JPH0731966Y2 - 工作物を清掃するための装置 - Google Patents

工作物を清掃するための装置

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JPH0731966Y2
JPH0731966Y2 JP1994004094U JP409494U JPH0731966Y2 JP H0731966 Y2 JPH0731966 Y2 JP H0731966Y2 JP 1994004094 U JP1994004094 U JP 1994004094U JP 409494 U JP409494 U JP 409494U JP H0731966 Y2 JPH0731966 Y2 JP H0731966Y2
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barrel
ring
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cleaning
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エイチ.カーペンター,ジュニア ジェイムス
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ケネコット コーポレイション
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    • B24C3/08Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces
    • B24C3/088Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially adapted for abrasive blasting of travelling stock or travelling workpieces using a vibratory transfer mechanism
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24CABRASIVE OR RELATED BLASTING WITH PARTICULATE MATERIAL
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    • B24C3/18Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions
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    • B24C3/266Abrasive blasting machines or devices; Plants essentially provided with means for moving workpieces into different working positions the work being supported by barrel cages, i.e. tumblers; Gimbal mountings therefor for continuously travelling workpieces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B77/04Cleaning of, preventing corrosion or erosion in, or preventing unwanted deposits in, combustion engines

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、砂型鋳造された自動車
用エンジンブロックなどの工作物を清掃するための装置
に係り、特に、工作物を振動機構によって清掃ステーシ
ョンを通して進めるようにした清掃装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車エンジンのヘッド、マニホールド
およびブロック等を砂型鋳造した後、それらを更に加工
するためには、それらに付着している砂や、スケール
(酸化物屑)、その他の屑片を除去しなければならな
