JPH07321725A - 無線システム - Google Patents

無線システム

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JPH07321725A
JPH07321725A JP6109284A JP10928494A JPH07321725A JP H07321725 A JPH07321725 A JP H07321725A JP 6109284 A JP6109284 A JP 6109284A JP 10928494 A JP10928494 A JP 10928494A JP H07321725 A JPH07321725 A JP H07321725A
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electric field
signal
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Kenji Seki
健司 関
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • H04B17/327Received signal code power [RSCP]

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】相手側無線機の通信圏内、圏外の情報をこと細
やかに通知する。 【構成】無線機1と2とから構成される無線システム
で、無線機1が無線機2からの試験信号を復調する受信
手段と、復調信号から電界レベルを検出する検出手段
と、検出された電界レベルと予め定められた複数の電界
レベルを記憶する記憶手段と、予め定められた複数の電
界レベルと検出された電界レベルとを比較する比較手段
と、この比較結果に応じた複数の表示を行う表示手段
と、検出された電界レベルを変調送信する送信手段とか
ら構成され、無線機2は、無線機1と同等の構成に、さ
らに試験信号を記憶送信する試験信号発生手段とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線システムに関し、
予め通話チャンネルが割り当てられている無線システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の無線システムは、業務連
絡のために、例えば、事務所と車両との通話に用いられ
ている。
【0003】従来、この種の無線システムでは、まず、
一方の無線機(無線機1)から予め定められたチャンネ
ルを使用して送信電波を送出し、相手側無線機(無線機
2)を呼び出すことより開始される。無線機2は、送信
電波を受信できた場合に、応答信号を無線機1に送出
し、さらに、受信できたものの、使用者が不在で通話で
きないときには、自動的に、不在応答信号を無線機1に
送出していた。
【0004】しかしながら、この種の無線システムで
は、通話を行う2つの無線機の位置関係が電波が到達し
ない距離にあるとき、無線機1が呼び出したとしても、
呼び出されるべき相手側無線機2は、無線機1からの送
信電波を受信することができず、応答信号および不在応
答信号を無線機1に送出することができない。また、無
線機1も、無線機2が今、どこにいるのかが分からない
まま、無線機2からの応答信号、あるいは、不在応答信
号があるまで、何度も繰り返して、無線機2の呼出を行
わなくてはならなかった。
【0005】したがって、2つの無線機間が通話可能な
位置にあるか否かを知ることは極めて必要なことであ
る。そこで、上述した課題を解決するために、例えば、
特開昭57−141148号公報に記載されている無線
電話装置が知られている。
【0006】図7は、同公報発明の構成を示すブロック
図である。図7に示す無線電話装置は、親装置29と無
線電話機38とから構成されている。親装置29は、電
話回線36を介して図示しない交換局に接続されてお
り、ハイブリッド回路30、通信制御部31、送信部3
2、受信部33、送信アンテナ34、受信アンテナ3
5、および無線電話機38との通話が可能であるか不可
能であるかを表示する状態表示器37とから構成されて
いる。
【0007】一方、無線電話機38は、送信部39、受
信部40、信号制御部41、ダイヤル部42、受話器4
31と送話器432からなる送受話器43、送信アンテ
ナ44、および受信アンテナ45とから構成されてい
る。
【0008】次に、図7に示した無線電話装置の動作に
ついて、図8、および図9のタイムチャートを参照して
説明する。なお、図8は、親装置29と無線電話機38
との双方の通信が可能な範囲に無線電話機38が存在し
