JPH07324212A - 筆記体マーク用信号発生装置および筆記体マーク作成装置 - Google Patents

筆記体マーク用信号発生装置および筆記体マーク作成装置

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JPH07324212A
JPH07324212A JP11868594A JP11868594A JPH07324212A JP H07324212 A JPH07324212 A JP H07324212A JP 11868594 A JP11868594 A JP 11868594A JP 11868594 A JP11868594 A JP 11868594A JP H07324212 A JPH07324212 A JP H07324212A
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bag
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JP11868594A
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Shigeji Azumaguchi
繁二 東口
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TOKYO HORAISHA CO
TOKYO HOURAISHIYA KK
Original Assignee
TOKYO HORAISHA CO
TOKYO HOURAISHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】筆記体マークを作成する作業を簡単にする。 【構成】ハードディスク中に、連続して書けるような書
体にされた筆記体文字を袋文字として記憶する。所望の
連続文字を形成する際に、ハードディスクドライブ44
から個別の筆記体文字を読み出してマウスによりCRT
の画面37a上で位置合わせし原連続文字121を形成
する。その後、各袋文字113c′、103c′、10
5d′の外形を太らせて交差部分有り連続袋文字122
を作成する。最後に、干渉する交差部分123を消去し
て連続袋文字125を得る。この連続袋文字125に対
応するデータを筆記体マーク用信号として切断装置に送
り、この筆記体マーク用信号に基づいてマーク用布地を
切断することで、所望の連続文字に対応する筆記体マー
ク「Ccd」を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ユニフォーム、トレ
ーナー、Tシャツ等の衣類に付けられる布地製等の筆記
体マークを作成する筆記体マーク作成装置およびその筆
記体マーク用信号を作成する筆記体マーク用信号発生装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、所属チーム等を明らかにし、
または個人を認識させる等の目的で、ユニフォーム、ト
レーナー、Tシャツ等の衣服に筆記体マークを付けるこ
とが一般的に行われている。
【0003】図7は、従来の技術に係る筆記体マークの
作成方法のフローを示している。なお、この筆記体マー
クの作成方法は、本出願人の出願に係る実開平4−12
7218号公報(実願平3−96567号明細書)に公
表された技術である。
【0004】すなわち、この技術では、まず、連続して
書けるような書体にされた筆記体文字が描かれた片材
(以下、筆記体文字片という。)が準備される(ステッ
プS1)。
【0005】図8は、アルファベットの小文字「a」、
「b」、「c」、「d」を表す筆記体文字片2a〜2d
の例を示している。各筆記体文字片2a〜2dには、連
続して書けるような書体にされた1つの筆記体文字3a
〜3dがベースとなる透明フイルム上に描かれている。
それぞれの筆記体文字3a〜3dは、前後に連結部4L
および連結部4Rを有している。
【0006】図9は、アルファベットの大文字「A」、
「B」、「C」を表す筆記体文字片12a〜12cの例
を示している。上述の筆記体文字片2a〜2dと同様
に、各筆記体文字片12a〜12cには、連続して書け
るような書体にされた1つの筆記体文字13a〜13c
がベースとなる透明フイルム上に描かれている。なお、
このアルファベットの大文字のそれぞれの筆記体文字1
3a〜13cは、後ろ側(右側)にのみ連結部14Rを
有している。ユニフォーム等に付けられるアルファベッ
トによる筆記体マークは、その最左側の文字が大文字で
あるからである。
【0007】そこで、例えば、「Ccd」という筆記体
マークを作成する場合について説明する。
【0008】図10は、筆記体文字片12cの右隣りに
筆記体文字片2cを配し、その右隣りにも筆記体文字片
2dを配して、筆記体マーク「Ccd」に対応する原連
続文字パネル15を手作業により作成した状態を示して
いる(ステップS2)。
【0009】この場合、筆記体文字片12c、2c、2
