JPH0732398U - クラッカー - Google Patents
クラッカーInfo
- Publication number
- JPH0732398U JPH0732398U JP5868993U JP5868993U JPH0732398U JP H0732398 U JPH0732398 U JP H0732398U JP 5868993 U JP5868993 U JP 5868993U JP 5868993 U JP5868993 U JP 5868993U JP H0732398 U JPH0732398 U JP H0732398U
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- receiving plate
- cracker
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラッカーの使用時において、発射後受圧板
を付近に散乱させず、さらに受圧板と噴出物である小巻
テープ等の一端を確実に固定させることにより、発射後
小巻テープ等の噴出物が全く付近に散乱せず、しかも小
巻テープ等が開き目的の形状となるクラッカーを提供す
ることを課題とするものである。 【構成】 開口部を設けた筒体1内部に火薬体2とその
爆発による圧出力を受ける受圧板4を具備し、前記開口
部と該受圧板4の間に空中発射される噴出物5を挿入し
たクラッカーにおいて、前記筒体1に前記受圧板4の脚
部4bの一端を固着させ構成した。
を付近に散乱させず、さらに受圧板と噴出物である小巻
テープ等の一端を確実に固定させることにより、発射後
小巻テープ等の噴出物が全く付近に散乱せず、しかも小
巻テープ等が開き目的の形状となるクラッカーを提供す
ることを課題とするものである。 【構成】 開口部を設けた筒体1内部に火薬体2とその
爆発による圧出力を受ける受圧板4を具備し、前記開口
部と該受圧板4の間に空中発射される噴出物5を挿入し
たクラッカーにおいて、前記筒体1に前記受圧板4の脚
部4bの一端を固着させ構成した。
Description
【0001】
本考案は、パーティー会場及びその他の場所において使用されているクラッカ ーの改良に関する。
【0002】
従来、開口部を設けた筒体内に具備した火薬体の爆発によって生ずる圧出力が 受圧板に加わり該受圧板が前記筒体の外部へ押し出されると共に、該受圧板と前 記開口部の間に収納した小巻テープや紙片等の噴出物が該開口部より空中発射さ れるクラッカーは周知である。
【0003】 しかし、前述のような周知なクラッカーは、空中発射されるとき受圧板や噴出 物等の内容物が付近に散乱するため、発射後散乱したそれらの屑を掃除しなけれ ばならなかった。さらに、噴出物である小巻テープ等が十分に開かない場合があ り、そのため目的の形状とならない場合があり面白みに欠けていた。
【0004】 そこで、図7のように筒体20に噴出物21である小巻テープ等の一端を粘着 テープ22等で貼着させることにより発射後小巻テープ等の噴出物21が付近に 散乱せず、しかもその一端が貼着されているので小巻テープ等が開き目的の形状 となるように改良されたクラッカーが考案されている。
【0005】
しかしながら、上記のような筒体20に小巻テープを貼着させたクラッカーは 、受圧板23については何ら改良されておらず、結局、発射後受圧板23が付近 に散乱する。さらに、爆発によって生ずる圧出力により小巻テープが粘着部分2 1aから千切れることが度々あり、発射後、噴出物である小巻テープ等が付近に 散乱したり噴出物21が目的の形状にならないという問題点を完全に解決し得て いない。
【0006】 本考案は、このような問題点を完全に解決するためになされたもので、筒体に 受圧板を確実に固着させることにより発射後受圧板を付近に散乱させない。さら に受圧板と噴出物である小巻テープ等の一端を確実に一体化させることにより、 発射後小巻テープ等の噴出物が全く付近に散乱せず、しかも小巻テープ等が開き 目的の形状となる更なる改良を加えたクラッカーを提供することを課題とするも のである。
【0007】
本考案は、このような課題を解決するためになされたものでその課題を解決す るための手段は、開口部を設けた筒体1内部に火薬体2とその爆発による圧出力 を受ける受圧板4を具備し、前記開口部と該受圧板4の間に空中発射される噴出 物5を挿入したクラッカーにおいて、前記筒体1に前記受圧板4の脚部4bの一 端を固着させたクラッカーを構成したことにある。
【0008】 さらに、前記噴出物5の一端が環状に形成されたリング6が前記受圧板4の脚 部4bの非固着部分に遊嵌され、且つ、該リング6が前記受圧板4の係止部4a に係止されるように構成したことにある。
【0009】
