JPH07320962A - 電磁装置 - Google Patents

電磁装置

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JPH07320962A
JPH07320962A JP6113190A JP11319094A JPH07320962A JP H07320962 A JPH07320962 A JP H07320962A JP 6113190 A JP6113190 A JP 6113190A JP 11319094 A JP11319094 A JP 11319094A JP H07320962 A JPH07320962 A JP H07320962A
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JP
Japan
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coil
bobbin
circuit board
sections
iron core
Prior art date
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Pending
Application number
JP6113190A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Hiraoka
敏行 平岡
Hiroshi Kubota
洋 久保田
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄型化が図れる構造の電磁装置を提供する。 【構成】 コイルボビン25、コイル26および鉄心27から
電磁装置を設ける。この電磁装置は、鉄心27からコイル
ボビン25が突出するボビン突出方向を、細長い回路基板
22の幅方向に向けて設置する。コイルボビン25のフラン
ジ部29のボビン突出方向の両側角部に、略L字状の接続
ピン32を設ける。接続ピン32は、回路基板22への設置方
向に突出する基板接続部、およびボビン突出方向と直交
する方向に突出するコイル接続部34を有する。 【効果】 コイルボビン25のボビン突出方向の幅寸法を
回路基板22の幅寸法と略同じ程度まで広げて、電磁装置
の薄型化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば照明器具のイン
バータ点灯ユニットなどの回路基板に設置されるチョー
クコイルやトランスなどの電磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電磁装置は、例えば図5
に示すように、コイル1が巻装されたコイルボビン2に
鉄心3が嵌挿されて形成されている。
【0003】コイルボビン2は、コイル1が巻装される
図示しない巻胴部の両端にフランジ部2aを有する筒状に
形成され、一方のフランジ部2aの外面に、当接部2bが垂
直に突設されているとともに、コイル1の巻線1a(図6
に示す)が絡げられてはんだ付け接続される複数のピン
4が垂直に突設されている。また、鉄心3は、コイルボ
ビン2の巻胴部内に挿入される図示しない中央脚部およ
び外側面に嵌合される側脚部3aから構成されている。
【0004】そして、図6に示すように、電磁装置を回
路基板5上に設置した状態では、当接部2bおよび鉄心3
の下面が回路基板5上に当接し、フランジ部2aと回路基
板5との間に間隙があいて、この間隙に巻線1aがピン4
に絡げてはんだ付けされた接続部分が配置され、各ピン
4の先端が回路基板5の下側に貫通して回路パターンに
はんだ付け接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば直管
形ランプ用の照明器具のインバータ点灯ユニットは、照
明器具の薄型化に対応して、器具長手方向に細長い薄型
形状が望まれている。さらに、このインバータ点灯ユニ
ットの薄型化のために、インバータ点灯ユニットに内蔵
されるチョークコイルなどの電磁装置についても薄型化
が望まれている。
【0006】そして、電磁装置を薄型化する場合、特性
の変化や効率の低下を防ぐために鉄心3の断面積は一定
に保つ必要があるため、鉄心3の幅hを幅方向に広げて
高さを低くする構造が採られる。
【0007】しかし、従来の電磁装置の構造では、鉄心
3を薄型化して、フランジ部2aと回路基板5との間の間
隙を狭めると、その間隙内に巻線1aがピン4にはんだ付
け接続された接続部分を配置できなくなる不具合が生
じ、薄型化に問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、薄型化を図れる構造の電磁装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、巻胴部の両端
