JPH07324270A - 連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法 - Google Patents
連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法Info
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- JPH07324270A JPH07324270A JP6138243A JP13824394A JPH07324270A JP H07324270 A JPH07324270 A JP H07324270A JP 6138243 A JP6138243 A JP 6138243A JP 13824394 A JP13824394 A JP 13824394A JP H07324270 A JPH07324270 A JP H07324270A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 熱可塑性重合体からなる複数の連続フイラメ
ント群を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群
を紡糸口金の下流に該口金に対応して配設されたエアー
サツカにより牽引・延伸・引き取り，開繊した後，連続
して移動式捕集面上に捕集・堆積して不織ウエブを形成
するに際し，分散空気流噴出ノズルを該エアーサツカの
フイラメント群噴出孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズル
から分散空気流を噴出させることによりエアーサツカの
フイラメント群噴出孔直下にてフイラメント群をウエブ
の幅方向に拡散させる。 【効果】 ウエブの幅方向に目付けが均一な連続フイラ
メントからなる不織ウエブをたとえ５０００ｍ／分以上
の高引き取り速度であっても安定して製造することがで
きる。
ント群を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群
を紡糸口金の下流に該口金に対応して配設されたエアー
サツカにより牽引・延伸・引き取り，開繊した後，連続
して移動式捕集面上に捕集・堆積して不織ウエブを形成
するに際し，分散空気流噴出ノズルを該エアーサツカの
フイラメント群噴出孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズル
から分散空気流を噴出させることによりエアーサツカの
フイラメント群噴出孔直下にてフイラメント群をウエブ
の幅方向に拡散させる。 【効果】 ウエブの幅方向に目付けが均一な連続フイラ
メントからなる不織ウエブをたとえ５０００ｍ／分以上
の高引き取り速度であっても安定して製造することがで
きる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，連続フイラメントから
なる不織ウエブの製造方法に関し，詳細にはウエブの幅
方向に目付けが均一な連続フイラメントからなる不織ウ
エブをたとえ５０００ｍ／分以上の高速度であっても安
定して製造する方法に関するものである。
なる不織ウエブの製造方法に関し，詳細にはウエブの幅
方向に目付けが均一な連続フイラメントからなる不織ウ
エブをたとえ５０００ｍ／分以上の高速度であっても安
定して製造する方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から，スパンボンド法により連続フ
イラメントからなる不織ウエブを製造するに際しては，
紡出フイラメント群を紡糸口金の下流に該口金に対応し
て配設されたエアーサツカにより牽引・延伸・引き取
り，開繊器により開繊した後，連続して移動式捕集面上
に捕集・堆積することが行われている。例えば特公昭３
７−４９９３号公報には，上記の方法により不織ウエブ
を得る方法が提案されている。しかしながら，このよう
な方法では，例えば紡出フイラメント群をエアーサツカ
により３０００ｍ／分以上の高速度で牽引・延伸・引き
取る場合，十分に開繊することが困難となり，その結
果，得られたウエブはその幅方向に目付け斑を有するも
のとなる。このような問題を解決すべく，例えば特公昭
４２−２３９９８号公報には，捕集面の下側に配設され
た吸引装置を用いてエアーサツカから噴出するフイラメ
ント群の捕集面上への堆積に分布を付与する方法が開示
されている。その他，エアーサツカ下部の幅方向に外気
導入孔を具備する有孔板を配設し，エアーサツカから噴
出する空気流によって随伴される外気を導入することに
より，フイラメント群を幅方向に開繊する方法が知られ
ている。しかしながら，エアーサツカによる牽引・延伸
・引き取り速度が５０００ｍ／分以上の高速度になる
と，前者の方法では幅方向に十分に均一な分布を付与す
ることが困難となり，後者の方法では幅方向に均一に開
繊するのに十分な外気を導入することが困難であり，ま
た走行するフイラメントが外気用の有孔板に引っ掛かる
という問題を有している。
イラメントからなる不織ウエブを製造するに際しては，
紡出フイラメント群を紡糸口金の下流に該口金に対応し
て配設されたエアーサツカにより牽引・延伸・引き取
り，開繊器により開繊した後，連続して移動式捕集面上
に捕集・堆積することが行われている。例えば特公昭３
７−４９９３号公報には，上記の方法により不織ウエブ
を得る方法が提案されている。しかしながら，このよう
な方法では，例えば紡出フイラメント群をエアーサツカ
