JPH0732818Y2 - 窓電動開閉機 - Google Patents
窓電動開閉機Info
- Publication number
- JPH0732818Y2 JPH0732818Y2 JP1987156264U JP15626487U JPH0732818Y2 JP H0732818 Y2 JPH0732818 Y2 JP H0732818Y2 JP 1987156264 U JP1987156264 U JP 1987156264U JP 15626487 U JP15626487 U JP 15626487U JP H0732818 Y2 JPH0732818 Y2 JP H0732818Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- window
- opening
- closing
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、モータの駆動力を利用して窓を開閉させる
ことができる窓電動開閉機に関するものである。
ことができる窓電動開閉機に関するものである。
従来からある窓電動開閉機としては、例えば窓枠側にチ
ェーンの先端を取付け、モータの駆動力によってそのチ
ェーンを前進させたり後退させながら窓の開閉を図るも
のが知られている。ところが、このようなタイプの窓電
動開閉機は、通常チェーンが剥き出しになっており、体
裁が悪いばかりか施工コストも高い、という欠点を有し
ていた。
ェーンの先端を取付け、モータの駆動力によってそのチ
ェーンを前進させたり後退させながら窓の開閉を図るも
のが知られている。ところが、このようなタイプの窓電
動開閉機は、通常チェーンが剥き出しになっており、体
裁が悪いばかりか施工コストも高い、という欠点を有し
ていた。
そこで、この出願人は、例えば第4図及び第5図に示す
ようなタイプの窓電動開閉機を提案開発している。即
ち、これは、窓枠100側に設けたモータ101によってアー
ム102を回動させ、このアーム102の回動力を利用して窓
103を開閉させるようになっている。また、この窓電動
開閉機にあっては、先のモータ101の駆動力により回転
するネジ切りシャフト104を本体107側方に突出して設
け、このネジ切りシャフト104にスライダー105を螺合さ
せてそのスライダー105の進退動作によってマイクロス
イッチ106をオンさせ、これによって窓103が所定角度ま
で開閉されると自動的にモータ101が停止するような停
止手段を備えたものも提案されている。
ようなタイプの窓電動開閉機を提案開発している。即
ち、これは、窓枠100側に設けたモータ101によってアー
ム102を回動させ、このアーム102の回動力を利用して窓
103を開閉させるようになっている。また、この窓電動
開閉機にあっては、先のモータ101の駆動力により回転
するネジ切りシャフト104を本体107側方に突出して設
け、このネジ切りシャフト104にスライダー105を螺合さ
せてそのスライダー105の進退動作によってマイクロス
イッチ106をオンさせ、これによって窓103が所定角度ま
で開閉されると自動的にモータ101が停止するような停
止手段を備えたものも提案されている。
しかしながら、このような構成の停止手段を備えた窓電
動開閉機にあっては、先に説明したようにその停止手段
が窓電動開閉機本体の片隅側に設けられており、調整作
業が困難であると共に余分なスペースを必要とし、限ら
れた狭い窓枠内のスペースへの設置が極めて困難であ
る。
動開閉機にあっては、先に説明したようにその停止手段
が窓電動開閉機本体の片隅側に設けられており、調整作
業が困難であると共に余分なスペースを必要とし、限ら
れた狭い窓枠内のスペースへの設置が極めて困難であ
る。
また、このような構成の停止手段を備えた窓電動開閉機
にあっては、ネジ切りシャフト上を走行するスライダー
の走行ストローク量がそれ程大きくなく、従って最適な
窓開閉角度を設定するための精度の良い調整作業を行う
ことが困難である。
にあっては、ネジ切りシャフト上を走行するスライダー
の走行ストローク量がそれ程大きくなく、従って最適な
窓開閉角度を設定するための精度の良い調整作業を行う
ことが困難である。
そこで、この考案は、上記した従来の欠点に鑑み、窓枠
側に小スペースにコンパクトに収めることができると共
に、窓開閉位置の調整作業を容易に、かつ高精度に行な
うことができる窓電動開閉機を提供することを目的とす
るものである。
側に小スペースにコンパクトに収めることができると共
に、窓開閉位置の調整作業を容易に、かつ高精度に行な
うことができる窓電動開閉機を提供することを目的とす
るものである。
即ち、この考案は、本体内に収めたモータの駆動力によ
ってアームを回転させ、そのアームの回転力を利用して
窓を開閉させる窓電動開閉機において、前記アームのう
ち回動角度の大きな方のアームが所定角度まで回動する
とそのアームの回動・押圧動作によってモータの作動を
停止させる停止手段を前記本体側のアームの回動領域内
所定位置に設けるとともに、その停止手段に、定点を中
心に回動して前記開閉位置の微調整を行う位置決め調節
機構を付設したものである。
ってアームを回転させ、そのアームの回転力を利用して
窓を開閉させる窓電動開閉機において、前記アームのう
ち回動角度の大きな方のアームが所定角度まで回動する
とそのアームの回動・押圧動作によってモータの作動を
停止させる停止手段を前記本体側のアームの回動領域内
所定位置に設けるとともに、その停止手段に、定点を中
心に回動して前記開閉位置の微調整を行う位置決め調節
機構を付設したものである。
この考案の窓電動開閉機は、アームの回動領域内の本体
