JPH11110572A - 手書き入力表示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

手書き入力表示装置及びプログラムを記録した機械読み取り可能な記録媒体

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JPH11110572A
JPH11110572A JP28257497A JP28257497A JPH11110572A JP H11110572 A JPH11110572 A JP H11110572A JP 28257497 A JP28257497 A JP 28257497A JP 28257497 A JP28257497 A JP 28257497A JP H11110572 A JPH11110572 A JP H11110572A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字,図形などの手書きデータを任意の筆記
具の筆跡に似たイメージに加工して表示する手書き入力
表示装置における編集操作を簡便化する。 【解決手段】 リンク情報管理部4は付箋とその付箋に
関連する手書きデータとの対応を管理し、表示合成部10
は付箋のイメージとその付箋に関連する手書きデータの
表示イメージとを合成して表示部11に表示する。ユーザ
が表示部11に表示された付箋のイメージに対して削除操
作,他の付箋への移動操作を行うと、付箋操作処理部5
は、その操作をその付箋に関連する手書きデータに対す
る操作へ自動的に変換し、この変換内容に従ってデータ
処理部8がその付箋に関連する手書きデータの削除処
理,前記他の付箋への移動処理を実行する。これによ
り、現実世界で付箋を扱う知識があれば、同様の感覚で
簡単に電子世界の手書きデータの編集が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザが文字や図
形などの手書きデータを入力,加工,表示,保存するこ
とを支援する手書き入力表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の手書き入力表示装置が提供するデ
ータ編集機能としては、消しゴムオブジェクトを選択し
て線画の上をなぞることにより、なぞった部分を消去す
るというものが一般的である。しかしこの方法では広範
囲に及ぶ線画を消去するためには全ての部分を手でなぞ
る必要がある。
【0003】この点を改善した編集機能として、領域を
指定し、その領域内を一括消去するというものがある。
指定できる領域の形状としては、矩形が最も一般的であ
るが、フリーハンド図形で領域指定ができるものもあ
る。この方法によれば広範囲の線画を一度の操作で消去
することが可能になる。
【0004】より複雑な編集機能として、相互に深く関
連する線画群をグルーピングするものがある。単純なも
のでは、複数の線画を一つにまとめて単体で選択するこ
とを不可能にし、あたかも一つの線画であるように扱う
ものがある。これを用いれば前記の領域指定を行ってか
ら一括処理する編集手段における領域指定の手間を短縮
させることができる。他にはレイヤと呼ばれる仮想的な
透明シートを用意し、用紙の上にレイヤを重ねてその上
に線画を書く方法もある。このレイヤ機能は、関連する
線画群を一まとめとして管理し、且つこれら線画群を各
々個別に処理することを可能にする。レイヤは何枚も重
ねることができ、同一レイヤ上に関連する線画を入力す
る。編集作業はアクティブなレイヤの線画に対してだけ
作用するため、重なる線画をそれぞれ異なったレイヤに
分けて書いておけば、前記消しゴムオブジェクトを用い
た消去手段では困難である重なった一方の線画だけを消
去して他方を完全に残すというような操作も容易に実現
することができる。
【0005】また、データ加工機能としては、線画を記
述する線の太さや濃度などを指定,変更する手段が提供
されている。ユーザは例えば万年筆や色鉛筆というよう
に現実の筆記具で表現された道具を選んで線画を書く
と、これらの筆記具で記述した時の筆跡に似た状態の描
画をできる。こうした筆跡データは線画の属性として管
理され、入力した後にも該当する線画を選択し再び希望
する筆跡を表すオブジェクトをメニューやツールバーか
ら選択して設定しなおすことによって、その属性を変更
することができる。
【0006】一方現実の世界では、簡単な情報を付け加
えたり目印をつけたりするものとして付箋があるが、こ
れをコンピュータに応用したものとして、例えば特開平
5−282254号公報に見られるメモ書きできるオブ
ジェクトを文書内に貼り付け、必要に応じてメモの内容
を参照できるようにしたものや、特開平4−31017
6号公報のように文書データの任意の位置に付箋イメー
ジを視覚的に貼り付け、この付箋イメージと文書データ
とをリンクさせることにより付箋イメージから文書デー
タを検索できるようにしたものや、メモ付加ならびにデ
ータ検索の双方の機能を兼ね備えた特開平5−4059
4号公報に見られる情報処理装置などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ編集機能
