JPH07322746A - 脱穀装置 - Google Patents
脱穀装置Info
- Publication number
- JPH07322746A JPH07322746A JP7083898A JP8389895A JPH07322746A JP H07322746 A JPH07322746 A JP H07322746A JP 7083898 A JP7083898 A JP 7083898A JP 8389895 A JP8389895 A JP 8389895A JP H07322746 A JPH07322746 A JP H07322746A
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- Japan
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- threshing
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- chamber
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Abstract
(57)【要約】
【構成】脱穀胴１を内装した脱穀室２の側方に、処理胴
６を内装した選別処理室７を配置し、これらの脱穀室２
及び選別処理室７の下方に脱穀物を揺動選別する揺動選
別装置を配設し、前記脱穀室２の脱穀網３及び選別処理
室７の選別網２１をそれぞれ左右に分離自在に構成し、
前記脱穀網３及び選別網２１を脱穀室２の側枠４と一体
的にして横外側方向へ揺動開放可能に構成した。 【効果】脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別
網２１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別
網２１の交換が容易になる。
６を内装した選別処理室７を配置し、これらの脱穀室２
及び選別処理室７の下方に脱穀物を揺動選別する揺動選
別装置を配設し、前記脱穀室２の脱穀網３及び選別処理
室７の選別網２１をそれぞれ左右に分離自在に構成し、
前記脱穀網３及び選別網２１を脱穀室２の側枠４と一体
的にして横外側方向へ揺動開放可能に構成した。 【効果】脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別
網２１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別
網２１の交換が容易になる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、脱穀装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の脱穀装置は、脱穀胴を内
装した脱穀室の前後壁に受枠を設け、この受枠に脱穀物
の選別を行う脱穀網を上面に沿って張設する網枠を取付
けていた。
装した脱穀室の前後壁に受枠を設け、この受枠に脱穀物
の選別を行う脱穀網を上面に沿って張設する網枠を取付
けていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】脱穀室内で回転する脱
穀胴の脱穀作用によって脱穀された脱穀物を選別漏下す
る脱穀網を、脱穀胴の下周に張設した形態の脱穀装置に
あっては、一般にこの脱穀網は、脱穀室の前後壁に受枠
を設け、この受枠に脱穀網を張設する網枠を取付けた構
成である。脱穀室内や脱穀網の点検清掃を行う場合に
は、脱穀胴上部を覆うカバーを取外して、受枠と網枠と
を分離して、この網枠を取出すものであり、着脱に手間
を要すると共に、脱穀室の側壁が邪魔となり、点検清掃
が行い難いという問題点があった。
穀胴の脱穀作用によって脱穀された脱穀物を選別漏下す
る脱穀網を、脱穀胴の下周に張設した形態の脱穀装置に
あっては、一般にこの脱穀網は、脱穀室の前後壁に受枠
を設け、この受枠に脱穀網を張設する網枠を取付けた構
成である。脱穀室内や脱穀網の点検清掃を行う場合に
は、脱穀胴上部を覆うカバーを取外して、受枠と網枠と
を分離して、この網枠を取出すものであり、着脱に手間
を要すると共に、脱穀室の側壁が邪魔となり、点検清掃
が行い難いという問題点があった。
【０００４】そこで、この発明は、上下に配置されてい
る脱穀室及び処理胴室の脱穀網及び選別網を一挙に左右