により３０００ｍ／分以上の高速度で牽引・延伸・引き
取る場合，十分に開繊することが困難となり，その結
果，得られたウエブはその幅方向に目付け斑を有するも
のとなる。このような問題を解決すべく，例えば特公昭
４２−２３９９８号公報には，捕集面の下側に配設され
た吸引装置を用いてエアーサツカから噴出するフイラメ
ント群の捕集面上への堆積に分布を付与する方法が開示
されている。その他，エアーサツカ下部の幅方向に外気
導入孔を具備する有孔板を配設し，エアーサツカから噴
出する空気流によって随伴される外気を導入することに
より，フイラメント群を幅方向に開繊する方法が知られ
ている。しかしながら，エアーサツカによる牽引・延伸
・引き取り速度が５０００ｍ／分以上の高速度になる
と，前者の方法では幅方向に十分に均一な分布を付与す
ることが困難となり，後者の方法では幅方向に均一に開
繊するのに十分な外気を導入することが困難であり，ま
た走行するフイラメントが外気用の有孔板に引っ掛かる
という問題を有している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は，前記問題を
解決し，ウエブの幅方向に目付けが均一な連続フイラメ
ントからなる不織ウエブをたとえ５０００ｍ／分以上の
高速度であっても安定して製造することができる方法を
提供しようとするものである。
解決し，ウエブの幅方向に目付けが均一な連続フイラメ
ントからなる不織ウエブをたとえ５０００ｍ／分以上の
高速度であっても安定して製造することができる方法を
提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは，前記問題
を解決すべく鋭意検討の結果，本発明に到達した。すな
わち，本発明は，以下の構成をその要旨とするものであ
る。 １）熱可塑性重合体からなる複数の連続フイラメント群
を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸
口金の下流に該口金に対応して配設されたエアーサツカ
により牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊した
後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイ
ラメントからなる不織ウエブを形成するに際し，分散空
気流噴出ノズルを該エアーサツカのフイラメント群噴出
孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズルから分散空気流を噴
出させることによりエアーサツカのフイラメント群噴出
孔直下にてフイラメント群をウエブの幅方向に拡散させ
ることを特徴とする連続フイラメントからなる不織ウエ
ブの製造方法。 ２）熱可塑性重合体からなる複数の連続フイラメント群
を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸
口金の下流に該口金に対応して配設されたエアーサツカ
により牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊した
後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイ
ラメントからなる不織ウエブを形成するに際し，エアー
サツカのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端
位置Ｈ（ｍｍ）及び該エアーサツカのフイラメント群噴
出孔に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）がそれぞれ下記式
（１）及び（２）を満足する分散空気流噴出ノズルを該
エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，か
つ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることにより
エアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラメ
ント群をウエブの幅方向に拡散させることを特徴とする
連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法。 上流側へ２００≦Ｈ（ｍｍ）≦下流側へ１５０ ・・・・・・・・・（１） １０≦Ｌ（ｍｍ）≦１００ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・（２）
を解決すべく鋭意検討の結果，本発明に到達した。すな
わち，本発明は，以下の構成をその要旨とするものであ
る。 １）熱可塑性重合体からなる複数の連続フイラメント群
を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸
口金の下流に該口金に対応して配設されたエアーサツカ
により牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊した
後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイ
ラメントからなる不織ウエブを形成するに際し，分散空
気流噴出ノズルを該エアーサツカのフイラメント群噴出
孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズルから分散空気流を噴
出させることによりエアーサツカのフイラメント群噴出
