JPH07324060A - アミノアルコールの製造法 - Google Patents

アミノアルコールの製造法

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JPH07324060A
JPH07324060A JP6119127A JP11912794A JPH07324060A JP H07324060 A JPH07324060 A JP H07324060A JP 6119127 A JP6119127 A JP 6119127A JP 11912794 A JP11912794 A JP 11912794A JP H07324060 A JPH07324060 A JP H07324060A
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JP
Japan
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group
compound
amino
formula
reaction
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JP6119127A
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English (en)
Inventor
Katsuya Matsumoto
克也 松本
Takashi Ebata
隆 惠畑
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Japan Tobacco Inc
Original Assignee
Japan Tobacco Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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Abstract

(57)【要約】 【目的】有用なアミノアルコールの製造方法を提供する
こと。 【構成】アリルアルコールの水酸基をアシル基で保護
し、炭素−炭素二重結合のアシル基に近い側の炭素にア
ミノ基、遠い側の炭素に水酸基をシス付加させる。次い
で、水酸基とアミノ基の保護基を脱離する。 【効果】本発明によると、アリルアルコールに対して、
立体的要因に左右されない従来と異なる位置選択性のシ
ス−アミノヒドロキシレーションを実現できる。更に、
本発明の方法は、有用な種々の含窒素化合物の合成に利
用することができ、これらの化合物を簡便に合成するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アミノアルコールを製
造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、医薬品、農薬等のファインケミカ
ル分野において有用な生理活性物質として注目されてい
る化合物に、含窒素化合物があり、合成化学的研究が行
われている。これらの含窒素化合物の中には、ビシナル
配置にアミノ基と水酸基を部分構造に有するアミノアル
コールがある。例えば、沖縄産の二枚貝から単離され
た、シンビオラミドが挙げられ、Ca2+−ATPアーゼ
活性化作用やL1210白血病細胞に対する抗腫瘍性を
持つ、生理活性物質である。また、プロテインホスファ
ターゼ阻害活性を示すカリキュリンAを挙げられる。こ
のアミノアルコールの例としては、下記一般式(5)で
表わされるものがある。
【0003】
【化5】
【0004】但し、Ra 、Rb 、Rc 、Rd 及びRe
水素またはアルキル基等を表わす。このアミノアルコー
ルは、C2 −炭素原子とC3 −炭素原子にそれぞれ結合
しているアミノ基と水酸基がエリスロの立体配置をとっ
た2−アミノ−1,3−ヒドロキシトリメチレン基を部
分構造に有している。このような部分構造は、フィトス
フィンゴシンを初めとするスフィンゴ糖脂質や、アミノ
糖などに見受けられ、生理活性の重要な役割の一部を担
っている。従って、これらの化合物を合成しようとする
場合、その立体配置を選択的に構築することが重要な課
題となる。例えば、一般式(5)のような立体配置を構
築する場合、同じ立体配置を持つ化合物をキラル源に用
いることが考えられるが、これらの化合物が容易に入手
できるとは限らず、また、立体配置を保持することが困
難な場合もあり、一般的な合成法を開発するには至って
いない。
【0005】アミノアルコールを合成するための方法に
は、 Sharplessらによる二重結合にアミノ基と水酸基を
シス付加させるものがある(参考文献; E. Herranz,
S. A.Biller, K. B. Sharpless, J. Am. Chem. Soc., 1
00, 3596 (1978); K. B. Sharpless, D. W. Patrick,
L. K. Trvesdale, S. A. Biller, J. Am. Chem. Soc.,9
7, 2305 (1975); E. Herranz, K. B. Sharpless, Oraga
nic Syntheses, Vol.61, P.85; E. Herranz, K. B. Sha
rpless, J. Org. Chem., 43, 2544 (1978); K. B. Shar
pless, A. O. Chong, K. Oshima, J. Org. Chem., 41,
177 (1976) )。この方法は、シス−アミノヒドロキシ
レーションといわれるものである。
【0006】この方法は、四酸化オスミウムの存在下
に、オレフィンとクロラミン誘導体(RSO2 NClN
a;Rはフェニル、o−トリル、p−トリル、p−クロ
ロフェニル、p−ニトロフェニル、又はo−カルボアル
コキシフェニル等である)若しくはN−クロロソジオカ
ルバメート塩(R’OC(O)NClNa;R’はアル
キル基又はアラルキル基を表わす)を反応させるもので
ある。この反応では、下記に示す一般式(6)の中間体
(イミノオスミウムトリオキシド)が活性種として反応
に関与していると考えられている。このイミノオスミウ
ムトリオキシドは、四酸化オスミウムとクロラミン誘導
体若しくはN−クロロソジオカルバメート塩から生成さ
れる。
【0007】
【化6】
【0008】但し、Rf は水素又はアシル基、アルキル
オキシカルボニル基、スルホニル基等の一般的なアミノ
基の保護基を表す。この反応では、下記反応式に示され
るように、一般式(6)で表されるイミドオスミウムト
リオキシドが、オレフィン(7)の炭素−炭素二重結合
を攻撃して炭素原子に付加することにより一般式(8)
で表される中間体が生成し、最終生成物としてN−置換
アミノ基と水酸基が導入されたアミノアルコール(9)
を得ることができる。
【0009】
【化7】
【0010】但し、Ra 、Rb 、Rc 、Rd 及びRf
先に定義したとおりである。この反応によって導入され
るN−置換アミノ基と水酸基の位置選択性は、二重結合
炭素上の置換基Ra 、Rb 、Rc 及びRd に左右され
る。これは、上記一般式(6)で表されるイミドオスミ
ウムトリオキシドのイミド基のかさ高さに起因するもの
である。即ち、例えばRa 及びRb が置換している二重
結合炭素側に比べて、Rc 及びRd が置換した二重結合
炭素側の方が立体的に込み合っている場合、嵩高いイミ
ド基が、より立体的にすいているRa 及びRb の置換し
た炭素原子に結合した中間体(8)が得られ、最終的に
立体的にすいている側にN−置換アミノ基が導入され、
立体的に込み合った側に水酸基が導入された化合物が得
られる。現在まで報告されているのは、上記のような立
体的に込み合った側に水酸基が優先して導入されるとい
う結果のみである。このような結果は、アリルアルコー
ルの二重結合に対しても同様である。従って、より立体
的に込み合った側の炭素原子にN−置換アミノ基を導入
させたい場合には、上記の方法は不適切であった。
【0011】従って、上記のシス−アミノハイドロキシ
レーションにおいて逆の位置選択性を実現できれば、そ
の合成方法は非常に有用な方法となり、様々な合成に貢
献できると考えられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて成されたものであり、上記のSharpless らの反応
とは逆の立体選択性を有するシス−アミノハイドロキシ
レーション反応によって、立体的に込み合った側にN−
置換アミノ基が導入できるアミノアルコールの製造法を
提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意研究を重ねた結果、アリル位の水酸
基をアシル化することによって、一般式(1)で表わさ
れるアミノアルコールが優先的に得られる方法を開発し
た。即ち、本発明は以下の(a)から(c)の工程を具
備した一般式(1)で表わされるアミノアルコールの製
造方法である。
【0014】
【化8】
【0015】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、及びR5
は水素原子又は有機基である。 (a)下記一般式(2)で表わされるアリルアルコール
の水酸基を、アシル化して下記一般式(3)で表される
化合物を得る工程。
【0016】
【化9】
【0017】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、及びR5
は先に定義したとおりであり、R6 はアルキル基又はア
リール基である。 (b)下記一般式(3)で表される化合物の炭素−炭素
二重結合に、エステル基に近い側の炭素原子にアミノ基
を、遠い側の炭素原子に水酸基をシス付加して下記一般
式(4)で表わされる化合物を得る工程。
【0018】
【化10】
【0019】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及び
6 は先に定義したとおりであり、R7 はアミノ基の保
護基を表す。 (c)下記一般式(4)で表される化合物の水酸基及び
アミノ基に結合している保護基を脱離させる工程。
【0020】
【化11】
【0021】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
6 及びR7 は先に定義したとおりである。以下に本発明
を詳細に説明する。
【0022】本発明は、アリルアルコールのエステル誘
導体(2)にシス−アミノハイドロキシレーションを行
なう。また、本発明の位置選択性の制御は、立体的な要
因により行われるのではなく、電子的な要因によって行
われることを特徴とする。
【0023】本発明においては、下式に示されるように
アリルアルコールの水酸基の置換した炭素原子をC1
炭素原子とし、また二重結合炭素原子のうち、前記C1
−炭素原子に近い方の炭素原子をC2 −炭素原子、遠い
方の炭素原子をC3 −炭素原子ということにする。
【0024】
【化12】
【0025】但し、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5
先に定義したとおりである。本発明では、まずアリルア
ルコールをエステル化する。一般に、アリルアルコール
をエステル化すると、下式に示されるようにC3 −炭素
原子付近が正の電荷に、C2 −炭素原子付近が負の電荷
になるように二重結合のπ電子が局在化すると考えられ
る(このような二重結合のπ電子の分極は、α,β−不
飽和ケトンなどでも見受けられるものであり、α,β−
不飽和ケトンでは、カルボニル基の影響によりα位が負
の電荷、β位が正の電荷を有するように分極する)。
【0026】
【化13】
【0027】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及び
6 は先に定義したとおりである。このようなアリルア
ルコールのエステル誘導体にシス−アミノハイドロキシ
レーションを行うと下記反応式に表されるように、初め
に電気陰性度の高い酸素原子が、正の電荷を持つC3
炭素原子を攻撃し、該炭素原子と結合する。次いで、N
−置換アミドがC2 −炭素原子と結合し、中間体(1
0)が優先的に生成することになり、この結果、一般式
(11)で表される化合物が優先的に生成する。
【0028】
【化14】
【0029】但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R
6 及びR7 は先に定義したとおりである。このように、
本発明のアミノアルコールの製造方法では、アリルアル
コールのアリル位の水酸基をアシル化し、得られたアリ
ルアルコールのエステル誘導体をシス−アミノハイドロ
キシレーション反応にかけることによって、立体的に込
み合った炭素原子にN−置換アミノ基を導入する。本発
明の製造方法は、上記のように、電子的要因によって位
置選択性を制御している。このため立体的要因に左右さ
れないで位置選択性を制御できることを特徴としてい
る。また、本発明の方法は、シス−アミノハイドロキシ
レーション反応を用いているため、立体選択性も併せ持
っていることも特徴である。即ち、本発明の方法で得ら
れるアミノアルコールは、C2 −炭素原子とC3 −炭素
原子にそれぞれ結合しているアミノ基と水酸基がエリス
ロの立体配置をとった2−アミノ−1,3−ジヒドロキ
シトリメチレン基を部分構造に有しうる。
【0030】以下に、本発明のアミノアルコールの製造
方法を各工程を追って具体的に説明する。工程(a)
は、一般式(2)で表わされるアリルアルコールの水酸
基をアシル基で保護する工程である。本工程は、適切な
溶媒中で、アリルアルコールと例えばカルボン酸無水
物、カルボン酸クロリド、又はカルボン酸等のアシル化
剤とを塩基の存在下で反応することによって行われる。
【0031】本反応に使用しうるアリルアルコールは、
工業的に製造されているものか、又は公知の方法により
調製されたものを広く使用することができる。即ち、一
般のアリルアルコールであれば特に制限なく使用するこ
とができる。ここで、アリルアルコール(2)の置換基
1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は水素原子、及び通常
の有機基であれば特に限定されないが、例えば、アルキ
ル基、アルケニル基、アリール基、アルコキシ基、アリ
ールオキシ基、アシル基、アルキルオキシカルボニル
基、アリールオキシカルボニル基、アラルキル基等を挙
げることができる。また、各々の基が二価基となり得る
場合は、各々が結合して環を形成してもよい。更に、各
々の基は異なっていても同一であってもよく、置換基を
有していても、又枝分かれしていてもよい。本発明にお
いては、水素原子、アルキル基又はアリール基が好まし
く、特に、水素原子又はアルキル基が好ましい。具体的
には、例えば、水素原子、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、プチル基等が挙げられる。また、R6 は、上記R
1 からR5 で示した基と同様であるが、特に好ましい基
は、メチル基、エチル基、t−ブチル基等のアルキル
基、又はフェニル基、p−トリル基等のアリール基であ
る。即ち、R6 はアシル基(R6 C(O)−)として適
切な基であればよい。
【0032】本発明に使用しうるアシル化剤は、アリル
アルコールの水酸基をアシル化できるものであれば特に
限定されないが、酸無水物、酸ハライド、又は酸自身を
用いることができる。具体的には、無水酢酸、塩化アセ
チル、ピバロイルクロリド、ベンゾイルクロリド、酢酸
等を挙げることができる。
【0033】反応溶媒は、アリルアルコールの水酸基の
アシル化に用いることができる全ての有機溶媒が適用で
きる。例えば、本反応では非プロトン系有機溶媒が好ま
しく、ハロゲン系溶媒、塩基性溶媒が特に好ましい。こ
れらの溶媒の例には、塩化メチレン若しくはクロロホル
ム、又はピリジン若しくはピペリジンなどがある。
【0034】本工程の反応は、反応の進行と共に生成す
る酸をトラップするため、塩基の存在下で行われる。使
用しうる塩基は酸をトラップし、且つ本反応を阻害する
ものでなければ、特に限定されないが、三級アミンが好
ましい。特に好ましくは、ピリジン、又はトリエチルア
ミンである。溶媒にピリジンなどの塩基性溶媒を使用し
ていれば、塩基は特に必要ないが、他の非プロトン性溶
媒を使用する場合は三級アミン等の塩基を加えておくこ
とが必要である。更に塩基性溶媒以外の有機溶媒中で酸
無水物によりアシル化反応を行う場合はアシル化の触媒
としてN,N−ジメチルアミノピリジン等を加えておく
ことが好ましい。アシル化に使用する各試薬の使用量
は、化合物(2)を基準にして、アシル化剤が1から5
当量、好ましくは1から2当量であり、塩基を使用する
場合は、アシル化剤と同量使用することが好ましい。ま
た、アシル化の触媒としてN,N−ジメチルアミノピリ
ジン等を使用する場合は、0.01から0.5当量、好
ましくは0.01から0.2当量加える。
【0035】反応条件は、各々のアシル化反応に応じた
条件を用いればよい。例えば、酸無水物をアシル化剤と
して用いる場合、反応温度は0℃から60℃が好まし
く、0℃から30℃が特に好ましい。また、反応時間は
1時間から24時間が好ましく、3から10時間が特に
好ましい。
【0036】工程(b)は、工程(a)で得られた上記
一般式(3)で表わされるアリルアルコールのエステル
誘導体のC2 −炭素原子にN−置換アミノ基を、C3
炭素原子に水酸基をシス−付加させる工程である。本工
程の反応は、四酸化オスミウムを触媒として、アリルア
ルコールのエステル誘導体を、例えばクロラミン誘導体
(RSO2 NClNa)若しくはN−クロロソジオカル
バメート塩(R’OC(O)NClNa)のようなアミ
ノ基の供給源となる共酸化剤と処理することにより行わ
れる。即ち、通常のアミノハイドロキシレーションと同
じ条件によって行われる。
【0037】本反応では、四酸化オスミウムと、例えば
クロラミン誘導体(RSO2 NClNa;Rはフェニ
ル、o−トリル、p−トリル、p−クロロフェニル、p
−ニトロフェニル、又はo−カルボアルコキシフェニル
等である)若しくはN−クロロソジオカルバメート塩
(R’OC(O)NClNa;R’はアルキル基又はア
ラルキル基を表わす)のような共酸化剤とにより、先に
述べたイミドオスミウムトリオキシド(6)が中間体と
して生成する。
【0038】本工程で使用しうる共酸化剤は、アミノハ
イドロキシレーションに使用しうるものであれば特に限
定されない。例えば、上記のクロラミン誘導体(RSO
2 NClNa)若しくはN−クロロソジオカルバメート
塩(R’OC(O)NClNa)は、本工程の好適な共
酸化剤である。ここで、Rは、アリール基又はアルキル
基等を表わす。本発明では、アリール基が好ましい。具
体的には、フェニル基、o−トリル基、p−トリル基、
p−クロロフェニル基、p−ニトロフェニル基、又はo
−カルボアルコキシフェニル基等である。また、R’は
アルキル基又はアラルキル基を表わす。具体的には、メ
チル基、エチル基、イソプロピル基、t−ブチル基、ベ
ンジル基等を挙げることができる。本発明では、上記の
ように種々の共酸化剤を用いることができ、使用する共
酸化剤によってC2 −炭素原子上に付加するN−置換ア
ミノ基が異なる。例えば、クロラミン−T(R=p−ト
リル基)を共酸化剤に用いた場合、p−トルエンスルホ
ンアミド基が付加した化合物(上記一般式(4)でR7
がパラトルエンスルホニル基である化合物)になる。本
発明では、後の工程(c)で、アミノ基の置換基を脱離
するので本反応においてはどのような置換基が導入され
ていてもよい。
【0039】共酸化剤は、アリルアルコールのエステル
誘導体を基準にして1から5当量を好ましく使用し得、
特に1から2当量使用することが好ましい。また、共酸
化剤は、これらの金属に硝酸銀を加えて得られる銀塩と
して使用することもできる。
【0040】本反応で使用する四酸化オスミウムは触媒
として作用する。四酸化オスミウムの量は、触媒として
有効な量であれば特に限定されるものではないが、0.
