JPH07322340A - 局間ローミング方式 - Google Patents
局間ローミング方式Info
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- JPH07322340A JPH07322340A JP10734594A JP10734594A JPH07322340A JP H07322340 A JPH07322340 A JP H07322340A JP 10734594 A JP10734594 A JP 10734594A JP 10734594 A JP10734594 A JP 10734594A JP H07322340 A JPH07322340 A JP H07322340A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】全構内用無線電話機の位置登録エリア情報を全
構内用電子交換機で管理することにより、局間ローミン
グした構内用無線電話機の呼出しの際の位置登録エリア
情報を自構内用電子交換機において確認することができ
る。 【構成】呼出しエリア７ｄに在圏したＭＳＳ９ｅが呼出
しエリア７ｅに移動した際に、位置登録要求をＢＳ８ｅ
に対して行う。ＢＳ８ｅではこの位置登録要求を受信し
てＬＮＣ６ｃに位置登録情報更新要求を行い、ＬＮＣ６
ｃはこの位置登録情報更新要求をＭＴＳ２ｃに通知す
る。ＭＴＳ２ｃでは、ＣＰＵ４ｃがＭＥＭ５ｃ内のＴＢ
Ｌ５１ｃの内容をＭＴＳ番号２ｂからＭＴＳ番号２ｃに
書き替えるとともに、ＲＳ３ｃ，回線１０を通して他の
ＭＴＳ２ａ，２ｂに同報通知を行い、ＭＴＳ２ａ，２ｂ
ではＲＳ３ａ，３ｂがこの同報通知を受信し、各ＴＢＬ
５１ａおよび５１ｂの内容をＴＢＬ５１ｃの内容と同じ
ものに書き替える。
構内用電子交換機で管理することにより、局間ローミン
グした構内用無線電話機の呼出しの際の位置登録エリア
情報を自構内用電子交換機において確認することができ
る。 【構成】呼出しエリア７ｄに在圏したＭＳＳ９ｅが呼出
しエリア７ｅに移動した際に、位置登録要求をＢＳ８ｅ
に対して行う。ＢＳ８ｅではこの位置登録要求を受信し
てＬＮＣ６ｃに位置登録情報更新要求を行い、ＬＮＣ６
ｃはこの位置登録情報更新要求をＭＴＳ２ｃに通知す
る。ＭＴＳ２ｃでは、ＣＰＵ４ｃがＭＥＭ５ｃ内のＴＢ
Ｌ５１ｃの内容をＭＴＳ番号２ｂからＭＴＳ番号２ｃに
書き替えるとともに、ＲＳ３ｃ，回線１０を通して他の
ＭＴＳ２ａ，２ｂに同報通知を行い、ＭＴＳ２ａ，２ｂ
ではＲＳ３ａ，３ｂがこの同報通知を受信し、各ＴＢＬ
５１ａおよび５１ｂの内容をＴＢＬ５１ｃの内容と同じ
ものに書き替える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は局間ローミング方式に関
し、特に移動通信システムにおける同報通知による局間
ローミング方式に関する。
し、特に移動通信システムにおける同報通知による局間
ローミング方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の局間ローミング方式では、１つの
構内用電子交換機が管理下以外の構内用無線電話機に対
してサービスを行うときは、他の構内用電子交換機を順
番にサーチしてその構内用無線電話機のホームメモリ局
を割り出し、ホームメモリ局の構内用電子交換機に位置
確認を行って、構内用無線電話機が現在どの構内用電子
交換機の管理下にあるかを確認している。
構内用電子交換機が管理下以外の構内用無線電話機に対
してサービスを行うときは、他の構内用電子交換機を順
番にサーチしてその構内用無線電話機のホームメモリ局
を割り出し、ホームメモリ局の構内用電子交換機に位置
確認を行って、構内用無線電話機が現在どの構内用電子
交換機の管理下にあるかを確認している。
【０００３】また、従来技術の他の例として挙げられる
例えば特開昭６３−２８０５２４号公報に所載の「ロー
ミング登録・解除方式」では、各システムに固有のＩＤ