上記のように構成されたクラッカーにおいて、筒体1の内部に備えた火薬体2 の爆発によって生ずる圧出力を受けた受圧板4は、該筒体1の外部に押し出され るが、該筒体1に該受圧板4の脚部4bの一端が確実に固着されたことにより、 該受圧板4は該筒体1から離れない。
【0010】 さらに、前記圧出力を受けた前記受圧板4が前記筒体1の外部に押し出される と共に噴出物5も押し出される。すなわち、該圧出力は、該受圧板4と該噴出物 5に加わることになる。このとき、該噴出物5の一端が環状に形成されたリング 6が前記脚部4bの非固着部分に遊嵌されることによって、該リング6は該脚部 4bの非固着部分を移動できるようになり、該圧出力は移動中に弱められる。
【0011】 さらに、前記リング6は前記噴出物5の一端が環状に形成されたものであるた め弾力性を持ち、該リング6が前記受圧板4の係止部4aに係止されると該リン グ6は環状から変形することにより前記圧出力を吸収するため、該噴出物5の一 端のみに該圧出力が加わらず、該噴出物5の一端が千切れたりすることがない。 そして、前記噴出物5は、前記リング6を介して前記受圧板4に係止され、該受 圧板4を介して前記筒体1から離れない。
【0012】
以下、本考案の一実施例を図面に従って説明する。
【0013】 図1及び図2において、1は略円錐状で開口部1aを有する筒体を示し、該筒 体1の後端には火薬体2が設けられ、該火薬体2には適当な長さの引き紐3が直 結されてなる。さらに、1bは前記筒体1の開口部1aを閉じるための該筒体1 に一体に形成された蓋片を示す。
【0014】 4は係止部4aを有する略円状の両端に略長方状の脚部4b,4cが形成され た受圧板を示し、前記筒体1の内部に挿嵌され適当な位置に係止されてなる。
【0015】 さらに、前記脚部4bの一端と前記筒体1の蓋片1bは紙綴具で固着されてな り、前記脚部4cは固着されていない。
【0016】 5は前記開口部1aを閉じるための蓋片1bと前記受圧板4との間にできる空 間に挿入された噴出物を示す。
【0017】 さらに、6は複数の前記噴出物5の一端を整合させ一体化して環状に形成され たリングを示し、該リング6は、前記脚部4bに遊嵌でき、且つ、前記係止部4 aに係止可能であり、該脚部4bの非固着部分に遊嵌されてなる。
【0018】 以上のような構成からなるクラッカーを発射させた場合について説明する。
【0019】 まず、図1及び図3のように引き紐3を引き抜くと火薬体2が爆発する。その 爆発によって生ずる圧出力により受圧板4が筒体1の外部へ押し出され、それと 共に蓋片1bが開き、開口部1aから噴出物5が該筒体1の外部へ発射される。
【0020】 このとき、前記受圧板4は脚部4bの一端を介して前記蓋片1aに固着されて いるため前記筒体1から離れないので、該受圧板4は該筒体1の外部に飛び散ら ない。
【0021】 さらに、前記噴出物5のリング6は爆発前には図1及び図2のように前記受圧 板4の脚部4bの非固着部分に遊嵌された位置から爆発時には該噴出物5の発射 に伴って移動し図3のように前記受圧板4の係止部4aに係止される。
【0022】 このとき、前記噴出物5の一端に加わる圧出力は、移動中に弱められ、且つ、 該噴出物5によって形成された前記リング6は弾力性をもつため、係止時に環状 から変形することによって該圧出力を吸収する。すなわち、前記噴出物5の一端 に加わる圧出力は弱められ他に分散されるため該噴出物5の一端が千切れること はない。
【0023】 従って、前記噴出物5は、発射後、前記リング6を介して前記受圧板4から離 れないので前記筒体1の外部に飛び散らない上、該噴出物5の本来の目的の形状 となすことができる。
【0024】 上記実施例では、受圧板4の形状は略円状の両端に略長方状の脚部4b,4c が形成され該脚部4bの一端を固着し該脚部4bの非固着部分にリング6を遊嵌 させてなるが、図4及び図5のように略円状の受圧板14の脚部14bを長くし て適当な大きさに折り返すとともに該脚部14bの一端を筒体1の本体1cに固 着し該脚部14bの非固着部分にリング6を遊嵌させてなるものであってもよい 。
【0025】 上記のように構成した場合、リング6が遊嵌された受圧板14の脚部14bが 長いので、噴出物5の発射時、該リング6の移動距離が長くなるため爆発による 圧出力がさらに弱められるという効果がある。
【0026】 さらに、図6のように略円状の受圧板24の脚部24bの一端を固着し脚部2 4cにリング6を係止するための略長方状の係止部24aを設けたものでもよい 。
【0027】 また、上記実施例においては、受圧板4の脚部4bの一端を筒体1の蓋片1a に固着させたが、図5及び図6のように筒体1の本体1cに固着させることも可 能である。固着方法については接着剤等を使用してもよい。要は、前記筒体1に 前記受圧板4を確実に固着できればよいのである。
【0028】 さらに、図1乃至図6においては、噴出物5が小巻テープであるが、小巻テー プに限るわけではない。
