JPH0732423Y2 - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

Info

Publication number
JPH0732423Y2
JPH0732423Y2 JP12624590U JP12624590U JPH0732423Y2 JP H0732423 Y2 JPH0732423 Y2 JP H0732423Y2 JP 12624590 U JP12624590 U JP 12624590U JP 12624590 U JP12624590 U JP 12624590U JP H0732423 Y2 JPH0732423 Y2 JP H0732423Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
spoon
outer edge
packaging
container body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12624590U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0480829U (ja
Inventor
雄二 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meiji Dairies Corp
Original Assignee
Meiji Dairies Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meiji Dairies Corp filed Critical Meiji Dairies Corp
Priority to JP12624590U priority Critical patent/JPH0732423Y2/ja
Publication of JPH0480829U publication Critical patent/JPH0480829U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0732423Y2 publication Critical patent/JPH0732423Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、プリン、ゼリー、アイスクリームなどの食
品を包装する為の包装用容器に関する。
(従来の技術) 従来、プリン、ゼリー、アイスクリームなどの食品を、
カップ状の有底筒状の容器に包装することが行なわれて
いる。
このような場合、スプーン、フォークなどの器具(主に
スプーンが用いられる)は、包装された食品と別体と
し、販売時に必要数添付するのが一般的であるが、包装
用容器の底部に予め付着させるようにしたものも知られ
ている。(例えば実公平2−23526号、実開昭59−10270
号)。
又、包装用容器にスプーン等の器具を一体化させる技術
としては、容器の上部封口部に更に被せ蓋を被冠するよ
うにし、封口板と被せ蓋で形成される空間にスプーンを
収容するようにしたもの(ヨーグルトに多い)や、容器
の側壁に、包装したストローの袋を接着剤で貼着したも
の(牛乳、乳飲料等)等が知られている。
(考案が解決しようとする課題) 前記のような包装食品においては、スプーンその他の器
具も、容器と一体となっているのが望ましいが、前記実
公平2−23526号や、実公昭59−10270号で開示された、
スプーンその他の器具を予め容器の底部に付着させるよ
うにした包装用容器は、スプーンその他の器具を容器の
底部に直接掛止させるような構造であったので、前記器
具が外部に露出することになり、衛生上問題があった。
衛生上の問題を解決する為には、スプーンその他の器具
を包装し、これを、容器の上部に、被せ蓋を介して保持
させたり、容器の側壁に貼着するのが望ましいが、容器
の他に新たな部材を必要としたり、包装作業に際して、
新たな作業を必要とする問題点があった。
そこで、包装したスプーン等の器具を、容器の底部に保
持させることが考えられるが、容器の座りを害すること
なく、包装した器具を容器の底部に保持させることが難
しいばかりでなく、容器の底部に保持させた場合には、
器具の包装が容器の運搬、陳列等の取扱い時に汚れるな
どの問題が予想された。
この考案は、以上のような問題点に鑑みてなされたもの
で、容器の底部に、予め包装したスプーンその他の器具
を新たな部材を要することなく一体的に付着でき、しか
も容器の座りが害されないと共に、スプーンその他の器
具の包装が、容器の取扱いによって汚れるおそれもない
ようにした包装用容器を提供することを目的としてい
る。
(課題を解決する為の手段) 前記の目的を達成するこの考案は、有底筒状の容器本体
の底部外縁部およびその内側に沿って二重の環状突条が
設けてあり、内側の環状突条が外縁部の環状突条より高
く形成してあると共に、内側の環状突条には、スプーン
その他の器具を掛止する為の切欠部が形成してある包装
用容器を用いる。
そして前記の如く包装用容器を用いて、前記内側の環状
突条の切欠部に掛止するように、包装器具を容器本体の
底部に収容し、容器本体の側壁から前記外縁部の環状突
条に亘って設けたシュリンクフィルムの端縁を外縁部の
環状突条を超えて内側の環状突条側へ張り出させ、この
張り出し部を前記包装器具の端部に掛止させる。
(作用) この考案の包装用容器においては、スプーンその他の器
具を包装した状態で容器本体の底部に、接着剤等を必要
とすることなく、一体的に付着させることができる。そ
して、前記包装器具は端部にシュリンクフィルムの張り
出し部を掛止せさたので、容器本体の底部側に保定さ
れ、このことと外縁部の環状突条よりも高い内側の環状
突条の形成とが相俟って、底部の座りが阻害されないと
共に、容器の取扱いによって、包装器具が汚れるおそれ
もない包装用容器を提供することができる。
(実施例) 以下この考案を実施例に基づいて説明する。
第1図および第2図に示したように、合成樹脂製の有底
円筒条の容器本体1の底部1aに、外縁部に沿って環状突
条2が設けてあると共に、この環状突条2の内側に沿っ
て、別の環状突条3が設けてある。前記内側の環状突条
3は外縁部の環状突条2よりも高く形成してあると共
に、直径対称的位置を切欠いて切欠部4、4としてあ
る。
そして、前記底部1aの外側には、包装スプーン5が収容
されている。包装スプーン5はスプーン6と袋体7から
成るもので、スプーン6は掬い部6aと柄部6bを折畳可能
とされ、折畳状態で袋体7で予め包装されている。この
包装スプーン5は、端部を前記内側の環状突条3の切欠
部4、4を通して外側に突出させるようにして、移動し
ない掛止状態としてあると共に、容器本体1の側壁1bか
ら外縁部の環状突条2に亘って設けたシュリンクフィル
ム8の端縁を、前記外縁部の環状突条2を超えて内側の
環状突条3側へ張り出させ、この張り出し部9を前記包
装スプーン5の端部に掛止させて、包装スプーン5を底
部1a側に保定してある。
尚、容器本体1の内側にはプリン、ゼリー、アイスクリ
ーム等の食品が充填され、開口部1cが封口されるのは、
通常の容器と同様である。包装スプーン5の装着、およ
びシュリンクフィルム8の装着は容器本体1へ食品が充
填される前、或いは後に行なわれる。
第3図は容器本体1にスプーン等が取付けられる前の状
態を示したもので、多数の容器本体1が重合できるよう
に、底部1aよりも開口部1c側が大きく成形されている。
尚、容器本体1は有底円筒状のものについて説明した
が、有底角筒状としたり、有底楕円筒状とすることもで
きる。
上記実施例の包装用容器によれば、スプーン6を袋体7
に予め包装した状態で容器本体1に付着したので、衛生
が害されるおそれを無くすることができる。又、包装ス
プーン5はシュリンクフィルム8で底部1a側に保定され
ていると共に、内側の環状突条3の切欠部4、4に掛止
しているので、接着剤のような保持手段を用いることな
く、スプーン5を容器本体1に保持させることができ、
かつ意に反して移動するおそれも無い。そして、更に内
側の環状突条3を外縁部の環状突条2より高くしたこと
と相俟って、包装スプーン5によって底部の座りが悪く
なるおそれは無く、陳列棚、テーブル等へ安定して載置
することができると共に、このような取扱いの際や、運
搬の際に包装スプーン5の袋体7が汚れたり、破れたり
するのを防ぐことができる。
(考案の効果) 以上に説明したようにこの考案によれば、被せ蓋や接着
剤を必要とすることなく、スプーンその他の器具を一体
的に付着した包装用容器を提供できる効果がある。又、
スプーンその他の器具は、容器本体の底部側に保定し、
かつ十分高い環状突条を底部に設けたので、包装したス
プーンその他の器具が、取扱い中に汚されるおそれを無
くできると共に、容器の座りも害されなくできる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は同じく実
施例の底面図、第3図は同じく実施例の容器本体の断面
図である。 1……容器本体、2、3……環状突条 4……切欠部、5……包装スプーン 6……スプーン、7……袋体 8……シュリンクフィルム 9……張り出し部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】有底筒状の容器本体の底部外縁部およびそ
    の内側に沿って二重の環状突条が設けてあり、内側の環
    状突条が外縁部の環状突条より高く形成してあると共
    に、内側の環状突条には、スプーンその他の器具を掛止
    する為の切欠部が形成してあり、前記内側の環状突条の
    切欠部に掛止するように、包装器具が容器本体の底部に
    収容され、容器本体の側壁から前記外縁部の環状突条に
    亘って設けたシュリンクフィルムの端縁を外縁部の環状
    突条を超えて内側の環状突条側へ張り出させてあり、こ
    の張り出し部を前記包装器具の端部に掛止させたことを
    特徴とする包装用容器
  2. 【請求項2】有底筒条の容器本体の底部外縁部およびそ
    の内側に沿って二重の環状突条が設けてあり、内側の環
    状突条が外縁部の環状突条より高く形成してあると共
    に、内側の環状突条には、スプーンその他の器具を掛止
    する為の切欠部が形成してあること特徴とする包装用容
JP12624590U 1990-11-28 1990-11-28 包装用容器 Expired - Fee Related JPH0732423Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12624590U JPH0732423Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 包装用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12624590U JPH0732423Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 包装用容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0480829U JPH0480829U (ja) 1992-07-14
JPH0732423Y2 true JPH0732423Y2 (ja) 1995-07-26

