JP3265310B2 - 登録メッセージにメッセージの送信順序を示す情報を与える移動無線ステイションを備えた無線装置 - Google Patents
登録メッセージにメッセージの送信順序を示す情報を与える移動無線ステイションを備えた無線装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、少なくとも１つの局部交換器と、互いに離
間して位置付けられ前記局部交換器に接続されているよ
うな固定無線ステイションを有する無線ネットワーク
と、無線ネットワークの領域内を自由に動き回ったり、
所定の選択手続きに従って固定無線ステイションの１つ
を選択し且つ局部交換器に送られる登録メッセージをベ
ースステイションに送信することによってその位置を無
線ネットワークに知らせることができるような少なくと
も１つの移動無線ステイションを備える無線装置に関す
る。
間して位置付けられ前記局部交換器に接続されているよ
うな固定無線ステイションを有する無線ネットワーク
と、無線ネットワークの領域内を自由に動き回ったり、
所定の選択手続きに従って固定無線ステイションの１つ
を選択し且つ局部交換器に送られる登録メッセージをベ
ースステイションに送信することによってその位置を無
線ネットワークに知らせることができるような少なくと
も１つの移動無線ステイションを備える無線装置に関す
る。
発明の背景 複数の移動無線が、システムの領域内で自由に動き回
ったり、それらの移動無線によって選択されたベースス
テイションを通じてシステムに対してアクセスを持つこ
とができる移動無線装置において、移動無線の登録を利
用して移動無線の大まかな位置の記録を保持し、該シス
テムが移動無線に対してルーティングコールを行うこと
を可能にする。この登録を利用すれば、システムに対す
る権限を与えられていないユーザがアクセスすることを
防止することもできる。移動無線が登録を実行すると、
いつでもそれは所定の選択手続きに従って選択されたベ
ースステイションに登録メッセージを送信することによ
って登録領域を変更する。登録メッセージは、その後、
移動無線交換器に送られる。NMT（Nordic Mobile Telep
hone）のような幾つかの移動無線装置では、移動無線
は、他のベースステイションを通じて登録を試行するこ
とを許可される前に、移動無線交換器からの登録肯定応
答を待たねばならない。移動無線が登録肯定応答を受け
取らなければ、移動無線はユーザにその状況を報告す
る。この結果、登録が成功しなかったことに伴う問題は
ユーザに残される。ブリティッシュデパートメント社
（British Department of Trade and Industry）の仕様
MPT1327やMPT1434に従った移動私用トランキングネット
ワーク（Mobile Private Trunking networks）のような
幾つかの他の移動無線装置では、１つの移動無線交換器
に対する登録が成功しない場合であっても、移動無線が
他の移動無線交換器に対して登録を試行する機会を非常
に迅速に持つようにして、ユーザの立場から登録手続き
を改善するという試みがなされている。移動無線が短時
間内に幾つかの移動無線交換器に対して登録を試みた場
合には、移動無線装置は、異なる移動無線交換器によっ
て受け取られる登録メッセージの実際の順序を決定する
ことはできないであろうから、この結果、移動無線の位
置は不明瞭となる。この種のシステムでは、登録の失敗
あるいは連続する登録の不規則は、例えば、ラジオパス
遅延や干渉、中央ネットワークの内部送信路の遅延や干
渉、移動無線の登録周波数から生じる。
ったり、それらの移動無線によって選択されたベースス
テイションを通じてシステムに対してアクセスを持つこ
とができる移動無線装置において、移動無線の登録を利
用して移動無線の大まかな位置の記録を保持し、該シス
テムが移動無線に対してルーティングコールを行うこと
を可能にする。この登録を利用すれば、システムに対す
る権限を与えられていないユーザがアクセスすることを
防止することもできる。移動無線が登録を実行すると、
いつでもそれは所定の選択手続きに従って選択されたベ
ースステイションに登録メッセージを送信することによ
って登録領域を変更する。登録メッセージは、その後、
移動無線交換器に送られる。NMT（Nordic Mobile Telep
hone）のような幾つかの移動無線装置では、移動無線
は、他のベースステイションを通じて登録を試行するこ
とを許可される前に、移動無線交換器からの登録肯定応
答を待たねばならない。移動無線が登録肯定応答を受け