における前記レイヤによる線画管理では、目に見えない
レイヤという概念が現実世界には存在しないため、初心
者ユーザには理解しがたく使いこなせない場合が多い。
そこで、より直感的に理解できるグルーピング方法で、
かつグループ単位または各線画単位での操作が容易に行
える手書きデータ編集手段が必要である。
【0008】またデータ加工機能では、前記のように万
年筆の筆跡というような属性を各線画ごとに個別に管理
している場合、例えば万年筆の筆跡で記述したものだけ
をサインペンの筆跡に変更するためにはユーザが万年筆
の属性をもつ線画を一つずつ選び出して指定しなければ
ならない。用紙上の或る範囲に存在する線画という指定
方法で一括選択することはできるが、万年筆の属性をも
つ線画というように属性などの非空間的な情報で手書き
データを選別することができない。
【0009】本発明は、手書き入力表示装置において、
直感的に把握しやすい形で、かつ容易に手書きデータを
編集・加工することができる手書きデータ編集手段を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の手書き入力表示
装置は、文字,図形などの手書きデータおよび操作コマ
ンドを入力する入力装置と、手書きデータを表示する表
示装置とを備えた手書き入力表示装置において、付箋と
その付箋に関連する手書きデータとの対応を管理するリ
ンク情報管理手段と、付箋のイメージと手書きデータの
表示イメージとを合成して前記表示装置に表示する表示
合成手段と、前記表示装置に表示された付箋のイメージ
に対する編集操作の処理を、前記リンク情報管理手段に
よって管理されているその付箋に関連する手書きデータ
に対する編集操作の処理に変換する付箋操作処理手段
と、前記付箋操作処理手段による変換後の編集操作の処
理を実行するデータ処理手段とを備えることを特徴とす
る。ここで、前記付箋操作処理手段は、付箋のイメージ
に対する編集操作の処理が削除処理である場合に、その
付箋に関連する全ての手書きデータを削除する処理に変
換し、付箋のイメージに対する編集操作の処理が他の付
箋への移動処理である場合に、その付箋に関連する全て
の手書きデータを前記他の付箋に関連する手書きデータ
として移動する処理に変換する。このように、前述のレ
イヤという概念を視覚化した付箋イメージによって表現
し、この付箋イメージと手書きデータを関連づけること
により、グルーピングの概念を直感的に把握しやすくす
ることが可能となる。また、グループを削除したり、グ
ループ同士を結合させたり、或るグループから他のグル
ープに手書きデータを移動させたりする操作を付箋を剥
がす、貼る、付箋に書き込むという具体的な作業として
表現することが可能となり、操作の方法やそれにより得
られる結果を初心者にも容易に理解させることができ
る。
【0011】また本発明の手書き入力表示装置は、文
字,図形などの手書きデータおよび操作コマンドを入力
する入力装置と、手書きデータを表示する表示装置とを
備えた手書き入力表示装置において、付箋とその付箋の
種類とその付箋に関連する手書きデータとの対応を管理
するリンク情報管理手段と、付箋のイメージと手書きデ
ータの表示イメージとを合成して前記表示装置に表示す
る表示合成手段と、前記表示装置に表示された付箋のイ
メージに対する編集操作の処理を、前記リンク情報管理
手段によって管理されているその付箋に関連する手書き
データに対する編集操作の処理に変換する付箋操作処理
手段と、付箋の種類ごとに、手書きデータの点列に対す
る処理パターンを付箋属性として定義した付箋属性デー
タベースと、或る付箋に関連する手書きデータを表示す
る際、その付箋の種類に対応する処理パターンを前記付
箋属性データベースから取得してそれに従って処理を行
って手書きデータの表示イメージを生成し、且つ、付箋
のイメージに対する前記編集操作時、前記付箋操作処理
手段による変換後の編集操作の処理を実行するデータ処
理手段とを備えることを特徴とする。ここで、前記付箋
操作処理手段は、付箋のイメージに対する編集操作の処
理が削除処理である場合に、その付箋に関連する全ての
手書きデータを削除する処理に変換し、付箋のイメージ
に対する編集操作の処理が他の付箋への移動処理である
場合に、その付箋に関連する全ての手書きデータを前記
他の付箋に関連する手書きデータとして移動する処理に
変換する。このように、前述のレイヤという概念を視覚
化した付箋イメージによって表現し、この付箋イメージ
と手書きデータを関連づけることにより、グルーピング
の概念を直感的に把握しやすくすることが可能となる。
また、グループを削除したり、グループ同士を結合させ
たり、或るグループから他のグループに手書きデータを
移動させたりする操作を付箋を剥がす、貼る、付箋に書
き込むという具体的な作業として表現することが可能と
なり、操作の方法やそれにより得られる結果を初心者に
も容易に理解させることができる。更に、付箋側に線画
属性(手書きデータに対する処理内容)を持たせたこと
で、希望する属性が設定された付箋に手書きデータをコ
