JPH07324910A - 移動体の位置検出方法および装置 - Google Patents

移動体の位置検出方法および装置

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JPH07324910A
JPH07324910A JP11786194A JP11786194A JPH07324910A JP H07324910 A JPH07324910 A JP H07324910A JP 11786194 A JP11786194 A JP 11786194A JP 11786194 A JP11786194 A JP 11786194A JP H07324910 A JPH07324910 A JP H07324910A
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JP
Japan
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moving body
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optoelectronic switch
moving
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JP11786194A
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Makoto Takasu
良 高巣
Yoshihisa Fujiki
宣久 藤木
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直線運動する移動体の位置を精度良くしかも
比較的安価で検出する方法および装置を提供すること。 【構成】 互いに近接する2つの光電子スイッチA,B
を、直線運動する移動体10の移動方向に沿って配置す
るとともに、前記光電子スイッチA,Bの光軸2,4間
よりもわずかに広い幅をもつ被検出体11を前記移動体
10に取り付けておき、各光電子スイッチA,Bは自身
の光軸2,4が前記被検出体11により遮られている時
に独立して信号を出力し、各出力信号を独立してAND
論理回路へ入力するとともに、このAND論理回路から
出力される信号に基づいて、前記移動体10の位置を検
出するようにしたことを特徴とする移動体10の位置検
出方法および装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】直線運動する移動体の位置を精度
良く検出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】直線運動する移動体の位置を検出する技
術として、従来主として一般的に知られているものに、
次の二つのそれぞれの方法または装置がある。 (1)1個の光電子スイッチを使用する方法または装
置。 図7に示すごとく、矢印で示すように直線状に往復運動
する移動体04の側面に非通光性の板状の被検出体05
を取り付け、この被検出体05が、固定している光電子
スイッチ01の光源08と受光素子09間の光軸02を
直交方向に一瞬遮って通過するようにする。そうする
と、被検出体05はその幅Hを持っているので、例え
ば、移動体04が左から右へ移動する場合の光電子スイ
ッチ01の出力を矩形波信号チャートに図示すると図8
のようになり、被検出体05の幅Hに相当する矩形波信
号の幅0Hを生じる。この矩形波信号チャートの横軸
は、左から右へ時間の経過を示し、移動する被検出体0
5の位置、ひいては移動体04の位置を示していること
にもなる。そして、この矩形波信号の幅0Hは移動体0
4の位置の検出精度を意味しており、幅0Hが狭いほど
移動体04の位置を精度よく検出していることを意味し
ている。従って、被検出体05の幅Hを狭くすればする
ほど精度は良くなる。すなわち、この技術では装置とし
ては、主として1個の光軸02をもつ1個の光電子スイ
ッチ01と、比較的狭幅の被検出体05とからなりAN
D論理回路は使用していない。
【0003】(2)特殊磁気センサーを使用する方法ま
たは装置。 図9に示すごとく、矢印方向に直線運動する移動体06
の側面に被検出体として発磁体07を取り付け、この発
磁体07が、固定している検出ヘッド03の前面を通過
するようにする。そうすると、発磁体07が検出ヘッド
03の前面を通過するときに検出ヘッド03には出力の
変化を生じる。このときの検出ヘッド03の出力を矩形