取らなければ、移動無線はユーザにその状況を報告す
る。この結果、登録が成功しなかったことに伴う問題は
ユーザに残される。ブリティッシュデパートメント社
（British Department of Trade and Industry）の仕様
MPT1327やMPT1434に従った移動私用トランキングネット
ワーク（Mobile Private Trunking networks）のような
幾つかの他の移動無線装置では、１つの移動無線交換器
に対する登録が成功しない場合であっても、移動無線が
他の移動無線交換器に対して登録を試行する機会を非常
に迅速に持つようにして、ユーザの立場から登録手続き
を改善するという試みがなされている。移動無線が短時
間内に幾つかの移動無線交換器に対して登録を試みた場
合には、移動無線装置は、異なる移動無線交換器によっ
て受け取られる登録メッセージの実際の順序を決定する
ことはできないであろうから、この結果、移動無線の位
置は不明瞭となる。この種のシステムでは、登録の失敗
あるいは連続する登録の不規則は、例えば、ラジオパス
遅延や干渉、中央ネットワークの内部送信路の遅延や干
渉、移動無線の登録周波数から生じる。
本発明の開示 本発明の目的は、移動無線が、幾つかの移動無線交換
器に対する登録の試行を許可されるような無線装置にお
いて、連続する登録の受取りの順序を不明瞭なものとせ
ずに決定できるようにすることにある。
器に対する登録の試行を許可されるような無線装置にお
いて、連続する登録の受取りの順序を不明瞭なものとせ
ずに決定できるようにすることにある。
この目的は、ここで述べられているタイプの無線装置
によって達成され、序章で記述されたタイプの無線装置
によって達成されるものであり、本発明によれば、移動
無線ステイションは、複数の登録メッセージにそれら登
録メッセージの送信順序を示す情報を与えるものであ
り、この情報に基づいて、無線ネットワークは、異なる
局部交換器を通じて同一の移動無線ステイションによっ
て送信される複数の登録メッセージの送信順序を決定す
るものであり、無線ネットワークは、最後に送信された
登録メッセージに対応する登録を有効とみなし、先の登
録メッセージによって引き起こされた登録を拒否し若し
くはキャンセルすることを特徴とする。
によって達成され、序章で記述されたタイプの無線装置
によって達成されるものであり、本発明によれば、移動
無線ステイションは、複数の登録メッセージにそれら登
録メッセージの送信順序を示す情報を与えるものであ
り、この情報に基づいて、無線ネットワークは、異なる
局部交換器を通じて同一の移動無線ステイションによっ
て送信される複数の登録メッセージの送信順序を決定す
るものであり、無線ネットワークは、最後に送信された
登録メッセージに対応する登録を有効とみなし、先の登
録メッセージによって引き起こされた登録を拒否し若し
くはキャンセルすることを特徴とする。
本発明の基本的な概念は、移動無線のような移動無線
ステイションが、送信ステージにおける各登録メッセー
ジに登録メッセージの送信順序を示す情報を与える、と
いうものである。このような情報は、例えば、シリアル
番号、時間等から構成されるだろう。無線ネットワーク
自身は、登録メッセージに含まれる情報に基づいて、受
信させた登録メッセージの送信順序を決定する。本発明
によれば、送信後に連続する登録メッセージの誤った順
序付けを完全に防止することができる。この結果、この
システムでは、誤った登録や誤った移動無線スイテイシ
ョンの位置決定をも回避することができる。順序情報
は、局部交換器、システム交換器、中央データベース等
におけるような、無線装置の全ての階層レベル上の登録
データを用いて実行することができるため、異なる経路
上のシステムのより高位階層レベル上で、無線装置の内
部送信経路の故障、干渉、遅延にかかわりなく受信され
た同一の移動無線の登録リクエストの誤った順序付けを
回避することが可能である。
ステイションが、送信ステージにおける各登録メッセー
ジに登録メッセージの送信順序を示す情報を与える、と
いうものである。このような情報は、例えば、シリアル
番号、時間等から構成されるだろう。無線ネットワーク
自身は、登録メッセージに含まれる情報に基づいて、受
信させた登録メッセージの送信順序を決定する。本発明
によれば、送信後に連続する登録メッセージの誤った順
序付けを完全に防止することができる。この結果、この
システムでは、誤った登録や誤った移動無線スイテイシ
ョンの位置決定をも回避することができる。順序情報
は、局部交換器、システム交換器、中央データベース等
におけるような、無線装置の全ての階層レベル上の登録