ピーするだけで属性を容易に設定することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の手書き入力表示装置の一実
施例の構成図である。本実施例の手書き入力表示装置
は、入力部1,表示部11,データ記憶部7および処理
装置20から構成される。
【0014】入力部1は文字および図形などの線画であ
る手書きデータや操作コマンドの入力を行う部分、表示
部11は出力イメージを表示する部分である。これらは
例えば入力部1と表示部11が一体となったペンタブレ
ット型の入力・表示装置で構成することができるが、本
発明はこれに限るものではない。データ記憶部7は、手
書きデータを記憶して保存する部分で、例えば磁気ディ
スク装置等で構成される。処理装置20は例えばパーソ
ナルコンピュータ,ワークステーション等で実現され、
機能的手段として、入力部1から入力された内容が手書
きデータか操作コマンドかの判定を行う入力判定部2
と、入力が手書きデータの場合、これに付箋イメージを
関連づける付箋設定部3と、手書きデータと付箋イメー
ジとの関連を示したリンク情報を管理するリンク情報管
理部4と、入力が付箋イメージに対する操作コマンドの
場合、その処理内容をリンク情報管理部4が管理するリ
ンク情報に基づいてその付箋イメージに関連づけられた
手書きデータに対する処理に変換する付箋操作処理部5
と、ユーザから直接入力される操作コマンドや、付箋操
作処理部5から送られる間接的操作コマンドに応じてデ
ータ記憶部7から必要な情報を読み出して手書きデータ
に処理を施すデータ処理部8と、リンク情報管理部4か
らのリンク情報に基づいて手書きデータに関連する付箋
イメージを生成する付箋表示生成部9と、データ処理部
8により処理が施された手書きデータの出力イメージと
付箋表示生成部9が生成した付箋イメージとを合成する
表示合成部10とを有する。また、図1において21は
CD−ROM,半導体メモリ等の機械読み取り可能な記
録媒体であり、ここに記録されたプログラムは処理装置
20を構成するコンピュータに読み取られ、そのコンピ
ュータの動作を制御することにより、そのコンピュータ
上に前述した各機能的手段2〜5,8〜10を実現す
る。
【0015】次に本実施例の手書き入力表示装置の各部
の動作について具体的に説明する。なお、ここでは手書
き入力を前提として入力部1と表示部11が一体となっ
たペンタブレット型を想定しているが、本発明はこれに
限るものではない。
【0016】まず手書きデータの入力および表示方法に
ついて説明する。図2乃至図7は本装置の手書きデータ
入力および表示の際の画面イメージの一例である。
【0017】図2において、100は手書き入力を行う
領域である仮想的な用紙、110は付箋を新規に生成す
るためのコマンド入力ボタン、120は付箋を削除する
ためのコマンド入力ボタン、130はすでに生成されて
いる付箋を表す。ユーザは新しい手書きデータを入力す
る際にまずコマンド入力ボタン110を押して新規付箋
を生成する。新規付箋の設定方法についてはこれに限る
ものではなく、一番最初の付箋はシステムが自動で生成
する、などという方法や、ユーザの手書き入力を監視し
一定時間以上入力がない場合にシステムが自動的に新規
付箋を生成する、といった方法も考えられる。ここでは
手動で付箋を設定するものとする。こうして、ユーザよ
り入力部1を介して新規付箋生成というコマンドが入力
されると、入力判定部2がコマンドの入力であると解釈
し、付箋操作処理部5に情報を送る。付箋操作処理部5
では、新規付箋生成のコマンドを受け取り、リンク情報
管理部4に新規付箋を生成したことを伝える。リンク情
報管理部4では、新規付箋を管理するための情報を生成
し、この新規付箋をアクティブな付箋として認識・管理
し、新規に付箋が生成されたことを付箋表示生成部9に
伝える。付箋表示生成部9では、新規付箋イメージを生
成して表示合成部10に伝え、表示合成部10により画
面イメージが生成され表示部11に表示が行われる。そ
の結果、新たに付箋140がアクティブ状態で表示さ
れ、用紙100が白紙の状態になる。付箋のアクティブ
と非アクティブの状態は、例えば付箋イメージを変える
ことにより表現する。ここでは、非アクティブな付箋1
30は短い状態で、アクティブな付箋140は長く色が
濃い状態で表現している。ここで言うアクティブな状態
とは、その付箋が選択されている状態であることを指
し、入力された手書きデータは、その時アクティブな状
態にある付箋に対して関連づけられる。
【0018】図2の新規付箋140が生成された状態
で、従来と同様に例えば鉛筆なる筆記具を選択し、ユー
ザが手書き入力を行った結果が図3である。1401は
ユーザが入力した一連の手書きデータ、150はその1
つの手書きデータ「あ」である。ユーザが手書きデータ
を入力部1により入力すると、入力判定部2は手書きデ
ータが入力されたことを認識し付箋設定部3に伝える。
付箋設定部3では、入力された手書きデータの情報をリ
ンク情報管理部4およびデータ処理部8に送る。データ
処理部8では、入力された手書きデータの情報をデータ
記憶部7に記憶して管理すると共に、手書きデータに対
して処理を施し、その結果を表示合成部10に送る。他
方、リンク情報管理部4では、入力された手書きデータ
