JPH07319944A - 基板cadシステム - Google Patents
基板cadシステムInfo
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- JPH07319944A JPH07319944A JP6113229A JP11322994A JPH07319944A JP H07319944 A JPH07319944 A JP H07319944A JP 6113229 A JP6113229 A JP 6113229A JP 11322994 A JP11322994 A JP 11322994A JP H07319944 A JPH07319944 A JP H07319944A
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- JP
- Japan
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- land
- lands
- check
- distance
- component
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Abstract
インルールチェックを行う基板CADシステムにおい
て,デザインルールより狭い部品端子の部品を用いたプ
リント板設計におけるチェック作業の効率化を図ること
を目的とする。 【構成】ランドデータの属性として同一部品のランドで
あるかどうかを識別できる情報を保持するランド管理手
段12を設け,クリアランスチェック手段14では,同一部
品検出手段16により,チェック対象として選ばれた2つ
のランドが同一部品のランドであることを検出した場合
に,そのランド間の距離のチェックを抑止する。
Description
インルールを用いてデザインルールチェックを行う基板
CADシステムにおいて,不要なクリアランスチェック
を行わないようにすることにより,プリント板版下のチ
ェックを効率的に行うことができるようにした基板CA
Dシステムに関するものである。
Dシステムは,現在では広く使用されている。電子機器
の高性能化により,プリント板の高密度,多層化,使用
部品点数の増加が進んでおり,それに伴いプリント板版
下設計用のCADシステムである基板CADシステムの
重要性がますます増している。プリント板では,部品端
子のピッチが狭い部品を用いた設計・製造技術が確立し
てきており,部品端子間の狭い部品を用いたプリント板
の設計・管理作業を,基板CADシステム上で効率よく
行いたいという要望が高まっている。
に部品を配置し,各部品端子間を結線するパターン設計
を行い,設計結果が所定の基準値を満たしているか否か
のクリアランスチェックを行う。クリアランスチェック
でエラーがなければ,パターン設計の結果に基づいて製
造データを作成する。
端子間の広い部品を用いることを前提としてプリント板
の版下設計を行っていた。ランドには,部品の端子が接
続される部品ランドと,その他のランドの一般ランドが
ある。従来のクリアランスチェックでは,部品端子同士
のデザインルールより一般ランド同士のデザインルール
が厳しいため,一般ランド同士のデザインルールを用い
てチェックを行っていた。例えば一般ランド間について
その距離が1mm以上というようにデザインルールが定め
られたシステムにおいて,部品端子間の距離が必ず1mm
以上の部品を用いる場合には,一般ランド同士のデザイ
ンルールに従ったチェックで問題が生じることはなかっ
た。
の設計/実装技術の進歩により,例えばピン間の距離が
1mmよりずっと短い部品が用いられるようになってくる
と,従来の技術では,以下のような問題が発生した。
版下作成を行うと,一般ランド同士のデザインルールよ
り狭い部品端子の部品を使用した箇所では,本来はエラ
ーではないにもかかわらず,デザインルールが守られて
いないという不要なエラー検出が行われる。そのため,
多くのエラーメッセージの出力の中から本当のエラー箇
所を見つけ出さなければならず,その作業が煩雑になっ
た。一方,最も部品端子間の距離が短いものを基準とし
てデザインルールを定めると,本来はエラーとしなけれ
ばならない一般ランドのチェックが行われなくなるとい
う問題が生じる。
タの管理に関して種別を持たせて一元管理し,デザイン
ルールチェック作業の効率化を図ることを目的とする。
を用いてプリント板の設計を行う図1に示すような基板
CADシステムにおいて,ランドデータの属性として同
一部品のランドであるかどうかを識別できる情報を保持
するランド管理手段12を備え,ランド間の距離が所定
の基準値以下であるかどうかを検査するクリアランスチ
ェック手段14には,チェック対象として選ばれた2つ
のランドが同一部品のランドであるかどうかをランド管
理手段12によって調べ,同一部品のランドである場合
にランド間の距離のチェックを抑止する同一部品検出手
段16を備えることを特徴とする。
の生じない値が定められている。したがって,部品ラン
ドのチェックは同一部品については不要である。本発明
はこの点に着目し,ランドのデザインルールチェックに
おいて,チェック対象のランドの組み合わせが同一部品
に関するものであるか否かを調べ,同一部品のランドで
ある場合にはそのランド間距離のチェックを抑止する。
したがって,一般ランド同士のデザインルールを用いて
チェックを行うことができ,それより狭い部品端子間の
部品があってもその部分がデザインルールチェックにひ
っかかることはない。そのため,クリアランスチェック
における不要なエラー出力が抑止され,真のエラーと偽
のエラーとを区別する必要がなくなる。
部の構成例を示す。図中,10は設計対象のプリント板
版下中にランドを配置するランドの配置手段,11は設
計対象のプリント板版下中に部品を配置する部品の配置
手段,12はランドデータを管理するランド管理手段,
13は各ランドの図形要素IDとランド種別値とを記憶
するランドテーブル,14は配置されたランド間の距離
が所定の基準値以下であるかどうかを検査するクリアラ
ンスチェック手段,15はチェック対象のランドの組み
合わせを作るチェック対象抽出手段,16はチェック対
象として選ばれた2つのランドが同一部品のランドであ
るかどうかを調べ,同一部品のランドである場合にはラ
ンド間の距離のチェックを抑止する同一部品検出手段,
17は一般ランドのデザインチェックルールに基づいて
ランド間の距離のチェックを行うデザインルールチェッ
ク手段を表す。
ブル13には,各ランドの図形要素IDとランド種別値
との対応情報が格納され,種別値として部品端子区分お
よび同一部品であるランドへのポインタ情報などが記憶
されるようになっている。
ント板版下中にランド番号と配置位置とが指示される
と,入力されたランドの順番をキーとしてランドテーブ
ル13上の部品端子区分,部品へのポインタをクリア
