JPH07325689A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH07325689A
JPH07325689A JP6142573A JP14257394A JPH07325689A JP H07325689 A JPH07325689 A JP H07325689A JP 6142573 A JP6142573 A JP 6142573A JP 14257394 A JP14257394 A JP 14257394A JP H07325689 A JPH07325689 A JP H07325689A
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JP
Japan
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image
time
pattern
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Pending
Application number
JP6142573A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Hagiwara
一晃 萩原
Emiko Morooka
恵美子 諸岡
Shunichi Teraoka
俊一 寺岡
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07325689A publication Critical patent/JPH07325689A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器を操作する時刻や時間帯に応じて表
示する画像を変化させて面白味や娯楽性を付加すること
のできる画像表示装置を提供する。 【構成】 計時装置16によって計時される現在時刻に
応じて、絵柄データROM12aから読み出す画像デー
タが変更され、表示装置13に表示される画像が変化す
るため、操作者に面白味や興趣を与えて、本画像表示装
置を搭載した電子手帳への興味や利用度を高めることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動物等のキャラクター
を表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、犬やウサギ等の動物のキャラクタ
ーを画像データ(或は、絵柄データ)として記憶、表示
できるようにした画像表示装置が開発されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な画像表示装置は、動物等のキャラクターや背景を構成
するキャラクター等の画像データをROM等の記憶素子
に複数種類格納し、キー入力部からの所定のキー操作に
よってその画像データを読み出して、液晶ディスプレイ
に表示出力するようになっていた。
【0004】しかしながら、上記のような画像表示装置
では、所定のキー操作に対応する画像データは固定され
ており、表示される画像はいつも同じであるため、面白
味に欠けて飽きられ易く、電子手帳等の利用度を高める
などの効果が薄いという問題点があった。
【0005】本発明の課題は、電子機器を操作する時刻
や時間帯に応じて表示する画像を変化させて面白味や娯
楽性を付加して、興味や利用度を増大させることのでき
る画像表示装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。
【0007】請求項1記載の発明は、複数種類の画像デ
ータを記憶する画像データ記憶手段と、現在時刻を計時
する計時手段と、この計時手段により計時される現在時
刻に応じて前記画像データ記憶手段から予め設定されて
いる画像データを少なくとも一つ選択する画像データ選
択手段と、この画像データ選択手段によって選択された
少なくとも一つの画像データを表示する表示手段と、を
具備したことを特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、複数種類の
画像データを記憶する画像データ記憶手段と、現在時刻
を計時する計時手段と、画像データの表示を指示する表
示指示手段と、この表示指示手段により画像データの表
示の指示があった際に、前記計時手段により計時される
現在時刻に応じて前記画像データ記憶手段から予め設定
されている画像データの少なくとも一つを選択する画像
データ選択手段と、この画像データ選択手段によって選
択された少なくとも一つの画像データを表示する表示手
段と、を具備したことを特徴している。
【0009】また、前記請求項1または2に記載の前記
画像データ選択手段は、請求項3に記載したように、前
記表示手段に画像データが表示されている際に、前記計
時手段により計時される現在時刻と予め設定されている
時刻または時間帯とを比較判定する比較判定手段を備
え、この比較判定手段によって現在時刻と予め設定され
ている時刻または時間帯とが対応すると判定された場合
に、その判定結果に対応する画像データを前記画像デー
タ記憶手段から選択するように構成できる。
【0010】また、前記比較判定手段は、請求項4に記
