JP3382521B2 - テレビ課金装置 - Google Patents

テレビ課金装置

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JP3382521B2 JP28316097A JP28316097A JP3382521B2 JP 3382521 B2 JP3382521 B2 JP 3382521B2 JP 28316097 A JP28316097 A JP 28316097A JP 28316097 A JP28316097 A JP 28316097A JP 3382521 B2 JP3382521 B2 JP 3382521B2
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、病院に入院して
いる患者等の利用者のためのレンタルテレビ等における
課金装置に関するものである。 【0002】 【従来の技術】病院に入院している患者等の利用者のた
めに病室等で貸し出されるレンタルテレビ受像機のレン
タル料は硬貨投入方式やプリペイドカードにより支払わ
れる方式が取られてきた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 (1)レンタルテレビの使用料を硬貨を投入して支払う
方式の場合には、これらのテレビ受像機を利用する利用
者は硬貨を持っておかなければならず、硬貨を持ってい
ない場合にはテレビが見られないという不便があった。
又入院患者がいつも現金を持ち歩いていることにより、
現金の紛失等によるトラブルも起きていた。 (2)そのためにプリペイドカードを用いてプリペイド
カードをテレビ受像機に差し込むことによりテレビを見
ることができるようになり、現金を持ち歩く必要がなく
なったが、プリペイドカードも紛失する恐れがあり、紛
失したものを他人が勝手に使用したり、精算機で残度数
分を現金化したりすることができるという不都合があっ
た。 【0004】本発明は従来あった硬貨投入方式やプリペ
イドカード方式の欠点に鑑みて創案されたものであり、
紛失によるトラブルも少なく、再利用できるとともに、
残高が残っている場合にはそれを精算できるものであ
り、しかも非接触型ICデータキャリアを用いるから、
テレビ受像機の課金装置にデータキャリアを接近させる
だけで課金装置が働いて、テレビ受像機の課金が可能と
なるものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のテレビ課
金装置は、テレビ受像機本体と課金装置とからなるテレ
ビ課金装置であって、前記課金装置は、非接触型ICデ
ータキャリアに記憶されたデータキャリア符号、ID番
号及び残度数データを読み出す読出手段と、前記読出手
段により前記残度数データが読み出され、その残度数デ
ータが零以上の場合に前記テレビ受像機の電源を投入す
る電源作動手段と、前記テレビ受像機の前記各チャンネ
ル毎に単位時間あたりの度数データ、又は単位度数あた
り利用時間データを記憶するための記憶手段と、前記テ
レビ受像機の各チャンネル毎の利用時間を計測するタイ
マーと、前記タイマーで計測された各チャンネル毎の利
用時間と前記記憶手段に記憶された各チャンネル毎の単
位時間あたりの度数データ、又は単位度数あたり利用時
間データとから所定時間毎に残度数を算出する演算手段
と、前記演算手段により算出された残度数を前記非接触
型ICデータキャリアに送信して前記非接触型ICデー
タキャリアに記憶された残度数を書き換える書込手段と
を具備し、前記読出手段に前記非接触型ICデータキャ
リアを接近させると、前記テレビ受像機の電源が投入さ
れ、残度数がなくなるまでテレビの各チャンネルの設定
料金に応じてテレビを視聴することができるテレビ課金
装置において、前記データキャリア符号が所定の値のと
きに、前記ID番号を記憶する前記記憶手段と、前記デ
ータキャリア符号が前記所定の値のときに、前記非接触
型ICデータキャリアに記憶された前記データキャリア
符号を前記所定の値以外の値に書き換える前記書込手段
と、前記データキャリア符号が前記所定の値以外の場合
に前記非接触型ICデータキャリアに記憶された前記I
D番号と、前記記憶手段に記憶されたID番号とを比較
して両者が不一致の場合にはテレビ受像機の電源を投入
しない制御を行うID番号照合手段とを具備することを
特徴とするものである。 【0006】 【0007】非接触型ICデータキャリアは専用の販売
機で販売されるもので、カード状のものの他、時計とか
指輪の形をしたもの等、その制御部内に不揮発生メモリ
(EE−PROM)を使用し、そのEE−PR0MにI
