JPH07325552A - 表示パネルの駆動方法およびその装置ならびにその回路 - Google Patents

表示パネルの駆動方法およびその装置ならびにその回路

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JPH07325552A
JPH07325552A JP18987095A JP18987095A JPH07325552A JP H07325552 A JPH07325552 A JP H07325552A JP 18987095 A JP18987095 A JP 18987095A JP 18987095 A JP18987095 A JP 18987095A JP H07325552 A JPH07325552 A JP H07325552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、メモリ機能を有するセルの集合か
らなる表示パネル、特に、交流型プラズマ・ディスプレ
イ・パネルの駆動方法およびその装置ならびにその回路
に関し、電極間電位差による書込みミスを回避して良好
な画像表示を行うと共に、低消費電力化が図れるように
することを目的とする。 【解決手段】 第1の基板に第1および第2の電極を平
行に配置し、第2の基板に第3の電極を第1および第2
の電極と直交させ、第1および第2の電極の一方と第3
の電極により選択された表示ラインのセルに対し書込み
放電および維持放電によるメモリ機能を利用した発光表
示を行う場合、非選択表示ラインの第2の電極に印加す
る電圧を維持放電パルスの電位よりも低くするか、アド
レス電圧と同等とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ機能を有す
る表示素子であるセルの集合によって構成された表示パ
ネルを駆動する技術に係り、特に、AC(交流)型のプ
ラズマ・ディスプレイ・パネル(Plasma Display P
anel:PDP)において多階調表示(いわゆるフルカラ
ー表示)を行う場合の駆動方法および装置に関する。
【0002】上記のAC型PDPは、2本の維持放電電
極に、交互に電圧波形を印加することで放電を持続し、
発光表示を行うものである。1度の放電は、パルス印加
後、数μsで終了する。放電によって発生した正電荷で
あるイオンは、負の電圧が印加されている電極上の絶縁
層に蓄積され、同様に負電荷である電子は、正の電圧が
印加されている電極上の絶縁層に蓄積される。
【0003】従って、初めに高い電圧(書き込み電圧)
のパルス(書き込みパルス)で放電させて壁電荷を生成
した後、極性の異なる前回よりも低い電圧(維持放電電
圧)のパルス(維持放電パルス)を印加すると、前に蓄
積された壁電荷が重複され、放電空間に対する電圧は大
きなものとなり、放電電圧のしきい値を越えて放電を開
始する。つまり、一度書き込み放電を行い壁電荷を生成
したセルは、その後、維持放電パルスを交互に逆極性で
印加することで、放電を持続するという特徴がある。こ
れをメモリ効果、またはメモリ駆動と呼んでいる。AC
型PDPは、このメモリ効果を利用して表示を実現する
ものである。
【0004】
【従来の技術】AC型PDPには、2本の電極で選択放
電(アドレス放電)および維持放電を行う2電極型と、
第3の電極を利用してアドレス放電を行う3電極型があ
る。多階調表示を行うカラーPDPでは、放電により発
生する紫外線によってセル内の蛍光体を励起している
が、この蛍光体は、放電により同時に発生する正電荷で
あるイオンの衝撃に非常に弱いという欠点がある。上記
の2電極型では、蛍光体がイオンに直接当たるような構
成になっているため、蛍光体の寿命低下を招くおそれが
ある。これを回避するために、カラーPDPでは、面放
電を利用した3電極型が一般に使用されている。
【0005】上記の3電極・面放電型のPDPとして、
従来は、図15にその概略的平面図を示すようなものが
知られている。図15において、1はパネル本体、2は
X電極、31 ,32 ,…,3K ,…,31000はY電極、
1 ,42 ,…,4K ,…,4M はアドレス電極であ
り、一対のX電極、Y電極と1本のアドレス電極との交
差部分にM×1000個のセル5が構成されている。な
お、6はセル5を仕切る壁、71 ,72 ,…,7K
…,71000は表示ラインである。
【0006】また、図16は、図15のセル5の基本構
造を示す概略的断端面図であり、図中、8は前面ガラス
基板、9は背面ガラス基板、10はX電極2およびY電
極3K (Kは、1……1000の中の任意の数)を被覆
する誘電体層、11はMgO膜等からなる保護膜、12
は蛍光体、13は放電空間である。また、図17は、図
15に示す従来のPDPおよびその周辺回路を示す図で
あり、図中、14はX電極2に書込みパルスおよび維持
放電パルスを供給するX側ドライバ回路、151 〜15
4 はY電極31 〜31000にアドレスパルスを供給するY
側ドライバIC、16はY電極31 〜31000にアドレス
パルス以外のパルスを供給するY側ドライバ回路、17
1 〜175 はアドレス電極41 〜4M (図16の4K
含む)にアドレスパルスを供給するアドレスドライバI
C、18はX側ドライバ回路14、Y側ドライバIC1
1 〜154 、Y側ドライバ回路16およびアドレスド
ライバIC171 〜175 を制御する制御回路である。
【0007】また、図18は、図15に示す従来のPD
Pを駆動する従来の方法の第1の例を示す波形図であ
り、いわゆる従来の「線順次駆動・自己消去アドレス方
式」における1駆動サイクルを示している。この例で
は、まず、この1駆動サイクルにおいて表示データを書
き込むべき表示ラインとして選択された表示ライン(以
下、選択ラインという)のY電極がGNDレベルとさ
れ、選択ライン以外の表示ライン(以下、非選択ライン
という)のY電極の電位はVsレベルに保持され、X電
極2に電圧Vwからなる書込みパルス19が印加され、
選択ラインの全セルで放電が行われる。この場合、選択
ラインのX電極・Y電極間の電圧差はVwとなり、非選
択ラインのX電極・Y電極間の電圧差はVw−Vsとな
る。したがって、Vw>Vf(放電開始電圧)>Vw−
Vsと設定することで選択ラインの全セルで放電を起こ
させることができる。
【0008】ここに、放電が進むにつれて、選択ライン
のX電極2上の保護膜11、例えばMgO膜には負の壁
電荷が蓄積され、選択ラインのY電極上のMgO膜には