Family

ID=31873809

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12624590U Expired - Fee Related JPH0732423Y2 (ja) 1990-11-28 1990-11-28 包装用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0732423Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0480829U (ja) 1992-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5705212A (en) Food package with an enclosed eating utensil
US3239104A (en) Dispensing device
JP2004510639A (ja) 多機能キャップ付き消耗品容器
US4720037A (en) Sanitary jacket for ice cream cones
JPH0732423Y2 (ja) 包装用容器
US8746499B2 (en) Container
JP4001259B2 (ja) 簡易容器
JP2895556B2 (ja) 定量包装体
JPS5840070Y2 (ja) ヨ−グルト等の容器
JPH0748495Y2 (ja) 分包容器
JPH0449075Y2 (ja)
JPS6219578Y2 (ja)
KR200343019Y1 (ko) 아이스크림 용기
JPH0526050Y2 (ja)
FR2786166A1 (fr) Recipient destine a conditionner deux aliments en portions individuelles a melanger pour leur consommation
JPH0722937U (ja) ツマミ容器及び容器付き飲料缶
JP2001139062A (ja) 菓子容器
JP2594612Y2 (ja) 複数容器の包装体
JPH0739826Y2 (ja) 複合容器
JPH0621903Y2 (ja) 組合せ包装体
JP2579562Y2 (ja) 簡易食品容器
JPH0752061Y2 (ja) 伸縮自在な容器
JPS6223722Y2 (ja)
JPH0740523U (ja) 食器具付きオーバーキャップ
JPH0717541A (ja) 容 器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees