JPH0732279A - ロボット位置教示方式 - Google Patents

ロボット位置教示方式

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JPH0732279A
JPH0732279A JP17663693A JP17663693A JPH0732279A JP H0732279 A JPH0732279 A JP H0732279A JP 17663693 A JP17663693 A JP 17663693A JP 17663693 A JP17663693 A JP 17663693A JP H0732279 A JPH0732279 A JP H0732279A
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JP
Japan
Prior art keywords
point
teaching
corner
acceleration
robot
Prior art date
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Pending
Application number
JP17663693A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Karakama
立男 唐鎌
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Publication date
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Publication of JPH0732279A publication Critical patent/JPH0732279A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロボットに動作位置を教示するロボット位置
教示方式に関し、ロボットに教示点通りの軌跡に沿って
動作させるようにする。 【構成】 教示点等読み取り手段1は、不揮発性メモリ
31dにCをコーナ点としてコーナ部分5aを形成する
教示点A、C及びE、並びに加減速時定数T及び教示速
度Vpを読み取る。見込み点等演算手段2は、その教示
点A、C及びE、加減速時定数T及び教示速度Vpを用
いて、コーナ部分5aでの加減速開始点Bと加減速終了
点E、及びロボットの実際の動作軌跡がコーナ部分5a
に沿ったものとなるようにコーナ点Cに代えて内部的に
教示する見込み点C1 を演算する。教示点再記憶手段3
は、その加減速開始点B、加減速終了点E及び見込み点
1を教示点として再記憶し、不揮発性メモリ31dに
格納する。ロボットは最終的な教示点A、B、C1 、D
及びEを読み取り、コーナ部分5bを加減速時定数T、
教示速度Vpで移動する。そのときのロボットの実際の
軌跡は、予め教示されていた教示点A、C及びEから成
る軌跡となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボットに動作位置を教
示するロボット位置教示方式に関し、特にロボットにコ
ーナ部分での動作位置を教示するロボット位置教示方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用ロボットにおいて、例えば
シール剤塗布の作業を行わせるような場合は、直線と直
線のつなぎ目であるコーナ部分でもその動作速度を直線
部分と同じ速度に保持して作業効率が低下しないように
している。その場合、ロボットの実際の軌跡は以下に述
べるように予め教示しておいた軌跡とは異なってくる。
【0003】図6はコーナ部分でのロボットの軌跡の説
明図である。図において、ロボット(正確にはロボット
のハンドまたはツールの先端)が、教示点A、C及びE
から成るコーナ部分を一定速度で通過する場合を想定す
る。この場合、ロボットの軌跡は、図7に示すような2
つ速度特性に基づく動作の足し合わせになり、その結果
ロボットは、図6に示す曲線BDの軌跡を描いて動作す
ることになる。
【0004】図7において、横軸tは時間を、縦軸Vは
速度をそれぞれ表す。B点はA→Cの動作の減速開始と
C→Eの動作の加速開始の点である。また、D点はA→
Cの動作の減速終了とC→Eの動作の加速終了の点であ
る。さらに、Tは予め設定されている加減速時定数、V
pは教示速度(線速度)である。2つの速度特性を示す
直線の交点Pは、図6に示すロボットの実際の軌跡BD
間の中間点Mに相当する。ここで、教示点Cと実際の軌
跡BD間の距離d、すなわちCM間の距離dを求める場
合について説明する。
【0005】先ず、図6と図7からBC間及びCD間の
距離Lを求めると、距離Lは次式(1)で表される。
【0006】
【数1】 L=(1/2)・Vp・T ・・・・・(1) M点は、ロボットの軌跡の対称性からロボットがB点を
通過してから時間T/2経過後の位置であり、A→Cの
