JPH07328707A - 継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート方法および装置 - Google Patents
継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート方法および装置Info
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- JPH07328707A JPH07328707A JP12394494A JP12394494A JPH07328707A JP H07328707 A JPH07328707 A JP H07328707A JP 12394494 A JP12394494 A JP 12394494A JP 12394494 A JP12394494 A JP 12394494A JP H07328707 A JPH07328707 A JP H07328707A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/14—Guiding, positioning or aligning work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B19/00—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work
- B21B19/02—Tube-rolling by rollers arranged outside the work and having their axes not perpendicular to the axis of the work the axes of the rollers being arranged essentially diagonally to the axis of the work, e.g. "cross" tube-rolling ; Diescher mills, Stiefel disc piercers or Stiefel rotary piercers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホローシェル頭部がサポートロールを通過後
にあらかじめ設定したロール位置までロール間隔を縮小
し、ホローシェルを押圧挟持することなくホローシェル
外径をサポートする方法およびその装置。 【構成】 逆止弁ｇ，ｈを閉じシリンダー１３のロット
側に油圧吐出機により吐出した作動油をあらかじめ設定
した量を送り込みシリンダー１３に連動するサポートロ
ール間隔を調整する方法および装置。
にあらかじめ設定したロール位置までロール間隔を縮小
し、ホローシェルを押圧挟持することなくホローシェル
外径をサポートする方法およびその装置。 【構成】 逆止弁ｇ，ｈを閉じシリンダー１３のロット
側に油圧吐出機により吐出した作動油をあらかじめ設定
した量を送り込みシリンダー１３に連動するサポートロ
ール間隔を調整する方法および装置。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、傾斜ロール式穿孔機
の後面に設置され、マンドレルバーおよび穿孔中のホロ
ーシェルを定位置に保持する３ロールからなるホローシ
ェルのサポート方法およびその装置に関する。
の後面に設置され、マンドレルバーおよび穿孔中のホロ
ーシェルを定位置に保持する３ロールからなるホローシ
ェルのサポート方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は傾斜ロール式穿孔機における一般
的なレイアウト模式図例である。図において、３１は傾
斜ロール、２１から２３はサポートロール、２４はスラ
スト受け、２５はマンドレルバー、２６から２８はホロ
ーシェル検出器、３２は穿孔プラグ、２９は穿孔前ビレ
ット、３０は穿孔中のホローシェルを断面で示してお
り、ホローシェルは矢印の方向に伸延される。図で示す
ようにサポートロールは、穿孔中のプラグが受けるスラ
スト荷重を支えるための長尺のマンドレルバー２５がス
ラスト荷重による座屈変形を防止するために通常３個の
回転可能なロールからなるサポート装置を穿孔機後面に
複数設置して、それぞれのサポート装置により、マンド
レルバーの外径を挟持すると共に穿孔機により激しく振
れ回りながら伸延されるホローシェルがそれぞれのサポ