側所定位置に停止手段を設けており、アームがその停止
手段の位置まで回動してきてその停止手段を押圧する
と、モータが自動的に停止して窓の開閉動作が直ちに停
止するものである。
側所定位置に停止手段を設けており、アームがその停止
手段の位置まで回動してきてその停止手段を押圧する
と、モータが自動的に停止して窓の開閉動作が直ちに停
止するものである。
また、この考案によれば、停止手段に付設して位置決め
調節機構を備えており、これによって例えば使用者の好
みに合せて窓の開閉位置が調整できる。
調節機構を備えており、これによって例えば使用者の好
みに合せて窓の開閉位置が調整できる。
以下、この考案の一実施例について添付図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図乃至第3図は、この考案に係る窓電動開閉機を示
すものであり、この窓電動開閉機は窓枠1内の収納部1a
内に設けた本体2上部に停止手段3を設けている。
すものであり、この窓電動開閉機は窓枠1内の収納部1a
内に設けた本体2上部に停止手段3を設けている。
なお、図中符号4は図示外のモータの駆動力によって基
端側4aを中心として回動する第1アーム,5は基端側が第
1アーム4先端側に回動自在に取付けられた第2アー
ム,6は基端側が第2アーム5の先端側に回動自在に取付
けられたブラケット,7は回動軸7aを中心として水平方向
に開閉する縦滑り窓であり、これらは何れも従来と同様
のものが用いられている。
端側4aを中心として回動する第1アーム,5は基端側が第
1アーム4先端側に回動自在に取付けられた第2アー
ム,6は基端側が第2アーム5の先端側に回動自在に取付
けられたブラケット,7は回動軸7aを中心として水平方向
に開閉する縦滑り窓であり、これらは何れも従来と同様
のものが用いられている。
収納ブラケット1aは、本体1側が従来のようなネジ切り
シャフト等の設置スペースが必要ない分だけ小スペース
に抑えることができるようになっている。
シャフト等の設置スペースが必要ない分だけ小スペース
に抑えることができるようになっている。
本体2は、内部にモータと,ギア列等(共に図示せず)
とを備えている。モータは、図示外の窓枠1側の操作し
易い場所に設置した手元スイッチ(図略)によって始動
させるようになっている。ギア列は、モータの回転速度
を所定の速度まで減速させると共にトルク力のアップを
図る等のためのものであり、ウォームギアやウォームホ
イールギア等を含む従来と同様の構成のものが用いられ
ている。
とを備えている。モータは、図示外の窓枠1側の操作し
易い場所に設置した手元スイッチ(図略)によって始動
させるようになっている。ギア列は、モータの回転速度
を所定の速度まで減速させると共にトルク力のアップを
図る等のためのものであり、ウォームギアやウォームホ
イールギア等を含む従来と同様の構成のものが用いられ
ている。
停止手段3は、本体2の上部に取付けた閉鎖用停止手段
8と開放用停止手段9との2個のものから構成されてお
り、夫々これらの停止手段は第1アーム4の回動領域内
の所定位置に取付けられている。閉鎖用停止手段8は、
窓7を完全に閉鎖した時にこれを検知してモータの駆動
を停止させるためのものであり、この実施例ではマイク
ロスイッチ8aが用いられている。また、このマイクロス
イッチ8aは、窓7閉鎖時の閉止時期を高精度に調整でき
るよう、位置決め調節機構である調整金具8bに螺着され
ている。この調整金具8bは、一端側をビス8cによって本
体2側に螺着させたままその部分を中心(回動点)とし
て一定角度の範囲内で回動させるための円弧孔8dが形成
されており、正しくそのマイクロスイッチ8aが位置決め
されたならばその位置でビス8eによって螺着させるよう
になっている。また、開放用停止手段9は、窓7を所定
の角度まで開放したときにこれを検知してモータの駆動
を停止させるためのものであり、その構成についてはそ
の閉鎖用停止手段8と同様となっている。
8と開放用停止手段9との2個のものから構成されてお
り、夫々これらの停止手段は第1アーム4の回動領域内
の所定位置に取付けられている。閉鎖用停止手段8は、
窓7を完全に閉鎖した時にこれを検知してモータの駆動
を停止させるためのものであり、この実施例ではマイク
ロスイッチ8aが用いられている。また、このマイクロス
イッチ8aは、窓7閉鎖時の閉止時期を高精度に調整でき
るよう、位置決め調節機構である調整金具8bに螺着され
ている。この調整金具8bは、一端側をビス8cによって本
体2側に螺着させたままその部分を中心(回動点)とし
て一定角度の範囲内で回動させるための円弧孔8dが形成
されており、正しくそのマイクロスイッチ8aが位置決め
されたならばその位置でビス8eによって螺着させるよう
になっている。また、開放用停止手段9は、窓7を所定
の角度まで開放したときにこれを検知してモータの駆動
を停止させるためのものであり、その構成についてはそ
の閉鎖用停止手段8と同様となっている。
従って、この実施例の窓電動開閉機によれば、停止手段
3が本体2上部に調整金具8b等を介して取付けられてお
り、その位置決め調整作業が容易に行われる。
3が本体2上部に調整金具8b等を介して取付けられてお
り、その位置決め調整作業が容易に行われる。
また、この実施例の窓電動開閉機によれば、第1アーム
の回動領域は大きく広いため、窓7の開閉角度の調整を
高精度に行なうことができる。
の回動領域は大きく広いため、窓7の開閉角度の調整を
高精度に行なうことができる。
以上説明してきたように、この考案に係る窓電動開閉機
によれば、アームの回動領域内の本体側所定位置に停止
手段を設けており、従来のように本体側側方に突出させ
てネジ切りシャフト等を取付ける必要がなく、本体側を
