JPH07325830A - 辞書検索装置 - Google Patents

辞書検索装置

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JPH07325830A
JPH07325830A JP6142466A JP14246694A JPH07325830A JP H07325830 A JPH07325830 A JP H07325830A JP 6142466 A JP6142466 A JP 6142466A JP 14246694 A JP14246694 A JP 14246694A JP H07325830 A JPH07325830 A JP H07325830A
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潔 山端
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意個数の辞書引き結果を参照できると同時
に、不要な表示が累積せずに表示画面の管理が容易とな
る辞書検索装置を提供する。 【構成】 ユーザが語を指定して辞書検索を行うと、同
時に文切りだし部6が起動され、文切りだし部6により
指定語が属する文が特定され、この結果が、文記憶部7
に記憶されている前回の文切り出し結果と比較部8で比
較され、比較結果が同一ならば、検索結果表示部9は古
い検索結果表示を残したまま新規検索結果を表示し、比
較結果が異なれば、古い検索結果表示を消去して、改め
て新規検索結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子的に読み出し可能
な辞書を検索して検索結果を表示する辞書検索装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、多くの辞書検索装置は、単一の検
索結果表示領域を有し、検索が行われると古い検索結果
の上に最新の検索結果が上書きされるようになってい
た。しかし、このタイプの辞書検索装置は、検索結果が
一つしか表示できないという欠点を持つ。そのため、例
えば、1文中の複数の語を同時に辞書引きして相互に見
比べて文の意味を理解するというような利用の仕方がで
きない。そこで、検索が行われると以前の検索結果を残
したまま、新たな結果表示領域を生成するタイプの辞書
検索装置が近年提案されている。この装置においては、
個々の検索結果表示はユーザにより明示的に指示される
まで消去されない。従って、検索の度に新たな表示領域
が生成され、結果が表示される。
【0003】例えば、特開平3−182966号公報に
は、機械翻訳処理において、単語毎に訳語表示ウィンド
ウを設け、ユーザがこのウィンドウを操作できるように
した訳語表示方式が記載されている。図17に、この技
術による辞書検索装置の表示の一例を示す。ここでは、
ウィンドウシステムの上で稼働し、検索結果は新規ウィ
ンドウの上に表示されている。図17の左上に見える英
文が辞書引き対象となった原文テキストである。その中
から、次々に「amblgulty」、「resolv
e」、「lexical」、「structura
l」、「syntactic」、「semanti
c」、「contextual」の各語を辞書引きした
状態が示されている。各語の検索結果は、各々独立した
ウィンドウ171〜176として相互に重なりあって表
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の辞書検
索装置では、検索結果はユーザが明示的に消去を指示す
るまで消去されない。そのため、検索を繰り返すうちに
不要な結果表示が増えていってしまう問題がある。実
際、図17を参照すると、限られた画面の上に多数の結
果が表示されていて大変見にくい状態となっている。例
えば、並列されている「lexical」、「stru
ctural」、「semantic」、「conte
xtual」の語の意味を見比べようとしても、他のウ
ィンドウによって隠されて一覧することが難しい。その
場合、「ambiguity」、「resolve」の
表示結果をすでに見終わっている場合には、それらの結
果表示を消せばよいのだが、一つ一つウィンドウを指定
して閉じなければならず、操作が非常に面倒である。こ