の情報をその時アクティブになっている付箋に関連づけ
て管理する。従って図3では、手書きデータ1401は
この時アクティブな付箋140に関連づけられている。
この時リンク情報管理部4が管理するリンク情報には、
手書きデータと付箋のそれぞれを識別する情報に加え
て、付箋が生成された順序など、状況に応じて必要とな
る情報を含む。
【0019】図8はリンク情報管理部4で管理されるリ
ンク情報の内容例を示す図である。同図のリンク情報は
或る1つの付箋に対応するものであり、このようなリン
ク情報が各付箋ごとに設けられる。図8に示すように、
或る付箋に対応するリンク情報は、その付箋がアクティ
ブか非アクティブかを示すフラグ401と、その付箋の
識別子402と、その付箋が生成された順序などの管理
データ403と、その付箋に関連する手書きデータの識
別子404とから構成される。その付箋に関連する手書
きデータが複数存在する場合、手書きデータ識別子40
4はその各々について登録される。図3の場合、
「あ」,「い」,「う」の3つの手書きデータがあるた
め、手書きデータ識別子404は3つ登録される。
【0020】図9はデータ記憶部7の記憶内容の一例を
示す図である。同図のデータは或る1つの手書きデータ
に対応するものであり、このようなデータが各手書きデ
ータ毎に記憶される。図9に示すように、或る手書きデ
ータのオリジナルなデータ702は、その識別子701
や、その手書きデータの線画の属性(太字,細字等の処
理パターン)および用紙上の位置座標などの管理データ
703を付加されてデータ記憶部7に記憶される。
【0021】アクティブな付箋を切り替えるには、画面
上でアクティブにしたい付箋イメージを選択すれば良
い。例えば図3の状態でユーザが付箋130を選択する
と、入力判定部2ではその操作コマンドを受け取り付箋
操作処理部5を通してリンク情報管理部4に伝える。リ
ンク情報管理部4はリンク情報において付箋130をア
クティブにし、付箋130がアクティブになったことを
付箋表示生成部9に通知すると共に、付箋130に関連
する手書きデータの識別子を付箋操作処理部5を通じて
データ処理部8に伝える。データ処理部8は、その識別
子を持つ手書きデータをデータ記憶部7から読み出し、
各手書きデータの処理パターンに応じて処理を施した結
果を表示合成部10に送り、また付箋表示生成部9は付
箋130のイメージをアクティブ状態とした付箋イメー
ジを生成して表示合成部10に送り、表示合成部10で
これらを合成して表示部11に表示する。図4はこうし
て付箋130がアクティブとなった状態を示す。この時
表示される一連の手書きデータ1301は付箋130に
関連づけられた手書きデータである。
【0022】なお、手書きデータの表示については、必
ずしもアクティブな付箋に関連づけられた手書きデータ
のみしか表示されない必要はなく、例えば、全手書きデ
ータを表示するコマンドを用意して、手書きデータすべ
てを表示するモードがあっても良い。
【0023】次に本実施例における手書きデータ編集方
法について説明する。なお、本実施例の装置には通常の
市販ソフトが持つ手書きデータ編集機能も備えられてい
るが、ここでは特に本発明に関係のある編集方法につい
て詳しく述べる。
【0024】本装置では、付箋をそれに関連づけられた
手書きデータの代用として考えることができる。
【0025】例えば図3にある一連の手書きデータ14
01をすべて削除したい場合、手書きデータ1401に
関連する付箋140を選択し、この付箋140をコマン
ド入力ボタン120により削除すると、付箋140と一
連の手書きデータ1401の双方を同時に削除すること
ができる。まずユーザが付箋140を選択してアクティ
ブにすると、入力判定部2ではその操作コマンドを受け
取り付箋操作処理部5を通してリンク情報管理部4に伝
え、リンク情報管理部4で付箋140がアクティブな付
箋であると管理認識する。なお、既に付箋140がアク
ティブになっている場合には以上の処理は不要である。
【0026】次にユーザが削除コマンド入力ボタン12
0を押すと、入力判定部2が削除コマンドを受け取り付
箋操作処理部5に伝える。付箋操作処理部5では、リン
ク情報管理部4のリンク情報を参照して、その時アクテ
ィブな付箋140とこれに関連する手書きデータ140
1の識別子を求め、リンク情報管理部4に付箋140お
よび手書きデータ1401削除の情報を伝え、データ処
理部8に手書きデータ1401の削除コマンドを伝え
る。データ処理部8では必要に応じてデータ記憶部7か
ら該当データを読み出し、削除コマンドを実行して表示
合成部10に削除の情報を伝える。付箋操作処理部5か
ら削除コマンドを受け取ったリンク情報管理部4では、
付箋140のリンク情報を削除し、付箋表示生成部9に
該当する付箋と削除のコマンドを伝え、付箋表示生成部
9で該当付箋イメージを削除したイメージが生成され、
表示合成部10によりデータ処理部8で行われた処理結
果と付箋表示生成部9で行われた処理結果が合成されて
表示部11に表示がなされる。
【0027】なお、前記のようにアクティブな付箋が削
除された場合は、自動的に別の付箋がアクティブとな