方向に開放することにより、点検清掃を容易化して、従
来装置の欠点を解消しようとするものである。
る脱穀室及び処理胴室の脱穀網及び選別網を一挙に左右
方向に開放することにより、点検清掃を容易化して、従
来装置の欠点を解消しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、この発明は、次の技術的構成とした。即ち、脱穀胴
１を内装した脱穀室２，処理胴６を内装した選別処理室
７及び脱穀物を揺動選別する揺動選別装置を、上方から
下方にわたって順次配設し、前記脱穀室２の脱穀網３及
び選別処理室７の選別網２１をそれぞれ左右に分離自在
に構成し、前記脱穀網３及び選別網２１を脱穀室２の側
枠４と一体的にして横外側方向へ揺動開放可能に設けて
なる脱穀装置である。
に、この発明は、次の技術的構成とした。即ち、脱穀胴
１を内装した脱穀室２，処理胴６を内装した選別処理室
７及び脱穀物を揺動選別する揺動選別装置を、上方から
下方にわたって順次配設し、前記脱穀室２の脱穀網３及
び選別処理室７の選別網２１をそれぞれ左右に分離自在
に構成し、前記脱穀網３及び選別網２１を脱穀室２の側
枠４と一体的にして横外側方向へ揺動開放可能に設けて
なる脱穀装置である。
【０００６】
【発明の作用】脱穀室２内で回転する脱穀胴１の脱穀作
用、及び、処理胴６を内装している選別処理室７によっ
て脱穀処理された脱穀処理物は、左右に分離自在で脱穀
室２の側枠４と一体的に設けられている脱穀網３及び選
別網２１によって漏下選別され、下方の揺動選別装置に
受けられて選別され回収される。
用、及び、処理胴６を内装している選別処理室７によっ
て脱穀処理された脱穀処理物は、左右に分離自在で脱穀
室２の側枠４と一体的に設けられている脱穀網３及び選
別網２１によって漏下選別され、下方の揺動選別装置に
受けられて選別され回収される。
【０００７】そして、このような選別作業時、あるい
は、作業終了後において、脱穀網３や脱穀室２、並び
に、選別網２１や選別処理室７の点検清掃をする場合に
は、脱穀室２の側枠４を横方向へ開放することによっ
て、脱穀室２の脱穀網３及び選別処理室７の選別網２１
を左右に分離して側枠４と一体的に開放させることがで
きて、脱穀胴１及び処理胴６の周囲が開放状態となっ
て、脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別網２
１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別網２
１の交換が容易になる。
は、作業終了後において、脱穀網３や脱穀室２、並び
に、選別網２１や選別処理室７の点検清掃をする場合に
は、脱穀室２の側枠４を横方向へ開放することによっ
て、脱穀室２の脱穀網３及び選別処理室７の選別網２１
を左右に分離して側枠４と一体的に開放させることがで
きて、脱穀胴１及び処理胴６の周囲が開放状態となっ
て、脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別網２
１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別網２
１の交換が容易になる。
【０００８】
【実施例】なお、図例において、脱穀装置５は、機体上
部に脱穀胴１を前後方向に軸架内装する脱穀室２を形成
し、この脱穀室２下方には、脱穀された脱穀物を受けて
移送しながら選別漏下すべく処理胴６を軸架内装する選
別処理室７を設け、この選別処理室７から漏下する脱穀
物を受けて移送する搬送ベルト８、この搬送ベルト８で
搬送される脱穀物を穀粒と二番物とに分離選別する選別
網９等を設けて、穀粒と二番物等とに分離選別する脱穀
装置５を構成している。
部に脱穀胴１を前後方向に軸架内装する脱穀室２を形成
し、この脱穀室２下方には、脱穀された脱穀物を受けて
移送しながら選別漏下すべく処理胴６を軸架内装する選
別処理室７を設け、この選別処理室７から漏下する脱穀
物を受けて移送する搬送ベルト８、この搬送ベルト８で
搬送される脱穀物を穀粒と二番物とに分離選別する選別
網９等を設けて、穀粒と二番物等とに分離選別する脱穀
装置５を構成している。
【０００９】脱穀室２に軸架内装された脱穀胴１は、前
壁１０に設けられた供給口１１から供給される穀稈を移
送しながら脱穀処理すべく外周に扱歯１２を配設すると
共に、板状の螺旋１３を巻付けて構成している。選別処
