JPH07324020A - 水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の脱色方法 - Google Patents
水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の脱色方法Info
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- JPH07324020A JPH07324020A JP6313731A JP31373194A JPH07324020A JP H07324020 A JPH07324020 A JP H07324020A JP 6313731 A JP6313731 A JP 6313731A JP 31373194 A JP31373194 A JP 31373194A JP H07324020 A JPH07324020 A JP H07324020A
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/22—Peroxides; Oxygen; Ozone
-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/08—Preparations for bleaching the hair
Abstract
(57)【要約】
【構成】 本発明は、ケラチン繊維の脱色方法であっ
て、この方法は、少なくとも１つの酸化剤を含有する脱
色組成物が適用されたケラチン繊維を、水蒸気を含有す
るガスと接触させることからなり、前記ガスは、７５℃
より高い温度であり、前記ガスと前記脱色されるべき繊
維の接触時間は、１０分より少ないことを特徴とする、
ケラチン繊維の脱色方法に関する。 【効果】 本発明によれば、赤茶色できらきらすること
なく、早急に脱色されるものである。
て、この方法は、少なくとも１つの酸化剤を含有する脱
色組成物が適用されたケラチン繊維を、水蒸気を含有す
るガスと接触させることからなり、前記ガスは、７５℃
より高い温度であり、前記ガスと前記脱色されるべき繊
維の接触時間は、１０分より少ないことを特徴とする、
ケラチン繊維の脱色方法に関する。 【効果】 本発明によれば、赤茶色できらきらすること
なく、早急に脱色されるものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、水蒸気および少なくと
も１つの酸化剤を用いて、ケラチン繊維を脱色する方法
に関する。
も１つの酸化剤を用いて、ケラチン繊維を脱色する方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ケラ
チン繊維、特にヒトの髪を、酸化剤を含有する組成物を
用いて脱色することは知られている。２、３分経過後、
実際には１時間経過後、髪の色がブロンドに変化する。
しかしながら、このように処理された髪は、赤茶色のき
らめきを呈し、この赤茶色のきらめきはしばしば、魅力
的ではないとみなされるものである。
チン繊維、特にヒトの髪を、酸化剤を含有する組成物を
用いて脱色することは知られている。２、３分経過後、
実際には１時間経過後、髪の色がブロンドに変化する。
しかしながら、このように処理された髪は、赤茶色のき
らめきを呈し、この赤茶色のきらめきはしばしば、魅力
的ではないとみなされるものである。
【０００３】本出願会社は、この欠点を解消可能にす
る、天然または染色された髪を早急に脱色する手段を探
していた。
る、天然または染色された髪を早急に脱色する手段を探
していた。
【０００４】
【課題を解決するための手段および作用】本出願会社は
驚くべきことに、少なくとも１つの酸化剤を含有する組
成物で処理された髪に、水蒸気を含有する７５℃よりも
高い温度に加熱されたガスを使用することにより、赤茶
色のきらめきを呈さずに、早急に脱色可能であることを
見い出した。さらに、この髪は優れた化粧品特性を示す
ものである。
驚くべきことに、少なくとも１つの酸化剤を含有する組
成物で処理された髪に、水蒸気を含有する７５℃よりも
高い温度に加熱されたガスを使用することにより、赤茶
色のきらめきを呈さずに、早急に脱色可能であることを
見い出した。さらに、この髪は優れた化粧品特性を示す
ものである。
【０００５】酸化染色または脱色方法における水蒸気の