05−0.5当量が好ましく、0.05−0.3当量が
特に好ましい。
【0041】本反応は、水やアルコールのようなプロト
ン系溶媒で行うことが一般的であるが、水と混じり合わ
ない有機溶媒と水との二層系において相間移動触媒を加
えて行うことも可能である。水と混じりあわない有機溶
媒としては、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン
系溶媒を好適に用いることができる。相間移動触媒は、
特に限定されないが、ベンジルトリエチルアンモニウム
クロリド等が好ましい。
【0042】反応温度は特に限定されるものではない
が、0℃から100℃を好適に使用しうる。好ましくは
0℃から60℃、特に好ましくは10℃から30℃であ
る。反応時間は1から24時間が好適であり、特に6か
ら24時間が好ましい。
【0043】本反応により、位置選択的、及び立体選択
的に一般式(4)で表される化合物を得ることができ
る。工程(c)は、アミノ基と水酸基にそれぞれ結合し
ているN−置換基及びアシル基を脱保護する工程であ
る。これらの置換基は一度に脱保護しても、また段階的
に脱保護してもよい。また、どちらを先に脱保護しても
よい。
【0044】水酸基を保護しているアシル基は、アシル
基を脱離させることができる全ての反応を用いることが
できる。例えば、水又はアルコールのようなプロトン性
有機溶媒中において塩酸、硫酸、H+ 型陽イオン交換樹
脂などを作用させればよい。また、塩基性条件下で脱保
護する場合は、アルコールのようなプロトン性有機溶媒
中において塩基を作用させればよい。使用しうる塩基と
してはアルカリ金属又はアルカリ土類金属等の水酸化
物、アルコキシド、又はアンモニア水等があげられる。
上記水酸化物又はアルコキシドには、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、ナトリウムメ
トキシド、又はナトリウムエトキシド等がある。
【0045】反応時間や反応温度も用いる酸や塩基によ
って適宜選択すればよい。具体的には、酸触媒を用いる
脱保護では、反応温度は0℃から70℃が好ましく、0
℃から40℃が特に好ましい。また、反応時間は、30
分から24時間、好ましくは1時間から18時間であ
る。又、塩基性条件下の反応においても同様な反応条件
を使用することができる。
【0046】アミノ基の保護基の脱離は、保護基によっ
て脱離の方法が異なる。脱保護するアミノ基によって適
宜反応を選択する。例えば工程(b)において共酸化剤
にクロラミン−Tを用いた場合は、アミノ基にp−トル
エンスルホニル基が結合しているので、この基の脱離に
は光分解やバーチ還元等を用いる。例えば前者は水を含
む有機溶媒中(例えば、メタノールやエタノール)にお
いて紫外線領域の波長の光を高圧水銀ランプで照射す
る。この光分解では、光増感剤を使用することが好まし
い。光増感剤としては、1,5−ジメトキシナフタレン
や、1,4−ジメトキシベンゼンを好適に使用しうる。
また、水素化ホウ素ナトリウムのような還元剤を加えて
おくことも好ましい。
【0047】反応時間は1から24時間、好ましくは1
から15時間であり、反応温度は特に限定されるもので
はないが10から50℃、好ましくは10から30℃で
ある。
【0048】また、例えばt−ブトキシカルボニル基の
ようなアルキルオキシカルボニル基がアミノ基に結合し
ている場合、これらの脱保護には、塩酸やトリフルオロ
酢酸等の酸触媒を用いればよい。これらの酸は、特に、
1規定塩酸、90%−トリフルオロ酢酸水溶液を用いる
ことが好ましい。反応条件は、使用する酸によって異な
るが、一般にt−ブトキシカルボニル基を脱離するため
の全ての条件を用いることができる。例えば、反応溶媒
は、クロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン系有機溶
媒を使用しうる。またトリフルオロ酢酸を使用する場合
は、特に溶媒を使用しなくともよい。更に反応時間は1
から24時間、好ましくは1から15時間であり、反応
温度は特に限定されるものではないが、10から50
℃、好ましくは10から30℃である。これにより、上
記一般式(1)で表わされるアミノアルコールを得る。
【0049】
【実施例】以下、実施例によりこの発明をさらに詳細に
説明する。この実施例では上記一般式(2)で表わされ
る原料のアリルアルコールに、下記式(2a)で表され
る1,6−アンヒドロ−3,4−ジデオキシ−β−D−
スレオ−ヘキソ−3−エノピラノースを用いた例を示
す。これは工業的に入手可能なレボグルコセノンをヒド
リド還元することにより得られる(「D−アルトロース
の製造方法」(特願平2−272186、「D−アロサ
ンの製造方法」特願平3−077380等参照)。
【0050】
【化15】
【0051】(工程a) 1,6−アンヒドロ−3,4
−ジデオキシ−2−O−ピバロイル−β−D−スレオ−
ヘキソ−3−エノピラノース(3a)の合成 上記式(2a)で表される1,6−アンヒドロ−3,4
−ジデオキシ−β−D−スレオ−ヘキソ−3−エノピラ
ノース1.28g (10.0mmol)をピリジン50mlに
溶解し、これにピバロイルクロリド4.82g (40.