動作を考えるとC点よりL/4だけ手前に位置するF点
に相当し、C→Eの動作を考えるとC点よりE点方向へ
L/4だけ進んだG点に相当する。したがって、次式
(2)のベクトル式が成立する。
【0007】
【数2】 CM* =CF* +CG* ・・・・・・(2) 但し、□* はベクトルを表すものとする。
【0008】ここで、直線ACと直線CEのなす角度
(外角)をβとすると、CM間の距離dは次式(3)で
表される。
【0009】
【数3】 d=2・(L/4)・cos{(π−β)/2} =(L/2)・sin(β/2) ・・・・・(3) 式(1)を代入して
【0010】
【数4】 d=(1/4)・Vp・T・sin(β/2) ・・・(4) このように、ロボットが教示点A、C及びEから成るコ
ーナ部分を一定の教示速度Vpで通過しようとすると、
実際はコーナ点であるC点から距離dだけ内側の軌跡B
Dを通過することになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】かかるロボットの軌跡
のずれが発生すると、上記のシール剤塗布用のロボット
の場合では、必要な部分にシール剤を塗布できず、逆に
必要でない部分にシール剤を塗布することになる。
【0012】また、軌跡のずれの発生を避けたい場合、
教示速度を減速することも考えられるが、その場合は、
シール剤の塗布量まで制御する必要が生じ、塗布を指令
する作業が煩雑化してしまう。教示速度の減速は作業効
率の悪化にもつながる。
【0013】さらに、オペレータが予め軌跡のずれを見
込んで、わざと違う点を教示することもあるが、その教
示点はオペレータの感覚で決められるので、軌跡のずれ
を的確に解消することはできない。その教示そのものも
ワークやツールの干渉があるときは、行うことができな
い。
【0014】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ロボットに教示点通りの軌跡に沿って動作さ
せることができるロボット位置教示方式を提供すること
を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、ロボットに動作位置を教示するロボット
位置教示方式において、予め教示された、コーナ部分を
形成するコーナ点とその前後の2点、前記コーナ点前後
での加減速時定数及び前記コーナ部分での教示速度を読
み取る教示点等読み取り手段と、前記教示点等読み取り
手段が読み取った前記コーナ点とその前後の2点、前記
加減速時定数及び前記教示速度を用いて、前記コーナ部
分での加減速開始点と加減速終了点、及び前記ロボット
の実際の動作軌跡が前記コーナ部分に沿ったものとなる
ように前記コーナ点に代えて内部的に教示する見込み点
を演算する見込み点等演算手段と、前記見込み点等演算
手段が求めた前記加減速開始点、前記加減速終了点及び
前記見込み点を教示点として再記憶する教示点再記憶手
段と、を有することを特徴とするロボット位置教示方式
が、提供される。
【0016】
【作用】教示点等読み取り手段は、予め教示された、コ
ーナ部分を形成するコーナ点とその前後の2点、そのコ
ーナ点前後での加減速時定数及びコーナ部分での教示速
度を読み取る。見込み点等演算手段は、教示点等読み取
り手段が読み取ったコーナ点とその前後の2点、加減速
時定数及び教示速度を用いて、コーナ部分での加減速開
始点と加減速終了点、及びロボットの実際の動作軌跡が
コーナ部分に沿ったものとなるようにコーナ点に代えて
内部的に教示する見込み点を演算する。教示点再記憶手
段は、見込み点等演算手段が求めた加減速開始点、加減
速終了点及び見込み点を教示点として再記憶する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の原理を示すブロック図である。
図において、教示点等読み取り手段1は、不揮発性メモ
リ31dに予め格納された教示点A、C及びEを読み取
る。この教示点A、C及びEはCをコーナ点としてコー
ナ部分5aを形成している。また、教示等読み取り手段
1は、不揮発性メモリ31dに同様に格納されている加
減速時定数Tと教示速度Vpを読み取る。
【0018】見込み点等演算手段2は、教示点等読み取
り手段1が読み取った教示点A、C及びE、加減速時定
数T及び教示速度Vpを用いて、コーナ部分5aでの加
減速開始点Bと加減速終了点E、及びロボットの実際の
動作軌跡がコーナ部分5aに沿ったものとなるようにコ
ーナ点Cに代えて内部的に教示する見込み点C1 を演算
する。
【0019】教示点再記憶手段3は、見込み点等演算手
段2が求めた加減速開始点B、加減速終了点E及び見込
み点C1 を教示点として再記憶し、不揮発性メモリ31
dに格納する。
【0020】ロボットは不揮発性メモリ31dに最終的
に格納された教示点A、B、C1 、D及びEを読み取
り、その教示点A、B、C1 、D及びEから成るコーナ
部分5bを加減速時定数T、教示速度Vpで移動する。
そのときのロボットの実際の軌跡は、予め教示されてい