番号を与え、ホームメモリ局のシステムから他ＩＤのシ
ステムへ移動した移動無線電話機は移動先のシステムに
おいて接続装置から周期的に送出されるシステム番号を
有する報知信号を受信したら強制的に移動先の無線回線
制御装置に自動位置登録を実施し、移動無線電話機が移
動先のシステムから再度ホームメモリ局のシステムある
いは任意のシステムへ移動するときに移動無線電話機か
ら一定時間ごとに移動先の無線回線制御装置に移動位置
登録を実施するアクセスが或る一定時間以内に行われな
い場合、他のシステムへの移動が実施されたと見なして
無線電話機の登録を解除し、ＰＢＸとの接続および管理
を行っている。
例えば特開昭６３−２８０５２４号公報に所載の「ロー
ミング登録・解除方式」では、各システムに固有のＩＤ
番号を与え、ホームメモリ局のシステムから他ＩＤのシ
ステムへ移動した移動無線電話機は移動先のシステムに
おいて接続装置から周期的に送出されるシステム番号を
有する報知信号を受信したら強制的に移動先の無線回線
制御装置に自動位置登録を実施し、移動無線電話機が移
動先のシステムから再度ホームメモリ局のシステムある
いは任意のシステムへ移動するときに移動無線電話機か
ら一定時間ごとに移動先の無線回線制御装置に移動位置
登録を実施するアクセスが或る一定時間以内に行われな
い場合、他のシステムへの移動が実施されたと見なして
無線電話機の登録を解除し、ＰＢＸとの接続および管理
を行っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の局間ローミング方式では、１つの構内用電子交換機
が管理下以外の構内用無線電話機に対してサービスを行
うときは、他の構内用電子交換機を順番にサーチしてそ
の構内用無線電話機のホームメモリ局を割り出し、ホー
ムメモリ局の構内用電子交換機に位置確認を行って、構
内用無線電話機が現在どの構内用電子交換機の管理下に
有るかを確認する多くの手順を踏む必要があるので、サ
ービスを提供するまでに時間がかかるという問題点があ
った。
来の局間ローミング方式では、１つの構内用電子交換機
が管理下以外の構内用無線電話機に対してサービスを行
うときは、他の構内用電子交換機を順番にサーチしてそ
の構内用無線電話機のホームメモリ局を割り出し、ホー
ムメモリ局の構内用電子交換機に位置確認を行って、構
内用無線電話機が現在どの構内用電子交換機の管理下に
有るかを確認する多くの手順を踏む必要があるので、サ
ービスを提供するまでに時間がかかるという問題点があ
った。
【０００５】また、従来のローミング登録・解除方式
は、ホームメモリ局システムから他ＩＤのシステムへ移
行した場合に自動位置登録を実施して新規のＰＢＸとの
接続線を確保し、無線電話機または無線回線制御装置側
からの一定周期のアクセスを実施してＰＢＸとの接続の
確保および管理を行うことにより、無線電話機が再びシ
ステムを移行する場合に、従来確保されていたＰＢＸと
の接続線を解放して、接続線の長期確保またはタイマ管
理等による解放失敗を避けることを目的としたものであ
り、本発明の同報通知による局間ローミング方式とは全
く異なるものである。
は、ホームメモリ局システムから他ＩＤのシステムへ移
行した場合に自動位置登録を実施して新規のＰＢＸとの
接続線を確保し、無線電話機または無線回線制御装置側
からの一定周期のアクセスを実施してＰＢＸとの接続の
確保および管理を行うことにより、無線電話機が再びシ
ステムを移行する場合に、従来確保されていたＰＢＸと
の接続線を解放して、接続線の長期確保またはタイマ管
理等による解放失敗を避けることを目的としたものであ
り、本発明の同報通知による局間ローミング方式とは全
く異なるものである。
【０００６】本発明の目的は、全構内用無線電話機の位
置登録エリア情報を全構内用電子交換機で管理すること
により、局間ローミングした構内用無線電話機の呼出し
の際の位置登録エリア情報を自構内用電子交換機におい
て確認することができる局間ローミング方式を提供する
ことにある。