dは筆記体文字13cの連結部14Rと筆記体文字3c
の連結部4Lおよび筆記体文字3cの連結部4Rと筆記
体文字3dの連結部4Lとが、各筆記体文字片12c、
2c、2dをそれぞれ合わせるだけで一致するような形
状になっている。このため、原連続文字パネル15を作
成する際に、各筆記体文字13c、3c、3dの各連結
部14R、4L、4Rの相互の位置合わせはきわめて容
易である。
【0010】次に、この原連続文字パネル15をコピー
して版下を作成する(ステップS3)。
【0011】さらに、この版下を用いて型紙を作成する
(ステップS4)。
【0012】そして、この型紙を使用して、ヒートカッ
ター等により布材等から前記原連続文字パネル15が表
す筆記体マーク「Ccd」を切り抜く。この切り抜かれ
た筆記体マーク「Ccd」がユニフォーム等に付けられ
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように、この実開
平4−127218号公報(実願平3−96567号明
細書)に公表された技術においては、筆記体マークを容
易に作成することが可能である。
【0014】しかし、この技術においては、筆記体文字
片が紛失してしまわないように管理することと、それら
筆記体文字片から所望の筆記体文字片を探す作業と、原
連続文字パネルを作成する作業とが手作業であり、繁雑
であり、比較的に時間もかかるという課題があった。
【0015】この発明はこのような課題を考慮してなさ
れたものであり、筆記体文字片の管理が容易であって、
筆記体マークを作成する作業が一層簡単になる筆記体マ
ーク作成装置および筆記体マーク用信号発生装置を提供
することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明による筆記体マ
ーク用信号発生装置は、例えば、図面に示すように、連
続して書けるような書体にされた筆記体文字を袋文字と
して記憶する記憶手段43と、この記憶手段から読み出
された袋文字を表示する表示手段37と、この表示手段
上で少なくとも2つの袋文字の相繋がる連結部の位置を
合わせてまたは近接させて原連続文字を形成する位置合
わせ手段34、37、41、42、43と、形成された
原連続文字を構成する各袋文字を太らせて前記袋文字の
連結部が交わるようにした後、相互に交わる線を消去し
て連続袋文字を形成するとともに、必要に応じて、形成
された連続袋文字を原寸の大きさにもどす縮小処理、大
きくする拡大処理、または原寸の大きさよりも小さくす
る縮小処理を行って所望の大きさの連続文字を形成する
連続袋文字形成手段37、41、42、43と、この連
続袋文字を筆記体マーク用信号として出力する出力イン
タフェース51(37)とを備えることを特徴とする。
【0017】また、この発明による筆記体マーク作成装
置は、この連続袋文字を筆記体マーク用信号として受け
取り、この筆記体マーク用信号に基づいてマーク用シー
ト体を切断して筆記体マークを作成するシート体の切断
手段25を備えることを特徴とする。
【0018】
【作用】この発明によれば、記憶手段から読み出された
袋文字を表示手段上に表示し、この表示手段上で位置合
わせ手段により少なくとも2つの袋文字の相繋がる連結
部の位置を合わせてまたは近接させて原連続文字を形成
する。そして、形成された原連続文字を連続袋文字形成
手段により各袋文字を太らせて袋文字の連結部が交わる
ようにした後、相互に交わる線を消去する。このように
して作成された連続袋文字を適当に拡大・縮小処理した
後、出力インタフェースから筆記体マーク用信号として
出力するようにしている。
【0019】この場合、記憶手段に袋文字が記憶されて
いるので、所望の袋文字を探す作業がきわめて容易にな
る。また、連続袋文字を表示手段を利用して形成するよ
うにしているので、その作業がきわめて容易である。
【0020】また、この発明によれば、そのようにして
表示手段上で作成された連続袋文字を筆記体マーク用信
号として受け、この筆記体マーク用信号に基づいて切断
手段によりマーク用布地等のシート体を切断し筆記体マ
ークを作成するようにしている。このため、筆記体マー
クを正確、確実かつ短時間に作成することができる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0022】図1は、この実施例による筆記体マーク作
成装置の外観的構成を示している。
【0023】図1に示すように、この実施例による筆記
体マーク作成装置は、筆記体マーク用信号発生装置21
と、この筆記体マーク用信号発生装置21と通信線23
を介して接続される切断装置25とを有している。
【0024】筆記体マーク用信号発生装置21は、パー
ソナルコンピュータで構成され、本体部31と、これに
接続される表示手段としてのCRTディスプレイ32、
キーボード33、マウス34およびデジタイザ35とを
有している。デジタイザ35の本体にはスタイラスペン
36が接続されている。
【0025】切断装置25は、筆記体マーク用信号発生