使用はすでに、特許FR−１，０１１，１５１に開示され
ているが、この文献においては、約５０℃に加熱された
水蒸気が、髪を染色または脱色する工程を促進する目的
で使用されている。しかしながらこの温度においては、
上記の赤茶色のきらめきを減少させることは不可能であ
る。
使用はすでに、特許FR−１，０１１，１５１に開示され
ているが、この文献においては、約５０℃に加熱された
水蒸気が、髪を染色または脱色する工程を促進する目的
で使用されている。しかしながらこの温度においては、
上記の赤茶色のきらめきを減少させることは不可能であ
る。
【０００６】したがって、本発明は、ケラチン繊維の脱
色方法であって、この方法は、少なくとも１つの酸化剤
を含有する脱色組成物が適用されたケラチン繊維を、水
蒸気を含有するガスと接触させることからなり、前記ガ
スは、７５℃より高い温度であり、前記ガスと前記脱色
されるべき繊維の接触時間は、１０分より少ないことを
特徴とする、ケラチン繊維の脱色方法に関する。
色方法であって、この方法は、少なくとも１つの酸化剤
を含有する脱色組成物が適用されたケラチン繊維を、水
蒸気を含有するガスと接触させることからなり、前記ガ
スは、７５℃より高い温度であり、前記ガスと前記脱色
されるべき繊維の接触時間は、１０分より少ないことを
特徴とする、ケラチン繊維の脱色方法に関する。
【０００７】水蒸気に加えて、キャリアガスは、溶媒蒸
気、酸素および窒素などのガス、空気などのガス混合物
または気化可能な化合物が含有されていてもよい。
気、酸素および窒素などのガス、空気などのガス混合物
または気化可能な化合物が含有されていてもよい。
【０００８】蒸気の製造用に使用可能な溶媒は、化粧品
用として許容可能な有機溶媒であり、より詳細には、ア
ルコール類、たとえばエタノール、イソプロパノール、
ベンジルアルコール、またはフェニルエチルアルコー
ル、またはグリコール類、またはグリコールエーテル
類、たとえばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコールおよびジプロピレングリコール
の、モノメチル、モノエチル、およびモノブチルエーテ
ル、および、アルキルエーテル類、たとえばジエチレン
グリコールのモノブチルエーテルが挙げられる。
用として許容可能な有機溶媒であり、より詳細には、ア
ルコール類、たとえばエタノール、イソプロパノール、
ベンジルアルコール、またはフェニルエチルアルコー
ル、またはグリコール類、またはグリコールエーテル
類、たとえばエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブチレングリコールおよびジプロピレングリコール
の、モノメチル、モノエチル、およびモノブチルエーテ
ル、および、アルキルエーテル類、たとえばジエチレン
グリコールのモノブチルエーテルが挙げられる。
【０００９】ガスは好ましくは、ガスの全容量に関し
て、水蒸気を少なくとも１容量％含有する。ガスは好ま
しくは、独占的に、水蒸気、または水蒸気と空気の混合
物のいずれかである。
て、水蒸気を少なくとも１容量％含有する。ガスは好ま
しくは、独占的に、水蒸気、または水蒸気と空気の混合
物のいずれかである。
【００１０】前記ガスは好ましくは、８５℃以上の温度
であり、より好ましくは８５℃と１５０℃の間の温度で
ある。
であり、より好ましくは８５℃と１５０℃の間の温度で
ある。
【００１１】好ましくは前記ガスは、０．０１秒から５
分の範囲の時間で、さらに好ましくは、１０秒から３分
の範囲の時間で、脱色されるべき繊維と接触させる。前
記ガスの適用は、同じ繊維に対して、上記範囲の時間
で、数回繰り返される。
分の範囲の時間で、さらに好ましくは、１０秒から３分
の範囲の時間で、脱色されるべき繊維と接触させる。前
記ガスの適用は、同じ繊維に対して、上記範囲の時間
で、数回繰り返される。
【００１２】本発明による方法の第１の実施態様（これ
は好ましいものであるが）においては、１つの酸化剤を
含有する髪脱色組成物が、髪に適用され、次いで水蒸気
の作用にふされる。
は好ましいものであるが）においては、１つの酸化剤を
含有する髪脱色組成物が、髪に適用され、次いで水蒸気
の作用にふされる。
【００１３】本発明による方法の他の実施態様によれ
ば、脱色組成物と水蒸気を含有するガスを同時に適用す
ることも可能である。