ートロールに接近すると接近を検出する検出器の信号に
より、３個のロールをホローシェルの通過に支障となら
ないあらかじめ設定したシェルポジション１の位置まで
開いた位置で３個のロール間隔を固定してホローシェル
のサポートを行っている。
的なレイアウト模式図例である。図において、３１は傾
斜ロール、２１から２３はサポートロール、２４はスラ
スト受け、２５はマンドレルバー、２６から２８はホロ
ーシェル検出器、３２は穿孔プラグ、２９は穿孔前ビレ
ット、３０は穿孔中のホローシェルを断面で示してお
り、ホローシェルは矢印の方向に伸延される。図で示す
ようにサポートロールは、穿孔中のプラグが受けるスラ
スト荷重を支えるための長尺のマンドレルバー２５がス
ラスト荷重による座屈変形を防止するために通常３個の
回転可能なロールからなるサポート装置を穿孔機後面に
複数設置して、それぞれのサポート装置により、マンド
レルバーの外径を挟持すると共に穿孔機により激しく振
れ回りながら伸延されるホローシェルがそれぞれのサポ
ートロールに接近すると接近を検出する検出器の信号に
より、３個のロールをホローシェルの通過に支障となら
ないあらかじめ設定したシェルポジション１の位置まで
開いた位置で３個のロール間隔を固定してホローシェル
のサポートを行っている。
【０００３】このような傾斜ロール方式の穿孔方法では
ホローシェルの振れがホローシェルの偏肉に影響を及ぼ
すことは公知であり、そのためにホローシェル通過時の
シェルポジション１においては、サポートロールのロー
ル位置はホローシェル外径に近づけることがホローシェ
ルの振れ抑制のために得策であるが、ホローシェルの内
径寸法ｄ1 とマンドレルバーの外径寸法Ｄ2 にはｄ1 ＞
Ｄ2 の関係があるためホローシェルはマンドレルバーを
心棒として激しく振れ回りながら伸延される。
ホローシェルの振れがホローシェルの偏肉に影響を及ぼ
すことは公知であり、そのためにホローシェル通過時の
シェルポジション１においては、サポートロールのロー
ル位置はホローシェル外径に近づけることがホローシェ
ルの振れ抑制のために得策であるが、ホローシェルの内
径寸法ｄ1 とマンドレルバーの外径寸法Ｄ2 にはｄ1 ＞
Ｄ2 の関係があるためホローシェルはマンドレルバーを
心棒として激しく振れ回りながら伸延される。
【０００４】このためにホローシェル頭部が支障なくサ
ポートロールを通過させるためにシェルポジション１で
の３個のロール間隔はホローシェルの振れ量を考慮して
ホローシェル外径より大きく設定される。特に穿孔機出
側は穿孔工具交換等を行うためのスペースが必要であ
り、穿孔機と１段目サポート装置との間隔Ｌ１と１段目
以降のサポート装置間隔Ｌ２はＬ１＞Ｌ２であり、ホロ
ーシェルの振れによる影響が大きいため、１段目サポー
ト装置のシェルポジション１におけるロール間隔はホロ
ーシェル外径＋５mmから＋１０mmに設定され、２段目以
降のそれより大きく、ホローシェルの振れ抑制効果は小
さい。
ポートロールを通過させるためにシェルポジション１で
の３個のロール間隔はホローシェルの振れ量を考慮して
ホローシェル外径より大きく設定される。特に穿孔機出
側は穿孔工具交換等を行うためのスペースが必要であ
り、穿孔機と１段目サポート装置との間隔Ｌ１と１段目
以降のサポート装置間隔Ｌ２はＬ１＞Ｌ２であり、ホロ
ーシェルの振れによる影響が大きいため、１段目サポー
ト装置のシェルポジション１におけるロール間隔はホロ
ーシェル外径＋５mmから＋１０mmに設定され、２段目以
降のそれより大きく、ホローシェルの振れ抑制効果は小
さい。
【０００５】このような問題を解決する方法として特開
平２−８０１０８号公報および実開平３−４２３０１号
公報で提案されている方法すなわち、ホローシェル頭部
がサポートロールに接近すると、３個のロール間隔を一
旦ホローシェル外径より大きい位置まで離反させ、ホロ
ーシェル頭部が該サポートロールを通過した後、３個の
サポートロール間隔をホローシェルに一定の押し付け力
を得るまで縮小し、ホローシェルを押圧挟持させる方法
が提案されていた。
平２−８０１０８号公報および実開平３−４２３０１号
公報で提案されている方法すなわち、ホローシェル頭部
がサポートロールに接近すると、３個のロール間隔を一
旦ホローシェル外径より大きい位置まで離反させ、ホロ
ーシェル頭部が該サポートロールを通過した後、３個の
サポートロール間隔をホローシェルに一定の押し付け力
を得るまで縮小し、ホローシェルを押圧挟持させる方法
