JPH07326566A - マスク支持台 - Google Patents

マスク支持台

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JPH07326566A
JPH07326566A JP14078594A JP14078594A JPH07326566A JP H07326566 A JPH07326566 A JP H07326566A JP 14078594 A JP14078594 A JP 14078594A JP 14078594 A JP14078594 A JP 14078594A JP H07326566 A JPH07326566 A JP H07326566A
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mask
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dust
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JP14078594A
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Inventor
Kenichi Kodama
賢一 児玉
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Nikon Corp
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マスクの平面度がある程度不十分でもマスク
と支持面との間にゴミが介在することがあっても、マス
クのたわみ性状が平面度やゴミに依存することなく常に
一定であるような4点支持型のマスク支持台を提供する
こと。 【構成】 本発明においては、マスクを4つの支持面で
当接支持するマスク支持台において、前記4つの支持面
のうち隣接する2つの支持面を、前記4つの支持面を含
む面に垂直で且つ前記隣接する2つの支持面の各中心を
通る面内において、前記隣接する2つの支持面の各々か
ら同じ距離だけ間隔を隔てた支点部を中心として揺動可
能に支持する揺動手段と、前記4つの支持面のうち残り
の2つの支持面を固定支持する固定支持手段とを備えて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマスク支持台に関し、特
に半導体製造に用いられる露光装置のマスク支持台やマ
スクパターンの位置測定機のマスク支持台等に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のマスク支持台の構成を示
す斜視図である。図7のマスク支持台13は全体的に矩
形状のフレームであり、中央には光を透過するように開
口部が形成されている。支持台13には、マスクやレテ
ィクル(以下、総称して「マスク」という))を当接支
持するための支持面P1'、P2'、P3'およびP4'が形成
されている。各支持面は支持台13と一体的に形成され
ている。なお、支持台13に載置されたマスクには、真
空引きあるいは静電チャックにより、マスク自重に加え
て拘束力が付加される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来のマ
スク支持台においては、マスクを当接支持する4つの支
持面P1'、P2'、P3'およびP4'が完全に1つの平面上
に位置しないような場合、支持されるマスク面に不自然
なたわみが発生する。また、マスクの平面度が十分でな
い場合にも、同様に不自然なたわみが発生する。特に、
支持面とマスクとの間にゴミ等の異物が介在した場合に
は、マスク面にゴミに起因した不自然なたわみが発生す
る。
【0004】図8は、マスク面に不自然なたわみが発生
した様子を示す斜視図である。また、図9は、支持台の
支持面とマスクとの間にゴミが挟まった状態を示してい
る。図8では、図7においてたとえば支持台13の支持
面P2'(あるいはP4')とマスク14との間にゴミを挟
まった場合のマスク面の不自然なたわみ性状を表わして
いる。
【0005】一方、図9を参照すると、支持台13の支
持面P1'とマスク14との間にゴミが挟まった状態が示
されている。図9において、ゴミの高さはdであり、支
持面P1'とP2'との距離はLであり、マスク14の厚さ
はtである。このように、マスク14には、自重および
真空引きの作用によるたわみに加えて、ゴミを挟んだ場