正の壁電荷が蓄積されるが、これら壁電荷は、放電空間
内の電界を低減させる極性であることから、この放電
は、直ちに収束に向かい、1μS程度で終結する。次
に、X電極2と、選択ラインのY電極とに交互に維持放
電パルス20,21が印加され、蓄積された壁電荷が電
極に印加された電圧に上乗せされ、後述するように、点
灯(発光)させないセルを除き、維持放電が繰り返され
る。
【0009】ここに、点灯させないセルに対しては、最
初に維持放電パルス20aがX電極2に印加され、選択
ラインのX電極2上のMgO膜に正の壁電荷が蓄積さ
れ、選択ラインのY電極上のMgO膜に負の壁電荷が蓄
積された後、選択ラインのY電極に最初に印加される維
持放電パルス21aに同期させて、点灯させないセルに
対応するアドレス電極に正電圧Vaのアドレスパルス
(消去パルス)22が選択的に印加される。
【0010】この場合、選択ラインの全セルに維持放電
が起こるが、特に、アドレス電極に正のアドレスパルス
22を印加されたセルにおいては、アドレス電極とY電
極との間の放電を併発し、Y電極上のMgO膜に正の壁
電荷が過剰に蓄積される。ここに、生成された壁電荷自
身で放電開始電圧を越えるような値に電圧Vaを設定し
ておくと、外部電圧を取り除いた時、すなわち、X電極
およびY電極をVsレベル、アドレス電極をGNDレベ
ルとした時、壁電荷自身の電圧による放電が起こり、こ
れが自己消去放電となり、壁電荷を消滅させる。したが
って、以後、維持放電パルス20,21では維持放電が
起こらない。
【0011】なお、点灯させるセルに対しては、対応す
るアドレス電極に消去パルス(アドレスパルス)22を
印加しないため、自己消去放電が起こらない。このた
め、その後に印加される維持放電パルス20,21によ
り維持放電を繰り返す。なお、23は非選択ラインのY
電極に印加される維持放電パルスである。このようにし
て、選択ラインにおける表示データの書込みが1駆動サ
イクルにおいて行われるが、この例では、かかる書込み
が一表示ラインごとに行われる。図19は、この様子を
示すタイムチャートである。図中、「W」は書込みの駆
動サイクル、「S」は維持放電のみの駆動サイクル、
「s」は前フレーム(フィールド)の維持放電のみの駆
動サイクルである。
【0012】また、図20は、図15に示す従来のPD
Pを駆動する従来の方法の第2の例を示す波形図であ
り、いわゆる従来の「アドレス/維持放電分離型・自己
消去アドレス方式」における1フレーム期間を示してい
る。この例では、1フレームは、全面書込み期間、アド
レス期間および維持放電期間に区分されているが、全面
書込み期間においては、まず、Y電極31 〜31000がG
NDレベルとされ、X電極2に電圧Vwからなる書込み
パルス24が印加され、全表示ラインの全セルで放電が
行われる。続いて、Y電極31 〜31000の電位が電圧V
sに戻されると共に、X電極2に維持放電パルス25が
印加され、全セルで維持放電が行われる。
【0013】次に、アドレス期間になると、表示ライン
1 から順に書込みが行われるが、これは次のようにし
て行われる。まず、Y電極31 にGNDレベルのアドレ
スパルス261 が印加されると共に、アドレス電極41
〜4M 中、維持放電を行わせないセル、すなわち、点灯
させないセルに対応するアドレス電極に電圧Vaのアド
レスパルス27が選択的に印加され、点灯させないセル
の自己消去放電が行われる。これにより、表示ライン7
1 の書込みが終了する。
【0014】以下、表示ライン72 〜71000について
も、順に同様の動作が行われ、全表示ライン71 〜7
1000において新データの書込みが行われる。なお、26
2 ,263 ,……,261000は、Y電極32 ,33 ,…
…,31000に順に印加されるアドレスパルスである。そ
の後、維持放電期間になると、Y電極31 〜31000と、
X電極2とに交互に維持放電パルス28,29が印加さ
れて維持放電が行われ、1フレームの画像表示が行われ
る。なお、かかる「アドレス/維持放電分離型・自己消
去アドレス方式」においては、この維持放電期間の長短
により輝度が決定される。
【0015】そこで、この「アドレス/維持放電分離型
・自己消去アドレス方式」は、スキャンラインが多い場
合やフルカラー表示のために多階調表示を行う場合に利
用されており、例えば、特開平4−195188号公報
に開示されている。さらに具体的には、多階調表示の一
例として16階調表示を行う場合の駆動方法を図21に
示すこととする。この例では、1フレームは、4個のサ
ブフレーム(サブフィールド)SF1,SF2,SF
3,SF4に区分される。
【0016】そして、これらサブフレームSF1,SF
2,SF3,SF4においては、全面書込み期間Tw
1 , Tw2 , Tw3 , Tw4 およびアドレス期間Ta
1 , Ta2 , Ta3 , Ta4 は、それぞれ、同一の長さ
とされ、維持放電(発光)期間Td1 , Td2 , Td
3 , Td4 は、1:2:4:8の長さとされる。したが
って、セルを点灯させるべきサブフレームを選択、組み
合わせることによって16階調表示を行うことができ
る。
【0017】また、図22は、図15に示す従来のPD
Pを駆動する従来の方法の第3の例を示す波形図であ
り、いわゆる従来の「線順次駆動・選択書込みアドレス
方式」における1駆動サイクルを示している。この方法
では、まず、選択ラインのY電極に細幅消去パルス30
が印加され、点灯していたセルの点灯が消去され、その
後、選択ラインのY電極にGNDレベルのアドレスパル
ス(書込みパルス)31が印加され、非選択ラインのY
電極の電位はVsレベルに保持され、点灯を行うべきセ
ルに対応するアドレス電極に電位Vaのアドレスパルス
(書込みパルス)32が印加され、選択されたセルの放
電が行われる。なお、選択書き込みアドレス方式では、
X電極およびY電極に負電源(−Vs)を使用すること
が一般的である。よって、図21中のXおよびY電極の
電位をGNDまたは−Vsに設定することとする。
【0018】次に、X電極と、選択されたY電極とに交
互に維持放電パルス33,34が印加され、これにより
維持放電を繰り返して、表示の書込みが行われる。な
お、35は非選択ラインのY電極に印加される維持放電
パルスである。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ここで、異常放電につ
いて詳説する。本出願人は先に、Y電極とX電極の配列
を工夫して、両電極間の寄生容量に起因する無効電力を