し,ランドの図形形状をディスプレイ画面に表示する。
なお,基板CADシステムにおいて任意形状の図形をシ
ンボル化して画面表示する技術は,従来からよく知られ
ているので,ここでの詳細な説明は省略する。
置位置の指示に対し,入力された部品のランドの順番を
キーとしてランドテーブル13上の部品端子区分および
部品へのポインタを設定し,部品とランドの図形形状を
ディスプレイ画面に表示する。
デザインルールに基づくチェックを行うが,本発明は特
にランド間距離のチェックに関連しているので,その部
分について詳しく説明する。まず,チェック対象抽出手
段15により,すべてのランドまたは所定の範囲内のラ
ンドの中から,ランド間距離のチェック対象となる2つ
のランドを順次抽出し,その組み合わせを作る。次に,
同一部品検出手段16により,2つのランドが同一部品
に関するものであるか否かをランドテーブル13を参照
して検査する。抽出されたランドが同一部品に関するも
のである場合には,デザインルールチェック手段17に
よるチェックを抑止し,チェック対象抽出手段15によ
り次のチェック対象ランドの選択を行う。
部品でないランドの組み合わせについてだけ,従来と同
様な一般ランド同士のデザインルールを用いたチェック
を行う。もし,ランド間の距離がそのデザインルール以
下(または未満)であれば,エラーメッセージを編集
し,それらのランド情報をエラー出力用のファイルまた
はディスプレイ画面に出力する。
テーブルの例を示す。ランドテーブル13は,図2
(A)に示すように,各ランドに対して一意に与えられ
た図形要素IDとランドの属性を定める種別値との対応
情報を管理するため,図形要素IDのフィールド13a
と,種別値として部品端子区分のフィールド13bと,
種別値として同一部品の端子へのポインタのフィールド
13cとを持つ。図形要素IDは,各ランドの図形情報
に対してユニークに付与された識別情報である。
(B)に示すように,ランドの種類を示す複数のフラグ
からなり,最上位の第0ビットがONのとき,部品ラン
ドであることを示す。この第0ビットがOFFのものは
一般ランドである。第1ビットがONのとき,そのラン
ドがノンスルーホールランドであることを示す。第2ビ
ットがONであれば,そのランドはスルーホールランド
であることを示す。第3ビットがONのものは,そのラ
ンドがSMDパッドのランドであることを示す。
13cは,本発明を実施するために設けられたフィール
ドであり,同一部品の端子をポインタによってリンクす
るためのフィールドである。図2に示す例では,図形要
素IDが“0002”,“0003”,“0004”,
…のものがポインタによってリンクされているので,こ
れらは同一部品のランドであることがわかる。
ローチャートを示す。ステップ31では,チェック対象
とするランドとランドの組み合わせを作る。ランドの組
み合わせは,処理の高速化のためにプリント板をいくつ
かのブロックに分割して,同一ブロックまたは隣接ブロ
ックのものだけを対象とし,離れたブロックにあるもの
はチェック対象から外すのが普通である。
(図形要素ID)についてランドテーブル13を参照
し,ポインタのフィールド13cをたどることにより,
それらが同一部品の端子であるかどうかを調べる。同一
部品のランドである場合には,ステップ33〜35を行
わないでステップ36へ進む。
が同一部品のものでない場合にのみ,一般ランド同士の
デザインルールを用いてチェックを行う。2つのランド
間距離がデザインルールに違反していれば,ステップ3
4の判定によりステップ35へ進み,ステップ35によ
りエラーメッセージを編集して出力する。
ンドの組み合わせをチェックしたかどうかを判定し,す
べてチェックした場合には処理を終了する。未チェック
のものがあればステップ31へ戻り,同様に処理を繰り
返す。
一般ランド同士のデザインルールより狭い部品端子の部
品を使用した場合でも,そのプリント板版下のチェック
を効率的に行うことができるようになる。
例を示す図である。
処理フローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 プリント板の設計において配置されたラ
ンド間の距離が所定の基準値以下であるかどうかを検査
するクリアランスチェック手段(14)を備えた基板CAD
システムにおいて,ランドデータの属性として同一部品
のランドであるかどうかを識別できる情報を保持するラ
ンド管理手段(12)を備えるとともに,前記クリアランス
チェック手段(14)は,チェック対象として選ばれた2つ
のランドが同一部品のランドであるかどうかを前記ラン
ド管理手段(12)によって調べ,同一部品のランドである
場合にはランド間の距離のチェックを抑止する手段(16)
を備えることを特徴とする基板CADシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11322994A JP3630242B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 基板cadシステムにおけるクリアランスチェック処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11322994A JP3630242B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 基板cadシステムにおけるクリアランスチェック処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07319944A true JPH07319944A (ja) | 1995-12-08 |
JP3630242B2 JP3630242B2 (ja) | 2005-03-16 |
Family
ID=14606843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11322994A Expired - Fee Related JP3630242B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 基板cadシステムにおけるクリアランスチェック処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3630242B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11322994A patent/JP3630242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3630242B2 (ja) | 2005-03-16 |
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