JPH07328498A - 噴霧処理装置 - Google Patents

噴霧処理装置

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Publication number
JPH07328498A
JPH07328498A JP14409194A JP14409194A JPH07328498A JP H07328498 A JPH07328498 A JP H07328498A JP 14409194 A JP14409194 A JP 14409194A JP 14409194 A JP14409194 A JP 14409194A JP H07328498 A JPH07328498 A JP H07328498A
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JP
Japan
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horizontally
substrate
spray
spraying
nozzles
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Application number
JP14409194A
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English (en)
Inventor
Kiyohide Fukawa
清豪 府川
Hiroshi Kodama
博 児玉
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0085Apparatus for treatments of printed circuits with liquids not provided for in groups H05K3/02 - H05K3/46; conveyors and holding means therefor

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 被処理基板の上下面にわたって均一で高精度
の噴霧処理が可能であり、しかも不良品の発生を未然に
防止できる噴霧処理装置を提供する。 【構成】 処理槽22内に水平方向に配置され、その間
に被処理基板を水平方向に搬送する上下搬送ローラ2
6,27および水平方向に搬送される被処理基板29の
上下両面に処理液を噴霧させる噴霧手段を備えてなる噴
霧処理装置であって、噴霧手段が上下それぞれ1個また
は搬送路上一定の間隔を置いて直列に配置された複数個
のノズル20を被処理基板の幅全域を均一に噴霧するの
に必要な幅全域にわたって水平に往復揺動させる水平往
復揺動手段と、水平往復揺動手段に上下それぞれ被処理
基板に向って垂直方向に固着され、水平往復揺動手段に
より被処理基板の幅全域を均一に噴霧するのに必要な幅
全域にわたって水平に往復揺動する噴霧用ノズルとを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント配線用基板、
半導体装置用リードフレーム、カラーCRT用シャドウ
マスク等の電子部品の製造における現像処理工程または
エッチング処理工程に適用される噴霧処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、プリント配線用基
板等の製造におけるエッチング処理等に用いられる噴霧
処理装置の1例を図1および図2を参照して説明する。
図1は、従来の処理装置の側面図であり、図2は正面図
である。図1および図2において、処理液は、噴霧ポン
プ1を出て流量調節用バルブ2により流量を調節され、
圧力ゲージ3を通り、処理槽4内に配置された上下噴霧
パイプ5および6に取り付けられた上下ノズル7および
8から、処理槽4内を上下搬送ローラ9および10によ
り水平方向に搬送される被処理基板11に向って噴霧さ
れて噴霧処理が行なわれる。使用済み処理液はサブタン
ク12に送られる。上下の噴霧パイプ5および6は首振
り用モーター13、クランク14、連結バー15および
レバー16から構成される首振揺動機構により首振り揺
