JPH0732234U - 電磁連結装置 - Google Patents

電磁連結装置

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JPH0732234U
JPH0732234U JP6707893U JP6707893U JPH0732234U JP H0732234 U JPH0732234 U JP H0732234U JP 6707893 U JP6707893 U JP 6707893U JP 6707893 U JP6707893 U JP 6707893U JP H0732234 U JPH0732234 U JP H0732234U
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JP
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armature
hole
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fitted
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JP6707893U
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English (en)
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二三男 藤原
達身 安田
桂三 高橋
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Ogura Clutch Co Ltd
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Ogura Clutch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動空隙調整装置の動作の信頼性を向上した
電磁連結装置を安価に提供する。 【構成】 アーマチュアハブ9の段付き状の貫通孔9a
内に嵌合された自動空隙調整装置11に板ばね19の基
端部が固定されており、またこの板ばね19の自由端部
は、ロータ3と所定の空隙Gをおいて対向するアーマチ
ュア20に固定されている。自動空隙調整装置11は、
アーマチュアハブ9の貫通孔9a内にダンパーとしての
ゴム材製リング体13を介して圧入嵌合された案内部材
12と、この案内部材12にダンパーとしてのゴム材製
リング体14を介して圧入嵌合されたピン15と、この
ピン15に圧入嵌合された摺動抵抗部材16と、ピン1
5のねじ孔15aにねじ込まれたボルト18とで構成さ
れている。ボルト18の頭部18cとアーマチュア20
の貫通孔20aに形成された段差部20bとの間に、空
隙Gと等しい空隙gが設定されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動空隙調整装置を備えた電磁クラッチや電磁ブレーキなどの電 磁連結装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動空隙調整装置を備えた電磁クラッチとしては実公昭59−5238 号公報に開示されたものが代表的である。この種の電磁クラッチは、電磁コイル が内設されたフィールドコアと、このフィールドコアの正面側に嵌合される環状 溝が形成されたロータと、このロータの摩擦面と所定の空隙をおいて対向する摩 擦面が形成されたアーマチュアと、このアーマチュアに自由端部が固定された板 ばねの基端部と連結される自動空隙調整装置と、この自動空隙調整装置が配置さ れたアーマチュアハブとからなる構造である。
【0003】 また、自動空隙調整装置は、アーマチュアハブの貫通孔内に摺動抵抗部材とし てのゴム材製リング体を介して圧入嵌合されたトルク伝達部材としてのピンと、 このピンのねじ孔に螺合されるねじ部と、ピンの側面に板ばねの基端部を挟持固 定するための頸部と、アーマチュアに穿設された段付き状の貫通孔の段差部と所 定の空隙をおいて対向する頭部が形成された有頭部材としてのボルトを備えた構 造である。
