JPH07325150A - 携帯用電子機器 - Google Patents

携帯用電子機器

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JPH07325150A
JPH07325150A JP6142397A JP14239794A JPH07325150A JP H07325150 A JPH07325150 A JP H07325150A JP 6142397 A JP6142397 A JP 6142397A JP 14239794 A JP14239794 A JP 14239794A JP H07325150 A JPH07325150 A JP H07325150A
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Takeshi Sasaki
健 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 有効領域内外で通常動作モードと特殊動作モ
ードとを自動的に切り替えることができ、有効的に利用
することができるとともに、利用者のみが重要データを
利用できる携帯用電子機器を提供する。 【構成】 コントローラ2は、該当サービスエリアの所
定の領域(電波有効領域)においてのみ有効となる強度
で、アンテナ3を介してトリガー信号が送信されてい
る。利用者がサービスエリアに進入していない場合に
は、上記電波は携帯用電子機器1のアンテナ5によって
受信されない。この場合には、スイッチ22の操作に応
じて、現在時刻表示モード、データベースモードなどの
通常動作モードが実行される。一方、利用者がサービス
エリアに進入すると、トリガー信号が携帯用電子機器1
のアンテナ5によって受信される。この結果、動作モー
ドが通常動作モードから特殊動作モードに自動的に切り
替えられ、サービスエリアにおいて、キャッシュレスに
よる特定のサービスを受けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個体識別機能などを備
える携帯用電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯用電子機器として、放牧
された家畜を集める際の個体識別、カフェテリアの自動
レジや、食器や食器トレーの洗浄消毒後の格納時の自動
識別システム、あるいはスキー場等のレジャー施設にお
ける利用者の識別システムなど、大量に移動する個体を
非接触で識別する個体識別装置が知られている。この個
体識別装置では、識別しようとする物、利用者に分類用
の識別標識を付帯させ、該識別標識からのIDコードを
読取るようになっている。識別標識は、それぞれに固有
のIDコードを記憶する記憶装置や、質問装置(また
は、識別装置)が送信する電波に反応して、上記記憶装
置に記憶されたIDコードを出力する発振部等からな
る。最近では、記憶装置にFRAM(強誘電メモリ)を
使用することにより電源を必要としないものも提供され
ている。
【0003】上記システムにおいては、識別標識を備え
た物、あるいは識別標識を携帯する利用者が、質問装置
が送信する電波の有効領域内に入ると、識別標識の各々
が異なるIDコード情報を含む電波を出力する。質問装
置は、該IDコード情報を含む電波を受信することによ
って、各々の個体を識別する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の携帯
用電子機器である個体識別装置では、単に、質問装置が
放射する電波の有効領域においてのみ動作する機能を有
するだけで、それ以外の場所では動作することがない。
言い換えると、従来の個体識別装置は、識別機能のみを
有するだけで、それ以外の機能を備えておらず、電波の
有効領域以外では有効に利用できないという欠点があっ
た。
【0005】そこで、有効領域以外でも、種々の機能を
利用できる個体識別装置を提供することが望まれる。有
効領域以外でも利用できる機能としては、例えば時刻表
示、タイマ、またはアラームなどの時計機能や、予め支
払った金額を記憶し、利用したサービスに対して自動的
に料金を支払うプリペイ(あるいはキャッシュレス)機
能等が考えられる。
【0006】しかしながら、従来の携帯用電子機器にお
いては、所定の有効領域で動作する個体識別機能に加
え、有効領域以外で動作する例えば時計機能、さらには
プリペイ機能等を備えたものはない。特に、プリペイ機
能など、金銭に関わる機能を備える場合には、一部のデ
ータに対して利用者のみが使用できるように、セキュリ
ティの面から機密保持機能を有することが望ましい。こ
れまで、上述した全ての機能を有する携帯用電子機器は
提供されていなかったため、利用範囲が限定されるとい
う欠点があった。
【0007】そこで本発明は、有効領域以外では通常動
作モードで動作し、所定の有効領域内では特殊動作モー
ドに自動的に切り替えることができ、有効的に利用する
ことができるとともに、重要データを利用者のみが利用
できる携帯用電子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による携帯用電子機器は、所定の有効
領域内に送信された信号を受信する受信手段と、前記受