コンパクトに窓枠側に収めることができ、実用上効果が
大である。
によれば、アームの回動領域内の本体側所定位置に停止
手段を設けており、従来のように本体側側方に突出させ
てネジ切りシャフト等を取付ける必要がなく、本体側を
コンパクトに窓枠側に収めることができ、実用上効果が
大である。
また、この考案に係る窓電動開閉機によれば、停止手段
がストロークの大きなアームの回動動作によって作動す
るようになっており、これによって窓開閉角度を高精度
に調整できると共にその調整作業を容易に行なうことが
できる。
がストロークの大きなアームの回動動作によって作動す
るようになっており、これによって窓開閉角度を高精度
に調整できると共にその調整作業を容易に行なうことが
できる。
また、この考案によれば、付設する位置決め調節機構に
よって窓の閉位置が正確に調節できるばかりか、使用者
の好みにあわせて最適に開放位置を調整することができ
る。
よって窓の閉位置が正確に調節できるばかりか、使用者
の好みにあわせて最適に開放位置を調整することができ
る。
第1図はこの考案に係る窓電動開閉機を示す概略構成
図、第2図は第1図における窓電動開閉機の停止手段の
取付け状態を説明するための平面図、第3図は第2図に
おける窓電動開閉機の正面図、第4図は従来型の窓電動
開閉機を説明するための概略構成図、第5図は従来型の
窓電動開閉機に取付けられた停止手段を説明するための
正面図である。 4……(第1)アーム、5……(第2)アーム、3……
停止手段、2……本体、8b、8d、8e……位置決め調節機
構。
図、第2図は第1図における窓電動開閉機の停止手段の
取付け状態を説明するための平面図、第3図は第2図に
おける窓電動開閉機の正面図、第4図は従来型の窓電動
開閉機を説明するための概略構成図、第5図は従来型の
窓電動開閉機に取付けられた停止手段を説明するための
正面図である。 4……(第1)アーム、5……(第2)アーム、3……
停止手段、2……本体、8b、8d、8e……位置決め調節機
構。
Claims (1)
- 【請求項1】本体内に収めたモータの駆動力によってア
ーム(4・5)を回転させ、そのアーム(4・5)の回
転力を利用して窓を開閉させる窓電動開閉機において、
前記アーム(4・5)のうち回動角度の大きな方のアー
ム(4)が所定角度まで回動するとそのアーム(4)の
回動・押圧動作によってモータの作動を停止させる停止
手段(3)を前記本体(2)側のアーム(4)の回動領
域内所定位置に設けるとともに、 その停止手段(3)に定点(8c)を中心に回動して前記
開閉位置の微調整を行う位置決め調節機構(8b・8d・8
e)を付設したことを特徴とする窓電動開閉機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156264U JPH0732818Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 窓電動開閉機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987156264U JPH0732818Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 窓電動開閉機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0162478U JPH0162478U (ja) | 1989-04-21 |
JPH0732818Y2 true JPH0732818Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31434650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987156264U Expired - Lifetime JPH0732818Y2 (ja) | 1987-10-13 | 1987-10-13 | 窓電動開閉機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732818Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008044213B4 (de) | 2007-12-20 | 2020-07-09 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2516378Y2 (ja) * | 1993-03-05 | 1996-11-06 | 高桑 仁美 | 防水扉の開閉制御装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5411735U (ja) * | 1977-06-22 | 1979-01-25 | ||
JPS5652571U (ja) * | 1979-09-29 | 1981-05-09 |
-
1987
- 1987-10-13 JP JP1987156264U patent/JPH0732818Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008044213B4 (de) | 2007-12-20 | 2020-07-09 | Toyo Tire & Rubber Co., Ltd. | Luftreifen |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0162478U (ja) | 1989-04-21 |
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