載したように、前記現在時刻と予め設定されている時刻
または時間帯との判定に加えて、前記表示手段によって
表示中の画像データと現在時刻または時間帯に対応する
画像データとを比較して所定の判定結果を出すように構
成できる。
【0011】さらにまた、請求項5に記載したように、
前記画像データ記憶手段に記憶されている画像データ
は、予め設定された一連の画像データで構成され、前記
表示手段は前記一連の画像データを表示するように構成
できる。
【0012】また、請求項6に記載したように、前記計
時手段は、本装置を使用開始してからの日数の計数、若
しくは現在の日付の判定を行う計数,判定手段を具備す
るようにできる。
【0013】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。
【0014】請求項1記載の画像表示装置によれば、計
時手段によって計時された現在時刻に応じて画像データ
を選択しているので、時刻や時間帯に応じて画像表示を
変化させることができ、操作者に面白味を与えることが
できる。したがって、本発明に係る画像表示装置を適用
した電子機器等に対する興味や利用度を高めることがで
きる。
【0015】また、請求項2記載の画像表示装置によれ
ば、画像表示手段によって画像データの表示の指示があ
った場合に、計時手段によって計時される現在時刻に応
じた画像データの少なくとも一つを表示するようになっ
ているので、時刻や時間帯に応じて画像表示を変化させ
ることができ、操作者に面白味を与えることができるの
で、本発明に係る画像表示装置を適用した電子機器等に
対する興味や利用度をより一層高めることができる。
【0016】また、請求項3記載の画像表示装置によれ
ば、現在時刻が予め設定されている時刻または時間帯に
対応するか否かによって、選択される画像データを変化
させることができるので、時刻や時間帯によって画像表
示の表示態様を容易に多様化させることができ、操作者
により大きな興趣を抱かせて、当該画像表示装置を適用
した電子機器の利用度等を高めることが可能となる。
【0017】さらに、請求項4に記載の画像表示装置に
よれば、表示中の画像データと現在時刻または時間帯に
対応する画像データの対応を、画像データ選択の一条件
としているため、選択される画像データの予測が操作者
にできにくくなり、表示される画像に意外性をもたせ
て、興趣を高めることが可能となる。
【0018】また、請求項5記載の画像表示装置によれ
ば、予め設定された一連の画像データが表示されるた
め、表示される画像にストーリー性を持たせるせること
ができ、より興趣を高めることができる。
【0019】さらにまた、請求項6記載の画像表示装置
によれば、計数された日数や、判定された日付を、画像
データを選択する条件として活用することが可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して実施例を説明する。
【0021】まず、構成を説明する。
【0022】図1は、本発明の画像表示装置を適用した
電子手帳Dの電子回路の構成を示すブロック図である。
【0023】この電子手帳Dは、表示制御手段を構成す
るCPU(Central Processing Unit :中央処理装置)
10に、RAM(Random Access Memory)11、ROM
(Read Only Memory)12、表示部13、キー入力部1
4、光スイッチ15、計時装置(タイマ)16、効果音
発生装置17等が接続されて構成されている。
【0024】CPU10は、キー入力部14から供給さ
れるキー操作信号に基づき、ROM12に格納されてい
る各種制御プログラムに従ってROM12やRAM11
との間で各種データの授受を行いながら各種動作に必要
な演算処理を行い、その演算結果に基づいて電子手帳D
の各部を制御するための各種制御信号を出力する。
【0025】前記キー入力部14には、個人データとし
て登録される「名前」や「電話番号」を入力するための
文字キー及びテンキー14aが設けられると共に、手帳
モード(名前や電話番号等の登録、検索、表示等を行う
モード)と画像表示モード(動物等のキャラクター等の
画像を表示するモード)とを切換える際に操作される
「モード」キー14b、画像表示モードにおいて光スイ
ッチ15の赤外線の発光をオン/オフする「発光」キー
14c等が設けられている。
【0026】上記RAM11には、図2に示すように、
表示部13に表示させるべき被表示データがイメージデ
ータとして書き込まれる表示レジスタ11aと、手帳モ
ードで”0”、画像表示モードで”1”にセットされる
モードフラグレジスタMと、計時装置16からの計時デ
ータが順次更新してセットされる計時レジスタ11b
と、「名前」及び「電話番号」からなる所定人数分の個
人データが登録される個人データレジスタ11c等が備
えられている。
【0027】前記表示部13は、表示駆動回路18を介
してCPU10に接続されるドットマトリックス式の液
晶表示ディスプレイであり、図3に示すように横方向に
表示領域「背景1」,「背景2」,「犬の絵柄」の三つ
の表示領域に分割され、この各表示領域には、それぞれ
別個の画像を表示できるようになっている。