る。この時のアクティブとなる付箋の決め方は、例えば
リンク情報管理部4で管理されている付箋が生成された
順序に基づき、削除された付箋の一つ前に生成された付
箋をアクティブにするという方法があるが、特にこの方
法に限定するものではなく、利用状況に応じて適当な条
件で付箋を順位づけしておき、これに従って次にアクテ
ィブとなる付箋を決定しても良い。
【0028】次に手書きデータを移動させる際の動作を
説明する。例えば図3の一連の手書きデータ1401の
うちの文字「あ」150のみを付箋130に移動させた
い時には、通常の手書きデータ選択方法により「あ」1
50を選択状態にし、付箋130のイメージの上にドラ
ッグ&ドロップすることにより実現する。まずユーザが
文字「あ」150を選択して付箋130にドラッグ&ド
ロップすると、入力判定部2では手書きデータの文字
「あ」150に対する操作を付箋設定部3を通してデー
タ処理部8に知らせる。付箋設定部3では、前記文字
「あ」150が用紙内を移動する間は、すでに付箋に関
連づけられた手書きデータが同一付箋内で操作されてい
るだけなので付箋設定に関する処理は行わず、入力され
た処理情報だけをそのままデータ処理部8に伝える。デ
ータ処理部8では前記文字「あ」150が移動する情報
を表示合成部10に伝え、表示部11に表示する。図5
は前記「あ」150を用紙中で移動させている状態を示
している。次に前記文字「あ」150が用紙内を出て付
箋130にドラッグされた時、入力判定部2では付箋操
作処理部5に付箋140から付箋130への前記文字
「あ」150の移動を伝える。これにより付箋操作処理
部5では、前記文字「あ」150が関連する付箋が変更
されたことをリンク情報管理部4に伝えると共に、デー
タ処理部8に手書きデータ移動の情報を伝える。リンク
情報管理部4では、前記文字「あ」に関するリンク情報
を再設定しなおして管理する。すなわち、前記文字
「あ」の手書きデータ識別子を付箋140のリンク情報
から外して付箋130のリンク情報に登録する。データ
処理部8では、前記文字「あ」の移動に伴う表示変更を
表示合成部10を介して表示部11に反映させる。
【0029】なお、付箋130のイメージ上にドロップ
されることにより新規に付箋130に関連づけられた前
記文字「あ」150が用紙内のどこに位置づけられるか
については、例えば移動前、すなわち付箋140に関連
づけられていた際と同じ位置にすることが考えられる。
この場合、付箋130をアクティブにすると、図6のよ
うな表示となる。しかし、特にこれに制限するものでは
ない。
【0030】以上は、或る付箋に関連している一部の手
書きデータを別の付箋に移動させる時の動作であるが、
次に、一つの付箋に関連している全ての手書きデータを
まとめて他の付箋に移動させる時の動作を説明する。
【0031】例えば図3において、付箋140に関連す
る一連の手書きデータ1401をすべて付箋130に移
動させる場合には、前記の例のように該当する手書きデ
ータを直接選択するのではなく、その代用として付箋1
40のイメージを選択し、これを付箋130にドラッグ
&ドロップすることで実現することもできる。図7は付
箋140をドラッグしている状態を表す。ユーザが付箋
140をドラッグして付箋130にドロップする操作を
入力部1により行うと、入力判定部2では付箋操作処理
部5に付箋140が付箋130に移動されたことを伝え
る。付箋操作処理部5では、リンク情報管理部4のリン
ク情報を参照して付箋140に関連するのが手書きデー
タ1401であることを検出し、付箋140が付箋13
0に移動したということを、手書きデータ1401が付
箋130に移動したという意味に置き換えてデータ処理
部8に伝える。データ処理部8では、これに基づいてデ
ータ記憶部7から該当するデータ、つまり手書きデータ
1401のデータを読み出し、この操作に基づく表示の
変更を表示合成部10に伝える。一方、付箋操作処理部
5は付箋140が付箋130に移されたことをリンク情
報管理部4に伝え、リンク情報管理部4は付箋130お
よび付箋140のリンク情報を更新すると共に、付箋表
示生成部9に前記操作に伴う付箋表示の変更を伝える。
付箋表示生成部9ではこのイメージを生成して表示合成
部10に伝える。表示合成部10では、データ処理部8
から受け取った手書きデータ表示の変更と付箋表示生成
部9から受け取った付箋表示の変更との結果を合成して
表示部11に表示する。
【0032】付箋を他の付箋に移動させる場合の表示に
ついては、例えば移動後も元の付箋のイメージを消さず
に、あたかも現実世界において一枚の付箋の上にもう一
枚の付箋を貼り合わせるようなイメージにしても良い
し、また移動させた後には元の付箋は消去してしまい、
移動先の付箋一枚のみが残るようにしても良い。後者の
場合、リンク情報管理部4では、移動前の付箋のリンク
情報で関連づけられた全ての手書きデータ識別子が移動
後の付箋に登録され、移動前の付箋のリンク情報は消去
される。また前者の場合、例えば移動前の付箋のリンク
情報が移動後の付箋のリンク情報の子リンク情報として
位置づけられる。このように移動した付箋のイメージを
残す方法では、残した付箋を再び独立させることによっ