置登録エリア情報を全構内用電子交換機で管理すること
により、局間ローミングした構内用無線電話機の呼出し
の際の位置登録エリア情報を自構内用電子交換機におい
て確認することができる局間ローミング方式を提供する
ことにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、それぞ
れの無線電波圏内に複数の構内用無線電話機を収容可能
な複数の無線基地局と、同一システムエリア内の前記各
無線基地局を制御する回線制御装置と、前記各回線制御
装置と前記無線基地局とを経由して前記構内用無線電話
機を制御する複数の構内用電子交換機と、前記各構内用
電子交換機間を接続する回線とを備える移動通信システ
ムにおいて、前記各構内用電子交換機はすべての前記構
内用無線電話機の位置登録エリア情報を管理する位置登
録情報管理手段と、前記構内用無線電話機から新たに位
置登録が発生したときこの位置登録エリア情報を前記回
線を通してすべての前記構内用電子交換機に同報通知す
る同報通知手段と、前記同報通知手段から同報通知され
た前記位置登録エリア情報を前記位置登録情報管理手段
に書き込む書込み手段とを備えることを特徴とする局間
ローミング方式が得られる。
れの無線電波圏内に複数の構内用無線電話機を収容可能
な複数の無線基地局と、同一システムエリア内の前記各
無線基地局を制御する回線制御装置と、前記各回線制御
装置と前記無線基地局とを経由して前記構内用無線電話
機を制御する複数の構内用電子交換機と、前記各構内用
電子交換機間を接続する回線とを備える移動通信システ
ムにおいて、前記各構内用電子交換機はすべての前記構
内用無線電話機の位置登録エリア情報を管理する位置登
録情報管理手段と、前記構内用無線電話機から新たに位
置登録が発生したときこの位置登録エリア情報を前記回
線を通してすべての前記構内用電子交換機に同報通知す
る同報通知手段と、前記同報通知手段から同報通知され
た前記位置登録エリア情報を前記位置登録情報管理手段
に書き込む書込み手段とを備えることを特徴とする局間
ローミング方式が得られる。
【０００８】また、前記構内用電子交換機はすべての前
記構内用無線電話機の位置登録エリア情報を格納して管
理する位置登録エリア情報テーブルを有する記憶装置
と、前記構内用無線電話機から新たに位置登録が発生し
たときこの位置登録エリア情報を前記回線を通してすべ
ての前記構内用電子交換機に同報通知するとともにこの
同報通知された前記位置登録エリア情報を前記位置登録
エリア情報テーブルに書き込む中央処理装置とを備える
ことを特徴とする局間ローミング方式が得られる。
記構内用無線電話機の位置登録エリア情報を格納して管
理する位置登録エリア情報テーブルを有する記憶装置
と、前記構内用無線電話機から新たに位置登録が発生し
たときこの位置登録エリア情報を前記回線を通してすべ
ての前記構内用電子交換機に同報通知するとともにこの
同報通知された前記位置登録エリア情報を前記位置登録
エリア情報テーブルに書き込む中央処理装置とを備える
ことを特徴とする局間ローミング方式が得られる。
【０００９】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【００１０】図１（ａ）は本発明の局間ローミング方式
の一実施例を示す移動通信システムのシステムブロック
図、（ｂ）は同図（ａ）における構内用電子交換機の内
部構成を示す図、図２は図１（ｂ）における位置登録エ
リア情報テーブルの内容の一例を示す図である。
の一実施例を示す移動通信システムのシステムブロック
図、（ｂ）は同図（ａ）における構内用電子交換機の内
部構成を示す図、図２は図１（ｂ）における位置登録エ
リア情報テーブルの内容の一例を示す図である。
【００１１】図１を参照すると、本実施例の移動通信シ
ステムは、回線１０により接続された複数のシステムエ
リア１ａ，１ｂおよび１ｃから構成されている。
ステムは、回線１０により接続された複数のシステムエ
リア１ａ，１ｂおよび１ｃから構成されている。