が提案されていた。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前述の特開平２−８０
１０８号公報および実開平３−４２３０１号公報で提案
された方法によると、ホローシェルをサポートロールに
より押圧挟持するため、回転を伴い進行するホローシェ
ルは３個の円筒ロールからなるサポートロールによって
常時制動力に打ち勝って進行するため、ホローシェルお
よびサポートロール間でスリップが常時発生することが
避けられない。このため、サポートロールの焼き付き、
ホローシェルの外面きずの発生原因となっていた。
１０８号公報および実開平３−４２３０１号公報で提案
された方法によると、ホローシェルをサポートロールに
より押圧挟持するため、回転を伴い進行するホローシェ
ルは３個の円筒ロールからなるサポートロールによって
常時制動力に打ち勝って進行するため、ホローシェルお
よびサポートロール間でスリップが常時発生することが
避けられない。このため、サポートロールの焼き付き、
ホローシェルの外面きずの発生原因となっていた。
【０００７】更にホローシェルのサポートロールによる
挟持力が大きくなるとホローシェルの前進に更に大きな
制動力がかかり、該ロールの前面側においてホローシェ
ル外径が異常に膨らみホローシェルがサポートロールを
通過できず穿孔不能となるトラブルが発生する等の問題
があった。本発明は前述のような問題を解決し、簡易で
効果的にホローシェルの振動を抑制できるサポート方法
およびその装置を提供する。
挟持力が大きくなるとホローシェルの前進に更に大きな
制動力がかかり、該ロールの前面側においてホローシェ
ル外径が異常に膨らみホローシェルがサポートロールを
通過できず穿孔不能となるトラブルが発生する等の問題
があった。本発明は前述のような問題を解決し、簡易で
効果的にホローシェルの振動を抑制できるサポート方法
およびその装置を提供する。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は前記のような問
題を解決するもので、その要旨は以下の通りである。 （１）継ぎ目無し鋼管製造設備の穿孔機、エロンゲータ
ーもしくは磨管機出側に配置されたホローシェルサポー
ト装置のサポート方法において、ａ）ホローシェル側端
部が該サポート装置のサポートロールに接近するまでは
該サポート装置にてマンドレルを挟持し、ｂ）ホローシ
ェル側端部が該サポート装置のサポートロールを通過す
る直前にはサポートロール間隔をホローシェル側端部が
衝突しない間隔まで開き、ｃ）ホローシェル端部が該サ
ポート装置のサポートロールを通過した後はホローシェ
ルを押圧挟持しない間隔までサポートロールを締め込み
圧延中のシェル振動を抑制する一連のホローシェルサポ
ート方法。
題を解決するもので、その要旨は以下の通りである。 （１）継ぎ目無し鋼管製造設備の穿孔機、エロンゲータ
ーもしくは磨管機出側に配置されたホローシェルサポー
ト装置のサポート方法において、ａ）ホローシェル側端
部が該サポート装置のサポートロールに接近するまでは
該サポート装置にてマンドレルを挟持し、ｂ）ホローシ
ェル側端部が該サポート装置のサポートロールを通過す
る直前にはサポートロール間隔をホローシェル側端部が
衝突しない間隔まで開き、ｃ）ホローシェル端部が該サ
ポート装置のサポートロールを通過した後はホローシェ
ルを押圧挟持しない間隔までサポートロールを締め込み
圧延中のシェル振動を抑制する一連のホローシェルサポ
ート方法。
【０００９】（２）継ぎ目無し鋼管製造設備の穿孔機、
エロンゲーターもしくは磨管機出側に配置されたホロー
シェルサポート装置のサポート方法において、ａ）ホロ
ーシェル側端部が該サポート装置のサポートロールに接
近するまでは該サポート装置にてマンドレルを挟持し、
ｂ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールを通過する直前にはサポートロール間隔をホローシ
ェル側端部が衝突しない間隔まで開き、ｃ）ホローシェ
ル側端部が該サポート装置のサポートロールを通過した
後はサポートロールの開度をホローシェル外径より大き
く、なおかつサポートロールとホローシェルの間隔がホ
ローシェル外径の５％以下となるまで締め込み圧延中の
ホローシェル振動を抑制する一連のホローシェルサポー
ト方法。 （３）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持すること
