JPH07188949A - 基板の表面処理法及びその処理装置 - Google Patents

基板の表面処理法及びその処理装置

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JPH07188949A
JPH07188949A JP35487993A JP35487993A JPH07188949A JP H07188949 A JPH07188949 A JP H07188949A JP 35487993 A JP35487993 A JP 35487993A JP 35487993 A JP35487993 A JP 35487993A JP H07188949 A JPH07188949 A JP H07188949A
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JP
Japan
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substrate
surface treatment
group
substrates
spray
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JP35487993A
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English (en)
Inventor
Masamichi Kodama
正道 児玉
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  • Cleaning Or Drying Semiconductors (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • ing And Chemical Polishing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】被処理基板を搬送手段により搬送しながら、表
面処理液を基板下面に吹付け表面処理を行う方法と装置
を提供するものであるが、均一なスリットや透孔を安定
的に得ることをを目的とする。 【構成】コンベアロール上を被処理基板を搬送させなが
ら、該コンベアロール上下面に複数個のノズル口を有す
る吹付け菅を格子状に取り付け、且つノズルも各自揺動
可能に取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント回路基板のみ
でなく、液晶用ガラス基板等の基である薄板素材やリー
ドフレームやシャドウマスク等の基であるロール素材の
薄板状基板の表面に設けられたレジストパターン等を、
エッチングや現像処理を行う基板の表面処理法並びにそ
の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】一般に被処理基板の表面に、スプレーノズ
ルを揺動させて処理液を吹き付けて表面処理を行う装置
として、被処理基板を搬送路に沿って等速度で回転する
複数本のそろばん玉状に形成したローラを適当な間隔で
列設したコンベア装置で水平方向に移動させながら、基
板搬送路の上下両側に設けた配設されたスプレー菅の複
数のノズル口から表面処理液を基板に吹きつけていた。
【0003】しかしながらこの装置によって得られる処
理基板は、処理液を吹きつけるノズルが一方向のみに揺
動するように構成されていることから縦状並び横状のス
リット中に不均一さを生ずるという欠点を有していた。
【0004】この問題を解決する一手段として、被処理
基板が通過する間に基板面に対するスプレーノズルの揺
動方向を少なくとも1回以上、ほぼ直角的に変化させて
基板面とスプレーノズルの揺動方向との相対角度を、上
記変化の前後において所用角度変化させることにより、
スプレーノズルの揺動方向に基づく処理ムラを解消する
装置が知られている。
【0005】この手段としてスプレー菅群は一方向のみ
に揺動させて、基板搬送経路の途中箇所において基板を
水平面内で90度回転させる手段を適用している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来装
置においては処理ムラを基板からなくすことが出来ない
上、基板の方向が変化させる装置にあっては処理工程上
時間がかかり、大量の基板の表面処理には向かないとい
う欠点を有し、これらの装置に代わって安価に、且つ大
量の基板処理が可能な新規な表面処理装置の開発が望ま
れていた。
【0007】
【課題が解決するための手段】本発明者等はかかる課題
を解決するために鋭意研究したところ、スプレーノズル
からの揺動を前後左右に同一装置内において複数回行う
ことによって、処理ムラのない均一な透孔を得ることが
できることを見いだし、本発明を提供することができ
た。
【0008】すなわち本発明は、被処理基板を搬送手段
により搬送しながら、表面処理液を基板上下面に吹きつ
け表面処理を行う基板の表面処理法において、被処理基
板が搬送手段によって表面処理液を吹き付ける区間にあ
っで、上下に設置された2種類のスプレーノズルを用い
て処理液を複数回基板進行方向に前後左右にノズルを振
りながら表面の古い液を早く振りのぞくことによって均
一なスリットや透孔を得ることを特徴とする基板の表面
処理法であり、他の発明は、被処理基板を搬送手段によ
って水平方向に移送する搬送部と、該搬送部の移送順路
の上下面に配置されたスプレーノズル群により表面処理
液を吹き付ける表面処理部とからなる基板の表面処理装
置において、搬送部は、コンベアロールで被処理基板を
移送し、表面処理部は、該コンベアロール上下面に、複
数個のノズル口を有する吹付け菅を基板進行方向に対し
て、一群は平行状に複数菅取付け、他の一群は垂直状に
複数官格子状に取付けてあり、且つこれらのノズルが各
自揺動可能であることを特徴とするプリン基板の表面処
理装置に関するものである。
