JPH07329026A - Ｐｃパネル製造法 - Google Patents
Ｐｃパネル製造法Info
- Publication number
- JPH07329026A JPH07329026A JP14407594A JP14407594A JPH07329026A JP H07329026 A JPH07329026 A JP H07329026A JP 14407594 A JP14407594 A JP 14407594A JP 14407594 A JP14407594 A JP 14407594A JP H07329026 A JPH07329026 A JP H07329026A
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- JP
- Japan
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- panel
- tile
- curved
- mortar
- frame
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- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 5
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 239000004575 stone Substances 0.000 abstract description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 239000011178 precast concrete Substances 0.000 description 28
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
- Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面の石材タイル側が外向きに湾曲しないよ
うに形成出来るようにした、ＰＣパネル製造法を提供す
る。 【構成】 ＰＣパネルの表面のタイル側が僅かに凸状に
湾曲形成される場合において、ＰＣパネル成形用枠体の
底面に、予め前記凸状湾曲の反り量を見込んで凸状湾曲
を内向きに形成し、この湾曲面にタイルを配設すると共
に枠体内にモルタル等の結合材を流し込んで固化させ
る。
うに形成出来るようにした、ＰＣパネル製造法を提供す
る。 【構成】 ＰＣパネルの表面のタイル側が僅かに凸状に
湾曲形成される場合において、ＰＣパネル成形用枠体の
底面に、予め前記凸状湾曲の反り量を見込んで凸状湾曲
を内向きに形成し、この湾曲面にタイルを配設すると共
に枠体内にモルタル等の結合材を流し込んで固化させ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ＰＣ（プレキャストコ
ンクリート）パネル製造法に関するものである。
ンクリート）パネル製造法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】建築現場におけるタイル施工を省くため
にＰＣ工法が広く利用されている。このＰＣ工法は、比
較的小片なタイルを所定の枠体（型枠）の底面に目地と
なる隙間をあけて複数配設し、その後モルタル等の結合
材を枠体内に流し込んで固化させて比較的大きなタイル
板（ＰＣパネル）を形成し、これを鉄骨躯体等に取り付
けて壁等を形成する施工法である。
にＰＣ工法が広く利用されている。このＰＣ工法は、比
較的小片なタイルを所定の枠体（型枠）の底面に目地と
なる隙間をあけて複数配設し、その後モルタル等の結合
材を枠体内に流し込んで固化させて比較的大きなタイル
板（ＰＣパネル）を形成し、これを鉄骨躯体等に取り付
けて壁等を形成する施工法である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ＰＣ工
法においては次のような欠点乃至解決しなければならな
い課題がある。 タイルが小片である場合は、特に問題にはならない
が比較的細長い又は大きなタイルを使用すると、図３に
示すようにＰＣパネル１のタイル２側が僅かに凸状に湾
曲する。 タイルが小片であっても目地の隙間をあけないでタ
イルを密に配設するとと同様の現象が生じる。これら
の湾曲現象は、モルタル３側が固まる際に僅かに縮むの
に対して、タイル２側は殆ど縮まずその大きさを維持し
ようとする処に原因があると考えられる。特に御影石、
大理石等の天然石材をタイルとして使用する場合は、１
枚のタイルが比較的大きくなるため湾曲が生じ易く、湾
曲したＰＣパネルで施工すると壁の仕上がりが悪くな
る。そこで、本発明は、このような従来のＰＣ工法にお
ける問題点を解決するためになされ、表面の石材タイル
側が外向きに湾曲しないように形成出来るようにした、
ＰＣパネル製造法を提供することを課題とする。
法においては次のような欠点乃至解決しなければならな
い課題がある。 タイルが小片である場合は、特に問題にはならない
が比較的細長い又は大きなタイルを使用すると、図３に
示すようにＰＣパネル１のタイル２側が僅かに凸状に湾
曲する。 タイルが小片であっても目地の隙間をあけないでタ
イルを密に配設するとと同様の現象が生じる。これら
の湾曲現象は、モルタル３側が固まる際に僅かに縮むの
に対して、タイル２側は殆ど縮まずその大きさを維持し
ようとする処に原因があると考えられる。特に御影石、
大理石等の天然石材をタイルとして使用する場合は、１
枚のタイルが比較的大きくなるため湾曲が生じ易く、湾
曲したＰＣパネルで施工すると壁の仕上がりが悪くな
る。そこで、本発明は、このような従来のＰＣ工法にお
ける問題点を解決するためになされ、表面の石材タイル
側が外向きに湾曲しないように形成出来るようにした、
ＰＣパネル製造法を提供することを課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を技術的に解決
するための手段として、本発明は、ＰＣパネルの表面の