【００１２】システムエリア１ａは、それぞれの無線電
波圏（呼出しエリア）７ａおよび７ｂ内に複数の構内用
無線電話機（ＭＳＳ）９ａ，…および９ｂ，…を収容可
能な複数の無線基地局（ＢＳ）８ａおよび８ｂと、同一
システムエリア１ａ内の各ＢＳ８ａおよび８ｂを制御す
る回線制御装置（ＬＮＣ）６ａと、このＬＮＣ６ａとＢ
Ｓ７ａまたは７ｂとを経由してＭＳＳ９ａ，…または９
ｂ，…を制御する構内用電子交換機（ＭＴＳ）２ａとで
構成されている。
波圏（呼出しエリア）７ａおよび７ｂ内に複数の構内用
無線電話機（ＭＳＳ）９ａ，…および９ｂ，…を収容可
能な複数の無線基地局（ＢＳ）８ａおよび８ｂと、同一
システムエリア１ａ内の各ＢＳ８ａおよび８ｂを制御す
る回線制御装置（ＬＮＣ）６ａと、このＬＮＣ６ａとＢ
Ｓ７ａまたは７ｂとを経由してＭＳＳ９ａ，…または９
ｂ，…を制御する構内用電子交換機（ＭＴＳ）２ａとで
構成されている。
【００１３】同様に、システムエリア１ｂは、それぞれ
の無線電波圏（呼出しエリア）７ｃおよび７ｄ内に複数
のＭＳＳ９ｃ，…および９ｄ，…を収容可能な複数のＢ
Ｓ８ｃおよび８ｄと、同一システムエリア１ｂ内の各Ｂ
Ｓ８ｃおよび８ｄを制御するＬＮＣ６ｂと、このＬＮＣ
６ｂとＢＳ７ｃまたは７ｄとを経由してＭＳＳ９ｃ，…
または９ｄ，…を制御するＭＴＳ２ｂとで構成される。
また、システムエリア１ｃは、それぞれの無線電波圏
（呼出しエリア）７ｅおよび７ｆ内に複数のＭＳＳ９
ｅ，…および９ｆ，…を収容可能な複数のＢＳ８ｅおよ
び８ｆと、同一システムエリア１ｃ内の各ＢＳ８ｅおよ
び８ｆを制御するＬＮＣ６ｃと、このＬＮＣ６ｃとＢＳ
７ｅまたは７ｆとを経由してＭＳＳ９ｅ，…または９
ｆ，…を制御するＭＴＳ２ｃとで構成されている。
の無線電波圏（呼出しエリア）７ｃおよび７ｄ内に複数
のＭＳＳ９ｃ，…および９ｄ，…を収容可能な複数のＢ
Ｓ８ｃおよび８ｄと、同一システムエリア１ｂ内の各Ｂ
Ｓ８ｃおよび８ｄを制御するＬＮＣ６ｂと、このＬＮＣ
６ｂとＢＳ７ｃまたは７ｄとを経由してＭＳＳ９ｃ，…
または９ｄ，…を制御するＭＴＳ２ｂとで構成される。
また、システムエリア１ｃは、それぞれの無線電波圏
（呼出しエリア）７ｅおよび７ｆ内に複数のＭＳＳ９
ｅ，…および９ｆ，…を収容可能な複数のＢＳ８ｅおよ
び８ｆと、同一システムエリア１ｃ内の各ＢＳ８ｅおよ
び８ｆを制御するＬＮＣ６ｃと、このＬＮＣ６ｃとＢＳ
７ｅまたは７ｆとを経由してＭＳＳ９ｅ，…または９
ｆ，…を制御するＭＴＳ２ｃとで構成されている。
【００１４】そして、ＭＴＳ２ａは図１（ｂ）に示すよ
うに、ＭＴＳ２ａ内のすべてのシーケンス制御を司る中
央処理装置（ＣＰＵ）４ａと、ＣＰＵ４ａが実行する処
理プログラム（ＰＧＭ）５２ａを格納するとともに自シ
ステムエリア１ａ内のすべてのＭＳＳ８ａ，…，８ｂ，
…の位置登録エリア情報を格納して管理する位置登録エ
リア情報テーブル（ＴＢＬ）５１ａを有する記憶装置
（ＭＥＭ）５ａとを備えている。
うに、ＭＴＳ２ａ内のすべてのシーケンス制御を司る中
央処理装置（ＣＰＵ）４ａと、ＣＰＵ４ａが実行する処
理プログラム（ＰＧＭ）５２ａを格納するとともに自シ
ステムエリア１ａ内のすべてのＭＳＳ８ａ，…，８ｂ，
…の位置登録エリア情報を格納して管理する位置登録エ
リア情報テーブル（ＴＢＬ）５１ａを有する記憶装置
（ＭＥＭ）５ａとを備えている。
【００１５】ＣＰＵ４ａはＭＥＭ５ａ内のＰＧＭ５２ａ
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信を送受信部（Ｒ
Ｓ）３ａを通して行うとともにＬＮＣ６ａ，…を集中制
御する。
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信を送受信部（Ｒ
Ｓ）３ａを通して行うとともにＬＮＣ６ａ，…を集中制
御する。
【００１６】また、ＬＮＣ６ａは接続されたＢＳ８ａ，
…，８ｂの回線制御を行う。さらに、ＢＳ８ａ，…，８
ｂは無線電波を使用して各無線電波圏（呼出しエリア）