データを用いて実行することができるため、異なる経路
上のシステムのより高位階層レベル上で、無線装置の内
部送信経路の故障、干渉、遅延にかかわりなく受信され
た同一の移動無線の登録リクエストの誤った順序付けを
回避することが可能である。
図面の簡単な説明 添付図面を参照して実施例を検討することにより、本
発明が以下でより詳細に記述されている。この図は、本
発明に従う無線装置を表すブロック図を示すものであ
る。
発明が以下でより詳細に記述されている。この図は、本
発明に従う無線装置を表すブロック図を示すものであ
る。
実施例 図は、無線装置を示すものであり、この無線装置で
は、システムによってカバーされる地理的領域が、より
小さな無線領域、若しくは無線セルC1、C2、C3に分割さ
れ、この結果、おそらく、隣り合うセルは重なり合う。
各セルC1、C2、C3は、少なくとも１つの固定マルチチャ
ンネルトランシーバ装置BS1、BS2、BS3を有し、ここで
は、これらのトランシーバ装置はベースステイションと
呼ばれる。全てのベースステイションBS1、BS2、BS3
は、ケーブルのような固定リンク４によって、移動無線
交換器MXに接続され、こうして幾つかのベースステイシ
ョンBSを制御する。
は、システムによってカバーされる地理的領域が、より
小さな無線領域、若しくは無線セルC1、C2、C3に分割さ
れ、この結果、おそらく、隣り合うセルは重なり合う。
各セルC1、C2、C3は、少なくとも１つの固定マルチチャ
ンネルトランシーバ装置BS1、BS2、BS3を有し、ここで
は、これらのトランシーバ装置はベースステイションと
呼ばれる。全てのベースステイションBS1、BS2、BS3
は、ケーブルのような固定リンク４によって、移動無線
交換器MXに接続され、こうして幾つかのベースステイシ
ョンBSを制御する。
所定の無線周波数若しくは無線チャンネルが、スピー
チ若しくはデータ接続のために、無線装置に割り当てら
れる。ベースステイションBSは、無線チャンネルにおい
て、遠隔の無線ステイションやセル内を動き回る移動無
線MSに対して、無線リンク５を確立する。更に、各ベー
スステイションBSは、少なくとも１つの無線チャンネル
を備え、この無線チャンネルは、その上で登録信号合図
や呼び出し確立信号合図のような制御信号合図が移動無
線とベースステイションの間で実行されるような制御チ
ャンネルとして機能する。この信号合図は、例えば、ブ
リティッシュデパートメント社（British Department o
f Trade and Industry）によって特定される標準MPT132
7に従う移動無線信号合図であってもよい。
チ若しくはデータ接続のために、無線装置に割り当てら
れる。ベースステイションBSは、無線チャンネルにおい
て、遠隔の無線ステイションやセル内を動き回る移動無
線MSに対して、無線リンク５を確立する。更に、各ベー
スステイションBSは、少なくとも１つの無線チャンネル
を備え、この無線チャンネルは、その上で登録信号合図
や呼び出し確立信号合図のような制御信号合図が移動無
線とベースステイションの間で実行されるような制御チ
ャンネルとして機能する。この信号合図は、例えば、ブ
リティッシュデパートメント社（British Department o
f Trade and Industry）によって特定される標準MPT132
7に従う移動無線信号合図であってもよい。
１つ若しくは２つ以上のトランシーバ若しくは移動無
線MS1、MS2、MS3が、移動無線装置の領域内を自由に動
き回る。各移動無線MSは、そのシステムの領域内で活動
する場合には、ベースステイションBSの１つに対して登
録を行わなければならない。こうして、システムは、呼
び出し確立手続きに対する移動無線MSのおおまかな位置
の記録を保持する。移動無線MSは、１つのセルＣから他
に自由に動き回ることができるが、それらが登録領域を
離れた場合には、新しいセルＣのベースステイションBS
に対して登録を行わねばならない。移動無線MSが、所定
の手続きに従ってセルを選択し、セルのベースステイシ
ョンBSがバーストを送り、移動無線MSがベースステイシ
ョンの識別コードを受け取った場合、その移動無線MSは
セルＣで活動しているとみなされる。
線MS1、MS2、MS3が、移動無線装置の領域内を自由に動
き回る。各移動無線MSは、そのシステムの領域内で活動
する場合には、ベースステイションBSの１つに対して登
録を行わなければならない。こうして、システムは、呼
び出し確立手続きに対する移動無線MSのおおまかな位置
の記録を保持する。移動無線MSは、１つのセルＣから他
に自由に動き回ることができるが、それらが登録領域を