動し、上下ノズル7および8が噴霧パイプ5および6の
揺動に連動して首振り揺動しながら噴霧処理が行なわれ
る。図1および図2からも明らかなように、上下噴霧パ
イプ5および6は上下それぞれ複数個搬送方向に平行に
配列され、各噴霧パイプには複数個のノズルが取り付け
られている。17は、首振り揺動角度を示し、18は搬
送方向を示す。近年プリント配線板、半導体装置用リー
ドフレームなどは高密度化および大型化しており、高精
度の製品を製造するため噴霧処理装置の開発が要望され
ている。上記した従来の噴霧処理装置においては、被処
理基板の下面に比べて上面にはノズル間に噴霧後の処理
液が溜り易く、下面に比べ上面の噴霧処理能力が低下
し、上下両面間に噴霧処理能力に差が生じ高精度の噴霧
処理が困難であるという問題があった。また被処理基板
の上面についても、ノズル間に噴霧後の処理液が集まり
易く、上面全域にわたって均一な噴霧処理を行なうこと
が困難であるという問題があった。従来の噴霧処理装置
では、例えば図1および図2に示されるように、各ノズ
ルへの処理液の流量調節は、上下それぞれ1個づつの流
量調節用バルブ2および圧力ゲージ3により行なわれ、
個々の噴霧パイプごとまたはノズルごとの処理液の流量
調節は行なわれず、複数個の噴霧パイプひいては複数個
のノズル全体としての流量調節が行なわれていたため、
何れかの噴霧パイプまたはノズルにゴミなどが詰って処
理液が流れなくなったり、また流量が低下してもそれを
見出す手段がなく結果として不均一な噴霧処理をもたら
し、場合によっては不良品となって製品の歩留まりが低
下するという問題があった。
【0003】上記した従来技術における問題点を解決す
るために種々の噴霧処理装置が提案されている。例え
ば、特開平5−226810号公報には、プリント基板
表面に不均一に滞溜するエッチング液がこのプリント板
表面から円滑に移動され、基板各部におけるエッチング
量を均一に維持することを目的として、それぞれ多数の
スプルー用ノズルを有する複数のヘッダーパイプの各ヘ
ッダーパイプ毎にエッチング液の噴射時期を順次周期的
に変化させることを特徴とするプリント基板のエッチン
グ装置が開示されているが、装置が複雑になると共にプ
リント板の中央部に近くなるほどエッチング液の滞溜を
完全に排除することが困難となる欠点がある。
【0004】特開平5−247671号公報には、金属
薄板のエッチング面全体を常に疲労度の少ないエッチン
グ液で覆うようにすることを目的として、吸液手段によ
り、スプレイノズルから噴出され金属薄板上に残留する
疲労したエッチング液を吸引して金属薄板上から排除す
るようにしたスプレイエッチング装置が開示されている
が、吸液手段を必要とすることなど装置が複雑になると
共に、吸液手段に用いられる吸液ローラがスプレイ処理
の障害となる欠点がある。
【0005】本発明は、プリント配線用基板、半導体装
置用リードフレーム、カラーCRT用シャドウマスク等
の電子部品の製造における現像処理工程またはエッチン
グ処理工程に適用した場合、被処理基板の上下両面間に
噴霧処理能力に差が生ずることなく、また被処理基板の
上面に使用後の処理液が残留することがなく、被処理基
板の上下面にわたって均一で高精度の噴霧処理が可能な
噴霧処理装置を提供することを目的としている。本発明
は、ノズル毎の処理液の流量調節を容易に行なうことが
可能であり、ノズルへのゴミなどの詰りによる問題を未
然に防止して均一で精度の高い噴霧処理が可能であっ
て、不良品の発生が抑制され、製品の歩留まりの高い噴
霧処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【問題点を解決するための手段】本発明は、処理槽内に
水平方向に配置され、その間に被処理基板を水平方向に
搬送する上下搬送ローラおよび水平方向に搬送される被
処理基板の上下両面に処理液を噴霧させる噴霧手段を備
えてなる噴霧処理装置であって、該噴霧手段が上下それ
ぞれ1個または搬送路上一定の間隔を置いて直列に配置
された複数個のノズルを被処理基板の幅全域を均一に噴
霧するのに必要な幅全域にわたって水平に往復揺動させ
る水平往復揺動手段と、該水平往復揺動手段に上下それ
ぞれ被処理基板に向って垂直方向に固着され、該水平往
復揺動手段により被処理基板の幅全域を均一に噴霧する
