JPH07328994A - 成形品のピアスカット装置 - Google Patents

成形品のピアスカット装置

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JPH07328994A
JPH07328994A JP12022594A JP12022594A JPH07328994A JP H07328994 A JPH07328994 A JP H07328994A JP 12022594 A JP12022594 A JP 12022594A JP 12022594 A JP12022594 A JP 12022594A JP H07328994 A JPH07328994 A JP H07328994A
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JP
Japan
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pierce
molded product
ejector
cutting
die
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JP12022594A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Komoda
啓晶 薦田
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Kasai Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形品に多くの貫通孔をピアスカットする成
形品のピアスカット装置において、ピアスカットにより
生じる端材の除去を強制かつ自動的に行なうことによ
り、生産性を高めることを目的とする。 【構成】 上型30と下型40とのプレス型と、下型4
0にカット機構50を設け、上型30に端材を強制する
エジェクタ機構60を備え、型締め、ピアスカット加工
後、エジェクタ機構60を駆動させて、エジェクタピン
63により成形品10の貫通孔13の形成により生じる
端材Aを下側に突き出し、カット刃51ならびにサポー
トメンバー52の内部を通じて型外に自動的に除去す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形品のピアスカッ
ト装置に関するもので、ピアスカット処理した端材を強
制的に型外に排除することにより、良好な作業性を確保
した成形品のピアスカット装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図10に示すように、エンジン
ルームEと車室Rとを区画するダッシュパネル1の車室
側には、エンジンルームEから車室R内への騒音の伝播
を防止するために、インシュレータダッシュ2が設置さ
れている。
【0003】そして、このインシュレータダッシュ2
は、充填材を混入した塩ビシート,ゴムシート等の遮音
材層2aと、フェルト,ポリウレタンフォーム等多孔質
基材からなる吸音材層2bとの2層構造体のものが一般
に使用されている。
【0004】また、インシュレータダッシュ2には、図
11に示すように、ステアリングシャフトや各種ハーネ
ス類,パイプ類等をエンジンルームE側から車室R側に
貫通させるために、複数の貫通孔3が開設されており、
これら貫通孔3をピアスカットするには、通常のピアス
カット装置ではなく、突き当てタイプのピアスカット装
置で対応している。
【0005】このことは、インシュレータダッシュ2の
吸音材層2bの素材として、吸音性能を高めることから
カット加工性に劣る極細繊維の繊維マット成形体を多く
用いることがその理由である。
【0006】そして、インシュレータダッシュ2に貫通
孔3をピアスカットする従来のカット装置の構成を、図
12を基に説明すると、このカット装置は、プレス下型
4並びに、プレス上型5と、プレス上型5に固定された
カット刃6と、上型5にスプリング7を介して設置され
た上パッド8とから構成されており、プレス上型5が下
降して、上パッド8がインシュレータダッシュ2を押圧
した状態で、さらに上型5が下降を継続すれば、スプリ
ング7が圧縮され、カット刃6によりインシュレータダ
ッシュ2のカットラインに沿って押し切り、所定形状の
貫通孔3をピアス加工するというものであり、ピアスカ
ット加工後、端材を除去するために、カット刃6内部に
端材をプレス下型4の型面上に残留させるためのスプリ
ング9が設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の突