い。そのような鋳造部品(以下、便宜上「工作物」と称
する)を清掃するための有用な装置の1つとして、米国
特許第3,903,652号に記載されたものがある。
同特許においては工作物は、両端が開口した骨組状壁構
造を有する細長いバレルを通して進められる。バレル
は、単一列の工作物を長手方向に通すのに十分な長さを
有している。工作物が通されるのと並行してバレルは回
転される。バレル内を進められる工作物に対して砥粒を
バレルの骨組状壁を通して投げ入れるために複数の研磨
材投入ホイールがバレルに近接して配設されている。バ
レル内を通る工作物の進行速度を適当に制御することに
より、そしてバレルを適当な速度で回転させることによ
り(あるいはバレルをある時点においては回転させない
ことにより)、工作物のほとんどすべての表面を効果的
に清掃することができる。作業速度は毎時800〜12
00個程度を上限として広範囲に調節することができ
る。
【0003】同特許は、能率的な清掃装置を提供した
が、幾つかの問題点がある。その1つは、工作物の端部
の清掃に関する問題である。同特許では、工作物をバレ
ルの送入端へ順次に送給するための手段としてコンベヤ
が設けられている。また、バレル内で一連の工作物が突
合せ関係に互いに当接するように個々の工作物をバレル
内へ押し入れて先行の工作物に当接させるための押部材
が設けられている。同特許は工作物の両端をよりよく清
掃するための手段として、スペーサを工作物(鋳造物)
の両端の所定位置へ投入することや、1個置きに工作物
を隣接の工作物に対して直角に向けることなどの幾つか
の手段を開示しているが、工作物の両端を清掃するため
の完全に自動化された手段は教示されていない。
【0004】米国特許第3,852,919号は、工作
物をバレルの送入端へ差し向けるための能率的な手段を
提案しているが、やはり工作物の両端を清掃する問題を
取り扱っていない。
【0005】上記米国特許第3,903,652号およ
び米国特許第3,852,919号のいずれにも取り扱
われていないもう1つの問題は、バレルを通して進める
ことが可能な工作物の寸法および形状に関する制約であ
る。即ち、バレルを通して押し進められる工作物がバレ
ル内で詰まるのを防止するためには、工作物に対してバ
レルの寸法を慎重に定めなければならない。いろいろな
異なる寸法の工作物を処理するためにバレルの寸法を比
較的大きくすると、詰まりが生じ易い。工作物の詰まり
は、1個またはそれ以上の工作物がバレルの長手軸線に
対して斜めに進むことによって、あるいは2個の工作物
が互いにくさび状に食い込んでバレルを詰まらせること
によって生じると考えられる。上記両特許は工作物を高
速度で効率的に清掃することができる機械を開示してい
るが、それらの機械は、若干融通性を欠いている。即
ち、いろいろな異なる寸法の工作物を処理するには、そ
れらの工作物の寸法形状に比較的密に適合する何種類か
のバレルを用意するか、あるいは、調節自在の特徴を有
するバレルを設けなければならない。
【0006】別の米国特許第3,626,641号およ
び米国特許第3,748,787号は、工作物の両端を
清掃することができるように各工作物をバレル内で互い
に離隔させねばならないという上述の問題を解決するた
めの2つの試みを提案している。これらの2つの特許
は、いずれも、バレル内へ突入して各工作物に係合し、
工作物を前進させる機構を用いている。この係合・押し
進め機構は、各工作物の間に若干の間隔が生じるように
作動される。各係合・押し進め機構は、1つの工作物を
押し進めると、後続の工作物に係合して、それを押し進
めるように工作物に対して順次に相対的に移動せしめら
れる。これらの2つの特許では、各工作物をバレル内を
通す際、互いに離間させるので、工作物の両端を清掃す
るという点では問題はない。しかしながら、これらの機
械の処理能力は、上記係合・押し進め機構のすべての運
動を遂行させるのに長い時間が必要とされるので、前述
の米国特許第3,903,652号の機械の処理能力に
比べて劣る。即ち、これらの米国特許の機械は、前記米
国特許第3,903,652号の機械の毎時約800〜
1200個の処理能力に対して毎時約600〜800個
の処理能力に制限される。更に、上記係合・押し進め機
構は、バレル内へ突入され、砥粒(研磨材)と衝突する
ので、メンテナンス上の問題が生じる。また、これらの