【0028】前記ROM12には、CPU10を制御動
作させるためのシステムプログラムのほか、各部を制御
するための各種データが格納されている。
【0029】また、ROM12内には、絵柄データRO
M12aと、絵柄基本パターンROM12bと、絵柄表
示パターンROM12cと、絵柄表示条件ROM12d
とが備えられている。
【0030】図4は、絵柄データROM12aに予め記
憶される画像データを示す図である。
【0031】即ち、絵柄データROM12aには、絵柄
No.に対応する画像データ(絵柄)が前記表示領域を一
画面とするビットマップデータとして記憶されている。
【0032】例えば、絵柄No.1には、「犬が伏せて前
を向いている様子を表すキャラクター」が格納され、絵
柄No.2〜3には、「犬が寝ている様子を表すキャラク
ター(タイプ1,2)」が格納されている。
【0033】絵柄No.4〜5には、「犬が顔をこすって
いる様子を表すキャラクター(タイプ1,2)」が格納
されている。
【0034】以降、同様にして絵柄No.6〜100に
は、犬の動作をモチーフとするキャラクターが格納され
ている。
【0035】また、例えば、絵柄No.101〜103に
は、「ウサギが草むらに隠れている様子を表すキャラク
ター(タイプ1〜3)」が格納され、絵柄No.104〜
105には、「コアラが木に登っている様子或は落ちる
様子を表すキャラクター(タイプ1,2)」が格納され
ている。
【0036】以降、同様にして絵柄No.106〜200
には、種々の動物等をモチーフにしたキャラクターがそ
れぞれ格納されている。
【0037】また、例えば、絵柄No.201には「池を
表すキャラクター」が、絵柄No.202には「花を表す
キャラクター」が、絵柄No.203には「草を表すキャ
ラクター」が、絵柄No.204には「木を表すキャラク
ター」が、絵柄No.205には「草むらを表すキャラク
ター」がそれぞれ格納されている。
【0038】以降、同様にして絵柄No.206〜300
には、種々の背景を構成するキャラクターがそれぞれ格
納されている。
【0039】図5は、絵柄基本パターンROM12bに
予め記憶され、表示部13の前記「犬の絵柄」の表示領
域に表示される絵柄の表示パターンを示す図である。
【0040】即ち、例えば、基本パターンAとして、犬
のキャラクターが寝る様子を表示するように、絵柄表示
順序が絵柄No.を「1→2→3→2→3→2→3→2→
3→・・・」と並べる形式で格納されている。
【0041】また、基本パターンBとして、犬のキャラ
クターが顔をこする様子を表示するように、絵柄表示順
序が絵柄No.を「6→4→5→4→5→4→5→6→4
→・・・」と並べる形式で格納されている。
【0042】また、基本パターンCとして、犬のキャラ
クターが骨を食べる様子を表示するように、絵柄表示順
序が絵柄No.を「7→7→8→7→7→8→7→8→7
→・・・」と並べる形式で格納されている。
【0043】同様にして基本パターンD以降にも犬のキ
ャラクターが所定の動作を表示するように、絵柄表示順
序が絵柄No.を並べて格納されている。
【0044】図6は、基本パターンの表示順序(所謂、
画像表示のストーリー)の格納状態を示す図である。
【0045】即ち、前記計時装置16によって計時され
る現在時刻に応じて選択されるストーリー開始No.に対
応する前記基本パターンを格納したものである。
【0046】例えば、ストーリー開始No.00に対応さ
せて基本パターンA(犬が寝るパターン)、ストーリー
開始No.01に対応させて基本パターンC(犬が骨を食
べるパターン)、ストーリー開始No.02に対応させて
基本パターンF(例えば、犬が笑うパターン)、ストー
リー開始No.03に対応させて基本パターンC(犬が骨
を食べるパターン)、ストーリー開始No.04に対応さ
せて基本パターンB(犬が顔をこするパターン)、スト
ーリー開始No.05に対応させて基本パターンE(例え
ば、犬が吠えているパターン)、以降同様にストーリー
開始No.09まで対応する所定の基本パターンが格納さ
れている。
【0047】そして、例えば、ストーリー開始No.00
が選択された場合には、No.00→No.01→No.02→
・・・→No.09→No.00→・・・の順で各基本パター
ンを読み出あい、また、ストーリー開始No.03が選択
された場合には、No.03→No.04→No.05→・・・
→No.09→No.00→・・・→No.03→・・・の順で
各基本パターンを読み出すこととなる。
【0048】図7は、前記キー入力部14のモードキー
14bが画像表示モードに操作された時点(モードイン
時)の時間帯を7:00〜10:00,10:00〜1
9:00,19:00〜7:00の三つに分け、各時間
帯において前記表示部13の表示領域「背景1」,「背
景2」に表示されるべき絵柄No.を格納した絵柄表示条
件ROM12dの記憶内容を示す図である。
【0049】即ち、例えば、7:00〜10:00の時
間帯に対応して、表示領域「背景1」に絵柄No.203
(草のキャラクター),「背景2」に絵柄No.204
(木のキャラクター)が格納され、10:00〜19:
00の時間帯に対応して、表示領域「背景1」に絵柄N
o.202(花のキャラクター),「背景2」に絵柄No.