き当て方式のピアスカット装置においては、ピアスカッ
ト加工を施したのち、貫通孔3に対応する端材が下型4
上に残り、ピアスカット1工程毎に端材の除去作業が必
要となり、作業性を大幅に低下させる要因となってい
る。
【0008】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、成形品に多数の貫通孔をピアスカットする
成形品のピアスカット装置において、ピアスカット加工
により生じる端材を強制的に型外に除去することによ
り、端材の除去作業に費す手間を省き、良好な作業性を
確保できる成形品のピアスカット装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、所要形状に成形された成形品の所定箇所
に複数の貫通孔を開設する成形品のピアスカット装置に
おいて、前記ピアスカット装置は、昇降可能なダイプレ
ートの下面に固定され、成形品の形状とほぼ一致する型
面を備えた上パッドからなる上型と、固定プレート上に
上下動可能に取付けられ、成形品の形状とほぼ一致する
型面を備えた下パッドからなる下型と、下パッドの所定
箇所に貫通孔が形成され、この貫通孔の内周に沿って設
置されたカット刃を備え、下パッドの下降動作により成
形品の所定箇所をピアス加工するカット機構と、上型に
設置され、カット加工後、カット箇所の端材を下パッド
の貫通孔側に突き出すエジェクタ機構とから構成されて
いることを特徴とする。
【0010】上記エジェクタ機構としては、油圧シリン
ダにより上下動可能なエジェクタプレートを設置し、こ
のエジェクタプレートに複数のエジェクタピンを所定箇
所に取付けてもよく、また、個々のエジェクタピンを駆
動させるエアシリンダをカット箇所に対応して複数個設
けてもよい。さらに、スプリングによりエジェクタピン
をバネ付勢する構成でもよい。
【0011】また、成形品の形態としては、極細繊維を
素材とした繊維マット成形体や、ポリウレタンフォーム
など、端材の除去が困難な成形品に好適である。
【0012】
【作用】以上の構成から明らかなように、下パッドの貫
通孔の内周に沿ってカット刃が設置され、このカット刃
に対応して、端材を下パッドの貫通孔側に突き出すエジ
ェクタ機構が上型に採用されているため、上下型の型締
め後、上パッドと下パッドが下降して、カット刃により
成形品の所定箇所に貫通孔がピアス加工されたのち、エ
ジェクタ機構によりエジェクタピンが下降して、貫通孔
形成により生じた端材を下パッドの貫通孔側に突き出
し、端材を自動的に型外に除去するため、従来のよう
に、端材除去に人手を要することがない。
【0013】また、ピアスカット加工が非常に困難な極
細繊維をベースとした繊維マット成形体であっても、エ
ジェクタピンにより強制的に端材を除去するため、カッ
ト加工が不完全な形であっても、端材を完全に型外に除
去することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る成形品のピアスカット装
置の実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。
【0015】図1,図2は本発明に係るピアスカット装
置を適用してピアスカット処理を施したインシュレータ
ダッシュを示す断面図ならびに平面図、図3は本発明に
係るピアスカット装置の第1実施例を示す全体図、図4
は本発明に係るピアスカット装置の第1実施例の要部を
示す断面図、図5ないし図7は本発明に係るピアスカッ
ト装置の動作を示す各断面図、図8ならびに図9は本発
明に係るピアスカット装置の第2実施例ならびに第3実
施例を示す要部断面図である。
【0016】まず、図1,図2において、インシュレー
タダッシュ10の構成について説明する。
【0017】インシュレータダッシュ10は、充填材を
混入した塩ビシート,ゴムシート等の熱可塑性樹脂で、
かつ可撓性を備えた遮音材層11と、この遮音材層11
の裏面側に一体貼着される成形フェルトを素材とした吸
音材層12とから大略構成されており、図2に示すよう
に、インシュレータダッシュ10の全体にわたり、多く
の貫通孔13が開設されており、この貫通孔13は、ス
テアリングシャフトや各種配線ハーネス,空調用配管等
をエンジンルームEから車室R内側に導入するためのも
のである。
【0018】そして、このインシュレータダッシュ10
の吸音材層12は、極細繊維に熱可塑性樹脂と熱硬化性
樹脂とを適宜配合比で混入したものを予熱後、コールド
プレス成形により所要形状に成形されており、基準重量
当たり多くの表面積が確保できることから、優れた吸音
性能を発揮している。
【0019】上述したインシュレータダッシュ10のよ
