JPH07324025A - メイラード反応抑制外用剤 - Google Patents

メイラード反応抑制外用剤

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JPH07324025A
JPH07324025A JP11887994A JP11887994A JPH07324025A JP H07324025 A JPH07324025 A JP H07324025A JP 11887994 A JP11887994 A JP 11887994A JP 11887994 A JP11887994 A JP 11887994A JP H07324025 A JPH07324025 A JP H07324025A
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JP
Japan
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maillard reaction
suppressing
naringin
external preparation
flavanones
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JP11887994A
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English (en)
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Takaharu Ishikawa
敬治 石川
Toshihiko Tsuji
敏彦 辻
Hideyuki Kubo
秀之 久保
Kaname Ishizaka
要 石坂
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SANKOUDOU KK
Original Assignee
SANKOUDOU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 メイラード反応の進行を有効に抑制すること
ができ、副作用が少なく、かつ、安価に製造することが
できるようにする。 【構成】 生体に塗布される外用剤であって、フラバノ
ン類が有効成分として含有されている。上記フラバノン
類としてナリンギンおよびナリンゲニンの内のいずれか
一方または双方が好適である。また、上記フラバノン類
としてリクイリチンおよびリクイリチゲニンの内のいず
れか一方または双方がさらに好適である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生体内において、蛋白
質の非酵素的なグリコシル化によって生成するアマドリ
化合物が、さらに後期生成物であるメラノイジンに変化
する、いわゆるメイラード反応を抑制するためのメイラ
ード反応抑制外用剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アミノ酸または蛋白質のアミノ基が還元
糖(アルドース)と反応して起る非酵素的褐変現象は、
発見者の名をとってメイラード反応といわれている。こ
のメイラード反応は、味噌、醤油、その他の各種食品の
褐色色調、あるいは褐変現象に関与するものであるが、
この反応は食品内でのみ起るというものではなく、生体
内のあらゆる部位で起っていることが最近明らかとな
り、この生体内で起るメイラード反応が、糖尿病や老化
の原因になることが示唆されている。
【0003】このメイラード反応にあっては、まず初期
段階において、蛋白質等のアミノ基と還元糖とが中性付
近で反応してアミンとアルデヒドとの脱水縮合物である
シッフ塩基が形成され、このシッフ塩基がさらにアマド
リ転位によって比較的安定なケトアミンの一種であるア
マドリ転位生成物になる。そしてその後のアマドリ転位
生成物の化学変化の段階を後期段階という。この後期段
階において、アマドリ転位生成物はまずジカルボニル化
合物を経て縮合し、その後さらに複雑な反応系路を経て
褐変した蛍光・架橋結合を有する後期段階生成物、すな
わちメラノイジンになる。この化学反応は、例えば以下
の化1に示す化学反応式によって表すことができる。な
お、化1に示す化学反応式においては、還元糖(アルド
ース)としてグルコースが用いられている。
【0004】
【化1】
【0005】ところで、生体内において蛋白質がメイラ
ード反応に供されメラノイジンが生成すると、上記反応
による架橋形成に起因して硬化や水に対する不溶化が起
り、この硬化や不溶化によって生体内の代謝作用が悪影
響を受け、結果として老化および各種の疾患の原因とな
る。
【0006】そして、例えばSellらは、後期生成物
(メラノイジン)の中に特異な蛍光物質であるペントシ
チジンが存在することを見出したが、生体内のコラーゲ
ンの中に含まれるペントシチジンの量が、老化の進行に