【0029】 また、上記実施例では、噴出物5のリング6は、複数の噴出物5の一端を整合 させ一体化し環状に形成されたものであるが、該噴出物5の一端と補助材として 紙・合成樹脂フィルム等を貼合させて形成されてなるものは尚好ましい。
【0030】
本考案は、受圧板の一端が筒体に確実に固着されているので、発射後、受圧板 も付近に散乱しない。
【0031】 加えて、前述のように、受圧板の脚部の一端が筒体に固着され、該脚部の非固 着部分に噴出物の一端に形成されたリングが遊嵌されたことにより、爆発時該リ ングが移動するため爆発による圧出力が分散され、該リングが移動後前記受圧板 の係止部に係止されるので該噴出物5が千切れることなく確実に該受圧板を介し て前記筒体から離れず該噴出物が付近に散乱しない。
【0032】 上記のように改良したことにより、発射後、受圧板や噴出物等の内容物が全く 付近に散乱しないので使用後掃除をする必要がない。しかも、確実に噴出物を開 き目的の形状とすることができ、クラッカー本来の面白さを失わない。
【図1】クラッカーの断面図。
【図2】展開拡大図。
【図3】発射後の斜視図。
【図4】他実施例の受圧板の平面拡大図。
【図5】他実施例のクラッカーの斜視図。
【図6】他実施例の展開拡大図。
【図7】従来のクラッカーの発射後の斜視図。。 1…筒体 1a…開口部 4…受圧板 4a…係止部 4b…脚部 5…噴出物 6…リング
Claims (2)
- 【請求項1】 開口部(1a)を設けた筒体(1)内部に火薬
体(2)とその爆発による圧出力を受ける受圧板(4)を具備
し、前記開口部(1a)と該受圧板(4)の間に空中発射され
る噴出物(5)を挿入したクラッカーにおいて、該筒体(1)
に該受圧板(4)の脚部(4b)の一端が固着されたことを特
徴とするクラッカー。 - 【請求項2】 前記噴出物(5)の一端が環状に形成され
たリング(6)が、前記受圧板(4)の脚部(4b)の非固着部分
に遊嵌され、且つ、前記受圧板(4)の係止部(4a)に係止
される請求項1記載のクラッカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5868993U JPH0732398U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | クラッカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5868993U JPH0732398U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | クラッカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0732398U true JPH0732398U (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=13091524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5868993U Pending JPH0732398U (ja) | 1993-10-29 | 1993-10-29 | クラッカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0732398U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266527A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fujika:Kk | クラッカー |
JP2010127486A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Sunamiya:Kk | 安全性が高くかつ繰り返しの使用が可能な発射機 |
-
1993
- 1993-10-29 JP JP5868993U patent/JPH0732398U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006266527A (ja) * | 2005-03-22 | 2006-10-05 | Fujika:Kk | クラッカー |
JP4512510B2 (ja) * | 2005-03-22 | 2010-07-28 | 株式会社フジカ | クラッカー |
JP2010127486A (ja) * | 2008-11-25 | 2010-06-10 | Sunamiya:Kk | 安全性が高くかつ繰り返しの使用が可能な発射機 |
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