JPH07327148A - ライン補間方法及びライン補間装置 - Google Patents

ライン補間方法及びライン補間装置

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JPH07327148A
JPH07327148A JP6118254A JP11825494A JPH07327148A JP H07327148 A JPH07327148 A JP H07327148A JP 6118254 A JP6118254 A JP 6118254A JP 11825494 A JP11825494 A JP 11825494A JP H07327148 A JPH07327148 A JP H07327148A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP6118254A
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English (en)
Inventor
Yoshiro Udagawa
善郎 宇田川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相関性の高いかつカラー情報を考慮した走査
線補間を行うライン補間方法及びその装置を得る。 【構成】 上下2ラインの各画素を輝度Y、色相H、彩
度Cの成分に表す処理をして2つのラインメモリに記憶
する。補間ライン上の注目画素Xの周囲に隣接する6個
の画素をラインメモリから読み出して、そのうち1Lと
2R、1Mと2M、1Rと2Lの3つの画素ペアの各成
分について相関を調べ、相関のある画素ペアの信号値を
注目画素Xの信号値とする。各画素ペアに相関がない時
は1Mと2Mとの平均値を注目画素Xの信号値とする。 【効果】 3つの画素ペアの何れにも相関がない時は上
下2つの画素の平均値を用いるので、より相関性の高い
補間を行うことができると共に、カラー情報を重視した
補間が行われるので、画質を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン画像等の走
査線補間を行うライン補間方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ画像の走査線を補間する方
法としては、注目画素の上下2画素を用いて、(1)そ
の平均値を用いる、(2)いずれか一方の値を用いる、
等の方法が知られている。しかしいずれの方法も斜め方
向の描画成分にギザギザが発生したりする欠点がある。
【0003】この欠点をなくすために、図4に示す方法
が知られている。図4において、補間ラインの注目画素
Xに対して上下2ラインn、n+1の隣接する6画素1
L、1M、1R、2L、2M、2Rを用いて、
【0004】垂直相関成分=|1M−2M| 斜め相関成分1=|1R−2L| 斜め相関成分2=|1L−2R|
【0005】を求め、これらのうちの最も小さいものが
画素相関があると認めて、その2画素(例えば1Rと2
L)の平均値を画素Xの値とする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図4
の従来方法では2つの欠点があった。第1は、3つの相
関成分のうち1つでも0に近い値を示す場合はよいが、
3つともがかなり大きい値を示した場合、そのうちの最
小のものを選択するようにした場合は、その選択にはあ
まり必然性がなくなってしまうことである。
【0007】第2は、テレビ画像は普通カラーであり、
カラー画像の場合、視覚が良好と判断する補間は色相、
彩度等の色彩情報も考慮されてしかるべきである。しか
し上記従来方法では色彩情報に対する配慮は何らなされ
ていない等の問題があった。
【0008】本発明は上記のような問題を解決するため
になされたもので、上下2ラインに対してより相関性の
高い、かつカラー情報についても考慮されたライン補間
方法及びその装置を得ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、隣り合う上下2ラインの画素列信号から補間ライン
を生成するに際して、上記補間ライン上の注目画素の周
囲に隣接する6個の画素を輝度成分、色相成分、彩度成
分のうちの少なくとも1つの成分で表わす演算処理と、
上記各成分について、上記注目画素に対する上下方向と
斜め2方向との3方向における3対の画素ペアから相関
のある画素ペアを求め、その画素ペアの信号値を上記注
目画素の信号値とする演算処理と、上記3対の画素ペア
の何れにも相関がない場合は、上記上下方向の画素ペア
の平均値を上記注目画素の信号値とする演算処理とを行
うようにしている。
【0010】請求項2の発明においては、入力された上
記上下2ラインの画素列信号をそのまま又は所定の演算
処理を施した後の信号を記憶する2つのラインメモリ
と、上記入力された又は上記2つのラインメモリから読
み出された上記上下2ラインの画素列信号に対して上記
補間ライン上の注目画素の周囲に隣接する6個の画素を