のように、従来の辞書検索装置には、不要な検索結果が
表示されたままになり画面が見にくくなる。また、画面
を見易くするためには、不要なウィンドウに対していち
いち消去を指示しなければならず、画面管理がたいへん
面倒である等の問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解決するた
めに、任意の個数の辞書検索結果を同時参照することが
可能であり、かつ、不要な表示が累積せずに結果表示画
面の管理が容易に行なえる辞書検索装置を提供すること
にある。また、本発明の他の目的は、不要な結果表示の
整理と消去のための操作に煩わされることなく、同時に
複数の辞書検索結果を参照することができる辞書検索装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の辞書検索装置は、電子的に読み出し可能な
辞書と、テキスト文及び前記辞書の検索結果を表示する
表示部と、前記表示部に表示されているテキスト文字列
に含まれる語を指定する検索語指定部と、前記検索語指
定部で指定された語をキーにして前記辞書の検索を行う
辞書検索部と、前記検索語指定部によって指定された語
を含む文を決定して出力する文切り出し部と、前記文切
り出し部により出力した前回の切り出し結果である文を
保持する文記憶部と、前記文記憶部の内容と前記文切り
出し部の出力を比較する比較部と、前記比較部による比
較結果が一致する場合、以前の検索結果表示を残したま
ま新規の検索結果を前記表示部に表示し、比較結果が異
なる場合、以前の結果表示を消去して新規の検索結果を
前記表示部に表示する検索結果表示制御部とを備える構
成としている。
【0007】他の好ましい態様によれば、前記検索結果
表示制御部は、前記検索結果を表示するための複数の表
示領域の属性データを格納する表示管理データ格納部
と、前記各表示領域毎に表示する表示データを格納する
表示データ格納部と、前記表示管理データ格納部に格納
される属性データの有効あるいは無効を示す表示数カウ
ンタと、前記表示管理データ格納部と前記表示データ格
納部及び前記表示数カウントの内容を参照して、前記表
示部に表示する内容を生成する表示制御部とで構成され
る。また、前記比較部による比較結果が異なる場合、前
記検索結果表示制御部は、前記表示数カウンタをクリア
して前記表示管理データ格納部と前記表示データ格納部
の内容を全て無効化して以前の結果表示を消去し、前記
比較部による比較結果が一致する場合、前記検索結果表
示制御部は、前記表示数カウンタをカウントアップし
て、前記表示管理データ格納部に検索結果を表示する表
示領域の属性データを格納し、かつ前記表示データ格納
部に検索結果の表示データを格納すると共に、前記表示
制御部により、前記表示管理データ格納部と前記表示デ
ータ格納部及び前記表示数カウントの内容を参照して、
前記表示部に表示する内容を生成して出力する構成とし
ている。
【0008】さらに好ましい態様では、前記文切り出し
部が、段落を単位に段落の切り出し処理を行う構成とし
ている。または、明示的な消去の指示が行なわれるま
で、検索結果の表示を継続させる手段を備える構成とし
ている。
【0009】
【作用】本発明の辞書検索装置では、ユーザが語を指定
して辞書検索を指定すると、検索と同時に文切り出し部
が起動され、指定単語が含まれる文を特定する。また、
直前の検索で文切り出し部により特定された文が文記憶
部に記憶されている。比較部は、現時点で特定された文
と文記憶部の内容を比較する。この結果が異なっていれ
ば、検索結果表示制御部はまず画面上の古い検索結果表
示を消去し、それから検索結果を表示する。比較結果が
同じならば古い検索結果表示は残したまま新しく検索し
た結果を追加して表示する。比較部による比較結果が同
じ場合、前回の検索と今回の検索で同じ文の中から単語
が選ばれたことを意味する。また、比較結果が異なると
いうのは、今回は前回の検索とは別の文から単語を選ん
だことを意味する。すなわち、1つの文の中の単語を検
索しているうちは、検索結果の表示が画面上に次々と追
加されていくが、別の文の単語を検索することによって
前の検索果表示がクリアされる。このように、検索キー
が同一文中から選ばれる限り、結果表示は消去されな
い。そのため、同一文中の単語については、その辞書内