合全体的な傾きが発生する。
【0006】このゴミによる全体的な傾きの結果、マス
ク14の上面にある点Qの位置はδだけ位置ずれするこ
とになる。位置ずれ量δは、単純には次の式(1)で表
わされる。 δ=(t/2)×(d/L) (1) このように、支持面とマスクとの間にゴミが介在してマ
スクにねじれのような不自然な変形が加わると、図10
(a)に示すようにマスク14面上に規則的に描かれた
パターンPToには歪みが生じ、全体的に図10(b)
に示すパターンPTmのように変形する。
【0007】図5は、マスク面上のパターン座標を測定
する座標測定機の構成を示す斜視図である。図5の測定
機において、マスク3は支持台4上に載置され、支持台
4は更に2次元ステージ5に支持されている。2次元ス
テージ5は、一対の駆動用モータ6によってそれぞれX
方向およびY方向に往復移動可能になっている。その結
果、マスク3はXY平面上を移動することが可能であ
る。
【0008】マスク3の上面に形成された細線パターン
PToの各部の中心位置は、検出光学系7によって検出
される。なお、二次元ステージ5のXY平面内の位置
は、二次元ステージ5上に設けられた反射鏡Mと協働す
るレーザ干渉計8によって正確に計測されているので、
マスク3のパターン座標を高精度に検出することができ
る。図5に示す座標測定機において、支持台4の支持面
とマスク3との間にゴミが挟まると、マスク3面上のパ
ターンPToには図10(b)のパターンPTmのよう
な歪みが生じ、パターン座標を正しく測定することがで
きない。すなわち、ゴミに起因してマスクのたわみ具体
が一定にならないので、測定再現性が損なわれるという
不都合があった。
【0009】図6は、マスク面上のパターンを感光基板
に投影露光する光縮小投影露光装置の構成を示す斜視図
である。図6において、マスク3’は支持台4’上に載
置され、マスク3’上のパターンPTo(パターンはマ
スク3’の下面に形成されている)がコンデンサレンズ
9で集められた水銀ランプ10からの光で照明される。
そして、マスク3’に形成されたパターンPToは、縮
小投影レンズ11を介してウェハ12上に縮小投影され
る。
【0010】なお、ウェハ12は二次元ステージ5’上
に載置され、二次元ステージ5’は一対の駆動用モータ
6’によってそれぞれX方向およびY方向に往復移動可
能になっている。その結果、ウェハ12はXY平面上を
移動することが可能である。また、二次元ステージ5’
は、二次元ステージ5’上に設けられた反射鏡M′と協
働するレーザ干渉計8’によってXY平面内の位置が正
確に計測されるようになっている。
【0011】こうして、駆動モータ6’によって二次元
ステージ5’を、ひいてはウェハ12を所定間隔ずつ移
動させながら縮小投影露光を繰り返すことによって、ウ
ェハ12の全体領域に亘り多数の露光パターンを逐次形
成する。図6の光縮小投影露光装置において、支持台
4’の支持面とマスク3’との間にゴミが挟まると、マ
スク3’の下面に形成されたパターンPToには図10
(b)のパターンPTmのような歪みが生じる。その結
果、歪んだマスクパターンがそのままウェハ12上に縮
小露光されてしまい、露光再現性が損なわれるという不
都合があった。
【0012】なお、3つの支持面でマスクを当接支持す
るようになったマスク支持台が提案されている。このよ
うな3点支持型の従来のマスク支持台では、マスクの平
面度や支持面との間のゴミの有無にかかわらず、マスク
のたわみ具合は常に一定である。しかしながら、二軸対
称形のマスクを3点で支持するので、ある軸に関してマ
スクを対称に支持することができても、他の軸に対して
マスクを対称に支持することができない。また、3つの
支持面のうち特定の支持面に対する反力が特に大きくな
り、その結果マスクの特定の角においてたわみが特に大
きくなりやすいという不都合があった。
【0013】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
のであり、マスクの平面度がある程度不十分でもマスク
と支持面との間にゴミが介在することがあっても、マス
クのたわみ性状が平面度やゴミに依存することなく常に
一定であるような4点支持型のマスク支持台を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明においては、マスクを4つの支持面で当接支
持するマスク支持台において、前記4つの支持面のうち