のに必要な幅全域にわたって水平に往復揺動する前記噴
霧用ノズルとを備えてなることを特徴とする前記噴霧処
理装置を提供するものである。
【0007】本発明に用いる噴霧手段の第1の実施態様
において、該噴霧手段は、搬送路の中央部であって水平
方向に搬送される被処理基板の上下両面からそれぞれ一
定の間隔を置いて、該上下面に向って垂直に伸びる噴霧
パイプをその垂直軸の回りに首振り揺動させる第1のオ
シレーションシステムおよび該第1オシレーションシス
テムにより首振り揺動する噴霧パイプの先端にそれと連
動するよう接続されて水平方向に伸び、一定の長さを有
してその先端部が搬送方向に向って、または対向して搬
送路幅間で水平に往復揺動する噴霧アームを備えてなる
水平往復揺動手段と、該噴霧アームの先端部において、
水平方向に搬送される被処理基板の上下両面に向ってそ
れぞれ垂直方向に固着され、該アームの揺動に連動して
被処理基板の幅全域を均一に噴霧するのに必要な幅全域
にわたって水平に往復揺動する噴霧用ノズルとを備えて
なるものである。
【0008】本発明に用いる噴霧手段の第2の実施態様
において、該噴霧手段は、搬送路の中央部であって水平
方向に搬送される被処理基板の上下両面からそれぞれ一
定の間隔を置いて、該上下面に向って垂直に伸びる揺動
パイプをその垂直軸の回りに首振り揺動させる第2のオ
シレーションシステムおよび第2オシレーションシステ
ムにより首振り揺動する揺動パイプの先端にそれと連動
するように接続されて水平方向に伸び、一定の長さを有
してその先端部が搬送方向に向ってまたは対向して搬送
路幅間で水平に往復揺動する揺動アーム、搬送方向に平
行に伸び、該揺動アームの先端がスライド式に接続さ
れ、揺動アームの水平往復揺動に連動して搬送路幅間で
水平に往復揺動する第1のスライドガイド、処理液用フ
レキシブルパイブに接続されて搬送方向と平行に配置さ
れ、該第1スライドガイドに固着され、該第1スライド
ガイドの水平往復揺動に連動して搬送路幅間で水平往復
揺動する噴霧パイプおよび該噴霧パイプの両端部がそれ
ぞれ可動式に接続され、搬送路幅にわたって水平に配置
され該噴霧パイプの水平往復揺動をガイドする一対の噴
霧パイプガイドアームを備えてなる水平往復揺動手段
と、水平方向に搬送される被処理基板の上下両面に向っ
て垂直方向に該噴霧パイプに固着された上下それぞれ1
個または一定の間隔を置いて直列に配置された複数個の
噴霧用ノズルとを備えてなるものである。
【0009】本発明に用いる噴霧手段の第3の実施態様
において、該噴霧手段は、モーターの回転に伴って回転
する第1のスプロケット、搬送路の中央部であって、水
平方向に搬送される被処理基板に対して一定の間隔を置
いて水平に配置され、第1スプロケットの回転がチエー
ンによって伝達されて垂直軸の回りに回転する第2スプ
ロケット、該第2スプロケットに固着され、その回転に
連動して垂直軸の回りに水平に回転する一定の径を有す
るフライホイール、搬送方向に平行に伸び、該フライホ
イールがその中心から一定の間隔を置いた周辺部におい
て、スライド式に接続され、該フライホイールの回転に
連動して搬送路幅間を水平に往復揺動する第2のスライ
ドガイド、処理液用フレキシブルパイプに接続されて搬
送方向と平行に配置され、該第2スライドガイドに固着
され、該第2スライドガイドの水平往復揺動に連動して
搬送路幅間で水平往復揺動する噴霧パイプおよび該噴霧
パイプの両端部がそれぞれ可動式に接続され、搬送路幅
にわたって水平に配置され該噴霧パイプの水平往復揺動
をガイドする一対の噴霧パイプガイドアームを備えてな
る水平往復揺動手段と、水平方向に搬送される被処理基
板の上下両面に向って該噴霧パイプに固着された上下そ
れぞれ1個または一定の間隔を置いて直列に配置された
複数個の噴霧用ノズルとを備えてなるものである。
【0010】本発明に用いられる水平往復揺動手段の他
の態様として、モーターの回転に連結された回転駆動腕
の端部に、一方端部を処理液用フレキシブルパイプに接
続された噴霧パイプに枢着せしめた枢動腕の端部を枢着
せしめて構成されるものを使用することが可能である。
【0011】本発明の噴霧用ノズルとしては、噴霧面が
円錐形で従来公知のものならびに噴霧面が扇形で従来公
知のものを使用することができるが、本発明において