にフランジ部を有するコイルボビンと、このコイルボビ
ンの巻胴部に巻装されたコイルと、前記コイルボビンに
嵌挿された鉄心とを備え、幅方向に対して直交する方向
に細長く形成された回路基板上に、前記コイルボビンの
一方のフランジ部の外面が対向されるとともに、前記鉄
心の端面から前記コイルボビンが突出するボビン突出方
向を回路基板の幅方向に向けて設置される電磁装置にお
いて、前記コイルボビンは、前記一方のフランジ部の前
記ボビン突出方向の両側角部に、前記回路基板への設置
方向に突出して回路基板に接続される基板接続部および
前記ボビン突出方向と直交する方向に突出して前記コイ
ルが接続されるコイル接続部を有する略L字状の接続ピ
ンが設けられたものである。
【0010】
【作用】本発明では、接続ピンを略L字状として、この
接続ピンの基板接続部を回路基板への設置方向へ突出さ
せるとともにコイル接続部をボビン突出方向と直交する
方向に突出させることにより、フランジ部と回路基板と
の間に、接続ピンへのコイル接続用のスペースを設ける
必要がなく、鉄心の幅寸法を広げて薄型化が可能とな
る。さらに、電磁機器を回路基板上に設置する場合に、
接続ピンのコイル接続部が回路基板の長手方向に突出す
るため、コイルボビンのボビン突出方向の幅寸法を回路
基板の幅寸法と略同じ程度まで広げることが可能とな
り、回路基板の幅寸法を有効利用して、電磁装置の薄型
化が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の電磁装置の一実施例の構成を
図1ないし図4を参照して説明する。
【0012】図4は直管形ランプ用の2灯式照明器具を
示し、直管形ランプ用として細長く形成された器具本体
11の両端にランプソケット12が配設され、器具本体11の
中央に器具本体11に沿って細長く形成されたインバータ
点灯ユニット13が配設されている。インバータ点灯ユニ
ット13の一端の入力側には端子台14と配線15で接続さ
れ、他端の出力側には一端のランプソケット12と渡り配
線16a で他端のランプソケット12と配線16b で接続され
ている。
【0013】図3は器具本体11の断面図を示し、器具本
体11は断面略コ字状に形成され、この器具本体11の内側
にインバータ点灯ユニット13が収容されている。
【0014】インバータ点灯ユニット13は、器具本体11
の内側幅に略等しい横幅で長手方向に細長く形成された
ケース17を備えている。このケース17は、断面略コ字状
の底板18に上蓋19が被着されて構成され、上蓋19の幅方
向両側には器具本体11との間に渡り配線16a を通すため
の傾斜部20が形成されている。
【0015】ケース17内には、電磁機器としてのチョー
クコイル21を含むインバータ点灯回路を構成する電気部
品が設置された回路基板22が収容されている。回路基板
22は、ケース17の内側幅と略等しい横幅で長手方向に細
長く形成され、下面に回路パターンが形成されており、
底板18から切り起こされた複数の支持片23によって底板
18との間に間隙をあけて支持されている。ケース17の内
側には、絶縁紙24が配設されている。
【0016】図1および図2は回路基板22上に設置した
チョークコイル21を示し、チョークコイル21は、コイル
ボビン25、コイル26、鉄心27から構成されている。
【0017】コイルボビン25は、コイル26が巻装される
巻胴部28の両端にフランジ部29,30を有する筒状に形成
され、鉄心27の幅方向の端面から突出するボビン突出方
向に幅広であって、回路基板22の幅寸法Hと略同じ程度
の幅寸法に形成されている。
【0018】下側のフランジ部29のボビン突出方向の両
側角部の下面には、回路基板22上に当接する当接部31が
突出形成されている。各当接部31には略L字状の接続ピ
ン32が埋設されており、この接続ピン32の一端には当接
部31の下面から回路基板22への設置方向に突出する基板
接続部33が形成され、他端には当接部31の側面からボビ
ン突出方向と直交する方向(回路基板22の長手方向)に
突出するコイル接続部34が形成されている。そして、接
続ピン32の基板接続部33は回路基板22の下面に貫通され
て回路パターンにはんだ付け接続され、コイル接続部34
は鉄心27の長手方向の長さ寸法L以内に配置されてコイ
ル26の巻線26a が絡められてはんだ付け接続されてい
る。
【0019】鉄心27は、フェライトコアからなる一対の
E型鉄心あるいはE型鉄心とI型鉄心とがそれぞれ組み
合わせられて構成されており、コイルボビン25の巻胴部
28内に挿入される中央脚部35および外側面に嵌合される
側脚部36を備えている。
【0020】次に、本実施例の作用を説明する。
【0021】チョークコイル21は、鉄心27の幅方向の端
