JPH07322663A - サーボ制御装置のdb回路故障検出方法 - Google Patents

サーボ制御装置のdb回路故障検出方法

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JPH07322663A
JPH07322663A JP6136577A JP13657794A JPH07322663A JP H07322663 A JPH07322663 A JP H07322663A JP 6136577 A JP6136577 A JP 6136577A JP 13657794 A JP13657794 A JP 13657794A JP H07322663 A JPH07322663 A JP H07322663A
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一男 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】モータを通常運転する前にダイナミックブレー
キ回路の故障を検出する。 【構成】主回路直流電圧を低電圧として、上側アームの
パワートランジスタ、ダイナミックブレーキ回路、下側
アームのパワートランジスタに直流電流を流し、電流の
有無、電流値からダイナミックブレーキ回路の抵抗、整
流器、接点の異常を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主回路直流電圧をある
低電圧にして、パワートランジスタを点弧、消弧し、D
B(ダイナミックブレーキ)回路を動作させ、電流の流
れ具合より故障を検出するようにしたサーボ制御装置の
DB回路故障検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術として、本出願人の出願すな
わち特願平5−101086「サーボモータ制御方法」
がある。この出願によれば、緊急停止が指示されたとき
のサーボモータの回転数から緊急停止をうけたサーボモ
ータの惰走量を算出し、算出した惰走量内でサーボモー
タが緊急停止しない場合つまり、DB回路が故障したと
きはフリーに停止するので惰走距離がのび、緊急停止異
常とみなしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが従来技術で
は、モータ運転し、DB動作させてからでないとDB回
路の故障が分からないという問題があった。また故障時
DB停止していると、惰走距離が伸びてマシン等に衝突
という問題もあった。そこで本発明はサーボモータを通
常運転する前にダイナミックブレーキ回路の故障を検出
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、交直変換器の出力側コンデンサに充電さ
れた直流電圧を交流に変換するトランジスタインバータ
に接続されたモータと、このモータに接続されたダイナ
ミックブレーキ回路からなるサーボモータ制御装置のダ
イナミックブレーキ回路故障検出方法において、前記出
力側コンデンサに低電圧を充電して前記トランジスタイ
ンバータの上側アームのパワートランジスタから前記ダ
イナミックブレーキ回路を通して下側アームのパワート
ランジスタに直流を流し、その後このダイナミックブレ
ーキ回路を不動作にして、動作時および不動作時の各電
流値から前記ダイナミックブレーキ回路の故障を検出す
るものである。
【0005】
【作用】上記手段により、電流の流れ具合で故障検出す
るのでモータ通常運転以前に分かりDB停止しなかった
ためによるトラブル等を防ぎ、DB抵抗値の異常も検出
できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例を図1に示して
説明する。図1はこの発明の一実施例の構成をあらわす
図、図2は動作フローを示す図である。図1において1
はサイリスタコンバータなどの交直変換器、2はメイン
コンデンサ、3はパワートランジスタでトランジスタイ
ンバータを構成している。4はマイクロコンピュータ、
5はベースドライブ回路、6は電流検出回路、7はDB
回路である。また、8は主回路、9はモータ、1aはD
B用リレー、RはDB用抵抗器でその抵抗値がRであ
る。また、DはDB用整流器である。以上のように構成
されたDB回路故障検出回路でその動作を図2のフロー
を用いて説明する。まずステップ1にて、主回路8とモ
ータ9は未結線状態でメインコンデンサ(出力側コンデ
ンサ)2にサイリスタコンバータ1によってある一定の
低電圧を充電する。次にステップ2でパワートランジス
タU相アーム上側とV相アーム下側を点弧させる。ステ
ップ3では、DB回路を動作させ、P点よりU相アーム
上側のトランジスタ、DB回路、V相アーム下側トラン
ジスタ、N点へと電流が流れるので電極の有無と電流値
を、電流検出器6で確認する。電流Iは次のようになる
ので確認する。 I=(Vcc/R)×exp(−T/RC) (1) Vcc:主回路直流電圧 R :DB抵抗値 C :メインコンデンサ容量 T :DB動作時間 電流の異常の判断は次のように行う。すなわち、電流値
が(1)式のようにならないときはDB抵抗の異常であ
ると判断し、もし、電流が流れないとW相下側パワート
ランジスタを点弧してみる。そして電流が流れると整流
器Dの異常であると判断する。また、W相下側パワート
ランジスタを点弧して電流が流れないとDB接点1aの
異常であると判断する。次にステップ4では、ステップ
2で点弧したパワートランジスタを消弧し、主回路直流
電圧を再充電してステップ2、3と同様にパワートラン
ジスタV相アーム上側とW相アーム下側を点弧させ、D
B回路を動作させて電流の有無、電流値を確認する。ス
テップ5では、ステップ4と同様にしてトランシスタ、
W相アーム上側とU相アーム下側に切替えて電流の有無
とその値を確認する。最後にステップ6では、DB回路
動作よりDB回路不動作にして電流が遮断されることを
確認する。このようにして、DB回路7の整流器D、D
B接点1a、DB抵抗の異常を検出できる。
【0007】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によればモー
タを通常運転する前に電流を流してDB回路の異常を検
出するのでDB回路が動作しないためによるトラブル等
を未然に防止することができる。また、DB抵抗の値自
体が異常で停止距離が伸びてしまうといったことも未然
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例の構成図である。
【図2】本発明の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
1 サイリスタ 8 主回路 2 メインコンデンサ 9 モータ 3 パワートランジスタ 4 マイクロコンピュータ 5 ベースドライブ回路 6 電流検出器 7 DB回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交直変換器の出力側コンデンサに充電さ
    れた直流電圧を交流に変換するトランジスタインバータ
    に接続されたダイナミックブレーキ回路からなるサーボ
    モータ制御装置のダイナミックブレーキ回路故障検出方
    法において、前記出力側コンデンサに低電圧を充電して
    前記トランジスタインバータの上側アームのパワートラ
    ンジスタから前記ダイナミックブレーキ回路を通して下
    側アームのパワートランジスタに直流を流し、その後こ
    のダイナミックブレーキ回路を不動作にして、動作時お
    よび不動作時の各電流値から前記ダイナミックブレーキ
    回路の故障を検出することを特徴とするサーボモータ制
    御装置のDB回路故障検出方法。
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