信手段によって前記信号が受信されると、当該機器の動
作モードを通常動作モードから受信する信号を利用する
特殊動作モードに自動的に切り替える制御手段とを具備
することを特徴とする。
【0009】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、前記受信手段によって受信された信号
のうちトリガー信号を検出する検出手段を備え、前記制
御手段は前記検出手段の出力信号によって当該機器の動
作モードを通常動作モードから受信する信号を利用する
特殊動作モードに自動的に切り替えるようにしてもよ
い。
【0010】例えば請求項3記載のように、前記制御手
段は前記特殊動作モードの動作完了あるいは前記所定の
有効領域内への送信が終了すると前記特殊動作モードか
ら前記通常動作モードに自動的に切り替えるようにして
もよい。例えば請求項4記載のように、前記制御手段
は、前記所定の有効領域内に送信された信号が受信され
ない場合には前記通常動作モード以外の動作モードには
切り替えないようにしてもよい。
【0011】また、請求項5記載のように、任意の暗唱
番号が設定される暗唱番号設定手段を備え、前記制御手
段は入力される番号と前記暗唱番号とが一致しない場合
には一部データを利用できないようにしてもよい。ま
た、請求項6記載のように、前記通常動作モードおよび
前記特殊動作モードそれぞれで利用されるデータを表示
する表示手段を備えるようにしてもよい。
【0012】
【作用】本発明では、受信手段によって所定の有効領域
内に送信された信号が受信されると、制御手段により、
当該機器の動作モードが通常動作モードから、以後受信
する信号を利用する特殊動作モードに自動的に切り替え
られる。したがって、有効領域以外では通常動作モード
で動作し、所定の有効領域内では自動的に特殊動作モー
ドで動作するので、有効的に利用することができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の一実施例における携帯用電
子機器の構成を示すブロック図である。図において、1
は、携帯できるよう小型の筐体からなる携帯用電子機器
本体である。2は、携帯用電子機器1に外部からデータ
を送信するとともに、同携帯用電子機器1から出力され
る情報データを受信するコントローラである。該コント
ローラ2は、アンテナ3を備えており、該アンテナ3を
介して、トリガー信号を所定の周波数の搬送波に重畳さ
せて電波として送信するとともに、携帯用電子機器1か
らの情報データ(電波)を受信する。また、コントロー
ラ2には、図示しないホストコンピュータとの間でデー
タを授受している。なお、図示のACは、コントローラ
2を駆動するための交流電源である。
【0014】次に、携帯用電子機器1の構成について説
明する。5は携帯用電子機器1に内蔵されたアンテナで
あり、該アンテナ5は、上記コントローラ2から出力さ
れた電波を受信するとともに、携帯用電子機器1からI
D情報や、その他の情報データを電波として送信する。
7は整流回路であり、上記アンテナ5により受信された
信号を整流し、直流電圧として出力する。8は充電装置
であり、上記直流電圧を充電し、当該携帯用電子機器を
駆動するための電源として用いられる。
【0015】次に、9はセンス回路であり、上記整流回
路7の出力である直流電圧を検出する。すなわち、セン
ス回路9は、当該携帯用電子機器1がコントローラ2に
よる電波有効領域内に進入したことを検出し、これを検
出出力信号として制御装置12へ知らせる。10は液晶
表示部(以下、LCDという)であり、制御装置12か
らのデータを適宜表示する。制御装置12は、センス回
路9からの検出出力信号が供給されていない場合、すな
わち電波有効領域外にある場合には、例えば現在時刻表
示モードなどの動作モード(通常動作モード)として装
置全体を制御する一方、センス回路9からの検出出力信
号が供給された場合、すなわち電波有効領域内に進入し
た場合には、各種サービスを受ける動作モード(特殊動
作モード)に切り換える準備を行う。なお、当該携帯用
電子機器における動作モードについての詳細は後述す
る。
【0016】次に、13は、復調器であり、アンテナ5
により受信された信号を復調することによって、受信信
号から情報コードを取り出す。また、14はSP/PS
変換器であり、復調器13から供給されるシリアルデー
タ(情報コード)をパラレルデータに変換して制御装置
12へ供給する一方、制御装置12から供給されるパラ
レルデータをシリアルデータに変換して変調器16へ供
給する。変調器16は上記シリアルデータを変調しアン
テナ5へ供給する。
【0017】次に、18は、各種のデータを記憶するメ
モリであり、特に本実施例では、プリペイ機能における
残高額を記憶するために用いられている。19はスピー
カであり、制御装置12から供給されるデータに従っ
て、アラーム音や、モード切り換え時の音を発音する。
20は発振器であり、当該装置の動作を規定するための
クロックを発生し、制御装置12へ供給する。
【0018】次に、22は、当該携帯用電子機器1の動
作モードを選択するためのスイッチであり、その操作部
は当該装置の筐体外部へ突出するよう設けられている。
本実施例では、通常動作モードとして、現在時刻モー