204(木のキャラクター)が格納され、19:00〜
7:00の時間帯に対応して、表示領域「背景1」に絵
柄No.205(草むらのキャラクター),「背景2」に
絵柄No.202(花のキャラクター)がそれぞれ格納さ
れている。
【0050】このように、時間帯によって表示領域「背
景1」,「背景2」に表示される画像を変えることによ
り表示態様の多様化を図ることができる。
【0051】その他、ROM12内には、各画像データ
に対応して効果音発生装置17から発音される効果音デ
ータがPCMデータとして格納され、また、予め設定さ
れる時刻(例えば、〜〜時20分、40分など)が記憶
されている。
【0052】また、前記計時装置16は、所定周波数の
電気信号を発振する発振回路16aと該発振回路16a
からの信号を分周して所定周波数の信号を得る分周回路
16bとから構成されその信号をカウントすることによ
って現在時刻を計時するようになっている。
【0053】そして、計時された現在時刻は、CPU1
1を介してRAM11の計時レジスタ11bに送られて
順次更新セットされる。
【0054】また、前記光スイッチ15は、発光部15
aと受光部15bから構成されている。
【0055】発光部15aは、CPU10に接続される
送信回路15cと該送信回路15cにスイッチングトラ
ンジスタ15dを介して接続される赤外線ダイオード1
5eとから構成されている。
【0056】また、受光部15bは、赤外線フォトトラ
ンジスタ15fとCPU10に接続する受信回路15g
とから構成されている。
【0057】そして、画像表示モードにおいてCPU1
0からの指令により、送信回路15cと赤外線ダイオー
ド15eを介して所定周波数の赤外線が発光出力され
る。
【0058】発光された赤外線が操作者の手などに当た
ると、その反射光が赤外線フォトトランジスタ15fに
よって受光され、その受光状態が受信信号として受信回
路15gを介してCPU10に入力される。
【0059】CPU10は、その受信信号に基づいて、
動物等のキャラクターを所定のパターンに基づいて動作
表示させる「ペット動作処理」と、後述する「隠れ機能
表示処理」とを切り換えて実行することとなる。
【0060】また、効果音発生装置17は、増幅回路1
7aを会してCPU10に接続されるスピーカー17b
とから構成され、CPU10によって表示部13に表示
される画像に対応する効果音データがROM12から読
み出され、そのPCMデータに対応する発音を行うよう
になっている。
【0061】以上が本実施例に係る電子手帳Dの概略構
成であり、次に図8〜図10に示めすフローチャートを
参照して画像表示の処理手順を説明する。
【0062】まず、図8のフローチャートに基づいて本
実施例の全般的処理を説明する。
【0063】ステップS1では、「モード」キー14b
が操作されたか否かが判定され、操作されたと判定され
た場合にはステップS2に移行する。
【0064】ステップS2では、モードフラグレジスタ
Mに”0”がセットされているか否か、即ち、現在、C
PU10が手帳モード(名前や電話番号等の個人データ
を入力,検索,表示等するモード)に設定されているか
否かが判定され、”YES”の場合にはステップS3に
進んでモードフラグレジスタMに”1”をセットして、
CPU10を画像表示モードに切り換え設定してからプ
ログラムの先頭にリターンする。
【0065】また、ステップS2で、”NO”と判定さ
れた場合、即ち、現在、CPU10が画像表示モードに
設定されている場合には、ステップS4に移行してモー
ドフラグレジスタMに”0”を設定して、CPU10を
手帳モードに切り換え設定してからステップS5に移行
する。
【0066】ステップS5では、RAM11の計時レジ
スタ11bから現在時刻を読み出してからステップS6
に移行し、図9に示す画像表示処理のサブルーチンを実
行する。
【0067】一方、前記ステップS1で、「モード」キ
ー14bの操作ではないと判定された場合には、ステッ
プS7に移行し、モードフラグレジスタMに”0”がセ
ットされているか否か、即ち、現在、CPU10が手帳
モードに設定されているか否かが判定される。
【0068】そして、判定結果が”YES”の場合に
は、ステップS8に移行して手帳モード処理が実行さ
れ、名前や電話番号等の個人データの登録、検索、表示