【0004】 そして、このような構造からなる電磁クラッチは、電磁コイルに通電してアー マチュアの摩擦面とロータの摩擦面とを摩擦係合させ磁気吸着することにより、 例えばロータ側の回転をアーマチュア側に伝達する。また電磁コイルの通電を断 つと、アーマチュアの摩擦面は板ばねのばね力にてロータの摩擦面から離間する ので、ロータ側からアーマチュア側への回転伝達は遮断される。
【0005】 このような動作の繰り返えしにより、アーマチュアやロータの摩擦面が摩耗す るとこれらアーマチュアとロータの空隙が増大するが、アーマチュアがロータに 磁気吸引されるときに、アーマチュアの貫通孔の段差部が自動空隙調整装置のボ ルト頭部と係合されるので、ゴム材製リング体による摺動抵抗力に抗して、前記 空隙の増大分、ピンがロータ側に移動される。そして、空隙が自動に調整される 。
【0006】 このような自動空隙調整装置を備えた電磁クラッチは、実開昭56−8573 3号公報にも提案されている。この公報に説明された電磁クラッチは、アーマチ ュアハブのボス部にスプライン溝を形成しアーマチュアをスプライン嵌合すると ともに、アーマチュアハブのフランジ部に圧入嵌合されたピンとアーマチュアを ねじ止めしている。 なおこのピンは、上述した電磁クラッチのピンのようにトルク伝達部材として は構成されておらず、単にアーマチュアの軸線方向への突設部として構成されて いる。
【0007】 ピンは、アーマチュアハブの貫通孔にダンパーとしての2条のゴム材製リング 体を介して圧入嵌合されており、ゴム材製リング体のうち一本はアーマチュアハ ブの外側面から突設され、ピンに嵌合されたスペーサと当接している。また、ス ペーサのゴム材製リング体とは反対の面には、ピンに圧入嵌合された摺動抵抗部 材(例えば、C形止め輪のような金属部材)が配置されている。 そしてこのような構造からなる電磁クラッチは、アーマチュアとロータとの間 の空隙と等しい空隙がアーマチュアハブの外側面とスペーサとの間に、言い換え れば、ゴム材製リング体のアーマチュアハブの外側面からの突設量で設定されて いる。
【0008】 したがってこのような構造の電磁クラッチも上述した電磁クラッチと同様に、 ロータ側からアーマチュア側への回転伝達がなされる。またアーマチュアやロー タの摩擦面が摩耗してこれら部材間の空隙が増大すれば、アーマチュアの移動に よりスペーサがアーマチュアハブの外側面に当打され、空隙の増大分摺動抵抗部 材が後退するので、前記空隙は自動に調整される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
このような自動空隙調整装置を備えた電磁クラッチにおいては、まず前者の電 磁クラッチでは、摺動抵抗部材がゴム材製リング体であるため、高温または低温 な使用環境にあっては摺動抵抗部材としての信頼性に欠ける場合がある。また後 者の電磁クラッチでは、アーマチュアとアーマチュアハブとがスプライン嵌合さ れているため、それらスプライン溝の加工費が高価となってしまい、電磁連結装 置を安価に提供できない。
【0010】 また更には、後者の電磁クラッチでは、スペーサに当接するゴム材製リング体 の突設量によりアーマチュアとロータとの間の空隙と等しい空隙を設定している ため、アーマチュアの移動に伴って圧縮されるゴム材製リング体の摺動抵抗力の 設定が困難であるばかりか、アーマチュアとロータとの間の空隙調整に伴って、 ピンに圧入嵌合されている摺動抵抗部材の位置調整もしなければならず、アーマ チュアハブ・アッセンブリの組立てが煩雑である。 