抑制するようにした「表示装置」(特願平4−3234
号平成4年1月10日出願)を提案している。
【0020】これは、図23に示すように、アドレス電
極A1 ,A2 ,……,AM と直交するX電極の間に、2
本のY電極(例えば、Y1 とY2 、Y3 とY4 ,……,
N-1 とYN )を挟み込むようにしたもので、X−Y−
Y−X配列としたものである。これによれば、一般的な
X,Y電極配列(X−Y−X−Y配列)に比べてX電極
とY電極の対向距離を半減でき、寄生容量を抑制して無
効電力を少なくすることができるが、駆動方法によって
は、以下に述べるような不都合を生じることがある。
【0021】図24において、破線で囲んだ範囲は、X
−Y−Y−X配列の1単位に含まれる2つの放電セルの
断面を模式的に表したものである。今、同図の(a)に
示すように、アドレス電極にGND(0V)を、また、
X−Y−Y−X電極にVsを与えた後で、同図の(b)
に示すように、アドレス電極にVaを、また、選択ライ
ンのY電極(Y1 )にGND(選択パルス)を与える
と、Y1 のセル内で放電が発生して正の壁電荷が形成さ
れる。この状態で、図25の(a)に示すように、隣の
Y電極(Y2 )にGND(選択パルス)を与えると、同
図の(b)に示すように、既に書込み放電を行って壁電
荷を形成したY電極(Y1 )のセルとY電極(Y2 )の
セル間で異常放電が発生し、その結果、Y電極(Y1
のセルに負の壁電荷が過剰に蓄積されて、以降の維持放
電が行えなくなるといった不都合を生じる。なお、以上
の説明は書込みアドレス型PDPの場合であるが、消去
アドレス型PDPの場合でも同様である。
【0022】すなわち、図26の(a)に示すように、
アドレス電極とX電極にGNDを与え、また、Y電極に
Vsを与えた後で、同図の(b)に示すように、アドレ
ス電極にVaを、また、選択ラインのY電極(Y1 )に
GND(選択パルス)を与えると、Y電極(Y1 )のセ
ル内で放電が発生して正の壁電荷が形成される。この状
態で、図27の(a)に示すように、隣のY電極
(Y2 )にGND(選択パルス)を与えると、同図の
(b)に示すように、既に書込み放電を行って壁電荷を
形成したY電極(Y1 )のセルとY電極(Y2 )のセル
間で異常放電が発生する。この結果、Y電極(Y1 )の
セルは維持放電が可能な状態となるが、Y電極(Y2
のセルは維持放電が不可能な状態(消去状態)となって
しまう。
【0023】以上はX−Y−Y−X配列を例にとった問
題点の説明であるが、図15に示すような一般的なX−
Y−X−Y配列の場合も類似の問題点が存在する。すな
わち、Y電極の非選択電位が高い場合(180V程
度)、このように高いアドレス電圧の印加等により、ア
ドレス放電の規模が大きくなり、大量の空間電荷が発生
した場合、ある1本のY電極上のセルで壁電荷として蓄
積され、さらに、高いポテンシャルにある次のY電極上
に電子が移動し、電位を低下させ、次のY電極上のセル
のアドレス放電時の印加電圧を拡大する方向に作用す
る。よって、次のY電極を選択した際のアドレス放電は
大規模となり、大量の壁電荷が蓄積される。次に、アド
レス期間が終了し、X電極とY電極との電位差が0Vと
なるタイミングにおいて、壁電荷のみの電圧で再放電を
開始すると、この再放電開始が自己消去放電となり、以
降の維持放電が実行できなくなることがある。また、初
めの維持放電にてアドレス電極とY電極の放電が、X電
極とY電極間の放電を開始する前に実行され、正常な維
持放電に移行できなくなる場合がある。
【0024】本発明は、上記のような書込みミスを回避
し、良好な画像表示を行うことが可能な新規の3電極・
面放電型のAC型PDPを利用した表示パネルの駆動方
法および装置を提供することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の表示パネルの駆動方法は、第1の基板に
第1の電極(例えば、X電極)および第2の電極(例え
ば、Y電極)を表示ラインごとに平行に配置すると共
に、上記第1の基板と対向する第2の基板に第3の電極
を上記第1および第2の電極と直交するように配置し、
かつ、上記第1および第2の電極の一方と上記第3の電
極(例えば、アドレス電極)により選択された少なくと
も1つの表示ラインのセルに対し表示データの書込みを
実行する書込み放電ならびにこの書込み放電を維持する
ための維持放電によるメモリ機能を利用した発光表示を
繰り返し行う交流型のプラズマ・ディスプレイ・パネル
(AC型PDP)からなる表示パネルにおいて、非選択
表示ラインの第2の電極に印加する電圧を、上記維持放
電を行わせる維持放電パルスの電位よりも低くするか、
もしくは上記書込み放電に必要なアドレス電圧と同等と
している。
【0026】好ましくは、本発明の表示パネルの駆動装
置は、第1の基板に第1および第2の電極を表示ライン
ごとに平行に配置すると共に、上記第1の基板と対向す
る第2の基板に第3の電極を上記第1および第2の電極
と直交するように配置し、かつ、上記第1および第2の
電極の一方と上記第3の電極により選択された少なくと
も1つの表示ラインのセルに対し表示データの書込みを
実行する書込み放電ならびにこの書込み放電を維持する
ための維持放電によるメモリ機能を利用した発光表示を
繰り返し行う交流型のプラズマ・ディスプレイ・パネル
からなる表示パネルにおいて、各々の上記第2の電極に
接続し、上記の選択された少なくとも1つの表示ライン
のセルに対応する上記第2の電極に対し上記書込み放電
を行うための書込みパルスを供給する複数の選択回路
と、これらの複数の選択回路に接続し、上記第2の電極
に対し上記維持放電を行うための維持放電パルスを供給
する共通のドライバ回路とを備え、非選択表示ラインの
第2の電極に印加する電圧を、上記維持放電を行わせる
維持放電パルスの電位よりも低くするか、もしくは上記
書込み放電に必要なアドレス電圧と同等としている。
【0027】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置で
は、上記選択回路および上記ドライバ回路が、それぞ
れ、プッシュプル形に接続される一対のスイッチング素
子を備える。
【0028】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置で
は、上記ドライバ回路が、上記選択回路における上記プ
ッシュプル形の一対のスイッチング素子の一方に接続さ
れる。