は、さらに噴霧面が扇形のものであって、噴霧角が従来
公知のものに比べて大きく例えば70〜120°程度の
ものであって、ノズル1個当りの処理液処理量が従来の
ノズルの5〜15個分に相当する広角ノズルを使用する
ことも可能である。
【0012】本発明において、上記広角ノズルを用いた
場合、上下それぞれ複数個のノズルについて、各ノズル
毎にオシレーションシステム、圧力ゲージおよび特殊の
流量調節用ネジ式バルブを設けて処理液流量および/ま
たはノズルの揺動速度をノズル毎に調節することを容易
に行なうことが可能となる。
【0013】本発明において上記広角ノズルを用いた場
合、上下それぞれ複数個のノズルについて、各ノズル毎
に圧力ゲージおよび特殊の流量調節用ネジ式バルブを設
けて処理液流量をノズル毎に調節すると共に、複数個の
ノズルを共通のオシレーションシステムにより一定の揺
動速度で同時に揺動させることが容易に行なわれる。
【0014】噴霧面が円錐形の従来公知のノズル、噴霧
面が扇形の従来公知のノズルおよび噴霧面が扇形の上記
した広角ノズルの何れの場合も、上下それぞれ複数個の
ノズルの処理液量および揺動速度をそれぞれ同時に調節
することもできる。
【0015】本発明で用いられる流量調節用ネジ式バル
ブは、従来の流量調節用バルブ2はボール式のものであ
ったが、本発明の装置においてはその取り付けが困難で
あるため、ネジによって流路を開閉する構造のネジ式と
して改良されたものである。
【0016】
【作用】本発明の噴霧用ノズルは、従来の被処理基板に
向って首振り揺動することなく、水平方向に搬送される
被処理基板に向って垂直方向に固着され、かつ水平方向
に揺動する構成となっているのでサイドエッチングなど
の問題が起り難い。また上下それぞれ複数個の噴霧用ノ
ズルが搬送路内で直列に配置され、従来の如く複数列に
配置されていないため、特に被処理基板上面においてノ
ズル間に使用後の処理液が集まって滞留することがな
い。上下それぞれ1個または直列に配置された複数個の
ノズルが、被処理基板の幅全域にわたって水平往復揺動
するので、特に被処理基板上面において使用後の処理液
が速かにしかも完全に掃き流されるためいわゆる液溜ま
りの問題が解消される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、プリント配線用基板、
半導体装置用リードフレーム、カラーCRT用シャドウ
マスク等の電子部品の製造における現像処理工程または
エッチング処理工程に適用した場合、被処理基板の上下
両面間に噴霧処理能力に差が生ずることなく、また被処
理基板の上面に使用後の処理液が残留することがなく、
被処理基板の上下面にわたって均一で高精度の噴霧処理
が可能な噴霧処理装置が提供される。本発明によれば、
ノズル毎の処理液の流量調節を容易に行なうことが可能
であり、ノズルへのゴミなどの詰りによる問題を未然に
防止して均一で精度の高い噴霧処理が可能であって、不
良品の発生が抑制され、製品の歩留まりの高い噴霧処理
装置が提供される。
【0018】
【実施例】図面を参照する実施例により本発明をさらに
詳しく説明する。
【0019】実施例1 図3〜図8を参照し、本発明の噴霧手段の第1の実施態
様について説明する。図3は、上下それぞれ複数個のノ
ズルを共通の第1オシレーションシステムにより同時に
水平往復揺動させる場合の側面図であり、図4は、上下
それぞれ複数個のノズルを用いた場合の平面図であり、
図5は上下それぞれ2個のノズルを用い、上下それぞれ
2個のノズルを同時に水平往復揺動させる第1オシレー
ションシステムの概略平面図であり、図6は上下それぞ
れ1個のノズルを水平往復揺動させる第1オシレーショ
ンシステムの概略平面図であり、図7は図5または図6
の部分拡大側面図であり、図8は図7の部分拡大断面図
である。
【0020】図3および図4において、処理液は、噴霧
ポンプ21を出て、処理槽22中央部に水平に伸び、次
いで分枝して、垂直に伸びる噴霧パイプ23の垂直部分
に設けられた第1オシレーションシステムにより垂直軸
の回り首振り揺動する噴霧パイプの垂直部分を通過し、
次いで該噴霧パイプの垂直部分の先端にその首振り揺動
に連動して水平方向で搬送路幅全域にわたって揺動する