装置21から通信線23を介して供給される筆記体マー
ク用信号に応じて布材等のマーク用布地61を熱により
切断するための切断手段としてのヒートカッター62
と、そのヒートカッター62の移動機構63(図1中に
は図示していない。)および入力手段としてのシートキ
ー64とを有している。
【0026】図2は、図1例の筆記体マーク作成装置の
電気的構成を示している。
【0027】図2に示すように、筆記体マーク用信号発
生装置21を構成する本体部31(図1参照)は、制御
手段としてのCPU41を有し、このCPU41には、
バス39を通じて、システムソフトウェアが格納される
ROM42、ワーク用等のRAM43が接続される。ま
た、バス39には、複数の袋文字を記憶する記憶手段と
してのハードディスクを内蔵するHDD(ハードディス
クドライブ)44が接続される。さらに、バス39に
は、FDD(フロッピィディスクドライブ)45、キー
ボードインタフェース46、マウスインタフェース4
7、デジタイザインタフェース48、イメージスキャナ
インタフェース49、CRTインタフェース38も接続
されている。
【0028】CRTインタフェース38には、ディスプ
レイ32を構成するCRT37が接続されている。イメ
ージスキャナインタフェース49には、必要に応じて準
備されるイメージスキャナ50が接続される。FDD4
5には、必要に応じてフロッピィディスク52が挿入さ
れる。
【0029】また、バス39には、RS232C、セン
トロニクス等の通信インタフェース51が接続され、こ
の通信インタフェース51が通信線23を通じて切断装
置25中の対応する通信インタフェース65に接続され
る。
【0030】この切断装置25側の通信インタフェース
65は、バス66に接続される。バス66には、制御手
段としてのCPU67、システムソフトウェアが格納さ
れるROM68、ワーク用等のRAM69が接続され
る。また、バス66には、FDD70、シートキーイン
タフェース71、移動機構インタフェース72、ヒート
カッターのドライバ73が接続される。FDD70に
は、必要に応じて先のフロッピィディスク52が挿入さ
れる。
【0031】切断装置25としては、例えば、本出願人
の出願による特開平3ー199463号公報に公表され
た「マーク用布地等の切断装置」を使用することができ
る。
【0032】この実施例による筆記体マーク作成装置
は、基本的には以上のように構成される。
【0033】次に、上述の実施例の動作を説明する。な
お、この動作説明にあたっても、従来の技術の項で説明
した筆記体マーク「Ccd」を作成する場合を例として
説明する。
【0034】図3は、図1および図2例の筆記体マーク
作成装置の動作フローを示している。以下、図1〜図3
を参照しながら動作を説明する。
【0035】まず、筆記体マーク用信号発生装置21に
おいて、筆記体文字の読み込み処理が行われる(ステッ
プS11)。
【0036】この場合、連続して書けるような書体にさ
れた筆記体文字が描かれた版下が準備される。
【0037】図4は、版下84を示している。この版下
84は、透明フイルム85上に、アルファベットの小文
字「a」、「b」、「c」を表す筆記体文字103a〜
103cが印刷されている。この筆記体文字103a〜
103cは、連続して書けるような書体で印刷されてお
り、前後に連結部104Lおよび連結部104Rを有し
ている。この版下84に形成されている文字は、黒(ハ
ッチングが対応する。)太文字であるが、袋文字(図8
等参照)でもよい。なお、図示はしないが、版下84と
しては、アルファベット「d」以降の残りのアルファベ
ットの小文字、およびアルファベットの大文字を必要に
応じて準備する。このように連続して書けるような書体
にされたアルファベットが印刷された版下84は、例え
ば、株式会社東京宝来社製のものを使用することができ
る。
【0038】準備された版下84がデジタイザ35の台
座86上に載せられる。台座86上に載せられた版下8
4上に、座標が形成された透明電極を有するフイルム8
7が被せられる。そのフイルム87上からスタイラスペ
ン36により筆記体文字103a〜103cの外形をな
ぞることにより、対応する原寸の筆記体文字103a〜
103cがCRT37の画面37a上に表示される。
【0039】この後、キーボード33から、メニュー画
面を選択して、袋文字化処理を行わせることにより、前
記黒太文字に対応する袋文字化ができる(ステップS1
2)。なお、この場合の袋文字化処理は、例えば、輪郭
信号を抽出する処理で行うことができる。
【0040】このようにして作成された袋文字がHDD
44内のハードディスクに袋文字テーブルとして記憶さ
れる(ステップS13)。
【0041】なお、スタイラスペン36でなぞることに
代替して筆記体文字103a〜103cの外形上の線を
ポイント・ポイントでヒットした後、例えば、ベクトル
補間処理によりそのポイント間を接続するようにすれ
ば、ステップS12の袋文字化処理を省略することがで
きる。また、この例では、デジタイザ35を使用して筆