隣接する2つの支持面を、前記4つの支持面を含む面に
垂直で且つ前記隣接する2つの支持面の各中心を通る面
内において、前記隣接する2つの支持面の各々から同じ
距離だけ間隔を隔てた支点部を中心として揺動可能に支
持する揺動手段と、前記4つの支持面のうち残りの2つ
の支持面を固定支持する固定支持手段とを備えているこ
とを特徴とするマスク支持台を提供する。
【0015】本発明の好ましい態様によれば、前記揺動
手段と前記固定支持手段とは別体に形成され、前記揺動
手段は前記支点部において前記固定支持手段と当接して
いる。あるいは、前記揺動手段と前記固定支持手段とは
一体に形成され、前記支点部は揺動方向に可撓性を有す
る。
【0016】
【作用】本発明においては、4つの支持面のうち隣接す
る2つの支持面が、4つの支持面を含む面に垂直で且つ
隣接する2つの支持面の各中心を通る面内において、隣
接する2つの支持面の各々から同じ距離だけ間隔を隔て
た支点部を中心として揺動可能になっている。したがっ
て、後述するように、マスクの平面度がある程度不十分
でもマスクと支持面との間にゴミが挟まっていても、隣
接する2つの支持面が特定の支点回りに適宜回転し、マ
スクを4つの支持面で均等に(同一の力で)支持するこ
とができる。
【0017】こうして、本発明のマスク支持台では、マ
スクの平面度がある程度不十分でも支持面とマスクとの
間にゴミが挟まっても、マスクの平面度やゴミに起因し
た不自然な反力がマスクに対して作用することがないの
で、マスクのたわみ性状が常に一定となる。したがっ
て、マスクパターンの座標測定機のマスク支持台に本発
明を適用すると、マスクの平面度や支持面との間に挟ん
だゴミの有無に係わらずマスクのたわみ具合が常に一定
となり、良好な測定再現性が得られる。また、光露光装
置のマスク支持台に本発明を適用すると、マスクの平面
度やゴミの有無に依存することなく露光パターンのたわ
み性状が常に一定となり、良好な露光再現性が得られ
る。
【0018】さらに、マスク支持台の設計仕様が同じで
あれば、マスク支持台自体の加工精度に依存することな
く、複数個の支持台に対して高い互換性を確保すること
ができる。なお、本発明のマスク支持台は、マスクパタ
ーンの座標測定機や光縮小投影露光装置に限定されるこ
となく、X線露光装置等の等倍露光装置やマスクパター
ンの描画装置等に対しても広く適用することができるこ
とは明らかである。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を、添付図面に基づい
て説明する。図1は、本発明の第1実施例にかかるマス
ク支持台の構成を示す斜視図である。図1のマスク支持
台において、4つの支持面のうち支持面P1 およびP2
は揺動部2と一体に形成されている。また、残りの支持
面P3 およびP4 は、台座1と一体に形成されている。
4つの支持面P1 、P2 、P3 およびP4 は、XY平面
において四角形をなすように配置されている。なお、揺
動部2は、X軸に平行な支点Osを中心としてX軸周り
に回転可能なように台座1上に支持されている。また、
支点Osは、Y軸に沿って支持面P1と支持面P2 との
中心に位置している。
【0020】図2は、図1においてマスクが載置された
場合の支持面P1 とP2 との位置関係を示す図であっ
て、(a)は平面度の良いマスクMsがゴミが介在する
ことなく載置された場合であり、(b)は支持面P1
の間にゴミDsを挟んで平面度の良いマスクMs載置さ
れた場合である。いずれの場合も、マスクMsの重心位
置が4つの支持面P1 、P2 、P3 およびP4 のなす四
角形の中心と一致していれば、各支持面に加わる力は全
て等しくなる。この原理を図3に基づいて証明する。
【0021】図3において、f1 、f2 、f3 およびf
4 はそれぞれ支持面P1 、P2 、P3 およびP4 がマス
クMsを押す返す力(反力)の大きさであり、矢印は力
の方向を表わしている。まず、図1中の揺動部2の支点
Os回りの回転モーメントRboは、支持面P1 が図中
下に下がる回転方向を正として、次の式(2)のように
表される。 Rbo=−f1 s+f2 s=−(f1 −f2 )s (2) ただし、sは、P1 、P2 、P3 およびP4 のなす四角
形のY方向の長さの半分に相当する。また、揺動部2は
X軸に対して対称であり、マスクMsを載置することに
より発生する回転量は微小であるとする。マスクMsが
載置されて安定した状態ではRbo=0であるので、