孔直下にてフイラメント群をウエブの幅方向に拡散させ
ることを特徴とする連続フイラメントからなる不織ウエ
ブの製造方法。 ２）熱可塑性重合体からなる複数の連続フイラメント群
を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸
口金の下流に該口金に対応して配設されたエアーサツカ
により牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊した
後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイ
ラメントからなる不織ウエブを形成するに際し，エアー
サツカのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端
位置Ｈ（ｍｍ）及び該エアーサツカのフイラメント群噴
出孔に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）がそれぞれ下記式
（１）及び（２）を満足する分散空気流噴出ノズルを該
エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，か
つ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることにより
エアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラメ
ント群をウエブの幅方向に拡散させることを特徴とする
連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法。 上流側へ２００≦Ｈ（ｍｍ）≦下流側へ１５０ ・・・・・・・・・（１） １０≦Ｌ（ｍｍ）≦１００ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・（２）
【０００５】次に，本発明を詳細に説明する。本発明の
方法の特徴は，従来から公知のスパンボンド法で熱可塑
性重合体からなる複数の連続フイラメント群を紡糸口金
から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸口金の下流
に該口金に対応して配設されたエアーサツカにより牽引
・延伸・引き取り，開繊器により開繊した後，連続して
移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイラメントから
なる不織ウエブを形成するに際し，該エアーサツカのフ
イラメント群噴出孔近傍に配設した分散空気流噴出ノズ
ルから噴出される分散空気流によりフイラメント群をウ
エブの幅方向に拡散させる点にある。ここで，本発明の
方法を採用し得る熱可塑性重合体としては，例えばポリ
エステル系重合体，ポリアミド系重合体あるいはポリオ
レフイン系重合体等の熱可塑性合成重合体が挙げられ，
いずれも繊維形成性を有するものであれば，特に限定さ
れるものではない。また，本発明の方法で採用し得る開
繊器としては，例えばコロナ放電や摩擦帯電等の静電気
を用いるもの，あるいは衝突板を用いるものなど従来か
ら公知のものが挙げられる。
方法の特徴は，従来から公知のスパンボンド法で熱可塑
性重合体からなる複数の連続フイラメント群を紡糸口金
から溶融紡出し，紡出フイラメント群を紡糸口金の下流
に該口金に対応して配設されたエアーサツカにより牽引
・延伸・引き取り，開繊器により開繊した後，連続して
移動式捕集面上に捕集・堆積して連続フイラメントから
なる不織ウエブを形成するに際し，該エアーサツカのフ
イラメント群噴出孔近傍に配設した分散空気流噴出ノズ
ルから噴出される分散空気流によりフイラメント群をウ
エブの幅方向に拡散させる点にある。ここで，本発明の
方法を採用し得る熱可塑性重合体としては，例えばポリ
エステル系重合体，ポリアミド系重合体あるいはポリオ
レフイン系重合体等の熱可塑性合成重合体が挙げられ，
いずれも繊維形成性を有するものであれば，特に限定さ
れるものではない。また，本発明の方法で採用し得る開
繊器としては，例えばコロナ放電や摩擦帯電等の静電気
を用いるもの，あるいは衝突板を用いるものなど従来か
ら公知のものが挙げられる。
【０００６】次に，図面に基づいて本発明をさらに詳細
に説明するが，本発明はこれに限定されるものではな
い。図１は，本発明の製造方法を説明するための一実施
態様を示す略図であって，図において，１は紡糸口金
（図示していない。）から溶融紡出された熱可塑性重合
体からなる連続フイラメント群，２は紡糸口金の下流に
該口金に対応して配設されたエアーサツカ，３は分散空
気流噴出装置，４はエアーサツカのフイラメント群噴出
孔近傍に配設された分散空気流噴出ノズル，５はフイラ
メント群を開繊するための開繊器，６は開繊されたフイ
ラメント群，７は移動式捕集面，８は連続フイラメント
からなる不織ウエブである。本発明の方法は，紡糸口金
から溶融紡出された熱可塑性重合体からなる複数の連続
フイラメント群１は紡糸口金の下流に該口金に対応して
配設されたエアーサツカ２により牽引・延伸・引き取ら
れ，引き続き開繊器５により開繊した後，連続して移動
式捕集面７上に捕集・堆積して連続フイラメントからな
る不織ウエブ８を形成するが，このとき前記分散空気流
噴出ノズル４から分散空気流を噴出すること，すなわち
分散空気流の噴出により空気流の周囲に減圧領域を形成
し，これにより前記エアーサツカのフイラメント群噴出
孔直下にてフイラメント群６を前記減圧領域に引き寄せ