理室７は、脱穀室２下方に位置して、脱穀胴１の軸方向
に平行な処理胴６を選別幅方向に適宜間隔で並列に設
け、この処理胴６，６には板状の螺旋１４を巻付けて、
脱穀胴１の回転と同方向に回転させている。
壁１０に設けられた供給口１１から供給される穀稈を移
送しながら脱穀処理すべく外周に扱歯１２を配設すると
共に、板状の螺旋１３を巻付けて構成している。選別処
理室７は、脱穀室２下方に位置して、脱穀胴１の軸方向
に平行な処理胴６を選別幅方向に適宜間隔で並列に設
け、この処理胴６，６には板状の螺旋１４を巻付けて、
脱穀胴１の回転と同方向に回転させている。
【００１０】また、この処理胴６，６の間隔部には、逆
Ｕ字状の仕切板１５を設け、この仕切板１５の下端縁に
は、各処理胴６，６の螺旋１４，１４の回転軌跡に沿っ
て一定間隙を有して下方に位置する選別網１６を連設し
て張設し、この処理胴６，６で脱穀処理された穀物を選
別漏下する。前記脱穀室２は、供給された穀稈を脱穀処
理する前半部１７と、脱穀済排わら及び排塵物を移送処
理する後半部１８とに分けるように、脱穀胴１の軸方向
適宜位置に縦棧及び横棧にて枠組された後機枠１９を設
け、前記前壁１０の左右外側には、縦棧及び横棧にて枠
組された前機枠２０を設けている。この前機枠２０と後
機枠１９との間における脱穀室２の前半部１７には、脱
穀胴１の螺旋１３の回転軌跡に沿って一定間隙を有する
ように下方に配置されていて、且つ、左右に分離自在の
脱穀網３と、前記選別処理室７の処理胴６，６の螺旋１
４の回転軌跡に沿って一定間隙を有して下方に配置され
ていて、且つ、前記選別網１６，１６に対して左右に分
離自在の選別網２１、２１とを、側枠４と一体的にして
横方向へ開放すべく構成している。
Ｕ字状の仕切板１５を設け、この仕切板１５の下端縁に
は、各処理胴６，６の螺旋１４，１４の回転軌跡に沿っ
て一定間隙を有して下方に位置する選別網１６を連設し
て張設し、この処理胴６，６で脱穀処理された穀物を選
別漏下する。前記脱穀室２は、供給された穀稈を脱穀処
理する前半部１７と、脱穀済排わら及び排塵物を移送処
理する後半部１８とに分けるように、脱穀胴１の軸方向
適宜位置に縦棧及び横棧にて枠組された後機枠１９を設
け、前記前壁１０の左右外側には、縦棧及び横棧にて枠
組された前機枠２０を設けている。この前機枠２０と後
機枠１９との間における脱穀室２の前半部１７には、脱
穀胴１の螺旋１３の回転軌跡に沿って一定間隙を有する
ように下方に配置されていて、且つ、左右に分離自在の
脱穀網３と、前記選別処理室７の処理胴６，６の螺旋１
４の回転軌跡に沿って一定間隙を有して下方に配置され
ていて、且つ、前記選別網１６，１６に対して左右に分
離自在の選別網２１、２１とを、側枠４と一体的にして
横方向へ開放すべく構成している。
【００１１】前記側枠４は左右対称で、前記前機枠２０
と後機枠１９との間に亘って設け、この側枠４の前機枠
２０側と後機枠１９側との対向部分には、上棧２２，中
棧２３，下棧２４を設けて正面視Ｅ字状の枠桁を形成し
て、この前後の中棧２３，２３間に亘って、上部に前記
脱穀網３を張設し、また、下棧２４，２４間に亘って前
記選別網２１を張設して、側枠４の上端部を前記前機枠
２０と後機枠１９との上部で軸支して、各々外方上方へ
回動自在に構成している。２５は該側枠４の外側に設け
たカバーである。
と後機枠１９との間に亘って設け、この側枠４の前機枠
２０側と後機枠１９側との対向部分には、上棧２２，中
棧２３，下棧２４を設けて正面視Ｅ字状の枠桁を形成し
て、この前後の中棧２３，２３間に亘って、上部に前記
脱穀網３を張設し、また、下棧２４，２４間に亘って前
記選別網２１を張設して、側枠４の上端部を前記前機枠
２０と後機枠１９との上部で軸支して、各々外方上方へ
回動自在に構成している。２５は該側枠４の外側に設け
たカバーである。
【００１２】２６は、前記脱穀室２後半部１９における
脱穀胴１の螺旋１３の回転軌跡に沿って一定間隙を有す
るように下方に張設された脱穀網２６で、この脱穀網２
６は、前端側を前記脱穀網３に連接し、後端部には脱穀
室２内を移送された脱穀済排わら及び排塵物を排出する
排出口２７を設けている。前記選別処理室７における選
別網１６，２１の後端部で且つ脱穀網２６の下方には、
この選別処理室７内を移送された二番物を排出する二番
物排出口２８を設けている。
脱穀胴１の螺旋１３の回転軌跡に沿って一定間隙を有す