0mmol)を加え、室温にて3時間攪拌した。反応液を氷
を含む飽和水酸化ナトリウム水溶液に注ぎ、次いで、ジ
エチルエーテルにて抽出した。有機層を飽和硫酸銅水溶
液及び水で洗い、硫酸ナトリウムにて乾燥した。溶媒を
減圧下にて留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフ(ヘキサン−酢酸エチル=5:1)にて精製するこ
とにより、下記式(3a)で表される1,6−アンヒド
ロ−3,4−ジデオキシ−2−O−ピバロイル−β−D
−スレオ−ヘキソ−3−エノピラノース2.01g(収
率;94.5% )を得た。
【0052】
【化16】
【0053】沸点: 120-122 ℃ (4 mmHg) [α]24 D -27.9 °(C 0.75,CHCl3 ) IR νmax (neat) 2976 (s), 2892 (m), 2334 (w), 1
729 (s), 1543 (w), 1483 (w), 1462 (m), 1400 (m), 1
367 (m), 1311 (m), 1278 (s), 1158 (s), 1125(s), 10
77 (w), 1040 (s), 984 (s), 944 (w), 888 (s), 859
(w), 841 (m), 804 (m), 772 (w), 725 (m), 675 (w),
654 ( w), 590 (w), 476 (w), 456 (w)1 H−NMR(CDCl3 、TMSからの ppm):1.24
(9H, s,t-Bu); 5.47-5.44 (1H, m, 1位); 5.65 (1H, d
d, J = 2.2, 2.2 Hz, 2位); 5.60 (1H, ddd,J = 9.8,
2.2, 2.2 Hz, 3位); 6.20 (1H, dddd, J = 9.8, 4.
3, 1.4, 0.4 Hz, 4位); 4.69 (1H, dd, J = 4.3, 4.
2 Hz, 5位); 3.97 (1H, d, J = 6.5Hz, 6位), 3.7
9 (1H, ddd, J = 6.5, 4.2, 1.1 Hz, 6位) (工程b) 1,6−アンヒドロ−3−デオキシ−2−
O−ピバロイル−3−p−トルエンスルホンアミド−β
−D−アルトロピラノース(4a)の合成 上記式(3a)で表わされる1,6−アンヒドロ−3,
4−ジデオキシ−2−O−ピバロイル−β−D−スレオ
−ヘキソ−3−エノピラノース15.65g (73.
71mmol)をt−ブチルアルコール360mlに溶解し、
これにクロラミン−T・三水和物25.00g ( 88.