D番号と残度数(テレビ利用度数データ)が記憶されて
いる。非接触型ICデータキャリア自体は電池等の電源
を持たず、リーダ側の電磁誘導によって電力を得て、電
気回路を作動させるようになっている。このテレビ課金
装置は通常放送(NHK、民放)、衛星放送、ケーブル
テレビ等の放送に対して、それぞれのチャンネルに応じ
た度数の減算率を設定できるようになっているのが特徴
の一つであるが、さらにその設定手段として、このテレ
ビ課金装置専用赤外線リモコンを用い、予め事務所等で
専用リモコンに設定内容を登録(メモリ)しておき、各
テレビ課金装置に対して専用リモコンのワンタッチのボ
タン一つの操作でチャンネル毎の減算度数が設定できる
のも特徴である。又、各テレビ課金装置に対し一斉に設
定内容を登録(メモリ)することもできる。 【0008】当テレビ課金装置に用いる非接触型ICデ
ータキャリアは、接触型カードに比べ磨耗する部分がな
いため度数書き込み機を用い何回でも再利用ができる。
また、このデータキャリアは無電池型であり、当テレビ
課金装置専用データキャリア販売機で購入するが、この
販売機はデータキャリアを発行すると同時にそのデータ
キャリア専用のID番号シールも発行する。利用者はI
D番号シールを別に保管しておき、データキャリアを紛
失又は盗難されたときにはそのID番号を課金装置やデ
ータキャリア精算機に登録(指定)することで不正利用
されないようにできる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明にかかるテレビの課金装置
及び課金システムの一実施例について以下に説明する。
以下の説明では病院内に設置されているテレビ課金装置
及び課金システムについて説明するが、本発明は病院以
外の場所に設置されたテレビの課金装置、及び課金シス
テムについても適用されるのはいうまでもない。この課
金装置は非接触型ICカード200を課金装置300に
接近させてテレビを視聴するものである。課金装置30
0がテレビ受像機100と分離されたタイプのもの(図
2)とテレビ受像機100に内蔵されたタイプのものと
がある(図3)。 【0010】本実施例の構成の概略を図1にブロック図
で示す。これらの図を基に非接触型ICカードを用いた
テレビ課金システムについて説明する。図2、図3に示
すように、課金装置300の非接触型カード受け303
に、非接触型カード200を入れて、アンテナコイル3
04、送受信回路305及び起電力発信回路307から
なるリーダライタ(読出書込装置)に接近させると、非
接触型ICカードに記憶されているデータが課金装置3
00に読み出され、残度数がある場合にはテレビ受像機
100の電源が入って、好みのチャンネルの映像をみる
ことができ、視聴したチャンネルの料金体系に応じて、
所定の利用時間毎に非接触ICカード200のEE−P
ROMの残度数が書き換えられるようになっている。 【0011】(非接触型ICカード)非接触型ICカー
ド200には、業者番号、カード符号、ID番号、料
金、残度数等のデータがEE−PROMに記憶されてお
り、このEE−PROMは不揮発性メモリであるので、
電源がなくても半永久的にデータは保持される(図4参
照)。この非接触型ICカードは専用の販売機で販売さ
れるので、それを取り扱う業者や販売機を区別するため
に業者番号が必要である。カード符号は販売機で販売さ
れるときには例えば「1」となっているが、一度課金装
置に接近させてテレビを利用すると、「1」以外の数値
となり、後述するようにカードの不正利用を防止するた
めに必要なものである。ID番号はそのカードに固有の
番号であり、カード販売機は非接触型ICカードを発行
すると同時にそのカードのID番号シールも発行する。
利用者はID番号シールを別に保管しておき、カードを
紛失又は盗難されたときにはそのID番号を課金装置や
カード精算機に登録(指定)することで不正利用されな
いようにできる。残度数はカードを専用の販売機で購入
したときには、その料金に応じた利用度数が記憶されて
おり、課金装置付テレビを利用する度にその度数が減少
して行く。 【0012】なお非接触型ICカードのリーダ/ライタ
302は微弱な電波で動作するので、人体には無害で電
波法による届け出は不要である。ただ病院内でこのリー
ダ/ライタ302を用いると、用いられる電磁波によっ
て病院内にいる患者のペースメーカーに誘導等を生じさ
せるようなことがあるので、できるだけ弱い電力の電磁
波を用いることとして、非接触型ICカードといって
も、そのカードとリーダ/ライタの距離は非常に近い位
置にあるものを使わなければならない。 【0013】(度数の減算率の設定)現在のテレビ放映
は通常チャンネル(NHK、民放)、衛星放送、ケーブ
