JPH07323179A - 全自動洗濯機 - Google Patents

全自動洗濯機

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JPH07323179A
JPH07323179A JP6118362A JP11836294A JPH07323179A JP H07323179 A JPH07323179 A JP H07323179A JP 6118362 A JP6118362 A JP 6118362A JP 11836294 A JP11836294 A JP 11836294A JP H07323179 A JPH07323179 A JP H07323179A
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JP
Japan
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power supply
frequency
program
supply frequency
predetermined
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JP6118362A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Yoshida
勝昭 吉田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 遠心脱水機能を有する全自動洗濯機におい
て、使用している電源周波数が所定の電源周波数と異な
っている場合でも、製品の安全性を確保するとともに、
性能を確保する。 【構成】 撹拌翼と洗濯兼脱水槽の駆動を駆動機構部に
より切り換えるようにし、駆動機構部に従動プーリーを
取り付け、駆動プーリーを取り付けた誘導電動機10と
の間で減速駆動する。電源周波数を検知する周波数検知
手段25と、所定の電源周波数を記憶する記憶手段30
と、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制
御手段28とを備え、制御手段28は、周波数検知手段
25により検知した電源周波数が記憶手段30に記憶し
ている電源周波数と異なるとき、所定のプログラムと異
なるプログラムに切り換えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は遠心脱水機能を有する全
自動洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近の社会情勢として、電源周波数の異
なる地域への転宅が数多くあるが、そのような場合に
は、電源周波数が異なった場合の部品交換が必要である
が、部品交換をせずにそのまま使用しているのが実態で
ある。
【0003】従来、この種の全自動洗濯機は図6に示す
ような構成が一般的であった。以下、その構成について
説明する。
【0004】図に示すように、洗濯機外箱1は、振動減
衰装置を有する吊り棒により外槽3を懸垂支持してい
る。洗濯槽兼脱水槽4は、外槽3内に回転自在に設け、
側面には複数の小孔を有している。洗濯槽兼脱水槽4の
側面にカバー5を設けらて洗濯水循環水路6を形成して
いる。撹拌翼7は、洗濯兼脱水槽4の底部に回転自在に
設け、この撹拌翼7の裏面に羽根8を設けている。駆動
機構部9は、撹拌翼7と洗濯槽兼脱水槽4の駆動を切り
換える機構を有している。
【0005】誘導電動機10は、軸に駆動プーリー11
を固着させており、ベルト12を介して従動プーリー1
3に連結されている。電磁排水バルブ14は、外槽3内
の洗濯水の排水を制御している。基板15は、外槽3の
下部に固着され、誘導電動機10、駆動機構部9、電磁
排水バルブ14を取りつけている。電磁給水バルブ16
は外槽3に給水するものである。また、図示していない
が、外槽3には空気式圧力スイッチが設けられており、
指定された水位まで給水されると電磁給水バルブ16を
閉じるようになっている。
【0006】制御装置17は、マイクロコンピュータを
内蔵し、誘導電動機10、電磁排水バルブ14、電磁給
水バルブ16などの動作を制御して、図7に示すよう
に、洗濯、排水、すすぎ、脱水などの一連行程を逐次制
御しており、操作ボタン18で外部より制御操作ができ
るようになっている。糸クズ捕集ネット19は、撹拌翼
7の裏面の羽根8のポンプ作用により、洗濯槽兼脱水槽
4内の水を循環水路6を経由して洗濯兼脱水槽4内の糸
クズを捕集する。蓋20は洗濯物を出し入れする開口部
を覆うものである。
【0007】上記構成において誘導電動機10の同期回
転数Nrpmは N=120f/P で表される。ただし、f:電源周波数、P:誘導電動機
の極数,rpm:毎分あたりの回転数である。したがっ
て、極数が同一であれば、電源周波数が変わると同期回
転数が変わる。たとえば、極数が4極のものでは、50
Hzの同期回転数は1500rpmであり、60Hzの
同期回転数は1800rpmである。誘導電動機の実際
の回転数は同期回転数よりも数%遅い回転数であり、以
降はこの回転数で説明する。