この考案は、このような問題点を解決して、自動空隙調整の動作に対する信頼 性が向上された電磁連結装置を安価に提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、この考案の電磁連結装置は、段付き状の貫 通孔が円周方向に間隔をおいて複数個穿設されたアーマチュアハブと、これらア ーマチュアハブの前記貫通孔内に個々に嵌合された自動空隙調整装置と、これら 自動空隙調整装置に基端部が固定される板ばねの自由端部が固定されたアーマチ ュアとを備え、前記自動空隙調整装置は、前記アーマチュアハブの貫通孔の段差 部と係合される外側の係合部が形成された案内部材と、この案内部材の段付き状 の貫通孔のうち小径貫通孔側に圧入嵌合されたトルク伝達部材と、このトルク伝 達部材の前記板ばねの基端部を固定する側面とは反対側となる前記案内部材の大 径貫通孔側に配置され前記案内部材の内側の係合部に係合された金属材製の摺動 抵抗部材と、円周方向間隔をおいた複数箇所に穿設された前記アーマチュアの段 付き状の貫通孔から個々に挿入され前記板ばねの基端部の取付け孔を通り前記ト ルク伝達部材のねじ孔に螺合される雄ねじ部と、前記トルク伝達部材の側面に前 記板ばねの基端部を挟持固定する頸部と、前記アーマチュアの貫通孔の段差部と 所定の空隙をおいて対向する頭部とを有する有頭部材とからなり、前記摺動抵抗 部材の摺動抵抗力に抗して前記トルク伝達部材は前記案内部材から前記アーマチ ュア側に移動されることを特徴とする。
【0012】
【作用】
電磁連結装置は、電磁コイルに通電することにより発生する磁気吸引力により 、アーマチュアを回転部材(例えばロータ)や固定部材(例えばフィールドコア )に磁気吸着する動力伝達または制動装置である。アーマチュアの摩擦面や回転 部材または固定部材の摩擦面が摩耗してこれら部材間の空隙が増大すると、アー マチュアが磁気吸引されるときにこのアーマチュアにより、有頭部材を介してト ルク伝達部材が摺動抵抗部材の摺動抵抗力に抗して案内部材から空隙の増大分引 き出される。
【0013】
【実施例】
図1はこの考案の電磁連結装置の一実施例である電磁クラッチの断面図であり 、図2は図1の要部を拡大した断面図である。これら図面の電磁クラッチは、一 般産業用機械の動力伝達装置として使用される。 エンジンやモータなどを駆動源とする回転軸1には、この回転軸1をハウジン グ2に支持する(図示せぬ)軸受にボス部端部が突き当てられるロータ3が、キ ー嵌合により軸着されている。またロータ3のボス部には、ハウジング2に取付 け板を介して固定された電磁コイル4を内設するフィールドコア5が軸受を介し て支持されている。
【0014】 また回転軸1の先端には、ロータ3のボス部に突き当てられたカラー6と回転 軸1に係合された止め輪7により軸線方向の移動が規制された軸受8を介して、 ねじ止めされたアーマチュアハブ9とプーリ10が回転自在に支持されている。 アーマチュアハブ9には、円周方向を3等分する位置に段付き状の貫通孔9a が穿設されており、これら貫通孔9a内に自動空隙調整装置11が配置されてい る。なお、アーマチュアハブ9はアルミダイカストにより形成されたものであり 、また貫通孔9aは、半径方向外側が一部開口した段付き状の貫通孔9aに形成 されている。
【0015】 図2に拡大して示したように、アーマチュアハブ9の貫通孔9a内には、この 貫通孔9a内周面と同形状の外周面からなり、貫通孔9aの段差部9bに当接さ れ係合する外側の係合部12aが形成された案内部材12が圧入嵌合されている 。この案内部材12の小径円筒部の外周面には、2条の環状溝が形成されこれら 溝内にはダンパーとしてのゴム材製リング体13が夫々嵌合されている。
【0016】 案内部材12の小径貫通孔側には、外周面の2条の環状溝内に夫々嵌合された ダンパーとしてのゴム材製リング体14を介してトルク伝達部材としてのピン1 5が圧入嵌合されている。また案内部材12の大径貫通孔内に臨むピン15の外 周面には、案内部材12の内側の係合部12bに当接され係合する摺動抵抗部材 16が圧入嵌合されている。なお、符号17は止め輪である。
【0017】 ピン15にはねじ孔15aが穿設されており、有頭部材としてのボルト18が 螺合されている。このボルト18は、ねじ孔15aに螺合された雄ねじ部18a と、ピン15の側面に当接された板ばね19の基端部を挟持固定する頸部18b と、大径な頭部18cとを有する形状である。