(2)式よりf1 =f2 となる。すなわち、支持面P1
およびP2 における反力は常に等しい。
【0022】次に、マスクMsの重心が支持面P1 、P
2 、P3 およびP4 のなす四角形の中心Pgと一致して
いるので、X軸回りにマスクMsが回転しようとするモ
ーメントRmxは0である。逆に、4つの支持面がマス
クMsを回転させようとする回転モーメントRhxは支
持点P1 が図中下に下がる回転方向を正として、次の式
(3)のように表される。 Rhx=−(f1 +f4 )s+(f2 +f3 )s (3)
【0023】安定状態では、すなわち釣り合った状態で
はRhx=−Rmxであるから、Rhxも0となる。す
なわち、式(3)より次の式(4)の関係を得る。 f1 +f4 =f2 +f3 (4) また、Y軸回りにマスクMsが回転しようとするモーメ
ントRmyも、X軸回りの回転モーメントRmxの場合
と同様の理由で0となる。4つの支持面がマスクをX軸
回りに回転させようとする回転モーメントRhyは、支
持面P1 が図中上に上がる回転方向を正として、次の式
(5)のように表される。 Rhy=(f1 +f2 )u−(f3 +f4 )u (5) ただし、uは、P1 、P2 、P3 およびP4 のなす四角
形のX方向の長さの半分に相当する。
【0024】安定状態では、すなわち釣り合った状態で
はRhy=−Rmyであるから、Rhyも0となる。す
なわち、式(5)より次の式(6)の関係が得られる。 f1 +f2 =f3 +f4 (6) 式(2)より得られた関係f1 =f2 と、式(4)およ
び(6)に示す関係とから、次の式(7)の関係が成立
する。 f1 =f2 =f3 =f4 (7)
【0025】さらに、マスクMsの重さをWとすると、
次の式(8)で表される関係が得られる。 f1 +f2 +f3 +f4 =W (8) したがって、式(7)および(8)より、次の式(9)
で表される関係が成立する。 f1 =f2 =f3 =f4 =W/4 (9)
【0026】このように、4つの支持面P1 、P2 、P
3 およびP4 により、マスクMsの重さWが均等に支持
されていることがわかる。以上の解析は、マスクの平面
度や支持面との間に挟んだゴミの有無に依存することな
く成立するので、本実施例のマスク支持台にマスクを載
置した時のたわみ具合は常に等しくなる。また、図1に
示すように、支持面P1 およびP2 が形成された揺動部
2は、台座1に対してXY平面内で固定支持されていな
いが、支持面P3 およびP4 は台座1と一体的に形成さ
れているので、載置されたマスクが横方向(X方向また
はY方向)に位置ずれすることはない。
【0027】図4は、本発明の第2実施例にかかるマス
ク支持台の構成を示す図である。第2実施例のマスク支
持台は第1実施例のマスク支持台と同様の構成を有する
が、第1実施例では台座1と揺動部2とが別体に構成さ
れているのに対し、第2実施例では台座1と揺動部2と
が可撓性支点部を介して一体に形成されている点だけが
基本的に相違する。
【0028】このように、第2実施例のマスク支持台で
は、図4に示すように、揺動部2’の支点Os’が揺動
方向(図1におけるX軸回転方向)に可撓性を有するよ
うに構成されている。すなわち、揺動部2’の支点O
s’では、揺動方向に対する剛性は極めて小さいが、横
方向(図1におけるXY平面方向)に対する剛性は高
い。したがって、図1の第1実施例の場合よりも、本実
施例のほうがマスクの横方向に対する安定性が増大する
という利点がある。
【0029】図12は、本発明の第3実施例にかかるマ
スク支持台の構成を示す図である。図11は、マスクが
支持面に載置された場合のたわみ具合を示す図であっ
て、(a)は支持面による吸着がない場合を、(b)は
支持面による吸着がある場合をそれぞれ示している。図
11(a)に示すように、支持面による吸着がない場
合、マスクMsにはその自重のみにより不自然なたわみ
が発生する。しかしながら、真空吸着等でマスクMsを
支持面上に固定する場合、すなわち支持面による吸着が
ある場合、図11(b)に示すように、支持面P1 (P
4 )、P2 (P3 )において局所的な力が加わり、マス
クのたわみ具合にも影響を与えることになる。このた
め、マスクの平面度や支持面との間に挟んだゴミに起因
して厳密にはたわみ性状が一定にならないという不都合
がある。
【0030】上述のような不都合を解決するために、図
12に示す第3実施例のマスク支持第では、各支持面P