ルテレビ等があり、それぞれで料金体系が違うので、そ
のチャンネルにあった料金で度数が減少するようにして
おく必要がある。そのために課金装置300内部の記憶
装置に、各チャンネル毎にその料金体系に合わせた度数
の減算率(単位時間あたりの利用度数、あるいは単位度
数あたりの利用時間)を設定しておくのであるが、これ
にはプリセット用リモコンで設定する方法、プリセ
ット用システムカードから設定する方法、及び各テレ
ビ課金装置とホストコンピュータとをオンラインで接続
し、ホストコンピュータから設定する方法がある。 【0014】プリセット用赤外線リモコン20によっ
てテレビチャンネルごとの料金設定を行うには、次のよ
うにする。すなわちテレビの課金を行う事務所に備えら
れたプリセット用赤外線リモコン20によって課金装置
300の内部の記憶装置にチャンネル毎の度数の減算率
をあらかじめ設定しておくのである。そしてこのプリセ
ット用赤外線リモコン20を操作することにより病院内
の全てのテレビ受像機の各チャンネルにおける異なった
料金設定を行うのである。つまりAチャンネルであれば
1度数で1分間の視聴できるのに、Bチャンネルであれ
ば1度数で30秒しか視聴できないというようにチャン
ネルによって単度数あたりの利用時間のデータを入力し
ておき、それによって各チャンネル毎の料金体系にあっ
た課金ができるようにするのである。このようにプリセ
ットリモコン20は各チャンネルの課金の基となるデー
タを設定するものであるので、不正に使用されないよう
厳重に管理されるようになっている。より具体的に説明
すると次のようになる。プリセット用赤外線リモコン2
0にはチャンネル毎に利用時間データが入力されてい
る。このリモコン20でチャンネルを設定して操作する
と、課金装置300内に内蔵されている赤外線受光器で
そのリモコンのデータ(チャンネルとそのチャンネルの
利用時間データ)を受けてそれをチャンネル認識器31
2に送る。チャンネル認識器312ではリモコン20か
ら受けたチャンネル毎の利用時間データを専用コードに
変換してROM315に記憶されているプログラムソフ
トによりCPU314を介して設定用メモリ、EE−P
ROM310に各チャンネル毎の利用時間データが度数
の減算率として記憶される。 【0015】の方法は、のプリセット用赤外線リモ
コン20の代わりに、プリセット用システムカードを用
いて、課金装置300の内部の記憶装置にチャンネル毎
の度数の減算率を設定するものである。 【0016】(本実施例の作動)以上のような操作が事
前になされている。この状態でテレビ受像機を使って利
用者らがテレビを見る場合の本実施例の作動について以
下に説明する。本実施例においては非接触型ICカード
200がリーダ/ライタ302に接近していない状態に
も常に起電力発信回路307によりアンテナコイル30
4に電流が流れており、それによってアンテナコイル3
04より電磁波が送られている。ただしその電磁波は弱
いもので非接触型ICカード200が所定位置に置かれ
るまで反応しないほどのものである。そのためにアンテ
ナコイル304から電磁波が出ても病院内の患者のペー
スメーカー等に故障を起こさせるようなものではない。
この状態で非接触型ICカード200が電磁波の反応エ
リア内に入ったとき、つまりテレビを見るために利用者
が非接触型ICカード200をテレビの所定の位置(図
2、3に示すカード受け303)においたときは非接触
型ICカード200はアンテナコイル304から送られ
ている電磁波を受けて内部回路が作動する。 【0017】ここで非接触型ICカードの内部について
説明する。非接触型ICカードは図4のような構成とな
っている。すなわち非接触型ICカードはアンテナコイ
ル201とコンデンサーが並列になっており、ICチッ
プからなるカード内制御部202に接続されていて、カ
ード内制御部202はスイッチと設定メモリEE−PR
OMとコントロールロジック等から成り立っている。こ
のような非接触型ICカード200がリーダ/ライタ3
02のアンテナコイル304からの電磁波を受けると、
カード内のコイルに電流が発生する。つまりこの非接触
型ICカード200は、自らの中に電源を有するわけで
はなく、リーダ/ライタ302のアンテナコイル304
からの電磁波を受けてカード内にあるコイルに誘導電流
を発生させてその電流でカード内の回路を動かすもので
ある。 【0018】カード200内の制御部202の設定メモ
リEE−PROMの中には、カード符号、ID番号、残
度数等が入力されている。リーダ/ライタ302は、ア
ンテナコイル304により非接触型ICカード200内
部の回路を作動させ設定メモリEE−PROMの中の
