JPH07327161A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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JPH07327161A
JPH07327161A JP6119985A JP11998594A JPH07327161A JP H07327161 A JPH07327161 A JP H07327161A JP 6119985 A JP6119985 A JP 6119985A JP 11998594 A JP11998594 A JP 11998594A JP H07327161 A JPH07327161 A JP H07327161A
Authority
JP
Japan
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pupil
photographer
screen
finder
image pickup
Prior art date
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Pending
Application number
JP6119985A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Arai
新井秀雪
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH07327161A publication Critical patent/JPH07327161A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は撮影者が常に見やすいファインダ画
面となるように構成された撮像装置を提供する。 【構成】 本発明の撮像装置では、ファインダ7の画面
8を覗き込む撮影者の眼球201に、投光レンズ3、ハ
ーフミラー2及び10、接眼レンズ1を介して赤外光光
源5の赤外光を投射し、眼球201の反射光をハーフミ
ラー2及び10、受光レンズ4を介して光電素子列6に
入射させ、該光電素子列6の出力信号に基づいて瞳孔判
定回路9において撮影者の瞳孔の大きさを検出するとと
もに瞳孔が所定値よりも大きいと判定された時には該回
路9の出力に応じて制御回路18がビューファインダー
7の画面の明るさを大きくさせる制御信号を発し、(逆
に、瞳孔が所定値よりも小さいと判定された時にはファ
インダ画面の明るさを低下させる制御信号を発し)、フ
ァインダ画面の明るさを撮影者の最も見やすい明るさに
保持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子ビューファインダー
を備えたビデオカメラやスティルビデオカメラ等の撮像
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオカメラの構成について図6
を参照して説明する。
【0003】図6において、11は被写体結像用レンズ
群を模式的に描いたもの、12はCCD等の撮像素子を
含む撮像系、13は撮像系12の出力である撮像信号を
ビデオ信号に変換するカメラ信号処理回路、14はビデ
オ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器、15
はディジタル信号にて画像処理を行うディジタル画像処
理回路、16は該回路15の出力をアナログ画像信号に
変換するD/A変換器、17はアナログビデオ信号をビ
デオテープに記録するVTR、7は記録画を確認するた
めのモニタ兼用の電子ビューファインダー、である。
【0004】以上の構成において、レンズ群11、撮像
系12により得られた映像信号はカメラ信号処理回路1
3にてビデオ信号に変換され、更にA/D変換器14に
よりディジタルビデオ信号に変換された後にディジタル
画像処理回路15により輝度信号及び色信号を適正な信
号に処理される。そして、該回路15の出力であるディ
ジタルビデオ信号はD/A変換器16によりアナログビ
デオ信号に変換された後、電子ビューファインダー7及
びVTR17に入力される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来のビデオ
カメラでは、電子ビューファインダーの明るさが常に一
定であるため、撮影対象の輝度によっては明る過ぎて眩
しかったり、或は暗過ぎて見にくかったりする欠点があ
った。
【0006】本発明の目的は、撮影対象の輝度や撮影状
況の明るさに応じて電子ビューファインダーの明るさも
自動的に変化する、改良された撮像装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】撮影者が常に見やすいフ
ァインダ画面を構成するためには、撮影者の瞳孔の大き
さを検出して撮影者が眩しがっているのか、暗くて見に
くいのかを知ることが必要である。
【0008】本発明は上記のような発想に基づいて構成