波信号チャートに図示すると図10のようになり、矩形
波信号の幅0Gは狭く、精度的には一見問題ないように
見える。また、この矩形波信号チャートの横軸は、図8
と同じである。すなわち、この技術では装置としては、
主として発磁体07と、1個の検出ヘッド03からなり
AND論理回路は使用していない。しかし、以上説明し
た従来技術にはいずれも次のような問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(1)1個の光電子スイッチを使用する方法または装
置。 この方法または装置では、前述したように被検出体05
の幅Hを狭くすればするほど精度が良くなる。しかし、
この前記幅Hを狭くすれば被検出体05の強度上で不具
合を生じ、また光電子スイッチ01の光軸02を遮る確
度が悪化し不安定になり、検出精度に悪影響を及ぼすよ
うになる。そこで、この方法および装置は安価ではある
が、前記幅Hを狭くして移動体04の位置を精度よく検
出することは、細い光軸とそれを検出する特殊な光電子
スイッチを必要とし技術的に困難でありかつ高価である
という問題点がある。このように、被検出体05の幅H
を狭くすると問題がある。そこで、図8で光電子スイッ
チ01の出力がonになった瞬間である1Hを被検出体
05の位置、つまりは移動体04の位置として認識させ
ることも可能である。しかし、この方法を採用すれば、
移動体04が逆に右から左に移動する場合は、図8の矩
形波信号チャートで光電子スイッチ01の出力がonに
なる瞬間は2Hとなる。そこで、この方法または装置を
採用すれば、移動体04の移動方向によって被検出体0
5の幅Hだけ被検出体05の検出位置が異なってくると
いう問題点がある。
【0005】(2)特殊磁気センサーを使用する方法ま
たは装置。 この方法または装置は、前述したように精度的には一見
問題ないように思えるが、発磁体07が検出ヘッド03
の前面を通過するときの発磁体07と検出ヘッド03と
の間隔を常に一定に厳密に維持しておく必要があり、機
械の振動等により発磁体07と検出ヘッド03との装置
の間隔がわずかにずれても検出精度に悪影響を及ぼすと
いう問題点がある。また、この特殊磁気センサー装置は
比較的高価であるという問題点がある。そこで、本発明
の目的は、直線運動する移動体の位置を移動方向に関係
なく精度良くしかも比較的安価で検出する方法および装
置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るには、互いに近接する2つの光電子スイッチを、直線
運動する移動体の移動方向に沿って配置するとともに、
前記光電子スイッチの光軸間よりもわずかに広い幅をも
つ被検出体を前記移動体に取り付けておき、各光電子ス
イッチは自身の光軸が前記被検出体により遮られている
時に独立して信号を出力し、各出力信号を独立してAN
D論理回路へ入力するとともに、このAND論理回路か
ら出力される信号に基づいて、前記移動体の位置を検出
するようにしたことを特徴とする移動体の位置検出方法
とすることにより、また、直線運動する移動体の移動方
向に沿って配置され、互いに近接する2つの光軸をもつ
光電子スイッチと、前記移動体に取り付けられ、前記2
つの光軸間よりもわずかに広い幅をもつ被検出体と、前
記各光軸が前記被検出体により遮られているときにそれ
ぞれ独立して光電子スイッチから入力される信号に基づ
いて位置検出信号を出力するAND論理回路と、を具備
することを特徴とする移動体の位置検出装置とすること
により、達成することが出来る。
【0007】
【作用】まず、請求項1に係る本発明の作用を図1〜図
5を参照しながら説明する。図1において、直線運動す
る移動体10の移動方向に沿って近接する2つの光電子
スイッチAと光電子スイッチBを並べて固定する。そし
て、移動体10が矢印のごとく左から右へ直線運動をす
るときに、移動体10の側面に取り付けている板状の被
検出体11が、光電子スイッチAの光源A1と受光素子
A2との間の光軸2および光電子スイッチBの光源B1
と受光素子B2との間の光軸4を直交方向に遮るように
なっている。また、図5は、本発明の原理を示すブロッ
ク図で、光電子スイッチAの出力信号aと光電子スイッ
チBの出力信号bとの両方をAND論理回路15に入力
すると、AND論理回路15はAND論理により出力信
号aと出力信号bの双方が共にonとなっている時にだ
けonの信号となるような出力信号(a∩b)に演算処
理することを意味している。
【0008】まず、移動体10の側面に取り付けている