離れた場合には、新しいセルＣのベースステイションBS
に対して登録を行わねばならない。移動無線MSが、所定
の手続きに従ってセルを選択し、セルのベースステイシ
ョンBSがバーストを送り、移動無線MSがベースステイシ
ョンの識別コードを受け取った場合、その移動無線MSは
セルＣで活動しているとみなされる。
移動無線ネットワークの最小形態は、単一の移動無線
交換器MX（局部交換器）と、この交換器によって制御さ
れるベースステイションシステムとを備えたローカルネ
ットワークである。ベースステイションシステムは、50
0〜３、000の移動無線に対してサービスを提供するよう
な１〜30のベースステイションを備えていてもよい。図
において、例えば、各移動無線交換器MX1〜MX6は、単独
でローカルネットワークを確立することができる。
交換器MX（局部交換器）と、この交換器によって制御さ
れるベースステイションシステムとを備えたローカルネ
ットワークである。ベースステイションシステムは、50
0〜３、000の移動無線に対してサービスを提供するよう
な１〜30のベースステイションを備えていてもよい。図
において、例えば、各移動無線交換器MX1〜MX6は、単独
でローカルネットワークを確立することができる。
上述したものよりもより拡張したネットワーク形態
は、単一のシステム交換器SXと複数の（例えば２〜16）
の局部交換器MXを備えているシステムネットワークであ
る。局部交換器MXは、システム交換器SXに対して、ケー
ブルのような肯定リンク１の上で星型形状で接続され
る。システム交換器SXは、局部交換器MXの間で中央ノー
ドとして働く。このシステムネットワークは、一般的
に、容量の必要性がローカルネットワークによって満足
されるものを超過したときに使用される。システムネッ
トワークは、移動無線が動き回るような、また、同一の
サービスが全ての領域内で必要とされるような、単一領
域をカバーするものと仮定されている。
は、単一のシステム交換器SXと複数の（例えば２〜16）
の局部交換器MXを備えているシステムネットワークであ
る。局部交換器MXは、システム交換器SXに対して、ケー
ブルのような肯定リンク１の上で星型形状で接続され
る。システム交換器SXは、局部交換器MXの間で中央ノー
ドとして働く。このシステムネットワークは、一般的
に、容量の必要性がローカルネットワークによって満足
されるものを超過したときに使用される。システムネッ
トワークは、移動無線が動き回るような、また、同一の
サービスが全ての領域内で必要とされるような、単一領
域をカバーするものと仮定されている。
この拡張されたネットワーク形態は、ローミング情報
ハンドラーRIHと、これに接続された幾つかのシステム
ネットワーク、およびローカルネットワークを備える。
典型例は、全国的な無線ネットワークである。RIHは、
加入者位置情報データベースとしてのみ機能する。シス
テム交換器SXは、データリンク２上でRIHに接続され、
システム交換器同士の呼び出しは他のリンク３に接続さ
れる。
ハンドラーRIHと、これに接続された幾つかのシステム
ネットワーク、およびローカルネットワークを備える。
典型例は、全国的な無線ネットワークである。RIHは、
加入者位置情報データベースとしてのみ機能する。シス
テム交換器SXは、データリンク２上でRIHに接続され、
システム交換器同士の呼び出しは他のリンク３に接続さ
れる。
移動無線MSの登録により、移動無線加入者の位置の記
録を保持するため、その加入者がどこに位置しているか
を呼び出しパーティが知る必要なく、移動無線加入者に
対する呼び出しが接続され得る。
録を保持するため、その加入者がどこに位置しているか
を呼び出しパーティが知る必要なく、移動無線加入者に
対する呼び出しが接続され得る。
加入者位置情報は、RIH、SX、MXの間で分割される。R
IHに記憶された位置情報は、どのシステム交換器（SX）
に加入者が位置付けられているかを表示する。システム
交換器SXに記憶された位置情報は、どの局部交換器MXに
加入者が位置付けられているかを表示する。最後に、MX
に記憶された位置情報は、どの登録領域に加入者が位置
付けられているかを表示する。加入者が、局部交換器内
の登録領域を変更した場合には、局部交換器MXの登録領
域情報だけが更新される。しかしながら、加入者が、他
の局部交換器MXに制御される登録領域に動いた場合に
は、システム交換器SXの位置情報もまた更新され、先の
局部交換器MXに対しては、その加入者がもはやその領域
内には位置付けられていないことを知らせる。この結
果、先の局部交換器MXは、その位置登録からその加入者