て元の位置に手書きデータを戻すことも可能となる。こ
の場合、子リンク情報が元の独立したリンク情報に戻さ
れる。更に別の方法として、付箋を用いて移動を行う際
に、元の付箋とそれに関連する手書きデータはそのまま
残し、移動先に自動的に複写を行うように設定すること
も可能である。
【0033】図10は本発明の手書き入力表示装置の別
の実施例の構成図である。本実施例の手書き入力表示装
置は、入力部1,表示部11,付箋属性データベース
6,データ記憶部7および処理装置30とから構成され
る。本実施例の手書き入力表示装置では、図1の手書き
入力表示装置に対して付箋属性データベース6が追加さ
れている。この付箋属性データベース6は、手書きデー
タの点列に対する各種の処理パターンを付箋属性として
定義したもので、その内容例を図11に示す。同図の付
箋属性情報は或る1つの種類の付箋に対応するものであ
り、このような情報が各付箋の種類ごとに設けられる。
図11に示すように、或る付箋に対応する付箋属性情報
は、その付箋の種類601とその付箋に関連づけられた
手書きデータに対する処理パターン(付箋属性)602
とから構成される。このような付箋属性データベース6
を持つ本実施例の手書き入力表示装置では、ユーザが付
箋の種類を選んで手書きデータ入力を行うと、選んだ付
箋の種類に対応する処理が手書きデータに自動的に施さ
れる。
【0034】また、図10において、入力部1は文字お
よび図形などの線画である手書きデータや操作コマンド
の入力を行う部分、表示部11は出力イメージを表示す
る部分であり、図1の実施例と同様にこれらは例えば入
力部1と表示部11が一体となったペンタブレット型を
利用することができる。データ記憶部7は磁気ディスク
装置等で構成され、手書きデータを記憶して保存する。
処理装置30は例えばパーソナルコンピュータ,ワーク
ステーション等で実現され、機能的手段として、入力部
1から入力された内容が手書きデータか操作コマンドか
の判定を行う入力判定部2と、入力が手書きデータの場
合、これに付箋イメージを関連づける付箋設定部3と、
手書きデータと付箋イメージとの関連を示したリンク情
報を管理するリンク情報管理部4と、入力が付箋イメー
ジに対する操作コマンドの場合、その処理内容をリンク
情報管理部4が管理するリンク情報に基づいてその付箋
イメージに関連づけられた手書きデータに対する処理に
変換する付箋操作処理部5と、ユーザから直接入力され
る操作コマンドや、付箋操作処理部5から送られる間接
的操作コマンドに応じて付箋属性データベース6および
データ記憶部7から必要な情報を読み出して手書きデー
タに処理を施すデータ処理部8と、リンク情報管理部4
からのリンク情報に基づいて手書きデータに関連する付
箋イメージを生成する付箋表示生成部9と、データ処理
部8により処理が施された手書きデータの出力イメージ
と付箋表示生成部9が生成した付箋イメージとを合成す
る表示合成部10とを有する。また、図10において3
1はCD−ROM,半導体メモリ等の機械読み取り可能
な記録媒体であり、ここに記録されたプログラムは処理
装置30を構成するコンピュータに読み取られ、そのコ
ンピュータの動作を制御することにより、そのコンピュ
ータ上に前述した各機能的手段2〜5,8〜10を実現
する。
【0035】以下、図1の実施例との相違点を中心に本
実施例の動作を説明する。
【0036】本実施例においては、図12に示すよう
に、図2に新規付箋作成用のコマンドボタン110の代
わりに付箋の種類ごとの新規付箋作成用のコマンドボタ
ン160が用意される。ここからユーザは一つ選んで付
箋を生成する。こうして新規に付箋170が生成される
と、ユーザはこの付箋170に関連づけて一連の手書き
データ1701を入力する。ここでは、付箋170には
「太字」という属性(処理パターン)が設定されている
ものとする。その結果、付箋170に関連付けられた手
書きデータ1701は全て自動的に太字で表示される。
【0037】以上の動作を図10で説明すると、ユーザ
により先ず付箋170の生成のコマンドが入力部1より
入力されると、入力判定部2により判別され付箋操作処
理部5に伝えられる。付箋操作処理部5では、新規付箋
の種類と生成されたという情報をリンク情報管理部4に
伝える。以下、新規付箋がアクティブ状態として生成さ
れ表示される過程は、図2を用いて説明したものと同様
である。但し、リンク情報管理部4は新規付箋に対応す
る図8のリンク情報中の管理データ403に新規付箋の
種類を保持して管理する。
【0038】次にユーザが一連の手書きデータ1701
を入力部1により入力すると、入力判定部2により判別
され付箋設定部3に伝えられる。付箋設定部3では、手
書きデータ1701が入力されたことをデータ処理部8
とリンク情報管理部4に伝える。データ処理部8は手書
きデータ1701の処理を施す前のオリジナル情報をデ
ータ記憶部7に図9のように記憶する。リンク情報管理
部4では、入力された一連の手書きデータ1701をア
クティブな付箋170に関連づけて図8のように管理
し、同時に付箋操作処理部5に手書きデータ1701に
関連する付箋170の種類を伝える。付箋操作処理部5