1 (P4 )、P2 (P3 )が揺動部Opにより図12の
紙面内および紙面と垂直な面内において揺動自在に構成
されている。なお、図13には、揺動部および支持面を
拡大して示している。図13に示すように、支持面は図
中矢印方向に回転可能であるが、横方向には高い剛性を
有する。このように、第3実施例のマスク支持台では、
支持面がマスクのたわみ具合に応じて傾き、支持面とこ
れに対応するマスク面とがほぼ一致するようになるの
で、支持面による吸着がマスクに作用しても不自然なた
わみが発生しない。したがって、第3実施例のマスク支
持台によれば、上述の第1および第2実施例よりもさら
に、マスクのたわみ具合を常に一定にすることができ
る。
【0031】
【効果】以上説明したように、本発明によれば、マスク
の平面度や支持面との間に挟んだゴミの有無に依存する
ことなく、マスクのたわみ具合は常に一定となる。した
がって、マスクパターンの座標測定機や光露光装置等に
本発明のマスク支持台を適用すると、良好な測定再現性
および良好な露光再現性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかるマスク支持台の構
成を示す斜視図である。
【図2】図1においてマスクが載置された場合の支持面
1 とP2 の位置関係を示す図であって、(a)は平面
度の良いマスクMsがゴミが介在することなく載置され
た場合であり、(b)は支持面P1 との間にゴミDsを
挟んでマスクMsが載置された場合である。
【図3】図1においてマスクから4つの支持面に加わる
力が全て等しくなることを示す原理図である。
【図4】本発明の第2実施例にかかるマスク支持台の構
成を示す図である。
【図5】マスク面上のパターン座標を測定する座標測定
機の構成を示す斜視図である。
【図6】マスク面上のパターンを感光基板に投影露光す
る光縮小投影露光装置の構成を示す斜視図である。
【図7】従来のマスク支持台の構成を示す斜視図であ
る。
【図8】マスク面に不自然なたわみが発生した様子を示
す斜視図である。
【図9】支持台の支持面とマスクとの間にゴミが挟まっ
た状態を示す図である。
【図10】(a)はマスク上に規則的に描かれたパター
ンPToを、(b)はマスクと支持面との間のゴミ等に
起因して不自然に変形したパターンPTmを示す図であ
る。
【図11】マスクが支持面に載置された場合のたわみ具
合を示す図であって、(a)は支持面による吸着がない
場合を、(b)は支持面による吸着がある場合をそれぞ
れ示している。
【図12】本発明の第3実施例にかかるマスク支持台の
構成を示す図である。
【図13】図12のマスク支持台の支持面部の構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 台座 2、2’ 揺動部 3、3’ マスク(あるいはレティクル) 4、4’ 支持台 7 検出光学系 8、8’ レーザ干渉計 11 縮小投影レンズ 12 ウエハ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスクを4つの支持面で当接支持するマ
    スク支持台において、 前記4つの支持面のうち隣接する2つの支持面を、前記
    4つの支持面を含む面に垂直で且つ前記隣接する2つの
    支持面の各中心を通る面内において、前記隣接する2つ
    の支持面の各々から同じ距離だけ間隔を隔てた支点部を
    中心として揺動可能に支持する揺動手段と、 前記4つの支持面のうち残りの2つの支持面を固定支持
    する固定支持手段とを備えていることを特徴とするマス
    ク支持台。
  2. 【請求項2】 前記揺動手段と前記固定支持手段とは別
    体に形成され、前記揺動手段は前記支点部において前記
    固定支持手段と当接していることを特徴とする請求項1
    に記載のマスク支持台。
  3. 【請求項3】 前記揺動手段と前記固定支持手段とは一
    体に形成され、前記支点部は揺動方向に可撓性を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマスク支持台。
  4. 【請求項4】 マスクを4つの支持面で支持するマスク
    支持台において、 前記4つの支持面は、前記4つの支持面を含む面に対し
    て垂直な面内において揺動可能であることを特徴とする
    マスク支持台。
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