容を同時に参照することができる。複数の単語の辞書内
容を見比べて文の意味を考える作業も容易である。一
方、検索語が以前と異なる文から選ばれた場合、以前の
検索結果は自動的に消去される。一般に、同時に辞書内
容を参照したい単語は同一文中にあることが多く、文を
超えて同時参照することは比較的少ない。この性質に対
応して、検索語を別の文から選ぶタイミングで以前の検
索結果表示を自動的に消去することができるため、不要
な結果表示の多くが自動的に消去され、画面の管理が容
易になる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図1は本発明を適用した一実施例であ
る英和辞書検索システムの機成を示すブロック図であ
る。図1において、本実施例の英和辞書検索システム
は、電子的に読み出し可能であり、見出し語をキーとす
る検索が可能なように構成された辞書1と、表示テキス
トを格納するテキスト格納部2と、テキストや辞書検索
結果を表示する表示部3と、テキスト格納部中の語を検
索キーとして指定する検索語指定部4と、検索語指定部
4で指定された検索キーにより辞書1の検索を行う辞書
検索部5と、検索語指定部4で指定された語を含む文を
決定する文切り出し部6と、文切り出し部6の直前の出
力を保持する文記憶部7と、文切り出し部6の出力と文
記憶部7の内容を比較する比較部8と、比較部8により
2つの文が同一であると判断した場合、以前の検索結果
の表示を残したまま新規検索結果を表示部2に表示し、
2つの文が異なると判断した場合、以前の検索結果を消
去してから新規検索結果を表示部2に表示する検索結果
表示制御部9と、ユーザが入力と指示を行う入力部10
から構成されている。
【0011】図2は、本実施例における表示部2の構成
を示すブロック図である。図2に示すように、表示部2
は、CRTディスプレイ21と、ディスプレイ制御部2
2と、画像メモリ28とから構成されている。画像メモ
リ23は、表示イメージを保持しており、この表示イメ
ージがディスプレイ制御部22により一定の時間間隔で
読み出されてCRTディスプレイ21の上に表示され
る。
【0012】図3は、検索語指定部4の構成を示すブロ
ック図である。図3に示すように、検索語指定部4は、
検索キーとして指定された語のテキスト格納部2におけ
る先頭文字位置を格納する語頭文字位置カウンタ41
と、最終文字位置を格納する語末文字位置カウンタ42
と、語全体の文字列を格納する語格納メモリ43と、デ
ータの流れを制御する制御部44とから構成されてい
る。
【0013】図4は、辞書検索部5の構成を示すブロッ
ク図である。図4に示すように、辞書検索部5は、検索
キーを一時保存する検索キーメモリ51と、検索結果を
一時保存する検索結果メモリ52および検索部全体を制
御する検索制御部58から構成されている。検索制御部
58は、外部からの検索指示により、検索キーメモリ5
1の内容をキーに辞書1の検索を行い、検索結果を検索
結果メモリ52に格納する。
【0014】図5は、文切り出し部6の構成を示すブロ
ック図である。図5に示すように、文切り出し部6は、
テキスト格納部2における文の先頭の文字位置を示す文
頭文字位置カウンタ61と、文の最終の文字位置を示す
文末文字位置カウンタ62と、文切り出し処理の中で注
目位置を保持するカレント文字位置力ウンタ63と、文
末に特徴的な文字の並びを保持する文末文字列知識ベー
ス64と、文末文字列知識ベース64に対する例外を保
持する文末文字列例外知識ベース65と、データの流れ
を制御する制御部66とから構成されている。
【0015】カレント文字位置カウンタ63の初期値と
共に文切り出しが指示されると、文切り出し部6は、文
末文字列知識ベース64と文末文字列例外知識ベース6
5を用いてカレントの文字位置の前後の文末を特定する
ことにより、カレント文字位置を含む1文を切り出し、
その文字列を出力する。
【0016】図6は、文末文字列知識ベース64の内容
の一部を示した図である。図6では、ピリオド「.」、
クエスチョンマーク「?」、セミコロン「;」、コロン
「:」と空白の連続、複数の改行の連続、のいずれかが
存在すれば、それを文末と認定する内容となっている。
ただし、図において、上向きのかぎ括弧は空白1文字