が可能なホローシェルサポート方法。 （４）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持する際、
サポートロール開き代を調整することが可能なホローシ
ェルサポート装置。 （５）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ホローシェル端部がシェルサポートロール通過中のシェ
ルポジション１にあってホローシェル側端部がサポート
ロールを通過する、もしくは通過した信号により、吐出
量調整可能な油圧吐出機により吐出された油圧作動油を
シリンダー１３のロット側に導入し、サポートロールを
ホローシェル外径より大きく、なおかつサポートロール
とホローシェルの間隔がホローシェル外径の５％以下と
なるまで締め込み、圧延中のホローシェル振動を抑制す
る一連のホローシェルサポート装置。
エロンゲーターもしくは磨管機出側に配置されたホロー
シェルサポート装置のサポート方法において、ａ）ホロ
ーシェル側端部が該サポート装置のサポートロールに接
近するまでは該サポート装置にてマンドレルを挟持し、
ｂ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールを通過する直前にはサポートロール間隔をホローシ
ェル側端部が衝突しない間隔まで開き、ｃ）ホローシェ
ル側端部が該サポート装置のサポートロールを通過した
後はサポートロールの開度をホローシェル外径より大き
く、なおかつサポートロールとホローシェルの間隔がホ
ローシェル外径の５％以下となるまで締め込み圧延中の
ホローシェル振動を抑制する一連のホローシェルサポー
ト方法。 （３）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持すること
が可能なホローシェルサポート方法。 （４）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持する際、
サポートロール開き代を調整することが可能なホローシ
ェルサポート装置。 （５）上記項（１）又は（２）における一連の操業中に
ホローシェル端部がシェルサポートロール通過中のシェ
ルポジション１にあってホローシェル側端部がサポート
ロールを通過する、もしくは通過した信号により、吐出
量調整可能な油圧吐出機により吐出された油圧作動油を
シリンダー１３のロット側に導入し、サポートロールを
ホローシェル外径より大きく、なおかつサポートロール
とホローシェルの間隔がホローシェル外径の５％以下と
なるまで締め込み、圧延中のホローシェル振動を抑制す
る一連のホローシェルサポート装置。
【００１０】
【実施例】以下本発明を油圧装置による実施例に基づい
て説明する。図１は一般的なサポートロール開度調整機
構図、図２から図４はサポート装置作動説明図、図５は
本発明の油圧系統図、図６は一般的な油圧系統図、図７
は傾斜ロール式穿孔機における一般的なレイアウト模式
図例である。
て説明する。図１は一般的なサポートロール開度調整機
構図、図２から図４はサポート装置作動説明図、図５は
本発明の油圧系統図、図６は一般的な油圧系統図、図７
は傾斜ロール式穿孔機における一般的なレイアウト模式
図例である。
【００１１】トップロール１は支軸４を回転中心とし回
転可能なアーム１５の一端に取付けられており、他端に
は該アームを駆動するシリンダー１４が油圧吐出機２０
のコネクターにより連接されている。更にアーム１５に
はアーム１８と支軸１４で連接した連結ボルト１７が貫
通され、調整ナット６によってアーム１５の回動が制限
されている。
転可能なアーム１５の一端に取付けられており、他端に
は該アームを駆動するシリンダー１４が油圧吐出機２０
のコネクターにより連接されている。更にアーム１５に
はアーム１８と支軸１４で連接した連結ボルト１７が貫
通され、調整ナット６によってアーム１５の回動が制限
されている。
【００１２】アーム１８は支軸５を中心に回動可能で一
端側にはボトムロール３、連結ボルト１７、およびシリ
ンダー１３が連接ピン１９により連接されており、アー
ム他端には連接ピン９で連接されたリンク１０を介して
支軸７を中心に回動可能で、ボトムロール２を取付けた
アーム１１と連接ピン８を介して連接している。
端側にはボトムロール３、連結ボルト１７、およびシリ
ンダー１３が連接ピン１９により連接されており、アー
ム他端には連接ピン９で連接されたリンク１０を介して
支軸７を中心に回動可能で、ボトムロール２を取付けた