等の各種処理がキー入力部14の所定のキー操作に基づ
いて行われ、処理が終了するとプログラムの先頭にリタ
ーンされることとなる。
【0069】一方、ステップS7で、モードフラグレジ
スタMに”0”がセットされていない、即ち、CPU1
0が画像表示モードに設定されていると判定された場合
には、ステップS9に移行する。
【0070】ステップS9では、光スイッチ15の受信
回路15gからCPU10に光入力信号が入力されたか
否か、即ち、操作者が光スイッチ15の前で手によるジ
ェスチャー等を行い、赤外線の反射光が受光されたか否
かが判定される。
【0071】そして、”YES”と判定された場合、即
ち、光スイッチ15に光入力が有ったと判定された場合
には、ステップS10に移行して、表示部13に動物等
のキャラクターを所定のパターンに基づいて動作表示す
るペット動作処理を実行してからプログラムの先頭にリ
ターンする。
【0072】一方、前記ステップS9で、”NO”と判
定された場合、即ち、光スイッチ15に光入力がなかっ
たと判定した場合には、ステップS11に進んで、RA
M11の計時レジスタ11bから現在時刻を読み出して
からステップS12に移行する。
【0073】ステップS12では、ROM12内に予め
記憶されている時刻(例えば、〜〜時40分等)と前記
ステップS11で読み出した現在時刻とを比較して一致
するか否かを判定し、一致していると判定した場合に
は、ステップS13に移行して、図10に示す隠れ機能
表示処理を実行してからリターンし、また、一致してい
ないと判定した場合にはそのままリターンする。
【0074】次に、図9のフローチャートに基づいて、
画像表示処理の処理手順を説明する。
【0075】ステップS601では、前記ステップS5
で読み出した時刻の時の値が属する時間帯に応じた分岐
処理が行われ、7:00〜10:00の時間帯に属する
と判定した場合にはステップS601Aに、10:00
〜19:00の時間帯に属すると判定した場合にはステ
ップS601Bに、19:00〜7:00の時間帯に属
すると判定した場合にはステップS601Cにそれぞれ
移行する。
【0076】ステップS601Aでは、図7に示した絵
柄表示条件ROM12dの記憶内容に基づいて、表示領
域の「背景1」に絵柄No.203、「背景2」に絵柄No.
204を選択して表示部13の該当表示領域にそれぞれ
表示してからステップS602に進む。
【0077】ステップS601Bでは、表示領域の「背
景1」に絵柄No.202、「背景2」に絵柄No.204を
選択して表示部13の該当表示領域にそれぞれ表示して
からステップS602に進む。
【0078】また、ステップS601Cでは、表示領域
の「背景1」に絵柄No.205、「背景2」に絵柄No.2
02を選択して表示部13の該当表示領域にそれぞれ表
示してからステップS603に進む。
【0079】前記ステップS602では、現在時刻の分
の値に応じた分岐処理が行われ、00〜10分の場合に
はステップS602Aに、10〜20分の場合にはステ
ップS602Bに、20〜30分の場合にはステップS
602Cに、30〜40分の場合にはステップS602
Dに、40〜50分の場合にはステップS602Eに、
50〜60分の場合にはステップS602Fにそれぞれ
進む。
【0080】ステップS602Aでは、図6に示す絵柄
表示パターンROM12cのストーリー開始No.00を
選択し、図5に示す絵柄基本パターンROM12b内か
ら、基本パターンAを読み出し、そのパターンに基づい
て図4に示す絵柄データROM12aから順次絵柄デー
タを読み出して、表示部13の表示領域「犬の絵柄」に
出力し、犬が寝る様子を表示する。
【0081】そして、基本パターンAの表示が終了する
と図6の絵柄表示パターンROM12cの内容にしたが
って、No.02→No.03→・・・→No.09→No.00→
・・・の順で各基本パターンを読み込んで、「犬の絵
柄」の表示領域の絵柄を次々と変えていくこととなる。
【0082】即ち、犬のキャラクターは、寝る(基本パ
ターンA)→骨を食べる(基本パターンC)→笑う(基
本パターンF)→・・・といった順でストーリーを展開
しながら変更表示されることとなる。
【0083】また、ステップS602Bでは、図6に示
す絵柄表示パターンROM12cのストーリー開始No.