を、「/n」は改行文字を、丸で囲んだ「a0」と「a
1」はシステムに特定の制御文字を表している。また、
「+」、「*」は正規表現のメタキャラクタとしての意
味を持つ。
【0017】また、丸で囲んだ「a0」は、文字列が表
れた時、その位置に文末があることを示し、「a1」は
その位置に次文の文頭があることを示している。図6で
は、例えばピリオドはその直後が文末かつ次の文の文頭
であり、改行の連続では最初の改行の直前が文末、改行
連続の終わりの次が次文の文頭であることを示してい
る。
【0018】図7は、文末文字列例外知識ベース65の
内容の一部を示した図である。文末文字列例外知識ベー
ス65は、文末文字列知識ベース64に対する例外を保
持する。例えば、語「Mr.」、「Mrs.」で使用さ
れるピリオドのように、一般には文末を示す文字がその
役割を持たないような文字列が格納されている。ピリオ
ドの直後の「a0」、「a1」は、この位置が文末文字
列知識ベース64で文末ないし次文の文頭と認定される
場所であることを示す。
【0019】テキスト文字列は、文末文字列知識ベース
64および文末文字列例外知識ベース65の内容と比較
される。前者と合致し、後者と合致しなかった場合に限
り、テキスト文字列が文末を表すと判断される。
【0020】図8は、検索結果表示制御部9の構成を示
すブロック図である。図8に示すように、検索結果表示
制御部9は、表示制御部91と、表示数カウンタ92
と、ウィンドウ管理データ格納領域93と、ウィンドウ
表示データ格納領域94とから構成されている。
【0021】ウィンドウ管理データ格納領域93は、複
数の領域に分けられており、この各領域毎に、複数のウ
ィンドウ管理データ931、932、・・・が格納され
ている。このウィンドウ管理データは、ウィンドウの表
示位置、大きさ、表示内容格納領域へのポインタ、その
他の属性を格納し、昇順に番号づけられている。表示数
カウンタ92は、これらウィンドウ管理データ931、
932、・・・のうち何番目までが有効かを示す。
【0022】ウィンドウ表示データ格納領域94は、有
効なウィンドウ管理データの各々に対応し、各ウィンド
ウに表示される複数のウィンドウ表示データ941、9
42、・・・を保持している。例えば、ウィンドウ表示
データ941はウィンドウ管理データ931に、ウィン
ドウ表示データ942はウィンドウ管理データ932に
それぞれ対応する。
【0023】表示制御部91は、ウィンドウが生成・消
滅・更新されるタイミングで、表示数カウンタ92、ウ
ィンドウ管理データ格納領域93、ウィンドウ表示デー
タ格納領域94を参照して表示内容を計算し、表示部2
に送って表示を制御する。なお、ウィンドウ管理データ
格納領域93とウィンドウ表示データ格納領域94は、
必要メモリ量に応じて伸縮することにより、任意個数の
ウィンドウデータを保持できる。
【0024】図9に示すように、入力部10は、キーボ
ード101とマウス102を有して構成され、キーボー
ド101には、改行キー101A、範囲指定キー101
B、検索指示キー101Cが定義されている。
【0025】次に、図面を参照しながら本実施例の英和
辞書検索システムの動作について説明する。まず、テキ
スト格納部2の中に以下に示す英語の例文が格納されて
いるとする。「Knowledge for reso
lving ambiguity in MT com
es from many sources: lte
xists as le×ical, structu
ral, semantic or contextu
al knowledge. But methods
to combine this knowledg
e andobtain a reasonable
preference arejust now be
ing investigated.」
【0026】ここで、ユーザが4つめの語「ambig
ulty」の先頭文字「a」の位置でマウス102のボ
タンを押すと、入力部10がボタンの押された位置を検
索語指定部4に通知する。検索語指定部4の制御部44
は、語頭文字位置カウンタ41に押された位置の先頭か
らの文字数25をセットする。ユーザがボタンを押した
ままマウスを移動させて同じ語の最終文字「y」の位置
でボタンを離すと、その位置が同様に通知され、語末文