アーム１１と連接ピン８を介して連接している。
【００１３】前述したような装置において、シリンダー
１３および１４に図５に示すような油圧系統を用いて各
ロールの各ポジションを構成する。すなわち、オープン
ポジション（図１）は油圧バルブｄ，ｃおよびａ側が働
き、シリンダー１３のロットはアーム１８の先端が位置
調整装置１２に圧接するまで伸び、ロール３およびロー
ル２は支軸５および支軸７をそれぞれ中心として時計方
向に回動し、シリンダー１４のロットは縮んだ位置とな
り、支軸４を中心に各ロール１も時計方向に回動するこ
とで３個のロール間隔は全開位置となる。
１３および１４に図５に示すような油圧系統を用いて各
ロールの各ポジションを構成する。すなわち、オープン
ポジション（図１）は油圧バルブｄ，ｃおよびａ側が働
き、シリンダー１３のロットはアーム１８の先端が位置
調整装置１２に圧接するまで伸び、ロール３およびロー
ル２は支軸５および支軸７をそれぞれ中心として時計方
向に回動し、シリンダー１４のロットは縮んだ位置とな
り、支軸４を中心に各ロール１も時計方向に回動するこ
とで３個のロール間隔は全開位置となる。
【００１４】ホローシェルがサポート装置に接近するま
でのマンドレルバーをサポートするポジション、マンド
レルポジション（図２）は油圧バルブｂ、およびｅが作
動し、シリンダー１４のロットが伸びアーム１５を反時
計方向に回動させることによりロール１はマンドレルバ
ーに接触するまで反時計方向に回動するが、この工程の
終端近傍で連結ボルト１７によってアーム１８が引き上
げられ、シリンダー１３のロットは縮み各々のロール
１，２，３は等間隔が保たれながらマンドレルバーを挟
持し、逆止弁ｇ，ｈによりシリンダー１３および１４の
逆戻りを防止する。
でのマンドレルバーをサポートするポジション、マンド
レルポジション（図２）は油圧バルブｂ、およびｅが作
動し、シリンダー１４のロットが伸びアーム１５を反時
計方向に回動させることによりロール１はマンドレルバ
ーに接触するまで反時計方向に回動するが、この工程の
終端近傍で連結ボルト１７によってアーム１８が引き上
げられ、シリンダー１３のロットは縮み各々のロール
１，２，３は等間隔が保たれながらマンドレルバーを挟
持し、逆止弁ｇ，ｈによりシリンダー１３および１４の
逆戻りを防止する。
【００１５】更にホローシェル端部がサポートロールに
近づいたことを検出するとその信号により油圧バルブ
ａ，ｂおよびｄが作動し、シリンダー１３のロットは位
置調整装置１２にアーム１８の先端が圧接するまで伸
び、ロール２，３は支軸５，７を中心にそれぞれ時計方
向に回動すると同時に、連結ボルト１７によってアーム
１５が時計方向に引かれるのでシリンダー１３の出力よ
り出力の小さいシリンダー１４のロットは縮み、各ロー
ル１，２，３はそれぞれのロール間距離を等しく保ちな
がら、ホローシェル通過に支障とならない距離まで離反
し、ホローシェル外径をサポートするシェルポジション
１となる。シェルポジション１は前述のように、ホロー
シェルの振れを考慮したロール位置であるために、各ロ
ール間隔はホローシェル外径より大きくなっている。
近づいたことを検出するとその信号により油圧バルブ
ａ，ｂおよびｄが作動し、シリンダー１３のロットは位
置調整装置１２にアーム１８の先端が圧接するまで伸
び、ロール２，３は支軸５，７を中心にそれぞれ時計方
向に回動すると同時に、連結ボルト１７によってアーム
１５が時計方向に引かれるのでシリンダー１３の出力よ
り出力の小さいシリンダー１４のロットは縮み、各ロー
ル１，２，３はそれぞれのロール間距離を等しく保ちな
がら、ホローシェル通過に支障とならない距離まで離反
し、ホローシェル外径をサポートするシェルポジション
１となる。シェルポジション１は前述のように、ホロー
シェルの振れを考慮したロール位置であるために、各ロ
ール間隔はホローシェル外径より大きくなっている。
【００１６】更に本発明では図５において油圧バルブ
ｆ、油圧吐出機２０とその系統は、本発明のホローシェ
ルの端部が該サポート装置に進入し、シェルポジション
１をなし、更にホローシェル端部がサポートロールを通
過したことを確認した信号により、ホローシェル外径＋
０mm〜＋５mmのあらかじめ設定された位置まで、サポー
トロール間隔を縮小するために設けた装置であり、従来
のシェルポジション１に加え、ホローシェルの端部がサ
ポートロールを通過した後、ホローシェルにロールを押
圧挟持することなく、３個のロール間隔を縮小するシェ