されたものであり、本発明による撮像装置は、撮影者の
瞳孔を検出する手段と、該手段の出力に応じて電子ビュ
ーファインダーの明るさを変化させる制御手段と、を有
していることを特徴とする。
【0009】
【実施例】以下に図を参照して本発明の一実施例につい
て説明する。
【0010】図1は本発明を適用して構成されたビデオ
カメラの概略構成図である。
【0011】図1において、11は結像ズーム系のレン
ズ群、12はCCD等の撮像素子を含む撮像系、13は
該撮像系12の出力である撮像信号をビデオ信号に変換
するカメラ信号処理回路、14はビデオ信号をディジタ
ル信号に変換するA/D変換器、15はディジタル画像
処理回路、16はD/A変換器、17はVTR、1はフ
ァインダの接眼レンズ、2及び10はハーフミラー、2
01は撮影者の眼、5は撮影者の眼201に光を投射す
るための光源、3は投光レンズ、6は撮影者の瞳孔Eか
らの反射光の強さに応じて変化する電気的出力を生じる
光電変素子列、9は該光電素子列6の出力信号に基づい
て撮影者の瞳孔の大きさを判定する瞳孔判定回路、18
は該瞳孔判定回路9の出力に基づいて電子ビューファイ
ンダー7の明るさを制御するとともにディジタル画像処
理回路15を制御するマイクロコンピュータ(以下には
マイコンと略記する)等から成る制御回路、である。
【0012】以上の構成において、投光レンズ3、光電
素子列6、瞳孔判定回路9は撮影者の瞳孔の大きさと視
線の方向を検出する瞳孔検出手段を構成しており、該制
御回路18は該瞳孔検出手段の出力に応じて電子ビュー
ファインダー7の明るさを制御する制御手段を構成して
いる。尚、電子ビューファインダー7の画面8は陰極線
管あるいは液晶表示器の表示面である。
【0013】次に、図2を参照して、撮影者の瞳孔及び
虹彩の大きさを検出するための瞳孔検出光学系の構成
と、瞳孔検出の理論とについて説明する。
【0014】図2において、5は観察者に対して不感の
赤外光を放射する発光ダイオードなどの赤外光光源であ
り、投光レンズ3の焦点面に配置されている。光源5か
ら発した赤外光は投光レンズ3により平行光線となり、
ハーフミラー2で反射して観察者の眼球201の角膜2
1を照射する。そして、角膜21の表面で反射した赤外
光の一部による角膜反射像dはハーフミラー2を透過
し、受光レンズ4を介して光電素子列6上の位置zd'
再結像する。
【0015】また、虹彩23の端部a,bからの反射光
束はハーフミラー2、受光レンズ4を通って光電素子列
6上の位置Za',Zb'に該端部a,bの像を結像する。
同様に、光電素子列6上の位置Ze',Zf'に虹彩23と
白目との境界部e,fの像を結像する。因に角膜反射像
d'とZa'とZb'の中点に位置より公知の方法で視線方
向を検出することができる。
【0016】図3に上記の光電素子列6の出力信号の概
要図を示す。該出力信号は、白目>虹彩>瞳孔の順で高
くなる。
【0017】次に、虹彩及び瞳孔の大きさを検出する方
法について図4を参照しつつ説明する。
【0018】図4は瞳孔判定回路9に設けられているマ
イクロコンピュータにおいて行われる瞳孔判定演算の方
法のフローチャートで、瞳孔の大きさが虹彩の大きさに
対してどの位の大きさであるかの演算をするものであ
る。
【0019】図5は光電素子列6上の眼球反射像で、z
a',zb',zd'は前述した位置である。
【0020】図4のフローチャートに示されるように、
先ず、図5に示す角膜反射像の座標zd'をステップ1
(以下にはS1と記載)で検出する。次に、S2で虹彩
と白目との境界点の座標zb'とza'を検出する。同様
に、S3虹彩と白目との境界点の座標zf'とze'とを検
出する。そして、S4では瞳孔の横幅の大きさをS2に
おいて求めた値から算出する。同様に、S3で求めた値
から虹彩の横幅の大きさを算出する S6では、S4及びS5で求めた値から、瞳孔の横幅が
虹彩の横幅に対して占めている割合を算出する。S7で
は、S6で求めた値が任意の値よりも大きいか小さいか
を判定する。すなわち、S6で得られた値によって瞳孔
が大きいか小さいかを判定する。
【0021】以上のような瞳孔の大きさの判定方法を本
実施例の瞳孔判定回路9で実行する。
【0022】図1に示した構成を有するビデオカメラを
用いて撮影を行う時には、撮影者がファインダ光学系の
接眼レンズ1に眼を近付けて該ファインダ7の画面8を
見ると、光源5から発射された赤外光が投光レンズ3を
通り、ハーフミラー10及び2で反射して接眼レンズ1
を通って撮影者の眼球201に照射される。そして、眼
球201で反射された赤外光は接眼レンズ1を通って更
にハーフミラー2で反射した後、ハーフミラー10を透
過して受光レンズ4を介して光電素子列6上に撮影者の
眼球201の像を結像する。瞳孔判定回路9は該光電素
子列6の出力信号から前記した瞳孔検出演算を行い、撮
影者の瞳孔が所定値よりも大きいか否かを判定し、所定
値よりも大きいと判定した時には制御回路18に、瞳孔
が大きいことを示す出力信号を入力する。制御回路18
は瞳孔判定回路9からの入力信号が撮影者の瞳孔が大き