米国特許第3,626,641号および米国特許第3,
748,787号は、工作物がバレルに対して密に嵌合
する寸法でない場合にバレル内で工作物が詰まる問題を
取り扱っていない。
【0007】工作物を突合せ関係に押し進める必要なし
に、あるいは工作物係合・押し進め機構を用いることな
く、工作物を清掃装置内を通して前進させる装置とし
て、工作物の断面寸法に密に合致する長手方向に延長し
たフレーム部材を有する振動コンベヤを利用する装置が
知られている。この装置の場合、工作物を砥粒投入ホイ
ールに対していろいろな異なる姿勢に差し向けるため
に、上記フレーム部材の各分区が投入ホイールに対して
いろいろな異なる固定位置に配向されるようになってい
る。振動コンベヤの振動駆動機は、工作物の入り組んだ
穴や凹みまたは工作物内のコアから鋳物砂(以下、単に
「砂」と称する)を振るい落とすために工作物にゆさぶ
り運動を与える。
【0008】しかしながら、この型式の装置も満足なほ
どには効率的ではない。1つには、砥粒投入ホイールに
対して位置を固定されたフレーム部材を使用するので、
回転バレル構造の場合と同じ様な融通性が得られないか
らである。実際、研磨材(砥粒)を工作物のすべての表
面上へ吹き付けることが困難である。更に、フレーム部
材が工作物の断面形状に密に合致するので、やはり詰ま
りを生じる可能性がある。また、この装置は、いろいろ
な異なる寸法の工作物を受け入れる能力を欠いている。
更には、工作物に与えるゆさぶり運動は、工作物の内部
の穴から砂を振り落として排出させるのに十分な作用を
有していないと考えられる。
【0009】更に他の型式の装置として、工作物を突合
せ関係に押し進める必要なしに、あるいは工作物係合・
押し進め機構を用いる必要なしに工作物を清掃装置内に
通る型式のものも知られている。この型式の装置は、バ
レル・タンブラと同様の態様で作動するものであり、頂
部に開口を有し、両端に開口を有するトラフ型バレルを
用いる。このバレルは、その工作物送入端の方が出口端
より高くなるように水平に対して傾けられており、長手
軸線の周りに順逆交互に回転せしめられる。工作物は、
順逆交互に回転するバレルの送入端へ投入され、砥粒
は、バレルの頂部開口を通して吹き込まれる。この構成
は、砥粒を工作物上へ直接吹き付け、砥粒の一部分をバ
レルの突出部材に衝突させることがないという点で効率
的である。
【0010】しかしながら、この型式の装置にも別の問
題点がある。即ち、バレルの床(工作物を保持する部
分)の深さと、バレルの水平に対する傾斜度が、バレル
を通して工作物を前進させる速度を決定する重要な要素
であり、かつ、これらの要素は固定的要素であるから、
前述した各米国特許の装置は、処理速度を所望のレベル
に変更するために容易に調節することができない。更
に、それらの装置は、1つにはバレル内を通る工作物が
軸方向に転動することがあるので、単一列の工作物の軸
方向の前進速度を正確に制御することができない。ま
た、バレルの床の深さが深いので、工作物が他の工作物
の下に埋もれることがあり、それによって上方から投げ
つけられる砥粒から遮蔽されてしまうことがある。ま
た、清掃すべき工作物の種類を変更する場合は、バレル
の底部に残留している工作物を除去するために装置を休
止しなければならない。このように工作物が残留するの
は、工作物をバレル内を通して前進させるための積極駆
動手段がないからである。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来技術の
上述の諸問題点を解決するために、工作物に直接接触し
て工作物を前進させるための送り機構を用いることな
く、工作物を互いに間隔をおいて前進させるようにし
て、従来の工作物清掃装置に随伴する「詰まり」の問題
を起こさせることなく、広範囲の寸法の工作物を処理す
ることが可能とされ、また、必要に応じて処理速度を非
常に速い速度に維持することができ、更に又、メンテナ
ンスの問題も回避することができる改良された工作物清
掃装置を得ようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の如き観
点に鑑みてなされたものであって、砥粒を衝突させるこ
とによって工作物を清掃するための清掃装置において、
工作物を装入するための装入端と、複数の工作物をそれ