記体文字103a等を読み込むようにしているが、イメ
ージスキャナ50を使用して読み込むようにしてもよ
い。イメージスキャナ50を使用して読み込んだ場合に
は、上述の袋文字化処理が必須である。
【0042】次に、このようにしてHDD44に記憶さ
れた袋文字のうち、所望の袋文字、この場合、アルファ
ベットの大文字の袋文字「C」、アルファベットの小文
字の袋文字「c」、「d」をそのHDD44の袋文字テ
ーブルから読み出して画面37a上の作業領域に表示さ
せる(ステップS14)。なお、袋文字テーブルを画面
37a上の一部に一覧表示をさせ、その一覧表示から所
望の袋文字をマウス34またはキーボード33上のカー
ソルキーでヒットさせて選択することができる。
【0043】次に、画面37a上の作業領域に表示され
た各袋文字の表示位置をマウスカーソル120(図5A
参照)を利用したマウス34のドラッグ操作により合わ
せる(ステップS15)。
【0044】図5Aは、位置合わせ後の画面37a上に
表示された画像を示している。すなわち、筆記体文字
「C」の袋文字113c′と筆記体文字「c」の袋文字
103c′の相繋がる連結部104R′と連結部104
L′とが対向するように近接させ、さらに、筆記体文字
「c」の袋文字103c′と筆記体文字「d」の袋文字
105d′の相繋がる連結部104R′と連結部104
L′とが対向するように近接させて、元になる原連続文
字121を形成する。この場合、相繋がる連結部104
R′と連結部104L′とは接触した状態であってもよ
い。切断装置25における切りしろを考慮した場合に
は、近接させて配置したほうが好ましい。
【0045】次に、形成された原連続文字121につい
て、各袋文字113c′、103c′、105d′を太
らす処理を行い、袋文字113c′、103c′、10
5d′の相繋がる連結部104L′、104R′が交わ
るようにする(図5B参照、ステップS16)。
【0046】なお、この文字を太らす処理時には、各袋
文字113c′、103c′、105d′の外形を、例
えば、1mmオフセットさせて太らせるという袋文字化
処理を使用する。図5Bに示す文字を交差部分有り連続
袋文字122という。
【0047】そして、その袋文字処理の際に、干渉部
分、言い換えれば、それぞれ拡大された袋文字113c
〃、103c〃、105d〃の2重線の中に入ってくる
交わる線123(図5B参照)を消去する処理を選択す
ることにより、図5Cに示すような、連続文字の筆記体
マーク「Ccd」に対応する連続袋文字125を形成す
ることができる(ステップS17)。なお、形成された
連続袋文字125を、使用者の好みまたは切断装置25
の要請等、必要に応じて、拡大した分を原寸に戻す縮小
処理、大きくする拡大処理、または原寸の大きさよりも
小さくする縮小処理を行うようにしてもよい。
【0048】このようにして形成された連続袋文字12
5は筆記体マーク用信号としてHDD44に記憶される
とともに、RAM43に記憶される。また、出力インタ
フェースとしてのフロッピィディスク52に記録しても
よい。
【0049】そして、この筆記体マーク用信号が通信イ
ンタフェース51、通信線23、通信インタフェース6
5を通じて切断装置25中のRAM69に転送される
(ステップS18)。なお、連続袋文字信号が記録され
たフロッピィディスク52を切断装置25のFDD70
に挿入して筆記体マーク用信号をRAM69中に格納す
るようにしてもよい。
【0050】切断装置25では、配置台131上にマー
ク用布地61が配置固定されている。マーク用布地61
としては、単体の生地の裏面側にラミネート処理された
接着剤層を設けたものや、マーク生地と基布とを重ね合
わせ、この基布の被圧着物(ユニフォーム等)の面側に
ラミネート処理された接着剤層を設けたものを用いるこ
とができる。
【0051】そこで、シートキー64を操作することに
より、矢印X方向および矢印Y方向にヒートカッター6
2を移動させることのできる移動機構72によりそのヒ
ートカッター62がマーク用布地61の切断開始位置ま
で移送される。
【0052】この切断開始位置において、ヒートカッタ
ー62の先端チップ62aが図示しないリニアソレノイ
ドを利用して鉛直下方向に変位されることで熱による切
断が開始される。そして、RAM69に記憶されている
筆記体マーク用信号(連続袋文字信号)に基づいてヒー
トカッター62がマーク用布地61上を移動させられる
ことで、連続文字の筆記体マーク「Ccd」に対応する
筆記体マーク133が切り出される(ステップS1
9)。
【0053】このように上記した実施例によれば、HD
D44中に、連続して書けるような書体にされた筆記体
文字を袋文字として記憶している。
【0054】このため、所望の連続文字を形成する際
に、そのHDD44から個別の筆記体文字を読み出して
マウス34によりCRT37の画面37a上で位置合わ
せし、その後、各袋文字を太らす処理を行う袋文字化処
理を施すだけで、所望の連続袋文字125が作成でき、
