JPH07327707A - 通気性と通水性のある履物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 履物の底部（１）に複数の孔（２）を貫通さ
せて通気性と通水性を良くした履物を提供する。 【構成】 履物の底部（１）に複数の孔（２）を貫通さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、履物の底部に複数の
孔を貫通させて通気性と通水性を良くした履物に関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、履物の上敷き部分を人工芝や
畳材、綿、麻、木、コルクなどにして足の感触を良くし
た履物が有った。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらは次のような欠
点があった。 イ．履物の上敷に通気性のある形状や材質を使用してい
ても、底部にゴムやビニール等を貼っているので通気性
が悪く、少し歩いているうちに蒸れてきた。 ロ．砂浜は太陽で熱せられると熱くて歩けないのでゴム
サンダルを履くが、砂が入って痛くて歩きにくかった。 ハ．海岸では岩や貝などで足を怪我しやすいが、海中に
履いたまま入ると脱げて浮いて来て履けなかったので裸
足でいなければならなかった。 本発明は、これらの欠点を除くためになされたものであ
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】履物の底部（１）に複数
の孔（２）を貫通させた通気性と通水性のある履物。本
発明は、以上の構成よりなる通気性と通水性のある履物
である。

【０００５】

【作用】本発明を使用する時は、 イ．夏の履物として上敷（３）に通気性のある形状や材
質を使用し、底部（１）に複数の孔（２）を貫通させて
さらに通気性を良くする。 ロ．海浜用として上敷（３）に人工芝（５）を使い、底
部（１）に複数の孔（２）を貫通させて通水性を良くし
砂浜、海岸、海中へと履いたまま入れるようにする。

【０００６】

【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。履
物の底部（１）に複数の孔（２）を貫通させて通気性と
通水性を良くしたスリッパ、サンダル、靴などの履物。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、
通気性があるので夏の履物として、通水性があるので海
浜用の履物として利用するとよい。上敷は人工芝（５）
や、麻、畳など通気性の有る材質や形状にしておくとよ
い。スリッパなら室内用なので複数の孔（２）を有した
底でも危なくない。外履用の場合は、底部（１）を厚く
孔（２）を小さくすれば危なくない。海浜用として、人
工芝（５）や、それに似た突起の沢山ある上敷（３）に
すれば足裏との接点が小さいので砂が入っても痛くない
し、底が孔あきなので砂はすぐ落ちてしまう。底部
（１）はゴムネットなど摩擦性の有るものを利用すれ
ば、海岸など滑りやすい所も履いたまま歩けるし、足掛
け部（４）を設けて脱げ難くすれば履いたまま泳げる。
足掛け部（４）はどの様な物でもよい。土踏まずの部分
は毛足を長くしてもよいし、土台を盛り上げてもよい。
水はけが良いのでベランダ、庭、プール、健康ランドの
履物としてもよい。

【０００７】

【発明の効果】通気性があるので蒸れない。水虫などの
人に良い。洗濯が出来、すぐ乾く。人工芝（５）を使用
した履物は、いつも芝生の上を裸足で歩いているような
感触で快適である。芝の突起が足裏に快い刺激になって
健康に良い。人工芝（５）のように突起が沢山ある海浜
用サンダルは、砂浜、海岸、海中へと何処でも履いたま
ま入れる。砂浜で砂に埋まっても孔（２）あきなのです
ぐ砂が落ち、歩きにくいということがない。岩場などの
石や貝から足を守れる。脱げ難い形状にしておけば履い
たまま泳げる。水はけがよいのでベランダ、庭、プー
ル、健康ランド、リゾート、トイレ、風呂などのサンダ
ルとしても応用できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の断面図

【図３】本発明の平面図

【図４】本発明の底面図

【図５】本発明の人工芝を用いた斜視図

【図６】本発明の足掛け部を設けて脱げ難くした形状の
斜視図

【符号の説明】

１ 底部 ２ 孔 ３ 上敷 ４ 足掛け部 ５ 人工芝

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 履物の底部（１）に複数の孔（２）を貫
   通させた通気性と通水性のある履物。