７ａ，…，７ｂ内のＭＳＳ９ａ，…，９ｂの制御を行
う。
…，８ｂの回線制御を行う。さらに、ＢＳ８ａ，…，８
ｂは無線電波を使用して各無線電波圏（呼出しエリア）
７ａ，…，７ｂ内のＭＳＳ９ａ，…，９ｂの制御を行
う。
【００１７】同様に、ＭＴＳ２ｂはＭＴＳ２ｂ内のすべ
てのシーケンス制御を司るＣＰＵ４ｂと、ＣＰＵ４ｂが
実行するＰＧＭ５２ｂを格納するとともに自システムエ
リア１ｂ内のすべてのＭＳＳ８ｃ，…，８ｄ，…の位置
登録エリア情報を格納して管理するＴＢＬ５１ｂを有す
るＭＥＭ５ｂとを備えている。
てのシーケンス制御を司るＣＰＵ４ｂと、ＣＰＵ４ｂが
実行するＰＧＭ５２ｂを格納するとともに自システムエ
リア１ｂ内のすべてのＭＳＳ８ｃ，…，８ｄ，…の位置
登録エリア情報を格納して管理するＴＢＬ５１ｂを有す
るＭＥＭ５ｂとを備えている。
【００１８】ＣＰＵ４ｂはＭＥＭ５ｂ内のＰＧＭ５２ｂ
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信をＲＳ３ｂを通し
て行うとともにＬＮＣ６ｂ，…を集中制御する。
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信をＲＳ３ｂを通し
て行うとともにＬＮＣ６ｂ，…を集中制御する。
【００１９】また、ＬＮＣ６ｂは接続されたＢＳ８ｃ，
…，８ｄの回線制御を行う。さらに、ＢＳ８ｃ，…，８
ｄは無線電波を使用して各呼出しエリア７ｃ，…，７ｄ
内のＭＳＳ９ｃ，…，９ｄの制御を行う。
…，８ｄの回線制御を行う。さらに、ＢＳ８ｃ，…，８
ｄは無線電波を使用して各呼出しエリア７ｃ，…，７ｄ
内のＭＳＳ９ｃ，…，９ｄの制御を行う。
【００２０】ＭＴＳ２ｃも同様に、ＭＴＳ２ｃ内のすべ
てのシーケンス制御を司るＣＰＵ４ｃと、ＣＰＵ４ｃが
実行するＰＧＭ５２ｃを格納するとともに自システムエ
リア１ｃ内のすべてのＭＳＳ８ｅ，…，８ｆ，…の位置
登録エリア情報を格納して管理するＴＢＬ５１ｃを有す
るＭＥＭ５ｃとを備えている。
てのシーケンス制御を司るＣＰＵ４ｃと、ＣＰＵ４ｃが
実行するＰＧＭ５２ｃを格納するとともに自システムエ
リア１ｃ内のすべてのＭＳＳ８ｅ，…，８ｆ，…の位置
登録エリア情報を格納して管理するＴＢＬ５１ｃを有す
るＭＥＭ５ｃとを備えている。
【００２１】ＣＰＵ４ｃはＭＥＭ５ｃ内のＰＧＭ５２ｃ
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信をＲＳ３ｃを通し
て行うとともにＬＮＣ６ｃ，…を集中制御する。
を実行することにより、管理下のＭＳＳからの新たな位
置登録エリア情報の同報通知の送受信をＲＳ３ｃを通し
て行うとともにＬＮＣ６ｃ，…を集中制御する。
【００２２】また、ＬＮＣ６ｃ，…はそれぞれ接続され
たＢＳ８ｅ，…，８ｆの回線制御を行う。さらに、ＢＳ
８ｅ，…，８ｆは無線電波を使用して各呼出しエリア７
ｅ，…，７ｆ内のＭＳＳ９ｅ，…，９ｆの制御を行う。
たＢＳ８ｅ，…，８ｆの回線制御を行う。さらに、ＢＳ
８ｅ，…，８ｆは無線電波を使用して各呼出しエリア７
ｅ，…，７ｆ内のＭＳＳ９ｅ，…，９ｆの制御を行う。
【００２３】各ＭＥＭ５ａ，５ｂおよび５ｃにおけるＴ
ＢＬ５１ａ，５１ｂおよび５１ｃは図２に示すように、
各ＭＳＳの電話番号（端末ＩＤ）と、そのＭＳＳが在圏
するシステムエリア内のＭＴＳおよびＬＮＣの装置番号
と、呼出しエリア番号とから構成されている。
ＢＬ５１ａ，５１ｂおよび５１ｃは図２に示すように、
各ＭＳＳの電話番号（端末ＩＤ）と、そのＭＳＳが在圏
するシステムエリア内のＭＴＳおよびＬＮＣの装置番号
と、呼出しエリア番号とから構成されている。
【００２４】次に、本実施例の動作について図１および
図２を併用して説明する。ここでは呼出しエリア７ｄに
在圏したＭＳＳ９ｅ（破線図示）が実線矢印で示すよう
に呼出しエリア７ｅに移動したものとする。
図２を併用して説明する。ここでは呼出しエリア７ｄに
在圏したＭＳＳ９ｅ（破線図示）が実線矢印で示すよう
に呼出しエリア７ｅに移動したものとする。