ている場合の動作を説明しており、図9は、親装置29
と無線機38との双方の通信が不能な範囲に無線電話機
38が存在している場合の動作を説明するタイムチャー
トである。
【0009】まず、図8において、着呼があると、親装
置29の通信制御部31が、時点t0で送信信号Aを送
信部32に送出し、起動させる。送信部32は、周波数
f1の搬送波を着呼信号Bで位相変調して、送信アンテ
ナ34を介し、無線電話機38に送出する。無線電話機
38は、受信アンテナ44、受信部40を介して親装置
29からの送信信号を信号制御部41に供給する。信号
制御部41は、時点t1で着呼信号Bを検出し、送信信
号Cを送信部39に送出し、起動させる。送信部39
は、周波数f2の搬送波を応答信号Dで位相変調して送
信アンテナ45を介し、親装置29に送出する。そし
て、親装置29は、受信アンテナ35、受信部33を介
して無線電話機38からの送信信号を通信制御部31に
供給する。通信制御部31は、周波数f2の搬送波の電
波が十分強いことを検出すると、時点t2でキャリア検
出信号Gを送信部32に出力し、起動させ、また、通信
制御部31は応答信号Dを検出すると、送信部32を制
御して、無線電話機38に呼出し信号Eを送出させる。
最後に、無線電話機38は、信号制御部41が呼出信号
Eを検出している間、呼出音を発生するためのリンガ信
号Fを時点t3で出力し、正常な通話を行うことができ
る。
【0010】次に、図9において、着呼があると、親装
置29の通信制御部31は、時点t0で送信信号Aを送
信部32に送出し、起動させる。送信部32は、周波数
f1の搬送波を着呼信号Bで位相変調して、送信アンテ
ナ34を介し、無線電話機38に送出する。しかし、無
線電話機38は、親装置29との通信が不能範囲に存在
するため、信号検出部41は着呼信号Bを受信すること
ができず、送信信号C、応答信号D、および周波数f2
の搬送波を親装置29に送出することができない。親装
置29の通信制御部31は、所定時間t9まで、無線電
話機38からの周波数f2の搬送波を検出しないと、圏
外表示信号Hを発生し、状態表示器37に出力する。こ
の圏外表示信号を受け、状態表示器37は、圏外表示
を、例えば、発光表示により行う。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の無線電話装置では、無線機が通話圏内にあるか否か
の判定しか行っていないため、無線電話機と親装置との
通話圏に関する詳細な位置関係を知ることができなかっ
た。特に、本願の技術対象とする業務連絡の無線システ
ムにおいては、従来技術のような親装置と無線電話機と
の通話距離が短くないため、通話圏の詳細な位置関係を
知る必要がある。したがって、業務用の緊急呼出におい
ては、どの程度、移動局(車両)が移動すれば、連絡が
とれるのか固定局(事務所)が全く分からなくては、連
絡のとりようがないという問題点を有している。
【0012】本発明の目的は、無線機が通話圏内あるい
は圏外にいるかの詳細な情報を表示することのできる無
線システムを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の無線システムは、予め定められたチャ
ンネルを用いて通信を行う第1、および第2の無線機と
から構成され、第1の無線機は、第2の無線機が送信し
た試験信号を受信する第1の受信手段と、第1の受信手
段が受信した信号から電界レベルを検出する検出手段
と、予め定められた複数の電界レベルを記憶する第1の
記憶手段と、検出手段が検出した電界レベルの第1の記
憶手段に予め記憶している複数の電界レベルとの相対的
な電界強度を演算する第1の演算手段と、第1の演算手
段が演算した演算結果に基づいて、複数の表示を行う第
1の表示手段と、検出手段が検出した電界レベルをデジ
タル変調して送信する第1の送信手段とから構成され、
第2の無線機は、第1の無線機に予め定められた時間間
隔で試験信号を送出する第2の送信手段と、第1の送信
手段が送信した信号を受信する第2の受信手段と、第2
の受信手段が受信した信号を復調する復調手段と、予め
定められた複数の電界レベルを記憶する第2の記憶手段
と、復調手段が復調した検出手段が検出した電界レベル
の第2の記憶手段に予め記憶している複数の電界レベル
との相対的な電界強度を演算する第2の演算手段と、第
2の演算手段が演算した演算結果に基づいて、複数の表
示を行う第2の表示手段とから構成されている。
【0014】
【作用】無線機2が送出した試験信号の電界レベルを検
出手段が検出し、さらに、第1の演算手段が、検出され
た電界レベルと、第1の記憶手段が記憶している予め定