よって直線的に増加するのを観察し、この観察結果を公
表している。
【0007】また、Schniderらは、糖尿病患者
の皮膚に存在するコラーゲンのナトリウムドデシルスル
フェート−ポリアクリルアミドゲルの電気泳導におい
て、架橋形成によって生じた高分子量のバンドを認めて
いる(J.Clin.Invest.67,1630
(1981))。
【0008】また、Miyata,Monnierら
は、老化によって起る細胞外マトリックスの代謝回転の
減少と硬化とが後期段階のメイラード反応に依存してい
るとしている。
【0009】これらのことから、生体内における蛋白質
の非酵素的なグリコシル化に起因したメラノイジンの生
成が、皮膚の角層機能を傷害し、種々の皮膚病変の発症
や増悪に関与していることが判る。従って、生体内にお
けるメイラード反応はでき得る限り抑制することが老化
を防ぐことができるという観点から美容上および健康上
好ましい。
【0010】そして従来、Blownleeらは、メイ
ラード反応を抑制するものとして、アミノグアニジンが
有効であると報告している(Science,232,
1629(1986))。アミノグアニジンがメイラー
ド反応を抑止するメカニズムは、その強い求核性に起因
すると考えられる。すなわち、アミノグアニジンは求核
性が強いのでメイラード反応が進行する途中においてメ
イラード反応中間生成物の活性カルボニルと反応し、そ
の結果メイラード反応が抑制されると説明されている。
【0011】従って、アミノグアニジンを外用剤として
使用し、例えば生体の皮膚に投与すると、皮膚内におけ
るメイラード反応が有効に抑制され、メラノイジンの生
成が抑えられるため、皮膚の老化を防止できることが期
待される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記アミノ
グアニジンは、上記のように非常に求核性の強い物質で
あり、炭素原子に対する親和力が大きく、有機物に対す
る反応性に富んでいるため、例えば生体の皮膚に塗布し
た場合、皮膚にかぶれや炎症を発生させる等の副作用が
存在する恐れがあるという問題点を有している。
【0013】また、アミノグアニジンは、トウモロコシ
の胚、カブ、キノコ、イガイ、ミミズ等に含まれている
グアニジンを、尿素とアンモニアとの加圧環境下におい
て抽出し、抽出されたグアニジンを硝酸処理して一旦グ
アジニンの硝酸塩にし、さらにこの硝酸塩に濃硫酸を加
えてニトログアニジンとし、このニトログアニジンを接
触還元して製造されるものであるため、製造が非常に面
倒であり、製造コストが嵩むという不都合も存在する。
【0014】本発明は、従来の上記のような問題点を解
決するためになされたものであり、メイラード反応の進
行を有効に抑止することができ、副作用が少なく、か
つ、安価に製造することが可能なメイラード反応抑制外
用剤を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
メイラード反応抑制外用剤は、生体に塗布される外用剤
であって、フラバノン類が有効成分として含有されてい
ることを特徴とするものである。
【0016】本発明の請求項2記載のメイラード反応抑
制外用剤は、請求項1記載のメイラード反応抑制外用剤
において、上記フラバノン類がナリンギンおよびナリン
ゲニンの内のいずれか一方または双方であることを特徴
とするものである。
【0017】本発明の請求項3記載のメイラード反応抑
制外用剤は、請求項1記載のメイラード反応抑制外用剤
において、上記フラバノン類がリクイリチンおよびリク
イリチゲニンの内のいずれか一方または双方であること
を特徴とするものである。
【0018】
【作用】上記請求項1記載のメイラード反応抑制外用剤
は、生体に塗布される外用剤には有効成分としてフラバ
ノン類が含有されてなるものである。このフラバノン類
は、広く植物界に存在する物質であり、詳細は詳らかで
はないが、花や果実の色素成分、苦味成分、ホルモン作
用物質、ある種の酵素阻害物質、種子の発芽および成長
調節物質であるといわれている。
【0019】そして従来からフラバノン類には、生体を
対象とした降圧作用、毛細血管破裂防止作用、抗肝臓毒
作用等の生理作用が存在することが知られており、この
ようなフラバノン類を生体に外用することによって、副
作用がない状態で生体内におけるメイラード反応を抑止
する効果が存在することが期待され、そして試験の結果
同効果が存在することが判明した。
【0020】また、フラバノン類は、所定の植物から溶
媒としてメタノールを用いることにより容易に抽出可能
であり、製造コストは安価である。
【0021】上記請求項2記載のメイラード反応抑制外
用剤によれば、フラバノン類としてナリンギンおよびナ
リンゲニンの内のいずれか一方または双方が用いられる
ため、これらナリンギンやナリンゲニンは柑橘類の外皮
に多く含まれており、通常廃棄される上記外皮を有効利
用することによって安価にメイラード反応抑制外用剤を