04を選択し、図5に示す絵柄基本パターンROM12
b内から、基本パターンBを読み出し、そのパターンに
基づいて図4に示す絵柄データROM12aから順次絵
柄データを読み出して、表示部13の表示領域「犬の絵
柄」に出力し、犬が顔をこする様子を表示する。
【0084】したがって、例えば、画像表示モードにモ
ードインした現在時刻がAM8時15分である場合に
は、この条件に当てはまり、図11に示すように、基本
パターンCに基づいて犬が顔をこする絵柄が表示部13
に表示されることとなる。
【0085】そして、基本パターンCの表示が終了する
と図6の絵柄表示パターンROM12cの内容にしたが
って、No.04→No.05→・・・→No.09→No.00→
・・・の順で各基本パターンを読み込んで、「犬の絵
柄」の表示領域の絵柄を次々と変えていくこととなる。
【0086】即ち、犬のキャラクターは、顔をこする
(基本パターンB)→吠える(基本パターンE)→・・
・といった順でストーリーを展開しながら表示されるこ
ととなる。
【0087】以降、ステップS602C〜ステップS6
02Fにおいても上記と同様にして、表示領域「犬の絵
柄」へ表示される絵柄が選択決定され、出力表示される
こととなる。
【0088】そして、ステップ602A〜ステップS6
02Fの処理が、一定時間の経過、或は、所定のキー操
作によって中断されると本画像処理を終了する。
【0089】一方、前記ステップS603では、現在時
刻の分の値に応じて分岐処理が行われ、00〜30分の
場合にはステップS603Aに進んで、図5に示す絵柄
基本パターンROM12bから基本パターンB(犬が骨
を食べる様子を表わすパターン)を読み出し、そのパタ
ーンに基づいて表示部13の表示領域「犬の絵柄」への
絵柄表示を行ってから処理を終了する。
【0090】また、30〜60分の場合には、ステップ
S603Bに進んで、図5に示す絵柄基本パターンRO
M12bから基本パターンA(犬が寝る様子を表わすパ
ターン)を読み出し、そのパターンに基づいて表示部1
3の表示領域「犬の絵柄」への絵柄表示を行ってから処
理を終了する。
【0091】なお、本フローチャートには現れないが、
絵柄の表示に伴って、ROM12から所定の効果音デー
タが読み出されて、効果音発生装置17から「犬の寝
息」や「犬の吠える声」などが出力される。
【0092】以上の画像表示処理によって、画像表示モ
ードにモードインした現在時刻によって表示部13に表
示される絵柄が変化するので、電子手帳に面白味や娯楽
性を付加することができ、電子手帳等の使用者に興味を
抱かせて、利用度等を高めることができる。
【0093】次に、図10のフローチャートを参照し
て、前記ステップS13の隠れ機能表示処理を説明す
る。
【0094】当該処理は、現在時刻が予め設定された所
定時刻と一致した場合に特別の絵柄を表示するものであ
り、まず、ステップS1301では前記ステップS11
で読み出した現在時刻と、ROM12に予め記憶されて
いる時刻(例えば、〜〜時20分、40分)との一致、
不一致を判定する。
【0095】そして、〜〜時20分に一致すると判定し
た場合にはステップS1302に移行して表示部13に
現在、絵柄No.204(木のキャラクター)が表示中で
あるか否かが判定され、”YES”である場合にはステ
ップS1303に進んで、前記絵柄No.204の表示に
代えて、絵柄No.104→絵柄No.105(コアラが木か
ら落ちる様子を表わす絵柄)を表示して処理を終了す
る。
【0096】また、”NO”である場合には、そのまま
処理を終了する。
【0097】一方、前記ステップS1301で、〜〜時
40分に一致すると判定した場合にはステップS130
4に移行して、表示部13に現在、絵柄No.205(草
むらのキャラクター)が表示中であるか否かが判定さ
れ、”YES”である場合にはステップS1305に進
んで、前記絵柄No.205の表示に代えて、絵柄No.10
1→絵柄No.102→絵柄No.103(ウサギが草むらか
ら顔を出す絵柄)を表示して処理を終了する。
【0098】また、”NO”である場合には、そのまま
処理を終了する。
【0099】さらにまた、前記ステップS1301で、
〜〜時20分,40分のいずれにも一致しないと判定さ
れた場合には、そのまま処理を終了する。
【0100】この各種機能表示処理によって、特定の時
刻にのみ、特別な画像表示が行われるため、使用者に一
層の興趣を与えることができ、電子手帳等への興味をよ
り高めることができる。
【0101】なお、本実施例では、犬、ウサギ、コアラ