字位置カウンタ42に格納される。制御部44は、語頭
文字位置カウンタ41と語末文字位置カウンタ42を参
照し、テキスト格納部2から対応する部分の文字列を読
み出して語格納メモリ48に格納する。その結果、語格
納メモリ48には、指定された文字列「ambigul
ty」が格納される。
【0027】検索語を指定する別の方法として、入力部
10中の範囲指定キー101Bを入力した後、語「am
biguity」の語頭位置で1回、語末位置で1回改
行キー101Aを入力することにより、この語を指定す
ることもできる。
【0028】次に、ユーザが検索指示キー101Cによ
り検索開始を指示すると、この指示は入力部10から辞
書検索部5の検索制御部53に伝えられる。検索制御部
53は、語格納メモリ43から検索指定語「ambig
uity」を取り出して検索キーメモリ51に格納す
る。次いで検索制御部53は検索キーメモリ51の内容
をキーとして辞書1の検索を行う。検索結果は、検索結
果メモリ52に格納される。検索開始は、検索指示キー
101Cによる以外にも、表示部2に表示されたメニュ
ーからマウスで選択することでも指示できる。
【0029】上述した検索開始の指示は、入力部10か
ら文切り出し部6にも同時に伝達され、これにって文切
り出し部6が起動される。以下、文切り出し部6の動作
を図10から図11のフローチャートに従って説明す
る。
【0030】初期化ステップとして、カレント文字位置
カウンタ63に語頭文字位置力ウンタ41の値25がロ
ードされる(ステップ1001)。次に、文末文字列知
識ベース64を参照して文末を求める。まず、カレント
文字位置カウンタ63で示される位置からはじまる文字
列が、文末文字列知識ベース64中の文字列の各々と比
較される(ステップ1002)。一致するものが見つか
らなかった場合、カレント文字位置カウンタ63が+1
され(ステップ1003、1004、1005)、ステ
ップ1002が繰り返される。例では、カレント文字列
位置カウンタ63が「64」になり、語「source
s」の次のコロンを指し示すまで文字列比較が繰り返さ
れる。
【0031】この時点で、コロンと空白の連続が文字列
として一致する。一致するものが見つかると、カレント
文字位置力ウンタ63は、いったん退避エリアにコピー
された後、マッチした文字列のうち、制御文字「a0」
の前にある文字の数だけインクリメントされ、ちょうど
文末文字の位置まで進められる(ステップ1009)。
これが文末位置の候補である。例では、マッチした文字
列の1文字目「:」の直後に文末指示記号「a0」があ
るので、インクリメントはない。なお、一致するものが
ないままにカレント文字位置カウンタ63がテキストの
物理的末尾に到達した場合(ステップ1004でYE
S)、その位置を文末と認定し、文末文字位置カウンタ
62に代入する(ステップ1006)。
【0032】次に、上記のようにして見付けた文末候補
が、文末文字列例外知識ベース65に含まれないことを
確認する(ステップ1010)。具体的には、カレント
文字位置カウンタ63の前方の文字列と、文末文字列例
外知識ベース65の各エントリにおける文末マーカ「a
0」の前の文字列を比較する(ステップ1011)。一
致した場合、さらにそのエントリにおける文末マーカ
「a0」の後方の文字列をカレント文字位置カウンタ6
3に後続する文字列と比較する(ステップ1012)。
【0033】ステップ1012で、一致した場合、正し
い文末ではなかったと判断し、カレント文字位置カウン
タ63をステップ1009で退避した値に戻し(ステッ
プ1013)、カレント文字位置カウンタ63を1イン
クリメントしてステップ1002に戻る(ステップ10
04、1005)。一致するものがなかった場合、カレ
ント文字位置カウンタ63が正しい文末位置を表してい
ると判断して、その値を文末文字位置カウンタ62に代
入する(ステップ1006)。
【0034】次に、文末文字列知識ベース64と文末文
字列例外知識ベース65を参照して、文頭位置を決定
し、文頭文字位置カウンタ61にセットする(ステップ
1008)。この処理過程は、前後が逆になる以外、詳
述した文末位置の決定と同様に行われる。以上のステッ
プを踏むことによって、指定された検索語が属する文の
文頭と文末の位置が決定される。例では、文頭文字位置