【0029】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置で
は、上記選択回路における上記プッシュプル形の一対の
スイッチング素子の他方には第1のダイオードが接続さ
れ、非選択表示ラインの第2の電極に印加する電圧は、
上記第1のダイオードを経由して供給される。
【0030】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置で
は、上記選択回路が、上記プッシュプル形の一対のスイ
ッチング素子の一方に並列に接続される第2のダイオー
ドを含み、上記の選択された表示ラインの第2の電極に
印加する維持放電パルスは、上記第2のダイオードを経
由して供給される。
【0031】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置に
係る駆動回路では、第1のプッシュプル形の一対のスイ
ッチング素子を含む選択回路と、第2のプッシュプル形
の一対のスイッチング素子を含み、上記第1のプッシュ
プル形の一対のスイッチング素子の一方に接続されて、
維持放電パルスを上記選択回路に供給するドライバ回路
と、上記第1の第1のプッシュプル形の一対のスイッチ
ング素子の他方に接続され、非選択電圧を上記選択回路
に供給する第1のダイオードとを備える。
【0032】さらに、好ましくは、本発明の駆動装置に
係る駆動回路では、上記選択回路が、上記第1のプッシ
ュプル形の一対のスイッチング素子の他方に並列に接続
される第2のダイオードを含み、上記維持放電パルス
は、上記第2のダイオードを経由して供給される。
【0033】
【作用】上記の非選択電位を低くする効果としては、次
のようなことがいえる。 a)非選択電位と選択電位との電位差は、基本的には、
セルの書込み放電開始電圧のばらつきをカバーする振幅
をもっていればよい。振幅が小さくてよいということ
は、選択から非選択あるいは、非選択から選択に電極の
電位を変化させる際に発生する電極間容量に対する充放
電電流を低く抑えることが可能となる。つまり、消費電
力の低減が図れる。
【0034】b)さらに、本発明の第1および第2のド
ライバ回路(すなわち、Y電極を駆動するためのドライ
バ回路であり、それぞれ、YスキャンドライバおよびY
ドライバとよばれる)の構成のように、第1のドライバ
回路(例えば、Yスキャンドライバ)を構成するLSI
のアース電位(GND)を維持放電パルスの上に乗せて
使用する形態(通称:フローティング方式とよばれる)
において、LSIに必要とされる電圧は、LSIの両端
(電源側とGND側)に印加される選択電圧と非選択電
圧の電位差を満足する値であればよい。よって、選択と
非選択の電位差が小さいということは、LSIの耐圧を
低くすることができるため、安価なLSIを実現すこと
ができる。
【0035】c)かかるX−Y−Y−X配列における異
常放電は、非選択ラインのY電極に印加する電圧を低電
位、例えば、維持放電パルスの電位よりも低くするか若
しくはアドレス電圧と同等とすることにより回避でき
る。隣接Y電極間の放電空間に加えられる実効電圧を放
電開始電圧以下に抑えることができるからである。
【0036】d)X−Y−X−Y配列における問題点
も、X−Y−Y−X配列と同じ方法で解決できる。すな
わち、次のY電極の非選択電位を低くし、電子(負の空
間電荷)が飛来することを防ぐことが効果的である。
【0037】以上のように、非選択のY電極をある適正
な値にすることは、電力や回路コストの面以外に、ミス
アドレスを防止するという重要な効果がある。特に、障
壁が垂直方向にのみ形成した表示パネルにおいては、絶
大な効果を発揮する。さらに、高微細化を行い、X電極
とY電極のピッチが細かくなる場合も有効である。
【0038】
【実施例】以下、図5〜図22を参照しながら、本発明
の駆動方法を実現する回路構成、特に、Y電極の非選択
電位を低くする回路構成を含む実施例を説明することと
する。
【0039】図5〜図22は、本発明の一実施例を示す
図である。この実施例は、維持放電電極をX−Y−Y−
X電極配列とする3電極・面放電AC型PDP(すなわ
ち図23の構成)への適用例であり、かつ、その駆動方
法は、全面点灯、全面消去、さらに書込みアドレスを適
用し、アドレス期間と維持放電期間を分離する駆動シー
ケンスへの適用例である。なお、本実施例の駆動方式
は、維持放電電極をX−Y−X−Y電極配列とする3電
極・面放電AC型PDPに対しても適用可能である。
【0040】図5は本実施例の波形図であり、「書込み
アドレス方式」における1駆動サイクルを示している。
1フレームは、全面書込み消去期間と、アドレス期間
と、維持放電期間とに区分されている。全面書込み消去
期間は、前フレームにおいて、点灯している放電セル
と、点灯していない放電セルとがある場合を考慮し、全
放電セルの状態の均一化、すなわち、全放電セルに壁電
荷が残存していない状態を作り出すための期間、又は、
全放電セルに壁電荷が残存していてもその残存状態を全
放電セルにわたって均一化するための期間である。
【0041】ここで、本実施例の表示パネル駆動の特徴
をよりわかりやすくするために、図1の駆動モデルによ
り本発明の動作原理を説明する。なお、ここでは、AC
型PDPを代表例として説明することとする。また、比
較のために、従来の2電極型PDPの駆動モデルと駆動
波形を図2に示し、従来の3電極・自己消去アドレス型
PDPの駆動モデルと駆動波形を図3に示し、従来の3
電極・選択書込みアドレス型PDPの駆動モデルと駆動
波形を図4に示す。
【0042】図1においては、第1の基板(図1では省
略)に第1の電極(図1ではX電極2)および第2の電
極(図1ではY電極3k )を表示ラインごとに平行に配
置すると共に、第1の基板と対向する第2の基板(図1
では省略)に第3の電極(図1ではアドレス電極4k
を第1および第2の電極と直交するように配置してい
る。さらに、上記第1および第2の電極と上記第3の電
極との間に形成される各セルの放電空間で、メモリ機能
を利用した書込み放電による発光表示が行われる。さら
に、この書込み放電により放電空間に発生する電荷を壁
電荷として電極側に蓄積するために、この放電空間から
アドレス電極4k を隔離するための絶縁層(図1では、
蛍光体12または誘電体層)が設けられ、かつ、上記放
電空間からX電極2およびY電極3k を隔離するための
絶縁層(図1では、保護膜11または誘電体層)が設け
られている。
【0043】ここで、Y電極3k およびアドレス電極4