てウエブの幅方向に拡散させるのである。
に説明するが，本発明はこれに限定されるものではな
い。図１は，本発明の製造方法を説明するための一実施
態様を示す略図であって，図において，１は紡糸口金
（図示していない。）から溶融紡出された熱可塑性重合
体からなる連続フイラメント群，２は紡糸口金の下流に
該口金に対応して配設されたエアーサツカ，３は分散空
気流噴出装置，４はエアーサツカのフイラメント群噴出
孔近傍に配設された分散空気流噴出ノズル，５はフイラ
メント群を開繊するための開繊器，６は開繊されたフイ
ラメント群，７は移動式捕集面，８は連続フイラメント
からなる不織ウエブである。本発明の方法は，紡糸口金
から溶融紡出された熱可塑性重合体からなる複数の連続
フイラメント群１は紡糸口金の下流に該口金に対応して
配設されたエアーサツカ２により牽引・延伸・引き取ら
れ，引き続き開繊器５により開繊した後，連続して移動
式捕集面７上に捕集・堆積して連続フイラメントからな
る不織ウエブ８を形成するが，このとき前記分散空気流
噴出ノズル４から分散空気流を噴出すること，すなわち
分散空気流の噴出により空気流の周囲に減圧領域を形成
し，これにより前記エアーサツカのフイラメント群噴出
孔直下にてフイラメント群６を前記減圧領域に引き寄せ
てウエブの幅方向に拡散させるのである。
【０００７】本発明では，分散空気流噴出ノズル４の配
設位置が重要で，この位置に関してエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置Ｈ（ｍ
ｍ）が前記式（１）を満足し，かつエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）
が前記式（２）を満足することが好ましい。この縦方向
配設下端位置Ｈ（ｍｍ）が上流側へ２００ｍｍを超える
すなわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置より２００ｍｍを超える上流側
に配設すると，この位置では分散空気流が下流側へ進行
するにしたがって拡散し減速してしまうため，分散空気
流がエアーサツカ２のフイラメント群噴出孔から噴出さ
れたフイラメント群に接触したときにフイラメント群を
拡散するのに十分な程の拡散力が得られない。一方，こ
の縦方向配設下端位置Ｈ（ｍｍ）が下流側へ１５０ｍｍ
を超えるすなわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツ
カ２のフイラメント群噴出孔位置より１５０ｍｍを超え
る下流側に配設すると，この位置では分散空気流がエア
ーサツカ２のフイラメント群噴出孔から噴出されたフイ
ラメント群に接触したときに逆にフイラメント群の走行
を乱してしまい，得られるウエブに目付け斑を生じるこ
とになる。したがって，本発明では，この分散空気流噴
出ノズル４をエアーサツカのフイラメント群噴出孔位置
に対する縦方向下端位置Ｈ（ｍｍ）が〔（上流側へ２０
０ｍｍ）〜（下流側へ１５０ｍｍ）〕の範囲を満足し，
好ましくは〔（上流側へ１００ｍｍ）〜（下流側へ５０
ｍｍ）〕の範囲を満足するように配設するのがよい。ま
た，この横方向距離Ｌ（ｍｍ）が１０ｍｍ未満であるす
なわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカ２のフイ
ラメント群噴出孔位置に極めて近接して配設すると，こ
の位置では分散空気流がフイラメント群に近過ぎ，横方
向に広がった減圧領域が形成されず，フイラメント群が
十分に拡散されない。一方，この横方向距離Ｌ（ｍｍ）
が１００ｍｍを超えるすなわち分散空気流噴出ノズル４
をエアーサツカ２のフイラメント群噴出孔位置から離れ
て配設すると，この位置では分散空気流がフイラメント
群に遠過ぎ，形成された減圧領域がフイラメント群を拡
散させることができない。したがって，本発明では，こ
の分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカのフイラメン
ト群噴出孔に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）が〔１０ｍｍ
〜１００ｍｍ〕を満足し，好ましくは〔３０ｍｍ〜８０
ｍｍ〕を満足するように配設するのがよい。
設位置が重要で，この位置に関してエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置Ｈ（ｍ
ｍ）が前記式（１）を満足し，かつエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）
が前記式（２）を満足することが好ましい。この縦方向
配設下端位置Ｈ（ｍｍ）が上流側へ２００ｍｍを超える
すなわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカ２のフ
イラメント群噴出孔位置より２００ｍｍを超える上流側
に配設すると，この位置では分散空気流が下流側へ進行
するにしたがって拡散し減速してしまうため，分散空気
流がエアーサツカ２のフイラメント群噴出孔から噴出さ
れたフイラメント群に接触したときにフイラメント群を
拡散するのに十分な程の拡散力が得られない。一方，こ
の縦方向配設下端位置Ｈ（ｍｍ）が下流側へ１５０ｍｍ
を超えるすなわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツ
カ２のフイラメント群噴出孔位置より１５０ｍｍを超え
る下流側に配設すると，この位置では分散空気流がエア