められた複数の電界レベルとを比較し、相対的な電界強
度を演算するとともに、第1の表示手段がこの演算結果
に基づき複数の表示を行う構成を無線機1が有してお
り、さらに、無線機2も同様の構成を有しているため、
通信を行う際の電界強度に比例した位置関係を双方が検
出することができる。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して詳細に説
明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例を示す無線シス
テムのブロック図である。図1において、無線システム
は、移動機(車両)に搭載される無線機1と、固定局
(事務所)に置かれる無線機2とから構成される。
【0017】まず、無線機1において、アンテナ11
は、アンテナ共用部12からの送信信号を無線機2に送
信するとともに、無線機2からの受信信号をアンテナ共
用部12に供給する。アンテナ共用部12は、アンテナ
11により送受信された信号の混信を防止するととも
に、送信部14からの送信信号をアンテナ11に、アン
テナ11からの受信信号を受信部13に出力する。受信
部13は、アンテナ共用部12の出力した受信信号の雑
音を制御してを増幅、復調して、処理後の信号を変換手
段15に出力する。送信部13は、変調手段17の出力
する変調信号を増幅し、増幅後の信号をアンテナ共用部
12に出力する。変換手段15は、受信部13からの処
理後の信号の電界レベルを検出し、すなわち、搬送波の
振幅を検出し、電界レベル信号として記憶手段16およ
び、変調手段17に出力する。記憶手段16は、入力し
た電界レベル信号の時間平均を取り、無線機機1の最新
電界レベル情報として記憶する。この記憶手段16は、
また、無線機1の最新電界レベル情報が、予め定められ
た電界レベルより低いか否かの判定を行い、電界レベル
判定信号を表示手段18に出力する判定部を有するとと
もに、この判断に使用する予め定められた電界レベルを
記憶している。変調手段17は、変換手段15の出力し
た電界レベル信号を変調して、変調後の信号を送信部1
4に出力する。表示手段18は、記憶手段16により出
力される電界レベル判定信号に基づいて、自機(無線機
1)が無線機2との通信圏内あるいは圏外に位置するか
の情報を表示する。
【0018】無線機2において、アンテナ21は、アン
テナ共用部22からの送信信号を無線機1に送信すると
ともに、無線機12からの受信信号をアンテナ共用部2
2に供給する。アンテナ共用部22は、アンテナ21に
より送受信された信号の混信を防止するとともに、送信
部24からの送信信号をアンテナ21に、アンテナ21
からの受信信号を受信部23に出力する。受信部23
は、アンテナ共用部12の出力する受信信号を増幅し、
処理後の信号を復調手段25に出力する。送信部24
は、変調手段28の出力する変調信号を増幅し、増幅さ
れた信号をアンテナ共用部22に出力する。復調手段2
5は、受信部23からの増幅された受信信号を復調し判
断手段26に復調信号を出力する。判定手段26は、復
調手段25の出力する復調信号を入力し、無線機2が送
信した信号が無線機1でどの程度の電界レベルであった
かを判定するために、復調信号が予め定められた電界レ
ベルより低いか否かの判定を行い、電界レベル判定信号
を表示手段27に出力するとともに、予め設定された時
間間隔で送出される無線機1と2との位置関係が通話圏
の内外のどちらかを判定するための試験信号を変調手段
段28に出力する。なお、試験信号はどのような信号を
用いても良く、例えば、正弦波でも実現できる。表示手
段27は、判定手段26の出力する電界レベル判定信号
に基づき、無線機1が通信圏内あるいは圏外に位置する
かの情報を表示する。変調手段28は、判定手段26の
出力する試験信号を変調して、送信部24に変調信号出
力する。
【0019】次に、動作について説明する。まず、無線
機2の判定手段26が、予め定められた時間間隔で試験
信号を変調手段28に出力する。変調手段28は、試験
信号を変調して送信部24に出力する。変調された試験
信号は、送信部24で増幅され、アンテナ共用部22に
供給され、アンテナ21を介して無線機1に送信され
る。
【0020】無線機1では、無線機2からの試験信号を
アンテナ11で受信し、アンテナ共用部12を介して受
信部13に供給される。受信部13は、受信した試験信
号の雑音を制御し、変換手段15に出力する。変換手段
15は、試験信号から電界レベル、すなわち搬送波の振
幅を検出し、記憶手段16、変調手段17に電界レベル
信号として出力する。記憶手段16は、入力された電界
レベル信号の時間的平均を取った無線機1の最新電界レ