k によりセルを選択して書込み放電を行う場合、まず第
1段階として、電圧Vwからなる書込みパルスをX電極
2に印加してアース電位(GND電位に相当する:0
V)のY電極3k との間で書込み放電を行わせる。すな
わち、選択された表示ラインの全セルに対し全セル書込
み放電が実行され、アドレス電極4K 側に正電荷(イオ
ン)が蓄積される。第2段階として、電圧Vs(Vs<
Vw)からなる維持放電パルスをY電極3k に印加し、
選択された表示ラインの全セルに対し全セル維持放電を
行わせる。第3段階として、電圧Vs(またはVs以
下)からなる消去パルスをX電極2に印加し、選択され
た表示ラインの全セルに対し全セル消去放電を行わせ
る。すなわち、維持放電パルスを印加しても放電が起こ
らない程度の電位差になるまで維持放電電極側(Y電極
側およびX電極側の放電面)の壁電荷を減少させる。こ
の段階で、Y電極側に負の壁電荷(電子)を残すことが
できれば、次段階の選択書込み放電に有効に作用する。
第4段階として、アドレス電極側の壁電荷を利用して電
圧Vaからなるアドレスパルスをアドレス電極4k に印
加し、セルの選択書込み放電(アドレス放電)を行う。
【0044】すなわち、本実施例では、選択書込み放電
が行われる前までに、選択書込み放電に有効に作用する
壁電荷を、アドレス電極側(蛍光体12または誘電体
層)に蓄積するようにしている。また、選択書込み放電
に関与する維持放電電極側にも、アドレス電極側と逆極
性の電荷を蓄積させれば、選択書込み放電に対しさらに
有効となる。この壁電荷蓄積動作を実現するための手段
として、上記の全セル書込み放電および全セル消去放電
の2つのステップが少なくとも必要となる。
【0045】これに対し、図2に示す従来の2電極型P
DP(例えば、ネオンオレンジのモノクロPDP)の駆
動方法においては、まず第1段階として、全セル書込み
放電を行わせ、次に第2段階として、全セル維持放電を
行わせる。さらに、第3段階として、選択セルに対し細
幅消去パルスを印加して選択消去放電を行う。非選択セ
ル(点灯セル)は、X電極に電圧Vsのキャンセルパル
スを挿入して消去放電を防止する。ここでは、第1段階
の点灯状態で発生する電子やイオンが、放電終了後も残
留空間電荷として比較的長時間残ることを利用してい
る。しかしながら、この場合は、選択消去放電(選択書
込み放電)を行う前に、壁電荷を蓄積する動作は一切な
されていない。
【0046】さらに、図3に示す従来の3電極・自己消
去アドレス型PDPの駆動方法においては、まず第1段
階として、全セル書込み放電を行わせ、次に第2段階と
して、全セル維持放電を行わせる。さらに、第3段階と
して、X電極およびY電極間で維持放電を行わせると同
時に、アドレス電極およびY電極間で選択書込み放電を
行わせる。この選択書込み放電により大量の壁電荷が生
成される。さらに、第4段階として、X電極およびY電
極間の電位差を0にすると、壁電荷のみの電圧で放電を
開始する。この場合は、、X電極およびY電極間の電位
差がないので、放電により発生した空間電荷は、壁電荷
とならずに中和して消滅する。ここに選択消去放電(自
己消去放電)が完了する。ここでも、選択消去放電を行
う前に、壁電荷をアドレス電極側に蓄積する動作は一切
なされていない。
【0047】さらに、図4に示す従来の3電極・選択書
込みアドレス型PDPの駆動方法においては、まず第1
段階として、選択された表示ラインの全セルに対し全セ
ル消去放電を行わせ、壁電荷を確実に消去させる。次
に、第2段階として、アドレス電極側にアドレスパルス
を印加し、セルの選択書込み放電(アドレス放電)を行
う。ここでも、選択書込み放電を行う前に、壁電荷をア
ドレス電極側に蓄積する動作は一切なされていない。
【0048】このように、比較のために例示された図1
〜図4のいずれの従来技術においても、全セル書込み放
電および全セル消去放電を行わせることによって選択書
込み放電に有効な電荷を前もって蓄積するという本実施
例の方法は利用されていない。これに対し、表示データ
の書込みを行う前に、選択された1つの表示ラインの全
セルに対する書込みを行った後、選択された1つの表示
ラインの全セルで消去放電を行わせるようにした場合、
選択された1つの表示ラインの全セルの状態の均一化を
図ることができ、線順次駆動方法において、書込みミス
を回避することができる。
【0049】再び図5に戻ると、ここに、全面書込み消
去期間においては、まず、Y電極Y1 〜YN がGNDレ
ベルとされ、X電極に電圧Vwからなる書込みパルス9
0が印加され、全セルの放電が行われる。続いて、Y電
極Y1 〜YN の電位が電圧Vsに戻されると共に、X電
極に維持放電パルス91が印加され、維持放電が行われ
た後、Y電極Y1 〜YN に細幅消去パルス92が印加さ
れ、消去放電が行われる。このようにして、全面書込み
消去が終了する。
【0050】次に、アドレス期間になると、表示ライン
ごとに順に表示データの書込みが行われるが、これは次
のようにして行われる。まず、Y電極Y1 ,Y2 ,…
…,YN にGNDレベルのアドレスパルス931 ,93
2 ,……,93N が順次に印加されると共に、アドレス
電極A1 〜AM 中、点灯させるべきセルに配されている
アドレス電極に電圧Vaのアドレスパルス94が選択的
に印加され、点灯させるべきセルの放電が行われる。こ
れによって、各表示ラインに対する表示データの書込み
が終了する。そして、維持放電期間では、Y電極Y1
N と、X電極とに交互に維持放電パルス95,96が
印加されて維持放電が行われ、1フレームの画像表示が
行われる。
【0051】ここで、本実施例では、アドレス期間にお
けるY電極Y1 〜YN の印加電圧を、アドレスパルス9
1 〜93N の電位(GND)と、このGNDと電圧V
sのほぼ中間電位Vy(好ましくはVy=Va)とに切
り換える。すなわち、選択ラインのY電極にはGND電
位のアドレスパルスを与える一方、それ以外の非選択ラ
インのY電極には電圧Vyを与える。
【0052】図6は図5の駆動方法(書込みアドレス方
式)の駆動モデルを示す図である。この図において、
(a)は全面書込み全面消去後の状態であり、全てのセ
ルの状態が均一化されている。この状態では、アドレス
電極はGND電位であり、また、X電極と隣り合う2つ
のY電極(Y1 ,Y2 )はVs電位である。(b)はY
1 電極にアドレスパルス931 (GND)を印加してア
ドレス放電をさせた状態である。アドレス電極は電圧V
aであり、また、Y1 電極がGND電位になっている。