被検出体11が、近接する2つの光電子スイッチの一方
である光電子スイッチAの光軸2を遮ったときに出力信
号aが発生する。続けてもう一方の光電子スイッチBの
光軸4を遮ったときに出力信号bが生じる。そして、こ
れら両出力信号a,bはAND論理回路15へ入力され
て、AND論理回路15が、AND論理により光電子ス
イッチAの出力信号aと光電子スイッチBの出力信号b
の双方が共にonとなっている時にだけonとなるよう
に演算処理した信号(a∩b)を出力する。これら光電
子スイッチA、光電子スイッチB、およびAND論理回
路15の出力信号を矩形波信号チャートに図示すると図
2のごとくになる。この矩形波信号チャートの横軸は、
左から右へ時間の経過を示し、移動する被検出体11の
位置、ひいては移動体10の位置を示していることにも
なる。
【0009】図2において、AND論理回路15の出力
信号(a∩b)の矩形波信号の幅Zは光電子スイッチA
の出力信号aと光電子スイッチBの出力信号bの双方が
onになっていることを示し、このときに移動体10の
位置を検出していることを示している。従って、この矩
形波信号の幅Zの値が小さいほど移動体10の位置を精
度良く検出していることを意味している。また、この前
記矩形波信号の幅Zは、被検出体11の幅Yに相当する
矩形波信号の幅Y0から、2つの光電子スイッチA,B
のそれぞれの光軸2,4間の距離であるXに相当する矩
形波信号の幅X0を、引いた値に比例する。そこで、被
検出体11の幅Yの値を光軸2,4間の距離Xの値にで
きるだけ近づけて、前記幅Yの値を前記距離Xの値より
もわずかに大きくすれば、前記矩形波信号の幅Zの値が
小さくなり、移動体10の位置を精度良く検出できるよ
うになる。また、被検出体11の幅Yの方が光軸2,4
間の距離Xよりも大きいという前提を守った上で、被検
出体11の幅Yまたは光軸2,4間の距離Xを変更する
ことにより、矩形波信号の幅Zを変えることができるの
で、移動体10の位置を検出する精度を変更することも
できる。
【0010】以上移動体10が左から右へ直線運動する
場合について説明したが、次は逆に図3に示すように、
移動体10が矢印のごとく右から左へ直線運動する場合
について説明する。この場合、移動体10に取り付けて
いる被検出体11が、近接する2つの光電子スイッチA
の光軸2、光電子スイッチBの光軸4を遮ったときに生
じる光電子スイッチAの出力信号aおよび光電子スイッ
チBの出力信号b、さらに、これら両出力信号a,bを
AND論理回路15へ入力し、AND論理で演算処理し
た後の出力信号(a∩b)を矩形波信号チャートに図示
すると図4のごとくになる。この矩形波信号チャートの
横軸は、右から左へ時間の経過を示し、移動する被検出
体11の位置、ひいては移動体10の位置を示している
ことにもなる。
【0011】図2と図4から分かるように、移動体10
がどちらの方向に移動する場合でも、AND論理回路1
5で演算処理した後の出力信号(a∩b)の矩形波信号
の幅Zは、図8の矩形波信号の幅0Hに比べて極めて細
い幅となる。つまり、このことは移動体10が左右どち
らの方向から移動して来ても移動体10の検出精度が高
いという優れた特性をも本発明が持っていることを示し
ている。
【0012】また、前記出力信号(a∩b)の矩形波信
号の幅Zを狭くするため、つまり検出精度を良くするた
めには、前述のように被検出体11の幅Yと光軸2,4
間の距離Xとの差を小さくすれば良く、被検出体11の
幅Yをあまり狭くする必要がない。従って、光軸2及び
光軸4を遮る確度を悪化させて検出精度を損なうような
ことはなく、被検出体11の強度上の懸念もない。
【0013】次に、本発明に使用される装置の作用を、
図を参照しながら請求項1の作用の説明と出来るだけ重
複しない部分について説明する。図1及び図3におい
て、光電子スイッチAは1個の光軸2、光電子スイッチ
Bは1個の光軸4をもっており、2個の光電子スイッチ
A,Bで2つの光軸2,4を形成している。また、移動
体10は、例えばねじ軸9に螺合しながらねじ軸9の回
転により矢印のごとく左から右へ直線運動をするように
なっている。そして、移動体10の側面に取り付けてい
る被検出体11は、前記光軸2,4間の距離Xよりも広
幅の非透明の薄い板から出来ており、通光しないように
なっている。図5に示すAND論理回路15は、前記各
光軸2,4を被検出体11が遮った時にそれぞれ独立し
て光電子スイッチA,Bから入力される信号a,bをA
ND論理で演算処理し、位置検出信号である信号(a∩
b)を出力するようになっている。