輝度成分、色相成分、彩度成分のうちの少なくとも1つ
の成分で表わす上記所定の演算処理を施す演算手段と、
上記2つのラインメモリ又は上記演算手段から得られる
上記各成分について、上記注目画素に対する上下方向と
斜め2方向との3方向における3対に画素ペアから相関
のある画素ペアを求め、その画素ペアの信号値を上記注
目画素の信号値とする演算手段と、上記3対の画素ペア
の何れにも相関がない場合は、上記上下方向の画素ペア
の平均値を上記注目画素の信号値とする演算手段とを設
けている。
【0011】
【作用】本発明によれば注目画素の周囲の6個の画素は
先ず輝度成分、色相成分、彩度成分のうちの少なくとも
1つの成分で表わされ、次に、上記注目画素に対する上
下方向と斜め2方向との3方向における3対の画素ペア
から相関のある画素ペアを求め、その画素ペアの信号値
を上記注目画素の信号値とする演算が上記各成分につい
て行われる。また、各画素ペアの何れにも相関がない場
合は、上下方向の画素ペアの平均値が上記注目画素の信
号値とされる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例を示す。ここでは本発
明をメモリ付ビデオプリンタに応用した例を示してい
る。図1において、入力したNTSCテレビ信号はデコ
ーダ回路1により輝度信号Y、色差信号R−Y、B−Y
信号に複調される。次にA/D変換器2、3、4でディ
ジタル信号に変換された後、それぞれメモリ5、6、7
にメモリコントローラ8の制御により取り込まれて記憶
される。この場合、メモリ6、7は帯域が狭い色差信号
用であるため、容量的には小さくてもよい。次にメモリ
5、6、7に記憶された各信号はD/A変換器9、1
0、11でアナログ信号に変換されてエンコーダ12に
加えられ、ここで元のNTSCテレビ信号となり、モニ
ターアウトされる。
【0013】一方、メモリ5、6、7に記憶された上記
各信号はメモリコントローラ8を介して、補間ライン
(補間すべき走査線)の上下2ライン分のデータが2つ
のラインメモリ131 、132 に貯えられる。
【0014】図2は補間ライン上の注目画素Xとその上
下2ライン分のデータとの関連を示す。ここでは色差信
号R−Y、B−Yは演算手段としてのシステムコントロ
ーラ14による演算によってラインメモリ131 、13
2 に取り込む際にY(輝度)、H(色相)、C(彩度)
の信号成分に変換されている。その変換のための演算処
理は次の通りである。
【0015】
【数1】
【0016】なおラインメモリ131 、132 に取り込
む際に変換せずに、色差信号R−Y、B−Yのまま取り
込み、以下の演算時に変換するようにしてもよい。
【0017】図3は図2において各輝度、色信号成分
(各Y、H、C)を含む形で示された注目画素Xの
X 、HX 、CX 及びその周囲の1L、1M、1R、2
L、2M、2Rの画素についてのシステムコントローラ
14で行われる演算処理を示すフローチャートである。
【0018】まずステップS1でラインメモリ131
の画素1Lの輝度信号Y1Lとラインメモリ132 上の画
素2Rの輝度信号Y2Rとの画素ペアについての相関を調
べる。そして、Y1L≒Y2Rならば、ステップS2でYX
の値をY1LとしてステップS8からのH処理ステップへ
進む。
【0019】ここでY1L=Y2RとせずにY1L≒Y2Rとし
たのは、ノイズ等の影響を考慮してのことである。尚、
1L≒Y2Rの等しいとみなせる幅は入力画像のS/N比
によって可変してもよい。
【0020】ステップS1でY1L≠Y2Rならば、次にス
テップS3でY1MとY2Mとの画素ペアの相関を計算す
る。Y1M≒Y2Mならば、ステップS4でYX =Y1Mとし
てステップS8からのH処理へ進む。Y1R≠Y2Mなら
ば、次にステップS5でY1RとY 2Lとの画素ペアの相関
を計算する。Y1R≒Y2Lならば、ステップS6でYX
1RとしてH処理へ進む。Y1R≠Y2Lならば、即ち、い
ずれの成分にも相関が見出せない場合は、ステップS7
で上下の2画素のペアを用いてYX =(Y1M+Y2M)/
2としてH処理ステップへ進む。
【0021】上記と同様の処理を、Hについてはステッ
プS8〜S14で行い、CについてはステップS15〜
S21で行う。そのH、Cについての詳細な説明は省略
する。そして最終的にYX 、HX 、CX の値が決まり、
終了となる。
【0022】以上の処理が1水平ラインの各画素につい
て順次行われる。こうして得られた補間ラインの信号は
システムコントローラ14において(式1)と逆の演算
を行うことによって、Y、R−Y、B−Y信号に逆変換
されて、印字のためのデータに変換される。
【0023】このデータはプリント部15へ送られる。
ここではY、R−Y、B−Y信号からR、G、B信号へ
の変換、補色変換、マスキングなどの処理を経て印字が
行われる。
【0024】本実施例ではY、H、Cすべてについて相
関を調べたが、もちろんそのうちどれか1つあるいは2
つについての相関を調べてもよい。その際、相関を調べ