うに、多くの貫通孔13をピアス加工するのに好適なピ
アスカット装置を提供することが本発明の目的であり、
本発明に係るピアスカット装置の第1実施例を、図3な
いし図4を基に説明すると、ピアスカット装置20は、
プレス型を構成する上型30と下型40と、下型40に
設置されるカット機構50と、上型30に設置されるエ
ジェクタ機構60とから大略構成されている。
【0020】さらに詳しくは、上型30は、図示しない
昇降機構と連結して、昇降可能なダイプレート31の下
面に固定され、成形品の曲面形状に対応する型面形状を
もつ上パッド32から構成されている。
【0021】一方、下型40は、固定プレート41上に
上下動可能に取付けられ、成形品の形状とほぼ等しい型
面形状を備えた下パッド42とから構成され、固定プレ
ート41と下パッド42との間には、スムーズな上下動
作を可能にするようなコイルスプリング,ダンパー等の
緩衝機構43が設置されている。
【0022】次いで、カット機構50は、下型40に設
置されており、インシュレータダッシュ10に開設され
る多くの貫通孔13に対応する位置に、カット刃51が
固定プレート41上のサポートメンバー52の上面に取
付けられている。
【0023】そして、カット刃51ならびにサポートメ
ンバー52内部は中空であるため、端材の通路として機
能し、端材を型外に除去する役目をする。
【0024】このカット刃51は、下パッド42の貫通
孔44の内周に沿って設置され、下パッド42の下降動
作により、下パッド42の型面から上方に所定寸法突き
出し、所定のトリムカットを行なう。
【0025】なお、カット刃51と対応する上パッド3
2には、カット刃51の先端が突き当たる硬質ウレタ
ン,ゴム等の受け部33が埋め込まれている。
【0026】さらに、本発明におけるピアスカット装置
20は、カット機構50が下型40に設置されていると
ともに、端材の除去を自動化するために、エジェクタ機
構60が上型30に設置されていることが特徴である。
【0027】すなわち、この実施例においては、上パッ
ド32の上面に油圧シリンダ61が取付けられており、
この油圧シリンダ61のピストンロッド61aにブラケ
ットを介して、エジェクタプレート62が取付けられて
おり、このエジェクタプレート62の下面所定箇所に、
すなわちカット箇所毎に複数のエジェクタピン63が取
付けられている。
【0028】そして、上型30と下型40の型締め後、
ダイプレート31の下降動作により、上下型30,40
が下降を継続することにより、カット機構50によりイ
ンシュレータダッシュ10の所定箇所に貫通孔13をピ
アスカットするとともに、このピアスカット加工により
生じる端材を、エジェクタ機構60の駆動によりエジェ
クタピン63を下降動作させて、端材をカット刃51な
らびにサポートメンバー52の内部を通じて、型外に自
動的に除去するというものである。
【0029】次いで、図3,図4に示すピアスカット装
置20の動作について、図5ないし図7に基づいて詳細
に説明する。
【0030】まず、成形品であるインシュレータダッシ
ュ10のセット状態を図5において示す。このインシュ
レータダッシュ10のセット時においては、上型30は
上方に位置しており、また、下型40も上方に位置して
いる。
【0031】そして、下型40の下パッド42の型面上
に、インシュレータダッシュ10を遮音材層11を下側
に向けて適正位置にセットしたのち、昇降機構によりダ
イプレート31ならびにダイプレート31に固定されて
いる上パッド32が下降を始め、上パッド32に押圧さ
れて、下パッド42も下降動作し、図6に示すように、
上下型30,40の型締めにより、インシュレータダッ
シュ10にピアスカット加工が行なわれる。
【0032】すなわち、インシュレータダッシュ10の
内部に下型40に設置したカット刃51が侵入し、上型
30の上パッド32の受け部33に突き当たり、所要形
状の貫通孔13を形成する。
【0033】その後、図7に示すように、上型30内に
設置されている油圧シリンダ61のピストンロッド61
aが収縮し、エジェクタプレート62が所定ストローク
下降して、このエジェクタプレート62に固定されてい
る複数のエジェクタピン63が矢印で示すようにカット
箇所を下側に押圧する。
【0034】したがって、カット刃51によりピアスカ
ットされた端材Aは、このエジェクタピン63の下降動
作により、カット刃51内部に突き出され、サポートメ
ンバー52内部を通じて型外に迅速に除去される。
【0035】このとき、エジェクタピン63の強制突き
出し動作により、端材が強制的に除去できるため、カッ
ト刃51によるピアスカット加工が不完全であっても、