製造することが可能になる。
【0022】上記請求項3記載のメイラード反応抑制外
用剤によれば、フラバノン類としてリクイリチンおよび
リクイリチゲニンの内のいずれか一方または双方が用い
られるため、これらリクイリチンやリクイリチゲニンは
甘草に多く含まれており、この甘草を原料として使用す
ることによりフラバノン類を抽出することが可能にな
る。
【0023】
【実施例】本発明は、フラボノイドの一種であるフラバ
ノン類、すなわちフラバノンの誘導体を有効成分として
含有している外用剤であって、生体に塗布されると生体
内でのメイラード反応を有効に抑制するものである。
【0024】フラボノイドは、多くの植物に含まれた普
遍的な物質である。このフラボノイドは、二つのフェニ
ル基がピラン環あるいはそれに近い構造の3個の炭素原
子を挟んで結合した、いわゆるC6−C3−C6の炭素骨
格からなる化合物群である。現在までに約2000種類
のフラボノイドが知られており、代表的なものとして
は、フラボン、イソフラボン、フラボノール、フラバノ
ン、フラバノール、アントシアニジン、オーロン、カル
コン、ジヒドロカルコン等を挙げることができる。
【0025】そしてこのようなフラボノイドは、各種の
植物内で果たす役割については詳らかでない部分が多い
が、花や果実の色素成分、苦味成分、ホルモン作用物
質、ある種の酵素阻害物質、種子の発芽および成長調節
物質であるといわれている。ま生体を対象とした場合に
は、降圧作用、毛細血管破裂防止作用、抗肝臓毒作用等
の生理作用を促す機能が存在することが知られている。
【0026】そこで、生体に対する上記優れた機能を有
するフラボノイドに着目し、それがメイラード反応の抑
制に効果があるか否かにつき鋭意研究を重ねた結果、本
発明に到達したのである。
【0027】そして、特に柑橘類については上記生理作
用を促す機能が顕著なことが知られていることから、柑
橘類に含まれているフラバノンの一種であるナリンゲニ
ン(4′、5、7−トリヒドロキシフラバノン)および
これの配糖体であるナリンギンに注目するとともに、漢
方薬として古くから用いられてきた甘草に含まれている
フラバノンの一種であるリクイリチゲニンおよびこれの
配糖体であるリクイリチンに注目し、これらを用いてメ
イラード反応の抑制効果を試験し、確実な抑制効果が得
られることを突き止めた。
【0028】その結果ナリンギンおよびナリンゲニンが
生体内でメイラード反応を抑制するのに有効であるこ
と、また、フラバノンとしてのリクイリチンおよびリク
イリチゲニンがさらに有効であることが見出された。な
お、ナリンギン、ナリンゲニン、リクイリチンおよびリ
クイリチゲニンは、それぞれを単独で用いてもよいし、
各々を組み合わせた混合物を用いてもよい。
【0029】そして、柑橘類や甘草から抽出されたナリ
ンギン、ナリンゲニン、リクイリチンおよびリクイリチ
ゲニンの内の一種またはそれらを組み合わせたものを主
剤として蒸留水やアルコール等に溶解し、あるいはグリ
セリン等からなる基剤に混入してメイラード反応抑制外
用剤として使用される。この外用薬を皮膚に直接塗布す
ると、主剤中のナリンギン、ナリンゲニン、リクイリチ
ンまたリクイリチゲニンが皮膚の内部に浸透し、真皮内
におけるメイラード反応を有効に抑制するため、メラノ
イジンの生成が抑えられ、皺やしみ、そばかす等が生じ
る皮膚の老化現象が有効に抑制される。
【0030】以下、ナリンギンの抽出およびナリンギン
からの糖体の除去(すなわちナリンゲニンの製造)につ
いては、実施例1および実施例2において柑橘類のハッ
サク(C.hassaku)からのものを例に挙げて説
明し、実施例3においてナリンゲニンおよびリクイリチ
ゲニン、ならびにそれらの配糖体(ナリンギンおよびリ
クイリチン)それぞれのメイラード反応の抑制効果を調
べる試験内容および試験結果について説明する。
【0031】(実施例1)予め風乾によって乾燥したハ
ッサクの果皮100gを細切りにし、それにメタノール
1リットルを加え約5時間還流し、ハッサク中のナリン
ギンを抽出した。そして、この抽出液からメタノールを
留去して残部をエチルエーテル50mlで洗浄し、その
後さらに酢酸エチル30mlで抽出した。この酢酸エチ
ル抽出液から溶媒を留去し、その残留物をシリカゲル1
00gを充填したカラムで、クロロホルム、メタノール
および水を65対35対10の重量割合に調製した溶媒
を用いて展開してナリンギンを得た。このようにして得
られたナリンギンは、薄層クロマトグラフィ用いる方法
によって確認した。この薄層クロマトグラフィ法による
測定のための展開溶液としては、クロロホルム、メタノ
ールおよび水の、65:35:10の重量割合の混合液
を用い、担体としてシリカゲル60F254を用いた。検
出はUV254nmで行った。
【0032】本実施例では、ナリンギンを抽出する原料
として柑橘類の内のハッサクを使用したが、ハッサクに
限定されるものではなく、ダイダイ(C.daida