ば、脱色組成物と水蒸気を含有するガスを同時に適用す
ることも可能である。
【００１４】脱色組成物のいくらかのまたは全ての成分
が添加または気化可能な場合には、ガス流動によって、
染料組成物の全てまたは一部を、髪にのせることが可能
である。
が添加または気化可能な場合には、ガス流動によって、
染料組成物の全てまたは一部を、髪にのせることが可能
である。
【００１５】本発明の特別な実施態様においては、水蒸
気の適用に次いで、水で洗い落とすものである。
気の適用に次いで、水で洗い落とすものである。
【００１６】水蒸気を含有する熱気は、それ自体知られ
ているどの装置を用いても製造可能である。しかしなが
ら、本発明によれば、仏国特許FR−A−２，２７３，４
９２に記載されているような装置、または特に適当な同
等の他の装置が使用可能である。
ているどの装置を用いても製造可能である。しかしなが
ら、本発明によれば、仏国特許FR−A−２，２７３，４
９２に記載されているような装置、または特に適当な同
等の他の装置が使用可能である。
【００１７】この酸化剤は好ましくは、過酸化水素、過
酸化尿素（urea hydrogen peroxide）、臭素酸アルカリ
金属塩、過塩（persalts）、たとえば過臭素酸塩および
過硫酸塩、または有機過酸、たとえばモノペルオキシフ
タル酸マグネシウムから選択される。過酸化水素が特に
好ましい。
酸化尿素（urea hydrogen peroxide）、臭素酸アルカリ
金属塩、過塩（persalts）、たとえば過臭素酸塩および
過硫酸塩、または有機過酸、たとえばモノペルオキシフ
タル酸マグネシウムから選択される。過酸化水素が特に
好ましい。
【００１８】酸化剤は、染料組成物の全重量に関して、
好ましくは約０．０１から１０重量％の範囲の濃度で存
在するものである。
好ましくは約０．０１から１０重量％の範囲の濃度で存
在するものである。
【００１９】脱色組成物のpHは一般的には、約３と１
１．５の間である。ケラチン繊維を脱色する際に一般的
に用いられる塩基化剤、たとえばアンモニア水、炭酸ア
ルカリ金属塩類、アルカノールアミン類、たとえばモノ
−、ジ−、およびトリエタノールアミンおよびこれらの
誘導体、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを用い
て、または、標準酸性化剤、たとえば無機または有機
酸、たとえば塩酸、酒石酸、クエン酸およびリン酸をも
ちいて、所望の値に調節することが可能である。
１．５の間である。ケラチン繊維を脱色する際に一般的
に用いられる塩基化剤、たとえばアンモニア水、炭酸ア
ルカリ金属塩類、アルカノールアミン類、たとえばモノ
−、ジ−、およびトリエタノールアミンおよびこれらの
誘導体、水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムを用い
て、または、標準酸性化剤、たとえば無機または有機
酸、たとえば塩酸、酒石酸、クエン酸およびリン酸をも
ちいて、所望の値に調節することが可能である。
【００２０】脱色組成物はまた、好ましい実施態様にお
いては、当業者に良く知られている、陰イオン性、陽イ
オン性、非イオン性、または両性界面活性剤、またはこ
れらの混合物を、脱色組成物の全重量に関して、約０．
５と５５重量％の間、好ましくは２と５０重量％の間の
比率で含有する。
いては、当業者に良く知られている、陰イオン性、陽イ
オン性、非イオン性、または両性界面活性剤、またはこ
れらの混合物を、脱色組成物の全重量に関して、約０．
５と５５重量％の間、好ましくは２と５０重量％の間の
比率で含有する。
【００２１】脱色組成物はまた、十分に水に溶解可能で
ない成分を溶解するための有機溶媒を含有可能である。
たとえば、C1〜C4低級アルカノール類、たとえばエタノ
ールおよびイソプロパノール；グリセロール；グリコー
ル類またはグリコールエーテル類、たとえば２−ブトキ
シエタノール、プロピレングリコールおよびジエチレン
グリコールのモノエチルエーテルおよびモノメチルエー
テル；および芳香族アルコール類、たとえばベンジルア
ルコールまたはフェノキシエタノール、類似プロダクト
およびこれらの混合物が挙げられる。
ない成分を溶解するための有機溶媒を含有可能である。
たとえば、C1〜C4低級アルカノール類、たとえばエタノ