カウンタ61には「1」が、文末文字位置カウンタ62
には「64」が格納される。
【0035】文切り出し部6の制御部66は、こうして
決定された文をテキスト格納部2から読み出して文字列
として出力する。例では、文字列「Knowledge
for resolving ambiguity i
n MT comesfrom many sourc
es:」が出力される。
【0036】次に、この結果をうけて、比較部8が起動
される。比較部8は、文切り出し部6の出力文字列と、
文記憶部7の内容を文字列として比較し結果を出力す
る。文記憶部7は、文切り出し部6の前回の出力結果を
保持している。初期値は空文字列であり、異なる旨の比
較結果が得られる。この時点で、文切り出し部6の出力
が文記憶部7に格納される。
【0037】次に、検索結果表示制御部9が起動され
る。図12はその動作を説明するフローチャートであ
る。図12に従って動作を説明する。比較部8が、2つ
の文字列が異なると判断すると(ステップ1200)、
検索結果表示制御部9は、表示数カウンタ92をゼロに
クリアする(ステップ1201)。これにより、ウィン
ドウ管理データ格納領域93とウィンドウ表示データ格
納領域94のデータの全てが無効化される。
【0038】次に、表示数カウンタ92を+1し(ステ
ップ1202)、検索結果メモリ52を読み出し、ウィ
ンドウ管理データ格納領域93とウィンドウ表示データ
格納領域94の第1の領域(931および941)に格
納する(ステップ1203、1204)。
【0039】一方、比較部8から、2つの文字列が一致
するとの結果を得た場合には、検索結果表示制御部9
は、表示数力ウンタ92を+1し(ステップ120
1)、ウィンドウ管理データ格納領域93とウィンドウ
表示データ格納領域94中の対応するウィンドウ番号の
領域に、検索結果メモリ52の内容を格納する(ステッ
プ1203、1204)。
【0040】最後に、表示制御部91が、ウィンドウ管
理データ931、932、…93n、ウィンドウ表示デ
ータ941、942、94n(nは表示数カウンタ92
の値)の内容を参照してウィンドウの表示イメージを生
成し、表示部2に送って画面に表示させる(ステップ1
205)。
【0041】この例では、比較部8は2つの文字列が異
なると判断したため、単に新規ウィンドウを生成して結
果表示を行う。図13はこの時点での表示の様子を表し
たものである。
【0042】次に、ユーザが語「resolving」
を指定して辞書検索を行うと、これは先に検索した「a
mbiguity」と同じ文に属するので、検索結果は
重ねて表示される。図14はこの時の表示の様子を示
す。
【0043】次に、ユーザが語「lexical」を選
択し検索を指示したとする。語「lexical」は、
語「ambiguity」とは別の文中にあると判断さ
れる。文記憶部8の内容は「Knowledge fo
r resolvingambiguity in M
T comes from many source
s」であるのに対し、文切り出し部6の出力は「it
exists asle×ical, structu
ral, semantic or contex
tual knowledge」となる。
【0044】検索結果表示制御部9は、新規検索結果を
表示する前に、表示数カウンタ92をクリアし、その後
+1して領域931および941に新規検索結果のデー
タを格納する。これにより、以前の検索結果は消去さ
れ、画面上には「lexical」の検索結果のみが表
示される。図15はこの時の表示画面を示したものであ
る。
【0045】その後、語「structural」、
「semantic」、「contextual」の辞
書検索を指示すると、図16に示す画面表示が得られ
る。以前の語「ambiguity」、「resolv
e」に対する検索結果が消去され、必要な情報だけが表
示されており、見易い画面となっていることが分かる。
ユ−ザは、これらの辞書内容を比較して、並置されてい
る4つの語「le×ical」、「structura
l」、「semantic」、「contextua
l」の意味を容易に正しく理解することができる。
【0046】このように、1つの文の中で辞書検索を行
えば検索結果を一覧できるように表示し、検索対象が別