ベル情報と、予め記憶されている電界レベルとを比較
し、無線機1の最新電界レベル情報が、予め定められた
電界レベルより低いか否かの判定を行うことにより電界
レベル判定信号を発生させ、表示手段18に出力すると
ともに、無線機2の最新電界レベル情報を記憶する。表
示手段18は、記憶手段16からの電界レベル判定信号
に基づいて、自機(無線機1)が無線機2との通信圏あ
るいは圏内外に位置するかの情報を表示する。
【0021】また、変調手段17は、変換手段15から
の電界レベル信号を変調し、送信部14に出力する。復
調された電界レベル信号は送信部14において増幅さ
れ、アンテナ共用部12、アンテナ11を介して無線機
2に送信される。
【0022】無線機2では、無線機1が送信した電界レ
ベル信号をアンテナ21で受信し、アンテナ共用部22
を介して復調手段25に供給する。復調手段25は、電
界レベル信号を復調し、判定手段26に出力する。判定
手段26は、無線機1の記憶手段16が行った判定と同
等の判定を行い、電界レベル判定信号を表示手段27に
出力する。表示手段27は、判定手段26からの電界レ
ベル判定信号に基づいた表示を行うことにより、無線機
1の表示手段18が表示した無線機2との通信圏内外に
関する情報を無線機2の使用者に知らしめることができ
る。
【0023】したがって、事務所に置かれる無線機2か
ら試験信号を無線機1を有する車両に送出し、上記判定
を行うとともに、判定結果を無線機1および2に表示さ
せるため、事務所側が、車両との通信の可否に関する詳
細な情報を入手できるとともに、車両側にも、事務所と
の通信の可否に関する詳細な情報を提供することができ
る。
【0024】次に、図2を用いて、図1に示した変換手
段15、変調手段17、記憶手段16、および表示手段
18の構成を詳細に説明する。
【0025】図2において、無線機2からの受信信号の
電界レベルを検出する変換手段15は、試験信号で搬送
波を変調したアナログ信号をデジタル信号に変換し、I
/Oインターフェイス153に出力するA/Dコンバー
タ152と、専用IC172とCPU162との接続の
ためのI/Oインターフェイス153とから構成され
る。
【0026】記憶手段16は、無線機1の最新電界レベ
ルを記憶する記憶エリアと、予め定められた電界レベル
が記憶されている記憶エリアを有するメモリ163を有
している。なお、予め定められた電界レベルが記憶され
ている記憶エリアは、図4に示すとおり、電界レベルE
1、E、2、E3、E4が記憶されているメモリセルか
ら構成され、それぞれの電界レベルは、E1>E2>E
3>E4の関係を有しており、電界レベルE1、E2は
無線機間の通信が可能な電界値であり、E3は、通信圏
内外のしきい値、E4は、通信圏内に限りなく近い圏外
値とする。また。記憶手段16は、I/Oインターフェ
イス153から出力される電界レベルの時間的平均を取
った無線機1の最新電界レベル情報をメモリ163へ書
き込み、メモリ163に記憶されている予め定められた
電界レベル読み込み、さらに、無線機1の最新電界レベ
ル情報とメモリ163からの電界レベルとを比較、判定
し、電界レベル判定信号をI/Oインターフェイス18
2に出力するCPU162とを有している。
【0027】表示手段18は、CPU162と接続する
ためのI/Oインターフェイス182と、表示部を駆動
するための表示ドライバ183と、電界レベル判定信号
を表示する表示部184とから構成される。なお、表示
部184は、図6に示すとおり、4段階のレベルを表示
するために、1、2、3、および4レベル表示部184
1〜1844とから構成される。無線機1の利用者は、
これら4段階の表示を見ることにより、無線機1と2と
の通信圏内あるいは、圏外の詳細な情報を得ることがで
きる。なお、4、3および2レベル表示部1844、1
843が表示されたときは、無線機1は、通信圏内にあ
り、1レベル表示部1841が表示されたとき、あるい
は何も表示されないときは、通信圏外に位置することを
表示する。 変調手段17は、変調専用IC172によ
り構成され、デジタルベースバンド変調を行う。
【0028】次に、動作について説明する。受信部13
で、雑音が制御された無線機2からの受信信号は、変換
手段15の入力端子151を介してA/Dコンバータ1
52に入力される。A/Dコンバータ152は、アナロ
グ入力信号をデジタル信号に変換することで無線機2か
らの受信信号の振幅をデジタル値として出力でき、この
デジタル値は電界レベル信号として、I/Oインターフ
ェイス153を介してCPU162および、専用IC1
72に出力される。
【0029】CPU162は、電界レベル信号の時間平