それを筆記体マーク用信号として利用することができる
という効果が達成される。したがって、筆記体マークを
作成するための筆記体マーク用信号をきわめて短時間に
かつ簡単な作業で作成することができる。
【0055】そして、このようにして作成された筆記体
マーク用信号を通信線23を介してオンラインで、また
はフロッピィディスク52等の記録媒体を介してオフラ
インで切断装置25で受け、この筆記体マーク用信号に
基づいてマーク用布地61等を切断し筆記体マーク13
3を作成するようにしているので、筆記体マーク133
を正確、確実かつ短時間に作成することができる。
【0056】なお、切断装置25としては、熱を利用す
るもの以外に、レーザを利用するもの、刃物を利用する
もの、超音波を利用するもの、または高圧水を利用する
ものを使用することができる。
【0057】また、マーク用布地61に代替し、ポリエ
ステル・ウレタン製等のフィルムまたは紙を使用するこ
ともできる。要は切断可能なシート体を用いればよい。
【0058】さらに、切断する前にヒートカッター62
をペンに代替し、このペンによりシート体上に一度筆記
体マークを描かせて確認した後、ペンをヒートカッター
62にもどして切断するようにしてもよい。
【0059】ここで、上述のステップS16における太
らす処理とステップS17における連続袋文字形成処理
とを一層分かり易く説明する。
【0060】図6Aに示す原連続文字(実際には、文字
ではない。)199を構成する2つの袋文字200、2
01のそれぞれ外形を値Δ(上述したオフセットに対応
する。)だけ外側に太らせて、交差部分有り袋文字20
2(図6Bに示す実線、なお、この図6B中、点線は、
図6Aに示した袋文字200、201と同寸法の外形を
示している。)を作成する。この交差部分204を削除
することで、連続袋文字203を簡易に作成することが
できる。この連続袋文字203を拡大または縮小して用
いてもよい。
【0061】なお、この発明は上述の実施例に限らずこ
の発明の要旨を逸脱することなく種々の構成を採り得る
ことはもちろんである。
【0062】例えば、筆記体マーク用信号発生装置21
と切断装置25とを一体化した構成にする。
【0063】または、切断装置25のバス66にLCD
インタフェース(表示インタフェース)を通じてLCD
(表示手段)を付け、かつ切断装置25のROM68
(記憶手段)に連続して書けるような書体にされた筆記
体文字(アルファベットの大文字と小文字)を袋文字と
して記憶するとともに、このROM68に図3に示した
文字を太らす処理(ステップS16)と連続袋文字を形
成する処理(ステップS17)に係わるソフトウェア等
のシステムソフトウェアを記憶させておく構成にする。
【0064】この構成において、シートキー64と前記
LCDを利用して所望の袋文字を選択してLCD上に原
連続文字を形成した後(ここでは、各袋文字を選択した
ときに、自動的に位置合わせが行われるようにしてお
く。なお、LCD上に表示される文字の書体は、袋文字
でもよいが、通常のJIS等に規定された書体、例え
ば、「Ccd」でもよい。)、適当なキー操作により自
動的に前記システムソフトウェアによる連続袋文字化処
理を行なわせ、その後、必要に応じて、連続袋文字の拡
大・縮小処理を行うようにすれば、図2に示した筆記体
マーク用信号発生装置21を必要とせずに、切断装置の
みの簡単な構成で筆記体マーク用信号の発生およびこの
筆記体マーク用信号に基づくシート体の切断を行うこと
ができる。
【0065】この場合、シートキー64には、アルファ
ベットキーと大文字・小文字の切換キーを設けておけば
袋文字の選択の際に便利である。このように筆記体マー
ク用信号発生装置21と切断装置25とを簡易的に一体
化した場合には、出力インタフェースはドライバ73に
対応する。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、記憶手段から読み出された袋文字を表示手段上に表
示し、この表示手段上で位置合わせ手段により少なくと
も2つの袋文字の相繋がる連結部の位置を合わせてまた
は近接させて原連続文字を形成する。そして、形成され
た原連続文字を連続袋文字形成手段により各文字の中心
から拡大して前記袋文字の連結部が交わるようにした
後、相互に交わる線を消去する。このようにして作成さ
れた連続袋文字を適当に拡大・縮小処理した後出力イン
タフェースから筆記体マーク用信号として出力するよう
にしている。
【0067】この場合、記憶手段に袋文字が記憶されて
いるので、所望の袋文字を探す作業がきわめて容易にな
る。言い換えれば、従来の技術の項で示したような筆記
体文字片を管理する必要がないという効果が得られる。
また、連続袋文字を表示手段を利用して形成するように
しているので、その作業がきわめて容易であるという効
果も達成される。
【0068】また、この発明によれば、そのようにして
表示手段を利用して作成された連続袋文字を筆記体マー
ク用信号として受けて、この筆記体マーク用信号に基づ