の文に移ると古い検索結果が自動的に消去されるため、
不要な結果表示がいつまでも残ったり、画面の管理に手
間をかけたりする必要がない。ユーザは、引きたい語を
単に検索するだけで適正な画面管理が行われる。
【0047】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図1に示す辞書検索装置の構成において、文切り出
し部6が段落を単位に切り出しを行うように実施するこ
とも可能である。このためには、文末文字列知識ベース
64の内容を、例えば1つの改行と1つ以上の空白ない
しタブ、または2つ以上の改行と0個以上の空白ないし
タブの存在にマッチするように記述すればよい。これに
より、空白行が存在したり、行頭に空白があったりする
と、段落の初めを示すものとして認定されることにな
る。検索結果表示の消去は、こうして認定された段落を
越えて検索語が指定されることにより行われる。もちろ
ん、文書のレイアウトを考慮する等、さらに高度な段落
認定を行うように構成することも容易である。
【0048】なお、上記で示した実施例以外にも、本発
明は様々に変形して実施することができる。例えば、結
果表示のウィンドウに対し、ユーザが明示的に消去を指
示するまで表示を残す手段、すなわちユーザによる明示
的消去のみを許す指定を与える手段を新たに設けるがで
きる。この手段を設ければ、特に指定したウィンドウ
は、ユーザが明示的消去を指示するまで表示が残される
ため、文を越えて参照することが可能になる。理解のた
めに重要なキーワードが異なる文にある場合等は、便利
である。
【0049】また、自動消去した結果表示をいったん退
避しておき、ユーザの指示に応じて再表示させる手段を
新たに設けてもよい。自動消去が適切でなかった場合に
も、再度検索を繰り返す必要がなくなる。あるいは、古
い検索結果を自動消去する前に、ユーザに問い合わせる
モードを設けることも容易である。さらに、必要に応じ
て、強制一括消去を指示する手段を設ける等の変形も容
易に実現できる。以上のように、本発明は、その主旨を
変えない範囲において、様々に変形して実施することが
できる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の辞書検索装
置によれば、文中の語を検索キーとして検索した後、別
の文中の語を検索キーとして指定すると、以前の検索結
果表示が自動的に消去される。そのため、不要な結果表
示の整理と消去のための操作に煩わされることなく、同
時に複数の辞書検索結果を参照することができる。従っ
て、不要な検索結果が表示されたままになって画面が見
にくくなることもなく、非常に見易い画面が得られると
共に、不要なウィンドウに対していちいち消去を指示す
る必要がないので、画面管理が非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した辞書検索装置の一実施例を
示すブロック図である。
【図2】 図1に示す実施例における表示部の機成を示
すブロック図である。
【図3】 図1に示す実施例における検索語指定部の構
成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示す実施例における辞書検索部の構成
を示すブロック図である。
【図5】 図1に示す実施例における文切り出し部の構
成を示すブロック図である。
【図6】 文切り出し部の文末文字列知識ベースの内容
の一部を示す図である。
【図7】 文切り出し部の文末文字列例外知識ベースの
内容の一部を示す図である。
【図8】 図1に示す実施例における検索結果表示制御
部の構成を示すブロック図である。
【図9】 図1に示す実施例における入力部の構成を示
すブロック図である。
【図10】 図1に示す実施例における文切り出し部の
動作を説明するフローチャートである。
【図11】 図1に示す実施例における文切り出し部の
動作を説明するフローチャートである。
【図12】 図1に示す実施例における検索結果表示制
御部の動作を説明するフローチャートである。
【図13】 本実施例による検索結果の第1の表示例を
示す図である。
【図14】 本実施例による検索結果の第2の表示例を
示す図である。
【図15】 本実施例による検索結果の第3の表示例を
示す図である。