ーサツカ２のフイラメント群噴出孔から噴出されたフイ
ラメント群に接触したときに逆にフイラメント群の走行
を乱してしまい，得られるウエブに目付け斑を生じるこ
とになる。したがって，本発明では，この分散空気流噴
出ノズル４をエアーサツカのフイラメント群噴出孔位置
に対する縦方向下端位置Ｈ（ｍｍ）が〔（上流側へ２０
０ｍｍ）〜（下流側へ１５０ｍｍ）〕の範囲を満足し，
好ましくは〔（上流側へ１００ｍｍ）〜（下流側へ５０
ｍｍ）〕の範囲を満足するように配設するのがよい。ま
た，この横方向距離Ｌ（ｍｍ）が１０ｍｍ未満であるす
なわち分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカ２のフイ
ラメント群噴出孔位置に極めて近接して配設すると，こ
の位置では分散空気流がフイラメント群に近過ぎ，横方
向に広がった減圧領域が形成されず，フイラメント群が
十分に拡散されない。一方，この横方向距離Ｌ（ｍｍ）
が１００ｍｍを超えるすなわち分散空気流噴出ノズル４
をエアーサツカ２のフイラメント群噴出孔位置から離れ
て配設すると，この位置では分散空気流がフイラメント
群に遠過ぎ，形成された減圧領域がフイラメント群を拡
散させることができない。したがって，本発明では，こ
の分散空気流噴出ノズル４をエアーサツカのフイラメン
ト群噴出孔に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）が〔１０ｍｍ
〜１００ｍｍ〕を満足し，好ましくは〔３０ｍｍ〜８０
ｍｍ〕を満足するように配設するのがよい。
【０００８】本発明では，前記分散空気流の噴出圧力を
０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜５．０ｋｇ／ｃｍ2 Ｇとするの
が好ましい。この噴出圧力が０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ未満
であと，前述したような分散空気流による減圧効果が不
十分となるため，フイラメント群を拡散するのに十分な
程の拡散力が得られない。一方，この噴出圧力が５．０
ｋｇ／ｃｍ2 Ｇを超えると，逆に分散空気流による減圧
効果が大きくなり過ぎると共に，噴出する空気流がフイ
ラメント群の走行を乱し，得られるウエブに目付け斑を
生じることになる。したがって，本発明では，この噴出
圧力を０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜５．０ｋｇ／ｃｍ2 Ｇと
し，好ましくは１．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜４．０ｋｇ／ｃ
ｍ2 Ｇとする。
０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜５．０ｋｇ／ｃｍ2 Ｇとするの
が好ましい。この噴出圧力が０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ未満
であと，前述したような分散空気流による減圧効果が不
十分となるため，フイラメント群を拡散するのに十分な
程の拡散力が得られない。一方，この噴出圧力が５．０
ｋｇ／ｃｍ2 Ｇを超えると，逆に分散空気流による減圧
効果が大きくなり過ぎると共に，噴出する空気流がフイ
ラメント群の走行を乱し，得られるウエブに目付け斑を
生じることになる。したがって，本発明では，この噴出
圧力を０．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜５．０ｋｇ／ｃｍ2 Ｇと
し，好ましくは１．５ｋｇ／ｃｍ2 Ｇ〜４．０ｋｇ／ｃ
ｍ2 Ｇとする。
【０００９】
【作用】本発明の方法は，従来から公知のスパンボンド
法に関するものであって，熱可塑性重合体を溶融紡出
し，紡出フイラメント群を紡糸口金の下流に該口金に対
応して配設されたエアーサツカにより牽引・延伸・引き
取り，開繊器により開繊した後，連続して移動式捕集面
上に捕集・堆積して連続フイラメントからなる不織ウエ
ブを形成するに際し，該エアーサツカに対して好ましく
は特定の位置関係を満足する分散空気流噴出ノズルを該
エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，か
つ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることにより
該エアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラ
メント群をウエブの幅方向に拡散させるというものであ
る。一般に，スパンボンド法では溶融紡出された連続フ
イラメント群を紡糸口金の下流に配設されたエアーサツ
カにより牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊する
が，本発明の方法では上述したような分散空気流噴出ノ
ズルを用い，この分散空気流噴出ノズルから噴出される
分散空気流の周囲に減圧領域を形成し，この減圧領域に
よりエアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイ
ラメント群を前記減圧領域に引き寄せてウエブの幅方向
に拡散させるのであって，したがって本発明の方法によ
り得られた不織ウエブは，その目付けの変動率が小さく
均斉度に優れるのである。
法に関するものであって，熱可塑性重合体を溶融紡出
し，紡出フイラメント群を紡糸口金の下流に該口金に対