るように下方に張設された脱穀網２６で、この脱穀網２
６は、前端側を前記脱穀網３に連接し、後端部には脱穀
室２内を移送された脱穀済排わら及び排塵物を排出する
排出口２７を設けている。前記選別処理室７における選
別網１６，２１の後端部で且つ脱穀網２６の下方には、
この選別処理室７内を移送された二番物を排出する二番
物排出口２８を設けている。
【００１３】前記搬送ベルト８は、選別処理室７の選別
網１６，２１の前端側下方で、且つ、左右側壁に回転自
在に軸承されていて、回転数を高低に変速可能に設けら
れた回転ローラ２９と、選別網１６，２１の前後方向ほ
ぼ中間部で左右側壁に軸支された回転ローラ３０との間
に、掛け回わされていて、選別網１６，２１から選別漏
下する脱穀物を受けて、後方へ搬送すべく設けている。
網１６，２１の前端側下方で、且つ、左右側壁に回転自
在に軸承されていて、回転数を高低に変速可能に設けら
れた回転ローラ２９と、選別網１６，２１の前後方向ほ
ぼ中間部で左右側壁に軸支された回転ローラ３０との間
に、掛け回わされていて、選別網１６，２１から選別漏
下する脱穀物を受けて、後方へ搬送すべく設けている。
【００１４】前記選別網９は、搬送ベルト８から搬送さ
れる脱穀物並びに選別処理室７から漏下する脱穀物を受
けて、揺動移送すべく前端部を、搬送ベルト８の後端下
側に臨ませて、回転ローラ３０の両端面にこの回転ロー
ラ３０の軸芯に対して偏芯する同位相位置に、揺動アー
ム３１，３１の一端側を枢支し、他端側を選別網９の前
端部に取付けて、やや斜め上方向に向けて、その後端部
を一番受樋３２の終端部近傍に位置させて、この後端部
は左右側壁に揺動可能に軸支している。
れる脱穀物並びに選別処理室７から漏下する脱穀物を受
けて、揺動移送すべく前端部を、搬送ベルト８の後端下
側に臨ませて、回転ローラ３０の両端面にこの回転ロー
ラ３０の軸芯に対して偏芯する同位相位置に、揺動アー
ム３１，３１の一端側を枢支し、他端側を選別網９の前
端部に取付けて、やや斜め上方向に向けて、その後端部
を一番受樋３２の終端部近傍に位置させて、この後端部
は左右側壁に揺動可能に軸支している。
【００１５】３３は、搬送ベルト８の下側に設けられた
唐箕で、選別網９の下側に形成される選別風路３４に連
通して、選別網９で選別された穀粒を風選するための選
別風を吹き上げるように設置している。選別風路３４の
底部には、選別された穀粒を移送する一番螺旋３５を有
する一番受樋３２，その後方には二番螺旋３６を有する
二番受樋３７が、それぞれ配設されている。
唐箕で、選別網９の下側に形成される選別風路３４に連
通して、選別網９で選別された穀粒を風選するための選
別風を吹き上げるように設置している。選別風路３４の
底部には、選別された穀粒を移送する一番螺旋３５を有
する一番受樋３２，その後方には二番螺旋３６を有する
二番受樋３７が、それぞれ配設されている。
【００１６】次に、作用を説明する。供給口１１から脱
穀室２に供給された穀稈は、脱穀室２内を脱穀胴１の回
転によって移送されながら脱穀され、脱穀室２の前半部
１７で脱穀された穀粒及び一部のわら屑，穂切れ等は、
脱穀網３より漏下して、下方の選別処理室７内に並列に
設けられた処理胴６，６の螺旋１４，１４上に落下し、
この螺旋１４，１４の回転作用によって後方へ移送され
て、移送される間に穀粒，穂切れ等と選別網１６，２１
との間に生ずる摩擦によって、穂切れ等に脱粒作用が働
くと共に、選別網１６，２１によって穀粒と二番物とに
分離選別され、選別された二番物は螺旋１４，１４によ
って更に移送されて、二番物排出口２８より下方の二番
受樋３７に落入する。
穀室２に供給された穀稈は、脱穀室２内を脱穀胴１の回
転によって移送されながら脱穀され、脱穀室２の前半部
１７で脱穀された穀粒及び一部のわら屑，穂切れ等は、
脱穀網３より漏下して、下方の選別処理室７内に並列に
設けられた処理胴６，６の螺旋１４，１４上に落下し、
この螺旋１４，１４の回転作用によって後方へ移送され
て、移送される間に穀粒，穂切れ等と選別網１６，２１
との間に生ずる摩擦によって、穂切れ等に脱粒作用が働
くと共に、選別網１６，２１によって穀粒と二番物とに
分離選別され、選別された二番物は螺旋１４，１４によ
って更に移送されて、二番物排出口２８より下方の二番
受樋３７に落入する。
【００１７】また、分離選別された穀粒は、搬送ベルト
８及び選別網９上に落下し、搬送ベルト８上に落下した
穀粒は、搬送ベルト８の回転によって選別網９上に引継