ルポジション２を新たに設けるためのものである。
ｆ、油圧吐出機２０とその系統は、本発明のホローシェ
ルの端部が該サポート装置に進入し、シェルポジション
１をなし、更にホローシェル端部がサポートロールを通
過したことを確認した信号により、ホローシェル外径＋
０mm〜＋５mmのあらかじめ設定された位置まで、サポー
トロール間隔を縮小するために設けた装置であり、従来
のシェルポジション１に加え、ホローシェルの端部がサ
ポートロールを通過した後、ホローシェルにロールを押
圧挟持することなく、３個のロール間隔を縮小するシェ
ルポジション２を新たに設けるためのものである。
【００１７】その作動はシェルポジション１であって、
ホローシェル端部がサポートロールを通過したことを検
出した信号により油圧バルブａを作動させて逆止弁ｇ，
ｈを閉とした後、油圧バルブｆを作動させることで、あ
らかじめピストンのストローク調整された油圧吐出機２
０により吐出された一定量の油圧作動油がシリンダー１
３のロット側に導入され、シリンダー１３は伸び方向の
力と打ち勝って導入される油量に見合った距離縮む。一
方、シリンダー１４はロットの伸び方向に圧力がかかっ
たままであり、シリンダー１３のロット縮小につれ調整
ナット６で制限を受けながら伸び方向に移動する。
ホローシェル端部がサポートロールを通過したことを検
出した信号により油圧バルブａを作動させて逆止弁ｇ，
ｈを閉とした後、油圧バルブｆを作動させることで、あ
らかじめピストンのストローク調整された油圧吐出機２
０により吐出された一定量の油圧作動油がシリンダー１
３のロット側に導入され、シリンダー１３は伸び方向の
力と打ち勝って導入される油量に見合った距離縮む。一
方、シリンダー１４はロットの伸び方向に圧力がかかっ
たままであり、シリンダー１３のロット縮小につれ調整
ナット６で制限を受けながら伸び方向に移動する。
【００１８】すなわち、あらかじめ設定した油圧吐出機
の吐出量によって、シェルポジション２におけるサポー
トロール間隔をホローシェル外径＋０mm〜＋５mmの範囲
で保持し、ホローシェルの振動を防止し、ホローシェル
の偏肉を抑止する。なお、油圧弁ｆはオープンポジショ
ン以降の工程時ＯＦＦとし、油圧吐出機に作動油が満た
され、次のシェルポジション２の工程に備える。
の吐出量によって、シェルポジション２におけるサポー
トロール間隔をホローシェル外径＋０mm〜＋５mmの範囲
で保持し、ホローシェルの振動を防止し、ホローシェル
の偏肉を抑止する。なお、油圧弁ｆはオープンポジショ
ン以降の工程時ＯＦＦとし、油圧吐出機に作動油が満た
され、次のシェルポジション２の工程に備える。
【００１９】穿孔工程が終了すればサポートロールは前
述したオープンに移行し、マンドレルバーおよびプラグ
をホローシェルから引き抜き後ホローシェルの払い出し
を行って一連の穿孔工程を終了する。なおサポートロー
ルのシェルポジション１からシェルポジション２への縮
小量は油圧吐出機２０から吐出される油量によって決定
されることは前述したが油圧吐出機はピストンのストロ
ークを変更することでその吐出量を調整可能としてお
り、シェルポジション２におけるロール間隔があらかじ
め設定可能であり、押圧保持による問題点を解消した。
述したオープンに移行し、マンドレルバーおよびプラグ
をホローシェルから引き抜き後ホローシェルの払い出し
を行って一連の穿孔工程を終了する。なおサポートロー
ルのシェルポジション１からシェルポジション２への縮
小量は油圧吐出機２０から吐出される油量によって決定
されることは前述したが油圧吐出機はピストンのストロ
ークを変更することでその吐出量を調整可能としてお
り、シェルポジション２におけるロール間隔があらかじ
め設定可能であり、押圧保持による問題点を解消した。
【００２０】以上までは油圧装置による実施例である
が、図のシリンダー１３の調整装置の高さ位置を変更す
ることによってもシェルポジション２を構成することも
できるが、装置が大型化する等の欠点がある。表１は各
ポジションとシリンダー、油圧弁の関係を示す。
が、図のシリンダー１３の調整装置の高さ位置を変更す
ることによってもシェルポジション２を構成することも
できるが、装置が大型化する等の欠点がある。表１は各
ポジションとシリンダー、油圧弁の関係を示す。
【００２１】
【表１】
【００２２】本発明の方法によれば傾斜ロール式穿孔機
において、表２のごとくホローシェルの振れを抑制で
き、ホローシェルの振れによる偏肉防止に大きく寄与で