た教示点A、C及びEから成る軌跡となる。
【0021】次に、見込み点C1 の求め方について図2
を用いて説明する。図2において、予め教示点A、C及
びEが教示されているとする。B点はA→Cの動作の減
速開始とC→Eの動作の加速開始の点である。また、D
点はA→Cの動作の減速終了とC→Eの動作の加速終了
の点である。先ず、BC間及びCD間の距離Lを求める
が、この距離Lは上述した式(1)から得られ、L=
(1/2)・Vp・Tである。なお、B点、D点の位置
をこの距離Lに限定する必要はなく、場合によってはL
を適当な長さに調整することも可能である。次に、見込
み点C1 の角度γを求める。
【0022】ΔBCC1 において、∠C=(π+β)/
2、∠C1 =(π−γ)/2、∠B=(γ−β)/2が
成立する。また、正弦定理より次式(5)が成立する。
【0023】
【数5】 d1 /sin{(γ−β)/2}=L/sin{(π−γ)/2}・・(5) 一方、C1 C間の距離d1 は、上述した式(4)から次
式(6)で表すことができる。
【0024】
【数6】 d1 =(1/4)・Vp・T・sin(γ/2) ・・・・(6) また、上述したように、L=(1/2)・Vp・Tであ
るから、上記式(6)のd1 は、次式(7)にように変
形することができる。
【0025】
【数7】 d1 =(L/2)・sin(γ/2) ・・・・・(7) 式(7)と上記式(5)から次式(8)が得られる。
【0026】
【数8】 (L/2)・sin(γ/2)・sin{(π−γ)/2}=L・sin{(γ −β)/2}・・・・・・(8) したがって、次式(9)が得られる。
【0027】
【数9】 sinγ=4・sin{(γ−β)/2}・・・・・(9) 式(9)より、γはβにより決まることが分かる。一般
的には、tan(γ/2)=tとおくと、tに関する3
次方程式を解くことにより求まる。因みに、教示点A、
C、Eは与えられており、βはAC* /ACとCE*
CEとの内積がcosβとなるので、簡単に求まる。
【0028】γが求まると、見込み点C1 の位置を∠C
を二分割する線上に決定することができる。図3は本発
明の処理手順を示す図である。図において、Sに続く数
値はステップ番号を示す。 〔S1〕A点の教示データを読み取る。 〔S2〕B点の教示データを読み取る。 〔S3〕C点の教示データを読み取る。 〔S4〕上記3点と、加減速時定数T及び教示速度Vp
から、β及びLを計算する。 〔S5〕B点及びD点を計算する。 〔S6〕式(9)よりγを計算する。 〔S7〕C1 点を計算する。 〔S8〕点A、B、C1 、D及びEを教示点として再記
憶する。
【0029】次に本発明によって教示された点に基づく
ロボットの軌跡について説明する。図4は本発明による
ロボットの軌跡についての説明図であり、(A)は従来
の軌跡を、(B)は本発明による軌跡を示している。従
来は点A、C及びEが教示されたとき、ロボットは、図
4(A)に破線で示すように点A→B→M→D→Eの順
に移動し、オペレータが期待する軌跡A→B→C→D→
Eを描いて移動することはできなかった。これに対し、
本発明では、点A、C及びEが教示されたとき、内部的
にC1 点を生成してC点に代わる新たな教示点として記
憶するので、その結果としてロボットは図4(B)に破
線で示すように、点A→B→C→D→Eの順に移動す
る。すなわち、ロボットは、オペレータが期待する軌跡
とほぼ同じ軌跡を描いて移動する。
【0030】オペレータは期待する軌跡通りにコーナを
教示すればよいので、教示作業が簡単になり、教示時の
時間的、人的コストを低減することができる。また、見
込み点にツールを持ってきて実際に教示する従来方法で
は、そのツールやワークの干渉等で教示できない場合が
あるが、本発明では、見込み点C1 は内部的に生成され
るので、そのような物理的制約を受けることもない。
【0031】さらに、見込み点C1 の位置は演算によっ
て定量的に的確に求まるので、ロボットの軌跡をより教
示点に沿った正確なものとすることができる。図5はロ
ボット制御装置の概略のブロック図である。ロボット制
御装置にはプロセッサボード31があり、プロセッサボ
ード31にはプロセッサ31a、ROM31b、RAM
31c及び不揮発性メモリ31dがある。プロセッサ3
1aはROM31bに格納されたシステムプログラムに
従って、ロボット制御装置30全体を制御する。RAM
31cには各種のデータが格納されている。不揮発性メ
モリ31dには、ロボット1の動作プログラムや本発明
に係るロボット位置教示のためのプログラムが格納され
ている。図1で示した教示点等読み取り手段1、見込み
点等演算手段2及び教示点再記憶手段3は、プロセッサ
31aが不揮発性メモリに格納されたプログラムを読み
取って実行するソフトウェアによる機能である。プロセ
ッサボード31はバス39に結合されている。
【0032】ディジタルサーボ制御回路32はバス39
に結合され、プロセッサボード31からの指令によっ
て、サーボアンプ33を経由して、サーボモータ51、