ド、DB(データバンク)モード、ST(ストップウオ
ッチ)モード、TR(タイマ)モード、アラーム設定モ
ード、および特殊動作モード(以下、IDモードとい
う)を用意してあり、上記モードセレクトスイッチ22
が押下される度に、上記モードを巡回させながら切り替
え表示するようになっている。しかしながら、IDモー
ドにおいて、キャッシュレスの残額や、クレジット番号
/信販名、ID番号/名前等の内容は、セキュリティの
面からスイッチS2を操作してもLCD10に表示され
ず、コントローラ2の指示によってのみ表示されるよう
になっている。LCD10に表示されているモードが現
在の動作モードとなる。また、23,24,25は、各
動作モードにおいて、データ入力や、各種設定等に用い
られるスイッチである。
【0019】上述したモードにおいて、IDモード以外
のものは、施設の使用、不使用に拘らず、如何なる場所
においても利用できる機能であり、特に、現時刻モード
は、他の機能が使用されていないときに、優先的にLC
D10に表示される。
【0020】また、上記IDモードとしては、キャッシ
ュレス利用明細モード、利用度数モード、会員期限モー
ド、入場回数モードがある。キャッシュレス額モードで
は、キャッシュレスとして利用者が現在使える金額/残
金が表示される。使用/利用度数モードでは、例えば回
数券等の利用の残回数が表示され、入場回数モードで
は、例えば利用した施設に何回来ているかを示す回数が
表示される。このIDモードは、特に個体識別機能を有
する施設、例えばスキー場や各種レジャー施設などにお
いて用いられる機能である。
【0021】次に、図2は上述した携帯用電子機器の外
観を示す正面図である。図において、携帯用電子機器1
は、腕時計に適用されており、その正面に上記LCD1
0が配設され、その周囲に上記スイッチ22〜25が配
設されている。すなわち、外観上は、通常の時計と全く
同一であり、携帯性、操作性、視認性に優れるものであ
る。
【0022】また、図3は本実施例における動作モード
と、これに対応するIDコードを示す表図である。図に
おいて、現在時刻モード、DBモード、STモードは、
通常動作モード、すなわちコントローラ2の電波有効領
域内外に拘らず動作可能な動作モードであるため、ID
コードが割り当てられていない。ID番号(会員番号)
/名前モードに対しては「01」のIDコードが割り当
てられており、以下、キャッシュレス額モードには「0
2」、キャッシュレス利用明細モードには「03」、使
用/利用度数モードには「04」、会員期限モードには
「06」、入場回数モードには「08」、クレッジット
番号/信販名モードには「09」が割り当てられてい
る。これらIDコードは、コントローラ2との間でのデ
ータ授受において、双方の装置でのデータの識別に用い
られる。
【0023】次に、上述した実施例の携帯用電子機器の
動作を説明する。図4は同実施例の一動作例を示すフロ
ーチャートである。なお、携帯用電子機器1は、利用者
が施設利用にあたって予め購入もしくは貸し出され、腕
等に装着される。このとき、利用者は、施設においてキ
ャッシュレスサービスを受けるために、例えば、予め利
用限度金額を支払うか、後日引き落とされるクレジット
カード等の番号、信販名等を告知する必要がある。そし
て、携帯用電子機器1が利用者に手渡される際に、利用
限度金額や、クレジット番号、信販名等が該携帯用電子
機器1のメモリ18に記憶される。また、コントローラ
2は、所定の施設に配設されているものとする。なお、
同一施設において、飲食、物品の購入、施設機器の利用
など各種サービスが設けられている場合には、各サービ
スエリア毎に、上記コントローラ2を設ける。
【0024】まず、ステップS10において、スイッチ
22が操作されたか否かを判断する。そして、スイッチ
22が操作された場合には、ステップS10における判
断結果は「YES」となりステップS12へ進む。ステ
ップS12では、動作モード切り替えを行う。そして、
ステップS14へ進み、ステップS12において切り替
えられた動作モードに対応した処理を実行する。このと
きの動作モードは、IDモード以外のモードであり、現
在時刻表示モード、DBモード、STモード、TRモー
ド、あるいはアラーム設定モードのいずれかである。な
お、初期の動作モードとしては、現在時刻表示モードに
なっており、図5(a)に示すように、現在の時刻がL
CD10に表示されている。
【0025】一方、スイッチ22が操作されていない場
合には、ステップS10における判断結果は「NO」と
なり、ステップS12のモード切り替え処理を実行せず
に、ステップS14へ進む。したがって、この場合には
それまでの動作モードが継続される。
【0026】次に、ステップS16へ進み、センス回路
9から検出出力信号が供給されているか否かを判断す
る。すなわち、利用者が携帯用電子機器1を携帯した上
で、施設に設けられたサービスを受けるために、サービ
スエリアに進入したか否かを判断する。サービスエリア
においては、コントローラ2によって、アンテナ3を介
してトリガー信号が送信されている。この電波は、該当
サービスエリアの所定の領域(電波有効領域)において
のみ有効となる強度で送信されている。したがって、利
用者がサービスエリアに進入していない場合には、上記