きた。また実施例では本発明の方法を１段目サポートロ
ールに採用したが、１段目以降のサポートロールに本発
明の方法を取り入れるとより有効である。
において、表２のごとくホローシェルの振れを抑制で
き、ホローシェルの振れによる偏肉防止に大きく寄与で
きた。また実施例では本発明の方法を１段目サポートロ
ールに採用したが、１段目以降のサポートロールに本発
明の方法を取り入れるとより有効である。
【００２３】
【表２】
【００２４】
【発明の効果】本発明によりホローシェル頭部がサポー
トロールを通過後にあらかじめ設定したロール位置まで
ロール間隔を縮小し、ホローシェルを押圧挟持すること
なくホローシェル外径をサポートすることができる。
トロールを通過後にあらかじめ設定したロール位置まで
ロール間隔を縮小し、ホローシェルを押圧挟持すること
なくホローシェル外径をサポートすることができる。
【図１】穿孔終了時、ホローシェルを払い出すオープン
ポジションの説明図である。
ポジションの説明図である。
【図２】マンドレルをサポートするマンドレルポジショ
ンの説明図である。
ンの説明図である。
【図３】ホローシェルサポートをサポートするポジショ
ン１の説明図である。
ン１の説明図である。
【図４】ホローシェル頭部が通過後、シェルポジション
１から３個のロール間隔を縮小した外径シェルポジョン
２の説明図である。
１から３個のロール間隔を縮小した外径シェルポジョン
２の説明図である。
【図５】本発明の油圧系統図である。
【図６】一般的な油圧統計図である。
【図７】傾斜ロール式穿孔機における一般的なレイアウ
ト模式図例である。
ト模式図例である。
【図８】サポート装置のサポートロールとマンドレルお
よびホローシェルの位置関係を示す説明図である。
よびホローシェルの位置関係を示す説明図である。
１ トップロール ２ ボトムロール ３ ボトムロール ４ 支軸 ５ 支軸 ６ 調整ナット ８ 連接ピン ９ 連接ピン １０ リンク １１ アーム １２ 位置調整装置 １３ シリンダー １４ シリンダー １５ アーム １６ ホローシェル位置 １７ 連結ボルト １８ アーム １９ 連接ピン ２０ 油圧吐出機 ２１ １段目サポート装置 ２２ ２段目サポート装置 ２３ ３段目サポート装置 ２４ スラスト受け ２５ マンドレルバー ２６，２７，２８ 検出器 ２９ 穿孔前ビレット ３０ 穿孔中ホローシェル ３１ 穿孔ロール ３２ 穿孔プラグ
Claims (5)
- 【請求項１】 継ぎ目無し鋼管製造設備の穿孔機、エロ
ンゲーターもしくは磨管機出側に配置されたホローシェ
ルサポート装置のサポート方法において ａ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールに接近するまでは該サポート装置にてマンドレルを
挟持し ｂ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールを通過する直前にはサポートロール間隔をホローシ
ェル側端部が衝突しない間隔まで開き ｃ）ホローシェル端部が該サポート装置のサポートロー
ルを通過した後はホローシェルを押圧挟持しない間隔ま
でサポートロールを締め込み圧延中のシェル振動を抑制
する継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート
方法。 - 【請求項２】 継ぎ目無し鋼管製造設備の穿孔機、エロ
ンゲーターもしくは磨管機出側に配置されたホローシェ
ルサポート装置のサポート方法において ａ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールに接近するまでは該サポート装置にてマンドレルを
挟持し ｂ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールを通過する直前にはサポートロール間隔をホローシ
ェル側端部が衝突しない間隔まで開き ｃ）ホローシェル側端部が該サポート装置のサポートロ
ールを通過した後はサポートロールの開度をホローシェ
ル外径より大きく、なおかつサポートロールとホローシ
ェルの間隔がホローシェル外径の５％以下となるまで締
め込み圧延中のホローシェル振動を抑制する継ぎ目無し
鋼管製造におけるホローシェルサポート方法。 - 【請求項３】 請求項１又は２における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持すること