【0008】また、脱水回転数は一般的には900rp
m前後に設定されており、誘導電動機10に取りつけら
れた駆動プーリー11と洗濯と脱水機能を切り換える駆
動機構部9の入力側に取りつけられた従動プーリー13
との間でプーリー減速されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の全自
動洗濯機では、電源周波数が異なる地域へ転宅した場
合、脱水回転数が異なる。たとえば50Hz地域から6
0Hz地域へ転宅すると、前述のように誘導電動機10
の回転数が所定の回転数の1.2倍になり、脱水回転数
は、図8に示すように、曲線Aに示す回転数になり、6
0Hz地域から50Hz地域へ転宅すると、曲線Bに示
す回転数になる。この理由は前述したようにプーリー減
速比は一定であるが、誘導電動機10は電源周波数が異
なると回転数が変化するためである。通常プーリー減速
比は50Hzと60Hzとでは所定の脱水回転数が同じ
になるように減速比を変えている。所定の電源周波数と
異なる電源周波数で運転された場合には、図8に示すよ
うに、脱水回転数が所定の回転数と異なることにより、
曲線Aの場合は、脱水時の騒音、異常振動、騒音の増
大、駆動機構部9の破損などが発生するという問題を有
しており、また、曲線Bの場合は、脱水回転数が低下す
ることにより、衣類の絞り性能が低下し、脱水が終わっ
ても衣類が絞れていない状態が発生するという問題を有
していた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、使用
している電源周波数が所定の電源周波数と異なっている
場合でも、製品の安全性を確保するとともに、性能を確
保することを第1の目的としている。
【0011】また、異なった電源周波数で使用されたと
き、振動、騒音を低減し、脱水性能を確保することを第
2の目的としている。
【0012】また、異なった電源周波数で使用している
ことを使用者に知らせるようにすることを第3の目的と
している。
【0013】また、異なった電源周波数で使用されたと
き、製品の安全性の確保と、性能を確保するための強制
手段を提供することを第4の目的としている。
【0014】さらに、正規の部品に交換した後、所定の
プログラムに容易に戻せるようにすることを第5の目的
としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、撹拌翼と洗濯兼脱水槽の駆動を切り
換える駆動機構部と、駆動プーリーを取り付け前記駆動
機構部に取り付けた従動プーリーとの間で減速駆動する
誘導電動機と、電源周波数を検知する周波数検知手段
と、所定の電源周波数を記憶する記憶手段と、洗濯、す
すぎ、脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備
え、前記制御手段は、前記周波数検知手段により検知し
た電源周波数が前記記憶手段に記憶している電源周波数
と異なるとき、所定のプログラムと異なるプログラムに
切り換えるようにしたことを第1の課題解決手段として
いる。
【0016】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、所定の電源周波数が
50Hzで周波数検知手段により検知した電源周波数が
60Hzのときは、脱水運転を断続的に制御するプログ
ラムに切り換え、所定の電源周波数が60Hzで周波数
検知手段により検知した電源周波数が50Hzのとき
は、脱水運転時間を長くするプログラムに切り換えるよ
うにしたことを第2の課題解決手段としている。
【0017】また、第3の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、周波数検知手段によ
り所定の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異
常報知をするようにしたことを第3の課題解決手段とし
ている。
【0018】また、第4の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段の制御手段は、周波数検知手段によ
り所定の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異
常報知をしながら所定のプログラムと異なるプログラム
に切り換えて所定時間運転した後、運転を停止させるよ
うにしたことを第4の課題解決手段としている。
【0019】さらに、第5の目的を達成するために、上
記第1の課題解決手段に加えて、所定のプログラムにリ
セットするリセット手段を備え、制御手段は、所定時間
運転後停止した状態より初期状態にリセットできるよう
にしたことを第5の課題解決手段としている。
【0020】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
周波数検知手段により検知した電源周波数が記憶手段に
記憶している電源周波数と異なるとき、所定のプログラ
ムと異なるプログラムに自動的に切り換えることがで
き、製品の安全性を確保することができるとともに、性
能を確保することができる。
【0021】また、第2の課題解決手段により、所定の