のキャラクターを記憶,表示する場合について述べた
が、他の如何なる題材をキャラクターとするものにも本
発明を適用できることはいうまでもない。
【0102】また、本実施例では、表示部を縦横に1×
3の表示領域に分割する場合について述べたが、表示領
域の分割数は任意に増減でき0る。
【0103】また、本実施例では、赤外線式の光スイッ
チ15を設け、操作者の手の動作を検出して表示処理を
変更する場合について説明したが、この光スイッチの代
わりに通常の押しボタン式のスイッチを設けて、その操
作によって処理を変更するようにしてもよい。
【0104】さらにまた、本実施例では、各パターンの
記憶手段として、書き換え不能なROMに予めデータを
記憶しておく場合について述べたが、これに代えて、書
き換え可能なRAMを用いて、例えば、画像データをス
キャナやデジタル・カメラ等で取り込んだ画像データを
記憶したり、操作者がキー入力部から所望の組合せパタ
ーンを入力して記憶し、そのパターンに基づいて画像を
合成して表示するように構成することも可能である。
【0105】また、本実施例では、パターンにしたがっ
て組合せた画像を液晶ディスプレイからなる表示部に出
力する場合について述べたが、これに限らず、例えば感
熱式のドットプリンタに印刷出力するように構成するこ
ともできる。
【0106】また、本実施例では、表示部13を3つの
表示領域に分け、所定のパターンに基づいて画像表示を
行う場合について説明したが、これに限らず、表示部1
3の全表示領域に対応する画像データを複数記憶し、そ
の画像データを現在時刻に応じて選択して表示するよう
にしても良い。
【0107】また、本実施例では、画像表示モードにモ
ードインした現在時刻が所定の時間帯に属するか、或
は、所定の時刻と一致するか否かに基づいて、画像表示
を変更するようにしているが、これに限らず、例えば、
電源を入れた時点の現在時刻に応じて画像を変更するよ
うにしても良い。
【0108】また、現在時刻に基づいて画像を変更する
処理に代えて、或は、併せて、例えば、モードを切り換
えた回数や、乱数発生手段で生成される乱数値、或は現
在の日付や装置の使用を開始してからの日数に基づいて
画像表示を変更するように構成することも考えられる。
【0109】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、計時手段
によって計時された現在時刻に応じて画像データを選択
しているので、時間帯に応じて画像表示を変化させるこ
とができ、操作者に面白味を与えることができるという
効果がある。
【0110】したがって、本発明に係る画像表示装置を
適用した電子機器等に対する興味や利用度を高めること
ができるという効果も得られる。
【0111】また、請求項2記載の発明によれば、画像
表示手段によって画像データの表示の指示があった場合
に、計時手段によって計時される現在時刻に応じた画像
データの少なくとも一つを表示するようになっているの
で、時刻や時間帯に応じて画像表示を変化させることが
でき、操作者に面白味を与えることができるので、本発
明に係る画像表示装置を適用した電子機器等に対する興
味や利用度をより一層高めることができるという効果が
ある。
【0112】また、請求項3記載の発明によれば、現在
時刻が予め設定されている時刻または時間帯に対応する
か否かによって、選択される画像データを変化させるこ
とができるので、時刻や時間帯によって画像表示の表示
態様を容易に多様化させることができ、操作者により大
きな興趣を抱かせて、当該画像表示装置を適用した電子
機器の利用度等を高めることが可能となる。
【0113】さらに、請求項4に記載の発明によれば、
表示中の画像データと現在時刻または時間帯に対応する
画像データの対応を、画像データ選択の一条件としてい
るため、選択される画像データの予測が操作者にできに
くくなり、表示される画像に意外性をもたせて、興趣を
高めることが可能となるという効果もある。
【0114】また、請求項5記載の発明によれば、予め
設定された一連の画像データが表示されるため、表示さ
れる画像にストーリー性を持たせるせることができ、よ
り興趣を高めることができる。
【0115】さらにまた、請求項6記載の発明によれ
ば、計数された日数や、判定された日付を、画像データ
選択の条件として活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置を適用した電子手帳の構
成を示すブロック図である。