【００２５】ＭＳＳ９ｅは上記のように移動した際に、
位置登録要求をＢＳ８ｅに対して一般に知られている手
法により行う。ＢＳ８ｅではこの位置登録要求を受信し
てＬＮＣ６ｃに位置登録情報更新要求を行い、ＬＮＣ６
ｃはこの位置登録情報更新要求をＭＴＳ２ｃに通知す
る。
位置登録要求をＢＳ８ｅに対して一般に知られている手
法により行う。ＢＳ８ｅではこの位置登録要求を受信し
てＬＮＣ６ｃに位置登録情報更新要求を行い、ＬＮＣ６
ｃはこの位置登録情報更新要求をＭＴＳ２ｃに通知す
る。
【００２６】この位置登録情報更新要求を受信したＭＴ
Ｓ２ｃでは、ＣＰＵ４ｃが図２に示すようにＭＥＭ５ｃ
内のＴＢＬ５１ｃの端末ＩＤ９ｅ対応のＭＴＳ番号２ｂ
をＭＴＳ番号２ｃに書き替える。
Ｓ２ｃでは、ＣＰＵ４ｃが図２に示すようにＭＥＭ５ｃ
内のＴＢＬ５１ｃの端末ＩＤ９ｅ対応のＭＴＳ番号２ｂ
をＭＴＳ番号２ｃに書き替える。
【００２７】また、ＣＰＵ４ｃはＲＳ３ｃ，回線１０を
通して他のＭＴＳ２ａおよび２ｂに同報通知を行い、Ｍ
ＴＳ２ａおよび２ｂではＲＳ３ａおよび３ｂがこの同報
通知を受信し、各ＴＢＬ５１ａおよび５１ｂの端末ＩＤ
９ｅ対応のＭＴＳ番号２ｂ，ＬＮＣ番号６ｂ，呼出しエ
リア番号７ｄをそれぞれ２ｃ，６ｃ，７ｅに書き替え
る。
通して他のＭＴＳ２ａおよび２ｂに同報通知を行い、Ｍ
ＴＳ２ａおよび２ｂではＲＳ３ａおよび３ｂがこの同報
通知を受信し、各ＴＢＬ５１ａおよび５１ｂの端末ＩＤ
９ｅ対応のＭＴＳ番号２ｂ，ＬＮＣ番号６ｂ，呼出しエ
リア番号７ｄをそれぞれ２ｃ，６ｃ，７ｅに書き替え
る。
【００２８】これにより移動通信システムのすべてのＭ
ＴＳ２ａ，２ｂおよび２ｃのＴＢＬは同時に書き替えら
れて同じ内容となる。
ＴＳ２ａ，２ｂおよび２ｃのＴＢＬは同時に書き替えら
れて同じ内容となる。
【００２９】したがって、この時点以降にＭＳＳ９ｅに
対する発着信サービス要求を受信したＭＴＳ２ａ，２ｂ
および２ｃは、各局内のＴＢＬ５１ａ，５１ｂおよび５
１ｃを検索することによりＭＳＳ９ｅは現在呼出しエリ
ア７ｅに在圏し、ＭＴＳ２ｃ，ＬＮＣ６ｃがこれを制御
することを認識できる。
対する発着信サービス要求を受信したＭＴＳ２ａ，２ｂ
および２ｃは、各局内のＴＢＬ５１ａ，５１ｂおよび５
１ｃを検索することによりＭＳＳ９ｅは現在呼出しエリ
ア７ｅに在圏し、ＭＴＳ２ｃ，ＬＮＣ６ｃがこれを制御
することを認識できる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、それぞれ
の無線電波圏内に複数の構内用無線電話機を収容可能な
複数の無線基地局と、同一システムエリア内の各無線基
地局を制御する回線制御装置と、各回線制御装置と無線
基地局とを経由して構内用無線電話機を制御する複数の
構内用電子交換機と、各構内用電子交換機間を接続する
回線とを備える移動通信システムにおいて、各構内用電
子交換機はすべての構内用無線電話機の位置登録エリア
情報を管理する位置登録情報管理手段と、構内用無線電
話機から新たに位置登録が発生したときこの位置登録エ
リア情報を回線を通してすべての構内用電子交換機に同
報通知する同報通知手段と、同報通知手段から同報通知
された位置登録エリア情報を位置登録情報管理手段に書
き込む書込み手段とを備えることにより、発着信サービ
ス要求があった時点の構内用無線電話機の位置は各構内
用電子交換機の位置登録情報管理手段を参照して確認す
ることができる。
の無線電波圏内に複数の構内用無線電話機を収容可能な
複数の無線基地局と、同一システムエリア内の各無線基
地局を制御する回線制御装置と、各回線制御装置と無線
基地局とを経由して構内用無線電話機を制御する複数の
構内用電子交換機と、各構内用電子交換機間を接続する
回線とを備える移動通信システムにおいて、各構内用電
子交換機はすべての構内用無線電話機の位置登録エリア
情報を管理する位置登録情報管理手段と、構内用無線電
話機から新たに位置登録が発生したときこの位置登録エ
リア情報を回線を通してすべての構内用電子交換機に同