この状態では、Y1 電極の上にアドレス放電による正の
壁電荷(電荷量を便宜的にVWY1 とする)が形成されて
いる。(3)は隣り合うY電極(Y2 )にアドレスパル
ス932 (GND)を印加した状態であるが、この状態
では、Y1電極の印加電圧がVy(=Va)であり、Y
1 電極側には正の壁電荷VWY1 が蓄積されているため、
2 電極とアドレス電極の間で書込み放電が起きない状
態では、Y1 電極とY2 電極間の放電空間に加わる実効
電圧は、Va+VWY1 で与えられる(この場合、Y2
極上の壁電荷は少量なので無視することにする)。一般
に、Va+VWY1 <Vf(Vf:放電開始電圧)である
から、隣り合う2つのY電極(Y1 ,Y2 )間の放電空
間における異常放電を回避することができ、Y1 電極側
の壁電荷VWY1 をそのまま保持できるのである。
【0053】また、図7は本実施例の他の波形図であ
り、「消去アドレス方式」における1駆動サイクルを示
している。図5と同様に、1フレームが全面書込み消去
期間、アドレス期間および維持放電期間に区分されてい
る。全面書込み期間(図5の全面書込み消去期間に対応
する)では、まず、Y電極Y1 〜YN がGNDレベルと
され、X電極に電圧Vwからなる書込みパルス97が印
加され、全表示ラインの全セルで放電が行われる。続い
て、Y電極Y1 〜YN の電位が電圧Vsに戻されると共
に、X電極に維持放電パルス98と同レベル(GNDレ
ベル)が印加され、全セルで維持放電が行われる。
【0054】次に、アドレス期間になると、表示ライン
ごとに順に書込みが行われるが、これは次のようにして
行われる。まず、Y電極Y1 ,Y2 ,……,YN に順次
にGNDレベルのアドレスパルス991 ,992 ,…
…,99N が印加されると共に、アドレス電極A1 〜A
M 中、維持放電を行わせないセル、すなわち、点灯させ
ないセルに対応するアドレス電極に電圧Vaのアドレス
パルス100が選択的に印加され、点灯させないセルの
消去放電が行われる。これによって、各表示ラインの書
込みが終了する。そして、維持放電期間では、Y電極Y
1 〜YN と、X電極とに交互に維持放電パルス98,1
01が印加されて維持放電が行われ、1フレームの画像
表示が行われる。
【0055】図8は図7の駆動方法(消去アドレス方
式)の駆動モデルを示す図である。この図において、
(a)は全面書込みによって全てのセルに壁電荷が形成
され、その後維持放電が行われた後の状態である。アド
レス電極はGND電位であり、また、X電極と隣り合う
2つのY電極(Y1 ,Y2 )はVs電位である。(b)
はY1 電極にアドレスパルス991 (GND)を印加し
て消去放電(アドレス放電)をさせた状態である。アド
レス電極は電圧Vaであり、また、Y2 電極もVa電位
になっている。Y1 電極に近い絶縁層の上には放電によ
って正の壁電荷が蓄積される。X電極側には既に正の壁
電荷が蓄積されているため、このアドレス放電によって
X電極とY1 電極の双方の壁電荷が正となり、以後、維
持放電パルスが印加されても維持放電は起こらない。
(c)は隣り合うY2 電極にアドレスパルス992 (G
ND)を印加した状態である。この状態では、Y1 電極
に電圧Vy(=Va)が印加され、Y2 電極にGNDが
印加される。Y1 電極側には正の壁電荷(便宜的にV
WY1 )が蓄積されているが、Y2 電極とアドレス電極の
間で書込み放電が起きない状態では、隣り合う2つのY
電極(Y1 ,Y2 )間の放電空間に加えられる実効電圧
(Va+VWY1 )が放電開始電圧Vfを越えないため、
書込みアドレス方式と同様に、異常放電を回避してY1
電極側の壁電荷をそのまま保持できる。
【0056】図9は、本発明の一実施例を適用するPD
Pのブロック図である。この実施例は、例えば維持放電
電極をX−Y−Y−X電極配列(図9では、X−Y−X
−Y電極配列になっているが、前述のように、本発明の
駆動方式は、いずれの電極配列に対しても適用可能であ
る)とする3電極・面放電AC型PDPへの適用例であ
り、かつ、その駆動方法は、全面点灯、全面消去、さら
に書込みアドレスを適用し、アドレス期間と維持放電期
間を分離する駆動シーケンスへの適用例である。
【0057】この図において、102は制御部であり、
制御部102はフレームメモリFを含む表示データ制御
部102aや、スキャンドライバ制御部102b及び共
通ドライバ制御部102cを含むパネル駆動制御部10
2dを備える。103はアドレスドライバ、104はY
スキャンドライバ、105はYドライバ、106はXド
ライバ、107は表示パネルであり、アドレスドライバ
103は、制御回路102からの表示データA−DAT
Aや転送クロックA−CLOCK、さらに、ラッチクロ
ックA−LATCHに従ってアドレス電極A1 〜AM
順次に選択し電圧Vaを与えるものである。
【0058】また、Yスキャンドライバ104やYドラ
イバ105及びXドライバ106は、制御回路102か
らのスキャンデータY−DATA、YクロックY−CL
OCK、第1YストローブY−STB1、第2Yストロ
ーブY−STB2、Yアップドライブ信号Y−UD、Y
ダウンドライブ信号Y−DD、Xアップドライブ信号X
−UD及びXダウンドライブ信号X−DDに従ってY電
極Y1 〜YN やX電極を所定の電圧(Vs,Va,V
w)で駆動するものである。
【0059】さらに、図9におけるXドライバ106の
詳細な回路図を図10に示す。このXドライバ106
は、比較的高電圧(Vw)の書込みパルスや維持放電パ
ルス(Vs)を供給することができるように、大電力の
スイッチングが可能なトランジスタT5 ,T6 を使用し
ている。基本的には、X電極の電圧をVwまたはVsに
するためのアップドライブ信号X−UDが入力されるト
ランジスタT5 と、X電極の電圧をアース電位(0V)
にするためのダウンドライブ信号X−DDが入力される
トランジスタT6 とが対になる。図10では、トランジ
スタT5 ,T6 は、一対の相補形のMOSトランジスタ
から構成される。例えば、アップドライブ信号X−UD
が供給される側はPチャネルMOSからなり、ダウンド
ライブ信号X−DDが供給される側はNチャネルMOS
からなるが、その逆であってもよい。ここで、例えば、
X電極に電圧Vwの書込みパルスを印加する場合は、ア
ップドライブ信号側のトランジスタT5 の電源電圧を、
アップドライブ信号X−UDのタイミングでもってVw
に切り換える。
【0060】さらにまた、図9におけるアドレスドライ