【図2】RAMのデータ構成を示す図である。
【図3】表示部の表示領域の構成を示す図である。
【図4】絵柄データROMの内容を示す図である。
【図5】絵柄基本パターンROMの内容を示す図であ
る。
【図6】絵柄表示パターンROMの内容を示す図であ
る。
【図7】絵柄表示条件ROMの内容を示す図である。
【図8】本発明に係る画像表示装置を適用した電子手帳
が行う全般的処理の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】画像表示処理のサブルーチンの処理手順を示す
フローチャートである。
【図10】隠れ機能表示処理のサブルーチンの処理手順
を示すフローチャートである。
【図11】画像表示モードにAM8時15分にモードイ
ンした場合の表示例を示す図である。
【図12】隠れ機能表示処理における表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
D 電子手帳 10 CPU 11 RAM 12 ROM 12a 絵柄データROM(画像データ記憶手段) 12b 絵柄基本パターンROM 12c 絵柄表示パターンROM 12d 絵柄表示条件ROM 13 表示部(表示手段) 14 キー入力部 15 光スイッチ 16 計時装置(計時手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 13/00

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種類の画像データを記憶する画像デー
    タ記憶手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 この計時手段により計時される現在時刻に応じて前記画
    像データ記憶手段から予め設定されている画像データを
    少なくとも一つ選択する画像データ選択手段と、 この画像データ選択手段によって選択された少なくとも
    一つの画像データを表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】複数種類の画像データを記憶する画像デー
    タ記憶手段と、 現在時刻を計時する計時手段と、 画像データの表示を指示する表示指示手段と、 この表示指示手段により画像データの表示の指示があっ
    た際に、前記計時手段により計時される現在時刻に応じ
    て前記画像データ記憶手段から予め設定されている画像
    データの少なくとも一つを選択する画像データ選択手段
    と、 この画像データ選択手段によって選択された少なくとも
    一つの画像データを表示する表示手段と、 を具備したことを特徴とする画像表示装置。
  3. 【請求項3】前記画像データ選択手段は、前記表示手段
    に画像データが表示されている際に、前記計時手段によ
    り計時される現在時刻と予め設定されている時刻または
    時間帯とを比較判定する比較判定手段を備え、この比較
    判定手段によって現在時刻と予め設定されている時刻ま
    たは時間帯とが対応すると判定された場合に、その判定
    結果に対応する画像データを前記画像データ記憶手段か
    ら選択することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の画像表示装置。
  4. 【請求項4】前記比較判定手段は、前記現在時刻と予め
    設定されている時刻または時間帯との判定に加えて、前
    記表示手段によって表示中の画像データと現在時刻また
    は時間帯に対応する画像データとを比較して所定の判定
    結果を出すことを特徴とする請求項3記載の画像表示装
    置。
  5. 【請求項5】前記画像データ記憶手段に記憶されている
    画像データは、予め設定された一連の画像データで構成
    され、 前記表示手段は前記一連の画像データを表示することを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の画像表示装
    置。
  6. 【請求項6】前記計時手段は、本装置を使用開始してか
    らの日数の計数、若しくは現在の日付の判定を行う計
    数,判定手段を具備することを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の画像表示装置。
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