がれて、選別網９の揺動作用によって後側に向かって移
送されながら、選別風路３４の唐箕３３による選別風と
相俟って選別され、選別された穀粒は下方の一番受樋３
２に流入して、機外に搬出される。また、選別網９より
落下しない穀物は、二番物としてこの選別網９の後端よ
り二番受樋３７内に落入する。
８及び選別網９上に落下し、搬送ベルト８上に落下した
穀粒は、搬送ベルト８の回転によって選別網９上に引継
がれて、選別網９の揺動作用によって後側に向かって移
送されながら、選別風路３４の唐箕３３による選別風と
相俟って選別され、選別された穀粒は下方の一番受樋３
２に流入して、機外に搬出される。また、選別網９より
落下しない穀物は、二番物としてこの選別網９の後端よ
り二番受樋３７内に落入する。
【００１８】また、脱穀室２の選別網３より漏下しない
脱穀物及び脱穀済排わら等は、後半部１８側に移送され
ながら脱穀作用を受けて脱穀され、脱穀された脱穀物
は、脱穀網２６によって二番物と排わら及びわら屑等の
排塵物とに選別されて、この選別された排わら及びわら
屑は、更に、脱穀胴１によって移送されて、排出口２７
から機外に排出される。
脱穀物及び脱穀済排わら等は、後半部１８側に移送され
ながら脱穀作用を受けて脱穀され、脱穀された脱穀物
は、脱穀網２６によって二番物と排わら及びわら屑等の
排塵物とに選別されて、この選別された排わら及びわら
屑は、更に、脱穀胴１によって移送されて、排出口２７
から機外に排出される。
【００１９】また、選別された二番物は、脱穀網２６よ
り漏下して選別処理室７で選別された二番物と共に二番
受樋３７に落入し、前記選別網９後端部から落入する二
番物と合流して二番受樋３７に回収されて、二番螺旋に
よって横移送されて脱穀選別が行われる。この脱穀選別
作業時、または、作業終了後に、脱穀室２及び選別処理
室７内を点検清掃する場合には、側枠４を外方上方へ回
動させることによって、脱穀室２の脱穀網３と選別処理
室７の選別網２１が左右に分離して、側枠４と一体的に
側方へ開放されて、脱穀胴１及び処理胴６，６の周囲が
開放状態となり、脱穀室２，選別処理室７及び脱穀網
３，選別網１６，２１の点検清掃が容易となる。
り漏下して選別処理室７で選別された二番物と共に二番
受樋３７に落入し、前記選別網９後端部から落入する二
番物と合流して二番受樋３７に回収されて、二番螺旋に
よって横移送されて脱穀選別が行われる。この脱穀選別
作業時、または、作業終了後に、脱穀室２及び選別処理
室７内を点検清掃する場合には、側枠４を外方上方へ回
動させることによって、脱穀室２の脱穀網３と選別処理
室７の選別網２１が左右に分離して、側枠４と一体的に
側方へ開放されて、脱穀胴１及び処理胴６，６の周囲が
開放状態となり、脱穀室２，選別処理室７及び脱穀網
３，選別網１６，２１の点検清掃が容易となる。
【００２０】
【発明の効果】この発明は、前記のように、点検清掃時
には、脱穀室２の側枠４を横方向へ開放することによっ
て、脱穀室２の脱穀網３及び選別処理室７の選別網２１
を左右に分離して、側枠４と一体的に開放させることが
できて、脱穀胴１及び処理胴６の周囲が開放状態となっ
て、脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別網２
１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別網２
１の交換が容易になる。
には、脱穀室２の側枠４を横方向へ開放することによっ
て、脱穀室２の脱穀網３及び選別処理室７の選別網２１
を左右に分離して、側枠４と一体的に開放させることが
できて、脱穀胴１及び処理胴６の周囲が開放状態となっ
て、脱穀室２，脱穀網３並びに選別処理室７，選別網２
１の点検清掃が容易となり、また、脱穀網３，選別網２
１の交換が容易になる。
【図１】側断面図
【図２】正断面図
１ 脱穀胴 ２ 脱穀室 ３ 脱穀網 ４ 側枠 ５ 脱穀装置 ６ 処理胴 ７ 選別処理室 ８ 搬送ベルト ９ 選別網 １９ 後側機枠 ２０ 前機枠 ２１ 選別網
Claims (1)
- 【請求項１】 脱穀胴１を内装した脱穀室２，処理胴
６を内装した選別処理室７及び脱穀物を揺動選別する揺
動選別装置を、上方から下方にわたって順次配設し、前
記脱穀室２の脱穀網３及び選別処理室７の選別網２１を
それぞれ左右に分離自在に構成し、前記脱穀網３及び選
別網２１を脱穀室２の側枠４と一体的にして横外側方向