噴霧アーム24を通り、該噴霧アーム24の先端に取り
付けられた噴霧用ノズル25から処理槽22内に水平に
設けられた上下搬送ローラ26および27により水平方
向28に搬送される被処理基板29に向って噴霧され、
使用後の処理液はサブタンク30に送られる。31はオ
シレーションモーターであり32は圧力ゲージである。
ノズル25は被処理基板29に向って垂直方向に噴霧ア
ーム24の先端に固着されている。
【0021】図3および図4における第1オシレーショ
ンシステムの詳細を図5および図6を参照して説明す
る。上下それぞれ複数個のノズル25を使用する場合の
第1オシレーションシステムは、図5に示されるよう
に、オシレーションモーター31、クランク33、リン
ク35、L金具36および揺動コントロールバー34に
より構成されており、上下1個のノズル25を使用する
場合、図6に示されるようにオシレーションモーター3
1、クランク33および揺動コントロールバー34によ
り構成されている。図5および図6において、23は噴
霧パイプの垂直部分であり、その詳細を図7で説明する
と、処理液流量は流量調節用ネジ式バルブ37により調
節される。図7における流量調節用ネジ式バルブ37の
詳細が図8に示されており、図8には、噴霧パイプ23
の垂直部分の流路23がネジ式バルブ37により大部分
閉じられた状態を示している。
【0022】実施例2 図9〜図11を参照し、本発明の噴霧手段の第2の実施
態様について説明する。図9は本発明の噴霧手段の第2
の実施態様を説明するための略図であり、図10は図9
の噴霧パイプと第1スライドガイドの接続部分を説明す
るための側面図であり、図11は図10における第2オ
シレーションシステムとの接続部分の部分拡大図であ
る。図9において、ポンプ41を出た処理液は流量調節
用バルブ42により流量を調節され、フレキシブルパイ
プ43を通り、処理槽44内で搬送方向に平行で水平に
配置された噴霧パイプ45に、水平に搬送される被処理
基板46に向って垂直方向に固着された上下それぞれ1
個または搬送方向に直列に配置された複数個のノズル4
7から、被処理基板46に噴霧される。使用後の処理液
はサブタンク48に送られる。49は第2オシレーショ
ンシステムであって、噴霧パイプおよび流量調節用ネジ
式バルブが組み込まれていない以外は、図6に示される
オシレーションシステムと同様であって、オシレーショ
ンモーター、クランクおよび揺動コントロールバーによ
り構成されている。50はオシレーションアームであっ
て、処理液が通っていない以外図6の噴霧アーム24と
同様に49に接続されて搬送路の幅全域にわたって水平
に往復揺動できる構成となっている。オシレーションア
ーム50の先端は噴霧パイプ45に固着された第1スラ
イドガイド51にスライド可能に接続され、オシレーシ
ョンアーム50の水平往復揺動に連動して噴霧パイプ4
5および噴霧用ノズル47が搬送路の幅全域にわたって
水平に往復揺動できる構成となっており、52は噴霧パ
イプ45の水平往復揺動をガイドする1対の噴霧パイプ
ガイドアームである。
【0023】図9における噴霧パイプ45と第1スライ
ドガイド51との接続部分を図10により説明すると、
図10において、53は被処理基板であり、54および
55は、それぞれ上下の搬送ローラであり、50はオシ
レーションアーム50の先端部であり、56は固定ボル
トである。図10におけるオシレーションアーム50の
先端部と第1スライドガイド51との接続部分の詳細を
図11により説明すると、図11において、オシレーシ
ョンアームの先端部50と固定ボルトの間にスライドカ
ラー57が設けられている。58は搬送方向を示す。
【0024】実施例3 図12および図13を参照し、本発明の噴霧手段の第3
の実施態様について説明する。図12は本発明の噴霧手
段の第3の実施態様を説明するための略図であり、図1
3は図12における噴霧パイプと第2スライドガイドの
接続部分を説明するための側面図である。図12および
図13において、ポンプ61を出た処理液は流量調節用
バルブ62により流量を調節され、フレキシブルパイプ
63を通り、処理槽64内で搬送方向に平行で水平に配
置された噴霧パイプ65に上下搬送ローラ66および6
7により水平に搬送される被処理基板68に向って垂直