いことを示す信号であった時には電子ビューファインダ
ー7の画面の明るさを大きくさせる制御信号を発し、該
制御信号により電子ビューファインダー7の画面の明る
さが大きくされ、その結果、撮影者は眼を大きく見開か
ずにファインダの画像を明確に見ることができるように
なる。
【0023】一方、光電素子列6から瞳孔判定回路9に
入る信号により瞳孔判定回路9が撮影者の瞳孔が所定値
よりも小さいと判定した時には、該判定回路9の出力信
号に基づいて制御回路18は電子ビューファインダー7
の画面8の明るさを低下させる制御信号を該ファインダ
7に対して出力し、これにより該ファインダ7の画面の
明るさが所定値まで低下され、その結果、撮影者は眼を
特に見開かなくても通常の状態でファインダ画面上の像
を明確に見ることができるようになる。
【0024】〈発明と実施例との対応〉請求項1及び2
に記載した「瞳孔検出手段」は、実施例に示した瞳孔判
定回路9のほかに赤外光を眼球201に投射し且つ眼球
201の反射光を結像させる光学素子列6までの光学系
をも含めた構成に該当するものであるが、該瞳孔検出手
段が前記実施例の構成と全く同じである必要はなく、撮
像装置使用者の瞳孔の大きさを検出できる構成であれ
ば、どのような構成であってもよいことは当然である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の撮像装
置では、撮影者の瞳孔を検出する瞳孔検出手段を備え、
該瞳孔検出手段により撮影者の瞳孔の大きさを検出する
ことにより、電子ビューファインダーの画面の明るさを
該撮影者にとって最も見やすい明るさに制御するように
したので、従来の撮像装置の欠点が除かれた、使いやす
い撮像装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の撮像装置の概略構成を示し
た図。
【図2】図1の撮像装置に設けられている瞳孔検出手段
の瞳孔検出光学系の概略図。
【図3】図1及び図3に示した光電素子列6の出力信号
の強度図。
【図4】図1に示した瞳孔判定回路9の機能と該回路で
行われる演算プログラムを示したフローチャート。
【図5】図1及び3に示した光電素子列6における眼球
反射像を示した図。
【図6】従来の撮像装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1…ファインダ光学系の接眼レンズ 2…ハーフミラ
ー 3…投光レンズ 4…受光レンズ 5…赤外光光源 6…光電素子列 7…電子ビューファインダー 8…ファインダ
画面 9…瞳孔判定回路 11…被写体結
像用レンズ群 12…撮像系 13…カメラ信
号処理回路 14…A/D変換器 15…ディジタ
ル画像処理回路 16…D/A変換器 17…VTR 18…制御回路(マイクロコンピュータ) 21…角膜 23…虹彩 24…瞳孔 201…眼球

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体の画像を表示し且つ明るさ可変の
    電子ビューファインダーと、前記電子ビューファインダ
    ーを覗く撮影者の瞳孔の大きさを検出する瞳孔検出手段
    と、撮影者の瞳孔が大きいことが前記瞳孔検出手段によ
    り検出された時には前記電子ビューファインダーの明る
    さを高くするように動作する制御手段と、を有している
    ことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、撮影者の瞳孔が小さい
    ことが前記瞳孔検出手段によって検出された時には前記
    電子ビューファインダーの明るさを下げる機能を有して
    いることを特徴とする請求項1の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記瞳孔検出手段は視線方向の検出手段
    の少なくとも一部であることを特徴とする請求項1又は
    2の撮像装置。
JP6119985A 1994-06-01 1994-06-01 撮像装置 Pending JPH07327161A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6119985A JPH07327161A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 撮像装置

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JP6119985A JPH07327161A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 撮像装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018116291A (ja) * 2018-03-01 2018-07-26 株式会社ニコン カメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309