いてマーク用布地等を切断し筆記体マークを作成するよ
うにしているので、筆記体マークを正確、確実かつ短時
間で作成することができるという効果が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による筆記体マーク作成装置の一実施
例の全体的構成を示す線図である。
【図2】図1例の筆記体マーク作成装置の電気的構成を
示すブロック図である。
【図3】図1、図2例の動作説明に供されるフロー図で
ある。
【図4】版下の例を示す線図である。
【図5】図5A〜図5Cは、図1、図2例の動作説明に
供される画面上の画像を示す線図である。
【図6】図6A〜図6Cは、原連続文字を太らせて連続
袋文字を作成する処理の説明に供される線図である。
【図7】従来技術に係る筆記体マークの作成方法の説明
に供されるフロー図である。
【図8】アルファベットの小文字の筆記体文字片の例を
示す線図である。
【図9】アルファベットの大文字の筆記体文字片の例を
示す線図である。
【図10】筆記体文字片を組み合わせて筆記体マークに
係る連続文字を作成した状態を示す線図である。
【符号の説明】
21…筆記体マーク用信号発生装置 25…切断装
置 35…デジタイザ 62…ヒート
カッター 63…(ヒートカッターの)移動機構 84…版下 121…原連続文字 122…交差
部分有り連続袋文字 125…連続袋文字

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続して書けるような書体にされた筆記体
    文字を袋文字として記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読み出された袋文字を表示する表示手
    段と、 この表示手段上で少なくとも2つの袋文字の相繋がる連
    結部の位置を合わせてまたは近接させて原連続文字を形
    成する位置合わせ手段と、 形成された原連続文字を構成する各袋文字を太らせて前
    記袋文字の連結部が交わるようにした後、相互に交わる
    線を消去して連続袋文字を形成するとともに、必要に応
    じて、形成された連続袋文字を原寸の大きさにもどす縮
    小処理、大きくする拡大処理、または原寸の大きさより
    も小さくする縮小処理を行って所望の大きさの連続文字
    を形成する連続袋文字形成手段と、 この連続袋文字を筆記体マーク用信号として出力する出
    力インタフェースと、 を備えることを特徴とする筆記体マーク用信号発生装
    置。
  2. 【請求項2】連続して書けるような書体にされた筆記体
    文字を袋文字として記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読み出された袋文字を表示する表示手
    段と、 この表示手段上で少なくとも2つの袋文字の相繋がる連
    結部の位置を合わせてまたは近接させて原連続文字を形
    成する位置合わせ手段と、 形成された原連続文字を構成する各袋文字を太らせて前
    記袋文字の連結部が交わるようにした後、相互に交わる
    線を消去して連続袋文字を形成するとともに、必要に応
    じて、形成された連続袋文字を原寸の大きさにもどす縮
    小処理、大きくする拡大処理、または原寸の大きさより
    も小さくする縮小処理を行って所望の大きさの連続文字
    を形成する連続袋文字形成手段と、 この連続袋文字を筆記体マーク用信号として受け取り、
    この筆記体マーク用信号に基づいてマーク用シート体を
    切断して筆記体マークを作成するシート体の切断手段
    と、 を備えることを特徴とする筆記体マーク作成装置。
JP11868594A 1994-05-31 1994-05-31 筆記体マーク用信号発生装置および筆記体マーク作成装置 Pending JPH07324212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017013499A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 ダッソー システムズDassault Systemes 製造用のデザインの自動化のための3dフォント
US10773466B1 (en) 2015-07-02 2020-09-15 Dassault Systemes Solidworks Corporation Consumer-driven personalization of three-dimensional objects

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JP2017013499A (ja) * 2015-07-02 2017-01-19 ダッソー システムズDassault Systemes 製造用のデザインの自動化のための3dフォント
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