52、53、54、55及び56を駆動する。これらの
サーボモータはロボット10に内蔵され、ロボット10
の各軸を動作させる。
【0033】シリアルポート34はバス39に結合さ
れ、教示操作盤57やその他のRS232C機器58と
接続されている。教示操作盤57はロボットへの教示点
入力に使用される。また、シリアルポート34にはCR
T36aが接続されている。
【0034】ディジタルI/O35には操作パネル36
bが接続されている。また、ディジタルI/O35及び
アナログI/O37を経由してシール剤塗布量制御に関
するデータ等の入出力が行われる。大容量メモリ38に
はティーチングデータ等が格納される。
【0035】本実施例ではロボットの動作加減速方式は
一次遅れ系(リニア加減速)を取り扱っている。ロボッ
トの動作加減速方式はこの他にもリニア加減速処理を2
回施したり、指数加減速を採用したもの等様々存在す
る。本発明はこれら全ての加減速方式について有効であ
り、一次遅れ系方式のみに限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、コーナ
部分を形成する各点が教示されたとき、内部的に見込み
点をを生成してコーナ点に代わる新たな教示点として記
憶するように構成した。ロボットは、その見込み点に基
づいてオペレータが期待する軌跡とほぼ同じ軌跡を描い
て移動する。
【0037】オペレータは期待する軌跡通りにコーナを
教示すればよいので、教示作業が簡単になり、教示時の
時間的、人的コストを低減することができる。また、見
込み点にツールを持ってきて実際に教示する従来方法で
は、そのツールやワークの干渉等で教示できない場合が
あるが、見込み点が内部的に生成されるので、そのよう
な物理的制約を受けることもない。
【0038】さらに、見込み点の位置は演算によって定
量的に的確に求まるので、ロボットの軌跡をより教示点
に沿った正確なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示すブロック図である。
【図2】見込み点の求め方の説明図である。
【図3】本発明の処理手順を示す図である。
【図4】本発明によるロボットの軌跡についての説明図
であり、(A)は従来の軌跡を、(B)は本発明による
軌跡を示している。
【図5】ロボット制御装置の概略のブロック図である。
【図6】コーナ部分でのロボットの軌跡の説明である。
【図7】コーナ部分での2つの速度特性を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 教示点等読み取り手段 2 見込み点等演算手段 3 教示点再記憶手段 5a、5b コーナ部分 10 ロボット 30 ロボット制御装置 31a CPU 31b ROM 31c RAM 31d 不揮発性メモリ 57 教示操作盤 B 加減速開始点 C コーナ点 C1 見込み点 D 加減速終了点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 19/42

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットに動作位置を教示するロボット
    位置教示方式において、 予め教示された、コーナ部分を形成するコーナ点とその
    前後の2点、前記コーナ点前後での加減速時定数及び前
    記コーナ部分での教示速度を読み取る教示点等読み取り
    手段と、 前記教示点等読み取り手段が読み取った前記コーナ点と
    その前後の2点、前記加減速時定数及び前記教示速度を
    用いて前記コーナ部分での加減速開始点と加減速終了
    点、及び前記ロボットの実際の動作軌跡が前記コーナ部
    分に沿ったものとなるように前記コーナ点に代えて内部
    的に教示する見込み点を演算する見込み点等演算手段
    と、 前記見込み点等演算手段が求めた前記加減速開始点、前
    記加減速終了点及び前記見込み点を教示点として再記憶
    する教示点再記憶手段と、 を有することを特徴とするロボット位置教示方式。
  2. 【請求項2】 前記見込み点の位置は、前記コーナ部分
    での前記コーナ点のなす角度に応じて決まることを特徴
    とする請求項1記載のロボット位置教示方式。
JP17663693A 1993-07-16 1993-07-16 ロボット位置教示方式 Pending JPH0732279A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7515622B2 (en) 2004-09-07 2009-04-07 National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology Quantum nanostructure semiconductor laser
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