「カード符号」、「ID番号」及び「残度数」をデータ
信号として読み出す。 【0019】この読み出されたデータ信号は送受信回路
305の受信回路でフィルタをかけて増幅器306で増
幅され、A/D、D/A変換器308でアナログ信号が
デジタル信号に変換されて、CPU314に送られる。
CPU314に送られた非接触型ICカード200のデ
ータはROM315に記憶されているプログラムによ
り、そのデータが本件システムに用いられるためのカー
ドからの情報であるかどうか、又正常なもの(紛失又は
盗難カードでないもの)の判定を行う。より具体的に説
明すると、カード符号が「1」の場合(カードが一度も
使用されていない場合)は、ID番号がEE−PROM
310に記憶され、リーダ/ライタ302によって非接
触型ICカードのカード符号を「1」以外の数値に書き
換え、次の作動へ進む。そしてカード符号が「1」以外
の場合は、そのカードのID番号とEE−PROM31
0に記憶されているID番号が一致するかどうかを判別
し、一致する場合には次の作動へと進むが、不一致の場
合には、そこで作動が停止し、テレビを見ることが出来
なくなる。病院等で非接触型ICカードを利用する者は
通常自分のいる部屋の特定のテレビ受像機を用い、IC
カードを不正に入手した者が、その一度利用された特定
のテレビ受像機を利用することはあり得ない。したがっ
て、一度利用されたICカードを不正に入手した者が、
そのカードを別のテレビ受像機に利用しようとすると、
その受像機の課金装置では、カード符号が「1」以外な
ので、EE−PROM310に記憶されているID番号
とそのカードのID番号を比較することになるが、EE
−PROM310にはそのカードのID番号が記憶され
ていないので、ID番号が不一致となり、そこで作動が
停止し、テレビを見ることが出来なくなるのである。こ
のようにすることにより、非接触型ICカードの不正利
用が防止できるのである。 【0020】本テレビ課金装置で使用する非接触型IC
カードは従来のプリペイドカードと異なり、残度数があ
る場合には精算機によって精算して残度数相当の現金を
取得することができるが、カードが紛失または盗難され
た場合に、それを届け出ることにより予め精算機に紛失
または盗難されたカードのID番号を禁止登録すること
ができるので、不正に取得したカードの精算悪用を防げ
る。 【0021】次に残度数が存在しているかどうかを判定
し、残度数が零以下であれば、作動を中止する。残度数
が零より大きければ、その残度数はカード残度数表示装
置309に送られて表示される。そしてCPU14によ
り非接触型ICカード200が本件システムで正常なI
Dカードであり、しかもテレビ利用残度数が存在するこ
とが判明した場合はTVon/offコントロール装置
317が作動してテレビ受像機100の電源を「on」
にセットする。 【0022】テレビ受像機の利用者(視聴者)はテレビ
用赤外線リモコン10で、まず電源を「ON」し、見た
いテレビのチャンネルをセットすると、チャンネルセレ
クター103で利用者が見たいテレビのチャンネルが選
定される。それとともにチャンネルセレクター103で
選択されたテレビチャンネルの情報はチャンネル認識器
312へ送られてチャンネル認識器312で認識されて
RAM16に記憶される。テレビ受像機が「on」とな
りテレビが見えるようになるとタイマー313が作動を
開始する。するとチャンネル認識器312で受像されて
いるチャンネルを認識して、受像チャンネルに相当する
単位度数あたりの利用時間を設定メモリ、EE−PRO
M310から得て、テレビ受像機が作動している間、タ
イマーが利用時間に達する毎に単位度数だけ残度数から
減算していく。残度数が零以上であれば残度数データを
A/D、D/A変換器308でデジタル信号からアナロ
グ信号に変換してその信号を増幅器306で増幅してリ
ーダ/ライタ302により非接触型ICカード200の
中のメモリ(EE−PROM)に残度数データを書き込
む。一方残度数データが変更されると残度数表示器30
9の表示も変更される。 【0023】残り度数が零以下となると残度数表示装置
309にマイナス度数のフリッカ表示を数秒間行ってそ
の後にテレビ受像機の電源を「off」にする。なお本
システムでは、通常のテレビと違ってリモコン10によ
ってテレビ受像機100の電源を切ることができないの
で、利用者(視聴者)が、テレビを見るのを止めるとき
には、非接触型ICカードをカード受け303から引き
抜けばよい。 【0024】 【発明の効果】本発明にかかるテレビ課金装置によれ
ば、各データキャリア毎にデータキャリア符号とID番
号が付与された非接触型ICデータキャリアを用いてお