報通知する同報通知手段と、同報通知手段から同報通知
された位置登録エリア情報を位置登録情報管理手段に書
き込む書込み手段とを備えることにより、発着信サービ
ス要求があった時点の構内用無線電話機の位置は各構内
用電子交換機の位置登録情報管理手段を参照して確認す
ることができる。
【００３１】つまり、局間ローミングした構内用無線電
話機に対して呼出しを行うときに、複数の構内用電子交
換機に順次位置確認要求を行わなくてもよい。したがっ
て、サービスを提供するまでの時間が著しく短縮され、
構内用電子交換機の処理能力が向上するという効果を有
する。
話機に対して呼出しを行うときに、複数の構内用電子交
換機に順次位置確認要求を行わなくてもよい。したがっ
て、サービスを提供するまでの時間が著しく短縮され、
構内用電子交換機の処理能力が向上するという効果を有
する。
【図１】（ａ）は本発明の局間ローミング方式の一実施
例を示す移動通信システムのシステムブロック図、
（ｂ）は同図（ａ）における構内用電子交換機の内部構
成を示す図である。
例を示す移動通信システムのシステムブロック図、
（ｂ）は同図（ａ）における構内用電子交換機の内部構
成を示す図である。
【図２】図１（ｂ）における位置登録エリア情報テーブ
ルの内容の一例を示す図である。
ルの内容の一例を示す図である。
１ａ，１ｂ，１ｃ システムエリア ２ａ，２ｂ，２ｃ 構内用電子交換機（ＭＴＳ） ３ａ，３ｂ，３ｃ 送受信部（ＲＳ） ４ａ，４ｂ，４ｃ 中央処理装置（ＣＰＵ） ５ａ，５ｂ，５ｃ 記憶装置（ＭＥＭ） ６ａ，６ｂ，６ｃ 回線制御装置（ＬＮＣ） ７ａ，７ｂ，７ｃ，７ｄ，７ｅ，７ｆ 無線電波圏
（呼出しエリア） ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆ 無線基地局
（ＢＳ） ９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ 構内用無線電
話機（ＭＳＳ） １０ 回線 ５１ａ，５１ｂ，５１ｃ 位置登録エリア情報テーブ
ル（ＴＢＬ） ５２ａ，５２ｂ，５２ｃ 処理プログラム（ＰＧＭ）
（呼出しエリア） ８ａ，８ｂ，８ｃ，８ｄ，８ｅ，８ｆ 無線基地局
（ＢＳ） ９ａ，９ｂ，９ｃ，９ｄ，９ｅ，９ｆ 構内用無線電
話機（ＭＳＳ） １０ 回線 ５１ａ，５１ｂ，５１ｃ 位置登録エリア情報テーブ
ル（ＴＢＬ） ５２ａ，５２ｂ，５２ｃ 処理プログラム（ＰＧＭ）
Claims (2)
- 【請求項１】 それぞれの無線電波圏内に複数の構内用
無線電話機を収容可能な複数の無線基地局と、同一シス
テムエリア内の前記各無線基地局を制御する回線制御装
置と、前記各回線制御装置と前記無線基地局とを経由し
て前記構内用無線電話機を制御する複数の構内用電子交
換機と、前記各構内用電子交換機間を接続する回線とを
備える移動通信システムにおいて、前記各構内用電子交
換機はすべての前記構内用無線電話機の位置登録エリア
情報を管理する位置登録情報管理手段と、前記構内用無
線電話機から新たに位置登録が発生したときこの位置登
録エリア情報を前記回線を通してすべての前記構内用電
子交換機に同報通知する同報通知手段と、前記同報通知
手段から同報通知された前記位置登録エリア情報を前記
位置登録情報管理手段に書き込む書込み手段とを備える
ことを特徴とする局間ローミング方式。 - 【請求項２】 前記構内用電子交換機はすべての前記構
内用無線電話機の位置登録エリア情報を格納して管理す
る位置登録エリア情報テーブルを有する記憶装置と、前
記構内用無線電話機から新たに位置登録が発生したとき
この位置登録エリア情報を前記回線を通してすべての前
記構内用電子交換機に同報通知するとともにこの同報通
知された前記位置登録エリア情報を前記位置登録エリア
情報テーブルに書き込む中央処理装置とを備えることを