応して配設されたエアーサツカにより牽引・延伸・引き
取り，開繊器により開繊した後，連続して移動式捕集面
上に捕集・堆積して連続フイラメントからなる不織ウエ
ブを形成するに際し，該エアーサツカに対して好ましく
は特定の位置関係を満足する分散空気流噴出ノズルを該
エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，か
つ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることにより
該エアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラ
メント群をウエブの幅方向に拡散させるというものであ
る。一般に，スパンボンド法では溶融紡出された連続フ
イラメント群を紡糸口金の下流に配設されたエアーサツ
カにより牽引・延伸・引き取り，開繊器により開繊する
が，本発明の方法では上述したような分散空気流噴出ノ
ズルを用い，この分散空気流噴出ノズルから噴出される
分散空気流の周囲に減圧領域を形成し，この減圧領域に
よりエアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイ
ラメント群を前記減圧領域に引き寄せてウエブの幅方向
に拡散させるのであって，したがって本発明の方法によ
り得られた不織ウエブは，その目付けの変動率が小さく
均斉度に優れるのである。
【００１０】
開繊性：不織ウエブ中のフイラメントの開繊性を次の方
法により評価した。すなわち，得られた不織ウエブに前
記の条件で部分熱圧着処理を施して不織布を作成し，次
いでこの不織布から幅方向に１００ｃｍ，長手方向に１
００ｃｍの試料片を採取し，目視観察の後，開繊性を下
記の４段階で評価した。 ◎：極めて良好，○：良好，△：やや不良，×：不良
法により評価した。すなわち，得られた不織ウエブに前
記の条件で部分熱圧着処理を施して不織布を作成し，次
いでこの不織布から幅方向に１００ｃｍ，長手方向に１
００ｃｍの試料片を採取し，目視観察の後，開繊性を下
記の４段階で評価した。 ◎：極めて良好，○：良好，△：やや不良，×：不良
【００１１】実施例１−１〜５ 極限粘度が０．７０のポリエチレンテレフタレート重合
体のチツプを通常の溶融紡糸装置を用いて温度２８５℃
で溶融した後，紡糸孔径が０．３５ｍｍ，紡糸孔数が１
９２の紡糸口金を通し単孔吐出量を１．１１ｇ／分とし
て紡出し，紡出フイラメント群を冷却装置を用いて冷却
し，連続して紡出フイラメント群を紡糸口金の下流側２
０００ｍｍの位置に該口金に対応してフイラメント群噴
出孔が配設されたエアーサツカにより速度５０００ｍ／
分で牽引・延伸・引き取り，摩擦帯電式開繊器により開
繊した後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積し，単
糸繊度が２．０デニールの連続フイラメントからなる不
織ウエブを形成した。このとき，エアーサツカのフイラ
メント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置Ｈが上流側
へ５０ｍｍ，エアーサツカのフイラメント群噴出孔に対
する横方向距離Ｌが５０ｍｍの位置に分散空気流噴出ノ
ズル〔図１に示したもの〕を配設し，噴出圧力を表１に
示した通りに種々変更しながら分散空気流を噴出した。
得られた不織ウエブの目付け変動率と開繊性の評価結果
を表１に示す。
体のチツプを通常の溶融紡糸装置を用いて温度２８５℃
で溶融した後，紡糸孔径が０．３５ｍｍ，紡糸孔数が１
９２の紡糸口金を通し単孔吐出量を１．１１ｇ／分とし
て紡出し，紡出フイラメント群を冷却装置を用いて冷却
し，連続して紡出フイラメント群を紡糸口金の下流側２
０００ｍｍの位置に該口金に対応してフイラメント群噴
出孔が配設されたエアーサツカにより速度５０００ｍ／
分で牽引・延伸・引き取り，摩擦帯電式開繊器により開
繊した後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積し，単
糸繊度が２．０デニールの連続フイラメントからなる不
織ウエブを形成した。このとき，エアーサツカのフイラ
メント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置Ｈが上流側
へ５０ｍｍ，エアーサツカのフイラメント群噴出孔に対
する横方向距離Ｌが５０ｍｍの位置に分散空気流噴出ノ
ズル〔図１に示したもの〕を配設し，噴出圧力を表１に
示した通りに種々変更しながら分散空気流を噴出した。
得られた不織ウエブの目付け変動率と開繊性の評価結果
を表１に示す。
【００１２】比較例１ 分散空気流噴出ノズルを配設していないこと以外は実施
例１と同様にして，連続フイラメントからなる不織ウエ
ブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と開
繊性の評価結果を表１に示す。
例１と同様にして，連続フイラメントからなる不織ウエ
ブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と開
繊性の評価結果を表１に示す。
【００１３】実施例２〜５ 分散空気流噴出ノズルの配設位置，すなわちエアーサツ
カのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置
Ｈと分散空気流の噴出圧力とを表２に示した通りに変更
した以外は実施例１と同様にして〔なお，エアーサツカ