電源周波数が50Hzで周波数検知手段により検知した
電源周波数が60Hzのときは、脱水回転数が所定の脱
水回転数より高くなるため、脱水運転を断続的に制御す
ることにより最高脱水回転数を所定の脱水回転数以下に
抑制でき、所定の電源周波数が60Hzで周波数検知手
段により検知した電源周波数が50Hzのときは、最高
脱水回転数が低下するため、脱水運転時間を長くして脱
水時の絞り性能の低下を防ぐことができる。
【0022】また、第3の課題解決手段により、周波数
検知手段により所定の電源周波数と異なる周波数を検知
したとき、異常報知をすることにより、異なった電源周
波数で使用していることを使用者に知らせることができ
る。
【0023】また、第4の課題解決手段により、周波数
検知手段により所定の電源周波数と異なる周波数を検知
したとき、異常報知をしながら所定のプログラムと異な
るプログラムに切り換えて所定時間運転した後、運転を
停止させることにより、製品の安全性の確保と、性能を
確保することができる。
【0024】さらに、第5の課題解決手段により、正規
の部品交換をした後、初期状態の所定のプログラムに容
易に復帰させることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。
【0026】図に示すように、制御装置21は、マイク
ロコンピュータを内蔵し、誘導電動機10、電磁排水バ
ルブ14、電磁給水バルブ16などの動作を制御して、
従来例と同様に、洗濯、排水、すすぎ、脱水などの一連
行程を逐次制御するもので、電源スイッチ22を介して
商用電源23に接続している。なお、24は誘導電動機
10の進相用コンデンサである。
【0027】周波数検知手段25は、商用電源23の電
源周波数を検知するもので、その出力を演算手段26を
介して比較手段27に入力している。制御手段28は、
洗濯、排水、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御
するもので、パワースイッチング手段29を介して、誘
導電動機10、電磁排水バルブ14、電磁給水バルブ1
6などの動作を制御する。記憶手段30は、制御手段2
8により一連の制御をするのに必要なデータを記憶する
とともに、所定の電源周波数を記憶している。比較手段
27は、周波数検知手段25により検知した電源周波数
と記憶手段30に記憶されている所定の周波数とを比較
し、その出力を制御手段28に入力している。
【0028】操作手段31は使用者が必要なデータを入
力するものである。表示手段32は進行や状態を表示す
る。異常報知手段33は所定の電源周波数以外の電源周
波数を検知したときに異常を報知するもので、通常の報
知手段とは異なり、表示ランプの点滅や、ブザーによる
報知、蛍光管などの表示文字による報知、音声による報
知などで異常報知するようにしている。
【0029】制御手段28は、周波数検知手段25によ
り検知した電源周波数が記憶手段30に記憶している所
定の電源周波数と異なるとき、所定のプログラムと異な
るプログラムに切り換えるようにしており、所定の電源
周波数が50Hzで周波数検知手段25により検知した
電源周波数が60Hzのときは、脱水運転を断続的に制
御するプログラムに切り換え、所定の電源周波数が60
Hzで周波数検知手段25により検知した電源周波数が
50Hzのときは、脱水運転時間を長くするプログラム
に切り換えるようにしている。
【0030】また、制御手段28は、周波数検知手段2
5により所定の電源周波数と異なる周波数を検知したと
き、異常表示手段33により異常報知をするようにして
いる。
【0031】上記構成において動作を説明すると、電源
スイッチ22をオンすると、周波数検知手段25によ
り、接続された商用電源23の電源周波数を検知する。
検知された電源周波数と記憶手段30の記憶されている
所定の電源周波数が同じであれば、図7に示した通常の
行程を図8の所定の回転数で脱水運転を行う。
【0032】周波数検知手段25により検知された電源
周波数と記憶手段30に記憶された所定の電源周波数と
が異なる場合、記憶された電源周波数が50Hzで、検
知された電源周波数が60Hzの場合は、図3に示すよ
うに、脱水回転数が所定の回転数以上にならないよう
に、誘導電動機10の通電を断続して脱水回転数を制御
する。また、記憶された電源周波数が60Hzで、検知
された電源周波数が50Hzの場合は、図4に示すよう
に、脱水運転時間を6分より10分に延長する。同時に
異常表示手段33で異常使用を報知する。
【0033】乾燥した衣類の重量と、脱水後の衣類の重
量の100分比で表した絞り率は、通常は約60%に設
定しており、この絞り率は、脱水回転数が低下すると下
がり、脱水時間を長くすると上がる傾向にあることが実
験的に確認されている。図4において、所定の脱水回転
数での絞り率は曲線Cであり、所定の電源周波数が60
Hzで、検知された電源周波数が50Hzの場合の絞り
率は曲線Dになる。絞り率を60%を目指すためには曲
線Cの場合は脱水運転時間は約6分であるが、曲線Dで
は約10分になることが実験的に確認されている。
【0034】このように本実施例によれば、制御手段2