らの端部と端部を互いに長手方向に離隔させ独立して搬
出するための出口端を画定するように両端が開放してお
り、かつ、砥粒を投入するために長手に沿って少なくと
も1つの開口を有し、水平に配向された円筒形状のバレ
ルと、前記バレルをその長手軸線の周りに回転させるた
めの回転駆動手段と、前記バレル内を通る工作物上へ該
バレルの壁に設けられた前記開口を通して砥粒を投げつ
けるために該バレルに近接して配置された砥粒投げつけ
手段と、工作物を前記バレル内を通して前進させるため
の手段であって、バレル内の複数の工作物をその端部と
端部を長手方向に互いに離隔させて前記装入端から出口
端へ移動させるように該バレルに係合し該バレルを長手
方向に振動させるための工作物送り手段とから成り、前
記回転駆動手段は、前記バレルの周りに円周方向に配設
され、該バレルに係合してバレルを回転させるようにな
されたリングと、該リングを回転させるように該リング
と駆動係合する、選択的に回転自在の駆動ホイールを有
する駆動モータを含むものであり、該リングは、該リン
グとバレルとの相対回転を防止し、該リングとバレルと
の軸方向の相対移動を許容する連結手段によってバレル
に連結されており、該連結手段は、前記リング及びバレ
ルのどちらか一方の一部分として設けられた複数の長手
方向のレールと、該リング及びバレルのうちの他方の一
部分として設けられた複数のローラとを含み、それらの
ローラは、該バレルの長手軸線に対してほぼ垂直をなす
回転軸線を有し、それぞれ対応する前記レールに係合し
ている清掃装置を提供しようとするものである。
【0013】
【作用及び実施例】以下、本考案一実施例の構成を図面
を参照しながら説明する。図1〜図4を参照すると、自
動車用エンジンのヘッド、マニホールド、ブロック等の
ような連続的に供給される部品をバッチ式に清掃するた
めの本考案の工作物清掃装置が示されている。清掃すべ
き部品は、便宜上ここでは「工作物」と称し、参照番号
10で示す。工作物10は、例えばウオーキングビーム
(動桁)式装入コンベヤのような自動供給手段によって
回転バレル14の開放装入端へ供給される。バレル14
は骨組状壁構造である。工作物10は空気圧作動式ピス
トン16のような押器によってバレル14の装入端へ押
入れられる。バレル14は、水平に配向されており、そ
の長手軸線の周りに回転自在である。工作物10は、バ
レル14の装入端からバレルの出口端に向かって前進す
る。バレルは、連続的に回転されるか、あるいは間欠的
に回転される。バレル14の出口端からの清掃済み工作
物は、揺動搬出コンベヤ17上へ排出され、清掃区域か
ら搬出される。
【0014】バレル14は、清掃キャビネット18内に
配設されている。清掃キャビネット18内には、また、
吹込ホイール20の形とした複数の砥粒投入手段が配設
されている。吹込ホイール20は、米国メリーランド州
ハガースタウンのパンボーン社製の市販の装置である。
第1、図4および図7から分かるように、吹込ホイール
20は、バレル14内を通る工作物10に砥粒をぶつけ
ることができるような位置に配置されている。工作物1
0はバレル14内を通る間、回転せしめられるので、工
作物のすべての表面が砥粒によって衝突される。この清
掃装置のここまでの概略的構造および作動態様は、本出
願人の前述の各米国特許、特に、米国特許第3,90
3,652号に詳細に説明されている。
【0015】図4〜図6および図8〜図10を参照する
と、バレル14およびその支持機構が詳細に示されてい
る。バレル14は、その骨組状壁構造を構成する複数の
間隔をおいて配置された案内バー22を備えている。バ
レル14の装入端は、コンベヤ12およびピストン16
に近接して配置された円筒形装入管24によって画定さ
れる。各案内バー22は、装入管24の外周面に溶接さ
れており、工作物10がバレル14の装入端を通って前
進する際にバー22の突出端によって妨害されることが
ないようになされている。取付パッド28のための支持
体を構成するために複数個のガセット26が装入管24
の外周面に溶接されている。
【0016】バレル14の出口端には円筒形搬出管30
が配設されている。各案内バー22は、搬出管30の内
周面に溶接されており、各工作物10がバレル14の出
口端へ進入する際に搬出管30の内端によって妨害され
ることがないようになされている。搬出管30は、端部
閉鎖蓋32を有し、側壁に開口34を有している。装入