均を取り、無線機2の最新電界レベル情報として、メモ
リ163に記憶させる。また、CPU162は、この最
新電界レベル情報とメモリ163に予め記憶されている
電界レベルとの比較、演算を行うとともに演算結果をI
/Oインターフェイス182に出力する。
【0030】この種の演算を図5に示したフローチャー
トを参照して説明する。まず、CPU162は、メモリ
163から電界レベルE1を読み出し、時間平均が取ら
れた最新電界レベル情報EとをステップS2で比較す
る。もし、E1>Eならば、表示部184の4レベル表
示1844をI/Oインターフェイス272および表示
ドライバ273を介して表示するように制御する。次
に、E1>Eでないときは、EはE2とS3において比
較され、E1>E>E2のときは、3レベルを表示させ
る。以下、同様にして、順次、E3、E4とも比較さ
れ、それぞれに対応したレベルの表示部が表示される。
【0031】ところで、上記演算が行われるとともに、
I/Oインターフェイス153が出力した電界レベル信
号は、専用IC172においてデジタルベースバンド変
調され出力端子173に出力される。
【0032】次に、図3を用いて、図1に示した復調手
段25、判定手段26、変調手段28、表示手段27の
構成について、詳細に説明する。
【0033】復調手段25、および変調手段28は、そ
れぞれ専用ICにより構成され、ベースバンド変復調が
行われる。
【0034】判定手段26は、CPU264との接続を
行うためのI/Oインターフェイス262と、予め定め
られた電界レベルを記憶するエリアと、予め設定された
時間間隔で出力される試験信号を記憶するエリアと、さ
らに、前述の時間間隔を記憶するエリアとを有するメモ
リ163とを有している。なお、前述の予め定められた
電界レベルを記憶するエリアは、図4に示しメモリ16
3のメモリセルと同等の構成を有し、同等の電界レベル
を記憶している。また、判定手段26は、I/Oインタ
ーフェイス262からの電界レベル信号の時間平均を取
り、さらに、メモリ265に記憶されている予め定めら
れた電界レベルとの比較を行うことで電界レベル判定信
号を発生させ、I/Oインターフェイス272に出力す
るとともに、メモリ265に記憶されている時間間隔に
基づき、試験信号を読み込み、I/Oポート262に試
験信号を出力するCPU162を有している。
【0035】表示手段27は、CPU264と接続する
ためのI/Oインターフェイス272と、表示部を駆動
するための表示ドライバ273と、電界レベル判定信号
を表示する表示部274とから構成される。なお、表示
部274の構成は、表示部184と同様に4つのレベル
表示部から構成される。
【0036】次に動作について説明する。まず、試験信
号の出力について説明する。判定手段26のメモリ26
5に記憶された予め定めらた時間間隔に基づきCPU2
64が内部クロックをカウントすることにより、CPU
264は所定の時間間隔でメモリ165に記憶された試
験信号を読み込む。読み込まれた試験信号は、I/Oイ
ンターフェイス262を介して専用IC282に出力さ
れ、デジタルアナログ変換、さらにベースバンド変調さ
れ出力端子283に出力される。
【0037】次に、無線機1から送信される電界レベル
信号の処理について説明する。入力端子251から入力
される無線機1からの変調された電界レベル信号は、専
用IC252において復調され、デジタル信号である電
界レベル信号に変換されるとともに、I/Oインターフ
ェイス262を介してCPU264に出力される。CP
U264は、CPU162が行った演算と同様の演算を
行い、電界レベル判定信号をI/Oインターフェイス2
72に出力する。I/Oインターフェイス272は、こ
の電界レベル判定信号を表示ドライバ273を介して表
示部274に出力し、表示部274は4段階レベルの表
示を行う。
【0038】従って、無線機1と2とは、各々で、通信
圏内あるいは、圏外に関する情報をそれぞれの表示部を
通じてこと細やかに知ることができる。すなわち、無線
機2を有する事務所では、4あるいは3レベル表示がな
されたときは無線機1を有する車両との通信が可能であ
るこをを知り、また2レベル表示がなされたときは、通
信可能であるものの車両が通信圏内外のしきい値付近に
あることを認知することができる。また、1レベル表示
がなされたときは、車両との通信ができないものの車両
が少しでも通信圏内に移動すれば通信可能となり得るこ
とを認知し、表示がないときは、車両との通信が全く不
可能であることを認識できる。
【0039】同様にして、車両側でも、事務所との連絡
を取る際の指針として上述の情報と同等のものをを入手
することができる。