はデータ処理部8に付箋170の種類を通知し、その種
類に対応する付箋属性に基づいて手書きデータ1701
に処理を施すように指示する。データ処理部8では、付
箋属性データベース6から付箋170の種類に対応する
付箋属性(処理パターン)を読み出して手書きデータ1
701に施し、その結果を表示合成部10に伝える。以
下、処理を施された手書きデータ1701が表示部11
に表示される過程は図2を用いて説明したものと同様で
ある。
【0039】また本実施例においては、別の種類の付箋
に手書きデータを移動させるだけで、簡単に別の属性を
設定しなおすことができる。図13は、図12の状態か
ら細字の属性が設定された付箋を新規に生成し、手書き
データ1701を新規付箋にコピーした結果を表す。付
箋180が細字属性が設定された付箋、手書きデータ1
801が手書きデータ1701を付箋180にコピーし
た結果である。ユーザは、手書きデータの移動について
図1の実施例で説明したと同様の方法で、付箋170を
ドラッグして付箋180にドロップするだけで、手書き
データ1701の太字を手書きデータ1801の細字に
変換することができる。この時の本装置の動作は、前記
手書きデータの付箋を用いた移動の項目と前記付箋属性
を用いた手書きデータの処理の項目で述べた動作の組合
せとなる。なお、ここでは、付箋属性の設定例として線
幅をあげたが、付箋属性はこれに限定されるものではな
く、運筆順を再現する簡単なアニメーションなど手書き
データに関係する様々な属性を設定することができる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、手書き
データに付箋を関連づけ、付箋に対する操作を手書きデ
ータに対する操作へと自動的に振り替えることで、現実
世界で付箋を扱う知識があれば、同様の感覚で簡単に電
子世界の手書きデータの編集を行うことができる。
【0041】また、付箋側に手書きデータの処理内容を
表す属性を設定することにより、手書きデータに様々な
処理を加える操作を、付箋間の複写,移動という簡単な
操作で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の手書き入力表示装置の一実施例の構成
図である。
【図2】新規付箋生成時の画面表示例を示す図である。
【図3】手書きデータ入力結果を表す画面表示例を示す
図である。
【図4】アクティブな付箋を切り替えたときの画面変化
を説明する画面表示例を示す図である。
【図5】一部の手書きデータに対する移動操作が行われ
ている際の画面変化を説明する画面表示例を示す図であ
る。
【図6】手書きデータ移動結果を説明する画面表示例を
示す図である。
【図7】付箋による手書きデータ移動操作を説明する画
面表示例を示す図である。
【図8】リンク情報管理部で管理されるリンク情報の例
を示す図である。
【図9】データ記憶部に記憶されるデータの例を示す図
である。
【図10】本発明の手書き入力表示装置の別の実施例の
構成図である。
【図11】付箋属性データベースに記憶されるデータの
例を示す図である。
【図12】付箋属性による手書きデータへの処理を説明
する画面表示例を示す図である。
【図13】付箋操作による手書きデータの属性変更操作
を説明する画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
1…入力部 2…入力判定部 3…付箋設定部 4…リンク情報管理部 5…付箋操作処理部 6…付箋属性データベース 7…データ記憶部 8…データ処理部 9…付箋表示生成部 10…表示合成部 11…表示部 20,30…処理装置 21,31…記録媒体 100…手書き入力可能領域を表す仮想的な用紙 110…付箋新規生成コマンドボタン 120…付箋削除コマンドボタン 130,140…付箋イメージ 150…手書きデータの1つである文字「あ」 160…付箋選択生成コマンドボタン 170,180…属性設定された付箋イメージ 1301…付箋130に関連した手書きデータ 1401…付箋140に関連した手書きデータ 1701…付箋170に関連した手書きデータ 1801…付箋180に関連した手書きデータ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字,図形などの手書きデータおよび操
    作コマンドを入力する入力装置と、手書きデータを表示
    する表示装置とを備えた手書き入力表示装置において、 付箋とその付箋に関連する手書きデータとの対応を管理
    するリンク情報管理手段と、 付箋のイメージと手書きデータの表示イメージとを合成
    して前記表示装置に表示する表示合成手段と、 前記表示装置に表示された付箋のイメージに対する編集
    操作の処理を、前記リンク情報管理手段によって管理さ
    れているその付箋に関連する手書きデータに対する編集
    操作の処理に変換する付箋操作処理手段と、 前記付箋操作処理手段による変換後の編集操作の処理を
    実行するデータ処理手段とを備えることを特徴とする手
    書き入力表示装置。
  2. 【請求項2】 文字,図形などの手書きデータおよび操
    作コマンドを入力する入力装置と、手書きデータを表示