i)、ナツミカン(C.natudaidai)、ナル
ト(C.naruto)、スダチ(C.sudat
i)、レモン(C.lemon)、オレンジ(C.si
nensis)等も好適に使用される。
【0033】(実施例2)上記のようにして得られたナ
リンギンの1gを、5%の硫酸で加水分解することによ
って、ナリンギン中の糖体を取り除き、ナリンゲニンの
結晶を得た。
【0034】(実施例3)ナリンギン、ナリンゲニン、
リクイリチンおよびリクイリチゲニンのメイラード反応
抑制効果を確認するために、それぞれの試料を所定量づ
つ計り取り、所定量の蒸留水に溶かしてそれぞれについ
て2mM/mlの試料液を調製した。その後各試料液2
mM/mlを、牛血清アルブミン25mg/mlおよび
グルコース25mg/mlの混合液中に混入し、さらに
pH7.4の0.5Mリン酸緩衝液を加え、37℃に温
度制御して牛血清アルブミンを4週間培養した。
【0035】培養後、励起波長360nm、蛍光波長4
50nmで蛍光度を測定し、この測定結果を基に次式に
よってメイラード反応の抑制率を算出した。 抑制率(%)={1−(E2−E1)/(S2−S1)} ただし、S1は緩衝液の蛍光度、S2は牛血清アルブミン
とグルコースとの混合液の蛍光度、E1は緩衝液と試料
液との混合液の蛍光度、E2は牛血清アルブミンとグル
コースと試料液との混合液の蛍光度である。メイラード
反応抑制率の測定結果を表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1から判るとおり、ハッサクから抽出し
たナリンギンおよびナリンゲニンのメイラード反応抑制
率は53%および68.2%であり、牛血清アルブミン
とグルコースとから反応生成するメラノイジンは、ナリ
ンギンあるいはナリンゲニンを適用しなかった場合の半
量以下に押さえられることが確認された。
【0038】また、甘草から抽出したリクイリチンおよ
びリクイリチゲニンのメイラード反応抑制率は83.4
%および90.0%であり、ナリンギンおよびナリンゲ
ニンよりも高いメイラード反応抑制効果が得られること
が確認された。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の請求項1記
載のメイラード反応抑制外用剤は、生体に塗布される外
用剤であって、フラバノン類が有効成分として含有され
てなるものである。
【0040】そして、フラバノン類は植物界に普遍的に
存在する物質であり、適宜フラバノン類を多く含有して
いる植物を選択し、メタノールを溶媒として用いること
で容易に抽出することが可能であり、従来のメイラード
反応抑制作用を有するとされるアミノグアニジンに比べ
て安価なコストで製造することができ工業的に大量生産
する上で有利である。
【0041】また、フラバノン類は、従来のアミノグア
ニジンのような強い求核性を有する物質ではないため生
体に対して極めて穏やかであり、副作用のない状態で生
体内におけるメイラード反応を有効に抑制することがで
きめ、従って、フラバノン類が含まれた外用剤を例えば
皮膚に塗布することにより、皮膚の老化現象を有効に抑
制することが可能になる。
【0042】本発明の請求項2記載のメイラード反応抑
制外用剤によれば、フラバノン類としてナリンギンおよ
びナリンゲニンの内のいずれか一方または双方が用いら
れるため、これらナリンギンやナリンゲニンは柑橘類の
外皮に多く含まれており、通常廃棄される上記外皮を有
効利用することによって安価にメイラード反応抑制外用
剤を製造することが可能になり好都合である。
【0043】本発明の請求項3記載のメイラード反応抑
制外用剤によれば、リクイリチンやリクイリチゲニンは
甘草に多く含まれており、この甘草を原料として使用
し、抽出することによりメイラード反応抑制外用剤を容
易に製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/70 ADS C07D 311/32 C07H 17/07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体に塗布される外用剤であって、フラ
    バノン類が有効成分として含有されていることを特徴と
    するメイラード反応抑制外用剤。
  2. 【請求項2】 上記フラバノン類がナリンギンおよびナ
    リンゲニンの内のいずれか一方または双方であることを
    特徴とする請求項1記載のメイラード反応抑制外用剤。
  3. 【請求項3】 上記フラバノン類がリクイリチンおよび
    リクイリチゲニンの内のいずれか一方または双方である
    ことを特徴とする請求項1記載のメイラード反応抑制外
    用剤。
JP11887994A 1994-05-31 1994-05-31 メイラード反応抑制外用剤 Pending JPH07324025A (ja)

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