JP2594612Y2 - 複数容器の包装体 - Google Patents

複数容器の包装体

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JP2594612Y2
JP2594612Y2 JP1992089217U JP8921792U JP2594612Y2 JP 2594612 Y2 JP2594612 Y2 JP 2594612Y2 JP 1992089217 U JP1992089217 U JP 1992089217U JP 8921792 U JP8921792 U JP 8921792U JP 2594612 Y2 JP2594612 Y2 JP 2594612Y2
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hanger
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正明 藤尾
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、清涼飲料水用
のボトルを複数まとめて保持し且つ持ち運ぶことのでき
る複数容器の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、多量の清涼飲料水等が充
填される容器として首部に鍔部が形成されたボトル(P
ETボトル)があり、飲料水はこのボトル充填された状
態で複数まとめて販売される場合がある。
【0003】前記ボトルはその胴部が大径であることか
ら、特に、女性や子供等においては持ち運び難いもので
ある。そこで、複数のボトルを持ち運ぶ際には、ボトル
を袋に収納して持ち運んだり(従来例1)、あるいは、
図6に示すように容器30の鍔部31に下方から係合し且つ
首部32に嵌脱自在に外嵌される複数の凹部35を有する保
持体36を使用する場合もある(従来例2)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1では、ボトルの持ち運び時に全体が嵩張ると共
に、安定性に欠け不便であった。
【0005】また、従来例2では、ボトル30の首部32を
固定し胴部37側は何ら固定していないので、持ち運び時
にボトル30がぐらつき易く、持ち運びが困難となるばか
りか、このぐらつきによりボトル30が保持具36から離脱
してしまうおそれもあった。しかも、該保持体36はその
凹部35を鍔部31に係止する構造であることから、鍔部31
を有しない瓶容器等には使用できない欠点があった。
【0006】本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたもので、首部に鍔部を有していない容器であって
も、嵩張ることなく安全に且つ容易に複数まとめて保持
し持ち運びが可能な複数容器の包装体を提供することを
課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案が、上記課題を解
決するために講じた技術的手段は、複数の容器3の胴部
3aが、弾性伸縮性を有し且つ筒状に形成されたストレッ
チフィルム1で一体的に包装され、前記複数の容器3
持ち運び可能なハンガー5の両端部5aが、ストレッチフ
ィルム1及び容器3の両方にわたって粘着剤6を介して
固着されてなることにある。
【0008】
【0009】
【作用】本考案の複数容器の包装体において、ストレッ
チフィルム1は自己の弾性力により、複数の容器3の胴
部3aを結束し保持するため、容器3ががたついたりする
ことはなく、ハンガー5を把持することにより、複数の
容器3を一度にまとめて容易に持ち運ぶことができる。
また、ストレッチフィルム1は弾性力により収縮し容器
3に密着するため、タイトな状態となり該ストレッチフ
ィルム1が嵩張ることもない。
【0010】しかも、前記ハンガー5の両端部5aが、ス
トレッチフィルム1及び容器3の両方にわたって粘着剤
6を介して固着されているので、飲料水等が充填された
重い容器3であっても、ハンガー5で容器3を直接持ち
上げることから、ストレッチフィルム1が伸びて破断し
しまったり、容器が脱落するおそれはない。また、仮
に、ストレッチフィルム1内面と円筒状の容器3表面が
滑り易い場合やハンガー5を強く引き上げた場合でも、
ストレッチフィルム1は容器3の回転を阻止するため、
容器3が位置ズレすることもない。
【0011】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面に従っ
て説明する。図1〜図3において、1は表面に印刷が施
されラベル機能を有し、且つ、低密度ポリエチレン、
チレン・酢酸ビニル共重合体等からなる弾性伸縮性を有
するストレッチフィルムで、該ストレッチフィルム1は
飲料水が充填された2本の容器としての円筒状のボトル
3を結束保持している。即ち、ストレッチフィルム1
は、図3(ロ)に示すように予め筒状に形成されてお
り、該筒状のストレッチフィルム1を緊張させながらボ
トル3に外嵌することにより、その自己弾性収縮力でこ
れらボトル3が結束されているのである。
【0012】また、該ストレッチフィルム1の上端縁部
1aは、ボトル3の胴部3aの上部に位置し、且つ、下端縁
部1bは、ボトル3の底部3bの外周部に位置し、その表面