バ103の詳細な回路ブロック図を図11に示す。ここ
では、アドレスドライバ103は、制御回路402から
の表示データA−DATAや転送クロックA−CLOC
Kに従ってNビット分の表示データを転送するNビット
・シフトレジスタ407と、ラッチクロックA−LAT
CHに従ってアドレス電極A1 〜AM を順次に選択する
Nビット・ラッチ部408と、このNビット・ラッチ部
408からの出力信号に従って選択されたアドレス電極
に高電圧Vaを供給する高圧部409とを備えている。
さらに、高圧部409はNビット分あり、これらN個の
高圧部409の各々は、アンドゲート等からなる論理回
路409aと、一対のトランジスタT7 ,T8 とを有し
ている。この場合、Nビット・ラッチ部408によるラ
ッチ後のデータが“1”であり、かつ、アドレスストロ
ーブA−STBがオンになった場合のみ当該アドレス電
極に電圧Va のアドレスパルス(出力1〜出力N)が出
力される。
【0061】図12は、YスキャンドライバとYドライ
バの構成図であり、その特徴の1つは、Yスキャンドラ
イバをフローティングにした点にある。すなわち、Yス
キャンドライバ104′の2個のトランジスタT1 ′,
2 ′は、阻止ダイオードD3 を介して与えられる電圧
Vy(=Va)と、Yドライバ105′の2個のトラン
ジスタT3 ′,T4 ′から取り出される電圧(Vsまた
はGND)との間に接続されており、選択回路Mi の出
力Oi は、トランジスタT1 ′,T2 ′,T3′及びT
4 ′の選択的なオン/オフによって、GND、Vsまた
はVyの1つの電位に設定される。なお、108はアイ
ソレーション用のフォトカップラ、G11,12はアンド
ゲート、G13 ,14はインバータゲート、G15はオアゲ
ートである。
【0062】図13は図12の動作波形図である。この
図において、信号Y−UDがHレベルのときは、Yドラ
イバ105′のトランジスタT3 ′がオンするために全
てのY電極に電圧Vsが与えられ、また、信号Y−DD
がHレベルのときは、同じくYドライバ105′のトラ
ンジスタT4 ′がオンするために全てのY電極にGND
が与えられる。
【0063】一方、アドレス期間では、Yドライバ10
5′のトランジスタT4 ′がオン状態を継続し、Yスキ
ャンドライバ104′のフローティング電位をグランド
レベルに固定する。この状態で、選択回路M1 ′に設け
られたトランジスタT2 ′をオンさせると、出力O1
GNDレベルとなってそのレベルがY1 電極に与えら
れ、また、トランジスタT1 ′をオンさせると、このト
ランジスタT1 ′を通して電圧VyがY1 電極に与えら
れる。
【0064】すなわち、図14に図12の簡略図を示す
ように、Yドライバ105′のトランジスタT4 ′をオ
ンにしたまま、選択回路Mi ′の2個のトランジスタT
1 ′,T2 ′をオン/オフすることにより、アドレス放
電パルスの形成に必要な電流経路(白抜き矢印参照)を
確保でき、また、選択回路Mi ′のトランジスタT2
をオンにしたまま、Yドライバ105′の2個のトラン
ジスタT3 ′,T4 ′をオン/オフすることにより、維
持放電パルスの形成に必要な電流経路(黒矢印参照)を
確保できる。
【0065】上記のYドライバにおける特徴的な構成を
まとめると、次のようになる。 (1) Y電極毎のプッシュプル回路(トランジスタT
1 (T1 ′)、T2 (T2′))を備えていること。 (2) 全電極を対象としたプッシュプル回路(トランジス
タT3 (T3 ′)、T4 (T4 ′))を備えているこ
と。
【0066】(3) 非選択電位を供給するダイオード(D
3 )を備えていること。 さらに、特徴的な動作をまとめると、次のようになる。 (1) YスキャンドライバおよびYドライバの2つの回路
間の電流経路が1系統であること。 ○Yスキャンドライバを構成するLSIはフローティン
グ形態であること。
【0067】○維持放電時の電流の表示パネルの流し込
みは、プッシュプル回路のローサイドのスイッチング素
子(FET等のトランジスタ)に並列に接続されたダイ
オードを経由すること。 ○維持放電時の電流の表示パネルからの引き込みは、プ
ッシュプル回路のローサイドのスイッチング素子を経由
すること。
【0068】○アドレス放電時のY電極に対する非選択
電位の供給は、ハイサイドのFETに接続されたダイオ
ードを経由すること。 ○アドレス放電時の放電電流は、トランジスタT2 (T
2 ′)からトランジスタT4 (T4 ′)に引き込むこ
と。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の表示パネ
ルの駆動方法によれば、表示データの書込みのために連
続して選択駆動する場合に、非選択表示ラインの第2の
電極に印加する電圧を維持放電パルスの電位よりも低く
するか、もしくはアドレス電圧と同等としているので、
電極ポテンシャルの差による選択表示ラインからの空間
電荷の飛来を防止することができ、書込みミスの発生の
おそれがなくなる。
【0070】また一方で、本発明の表示パネルの駆動装
置によれば、第1に、表示データの書込みのために連続
して選択駆動する場合に、非選択表示ラインの第2の電
極に印加する電圧を維持放電パルスの電位よりも低くす
るか、もしくはアドレス電圧と同等としているので、電
極ポテンシャルの差による選択表示ラインからの空間電
荷の飛来を防止することができ、書込みミスの発生のお
それがなくなる。
【0071】さらに、本発明の表示パネルの駆動装置に
よれば、第2に、YスキャンドライバおよびYドライバ
等をプッシュプル形のスイッチング素子により構成して
いるので、消費電力の低減が図れると共に、ドライバ回
路を小型のLSI等により実現することができる。
【0072】さらに、本発明の表示パネルの駆動装置に
よれば、第3に、YスキャンドライバをYドライバに対
しフローティング形式で接続しているので、ドライバ内
のスイッチング素子の耐圧を低くすることができ、ドラ
イバ回路を小型のLSI等により実現することが可能に
なる。さらに、本発明の表示パネルの駆動装置によれ
ば、第4に、非選択表示ラインの第2の電極に印加する
電圧がダイオードを経由して供給されるので、ドライバ
回路全体の消費電力の低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の駆動のモデルを示す図である。
【図2】2電極型の駆動のモデルおよび駆動波形を示す
図である。
【図3】一般の3電極・自己消去アドレス型の駆動のモ