75mmol) を水360mlに溶解した水溶液を加えた。次
いで0.1モル濃度の四酸化オスミウムのt−ブチルア
ルコール溶液56mlを加え、室温にて18時間攪拌し
た。反応混合物にチオ硫酸ナトリウム3.50g を加
え、室温にて10分間攪拌した。反応液から溶媒を減圧
下にて留去した後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(ヘキサン−酢酸エチル=4:1〜3:1)に
て精製することにより、下記式(4a)で表される1,
6−アンヒドロ−3−デオキシ−2−O−ピバロイル−
3−p−トルエンスルホンアミド−β−D−アルトロピ
ラノース15.72g (収率53.45%)を得た。
【0054】
【化17】
【0055】融点: 66.0-69.0 ℃ [α]22 D -99.2 °(C 0.48,CHCl3 ) IR νmax (KBr Disk) 3484 (m), 3292 (m), 2976
(m), 1734 (s), 1601 (w),1483 (m), 1460 (m), 1402
(m), 1338 (m), 1288 (m), 1164 (s), 1139 (m), 1094
(s), 1046 (m), 1023 (m), 1000 (m), 969 (w), 915
(m), 893 (m), 874 (m), 816 (m), 787 (w), 770 (w),
710 (m), 671 (s), 584 (m), 549 (m), 503 (m)1 H−NMR(CDCl3 , TMSからの ppm): 1.11
(9H, s, t-Bu); 2.68(1H, d, J = 7.6 Hz, OH); 5.43
(1H, d, J = 8.3 Hz, NH); 2.42 (3H, S,PhCH3 ); 7.76
(2H, d, J = 8.1 Hz, Ph), 7.31 (2H, d, J = 8.1 Hz,
Ph); 5.34 (1H, d, J = 1.6 Hz, 1位); 4.70 (1H, d
d, J = 9.4, 1.6 Hz, 2位); 3.64-3.54 (2H, m, 3
位及び4位); 4.55 (1H, ddd, J = 5.3, 1.7, 1.3 Hz,
5位); 3.81 (1H, dd, J = 8.2, 5.3 Hz, 6位), 3.76
(1H, dd, J = 8.2, 1.3 Hz, 6位) (工程c) 3−アミノ−1,6−アンヒドロ−3−デオキシ−β−
D−アルトロピラノース(1a)の合成 (1)1,6−アンヒドロ−3−デオキシ−3−p−ト
ルエンスルホンアミド−β−D−アルトロピラノースの
合成 上記式(4a)で表わされる1,6−アンヒドロ−3−
デオキシ−2−O−ピバロイル−3−p−トルエンスル
ホンアミド−β−D−アルトロピラノース0.76g
(1.89mmol)をメタノール4mlに溶解し、これに1
0%水酸化ナトリウム水溶液4mlを加え、室温にて14
時間攪拌した。反応液をアンバーライトIR−120B
(H+ 型)陽イオン交換樹脂を充填したカラムに通して
中和し、溶媒を減圧下にて留去した。残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)を用いて精製
し、下記式(4a’)で表される1,6−アンヒドロ−
3−デオキシ−3−p−トルエンスルホンアミド−β−
D−アルトロピラノース0.50g (収率;83.9
%)を得た。
【0056】
【化18】
【0057】融点: 212.5-213.4 ℃ [α]24 D -134°(C 0.61, MeOH) IR νmax (KBr Disk) 3530 (m), 3418 (s), 3320
(m), 3288 (m), 2974 (w),2910 (m), 1601 (w), 1493
(w), 1448 (w), 1425 (w), 1404 (w), 1319 (s), 1292
(m), 1251 (w), 1201 (w), 1187 (w), 1156 (s), 1112
(s), 1091 (s), 998(m), 982 (m), 963 (m), 924 (m),
909 (m ), 870 (m), 849 (w), 816 (s), 793 (w), 702
(w), 671 (s), 584 (m), 565 (m), 545 (m), 513 (m),
501 (m)1 H−NMR(CDCl3 , TMSからの ppm): 4.18 (1H,
br, 2-OH又は 4-OH), 3.41 (1H, d, J = 6.3 Hz, 2-OH
又は 4-OH); 5.86 (1H, d, J = 8.3 Hz, NH); 2.43 (3
H, S,PhCH3 ); 7.81 (2H, d, J = 8.2 Hz, Ph), 7.30
(2H, d, J = 8.2 Hz, Ph); 5.34 (1H, d, J = 1.5 Hz,
1位); 3.60-3.52 (2H, m, 2位及び4位); 3.24 (1H,
ddd, J = 8.7, 8.3, 4.3 Hz, 3位); 4.50 (1H, dd,
J = 5.3,2.3 Hz, 5位); 3.76 (1H, dd, J = 8.0, 5.
3 Hz, 6位), 3.64 (1H, d, J= 8.0 Hz, 6位)13 C−NMR(CD3 OD, 49.8 ppm): 145.
4, 141.1, 131.3 (2C), 12
8.9(2C), 104.2, 79.2, 72.