られなかった成分については、調べられた成分の相関情
報に基づいて補間を行ってもよい。
【0025】例えば輝度信号のみについて相関を調べ、
相関がある時は、その相関画素の色信号をそのまま使う
かあるいは平均値をその補間色信号としてもよい。又そ
れらをシステムコントローラ15から不図示のスイッチ
によって選択するようにしてもよい。
【0026】上記実施例は本発明をビデオプリンタに適
用した場合について説明したが、本発明はこの他にフレ
ームメモリ単体、あるいはスキャナ装置等の映像装置に
適用することができる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、注目画素
の周囲の6個の画素を輝度成分、色相成分、彩度成分の
うちの少なくとも1つの成分で表す演算を行い、次に上
記注目画素に対する上下方向と斜め2方向との3方向に
おける3対の画素ペアから相関のある画素ペアを求め、
その画素ペアの信号値を上記注目画素の信号値とする演
算を各成分について行い、その際各画素ペアの何れにも
相関がない場合は、上記上下方向の画素ペアの平均値を
上記注目画素の信号値とするようにしたことにより、上
下2ラインに対してより相関性の高いライン補間を行う
ことができると共に、カラー画像についても相関性を重
視した補間を行うことができるので、高画質の画像を得
ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上下2ラインの画素と注目画素との関係を示す
構成図である。
【図3】実施例の演算処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】従来のライン補間方法を説明するための構成図
である。
【符号の説明】
1 デコーダ 8 メモリコントローラ 131 、132 ラインメモリ 14 システムコントローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣り合う上下2ラインの画素列信号から
    補間ラインを生成するライン補間方法において、 上記補間ライン上の注目画素の周囲に隣接する6個の画
    素を輝度成分、色相成分、彩度成分のうちの少なくとも
    1つの成分で表わす演算処理と、 上記各成分について、上記注目画素に対する上下方向と
    斜め2方向との3方向における3対の画素ペアから相関
    のある画素ペアを求め、その画素ペアの信号値を上記注
    目画素の信号値とする演算処理と、 上記3対の画素ペアの何れにも相関がない場合は、上記
    上下方向の画素ペアの平均値を上記注目画素の信号値と
    する演算処理とを備えたライン補間方法。
  2. 【請求項2】 隣り合う上下2ラインの画素列信号から
    補間ラインを生成するライン補間装置において、 入力された上記上下2ラインの画素列信号をそのまま又
    は所定の演算処理を施した後の信号を記憶する2つのラ
    インメモリと、 上記入力された又は上記2つのラインメモリから読み出
    された上記上下2ラインの画素列信号に対して上記補間
    ライン上の注目画素の周囲に隣接する6個の画素を輝度
    成分、色相成分、彩度成分のうちの少なくとも1つの成
    分で表わす上記所定の演算処理を施す演算手段と、 上記2つのラインメモリ又は上記演算手段から得られる
    上記各成分について、上記注目画素に対する上下方向と
    斜め2方向との3方向における3対に画素ペアから相関
    のある画素ペアを求め、その画素ペアの信号値を上記注
    目画素の信号値とする演算手段と、 上記3対の画素ペアの何れにも相関がない場合は、上記
    上下方向の画素ペアの平均値を上記注目画素の信号値と
    する演算手段とを備えたライン補間装置。
JP6118254A 1994-05-31 1994-05-31 ライン補間方法及びライン補間装置 Pending JPH07327148A (ja)

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JPH07327148A true JPH07327148A (ja) 1995-12-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215525B1 (en) 1997-08-26 2001-04-10 Nec Corporation Scanning line interpolation apparatus and method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6215525B1 (en) 1997-08-26 2001-04-10 Nec Corporation Scanning line interpolation apparatus and method

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