のフイラメント群噴出孔に対する横方向距離Ｌは５０ｍ
ｍで一定とした。〕，連続フイラメントからなる不織ウ
エブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と
開繊性の評価結果を表２に示す。
カのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位置
Ｈと分散空気流の噴出圧力とを表２に示した通りに変更
した以外は実施例１と同様にして〔なお，エアーサツカ
のフイラメント群噴出孔に対する横方向距離Ｌは５０ｍ
ｍで一定とした。〕，連続フイラメントからなる不織ウ
エブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と
開繊性の評価結果を表２に示す。
【００１４】実施例６〜９ 分散空気流噴出ノズルの配設位置，すなわちエアーサツ
カのフイラメント群噴出孔位置に対する横方向距離Ｌと
分散空気流の噴出圧力とを表２に示した通りに変更した
以外は実施例１と同様にして〔なお，エアーサツカのフ
イラメント群噴出孔に対する縦方向下端位置Ｈは５０ｍ
ｍで一定とした。〕，連続フイラメントからなる不織ウ
エブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と
開繊性の評価結果を表２に示す。
カのフイラメント群噴出孔位置に対する横方向距離Ｌと
分散空気流の噴出圧力とを表２に示した通りに変更した
以外は実施例１と同様にして〔なお，エアーサツカのフ
イラメント群噴出孔に対する縦方向下端位置Ｈは５０ｍ
ｍで一定とした。〕，連続フイラメントからなる不織ウ
エブを形成した。得られた不織ウエブの目付け変動率と
開繊性の評価結果を表２に示す。
【００１５】
【表１】
【００１６】
【表２】
【００１７】表１及び２に示したところから明らかなよ
うに，分散空気流噴出ノズルを該エアーサツカのフイラ
メント群噴出孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズルから分
散空気流を噴出させた実施例１−１〜５，３，４，７及
び８では，分散空気流噴出ノズルから噴出される分散空
気流の周囲に減圧領域が十分に形されたため，エアーサ
ツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラメント群が
ウエブの幅方向に良好に拡散され，得られた不織ウエブ
はその目付けの変動率が小さく均斉度に優れたものであ
った。実施例２では，分散空気流噴出ノズルの配設位置
すなわちエアーサツカのフイラメント群噴出孔位置に対
する縦方向下端位置Ｈが上流側過ぎるためフイラメント
群に対する減圧効果が低く，得られた不織ウエブはその
目付けの変動率が若干劣るものであった。実施例５で
は，分散空気流噴出ノズルの配設位置すなわちエアーサ
ツカのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位
置Ｈが下流側過ぎるため減圧効果はあるものの，フイラ
メント群の走行が乱れ，得られた不織ウエブは目付けの
変動率が若干劣るものであった。実施例６では，分散空
気流噴出ノズルの配設位置すなわちエアーサツカのフイ
ラメント群噴出孔に対する横方向距離Ｌが小さ過ぎるた
め横方向に広がった減圧領域が十分に形成されず，得ら
れた不織ウエブは目付けの変動率が若干劣るものであっ
た。実施例９では，分散空気流噴出ノズルの配設位置す
なわちエアーサツカのフイラメント群噴出孔に対する横
方向距離Ｌが大き過ぎるためフイラメント群に対する減
圧効果が低く，得られた不織ウエブはその目付けの変動
率が若干劣るものであった。これに対し，分散空気流噴
出ノズルを配設しなかった比較例１では，表１から明ら
かなようにフイラメント群がウエブの幅方向に十分に拡
散されず，得られた不織ウエブはその目付けの変動率が
大きく均斉度に劣るものであった。
うに，分散空気流噴出ノズルを該エアーサツカのフイラ
メント群噴出孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズルから分
散空気流を噴出させた実施例１−１〜５，３，４，７及
び８では，分散空気流噴出ノズルから噴出される分散空
気流の周囲に減圧領域が十分に形されたため，エアーサ
ツカのフイラメント群噴出孔直下にてフイラメント群が
ウエブの幅方向に良好に拡散され，得られた不織ウエブ
はその目付けの変動率が小さく均斉度に優れたものであ
った。実施例２では，分散空気流噴出ノズルの配設位置
すなわちエアーサツカのフイラメント群噴出孔位置に対
する縦方向下端位置Ｈが上流側過ぎるためフイラメント
群に対する減圧効果が低く，得られた不織ウエブはその
目付けの変動率が若干劣るものであった。実施例５で
は，分散空気流噴出ノズルの配設位置すなわちエアーサ
ツカのフイラメント群噴出孔位置に対する縦方向下端位
置Ｈが下流側過ぎるため減圧効果はあるものの，フイラ
メント群の走行が乱れ，得られた不織ウエブは目付けの
変動率が若干劣るものであった。実施例６では，分散空
気流噴出ノズルの配設位置すなわちエアーサツカのフイ
ラメント群噴出孔に対する横方向距離Ｌが小さ過ぎるた
め横方向に広がった減圧領域が十分に形成されず，得ら
れた不織ウエブは目付けの変動率が若干劣るものであっ
た。実施例９では，分散空気流噴出ノズルの配設位置す
なわちエアーサツカのフイラメント群噴出孔に対する横
方向距離Ｌが大き過ぎるためフイラメント群に対する減
圧効果が低く，得られた不織ウエブはその目付けの変動