8, 71.3, 67.4, 57.4, 22.3 (2)3−アミノ−1,6−アンヒドロ−3−デオキシ
−β−D−アルトロピラノース(1a)の合成 上記式(4a’)で表される1,6−アンヒドロ−3−
デオキシ−3−p−トルエンスルホンアミド−β−D−
アルトロピラノース0.50g (1.59mmol)を石
英容器内にて80%エタノール水溶液200mlに溶解
し、これに1,5−ジメトキシナフタレン0.16g
(0.83mmol)と水素化ホウ素ナトリウム0.33g
( 8.64mmol)を加え、アルゴン雰囲気中、100W
高圧水銀ランプにて365nmの光を7時間照射した。次
いでアセトン10mlを加え、過剰の水素化ホウ素ナトリ
ウムを分解した。反応液から溶媒を減圧下にて留去し、
残渣を水に溶解し、ジエチルエーテルで洗浄した後、水
層をアニオン交換樹脂(OH- 型)に通した。減圧下に
水を留去し、イアトロビーズを充填剤としたカラムクロ
マトグラフィー(クロロホルム−メタノール−25%ア
ンモニア水=10:5:1)にて精製し、下記式(1
a)で表される3−アミノ−1,6−アンヒドロ−3−
デオキシ−β−D−アルトロピラノース0.21g (収
率;82.8%)を得た。
【0058】
【化19】
【0059】[α]23 D -159°(C 0.85, H2 O) IR νmax (neat) 3300 (br), 1628 (m), 1520 (m),
1404 (w), 1342 (m), 1245 (w), 1139 (s), 1073 (s),
980 (s), 955 (s), 909 (s), 864 (s), 832 (m),785
(m), 698 (w), 652 (w), 429 (w)1 H−NMR(D2 O, D2 O (4.80ppm)からの ppm):
5.36 (1H, d, J = 1.4 Hz,1位); 3.55 (1H, dd, J =
9.6, 1.4 Hz, 2位); 2.96 (1H, dd, J = 9.6, 4.3 Hz,
3位); 3.93 (1H, dd, J = 4.3, 2.5 Hz, 4位); 4.66
(1H, ddd, J= 5.5, 2.5, 0.9 Hz, 5位); 3.86 (1H, d
d, J = 8.4, 0.9 Hz, 6位), 3.78 (1H, dd, J = 8.4,
5.5 Hz, 6位)
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、アリル
アルコールの二重結合に対して、水酸基に近い側の炭素
原子にアミノ基、遠い側の炭素原子に水酸基を位置選択
的にシスの立体配置で導入できる。これにより、立体的
要因に左右されない従来と異なる位置選択性を有するア
ミノアルコールの合成方法を提供できるようになった。
更に、本発明の方法は、有用な種々の含窒素化合物の合
成に利用することができ、これらの化合物を簡便に合成
することができる。
【0061】また、本発明の方法を応用すれば、上記の
ように3−アミノ−1,6−アンヒドロ−3−デオキシ
−β−D−アルトロピラノースが得られる。この化合物
は、数工程を経て、生理活性を有するフィトスフィンゴ
シンに誘導することができる。このようなことからも、
本発明の方法は、生理活性を有する化合物を合成するた
めの有効な手段となりうることがわかる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表わされる化合物を製
    造するための方法であって、 【化1】 但し、R1 、R2 、R3 、R4 、及びR5 は水素原子又
    は有機基である。 (a)下記一般式(2)で表わされるアリルアルコール
    の水酸基を、アシル化して下記一般式(3)で表される
    化合物を得る工程と、 【化2】 但し、R1 、R2 、R3 、R4 、及びR5 は先に定義し
    たとおりであり、R6 はアルキル基又はアリール基であ
    る。 (b)下記一般式(3)で表される化合物の炭素−炭素
    二重結合に、エステル基に近い側の炭素原子にアミノ基
    を、遠い側の炭素原子に水酸基をシス付加して下記一般
    式(4)で表わされる化合物を得る工程と、 【化3】 但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は先に定
    義したとおりであり、R7 はアミノ基の保護基を表す。 (c)下記一般式(4)で表される化合物の水酸基及び
    アミノ基に結合している保護基を脱離させる工程 【化4】 但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 及びR7
    先に定義したとおりである。とを具備したことを特徴と
    する製造方法。
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