これを補うように端材Aの除去が可能となり、ピアスカ
ット性能が向上する。
【0036】また、端材Aは、型外に確実に除去でき、
下パッド42上に残ることがないため、端材を除去する
面倒な作業も廃止でき、作業性能が大幅に向上する。
【0037】そして、ピアスカット加工ならびに端材A
の除去が完了すれば、油圧シリンダ61のピストンロッ
ド61aが伸長し、エジェクタプレート62ならびにエ
ジェクタピン63が上昇して、図6に示す位置にエジェ
クタ機構60が戻り、その後、ダイプレート31が上昇
することにより、下パッド42ならびに上パッド32
も、図5に示す上方位置に来る。
【0038】次に、本発明に係るピアスカット装置20
の変形実施例について簡単に説明する。
【0039】まず、図8に示すピアスカット装置20
は、エジェクタ機構60の駆動源として、第1実施例の
油圧シリンダ61に代えて、エアシリンダ64を使用し
た実施例であり、第1実施例と同一部分についてはその
説明は省略する。
【0040】この実施例においては、インシュレータダ
ッシュ10の貫通孔13に対応する箇所毎に、エアシリ
ンダ64ならびにエジェクタピン63が設置されてお
り、個々のエジェクタピン63は、それと連結するエア
シリンダ64により駆動されるという構成である。
【0041】この実施例によれば、大型の油圧シリンダ
61ならびにエジェクタプレート62が廃止でき、コン
パクトなエアシリンダ64を使用することにより、型重
量を大幅に軽減できるとともに、第1実施例のように、
1台の油圧シリンダ61により全体を制御するのに対し
て、個々のエアシリンダ64により各エジェクタピン6
3を独立して制御するため、エジェクタピン63の突き
出し量等の調整をきめ細かく行なうことができるという
効果を有する。
【0042】さらに、図9に示すように、油圧シリンダ
61やエアシリンダ64に代えて、コイルスプリング6
5を設置してもよく、この場合、コイルスプリング65
のバネ圧を調整するだけで、エジェクタピン63の突き
出し量等を制御できるため、構成がシリンダ61,64
を使用するものに比べ著しく簡素化でき、コスト低減に
つながるという作用効果がある。
【0043】以上は、極細繊維をベースとした成形フェ
ルトからなる吸音材層12から構成されるインシュレー
タダッシュ10のピアスカット処理において、本発明に
係るピアスカット装置を適用した実施例について説明し
たが、吸音材層12として、非成形フェルトあるいはポ
リウレタンフォーム等にも適用が可能であり、特に、極
細繊維を用いた繊維マット成形体のように、繊維の絡み
により端材の除去が困難な場合に、本願発明のピアスカ
ット装置が特に有効であるだけで、このことは、本願発
明に係るピアスカット装置の用途に限定を加えるもので
はない。
【0044】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る成形品
のピアスカット装置は、以下に記載する格別の作用効果
を有する。
【0045】(1)本発明に係る成形品のピアスカット
装置は、下型に設置したカット機構により、成形品の所
定箇所に貫通孔を形成するピアスカット加工を行なった
のち、上型に設置されたエジェクタ機構により、ピアス
カット加工により生じた端材をカット刃内部,サポート
メンバー内部を通じて、型外に自動的に除去するという
ものであるから、従来のように、ピアスカット1工程毎
に端材の除去作業をする必要がなく、ピアスカット加工
における作業性が著しく向上するという効果を有する。
【0046】(2)本発明に係る成形品のピアスカット
装置は、下型にカット機構、上型にエジェクタ機構を設
置することにより、上下型の型締めにより、成形品の所
定箇所をカット刃により押し切り、その後、エジェクタ
ピンによりピアスカットにより生じた端材を型外に強制
的に除去するという構成であるため、極細繊維からなる
繊維マット成形体のように、繊維の絡みにより確実なカ
ット加工が期待できない場合でも、エジェクタピンの突
き出し作用により端材を強制的に突き出すことができ、
成形体に端材が残るという不具合がなく、ピアスカット
処理における加工性能が向上するという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるピアスカット装置を適用して製作
した自動車用インシュレータダッシュの構成を示す断面
図。
【図2】図1に示す自動車用インシュレータダッシュの
正面図。
【図3】本発明に係るピアスカット装置の第1実施例の
全体構成を示す断面図。
【図4】図3に示すピアスカット装置における要部構成
を示す断面図。
【図5】図3に示すピアスカット装置に成形体をセット
するセット工程を示す断面図。