方向に固着され、上下それぞれ1個または搬送方向に直
列に配置された複数個のノズル69から被処理基板68
に噴霧される。使用後の処理液はサブタンク70に送ら
れる。
【0025】図12において、71はモータであり、7
2はモーター71の回転に伴なって回転する第1スプロ
ケットであり、73はチェーン4により第1スプロケッ
トに連動して回転する第2スプロケットであり、75は
第2スプロケット73に固着して第2スプロケット73
と共に垂直軸の回りに回転するフライホイールである。
該フライホイール75は、その周辺部において噴霧パイ
プ65に固着された第2スライドガイド76にスライド
式に接続され、第2スプロケット73の回転に連動して
噴霧パイプ65が搬送路の幅全域にわたって水平に往復
揺動し、同時にノズル69も搬送路の幅全域にわたって
水平に往復揺動する構成になっている。77は、噴霧パ
イプ65の水平往復揺動をガイドする一対の噴霧パイプ
ガイドアームである。図13において78は固定ボルト
であり、79はスペーサーである。80は搬送方向を示
す。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の処理装置の1例を示す側面図である。
【図2】従来の処理装置の1例を示す正面図である。
【図3】本発明の噴霧手段の第1の実施態様を説明する
側面図である。
【図4】本発明の噴霧手段の第1の実施態様を説明する
平面図である。
【図5】本発明の第1オシレーションシステムの1例を
説明する略図である。
【図6】本発明の第1オシレーションシステムの1例を
説明する略図である。
【図7】本発明の第1オシレーションシステムの詳細を
説明する部分拡大図である。
【図8】本発明に用いるネジ式バルブを説明するための
断面図である。
【図9】本発明の噴霧手段の第2の実施態様を説明する
略図である。
【図10】本発明の噴霧手段の第2の実施態様を説明す
るための部分拡大図である。
【図11】本発明の噴霧手段の第2の実施態様を説明す
るための部分拡大図である。
【図12】本発明の噴霧手段の第3の実施態様を説明す
るための略図である。
【図13】本発明の噴霧手段の第3の実施態様を説明す
るための部分拡大側面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理槽内に水平方向に配置され、その間
    に被処理基板を水平方向に搬送する上下搬送ローラおよ
    び水平方向に搬送される被処理基板の上下両面に処理液
    を噴霧させる噴霧手段を備えてなる噴霧処理装置であっ
    て、 該噴霧手段が上下それぞれ1個または搬送路上一定の間
    隔を置いて直列に配置された複数個のノズルを被処理基
    板の幅全域を均一に噴霧するのに必要な幅全域にわたっ
    て水平に往復揺動させる水平往復揺動手段と、該水平往
    復揺動手段に上下それぞれ被処理基板に向って垂直方向
    に固着され、該水平往復揺動手段により被処理基板の幅
    全域を均一に噴霧するのに必要な幅全域にわたって水平
    に往復揺動する前記噴霧用ノズルとを備えてなることを
    特徴とする前記噴霧処理装置。
  2. 【請求項2】 該噴霧手段が、搬送路の中央部であって
    水平方向に搬送される被処理基板の上下両面からそれぞ
    れ一定の間隔を置いて、該上下面に向って垂直に伸びる
    噴霧パイプをその垂直軸の回りに首振り揺動させる第1
    のオシレーションシステムおよび該第1オシレーション
    システムにより首振り揺動する噴霧パイプの先端にそれ
    と連動するよう接続されて水平方向に伸び、一定の長さ
    を有してその先端部が搬送方向に向って、または対向し
    て搬送路幅間で水平に往復揺動する噴霧アームを備えて
    なる水平往復揺動手段と、該噴霧アームの先端部におい
    て、水平方向に搬送される被処理基板の上下両面に向っ
    てそれぞれ垂直方向に固着され、該アームの揺動に連動
    して被処理基板の幅全域を均一に噴霧するのに必要な幅
    全域にわたって水平に往復揺動する噴霧用ノズルとを備
    えてなることを特徴とする請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 該噴霧手段が、搬送路の中央部であって