を除去することになる。
IHに記憶された位置情報は、どのシステム交換器（SX）
に加入者が位置付けられているかを表示する。システム
交換器SXに記憶された位置情報は、どの局部交換器MXに
加入者が位置付けられているかを表示する。最後に、MX
に記憶された位置情報は、どの登録領域に加入者が位置
付けられているかを表示する。加入者が、局部交換器内
の登録領域を変更した場合には、局部交換器MXの登録領
域情報だけが更新される。しかしながら、加入者が、他
の局部交換器MXに制御される登録領域に動いた場合に
は、システム交換器SXの位置情報もまた更新され、先の
局部交換器MXに対しては、その加入者がもはやその領域
内には位置付けられていないことを知らせる。この結
果、先の局部交換器MXは、その位置登録からその加入者
を除去することになる。
加入者データは、SXの中央データベースに記憶され
る。移動無線加入者が、局部交換器MXに対して登録を行
った場合、この加入者データは、システム交換器SXのデ
ータベースから局部交換器MXのデータベースに転送され
る。移送無線が登録を除去した場合、若しくは他の局部
交換器MXの領域に動いた場合、加入者データは、先の局
部交換器MXのデータベースからは除去される。
る。移動無線加入者が、局部交換器MXに対して登録を行
った場合、この加入者データは、システム交換器SXのデ
ータベースから局部交換器MXのデータベースに転送され
る。移送無線が登録を除去した場合、若しくは他の局部
交換器MXの領域に動いた場合、加入者データは、先の局
部交換器MXのデータベースからは除去される。
移動無線MSは、所定の選択手続きに従ってベースステ
イションを選択することにより、新たな登録領域に対す
る登録を行うもので、ベースステイションに対する登録
要求を送信する。登録要求は、その後、各移動無線交換
器MXに向けて固定リンク４上に送られる。加入者データ
は、システム交換器SXのデータベースに集中されるた
め、局部交換器MXは、新たな移動無線MSを登録する場合
には、システム交換器SXに加入者データを要求しなけれ
ばならない。SXが適切な時間内に応答しない場合、若し
くはMX−SXリンク１が作動していない場合には、MXはデ
フォルト情報を利用するか、あるいは、移動無線MSに否
定的な登録確認応答を送る。
イションを選択することにより、新たな登録領域に対す
る登録を行うもので、ベースステイションに対する登録
要求を送信する。登録要求は、その後、各移動無線交換
器MXに向けて固定リンク４上に送られる。加入者データ
は、システム交換器SXのデータベースに集中されるた
め、局部交換器MXは、新たな移動無線MSを登録する場合
には、システム交換器SXに加入者データを要求しなけれ
ばならない。SXが適切な時間内に応答しない場合、若し
くはMX−SXリンク１が作動していない場合には、MXはデ
フォルト情報を利用するか、あるいは、移動無線MSに否
定的な登録確認応答を送る。
SXが加入者を知覚した場合には、MXに加入者データを
送り、MXはデータをそのデータベースに記憶する。SXが
加入者を知覚しない場合には、MXはデフォルト情報を利
用するか、あるいは、MXに否定的な登録確認応答を送
る。
送り、MXはデータをそのデータベースに記憶する。SXが
加入者を知覚しない場合には、MXはデフォルト情報を利
用するか、あるいは、MXに否定的な登録確認応答を送
る。
加入者データ要求を局部交換器MXから受け取ったとき
に、システム交換器SXは、個々の移動無線（加入者）が
この局部交換器MXに位置付けられたことを知り、それ自
身の位置データを更新する。SXはまた、移動無線MSが先
に位置付けられていたMXに登録除去メッセージを送り、
この結果、先のMXは、加入者データをそのデータベース
から除去することができ、また、呼び出しを現在のMXに
ルーティングすることができる。
に、システム交換器SXは、個々の移動無線（加入者）が
この局部交換器MXに位置付けられたことを知り、それ自
身の位置データを更新する。SXはまた、移動無線MSが先
に位置付けられていたMXに登録除去メッセージを送り、
この結果、先のMXは、加入者データをそのデータベース
から除去することができ、また、呼び出しを現在のMXに
ルーティングすることができる。
移動無線MSが各MXに登録を行ったときにMX−SXリンク
１が作動していない場合には、MXは、SXが要求を受け取
るまで、SXに加入者データに対する要求を続ける。これ
により、MX−SXリンク１が動作を再び開始するのとほぼ
同時に、どの局部交換器MXに加入者が位置付けられてい
るかを、SXが知ることが確実なものとされる。一方、デ