    する表示装置とを備えた手書き入力表示装置において、 付箋とその付箋の種類とその付箋に関連する手書きデー
    タとの対応を管理するリンク情報管理手段と、 付箋のイメージと手書きデータの表示イメージとを合成
    して前記表示装置に表示する表示合成手段と、 前記表示装置に表示された付箋のイメージに対する編集
    操作の処理を、前記リンク情報管理手段によって管理さ
    れているその付箋に関連する手書きデータに対する編集
    操作の処理に変換する付箋操作処理手段と、 付箋の種類ごとに、手書きデータの点列に対する処理パ
    ターンを付箋属性として定義した付箋属性データベース
    と、 或る付箋に関連する手書きデータを表示する際、その付
    箋の種類に対応する処理パターンを前記付箋属性データ
    ベースから取得してそれに従って処理を行って手書きデ
    ータの表示イメージを生成し、且つ、付箋のイメージに
    対する前記編集操作時、前記付箋操作処理手段による変
    換後の編集操作の処理を実行するデータ処理手段とを備
    えることを特徴とする手書き入力表示装置。
  3. 【請求項3】 前記付箋操作処理手段は、付箋のイメー
    ジに対する編集操作の処理が削除処理である場合に、そ
    の付箋に関連する全ての手書きデータを削除する処理に
    変換する構成を有することを特徴とする請求項1または
    2記載の手書き入力表示装置。
  4. 【請求項4】 前記付箋操作処理手段は、付箋のイメー
    ジに対する編集操作の処理が他の付箋への移動処理であ
    る場合に、その付箋に関連する全ての手書きデータを前
    記他の付箋に関連する手書きデータとして移動する処理
    に変換する構成を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の手書き入力表示装置。
  5. 【請求項5】 入力装置から入力された文字,図形など
    の手書きデータを複数種類の処理パターンの何れかに基
    づいて加工して表示装置に表示する手書き入力表示装置
    において、 付箋の種類ごとに、手書きデータの点列に対する処理パ
    ターンを付箋属性として定義した付箋属性データベース
    と、 付箋とその付箋の種類とその付箋に関連する手書きデー
    タとの対応を管理するリンク情報管理手段と、 或る付箋に関連する手書きデータを表示する際、その付
    箋の種類に対応する処理パターンを前記付箋属性データ
    ベースから取得してそれに従って処理を行って手書きデ
    ータの表示イメージを生成するデータ処理手段と、 付箋のイメージと手書きデータの表示イメージとを合成
    して前記表示装置に表示する表示合成手段とを備えるこ
    とを特徴とする手書き入力表示装置。
  6. 【請求項6】 文字,図形などの手書きデータおよび操
    作コマンドを入力する入力装置と、手書きデータを表示
    する表示装置とを有するコンピュータを、 付箋とその付箋に関連する手書きデータとの対応を管理
    するリンク情報管理手段、 付箋のイメージと手書きデータの表示イメージとを合成
    して前記表示装置に表示する表示合成手段、 前記表示装置に表示された付箋のイメージに対する編集
    操作の処理を、前記リンク情報管理手段によって管理さ
    れているその付箋に関連する手書きデータに対する編集
    操作の処理に変換する付箋操作処理手段、 前記付箋操作処理手段による変換後の編集操作の処理を
    実行するデータ処理手段、 として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
  7. 【請求項7】 文字,図形などの手書きデータおよび操
    作コマンドを入力する入力装置と、手書きデータを表示
    する表示装置とを有するコンピュータを、 付箋とその付箋の種類とその付箋に関連する手書きデー
    タとの対応を管理するリンク情報管理手段、 付箋のイメージと手書きデータの表示イメージとを合成
    して前記表示装置に表示する表示合成手段、 前記表示装置に表示された付箋のイメージに対する編集
    操作の処理を、前記リンク情報管理手段によって管理さ
    れているその付箋に関連する手書きデータに対する編集
    操作の処理に変換する付箋操作処理手段、 付箋の種類ごとに、手書きデータの点列に対する処理パ
    ターンを付箋属性として定義した付箋属性データベー
    ス、 或る付箋に関連する手書きデータを表示する際、その付
    箋の種類に対応する処理パターンを前記付箋属性データ
    ベースから取得してそれに従って処理を行って手書きデ
    ータの表示イメージを生成し、且つ、付箋のイメージに
    対する前記編集操作時、前記付箋操作処理手段による変
    換後の編集操作の処理を実行するデータ処理手段、 として機能させるプログラムを記録した機械読み取り可
    能な記録媒体。
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