へ揺動開放可能に設けてなる脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083898A JP2658960B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083898A JP2658960B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 脱穀装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60154698A Division JPH0620386B2 (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 脱穀装置 |
Related Child Applications (3)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27810696A Division JPH09103175A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 脱穀装置 |
| JP27810496A Division JPH09103171A (ja) | 1996-10-21 | 1996-10-21 | 脱穀装置 |
| JP27810596A Division JPH09103172A (ja) | 1985-07-12 | 1996-10-21 | 脱穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322746A true JPH07322746A (ja) | 1995-12-12 |
| JP2658960B2 JP2658960B2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=13815459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7083898A Expired - Lifetime JP2658960B2 (ja) | 1995-04-10 | 1995-04-10 | 脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2658960B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129031A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPS5521769A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | Iseki Agricult Mach | Inspecting device on automatic thresher |
| JPS586706A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Hitachi Ltd | 熱間薄板の圧延方法 |
-
1995
- 1995-04-10 JP JP7083898A patent/JP2658960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5129031A (ja) * | 1974-09-05 | 1976-03-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | |
| JPS5521769A (en) * | 1978-08-02 | 1980-02-16 | Iseki Agricult Mach | Inspecting device on automatic thresher |
| JPS586706A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-14 | Hitachi Ltd | 熱間薄板の圧延方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2658960B2 (ja) | 1997-09-30 |
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