電波は携帯用電子機器1のアンテナ5によって受信され
ない。この場合、ステップS16における判断結果は
「NO」となり、ステップS10へ戻る。以下、携帯用
電子機器1がトリガー信号を受信しない限りは、ステッ
プS10〜ステップ16が繰り返し実行される。
【0027】一方、利用者がサービスエリアに進入する
と、該サービスエリアに設置されたコントローラ2から
送信されたトリガー信号が携帯用電子機器1のアンテナ
5によって受信される。該トリガー信号は、整流回路7
で整流され、充電装置8に充電されるとともに、センス
回路9によって検出される。センス回路9は、トリガー
信号を検出することにより、検出出力信号を制御装置1
2へ供給する。この結果、ステップS16における判断
結果が「YES」となり、ステップS18へ進む。ステ
ップS18では、以下に述べるIDモードが実行され
る。
【0028】例えば、コントローラ2がIDコードとし
て「02」を送信すると、該IDコードは携帯用電子機
器1のアンテナ5によって受信され、復調器13によっ
て復調される。そして、SP/PS変換器14によって
パラレルデータに変換された後、制御装置12へ供給さ
れる。この場合、「02」のIDコードは、図3に示す
ように、キャッシュレス金額モードである。そこで、制
御装置12は、メモリ18に記憶されているキャッシュ
レス額を読み出し、LCD10に表示する。例えば残高
が3200円であれば、図5(b)に示すように、現在
時刻に代えて残高が表示される。
【0029】次に、データとしての3200円は、制御
装置12からSP/PS変換器14に供給され、シリア
ルデータに変換された後、変調器16を介してアンテナ
5より送信され、コントローラ2に受信される。ここ
で、例えば利用者が500円の買い物を行ったとする
と、コントローラ2では、上記3200円より利用金額
である500円を減算した金額を携帯用電子機器1へ送
信する。携帯用電子機器1では、受信した金額を新たな
残高としてメモリ18に記憶するとともに、図5(c)
に示すように、LCD10に表示する。
【0030】次いで、コントローラ2は、IDコードと
して「03」を送信する。携帯用電子機器1は、上記I
Dコードを受信することにより、キャッシュレス明細モ
ードになる。さらに、コントローラ2は、上記利用金額
の明細として「飲食代500」を送信する。携帯用電子
機器1では、上記「飲食代500」なるデータを、制御
装置12を介してメモリ18に記憶するとともに、LC
D10に「インショク500」と表示する。
【0031】一連の動作が完了し、次のIDコードの受
信待ち時間を越えると、制御装置12は、発振器20の
クロックをダウンカウントする。そして、図4に示すス
テップS20において、上記カウント値が「0」に達し
たか否かを判断する。カウント値が「0」でなければ、
ステップS20における判断結果は「NO」となり、ス
テップS18へ戻る。
【0032】一方、カウント値が「0」に達した場合に
は、ステップS20における判断結果は「YES」とな
り、ステップS10へ戻る。以下、ステップS10以降
において、通常動作モードとなる。この動作モードで
は、スイッチ22が操作される度に、ステップS12に
おいて動作モードが切り替えられ、ステップS14にお
いて該当動作モードが実行される。
【0033】なお、IDモードが実行されている際に
は、コントローラ2の指示以外では、スイッチ22〜2
5は操作無効状態(NOP状態)となる。また、キャッ
シュレス利用明細モード、利用度数モード、会員期限モ
ード、入場回数モードは、IDモード以外の動作モード
においても、スイッチ22の操作によってLCD10に
表示できるようになっている。しかしながら、キャッシ
ュレスの残高や、クレジット番号/信販名、ID番号/
名前等の内容は、セキュリティの面からスイッチ22を
操作しても、LCDに表示されず、コントローラ2の指
示によってのみ表示されるようになっている。
【0034】次に、本発明の変形例について説明する。
該変形例は、上述したキャッシュレスの残高や、クレジ
ット番号/信販名、ID番号/名前等の重要データを携
帯用電子機器1側での操作によって表示できるようにし
たものである。なお、ハードウエアの構成は図1に示す
ものと同一であるので説明を省略する。また、図6は本
変形例の動作を説明するためのフローチャートである。
なお、図において、ステップS50、S52について
は、前述した図4に示すステップS10、S12と同じ
であるので説明を省略する。本変形例が前述した実施例
と異なる点は、ステップS54に、スイッチ22の操作
によって実行されるパスワード設定モードが追加されて
おり、該パスワード設定モードでは、利用者に数桁の任
意のパスワード(暗唱番号)を入力させ、これをメモリ
に記憶する。一度、パスワードが入力されると、セキュ
リティの面から、パスワード設定モードは実行されなく
なり、携帯用電子機器1側では再設定ができなくなる。
【0035】また、通常の動作モードにおいて、ステッ
プS56でパスワードが入力されたか否かを判断する。
パスワードが入力されない場合には、ステップS56に
おける判断結果は「NO」となり、ステップS62へ進
む。一方、パスワードが入力されると、ステップS56