り、一度利用した非接触型ICデータキャリアを紛失し
た場合には、データキャリア符号によってID番号が不
一致となってテレビを見ることが出来なくなり、紛失し
たデータキャリアを利用されるというトラブルも少なく
なる。また不正入手したデータキャリアを精算しようと
しても、精算機に紛失または盗難されたデータキャリア
のID番号を禁止登録することで悪用を防げる。さら
に、非接触型データキャリアなので使用時にリーダ/ラ
イタとの接触及び磨耗がなく、磁気データキャリアや接
触型ICデータキャリアに比べはるかに高寿命で何度も
再利用できる。さらに残度数が残っている場合にはそれ
を精算することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明にかかるテレビ課金装置の一実施例の構
成の概略を示すブロック図である。 【図2】課金装置とテレビ受像機本体が分離したタイプ
のテレビ課金装置の外観を示す斜視図である。 【図3】課金装置内蔵型テレビ受像機の外観を示す斜視
図である。 【図4】非接触型ICカード内の概略の構成を示すブロ
ック図である。 【図5】非接触型ICカードに電力を供給する原理を示
す図である。 【符号の説明】 10 テレビリモコン 20 プリセット用赤外線リモコン 100 テレビ受像機 101 テレビリモコン受光窓 102 赤外線受光器 103 チャンネルセレクター 200 非接触型ICカード 201 アンテナコイル 202 カード内制御部 300 課金装置 301 専用リモコン受光窓 302 リーダ/ライタ 303 非接触型ICカード受け 304 アンテナコイル 305 送受信回路 306 増幅器 307 起電力発信回路 308 A/D、D/A変換器 309 カード残度数表示器 310 EE−PROM 311 電源 312 チャンネル認識器 313 タイマー 314 CPU 315 ROM 316 RAM 317 TV on/offコントロール
装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 17/00 - 17/42 G07F 5/00 - 9/10 102 H04N 5/00 - 5/00 101 H04N 7/10 H04N 7/14 - 7/173 640 H04N 7/20 - 7/22

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】テレビ受像機本体と課金装置とからなるテ
    レビ課金装置であって、前記課金装置は、非接触型IC
    データキャリアに記憶されたデータキャリア符号、ID
    番号及び残度数データを読み出す読出手段と、 前記読出手段により前記残度数データが読み出され、そ
    の残度数データが零以上の場合に前記テレビ受像機の電
    源を投入する電源作動手段と、 前記テレビ受像機の前記各チャンネル毎に単位時間あた
    りの度数データ、又は単位度数あたり利用時間データを
    記憶するための記憶手段と、 前記テレビ受像機の各チャンネル毎の利用時間を計測す
    るタイマーと、 前記タイマーで計測された各チャンネル毎の利用時間と
    前記記憶手段に記憶された各チャンネル毎の単位時間あ
    たりの度数データ、又は単位度数あたり利用時間データ
    とから所定時間毎に残度数を算出する演算手段と、 前記演算手段により算出された残度数を前記非接触型I
    Cデータキャリアに送信して前記非接触型ICデータキ
    ャリアに記憶された残度数を書き換える書込手段とを具
    備し、 前記読出手段に前記非接触型ICデータキャリアを接近
    させると、前記テレビ受像機の電源が投入され、残度数
    がなくなるまでテレビの各チャンネルの設定料金に応じ
    てテレビを視聴することができるテレビ課金装置におい
    て、 前記データキャリア符号が所定の値のときに、前記ID
    番号を記憶する前記記憶手段と、 前記データキャリア符号が前記所定の値のときに、前記
    非接触型ICデータキャリアに記憶された前記データキ
    ャリア符号を前記所定の値以外の値に書き換える前記書
    込手段と、 前記データキャリア符号が前記所定の値以外の場合に前
    記非接触型ICデータキャリアに記憶された前記ID番
    号と、前記記憶手段に記憶されたID番号とを比較して
    両者が不一致の場合にはテレビ受像機の電源を投入しな
    い制御を行うID番号照合手段とを具備することを特徴
    とするテレビ課金装置。
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