管24の場合と同様に、搬出管30の外側面にも、取付
パッド28のための支持体を構成する複数個のガセット
26が取り付けられている。案内バー22を支持するた
めにバレル14の両端間の中間点付近においてフープ
(たが)36が案内バー22の外周に嵌着されている。
【0017】バレル14は、更に、その装入端および出
口端において該バレルの円周に配設されたリング40を
備えている。リング40、40はバレル14と係合し、
該リングの回転によりバレルを回転させるように構成さ
れている。各リング40は、半径方向に突出した円周フ
ランジ42を備えている。各フランジ42は、複数個の
溝付ローラ44によって転動自在に支持される。各ロー
ラ44の回転軸線は、バレル14の長手軸線に平行であ
り、キャスター46に回転自在に取り付けられている。
フランジ42とローラ44とは、リング40の軸方向の
変位を防止するためのスラスト軸受を構成する。
【0018】最上方のキャスター46は、水平フレーム
部材48に固定されており、下方の2つのキャスター4
6は、それぞれ斜行控え50に固定されている。控え5
0および水平フレーム部材48は、それぞれ一対の直立
部材52によって装置の両端に連結されている。これら
の直立部材52は、長手方向のビーム54および下方の
横断方向ビーム56によって相互に連結されている。図
1で見て装置の左側に水平配向の長方形のフレーム58
が設けられ、直立部材52に連結されている。フレーム
58は、垂直柱59によって支持されている。
【0019】本考案の清掃装置は、バレル14を回転さ
せるための駆動手段を備えている。図8〜図10を参照
して説明すると、この駆動手段は、装置の一端において
ビーム56の1つに固定された駆動モータ60を含む。
モータ60は、ベルト62を介してプーリ61を駆動
し、プーリ61は減速機63を駆動する。減速機63は
チェーン65を介してスプロケット64を駆動する。モ
ータ60は1800r.p.m.で、定格5馬力のモー
タである。減速機63は4.3:1の減速比を有するウ
インスミス社製800型モータである。スプロケット6
4はバレル14の長手軸線に平行な回転軸線を有する長
手方向の軸66に固定されている。軸66は、その両端
において控え50に固定された軸受68によって支承さ
れている。ローラ44の1つが軸66の各端に固定され
ている。ローラ44はフランジ42と係合しているの
で、駆動モータ60が付勢されてスプロケット64がチ
ェーン65によって駆動されると、軸66に取り付けら
れたローラ44がバレル14をその長手軸線の周りに回
転させる。このようにモータ60、減速機63、プーリ
61、スプロケット64およびローラ44が協同してバ
レル14をどちらかの方向に連続的に、あるいは順逆交
互に揺動または振動する態様で最高45r.p.m.ま
での回転速度で回転させる。
【0020】所望ならば、ローラチェーン(図示されて
いない)を一方のリング40の周りに配設し、スプロケ
ット(図示されていない)をローラ40の1つに近接し
て配置し、当業者に周知の態様でチェーンとスプロケッ
トが協同して確実駆動を行うようにしてもよい。あるい
は、また、バレル14を回転させるための手段として前
記米国特許第3,903,652号に開示されているよ
うな他の手段を用いることもできる。また、図8〜図1
0に示された各部品は、バレル14に対し、図示のもの
とは異なる態様に配置することができる。例えば、図3
に示される変型実施例においては、バレル14の回転駆
動手段の各構成部分が、図8で見て右側にではなく、バ
レル14の左側に垂直に配置されている。
【0021】この清掃装置は、また、工作物10をバレ
ル14を通して前進させるための送り手段を備えてい
る。送り手段は端部閉鎖蓋32の中心部に固定された軸
受70と、該軸受に取り付けられたUリンク72と、バ
レル14の出口端近くに配置され、フレーム58によっ
て支持された振動作動器74を含む。作動器74は、ピ
ン78によってUリンク72に連結された引張ロッド7
6を備えている。ロッド76は、モータ(図示されてい
ない)によって駆動される振動クランク80に連結され
ている。軸受70、Uリンク72およびピン78は、バ
レル14と作動器74とを相対的に回転自在に連結する
連結手段を構成し、従って、作動器74を回転させず
に、静止させたままでバレル14を回転させることがで