における判断結果は「YES」となり、ステップS58
へ進む。ステップS58では、入力されたパスワードが
メモリ18に記憶されたパスワードに一致するか否かを
判断する。そして、パスワードが一致しない場合には、
ステップS58における判断結果は「NO」となり、ス
テップS62へ進む。なお、このとき、LCD10にパ
スワードが不一致である旨を表示するようにしてもよ
い。
【0036】一方、パスワードが一致した場合には、ス
テップS58における判断結果は「YES」となり、ス
テップS60へ進む。ステップS60では、スイッチ2
2〜24の操作に応じて、メモリ18からキャッシュレ
スの残高や、クレジット番号/信販名、ID番号/名前
等の重要データを読みだし、LCD10に表示させる。
次に、ステップS62以降へ進み、前述したステップS
16以降と同じ処理を実行する。
【0037】このように、上述した変形例は、前述した
実施例の機能に加え、コントローラ2の制御だけでな
く、携帯用電子機器1側においても、予め設定したパス
ワードと、入力したパスワードが合致した場合に、重要
データを表示できるようにしたものである。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、受信手段によって所定
の有効領域内に送信された信号が受信されると、制御手
段により、当該機器の動作モードが通常動作モードから
受信する信号を利用する特殊動作モードに自動的に切り
替えるようにしたので、有効領域以外では通常動作モー
ドで動作し、所定の有効領域内では特殊動作モードに自
動的に切り替えることができ、有効的に利用することが
できる。また、任意の暗唱番号が設定される暗唱番号設
定手段を備え、入力される番号と前記暗唱番号とが一致
しない場合には、一部データを利用できないようにする
ので、重要データは利用者しか使用できないように設定
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による携帯用電子機器の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の携帯用電子機器の外観を示す正面図であ
る。
【図3】同実施例の動作モードとIDコードとの対応を
示す図である。
【図4】同実施例の動作を示すフローチャートである。
【図5】同実施例の表示部(LCD)の一表示例を示す
模式図である。
【図6】同実施例の別の動作例を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
5 アンテナ 7 整流回路 8 充電装置 9 センス回路 10 LCD 12 制御装置 13 復調器 14 SP/PS変換器 16 変調器 18 メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の有効領域内に送信された信号を受
    信する受信手段と、 前記受信手段によって前記信号が受信されると、当該機
    器の動作モードを通常動作モードから受信する信号を利
    用する特殊動作モードに自動的に切り替える制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯用電子機器。
  2. 【請求項2】 前記受信手段によって受信された信号の
    うちトリガー信号を検出する検出手段を備え、 前記制御手段は前記検出手段の出力信号によって当該機
    器の動作モードを通常動作モードから受信する信号を利
    用する特殊動作モードに自動的に切り替えることを特徴
    とする請求項1記載の携帯用電子機器。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記特殊動作モードの動
    作完了あるいは前記所定の有効領域内への送信が終了す
    ると前記特殊動作モードから前記通常動作モードに自動
    的に切り替えることを特徴とする請求項1記載の携帯用
    電子機器。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記所定の有効領域内
    に送信された信号が受信されない場合には前記通常動作
    モード以外の動作モードには切り替えないことを特徴と
    する請求項1ないし3記載の携帯用電子機器。
  5. 【請求項5】 任意の暗唱番号が設定される暗唱番号設
    定手段を備え、 前記制御手段は入力される番号と前記暗唱番号とが一致
    しない場合には一部データを利用できないようにするこ
    とを特徴とする請求項1記載の携帯用電子機器。
  6. 【請求項6】 前記通常動作モードおよび前記特殊動作
    モードそれぞれで利用されるデータを表示する表示手段
    を備えることを特徴とする請求項1ないし5記載の携帯
    用電子機器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007128317A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Denso Wave Inc 携帯型情報読取端末

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