特徴とする請求項１記載の局間ローミング方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10734594A JP2541782B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 局間ロ―ミング方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10734594A JP2541782B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 局間ロ―ミング方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07322340A true JPH07322340A (ja) | 1995-12-08 |
| JP2541782B2 JP2541782B2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=14456704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10734594A Expired - Fee Related JP2541782B2 (ja) | 1994-05-23 | 1994-05-23 | 局間ロ―ミング方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2541782B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002118560A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Ntt Communications Kk | 無線通信システム |
| US7076247B2 (en) | 1998-04-17 | 2006-07-11 | Hitachi, Ltd. | Communication support system, information processing terminal, radiotelephone network, message server, and recording medium |
-
1994
- 1994-05-23 JP JP10734594A patent/JP2541782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7076247B2 (en) | 1998-04-17 | 2006-07-11 | Hitachi, Ltd. | Communication support system, information processing terminal, radiotelephone network, message server, and recording medium |
| US7292851B2 (en) | 1998-04-17 | 2007-11-06 | Hitachi, Ltd. | Communication support system, information processing terminal, radiotelephone network, message server, and recording medium |
| US7953408B2 (en) | 1998-04-17 | 2011-05-31 | Hitachi, Ltd. | Message transmission system using an area address to transmit messages |
| JP2002118560A (ja) * | 2000-10-04 | 2002-04-19 | Ntt Communications Kk | 無線通信システム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2541782B2 (ja) | 1996-10-09 |
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