【0040】また、本実施例においては、予め定められ
た時間のみ、上記試験を行う構成について説明したが、
外部スイッチを無線機2に設け、CPU264と連動さ
せて、試験を行いたいときに、上記スイッチを操作する
ことにより、CPU264がメモリ265に記憶されて
いる試験信号を読み込み、試験を開始することのできる
構成をとることも可能である。
【0041】またさらに、無線機1のメモリ163にも
試験信号を記憶させ、さらに、上記外部スイッチをも設
け、無線機1側から試験を開始する構成をとることも可
能である。
【0042】本実施例では、表示部の表示を4つのレベ
ルに対応した各々の表示部に分け、表示することによ
り、通信圏内外情報を通報する構成を示したが、視覚に
よる通知以外に、音により、各レベルを通報することも
可能である。
【0043】また、試験信号にデジタル信号からなる無
線機1の識別信号を用い、受信部13に455kHZI
Fアンプの専用LSIμPC789Gを用い、変換手段
15にI/Oインターフェイスを2つ設けて、本願発明
を実現すると、専用LSIは、受信した信号の電界レベ
ル、すなわち搬送波の電界レベルに応じて出力端子が変
更するため、CPU162が、1つ目のI/Oインター
フェイスを介してこの変更した端子を読み込み、さら
に、2つ目のI/Oインターフェイスからは、識別信号
を入力することにより、本実施例と同様な検査を行うこ
とができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による無線
システムでは、無線機1と2との通信電界レベルに基づ
き、通信圏内あるいは、圏外を詳細に表示する構成を採
用したため、業務用の呼出において、どの程度移動局
(車両)が移動すれば、連絡がとれるのか検討づけるこ
とができ、連絡を取る際の指針とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す無線システムのブロッ
ク図。
【図2】図1に示した無線機1の変換手段、記憶手段、
表示手段、および変調手段を説明するブロック図。
【図3】図1に示した無線機2の復調手段、判定手段、
表示手段、および変調手段を説明するブロック図。
【図4】図2および3に示したメモリ内のメモリセルを
示すブロック図。
【図5】図2および3に示したCPUの動作を説明する
フローチャート。
【図6】図2および3に示した表示部の構成を示すブロ
ック図。
【図7】従来の無線電話装置を示すブロック図。
【図8】従来の無線電話装置の動作説明する第1のタイ
ムチャート。
【図9】従来の無線電話装置の動作説明する第2のタイ
ムチャート。
【符号の説明】
1 ・・・ 無線機 2 ・・・ 無線機 11 ・・・ アンテナ 12 ・・・ アンテナ共用部 13 ・・・ 受信部 14 ・・・ 送信部 15 ・・・ 変換手段 16 ・・・ 記憶手段 17 ・・・ 変調手段 18 ・・・ 表示手段 21 ・・・ アンテナ 22 ・・・ アンテナ共用部 23 ・・・ 受信部 24 ・・・ 送信部 25 ・・・ 復調手段 26 ・・・ 判定部 27 ・・・ 表示手段 28 ・・・ 変調手段 151 ・・・ 受信電界レベル端子 152 ・・・ A/Dコンバータ 153 ・・・ I/Oインターフェイス 154 ・・・ 電界情報出力端子 155 ・・・ 電界情報出力端子 161 ・・・ 電界情報入力端子 162 ・・・ CPU 163 ・・・ メモリ部 164 ・・・ 判定情報出力端子 171 ・・・ 電界情報入力端子 172 ・・・ 専用IC 173 ・・・ 電界情報変調信号出力端子 181 ・・・ 判定情報入力端子 182 ・・・ I/Oインターフェイス 183 ・・・ 表示ドライバ部 184 ・・・ 表示部 1841・・・ 1レベル表示部 1842・・・ 2レベル表示部 1843・・・ 3レベル表示部 1844・・・ 4レベル表示部 251 ・・・ 復調信号入力端子 252 ・・・ 専用IC 253 ・・・ 復調電界情報信号出力端子 261 ・・・ 復調電界情報信号入力端子 262 ・・・ I/Oインターフェイス 263 ・・・ 復調情報出力端子 264 ・・・ CPU 265 ・・・ メモリ部 266 ・・・ 判定情報出力端子 271 ・・・ 判定情報入力端子 272 ・・・ I/Oインターフェイス 273 ・・・ 表示ドライバ部 274 ・・・ 表示部 281 ・・・ 変調情報信号入力端子 282 ・・・ 専用IC 283 ・・・ 変調信号出力端子 29 ・・・ 親装置 30 ・・・ ハイブリッド回路 31 ・・・ 通信制御部 32 ・・・ 送信部 33 ・・・ 受信部 34 ・・・ 送信アンテナ 35 ・・・ 受信アンテナ 36 ・・・ 電話回線 37 ・・・ 状態表示器 38 ・・・ 無線電話機 39 ・・・ 送信部 40 ・・・ 受信部 41 ・・・ 信号制御部 42 ・・・ ダイヤル部 43 ・・・ 送受話器 431 ・・・ 受話器 432 ・・・ 送話器 44 ・・・ 受信アンテナ 45 ・・・ 送信アンテナ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められたチャンネルを用いて第1