が可能な継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポ
ート装置。 - 【請求項４】 請求項１又は２における一連の操業中に
ストローク途中でサポートロールの開きを保持する際、
サポートロール開き代を調整することが可能な継ぎ目無
し鋼管製造におけるホローシェルサポート装置。 - 【請求項５】 請求項１又は２における一連の操業中に
ホローシェル端部がシェルサポートロール通過中のシェ
ルポジション１にあってホローシェル側端部がサポート
ロールを通過する、もしくは通過した信号により、吐出
量調整可能な油圧吐出機により吐出された油圧作動油を
シリンダー１３のロット側に導入し、サポートロールを
ホローシェル外径より大きく、なおかつサポートロール
とホローシェルの間隔がホローシェル外径の５％以下と
なるまで締め込み圧延中のホローシェル振動を抑制する
継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12394494A JPH07328707A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12394494A JPH07328707A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07328707A true JPH07328707A (ja) | 1995-12-19 |
Family
ID=14873216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12394494A Withdrawn JPH07328707A (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | 継ぎ目無し鋼管製造におけるホローシェルサポート方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07328707A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007222946A (ja) * | 2007-05-01 | 2007-09-06 | Sumitomo Metal Ind Ltd | 継目無管の圧延制御方法 |
| CN102172643A (zh) * | 2010-12-08 | 2011-09-07 | 太原重工股份有限公司 | 一种三辊同心支撑装置 |
| CN102327904A (zh) * | 2011-07-26 | 2012-01-25 | 太原通泽重工有限公司 | 轧机用三辊定心装置 |
| CN102357539A (zh) * | 2011-07-26 | 2012-02-22 | 太原通泽重工有限公司 | 机内三辊导向装置 |
| JP2012106286A (ja) * | 2010-10-28 | 2012-06-07 | Jfe Steel Corp | 継目無鋼管の製造方法 |
| CN103056172A (zh) * | 2013-01-22 | 2013-04-24 | 湖北理工学院 | 一种用于斜轧管机入口的三辊导向装置 |
| JP2013123729A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Jfe Steel Corp | 継目無鋼管製造におけるホローシェルサポート装置及びサポート方法 |
| CN104889164A (zh) * | 2015-05-21 | 2015-09-09 | 烟台鲁宝钢管有限责任公司 | 一种中心位置可调的定心辊装置 |
| EP3097991A1 (en) * | 2015-05-25 | 2016-11-30 | SMS Innse S.p.A. | Auxiliary plant for a piercer |
| CN106734211A (zh) * | 2016-12-21 | 2017-05-31 | 太原重型机械集团工程技术研发有限公司 | 穿孔机及其出口台一段的三辊抱芯装置控制方法及装置 |
-
1994
- 1994-06-06 JP JP12394494A patent/JPH07328707A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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