ータリンク１に故障が存在する間に、移動無線MSが、幾
つかの局部交換器MXを介して動いた場合には、全てのこ
れらの局部交換器MXが、SXに対して、加入者がSXの領域
に位置付けられていることを知らせる。このような場
合、SXは従来的に、各局部交換器MXによって登録時間時
に登録に対して付加された時間スタンプをチェックし、
この時間スタンプに基づいて、複数存在する登録の中の
どれが最も最近ものであるかを決定する。その後、それ
は、全ての他の局部交換器MXからそれらの登録を除去す
るよう命令する。登録除去要求は、SXから局部交換器に
対して、MXがその除去を確認するまで送られる。全ての
存在する交換器MX、SXとRIHにおいて、登録エージ（reg
istration age）処理は、約10秒のタイムラスタ（time
raster）であり、つまり、時間スタンプの時間は10秒の
時間間隔で変更される。言い換えれば、移動無線MSが２
つのMSに対して同じ10秒内で登録を行う場合には、それ
ら両方のMXが同一の時間スタンプを得、また、SXはそれ
らが等しいエージであることを知り、この結果、SXで最
後に受け取られた登録データが有効なものとして残る。
MXとSX間のリンクが動作している場合、SXは、常に、移
動無線の正しい位置の情報を持つ。リンク１上に故障が
存在する場合、「より新しい」登録を「より古い」登録
の前にSXで受け取ることができるため、SXは、それらを
等しいエージであるとみなし、また、後に受け取られた
「より古い」位置データはSXの位置登録で更新される。
１が作動していない場合には、MXは、SXが要求を受け取
るまで、SXに加入者データに対する要求を続ける。これ
により、MX−SXリンク１が動作を再び開始するのとほぼ
同時に、どの局部交換器MXに加入者が位置付けられてい
るかを、SXが知ることが確実なものとされる。一方、デ
ータリンク１に故障が存在する間に、移動無線MSが、幾
つかの局部交換器MXを介して動いた場合には、全てのこ
れらの局部交換器MXが、SXに対して、加入者がSXの領域
に位置付けられていることを知らせる。このような場
合、SXは従来的に、各局部交換器MXによって登録時間時
に登録に対して付加された時間スタンプをチェックし、
この時間スタンプに基づいて、複数存在する登録の中の
どれが最も最近ものであるかを決定する。その後、それ
は、全ての他の局部交換器MXからそれらの登録を除去す
るよう命令する。登録除去要求は、SXから局部交換器に
対して、MXがその除去を確認するまで送られる。全ての
存在する交換器MX、SXとRIHにおいて、登録エージ（reg
istration age）処理は、約10秒のタイムラスタ（time
raster）であり、つまり、時間スタンプの時間は10秒の
時間間隔で変更される。言い換えれば、移動無線MSが２
つのMSに対して同じ10秒内で登録を行う場合には、それ
ら両方のMXが同一の時間スタンプを得、また、SXはそれ
らが等しいエージであることを知り、この結果、SXで最
後に受け取られた登録データが有効なものとして残る。
MXとSX間のリンクが動作している場合、SXは、常に、移
動無線の正しい位置の情報を持つ。リンク１上に故障が
存在する場合、「より新しい」登録を「より古い」登録
の前にSXで受け取ることができるため、SXは、それらを
等しいエージであるとみなし、また、後に受け取られた
「より古い」位置データはSXの位置登録で更新される。
システムと交換SXおよびRIHの間で同じ問題が発生す
る。言い換えれば、SX−RIHリンク２の上に故障が存在
する場合、移動無線は、２つのSXの局部交換器MXに対し
て同じ10秒の間に登録を行うために、RIHは、RIHをエン
ターする登録としてのより新しい登録が同じ時間スタン
プを有することを識別できない。
る。言い換えれば、SX−RIHリンク２の上に故障が存在
する場合、移動無線は、２つのSXの局部交換器MXに対し
て同じ10秒の間に登録を行うために、RIHは、RIHをエン
ターする登録としてのより新しい登録が同じ時間スタン
プを有することを識別できない。
この10秒エージラスタを、例えば、１〜２秒に減少さ
せることができる。しかし、この減少は、ネットワーク
のデータ送信遅延に起因してエージをゆがめ、同じ問題
を再び発生させてしまうかもしれない。言い換えれば、
１つのMXのデータ送信遅延が、他のMXのそれよりもより
大きなものである場合、「より古い」登録と位置が「よ
り新しい」ものより前に受け取られてしまう可能性があ
り、この結果、不正確な登録が有効として残るかもしれ
ないのである。
せることができる。しかし、この減少は、ネットワーク