デルおよび駆動波形を示す図である。
【図4】一般の3電極・選択書込みアドレス型の駆動の
モデルおよび駆動波形を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示す波形図である。
【図6】本発明の一実施例の動作モデル図である。
【図7】本発明の一実施例を示す別の波形図である。
【図8】本発明の一実施例の動作モデル図である。
【図9】本発明の一実施例を適用するPDPのブロック
図である。
【図10】Xドライバの詳細図である。
【図11】アドレスドライバの詳細図である。
【図12】YスキャンドライバとYドライバの構成図で
ある。
【図13】図12の動作波形図である。
【図14】図12の簡略図である。
【図15】従来のPDPの一例を示す概略的平面図であ
る。
【図16】セルの基本構造を示す概略的断端面図であ
る。
【図17】図15に示す従来のPDP及びその周辺回路
を示す図である。
【図18】図15に示すPDPを駆動する従来の方法の
第1の例を示す波形図である。
【図19】選択ラインの選択方法を示すタイムチャート
である。
【図20】図15に示すPDPを駆動する従来の方法の
第2の例を示す波形図である。
【図21】16階調表示を行う場合の方法を説明するた
めの図である。
【図22】図15に示すPDPを駆動する従来の方法の
第3の例を示す波形図である。
【図23】X−Y−Y−X配列のレイアウト図である。
【図24】異常放電を説明するための第1の動作モデル
図である。
【図25】異常放電を説明するための第2の動作モデル
図である。
【図26】異常放電を説明するための第3の動作モデル
図である。
【図27】異常放電を説明するための第4の動作モデル
図である。
【符号の説明】
102…制御回路 103…アドレスドライバ 104…Yスキャンドライバ 105…Yドライバ 106…Xドライバ 108…フォトカップラ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基板に第1の電極および第2の電
    極を表示ラインごとに平行に配置すると共に、前記第1
    の基板と対向する第2の基板に第3の電極を前記第1お
    よび第2の電極と直交するように配置し、かつ、前記第
    1および第2の電極の一方と前記第3の電極により選択
    された少なくとも1つの表示ラインのセルに対し表示デ
    ータの書込みを実行する書込み放電ならびに該書込み放
    電を維持するための維持放電によるメモリ機能を利用し
    た発光表示を繰り返し行う交流型のプラズマ・ディスプ
    レイ・パネルからなる表示パネルにおいて、 非選択表示ラインの第2の電極に印加する電圧を、前記
    維持放電を行わせる維持放電パルスの電位よりも低くす
    るか、もしくは前記書込み放電に必要なアドレス電圧と
    同等とすることを特徴とする表示パネルの駆動方法。
  2. 【請求項2】 第1の基板に第1および第2の電極を表
    示ラインごとに平行に配置すると共に、前記第1の基板
    と対向する第2の基板に第3の電極を前記第1および第
    2の電極と直交するように配置し、かつ、前記第1およ
    び第2の電極の一方と前記第3の電極により選択された
    少なくとも1つの表示ラインのセルに対し表示データの
    書込みを実行する書込み放電ならびに該書込み放電を維
    持するための維持放電によるメモリ機能を利用した発光
    表示を繰り返し行う交流型のプラズマ・ディスプレイ・
    パネルからなる表示パネルにおいて、 各々の前記第2の電極に接続し、前記選択された少なく
    とも1つの表示ラインのセルに対応する前記第2の電極
    に対し前記書込み放電を行うための書込みパルスを供給
    する複数の選択回路と、 前記複数の選択回路に接続し、前記第2の電極に対し前
    記維持放電を行うための維持放電パルスを供給する共通
    のドライバ回路とを備え、 非選択表示ラインの第2の電極に印加する電圧を、前記
    維持放電を行わせる維持放電パルスの電位よりも低くす
    るか、もしくは前記書込み放電に必要なアドレス電圧と
    同等とすることを特徴とする表示パネルの駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記選択回路および前記ドライバ回路
    が、それぞれ、プッシュプル形に接続される一対のスイ
    ッチング素子を備える請求項2記載の駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記ドライバ回路が、前記選択回路にお
    ける前記プッシュプル形の一対のスイッチング素子の一
    方に接続される請求項2記載の駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記選択回路における前記プッシュプル
    形の一対のスイッチング素子の他方には第1のダイオー
    ドが接続され、 前記非選択表示ラインの第2の電極に印加する電圧は、
    該第1のダイオードを経由して供給される請求項3また
    は4記載の駆動装置。
  6. 【請求項6】 前記選択回路が、前記プッシュプル形の
    一対のスイッチング素子の一方に並列に接続される第2
    のダイオードを含み、 前記選択された表示ラインの第2の電極に印加する維持
    放電パルスは、該第2のダイオードを経由して供給され
    る請求項5記載の駆動装置。
  7. 【請求項7】 第1のプッシュプル形の一対のスイッチ
    ング素子を含む選択回路と、 第2のプッシュプル形の一対のスイッチング素子を含
    み、前記第1のプッシュプル形の一対のスイッチング素
    子の一方に接続されて、維持放電パルスを前記選択回路
    に供給するドライバ回路と、 前記第1の第1のプッシュプル形の一対のスイッチング
    素子の他方に接続され、非選択電圧を前記選択回路に供
    給する第1のダイオードとを備えたことを特徴とする駆
    動回路。
  8. 【請求項8】 前記選択回路が、前記第1のプッシュプ
    ル形の一対のスイッチング素子の他方に並列に接続され
    る第2のダイオードを含み、前記維持放電パルスは、該
    第2のダイオードを経由して供給される請求項7記載の
    駆動回路。
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