率が若干劣るものであった。これに対し，分散空気流噴
出ノズルを配設しなかった比較例１では，表１から明ら
かなようにフイラメント群がウエブの幅方向に十分に拡
散されず，得られた不織ウエブはその目付けの変動率が
大きく均斉度に劣るものであった。
【００１８】
【発明の効果】本発明の連続フイラメントからなる不織
ウエブの製造方法は，従来から公知のスパンボンド法す
なわちエアーサツカにより紡出フイラメント群を牽引・
延伸・引き取る方法において，分散空気流噴出ノズルを
該エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，
かつ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることによ
りフイラメント群をウエブの幅方向に拡散させるもので
あり，この方法によればウエブの幅方向に目付けが均一
な連続フイラメントからなる不織ウエブをたとえ５００
０ｍ／分以上の高速度であっても安定して製造すること
ができる。
ウエブの製造方法は，従来から公知のスパンボンド法す
なわちエアーサツカにより紡出フイラメント群を牽引・
延伸・引き取る方法において，分散空気流噴出ノズルを
該エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配設し，
かつ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させることによ
りフイラメント群をウエブの幅方向に拡散させるもので
あり，この方法によればウエブの幅方向に目付けが均一
な連続フイラメントからなる不織ウエブをたとえ５００
０ｍ／分以上の高速度であっても安定して製造すること
ができる。
【図１】本発明の製造方法を説明するための一実施態様
を示す略図である。
を示す略図である。
１ 連続フイラメント群 ２ エアーサツカ ３ 分散空気流噴出装置 ４ 分散空気流噴出ノズル ５ 開繊器 ６ 開繊されたフイラメント群 ７ 移動式捕集面 ８ 不織ウエブ
Claims (2)
- 【請求項１】 熱可塑性重合体からなる複数の連続フイ
ラメント群を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメン
ト群を紡糸口金の下流に該口金に対応して配設されたエ
アーサツカにより牽引・延伸・引き取り，開繊器により
開繊した後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して
連続フイラメントからなる不織ウエブを形成するに際
し，分散空気流噴出ノズルを該エアーサツカのフイラメ
ント群噴出孔近傍に配設し，かつ該噴出ノズルから分散
空気流を噴出させることによりエアーサツカのフイラメ
ント群噴出孔直下にてフイラメント群をウエブの幅方向
に拡散させることを特徴とする連続フイラメントからな
る不織ウエブの製造方法。 - 【請求項２】 熱可塑性重合体からなる複数の連続フイ
ラメント群を紡糸口金から溶融紡出し，紡出フイラメン
ト群を紡糸口金の下流に該口金に対応して配設されたエ
アーサツカにより牽引・延伸・引き取り，開繊器により
開繊した後，連続して移動式捕集面上に捕集・堆積して
連続フイラメントからなる不織ウエブを形成するに際
し，エアーサツカのフイラメント群噴出孔位置に対する
縦方向下端位置Ｈ（ｍｍ）及び該エアーサツカのフイラ
メント群噴出孔に対する横方向距離Ｌ（ｍｍ）がそれぞ
れ下記式（１）及び（２）を満足する分散空気流噴出ノ
ズルを該エアーサツカのフイラメント群噴出孔近傍に配
設し，かつ該噴出ノズルから分散空気流を噴出させるこ
とによりエアーサツカのフイラメント群噴出孔直下にて
フイラメント群をウエブの幅方向に拡散させることを特
徴とする連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方
法。 上流側へ２００≦Ｈ（ｍｍ）≦下流側へ１５０ ・・・・・・・・・（１） １０≦Ｌ（ｍｍ）≦１００ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・（２）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138243A JPH07324270A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6138243A JPH07324270A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324270A true JPH07324270A (ja) | 1995-12-12 |
Family
ID=15217425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6138243A Pending JPH07324270A (ja) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | 連続フイラメントからなる不織ウエブの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07324270A (ja) |
-
1994
- 1994-05-26 JP JP6138243A patent/JPH07324270A/ja active Pending
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