のデータ送信遅延に起因してエージをゆがめ、同じ問題
を再び発生させてしまうかもしれない。言い換えれば、
１つのMXのデータ送信遅延が、他のMXのそれよりもより
大きなものである場合、「より古い」登録と位置が「よ
り新しい」ものより前に受け取られてしまう可能性があ
り、この結果、不正確な登録が有効として残るかもしれ
ないのである。
本発明によるシステムでは、この問題が、移動無線MS
がそれらの登録メッセージにそれらの送信の順序を示す
情報を与えるという方法によって回避されている。この
情報は、無線装置において登録データを用いて実行さ
れ、この結果、同一の移動無線の異なる登録メッセージ
の送信の順序が、前に述べた情報に基づいて、移動無線
交換器MX、システム交換器SXおよびRIHで明瞭に決定さ
れ得る。局部交換器MXはこのように、異なるベースステ
イションを通じて受け取られた登録メッセージの正しい
送信順序を決定することができ、さもなければ、その順
序は、無線経路干渉や、ライン故障若しくは送信遅延に
よって変更されてしまう。これに対応して、システム交
換器SXは、登録データに含れる順序情報に基づいて、異
なる局部交換器MXを通じて受け取られた同一の移動無線
MSの異なる登録メッセージの送信順序を決定することが
できる。更に、RIHは、異なるシステム交換器SXやロー
カルネットワークを通じてこの情報に基づいて受け取ら
れた同一の移動無線MSの異なる登録メッセージの送信順
序を決定することができる。
がそれらの登録メッセージにそれらの送信の順序を示す
情報を与えるという方法によって回避されている。この
情報は、無線装置において登録データを用いて実行さ
れ、この結果、同一の移動無線の異なる登録メッセージ
の送信の順序が、前に述べた情報に基づいて、移動無線
交換器MX、システム交換器SXおよびRIHで明瞭に決定さ
れ得る。局部交換器MXはこのように、異なるベースステ
イションを通じて受け取られた登録メッセージの正しい
送信順序を決定することができ、さもなければ、その順
序は、無線経路干渉や、ライン故障若しくは送信遅延に
よって変更されてしまう。これに対応して、システム交
換器SXは、登録データに含れる順序情報に基づいて、異
なる局部交換器MXを通じて受け取られた同一の移動無線
MSの異なる登録メッセージの送信順序を決定することが
できる。更に、RIHは、異なるシステム交換器SXやロー
カルネットワークを通じてこの情報に基づいて受け取ら
れた同一の移動無線MSの異なる登録メッセージの送信順
序を決定することができる。
本発明のより好ましい実施例では、送信の順番を示す
情報はシリアル番号であるが、送信時間のような適切な
情報ならばどのようなものでもよい。本発明の観点から
みれば、情報が移動無線MSに既に導入されており、それ
が送信順序を明瞭に表示することが本質である。
情報はシリアル番号であるが、送信時間のような適切な
情報ならばどのようなものでもよい。本発明の観点から
みれば、情報が移動無線MSに既に導入されており、それ
が送信順序を明瞭に表示することが本質である。
本発明を特別な移動無線を参照しつつ、上に記述し
た。しかしながら、本発明は、同様の問題が発生し得る
いづれの無線装置にも適用され得る。
た。しかしながら、本発明は、同様の問題が発生し得る
いづれの無線装置にも適用され得る。
これに関連する図面及び記述もまた、本発明を示すこ
とだけを意図したものである。更に言えば、本発明の無
線装置を、特許請求の範囲内で変更することが可能であ
る。
とだけを意図したものである。更に言えば、本発明の無
線装置を、特許請求の範囲内で変更することが可能であ
る。
フロントページの続き (72)発明者 レートネン マルック フィンランド エスエフ−33470 イロ イェルヴィ ミューラインコルヴェンテ ィエ ２ (56)参考文献 特開 平１−170230（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−135030（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−347995（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04Q 7/00 - 7/38 H04B 7/24 - 7/26 102
Claims (9)
- 【請求項１】少なくとも１つの局部交換器（MX1〜MX6）
と、 互いに離間して位置付けられ且つ前記局部交換器（MX1
〜MX6）に接続された固定無線ステイション（BS1〜BS
3）を備える無線ネットワークと、 前記無線ネットワークの領域内を自由に動き回ったり、