きる。作動器74は、単一平面内での振動運動を与える
ための任意の装置であってよく、例えば米国イリノイ州
シカゴのグッドマン・イクイップメント・コーポレーシ
ョン社製の平面ストローク型振動コンベヤ用駆動機マー
クII型(毎分77ストローク)を作動器74として使用
することができる。作動器74は、バレル14に比較的
高速度の前方スラスト(図1、図4で見て右方へのスラ
スト)を与え、比較的低速度の戻りストローク(図1、
図4で見て左方へのストローク)を与える。バレル14
のこのような運動即ち振動または揺動により工作物10
はバレル14内を円滑に、かつ、着実に進められる。
【0022】バレル14内を通る工作物10の前進速度
を制御するために、作動器74の作動を制御する必要が
ある。これは、当業者に周知の、いろいろな手法によっ
て行うことができる。例えば、この目的のためにクラン
ク80を駆動する手段として空気圧モータまたは液圧モ
ータを使用し、該モータを所望の時間間隔で作動させる
ことによって工作物の前進速度を選定することができ
る。クランク80の駆動手段として電気モータを用いる
場合は、電気モータとクランク80との間にクラッチを
介設し、クラッチを適当に操作することによって、電気
モータを連続的に作動させたままで工作物の前進速度を
所望の速度に選定することができる。
【0023】この清掃装置は、またリング40とバレル
14との相対回転を防止し、かつ、リング40とバレル
14との間の相対軸方向移動を許容する連結手段を備え
ている。この連結手段は、リング40の内周面に固定さ
れた複数のレール82と、取付パッド28に固定された
複数のキャスター84によって回転自在に支持された溝
付ローラ86によって構成されている。ローラ86の回
転軸線は、バレル14の長手軸線に直交している。各ロ
ーラ86は、それぞれ対応するレール82に転動自在に
係合している。図4および図6から分かるように、レー
ル82の軸方向の長さはバレル14の一定限度の軸方向
変位を許容するように定められている。図4、図6は、
バレル14が最右方位置にあるところを示す。バレル1
4の最左方位置は、ローラ86の点線位置によって示さ
れている。
【0024】作動器74は工作物10をバレル14を通
して反対方向に、即ち、図1、図4で見て左から右へ進
めるように作動させることもできる。その場合、搬出管
30が装入管となり、装入管24が搬出管となる。バレ
ルの回転は、開口34を通して管30内へ送る工作物1
0の装入操作に合わせて行わねばならない。また、各案
内バー22は、管30の外周に、そして管24の内周に
固定し、バレル14を通る工作物10の進行を妨害しな
いように構成しなければならない。この変型実施例は、
作動器74の高速度ストロークのときバレル14を長手
方向に圧縮状態にするという利点を有するが、バレル1
4内への工作物10の装入操作を管30の回転操作と調
和させねばならないという欠点がある。先に述べた実施
例では、工作物10は、バレル14がどのような回転位
置であっても管24内へ装入することができる。また、
工作物は、搬出管30の側壁開口34が下向きになるた
びに該搬出管から排出される。
【0025】図11を参照すると、3種類の異なる寸法
の工作物10A、10B、10Cがバレル14内に装入
されているところが示されている。工作物10A、10
Bは比較的小さい自動車用エンジンブロックであり、工
作物10Cは比較的大きいV−8型自動車用エンジンブ
ロックである。これらの工作物10A、10B、10C
は、いずれも、バレル14内に緩く収容されている。工
作物10A、10B、10Cは、バレル14内を通る
間、激しく転動される。バレル14が振動されること
と、工作物10(10A、10B、10C)が互いに間
隔をおいて装入されること(間隔はピストン16を適当
に操作することによって制御される)とにより工作物1
0A、10B、10Cは、斜めに進んだり、あるいは他
の工作物を抜いて先に進んだら、他の工作物によって抜
かれたりすることなどによってバレル14内で詰まりを
生じることがない。このバレル14は工作物10A、1
0B、10Cの形状に密に合致する形状とする必要がな
いので、いろいろな異なる寸法の工作物を処理すること
ができるばかりでなく、所望ならば、いろいろな異なる
寸法の工作物を混ぜこぜにして処理することもできる。