    水平方向に搬送される被処理基板の上下両面からそれぞ
    れ一定の間隔を置いて、該上下面に向って垂直に伸びる
    揺動パイプをその垂直軸の回りに首振り揺動させる第2
    のオシレーションシステムおよび第2オシレーションシ
    ステムにより首振り揺動する揺動パイプの先端にそれと
    連動するように接続されて水平方向に伸び、一定の長さ
    を有してその先端部が搬送方向に向ってまたは対向して
    搬送路幅間で水平に往復揺動する揺動アーム、搬送方向
    に平行に伸び、該揺動アームの先端がスライド式に接続
    され、揺動アームの水平往復揺動に連動して搬送路幅間
    で水平に往復揺動する第1のスライドガイド、処理液用
    フレキシブルパイプに接続されて搬送方向と平行に配置
    され、該第1スライドガイドに固着され、該第1スライ
    ドガイドの水平往復揺動に連続して搬送路幅間で水平往
    復揺動する噴霧パイプおよび該噴霧パイプの両端部がそ
    れぞれ可動式に接続され、搬送路幅にわたって水平に配
    置され該噴霧パイプの水平往復揺動をガイドする一対の
    噴霧パイプガイドアームを備えてなる水平往復揺動手段
    と、水平方向に搬送される被処理基板の上下両面に向っ
    て垂直方向に該噴霧パイプに固着された上下それぞれ1
    個または一定の間隔を置いて直列に配置された複数個の
    噴霧用ノズルとを備えてなることを特徴とする請求項1
    記載の装置。
  4. 【請求項4】 該噴霧手段がモーターの回転に伴って回
    転する第1のスプロケット、搬送路の中央部であって水
    平方向に搬送される被処理基板に対して一定の間隔を置
    いて水平に配置され、第1スプロケットの回転がチエー
    ンによって伝達されて垂直軸の回りに回転する第2のス
    プロケット、該第2スプロケットに固着され、その回転
    に連動して垂直軸の回りに水平に回転する一定の径を有
    するフライホイール、搬送方向に平行に伸び、該フライ
    ホイールがその中心から一定の間隔を置いた周辺部にお
    いてスライド式に接続され、該フライホイールの回転に
    連動して搬送路幅間を水平に往復揺動する第2のスライ
    ドガイド、処理液用フレキシブルパイプに接続されて搬
    送方向と平行に配置され、該第2スライドガイドに固着
    され、該第2スライドガイドの水平往復揺動に連動して
    搬送路幅間で水平往復揺動する噴霧パイプおよび該噴霧
    パイプの両端部がそれぞれ可動式に接続され、搬送路幅
    にわたって水平に配置され、該噴霧パイプの水平往復揺
    動をガイドする一対の噴霧パイプガイドアームを備えて
    なる水平往復揺動手段と、水平方向に搬送される被処理
    基板の上下両面に向って該噴霧パイプに固着された上下
    それぞれ1個または一定の間隔を置いて直列に配置され
    た複数個の噴霧用ノズルとを備えてなることを特徴とす
    る請求項1記載の装置。
  5. 【請求項5】 上下それぞれ複数個のノズルであり、該
    ノズルが扇形の噴霧面を有する広角ノズルであって、各
    ノズル毎にオシレーションシステム、圧力ゲージおよび
    流量調節用ネジ式バルブを設けて処理液流量および/ま
    たはノズルの揺動速度をノズル毎に調節する請求項1記
    載の装置。
  6. 【請求項6】 上下それぞれ複数個のノズルであり、該
    ノズルが扇形の噴霧面を有する広角ノズルであって、各
    ノズル毎に圧力ゲージおよび流量調節用ネジ式バルブを
    設けて処理液流量をノズル毎に調節すると共に複数個の
    ノズルを共通のオシレーションシステムにより一定の揺
    動速度で同時に揺動させる請求項1記載の装置。
  7. 【請求項7】 上下それぞれ複数個のノズルの処理液量
    および揺動速度がそれぞれ同時に調節される請求項1記
    載の装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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