8は、所定の電源周波数が50Hzで周波数検知手段2
5により検知した電源周波数が60Hzのときは、脱水
運転を断続的に制御するプログラムに切り換え、所定の
電源周波数が60Hzで周波数検知手段25により検知
した電源周波数が50Hzのときは、脱水運転時間を長
くするプログラムに切り換え、異常表示手段33により
異常報知をするようにしたから、異なった電源周波数で
使用されたとき、振動、騒音を低減し、脱水性能を確保
することができ、異なった電源周波数で使用しているこ
とを使用者に知らせることができる。
【0035】つぎに、本発明の第2の実施例について説
明する。図1における制御手段28は、周波数検知手段
25により所定の電源周波数と異なる周波数を検知した
とき、異常表示手段33により異常報知をしながら所定
のプログラムと異なるプログラムに切り換えて所定時間
(例えば、20時間)運転した後、運転を停止させるよ
うにしている。他の構成は上記第1の実施例と同じであ
る。
【0036】上記構成において動作を説明すると、電源
スイッチ22をオンすると、周波数検知手段25によ
り、接続された商用電源23の電源周波数を検知する。
検知された電源周波数と記憶手段30の記憶されている
所定の電源周波数が同じであれば、通常の行程を所定の
回転数で脱水運転を行う。
【0037】周波数検知手段25により検知された電源
周波数と記憶手段30に記憶された所定の電源周波数と
が異なる場合は、上記第1の実施例と同様に、記憶され
た電源周波数が50Hzで、検知された電源周波数が6
0Hzの場合は、誘導電動機10の通電を断続して脱水
回転数を制御し、また、記憶された電源周波数が60H
zで、検知された電源周波数が50Hzの場合は、脱水
運転時間を6分より10分に延長する。同時に異常表示
手段33で異常使用を報知する。
【0038】これらは暫定的な処置であり、恒久的には
使用できないため、使用者が異常使用状態を認識し、正
規の電源周波数の部品に交換するのに必要最大の時間、
たとえば20時間程度に限定し、所定時間に達すると運
転ができなくなるようにする。
【0039】このように本実施例によれば、周波数検知
手段25により所定の電源周波数と異なる周波数を検知
したとき、異常表示手段33により異常報知をしながら
所定のプログラムと異なるプログラムに切り換えて所定
時間運転した後、運転を停止させるようにしたから、製
品の安全性を確保できるとともに、性能を確保すること
ができる。
【0040】つぎに、本発明の第3の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0041】図に示すように、リッセト手段34は、所
定のプログラムにリセットするためのものであり、たと
えば、操作手段31の操作キーを複数個同時に操作する
ことによりリセットできるようにしている。制御手段2
8は、所定時間運転後停止した状態より初期状態にリセ
ットできるようにしている。
【0042】上記構成において動作を説明すると、周波
数検知手段25により検知された電源周波数と記憶手段
30に記憶された所定の電源周波数とが異なる場合は、
上記第1または第2の実施例と同様に、記憶された電源
周波数が50Hzで、検知された電源周波数が60Hz
の場合は、誘導電動機10の通電を断続して脱水回転数
を制御し、また、記憶された電源周波数が60Hzで、
検知された電源周波数が50Hzの場合は、脱水運転時
間を6分より10分に延長する。同時に異常表示手段3
3で異常使用を報知する。そして、所定時間経過後、運
転ができなくなるようにする。
【0043】この状態で、駆動プーリーを正規の電源周
波数の部品に交換し、リセット手段34によりリセット
すると所定のプログラムに再設定され、通常の運転がで
きる。
【0044】このように本実施例によれば、所定のプロ
グラムにリセットするリセット手段34を備え、制御手
段28は、所定時間運転後停止した状態より初期状態に
リセットできるようにしたから、正規の部品交換をした
後、初期状態の所定のプログラムに容易に復帰させるこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、撹拌翼と洗濯兼
脱水槽の駆動を切り換える駆動機構部と、駆動プーリー
を取り付け前記駆動機構部に取り付けた従動プーリーと
の間で減速駆動する誘導電動機と、電源周波数を検知す
る周波数検知手段と、所定の電源周波数を記憶する記憶
手段と、洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を逐次制御す
る制御手段とを備え、前記制御手段は、前記周波数検知
手段により検知した電源周波数が前記記憶手段に記憶し
ている電源周波数と異なるとき、所定のプログラムと異
なるプログラムに切り換えるようにしたから、電源周波
数の異なる地域へ転宅したとき、異常使用による性能の
低下や不安全性などを未然に防ぐことができ、電源周波
数が異なっても応急使用ができる。
【0046】また、制御手段は、所定の電源周波数が5
0Hzで周波数検知手段により検知した電源周波数が6
0Hzのときは、脱水運転を断続的に制御するプログラ
ムに切り換え、所定の電源周波数が60Hzで周波数検