タイル側が僅かに凸状に湾曲形成される場合において、
ＰＣパネル成形用枠体の底面に、予め前記凸状湾曲の反
り量を見込んで凸状湾曲を内向きに形成し、この湾曲面
にタイルを配設すると共に枠体内にモルタル等の結合材
を流し込んで固化させるＰＣパネル製造法を要旨とす
る。
するための手段として、本発明は、ＰＣパネルの表面の
タイル側が僅かに凸状に湾曲形成される場合において、
ＰＣパネル成形用枠体の底面に、予め前記凸状湾曲の反
り量を見込んで凸状湾曲を内向きに形成し、この湾曲面
にタイルを配設すると共に枠体内にモルタル等の結合材
を流し込んで固化させるＰＣパネル製造法を要旨とす
る。
【０００５】
【作 用】ＰＣパネル成形用枠体の底面に、予めタイル
の反り量を見込んだ凸状湾曲を内向きに形成してあるの
で、モルタル等の結合材の固化に伴ってタイルが外側に
反るとバランスがとれてＰＣパネルの表面は平らにな
る。
の反り量を見込んだ凸状湾曲を内向きに形成してあるの
で、モルタル等の結合材の固化に伴ってタイルが外側に
反るとバランスがとれてＰＣパネルの表面は平らにな
る。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳説する。図１において、４はＰＣパネル成形用枠体で
あり、その底面に天然石材からなるタイル２の反り量を
見込んだ凸状の湾曲面４ａを内向きに形成してある。即
ち、タイル２の湾曲に対して逆向きに湾曲させてある。
この場合、枠体４の底面は内側のみ湾曲形成してあるが
底面全体を湾曲形成するようにしても良い。
詳説する。図１において、４はＰＣパネル成形用枠体で
あり、その底面に天然石材からなるタイル２の反り量を
見込んだ凸状の湾曲面４ａを内向きに形成してある。即
ち、タイル２の湾曲に対して逆向きに湾曲させてある。
この場合、枠体４の底面は内側のみ湾曲形成してあるが
底面全体を湾曲形成するようにしても良い。
【０００７】ＰＣパネルの成形法は従来と同様であり、
図示は省略したが前記枠体４の底面の湾曲面４ａに複数
のタイル２を配設し、枠体４内にモルタル３等の結合材
を流し込んで固化させる。
図示は省略したが前記枠体４の底面の湾曲面４ａに複数
のタイル２を配設し、枠体４内にモルタル３等の結合材
を流し込んで固化させる。
【０００８】このようにして成形されたＰＣパネル５
は、モルタル３等の結合材の固化に伴ってタイル１は反
らされるが、予め逆向きに湾曲されているので最終的に
出来上がったパネルの表面は平らになる。従って、この
ＰＣパネル５を用いれば、現場でのＰＣ工法による壁の
仕上がりが良好となる。
は、モルタル３等の結合材の固化に伴ってタイル１は反
らされるが、予め逆向きに湾曲されているので最終的に
出来上がったパネルの表面は平らになる。従って、この
ＰＣパネル５を用いれば、現場でのＰＣ工法による壁の
仕上がりが良好となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ＰＣパネルの曲率に対応させて成形用枠体の底面を予め
逆向き（内向き）に湾曲成形し、その湾曲底面にタイル
を配設すると共に枠体内にモルタル等の結合材を流し込
んで固化させるので、ＰＣパネルのタイル側が外側に湾
曲して最終的には平面に出来上がる。従って、ＰＣパネ
ルの品質を向上させると共に、ＰＣ工法による壁の仕上
がりが良好になるといった優れた効果が得られる。
ＰＣパネルの曲率に対応させて成形用枠体の底面を予め
逆向き（内向き）に湾曲成形し、その湾曲底面にタイル
を配設すると共に枠体内にモルタル等の結合材を流し込
んで固化させるので、ＰＣパネルのタイル側が外側に湾
曲して最終的には平面に出来上がる。従って、ＰＣパネ
ルの品質を向上させると共に、ＰＣ工法による壁の仕上
がりが良好になるといった優れた効果が得られる。
【図１】 本発明に係るＰＣパネル成形用枠体の斜視図
である。
である。
【図２】 成形されたＰＣパネルの一部を示す斜視図で
ある。
ある。
【図３】 従来のＰＣパネルを示す斜視図である。
１…ＰＣパネル ２…タイル ３…モルタル ４
…枠体 ４ａ…湾曲面
…枠体 ４ａ…湾曲面
Claims (1)
- 【請求項１】 ＰＣパネルの表面のタイル側が僅かに凸
状に湾曲形成される場合において、ＰＣパネル成形用枠
体の底面に、予め前記凸状湾曲の反り量を見込んで凸状
湾曲を内向きに形成し、この湾曲面にタイルを配設する
と共に枠体内にモルタル等の結合材を流し込んで固化さ
せることを特徴とするＰＣパネル製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14407594A JPH07329026A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | Ｐｃパネル製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14407594A JPH07329026A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | Ｐｃパネル製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07329026A true JPH07329026A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=15353700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14407594A Pending JPH07329026A (ja) | 1994-06-03 | 1994-06-03 | Ｐｃパネル製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07329026A (ja) |
-
1994
- 1994-06-03 JP JP14407594A patent/JPH07329026A/ja active Pending
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