【0018】 すなわちこのボルト18は、板ばね19の自由端部が固定されたアーマチュア 20に穿設された(半径方向の一部分も開口した)段付き状の貫通孔20aから 挿入されかつ、雄ねじ部18aを板ばね19の基端部に穿設した取付け孔を通し てピン15に螺合した構造からなり、アーマチュア20の貫通孔20a内の段差 部20bとボルト18の頭部18cとの間に、アーマチュア20とロータ3の各 摩擦面間の空隙Gと等しい空隙gを設定している。
【0019】 なお、アーマチュア20の貫通孔20aは、アーマチュアハブ9の貫通孔9a と同様に、円周方向を3等分する位置に穿設されている。また、板ばね19は環 状な薄板からなり、そのアーマチュアハブ9への固定点を基端部としアーマチュ ア20への固定点を自由端部としたが、矩形状の薄板からなる板ばねを構成して もよい。
【0020】 このような構造からなる電磁クラッチは、回転軸1と一体にロータ3が回転す るので、電磁コイル4に通電するとアーマチュア20は板ばね19のばね力に抗 してロータ3に磁気吸着される。そして、回転軸1の回転がプーリ10に伝達さ れる。電磁コイル4への通電を断てば、アーマチュア20は板ばね19のばね力 でロータ3から離間するので、回転の伝達は遮断される。
【0021】 このような動作の繰り返えしにより、アーマチュア20やロータ3の摩擦面が 摩耗して空隙Gが初期の設定寸法より増大すると、アーマチュア20がロータ3 に磁気吸引されるときにそのアーマチュア20の段差部20bがボルト18の頭 部18cに当打されかつ、摺動抵抗部材16の摺動抵抗力に抗して空隙Gの増大 分ピン15を案内部材12から引き出すので、空隙Gは自動に調整される。
【0022】 このような構造とした自動空隙調整装置11の組立ては、ねじ孔15aが穿設 されたピン15にゴム材製リング体14を嵌合するとともに摺動抵抗部材16を 圧入嵌合する。そしてこのピン15を、ゴム材製リング体14を介して案内部材 12に圧入嵌合するとともに、この案内部材12にもゴム材製リング体13を嵌 合する。また、案内部材12に止め輪17を係合することにより、半完成品とし ての組立てが終わる。
【0023】 そして、予め組立てられた半完成品をアーマチュアハブ9の貫通孔9a内に圧 入嵌合する工程と、板ばね19の自由端部が固定されたアーマチュア20の貫通 孔20aからボルト18を挿入し、その雄ねじ部18aを板ばね19の取付け孔 を通してピン15のねじ孔15aに螺合する工程の2工程により、自動空隙調整 装置11の組立てが終わり、同時にアーマチュアハブ・アッセンブリの組立ても 終わる。
【0024】 次に、この考案の他の実施例である電磁連結装置を説明する。図3は、図2に 対応した要部のみを拡大した電磁クラッチの断面図である。なお、図1・図2と 同等な部材にはすでに使用した符号を付けることにより説明を省略し、相違する 構造のみを説明する。
【0025】 図示したようにこの電磁クラッチの自動空隙調整装置21は、アーマチュアハ ブ9の貫通孔9a内に嵌合され固着される案内部材12の小径貫通孔内に、ダン パーとしてのゴム材製リング体14を介してトルク伝達部材としてのピン22が 圧入嵌合されている。このピン22は、ねじ下孔のうち板ばね19側をねじ加工 部22aとし、他方をねじ未加工部22bとしている。そして、ねじ加工部22 aに、有頭部材としてのボルト18の雄ねじ部18aを螺合している。
【0026】 ピン22のねじ未加工部22bには、摺動抵抗部材の一部を構成する金属材製 のスプリングピン23の一方が圧入嵌合されている。また、案内部材12の大径 貫通孔内に臨むスプリングピン23の他方は、この貫通孔内にダンパーとしての ゴム材製リング体24を介して圧入嵌合された係合板25の貫通孔に圧入嵌合さ れている。
【0027】 このような構造からなる電磁クラッチは、上述した電磁クラッチと同様な動作 を繰り返えし、アーマチュア20とロータ3の摩擦面間の空隙Gが増大すると、 アーマチュア20がロータ3に磁気吸引されるときに、摺動抵抗部材の一部を構 成するスプリングピン23による摺動抵抗力に抗して、ボルト18を介してピン 22を案内部材12から空隙Gの増大分引き出すので、空隙Gは自動に調整され る。また、この電磁クラッチのアーマチュアハブ・アッセンブリは、上述した電 磁クラッチと同様に、予めボルト18を除く自動空隙調整装置21を組立ててお くことにより、簡単に組立てられる。