知手段により検知した電源周波数が50Hzのときは、
脱水運転時間を長くするプログラムに切り換えるように
したから、異なった電源周波数で使用されたとき、振
動、騒音を低減し、脱水性能を確保することができると
ともに、50Hz地区または60Hz地区からのどちら
でも対応できる。
【0047】また、制御手段は、周波数検知手段により
所定の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異常
報知をするようにしたから、異なった電源周波数で使用
していることを使用者に知らせることができる。
【0048】また、制御手段は、周波数検知手段により
所定の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異常
報知をしながら所定のプログラムと異なるプログラムに
切り換えて所定時間運転した後、運転を停止させるよう
にしたから、異なった電源周波数で使用されたとき、製
品の安全性の確保と、性能を確実に確保することができ
る。
【0049】さらに、所定のプログラムにリセットする
リセット手段を備え、制御手段は、所定時間運転後停止
した状態より初期状態にリセットできるようにしたか
ら、正規の部品に交換した後、所定のプログラムに容易
に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の全自動洗濯機ブロック
回路図
【図2】同全自動洗濯機の断面図
【図3】同全自動洗濯機の誘導電動機の断続運転での脱
水回転数の特性図
【図4】同全自動洗濯機の絞り率と脱水運転時間との関
係特性図
【図5】本発明の第3の実施例の全自動洗濯機ブロック
回路図
【図6】従来の全自動洗濯機の断面図
【図7】同全自動洗濯機の行程動作フローチャート
【図8】同全自動洗濯機の電源周波数と脱水回転数の関
係特性図
【符号の説明】
4 洗濯槽兼脱水槽 7 撹拌翼 9 駆動機構部 10 誘導電動機 11 駆動プーリー 13 従動プーリー 25 周波数検知手段 28 制御手段 30 記憶手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撹拌翼と洗濯兼脱水槽の駆動を切り換え
    る駆動機構部と、駆動プーリーを取り付け前記駆動機構
    部に取り付けた従動プーリーとの間で減速駆動する誘導
    電動機と、電源周波数を検知する周波数検知手段と、所
    定の電源周波数を記憶する記憶手段と、洗濯、すすぎ、
    脱水の一連の行程を逐次制御する制御手段とを備え、前
    記制御手段は、前記周波数検知手段により検知した電源
    周波数が前記記憶手段に記憶している電源周波数と異な
    るとき、所定のプログラムと異なるプログラムに切り換
    えるようにした全自動洗濯機。
  2. 【請求項2】 制御手段は、所定の電源周波数が50H
    zで周波数検知手段により検知した電源周波数が60H
    zのときは、脱水運転を断続的に制御するプログラムに
    切り換え、所定の電源周波数が60Hzで周波数検知手
    段により検知した電源周波数が50Hzのときは、脱水
    運転時間を長くするプログラムに切り換えるようにした
    請求項1記載の全自動洗濯機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、周波数検知手段により所定
    の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異常報知
    をするようにした請求項1記載の全自動洗濯機。
  4. 【請求項4】 制御手段は、周波数検知手段により所定
    の電源周波数と異なる周波数を検知したとき、異常報知
    をしながら所定のプログラムと異なるプログラムに切り
    換えて所定時間運転した後、運転を停止させるようにし
    た請求項1記載の全自動洗濯機。
  5. 【請求項5】 所定のプログラムにリセットするリセッ
    ト手段を備え、制御手段は、所定時間運転後停止した状
    態より初期状態にリセットできるようにした請求項1記
    載の全自動洗濯機。
JP6118362A 1994-05-31 1994-05-31 全自動洗濯機 Pending JPH07323179A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100659636B1 (ko) * 1996-12-10 2007-04-19 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 세탁기의운전제어장치

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KR100659636B1 (ko) * 1996-12-10 2007-04-19 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 세탁기의운전제어장치

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