【0014】また、請求項2に係る位置検出装置の作用
を説明すると、図6において、光電子スイッチ1は1個
の光電子スイッチの中に2個の光軸2及び光軸4をも
ち、これら各光軸2,4が被検出体11により遮られて
いる時には、それぞれ独立して出力信号a,bを光電子
スイッチ1から出すようになっている。そして、本発明
には光電子スイッチとして、2個の光電子スイッチA,
Bまたは1個の光電子スイッチ1のどちらを使用するこ
とも可能である。
【0015】
【実施例】最初に、本発明の請求項1に係る実施例1を
説明するが、本発明の作用で説明した記述と重複する内
容は、できるだけ簡略化して説明する。まず、実施例1
を示す図1において、今、移動体10が矢印の方向に直
線運動している。被検出体11が光電子スイッチAの光
軸2と光電子スイッチBの光軸4を遮った場合の光電子
スイッチAの出力信号a及び光電子スイッチBの出力信
号bを矩形波信号チャートに図示すると図2のようにな
る。そして、これら両出力信号a,bはそれぞれ独立し
て図5に示すようにAND論理回路15に送られ、この
AND論理回路15はAND論理により出力信号aと出
力信号bの双方共がonとなっている時にだけonの信
号となるような出力信号(a∩b)に演算処理する。こ
のAND論理回路15の出力信号(a∩b)を矩形波信
号チャートにして同じく図2に示している。このように
して得られた出力信号(a∩b)の矩形波信号の幅Z
は、前記距離Xの値を被検出体11の幅Yに近づけるよ
う調節することにより狭くなり、被検出体11の検出精
度つまり移動体10の検出精度がよくなる。
【0016】次に、移動体10が図3の矢印のように図
1とは反対方向に移動し、被検出体11が前記光軸2と
光軸4を遮った場合の光電子スイッチAの出力信号a及
び光電子スイッチBの出力信号b、さらにAND論理回
路15でAND論理により演算処理された出力信号(a
∩b)の矩形波信号チャートは図4のようになる。そこ
で、図2と図4とを比較すれば明らかなように、出力信
号(a∩b)の矩形波信号は図2と図4と同じ横軸の位
置で発生しており、本発明の方法によれば移動体10の
移動方向に係りなく、移動体10の位置を精度良く検出
していることがわかる。そしてこの場合、検出している
位置の精度は±0.1mm程度を確保している。次に、
実施例1の効果を述べる。本実施例1の方法によれば、
移動体の位置を検出する精度は、従来の技術で述べた
(1)1個の光電子スイッチを使用する方法に比較する
と約10倍良くなり、コストは従来の技術で述べた
(2)特殊磁気センサーを使用する方法に比較し約10
分の1となり、大変大きな効果を得ることができる。
【0017】次に、請求項2に係る実施例2について述
べる。図6は実施例2を示すもので、実施例1とは光電
子スイッチ及び被検出体の構成が異なっている。1個の
光電子スイッチ1は自身に2個の光軸、すなわち光源2
1と受光素子22との間の光軸2と、光源41と受光素
子42との間の光軸4とを持っている。この場合、2つ
の光軸2,4間の距離Xを調節することができない。そ
こで、被検出体14の幅Yを調節できるようにして被検
出体14の位置の検出精度ひいては移動体10の位置の
検出精度を調節するようにしている。その他の構成及び
作用については実施例1とほぼ同様なので重複を避ける
ために記述を省略する。また、実施例2の効果は実施例
1とほとんど同様である。
【0018】次に、本発明の請求項2に係る実施例1及
び実施例2を説明するが、前述した本発明の請求項1に
係る実施例1及び実施例2を説明したと同一な図を使用
し出来るだけ重複しない部分を説明する。まず、実施例
1を示す図1及び図3において、図示していない駆動装
置によりねじ軸9が回転され、このねじ軸9に螺合して
いる移動体10が矢印の方向に直線運動している。な
お、この移動体10の直線運動は、ねじ軸9との螺合で
なくリニアーベアリングとの嵌合や、レールと車輪との
組み合わせ等によるものとすることも出来る。移動体1
0の側面に取り付けている非通光性の薄い板状の被検出
体11の幅Yは固定である。しかし、光電子スイッチA
の光軸2と光電子スイッチBの光軸4との間の距離Xを
調節できるように、光電子スイッチAと光電子スイッチ
Bを移動可能なようにして固定している。そこで、前記
幅Yを越えない範囲で前記距離Xを調節すれば、被検出
体11の幅Yの位置の検出精度すなわち移動体10の位
置の検出精度を調節できるようになっている。図5にブ
ロック図で示すように、AND論理回路15の構成及び
作用は、本発明の請求項1に係る実施例1及び実施例2