所定の選択手続きに従って前記固定無線ステイション
（BS1〜BS3）の１つを選択しこの固定無線ステイション
に対して前記局部交換器（MX1〜MX6）に送られる登録メ
ッセージを送信することによって自己の位置を前記無線
ネットワークに知らせることができる、少なくとも１つ
の移動無線ステイション（MS1〜MS3）と、 を備えた無線装置において、 前記移動無線ステイション（MS1〜MS3）は、複数の前記
登録メッセージにそれら登録メッセージの送信順序を示
す情報を与えるものであり、この情報に基づいて、前記
無線ネットワークは、異なる局部交換器（MX1〜MX6）を
通じて同一の移動無線ステイションによって送信される
複数の前記登録メッセージの送信順序を決定するもので
あり、前記無線ネットワークは、最後に送信された登録
メッセージに対応する登録を有効とみなし、先の登録メ
ッセージによって引き起こされた登録を拒否し若しくは
キャンセルすることを特徴とする無線装置。 - 【請求項２】請求項１記載の無線装置において、前記局
部交換器（MX1〜MX6）は、異なる固定無線ステイション
（BS1〜BS3）を通じて受信された同一の移動無線ステイ
ション（MS1〜MS3）の複数の異なる前記登録メッセージ
の送信順序を前記情報に基づいて決定する無線装置。 - 【請求項３】請求項１又は２のいずれかに記載の無線装
置において、前記局部交換機（MX1〜MX6）は、システム
交換器（SX1〜SX2）に接続されており、また、前記移動
無線ステイションが該局部交換器に最初に登録を行った
ときに前記システム交換器（SX1〜SX2）に登録を知らせ
るものであり、前記システム交換器（SX1〜SX2）は、異
なる局部交換器を通じて受信された同一の移動無線ステ
イション（MS1〜MS3）の複数の異なる前記登録メッセー
ジの送信順序を前記情報に基づいて決定する無線装置。 - 【請求項４】請求項３記載の無線装置において、前記無
線装置は、関連する無線ネットワークを有する幾つかの
システム交換器（SX1、SX2）が接続され且つ前記移動無
線ステイションの位置データを１つのシステム交換器の
正確さで含んでいる中央データベース（RIH）を備えて
おり、前記システム交換器（SX1、SX2）は、前記移動無
線ステイションが前記システム交換器によって制御され
る無線ネットワークに最初に登録を行ったときに前記中
央データベースに登録を知らせるものであり、前記中央
データベースは、異なるシステム交換器を通じて受信さ
れた同一の移動無線ステイションの複数の異なる前記登
録メッセージの送信順序を前記情報に基づいて決定する
無線装置。 - 【請求項５】請求項１乃至４のいずれかに記載の無線装
置において、前記局部交換器（MX1〜MX6）は、１つ若し
くは２つ以上の固定無線ステイションを備える１つの登
録領域の正確さで移動無線ステイションの位置データを
記憶するような位置データベースを有する無線装置。 - 【請求項６】請求項５記載の無線装置において、前記シ
ステム交換器（SX1〜SX2）は、１つの局部交換器の正確
さで移動無線ステイションの位置を記憶するような位置
データベースを有する無線装置。 - 【請求項７】請求項１乃至６のいずれかに記載の無線装
置において、送信順序を示す前記情報はシリアル番号で
ある無線装置。 - 【請求項８】請求項１乃至６のいずれかに記載の無線装
置において、送信順序を示す前記情報は送信時間である
無線装置。 - 【請求項９】請求項１乃至８のいずれかに記載の無線装
置において、前記局部交換器（MX1〜MX6）、前記システ
ム交換器（SX1、SX2）、若しくは前記中央データベース
（RIH）は、最後に送信された登録メッセージに対応す
る登録を有効とし、先の登録メッセージによって引き起
こされた登録を拒否し若しくはキャンセルする無線装
置。
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| US6119014A (en) * | 1998-04-01 | 2000-09-12 | Ericsson Inc. | System and method for displaying short messages depending upon location, priority, and user-defined indicators |
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|---|---|---|---|
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