ールおよびイソプロパノール；グリセロール；グリコー
ル類またはグリコールエーテル類、たとえば２−ブトキ
シエタノール、プロピレングリコールおよびジエチレン
グリコールのモノエチルエーテルおよびモノメチルエー
テル；および芳香族アルコール類、たとえばベンジルア
ルコールまたはフェノキシエタノール、類似プロダクト
およびこれらの混合物が挙げられる。
【００２２】これらの溶媒は好ましくは、脱色組成物の
全重量に関して、１と４０重量％の間、特に５と３０重
量％の間で、存在するものである。
全重量に関して、１と４０重量％の間、特に５と３０重
量％の間で、存在するものである。
【００２３】脱色組成物はさらに、有機増粘剤、たとえ
ば任意に架橋されたアクリル酸ポリマー、または、ベン
トナイトなどの無機増粘剤を含有可能であり、増粘剤
は、脱色組成物の全重量に関して、好ましくは０．１と
５重量％の間、特に０．２と３重量％の間の比率で存在
するものである。
ば任意に架橋されたアクリル酸ポリマー、または、ベン
トナイトなどの無機増粘剤を含有可能であり、増粘剤
は、脱色組成物の全重量に関して、好ましくは０．１と
５重量％の間、特に０．２と３重量％の間の比率で存在
するものである。
【００２４】酸化防止剤がまた、脱色組成物に入れられ
てもよい。これらは、亜硫酸ナトリウム、チオグリコー
ル酸、チオ乳酸、重亜硫酸ナトリウム、デヒドロアスコ
ルビン酸、ヒドロキノン、２−メチルヒドロキノン、２
−（tert−ブチル）ヒドロキノンおよびホモゲンチジン
酸から選択され、一般的には、脱色組成物の全重量に関
して、約０．０５と１．５重量％の間で存在するもので
ある。
てもよい。これらは、亜硫酸ナトリウム、チオグリコー
ル酸、チオ乳酸、重亜硫酸ナトリウム、デヒドロアスコ
ルビン酸、ヒドロキノン、２−メチルヒドロキノン、２
−（tert−ブチル）ヒドロキノンおよびホモゲンチジン
酸から選択され、一般的には、脱色組成物の全重量に関
して、約０．０５と１．５重量％の間で存在するもので
ある。
【００２５】脱色組成物はまた、他の化粧品用に許容さ
れる添加剤、たとえば、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、緩衝剤、分散剤、処理剤、調節剤、膜形成剤、保存
剤、または乳白剤を含有可能である。
れる添加剤、たとえば、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香
料、緩衝剤、分散剤、処理剤、調節剤、膜形成剤、保存
剤、または乳白剤を含有可能である。
【００２６】本発明による方法において用いられた脱色
組成物は、髪を脱色するために通常使用される形態、た
とえば、より濃く又は薄く粘稠またはゲル化される液
体、クリーム、エアゾールフォームまたは脱色に適当な
他の形態で提供可能である。
組成物は、髪を脱色するために通常使用される形態、た
とえば、より濃く又は薄く粘稠またはゲル化される液
体、クリーム、エアゾールフォームまたは脱色に適当な
他の形態で提供可能である。
【００２７】本発明を例解する実施例を以下に示す。た
だし、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。
だし、本発明は、これらの実施例に限定されるものでは
ない。
【００２８】
実施例１ 同じ脱色混合物が、ダークブラウンの毛髪の２束に対し
て適用された。この混合物は、以下の組成（この混合物
は、組成物Aと組成物Bを混合し、次いで過酸化水素と混
合することにより得られた）を有するものである： −組成物A ６０g −組成物B ５０g −３０容量の過酸化水素（pH３） １２０ｍｌ
て適用された。この混合物は、以下の組成（この混合物
は、組成物Aと組成物Bを混合し、次いで過酸化水素と混
合することにより得られた）を有するものである： −組成物A ６０g −組成物B ５０g −３０容量の過酸化水素（pH３） １２０ｍｌ
【００２９】 組成物Ａ： −エチレンオキシド４モルでオキシエチレン化したノニルフェノール ２５g −エチレンオキシド９モルでオキシエチレン化したノニルフェノール ２０g −エチレンオキシド２モルでオキシエチレン化したラウリン酸 ７g −オレイン酸 ３０g −プロピレングリコール １２g −アンモニア水（NH3、２０％） ７g −純水 １００g