を説明した内容と同様なのでここでは重複を避けるため
に説明を省く。
【0019】つぎに、実施例2について述べる。図6は
実施例2を示すもので、実施例1とは光電子スイッチ及
び被検出体の構成が異なっている。従ってこの部分につ
いて説明する。1個の光電子スイッチ1は自身に2個の
光軸すなわち、光源21と受光素子22との間の光軸2
と、光源41と受光素子42との間の光軸4とを持って
いる。そして、前記各光軸2,4が被検出体14により
遮られている時には、前記光電子スイッチ1からはそれ
ぞれ独立して出力信号を前記AND論理回路15に送る
ようになっている。しかし、前記光電子スイッチ1は2
つの光軸2,4間の距離Xを調節することができないの
で、代わりに被検出体14の幅Yを調節できるようにし
ている。すなわち、移動体10の側面にある被検出体1
4は2枚の薄い非通光性の板12,13からなり、板1
2の一端部と板13の一端部とを上下に重ねた構成にな
っている。 そこで、幅Y方向に板12または板13を
動かせば、幅Yを広くしたり狭くしたり調節出来るよう
になる。その他の構成及び作用については実施例1とほ
ぼ同様である。実施例2の効果としては、実施例1と比
較して、光電子スイッチが1個にまとまっているので取
り付けが簡単になる。
【0020】
【発明の効果】本発明の移動体の位置検出方法および装
置によれば、移動体の位置を検出する精度を大幅に向上
させ、しかも装置の費用を大幅に安くできるという優れ
た効果があり、産業上の実用的価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施例1の全体概略を示す斜視図
である。
【図2】図1に関連する矩形波信号チャートである。
【図3】本発明に係る実施例1の全体概略を示す斜視図
である。
【図4】図3に関連する矩形波信号チャートである。
【図5】本発明に係るブロック図である。
【図6】本発明に係る実施例2の全体概略を示す斜視図
である。
【図7】従来技術(1)の全体概略を示す斜視図であ
る。
【図8】図7に関連する矩形波信号チャートである。
【図9】従来技術(2)の全体概略を示す斜視図であ
る。
【図10】図9に関連する矩形波信号チャートである。
【符号の説明】
01:光電子スイッチ 02:光軸 03:検出ヘッド 04:移動体 05:被検出体 06:移動体 07:発磁体 08:光源 09:受光素子 1:光電子スイッチ 2:光軸 4:光軸 9:ねじ軸 10:移動体 11:被検出体 12:板 13:板 14:被検出体 15:AND論
理回路 21:光源 22:受光素子 41:光源 42:受光素子 H:幅 0H:幅 1H:信号 2H:信号 0G:幅 A:光電子スイッチ B:光電子スイ
ッチ A1:光源 A2:受光素子 B1:光源 B2:受光素子 X:距離 Y:幅 X0:幅 Y0:幅 Z:幅 a:信号 b:信号 (a∩b):信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに近接する2つの光電子スイッチ
    を、直線運動する移動体の移動方向に沿って配置すると
    ともに、 前記光電子スイッチの光軸間よりもわずかに広い幅をも
    つ被検出体を前記移動体に取り付けておき、 各光電子スイッチは自身の光軸が前記被検出体により遮
    られている時に独立して信号を出力し、 各出力信号を独立してAND論理回路へ入力するととも
    に、このAND論理回路から出力される信号に基づい
    て、前記移動体の位置を検出するようにしたことを特徴
    とする移動体の位置検出方法。
  2. 【請求項2】 直線運動する移動体の移動方向に沿って
    配置され、互いに近接する2つの光軸をもつ光電子スイ
    ッチと、 前記移動体に取り付けられ、前記2つの光軸間よりもわ
    ずかに広い幅をもつ被検出体と、 前記各光軸が前記被検出体により遮られているときにそ
    れぞれ独立して光電子スイッチから入力される信号に基
    づいて位置検出信号を出力するAND論理回路と、を具
    備することを特徴とする移動体の位置検出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012088277A (ja) * 2010-10-22 2012-05-10 New Japan Radio Co Ltd 反射型フォトセンサを用いた位置検出装置

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