には、ボトル3を2本結束した場合のバーコード(図示
省略)が設けられ、しかも、ストレッチフィルム1の印
刷部分が、各ボトル3に施されたバーコードを読み取り
不可能なように覆っている。
【0013】5は帯状の可撓性を有するシートからなる
ハンガーで、その両端5aの内面には、粘着剤6がストレ
ッチフィルム1の上端縁部1aからボトル3の胴部3aにわ
たって設けられており、ここにハンガー5の両端5aはス
トレッチフィルム1とボトル3とに固着されている。
【0014】本考案の実施例は上記の構成からなり、ス
トレッチフィルム1は自己の弾性伸縮力により、複数の
ボトル3を密着状に結束することから、がたついたりす
ることはない。
【0015】しかも、ハンガー5の両端部5aは粘着剤6
を介してストレッチフィルム1からボトル3の胴部3aに
わたって固着されていることから、ハンガー5を把持し
た際に、各ボトル3内に飲料水等が充填されて重くなっ
ていても、ストレッチフィルム1が伸びてしまったり、
破断したりすることはない。従って、ボトル3がストレ
ッチフィルム1から脱落したり、ハンガー5がストレッ
チフィルム1から不用意に外れてしまうおそれはない。
更に、持ち運び等の取扱時に、特に大きな径のボトル3
であっても、ボトル3が回転して位置ズレを起こすおそ
れもない。
【0016】尚、本考案のストレッチフィルム1の包装
形態は上記の実施例に限定されるものではなく、例え
ば、図4に示す如くボトル3を三本一列に配置しても良
く、この場合には、各ボトル3間を両面粘着テープ10で
貼着しておくのが好ましい。更に、三本以上のボトル3
を結束することも可能である。
【0017】更に、図5に示す如く、円柱状の4個の缶
容器3をストレッチフィルム1で包装し、しかも、ハン
ガー5は十字状に形成したものであっても良い。また、
ストレッチフィルム1は必ずしも容器3の底部3bにまで
設ける必要はなく、容器3の胴部3aのみを被覆すること
も可能であり、しかも、粘着剤6は容器3とハンガー5
との間にのみ設けることも可能である。更に、容器3の
種類及びその形状は上記実施例に限らず任意に設定可能
であることは無論である。
【0018】
【考案の効果】本考案は、複数の容器の胴部が、弾性伸
縮性を有し且つ筒状のストレッチフィルムで包装され、
前記複数の容器を持ち運び可能なハンガーの両端部が、
該ストレッチフィルム及び容器の両方にわたって粘着剤
を介して固着されているので、首部に鍔部を有していな
い容器であっても、複数の容器をまとめて容易に持ち運
べる利点がある。また、ストレッチフィルムは筒状に形
成すれば良いので、その製造が簡単であると共に、複数
の容器にストレッチフィルムを装着する際にも、ストレ
ッチフィルムを弾性力に抗して拡径させて容器に外嵌す
れば良く、その装着作業も簡単且つ迅速に行える。
【0019】しかも、持ち運びの際には、従来の袋に収
納する場合や保持体を使用する場合に比し、嵩張ったり
がたつくことがなく安定して安全に持つことができ、非
常に便利である。
【0020】また、ハンガーの両端部が、ストレッチフ
ィルム及び容器の両方にわたって粘着剤を介して固着さ
れているので、容器が重い場合であっても、ストレッチ
フィルムが伸びてしまったり、破断してし容器が抜け落
ちたりしてしまうおそれもない。また、持ち運び等の取
扱時に、特に大きな径の容器であっても、筒状のストレ
ッチフィルムが弾性収縮力によって容器を結束している
のと相俟って、ハンガーの両端部が容器とストレッチフ
ィルムとを連結するので、容器が回転して位置ズレを起
したり、落下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】同要部を示す断面図。
【図3】(イ)は要部を示す断面平面図、(ロ)はスト
レッチフィルムの斜視図。
【図4】本考案の他の実施例を示す正面図。
【図5】本考案の更に他の実施例を示す斜視図。
【図6】従来例の斜視図。
【符号の説明】
1…ストレッチフィルム、3…ボトル(容器)、3a…胴
部、5…ハンガー、5a…両端部、6…粘着剤

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の容器(3)の胴部(3a)が、弾性
    伸縮性を有し且つ筒状に形成されたストレッチフィルム
    (1)で一体的に包装され、前記複数の容器(3)を持
    ち運び可能なハンガー(5)の両端部(5a)が、ストレ
    ッチフィルム(1)及び容器(3)の両方にわたって粘
    着剤(6)を介して固着されてなることを特徴とする複
    数容器の包装体。
JP1992089217U 1992-12-28 1992-12-28 複数容器の包装体 Expired - Fee Related JP2594612Y2 (ja)

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JPH0653451U JPH0653451U (ja) 1994-07-22
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JP5130879B2 (ja) * 2007-11-21 2013-01-30 富士電機リテイルシステムズ株式会社 商品パッケージ
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