【００３０】 組成物B： −過硫酸ナトリウム ３０g −過硫酸カリウム ２５g −ジケイ酸ナトリウム無水物 ３g −コロイドシリカ ０．４g −塩化アンモニウム １２g
【００３１】１つの毛髪束（毛髪束番号１）に、従来の
処理：室温、３０分、を施した。他の毛髪束（毛髪束番
号２）に、本発明による水蒸気を用いる処理、すなわ
ち、９０℃の水蒸気で１分３０秒、を施した。
処理：室温、３０分、を施した。他の毛髪束（毛髪束番
号２）に、本発明による水蒸気を用いる処理、すなわ
ち、９０℃の水蒸気で１分３０秒、を施した。
【００３２】L、a、bシステムおける色度座標を、両毛
髪束において、ミノルタクロマメーター（MINOLTA CHR
OMA METER）CR２００色彩計を用いて測定する。脱色結
果は、以下のようである： L a b 毛髪束番号１ ３４．１５ １１ １９．７ 毛髪束番号２ ３４．１ ９．４ １８．５
髪束において、ミノルタクロマメーター（MINOLTA CHR
OMA METER）CR２００色彩計を用いて測定する。脱色結
果は、以下のようである： L a b 毛髪束番号１ ３４．１５ １１ １９．７ 毛髪束番号２ ３４．１ ９．４ １８．５
【００３３】２つの毛髪束は、同等の度合に脱色された
（Lがほぼ同じ）が、水蒸気処理した毛髪の場合には、
その色合いがほとんど赤茶色にならない（aおよびbの値
が、より低く、色合いがほとんど赤くなく、黄色くもな
い）。
（Lがほぼ同じ）が、水蒸気処理した毛髪の場合には、
その色合いがほとんど赤茶色にならない（aおよびbの値
が、より低く、色合いがほとんど赤くなく、黄色くもな
い）。
【００３４】実施例２ 実施例１と同じ脱色混合物を、ダークブラウンの毛髪、
２束に適用した。１つの毛髪束（毛髪束番号１）に、従
来の処理：室温、１時間、２回を施した。他の毛髪束
（毛髪束番号２）に、本発明による水蒸気を用いる処
理、すなわち、９０℃の水蒸気で２分、２回を施した。
２束に適用した。１つの毛髪束（毛髪束番号１）に、従
来の処理：室温、１時間、２回を施した。他の毛髪束
（毛髪束番号２）に、本発明による水蒸気を用いる処
理、すなわち、９０℃の水蒸気で２分、２回を施した。
【００３５】脱色結果（ミノルタクロマメーター（MINO
LTA CHROMA METER）CR２００色彩計）は、以下のよう
である： L a b 毛髪束番号１ ５９．７ ７．３ ３１．９ 毛髪束番号２ ５９．８ ５．８ ２７
LTA CHROMA METER）CR２００色彩計）は、以下のよう
である： L a b 毛髪束番号１ ５９．７ ７．３ ３１．９ 毛髪束番号２ ５９．８ ５．８ ２７
【００３６】実施例１のように、２つの毛髪束は、同等
の度合に脱色された（Lがほぼ同じ）が、水蒸気処理し
た毛髪（毛髪束番号２）の場合には、その色合いがほと
んど赤茶色にならない。
の度合に脱色された（Lがほぼ同じ）が、水蒸気処理し
た毛髪（毛髪束番号２）の場合には、その色合いがほと
んど赤茶色にならない。
Claims (11)
- 【請求項１】 ケラチン繊維の脱色方法であって、この
方法は、少なくとも１つの酸化剤を含有する脱色組成物
が適用されたケラチン繊維を、水蒸気を含有するガスと
接触させることからなり、前記ガスは、７５℃より高い
温度であり、前記ガスと前記脱色されるべき繊維の接触
時間は、１０分より少ないことを特徴とする、ケラチン
繊維の脱色方法。 - 【請求項２】 前記ガスが、８５℃以上の温度であるこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１項に記載の方法。 - 【請求項３】 前記ガスが、８５℃と１５０℃の間の温
度であることを特徴とする、特許請求の範囲第２項に記
載の方法。 - 【請求項４】 前記ガスが、０．０１秒から５分の範囲
の時間で、脱色されるべき繊維と接触することを特徴と
する、特許請求の範囲第１ないし３項のいずれか１項に
記載の方法。 - 【請求項５】 前記ガスが、１０秒から３分の範囲の時
間で、脱色されるべき繊維と接触することを特徴とす
る、特許請求の範囲第４項に記載の方法。 - 【請求項６】 前記ガスの適用が同じ繊維に対して数回
繰り返されることを特徴とする、特許請求の範囲第１な
いし５項のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項７】 前記ガスが独占的に水蒸気であることを