【0009】
【作用】本発明装置におけるコンベア部の搬送ローラ
は、従来装置におけるそろばん玉状のローラでなく、φ
15mmの通常のローラを用いているが、この場合、ロ
ーラ径が細く成る程表面処理液の吹きつけが好ましい。
【0010】また表面処理部において複数個のノズル口
を有するスプレー菅群のうち、基板進行方向に対して垂
直方向にスプレー菅群を複数個取付けたA群と、逆に平
行方向にスプー菅群を複数個取付けたB群とを格子状に
取り付けている。
【0011】この場合、これらの個々のスプレー菅に取
り付けられた複数のノズル口は、モーターによって揺動
できるよう制御されているが、A群のノズル口は前後に
揺動し、B群のノズル口は左右に揺動する。
【0012】またこれらのノズル口からの処理液の吹き
つけは、A群が数秒、B群が数秒というように適当な間
隔で、吹きつけ時間を電磁弁によって制御できるため、
被処理基板が搬送中に必要回数、前後左右に吹き付けを
行うことができ、この結果、処理基板状に設けたパター
ンに沿ったエッチング処理を精度よくできる。
【0013】以下、実施例を参照して本発明を詳細に説
明するが、本発明の範囲はこれらに限定されるものでは
ない。
【0014】
【実施例1】図1は、本発明の実施例装置の側面図であ
る。被処理基板は、ロールピッチ60mm間隔で設けら
れたφ15mmのコンベアロールを配設したコンベア上
を水平に保持されたまま、エッチングチャンバー1内に
移動する。
【0016】エッチングチャンバー1内には、コンベア
ロールの上下面にスプレー菅3を基板進行方向に対して
垂直方向に17菅取付けてあるA群と、逆に平行方向に
6菅を取り付けてあるB群とを格子状に配置してあり、
これらのスプレー菅には複数のノズル口4をA群は6個
と5個を、進行方向に同一直線状にならばない様に、ま
たB群は18個を各自設けてある。
【0017】A群は、左右からの処理液供給のため、左
右の圧力差がないので処理液供給菅にそれぞれバルブ、
圧力計を有する。
【0018】B群はそれぞれのシャワー菅にバルブ、圧
力計を有し、それぞれのシャワー菅の圧力、流量を調整
できるものである。
【0019】表面処理液の吹付けは、電磁弁の制御によ
りA群の吹付けを15秒行った後、B群の吹付けを同様
に15秒行ったが、この場合A群のノズル口は前後に揺
動するため、処理液は基板状に進行方向と平行に吹付け
られ、基板面上3ロール分の180mm幅で吹つけられ
る。
【0020】一方、逆にB群のノズル口は、左右に揺動
して処理液を基板上に進行方向と直角に約180mmの
幅で吹きつけた。
【0021】この結果、エッチング処理を終了した基板
状の透孔を見たところ、レジストによるパターン通りの
透孔が得られスリット幅が狭く、且つ精度を要求される
基板に対する効果が高いことが判明した。
【0022】
【発明の効果】上述のように本発明は、スプレー菅を格
子状に設け、且つ電磁弁によりノズル口から表面処理液
をA群とB群との吹き付けを交互に任意な時間行うこと
のできる装置であるため、装置自体も安価に製造でき、
且つ複雑なパターンを有する基板の現像においては解像
度、エッチングにおいてはエッチングファクター(エッ
チング液による)、及びエッチング精度の向上に適した
表面処理装置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置のチャンバーを示す側面図であ
る。
【図2】 本発明装置のチャンバーを示す平面図であ
る。
【図3】 チャンバー側面の部分拡大図である。
【符号の説明】
1−エッチングチャンバー 2−コンベアロール 3−スプレー菅 4−ノズル 5−ドレン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理基板を搬送手段により搬送しなが
    ら、表面処理液を基板上下面に吹き付け表面処理を行う
    基板の表面処理法において、 被処理基板が搬送手段によって表面処理を行う区間にあ
    って、上下に設置された2種類のスプレーノズルを用い
    て処理液を複数回、基板進行方向に対して前後左右にノ
    ズルを振りながら表面の古い液を早く振りのぞくことに
    よって均一なスリットや透孔を得ることを特徴とする基
    板の表面処理法。
  2. 【請求項2】被処理基板を搬送手段によって水平方向に
    移送する搬送部と、該搬送部の移送順路の上下面に配置
    されたスプレーノズル群により表面処理液を吹き付ける
    表面処理部とからなる基板の表面処理装置において、 搬送部は、コンベアロールで被処理基板を移送し、 表面処理部は、該コンベアロール上下面に、複数個のノ
    ズル口を有する吹付け菅を基板進行方向に対して、一群
    は平行状に複数菅取付け、一群は直角方向に複数菅を格
    子状に取付けてあり、且つこれらのノズルが各自揺動可
    能であることを特徴とするプリン基板の表面処理装置。
JP35487993A 1993-12-27 1993-12-27 基板の表面処理法及びその処理装置 Pending JPH07188949A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1187515A2 (de) * 2000-09-07 2002-03-13 Gebr. Schmid GmbH & Co. Verfahren und Vorrichtung zur Behandlung von Gegenständen, besonders Leiterplatten
CN113411981A (zh) * 2021-06-28 2021-09-17 绍兴华立电子有限公司 一种蚀刻喷架
KR20220112672A (ko) * 2021-02-04 2022-08-11 시바우라 메카트로닉스 가부시끼가이샤 기판 처리 장치

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