【0028】 なお以上の説明においては、この考案の電磁連結装置として電磁クラッチを説 明したが、この考案は、例えばアーマチュア20をフィールドコア5に磁気吸着 する電磁ブレーキにも適用される。 また実施例においては、アーマチュアハブ9に段付き状の貫通孔9aを穿設し 、この貫通孔9aの内周面と同一な外周面の形状からなる案内部材12を貫通孔 9aに嵌合した構造を説明したが、アーマチュアハブ9にアーマチュア20に穿 設された貫通孔20aのような有底の貫通孔を穿設してもよい。そして、外周面 を円筒形若しくは角筒形などとした案内部材の端部を、前記貫通孔の底部に当接 した構造に設計を変更することもできる。この場合、前記底部がアーマチュアハ ブの段差部となり、前記案内部材の端部が外側の係合部となる。
【0029】
【考案の効果】
このようにこの考案の電磁連結装置では、案内部材の段付き状の貫通孔内にト ルク伝達部材と金属材製の摺動抵抗部材を配置した構造の自動空隙調整装置を構 成したので、自動空隙調整装置の動作の信頼性が向上される。また、従来のよう なスプライン嵌合部やアーマチュアハブの外側面に摺動抵抗部材を当接させて係 合する構造がないので、自動空隙調整装置を備えたアーマチュアハブ・アッセン ブリの組立てが簡便となり、生産性が向上されるので、電磁連結装置を安価に提 供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の電磁連結装置の実施例であり、電磁
クラッチの断面図である。
【図2】図1の電磁クラッチの要部のみを拡大して示す
断面図である。
【図3】この考案の電磁連結装置の他の実施例であり、
図2に対応する要部のみを拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
11 自動空隙調整装置 12 案内部材 15 トルク伝達部材としてのピン 16 摺動抵抗部材 18 有頭部材としてのボルト 21 自動空隙調整装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段付き状の貫通孔が円周方向に間隔をお
    いて複数個穿設されたアーマチュアハブと、これらアー
    マチュアハブの前記貫通孔内に個々に嵌合された自動空
    隙調整装置と、これら自動空隙調整装置に基端部が固定
    される板ばねの自由端部が固定されたアーマチュアとを
    備え、前記自動空隙調整装置は、前記アーマチュアハブ
    の貫通孔の段差部と係合される外側の係合部が形成され
    た案内部材と、この案内部材の段付き状の貫通孔のうち
    小径貫通孔側に圧入嵌合されたトルク伝達部材と、この
    トルク伝達部材の前記板ばねの基端部を固定する側面と
    は反対側となる前記案内部材の大径貫通孔側に配置され
    前記案内部材の内側の係合部に係合された金属材製の摺
    動抵抗部材と、円周方向間隔をおいた複数箇所に穿設さ
    れた前記アーマチュアの段付き状の貫通孔から個々に挿
    入され前記板ばねの基端部の取付け孔を通り前記トルク
    伝達部材のねじ孔に螺合される雄ねじ部と、前記トルク
    伝達部材の側面に前記板ばねの基端部を挟持固定する頸
    部と、前記アーマチュアの貫通孔の段差部と所定の空隙
    をおいて対向する頭部とを有する有頭部材とからなり、
    前記摺動抵抗部材の摺動抵抗力に抗して前記トルク伝達
    部材は前記案内部材から前記アーマチュア側に移動され
    ることを特徴とする電磁連結装置。
JP6707893U 1993-11-22 1993-11-22 電磁連結装置 Pending JPH0732234U (ja)

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