面からコイルボビン25およびコイル26が突出するボビン
突出方向を回路基板22の幅方向に向けて設置されてい
る。
【0022】チョークコイル21の設置状態では、コイル
ボビン25の各当接部31および鉄心27の下面が回路基板22
上に当接し、各当接部31の下面から突出する接続ピン32
の基板接続部33が回路基板22の下側に貫通して回路パタ
ーンにはんだ付け接続されている。
【0023】また、接続ピン32を略L字状として、この
接続ピン32の基板接続部33を回路基板22への設置方向へ
突出させるとともにコイル接続部34をボビン突出方向と
直交する方向(回路基板22の長手方向)に突出させたこ
とにより、下側のフランジ部29と回路基板22との間に、
接続ピン32へのコイル接続用のスペースを設ける必要が
なく、鉄心27の幅寸法hを広げて薄型化が可能となる。
【0024】さらに、接続ピン32のコイル接続部34をボ
ビン突出方向と直交する方向(回路基板22の長手方向)
に突出させたことにより、そのコイル接続部34がコイル
ボビン25のボビン突出方向に突出させる場合に比べて、
コイルボビン25のボビン突出方向の幅寸法を回路基板22
の幅寸法と略同じ程度まで広げることが可能となり、そ
れに対応して鉄心27の幅寸法hを広げられ、回路基板22
の幅寸法を有効利用してチョークコイル21の薄型化を図
れる。
【0025】しかも、接続ピン32のコイル接続部34が鉄
心27の外面位置より内側(長さ寸法L以内)にあるた
め、回路基板22の長手方向への寸法が大きくならず、回
路基板22の長手方向にチョークコイル21の占める占有寸
法が広がるのを抑えることができる。そのため、チョー
クコイル21の薄型化に伴って、回路基板22の長手方向の
寸法を大きく長くする必要がなく、コストアップを防止
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、接続ピンを略L字状と
して、この接続ピンの基板接続部を回路基板への設置方
向へ突出させるとともにコイル接続部をボビン突出方向
と直交する方向に突出させるため、フランジ部と回路基
板との間に接続ピンへのコイル接続用のスペースを設け
る必要がなく、かつ、コイルボビンのボビン突出方向の
幅寸法を回路基板の幅寸法と略同じ程度まで広げること
が可能となり、電磁装置の薄型化を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電磁装置の一実施例を示す平面図であ
る。
【図2】同上実施例の側面図である。
【図3】同上実施例のインバータ点灯ユニットの断面図
である。
【図4】同上実施例の照明器具の説明図である。
【図5】従来の電磁装置の斜視図である。
【図6】同上従来例の一部の側面図である。
【符号の説明】
22 回路基板 25 コイルボビン 26 コイル 27 鉄心 28 巻胴部 29,30 フランジ部 32 接続ピン 33 基板接続部 34 コイル接続部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻胴部の両端にフランジ部を有するコイ
    ルボビンと、このコイルボビンの巻胴部に巻装されたコ
    イルと、前記コイルボビンに嵌挿された鉄心とを備え、
    幅方向に対して直交する方向に細長く形成された回路基
    板上に、前記コイルボビンの一方のフランジ部の外面が
    対向されるとともに、前記鉄心の端面から前記コイルボ
    ビンが突出するボビン突出方向を回路基板の幅方向に向
    けて設置される電磁装置において、 前記コイルボビンは、前記一方のフランジ部の前記ボビ
    ン突出方向の両側角部に、前記回路基板への設置方向に
    突出して回路基板に接続される基板接続部および前記ボ
    ビン突出方向と直交する方向に突出して前記コイルが接
    続されるコイル接続部を有する略L字状の接続ピンが設
    けられたことを特徴とする電磁装置。
JP6113190A 1994-05-26 1994-05-26 電磁装置 Pending JPH07320962A (ja)

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JP6113190A JPH07320962A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 電磁装置

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JP6113190A Pending JPH07320962A (ja) 1994-05-26 1994-05-26 電磁装置

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