることを特
    徴とする製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5から8までのいずれか1項に記
    載の製造方法において、前記感光工程で感光させられた
    前記透光部対応部分の境界面が前記金属遮光膜に対して
    角度θを成し、該角度θが60度以上98度以下であること
    を特徴とする製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の製造方法において、
    前記角度θを得るために前記感光工程で散乱光を用いる
    ことを特徴とする製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の製造方法において、
    前記感光工程で平行光が用いられ、しかも前記角度θを
    得るべく前記感光工程中に前記金属遮光膜が前記平行光
    に対して相対的に回転させられることを特徴とする製造
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項5から11までのいずれか1項
    に記載に製造方法において、前記金属遮光膜が光透過性
    基板上に予め保持され、前記除去工程後に前記金属膜が
    前記光透過性基板から分離されることを特徴とする製造
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項5から12項までのいずれか1
    項に記載の製造方法において、更に、 前記光透過性基板の片面に透明導電膜を被着させる工程
    と、 前記透明導電膜上に感光膜を形成する段階と、 前記感光膜の露光・現像処理により該透明導電膜上に該
    感光膜の一部、すなわちノズル孔のオリフィス部の径に
    対応した径を持つ対応部分を残す工程と、 前記透明導電膜上に電気メッキ処理により金属膜を形成
    して前記光透過性基板上に前記金属遮光膜を得る工程と
    を含むことを特徴とする製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の製造方法におい
    て、前記透明導電膜が酸化錫、酸化インジウムおよびそ
    れらの混合物からなる群のうちから選ばれた1つの材料
    からなることを特徴とする製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の製造方法におい
    て、前記光透過性基板がガラス、ポリカーボネイト、ポ
    リスチレン、ポリエステルおよびアクリルからなる群の
    うちから選ばれた1つの材料からなることを特徴とする
    製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項5から12項までのいずれか1
    項に記載の製造方法において、更に、 前記光透過性基板の片面に金属膜を被着させる工程と、 前記金属膜上にノズル孔のオリフィス部の径に対応した
    径の透光部を形成して前記金属遮光膜を得る工程とを含
    むことを特徴とする製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の製造方法におい
    て、前記光透過性基板がガラス、ポリカーボネイト、ポ
    リスチレン、ポリエステルおよびアクリルからなる群の
    うちから選ばれた1つの材料からなることを特徴とする
    製造方法。
JP6101195A 1994-04-11 1995-03-20 インクジェット記録装置、その記録ヘッド用ノズル板およびそのノズル板の製造方法 Pending JPH07329304A (ja)

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