【図16】 本実施例による検索結果の第4の表示例を
示す図である。
【図17】 従来の辞書検索装置による検索結果表示の
一例を説明する図である。
【符号の説明】
1 辞書 2 テキスト格納部 3 表示部 4 検索語指定部 5 辞書検索部 6 文切り出し部 7 文記憶部 8 比較部 9 検索結果表示制御部 10 入力部 21 CRTディスプレイ 22 ディスプレイ制御部 23 画像メモリ 41 語頭文字位置カウンタ 42 語末文字位置カウンタ 43 語格納メモリ 44 制御部 51 検索キーメモリ 52 検索結果メモリ 58 検索制御部 61 文頭文字位置カウンタ 62 文末文字位置カウンタ 63 カレント文字位置カウンタ 64 文末文字列知識ベース 65 文末文字列例外知識ベース 66 制御部 91 表示制御部 92 表示数カウンタ 93 ウィンドウ管理データ格納部 94 ウィンドウ表示データ格納部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子的に読み出し可能な辞書と、 テキスト文及び前記辞書の検索結果を表示する表示部
    と、 前記表示部に表示されているテキスト文字列に含まれる
    語を指定する検索語指定部と、 前記検索語指定部で指定された語をキーにして前記辞書
    の検索を行う辞書検索部と、 前記検索語指定部によって指定された語を含む文を決定
    して出力する文切り出し部と、 前記文切り出し部により出力した前回の切り出し結果で
    ある文を保持する文記憶部と、 前記文記憶部の内容と前記文切り出し部の出力を比較す
    る比較部と、 前記比較部による比較結果が一致する場合、以前の検索
    結果表示を残したまま新規の検索結果を前記表示部に表
    示し、比較結果が異なる場合、以前の結果表示を消去し
    て新規の検索結果を前記表示部に表示する検索結果表示
    制御部とを備えることを特徴とする辞書検索装置。
  2. 【請求項2】 前記検索結果表示制御部は、前記検索結
    果を表示するための複数の表示領域の属性データを格納
    する表示管理データ格納部と、前記各表示領域毎に表示
    する表示データを格納する表示データ格納部と、前記表
    示管理データ格納部に格納される属性データの有効ある
    いは無効を示す表示数カウンタと、前記表示管理データ
    格納部と前記表示データ格納部及び前記表示数カウント
    の内容を参照して、前記表示部に表示する内容を生成す
    る表示制御部とで構成されることを特徴とする請求項1
    に記載の辞書検索装置。
  3. 【請求項3】 前記比較部による比較結果が異なる場
    合、前記検索結果表示制御部は、前記表示数カウンタを
    クリアして前記表示管理データ格納部と前記表示データ
    格納部の内容を全て無効化して以前の結果表示を消去
    し、 前記比較部による比較結果が一致する場合、前記検索結
    果表示制御部は、前記表示数カウンタをカウントアップ
    して、前記表示管理データ格納部に検索結果を表示する
    表示領域の属性データを格納し、かつ前記表示データ格
    納部に検索結果の表示データを格納すると共に、前記表
    示制御部により、前記表示管理データ格納部と前記表示
    データ格納部及び前記表示数カウントの内容を参照し
    て、前記表示部に表示する内容を生成して出力すること
    を特徴とする請求項2に記載の辞書検索装置。
  4. 【請求項4】 前記文切り出し部が、段落を単位に段落
    の切り出し処理を行うことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3に記載の辞書検索装置。
  5. 【請求項5】 明示的な消去の指示が行なわれるまで、
    検索結果の表示を継続させる手段を備えることを特徴と
    する請求項1ないし請求項4に記載の辞書検索装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03182966A (ja) * 1989-12-12 1991-08-08 Ricoh Co Ltd 訳語表示方式

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