    の無線機と第2の無線機間との間で通信を行う無線シス
    テムであって、 前記第1の無線機は、前記第2の無線機が送信した試験
    信号を受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段
    が受信した信号から電界レベルを検出する検出手段と、
    予め定められた複数の電界レベルを記憶する第1の記憶
    手段と、前記検出手段が検出した電界レベルの前記第1
    の記憶手段に予め記憶している複数の電界レベルとの相
    対的な電界強度を演算する第1の演算手段と、前記第1
    の演算手段が演算した演算結果に基づいて、複数の表示
    を行う第1の表示手段と、前記検出手段が検出した電界
    レベルをデジタル変調して送信する第1の送信手段とを
    含み、 前記第2の無線機は、予め定められた時間間隔で前記試
    験信号を前記第1の無線機に送出する第2の送信手段
    と、前記第1の送信手段が送信した信号を受信する第2
    の受信手段と、前記第2の受信手段が受信した信号を復
    調する復調手段と、予め定められた複数の電界レベルを
    記憶する第2の記憶手段と、前記復調手段が復調した電
    界レベルの前記第2の記憶手段に予め記憶している複数
    の電界レベルにとの相対的な電界強度を演算する第2の
    演算手段と、前記第2の演算手段が演算した演算結果に
    基づいて、複数の表示を行う第2の表示手段とを含むこ
    とを特徴とする無線システム。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の記憶手段が、予め
    定められた複数電界レベルE1、E2、E3、E4とを
    記憶し、前記複数の電界レベルの大小比が、E1>E2
    >E3>E4であることを特徴とする請求項1記載の無
    線システム。
  3. 【請求項3】 前記検出手段がA/Dコンバータにより
    構成されることを特徴とする請求項2記載の無線システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の演算手段が前記検
    出手段が検出した電界レベルの時間的平均を取った前記
    第1の無線機の最新電界レベル情報Eと前記第1および
    第2の記憶手段が記憶している予め定められた複数の電
    界レベルとの電界強度の大小関係を判定することを特徴
    とする請求項3記載の無線システム。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の表示手段が、前記
    第1および第2の演算手段が判定した前記電界強度の大
    小関係に対応して複数の表示を行う無線システムであっ
    て、 前記時間的平均が取られた電界レベルEが、前記電界レ
    ベルE1よりも大きいときは4レベルの表示をおこな
    い、E1>E>E2のときは3レベルの表示を行い、E
    2>E>E3のときは2レベルの表示を行い、E3>E
    >E4のときは1レベルの表示を行い、E4>Eのとき
    は表示を行わず、 前記4、3および2レベルの表示が行われたときは、前
    記第1の無線機が前記第2の無線機との通信が可能な範
    囲に位置しており、前記1レベルの表示が行われたと
    き、あるいは表示行われないときはは、前記第1の無線
    機が前記第2の無線機との通信が不可能な範囲に位置し
    ていることを通知することを特徴とする請求項4記載の
    無線システム。
  6. 【請求項6】 前記試験信号が、前記無線機1を識別す
    る識別信号を含むことを特徴とする請求項1記載の無線
    システム。
  7. 【請求項7】 前記無線機2が、前記試験信号の送出を
    起動させる外部スイッチを有し、前記外部スイッチをオ
    ンにしたときに、前記第2の送信手段が前記試験信号を
    送出することを特徴とする請求項1記載の無線システ
    ム。
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