【図6】図3に示すピアスカット装置におけるピアスカ
ット工程を示す断面図。
【図7】図3に示すピアスカット装置におけるエジェク
タ機構の動作を示す断面図。
【図8】本発明に係るピアスカット装置の第2実施例の
要部構成を示す断面図。
【図9】本発明に係るピアスカット装置における第3実
施例の構成を示す断面図。
【図10】自動車用インシュレータダッシュの設置箇所
を示す説明図。
【図11】自動車用インシュレータダッシュの正面図。
【図12】従来の自動車用インシュレータダッシュのピ
アスカット加工に使用するピアスカット装置の構成を示
す断面図。
【符号の説明】
10 自動車用インシュレータダッシュ 11 遮音材層 12 吸音材層 13 貫通孔 20 ピアスカット装置 30 上型 31 ダイプレート 32 上パッド 40 下型 41 固定プレート 42 下パッド 50 カット機構 51 カット刃 60 エジェクタ機構 61 油圧シリンダ 62 エジェクタプレート 63 エジェクタピン 64 エアシリンダ 65 コイルスプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要形状に成形された成形品(10)の
    所定箇所に複数の貫通孔(13)を開設する成形品のピ
    アスカット装置において、 前記ピアスカット装置(20)は、昇降可能なダイプレ
    ート(31)の下面に固定され、成形品(10)の形状
    とほぼ一致する型面を備えた上パッド(32)からなる
    上型(30)と、固定プレート(41)上に上下動可能
    に取付けられ、成形品(10)の形状とほぼ一致する型
    面を備えた下パッド(42)からなる下型(40)と、
    下パッド(42)の所定箇所に貫通孔(44)が形成さ
    れ、この貫通孔(44)の内周に沿って設置されたカッ
    ト刃(51)を備え、下パッド(42)の下降動作によ
    り成形品(10)の所定箇所をピアス加工するカット機
    構(50)と、上型(30)に設置され、カット加工
    後、カット箇所の端材(A)を下パッド(42)の貫通
    孔(44)側に突き出すエジェクタ機構(60)とから
    構成されていることを特徴とする成形品のピアスカット
    装置。
  2. 【請求項2】 エジェクタ機構(60)は、上パッド
    (32)上面に固定される油圧シリンダ(61)と、こ
    の油圧シリンダ(61)により上下動可能に連結される
    エジェクタプレート(62)と、エジェクタプレート
    (62)の下面所定箇所に取付けられ、成形品(10)
    の端材(A)を下側へ突き出すエジェクタピン(63)
    とから構成されていることを特徴とする請求項1記載の
    成形品のピアスカット装置。
  3. 【請求項3】 エジェクタ機構(60)は、上パッド
    (32)の上面に固定されるエアシリンダ(64)と、
    このエアシリンダ(64)に取付けられ、上下動可能な
    エジェクタピン(63)とから構成されていることを特
    徴とする請求項1記載の成形品のピアスカット装置。
  4. 【請求項4】 エジェクタ機構(60)は、スプリング
    (65)により下側に常時バネ付勢されるエジェクタピ
    ン(63)により構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の成形品のピアスカット装置。
  5. 【請求項5】 成形品(10)は、極細繊維を素材とし
    た繊維マット成形品であることを特徴とする請求項1な
    いし4記載の成形品のピアスカット装置。
JP12022594A 1994-06-01 1994-06-01 成形品のピアスカット装置 Withdrawn JPH07328994A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007061967A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Canon Finetech Inc シート断裁装置及びこれを用いた製本装置
JP2008218285A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Sumitomo Electric Ind Ltd 異方導電性シートの形成方法
KR101878818B1 (ko) * 2017-12-28 2018-07-17 (주)네일에이스 네일 파일용 컷팅 이젝터 장치

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