特徴とする、特許請求の範囲第１ないし６項のいずれか
１項に記載の方法。 - 【請求項８】 前記ガスが、水蒸気と少なくとも１つの
ガス状または蒸気状の他の化合物を含有することを特徴
とする、特許請求の範囲第１ないし６項のいずれか１項
に記載の方法。 - 【請求項９】 前記ガスが、水蒸気および空気を含有
することを特徴とする、特許請求の範囲第８項に記載の
方法。 - 【請求項１０】 前記酸化剤が、過酸化水素、過酸化尿
素：urea hydrogenhydrogen peroxide、臭素酸アルカリ
金属塩、過ホウ酸塩及び過硫酸塩等の過塩：persalts、
及び、モノペルオキシフタル酸マグネシウム等の有機過
塩からなる群から選択されることを特徴とする、特許請
求の範囲第１ないし９項のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項１１】 前記酸化剤が、組成物の全重量に関し
て、０．０１から１０重量％の範囲の濃度で存在するこ
とを特徴とする、特許請求の範囲第１ないし１０項のい
ずれか１項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9315484 | 1993-12-22 | ||
| FR9315484A FR2713929B1 (fr) | 1993-12-22 | 1993-12-22 | Procédé de décoloration des fibres kératiniques humaines à l'aide de vapeur d'eau. |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324020A true JPH07324020A (ja) | 1995-12-12 |
| JP2554031B2 JP2554031B2 (ja) | 1996-11-13 |
Family
ID=9454255
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6313731A Expired - Lifetime JP2554031B2 (ja) | 1993-12-22 | 1994-12-16 | 水蒸気を用いるヒトケラチン繊維の脱色方法 |
Country Status (12)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5577519A (ja) |
| EP (1) | EP0659400B1 (ja) |
| JP (1) | JP2554031B2 (ja) |
| AT (1) | ATE150289T1 (ja) |
| BR (1) | BR9405070A (ja) |
| CA (1) | CA2137738A1 (ja) |
| DE (1) | DE69402164T2 (ja) |
| ES (1) | ES2102168T3 (ja) |
| FR (1) | FR2713929B1 (ja) |
| HU (1) | HUT70589A (ja) |
| PL (1) | PL306398A1 (ja) |
| RU (1) | RU2088130C1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DK0815830T3 (da) * | 1996-06-27 | 2001-02-26 | Goldwell Gmbh | Sammensætning til blegning af menneskehår |
| US6187058B1 (en) * | 1998-05-20 | 2001-02-13 | Combe, Inc., | Low water no volatile organic compound hair lightener and dyeing composition |
| FR2891140B1 (fr) * | 2005-09-29 | 2008-05-09 | Oreal | Procede de traitement des fibres keratiniques par application d'un melange eau liquide/vapeur d'eau |
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