【0026】図12を参照すると、案内バー22の本数
が多く、比較的小さい工作物10Dを処理するバレル1
4が示されている。各工作物10Dは、バレル14内に
緩く装入されている。従って、図12に例示された形態
のバレル14は、実際上、バレル型タンブラー(転動バ
レル)を構成する。工作物は、案内バー22の間の開口
を通して投入される砥粒(研磨材)によって清掃される
だけでなく、バレル内を通る間、回転転動され、工作物
同志および砥粒との相互作用によっても清掃される。図
12に示されたバレル形態は、その案内バー22の間の
比較的小さい開口を通して砥粒を吹き込むのにより大き
い馬力を必要とする欠点があるが、多量の小さい工作物
を清掃することができるという融通性がある種の用途に
おいては有利な条件となる。ここで、「砥粒」または
「研磨材」とは工作物の表面に衝突して工作物に付着し
ている鋳物砂等を剥ぎ落とす作用をする粒子のことをい
う。
【0027】図13を参照すると、工作物送り(押し進
め)機構の変型実施例が示されている。この実施例では
搬出管30の外端近くにリング90が固設されている。
リング90は周溝92を有している。作動器74は溝9
2内に嵌められたローラ94を介してリング90に連結
されている。ローラ94はリング90と作動器74との
間に相対回転自在の連結を設定するので、作動器74を
静止させた状態でバレル14だけを回転させることがで
きる。この構成の利点の1つは、作動器74をバレル1
4の長手軸線に整列させる必要がないので、装置全体の
長さを短くすることができることである。
【0028】図14を参照すると、工作物送り機構の更
に別の実施例が示されている。この実施例では、支持フ
レームを含む清掃装置全体が振動コンベヤ100(前後
に揺動即ち振動するコンベヤ)の上に載置されており、
バレル14およびその回転機構全体が振動されるように
なされている。この目的のための振動コンベヤとして
は、例えば、米国イリノイ州シカゴのグッドマン・イク
イップメント・コーポレーション社製のH−20型コン
ベヤ(毎分70ストローク)が挙げられる。この実施例
では、清掃装置全体が振動されるので、先の実施例にお
けるようにレール82、キャスター84、ローラ86等
を設ける必要がなく、バレル14をローラ44およびキ
ャスター46によってリング40に直接固定すればよ
い。この構成はバレル14の装入端または出口端を作動
器74で塞ぐことに随伴する難点を回避するが、大きな
重量の装置を振動させなければならないという欠点を有
する。
【0029】図15〜図18を参照すると、本発明の別
の実施例が示されている。この実施例ではバレル14に
代えてバレル110が設けられている。バレル110は
バレル14の場合と同様に水平に配向される。バレル1
10は、底壁114と、側壁116と、中間壁117
と、上方レール118とによって構成されるトラフ状の
本体部分112を有する。本体部分112を密に囲むよ
うにしてシールド(防護囲い体)119が配設され、そ
の両端を清掃キャビネット18に固定している。シール
ド119はその頂部に1つの開口120を有し、その底
部に沿って複数の開口121を有している。所望なら
ば、シールド119は、頂部開口と底部開口を画定する
2つの部片によって形成してもよい。2つの底壁114
は、角度A(図示の実施例では約130゜)をなして互
いに配置されている。側壁116は、バレル110が図
16に示される中立位置にある状態ではほぼ垂直であ
る。バレル110は、その長手軸線B(図16)の周り
に揺動(順逆交互回転)されるようになされている。バ
レル110は、バレル14の場合と同様に、装入端に配
置された装入管24と、出口端に配置された搬出管30
を備えている。第1実施例のカセット26、取付パッド
28、リング40等の部品は、この実施例にも設けられ
ている。
【0030】バレル110には停止機構122が設けら
れる。停止機構122は、バレルの長手軸線Bの下方に
配置されたほぼ垂直の支柱124を有している。支柱1
24は、プレート128に固設されたピントル(軸ピ
ン)126を介してビーム56(図15)の1つに枢動
自在に取り付けられている。支柱124の上端には、上
方突出部分130が設けられている。この突出部分13
0と円周方向に整列するように管30の外周面に、ボス
132、134が突設されている。ボス132と134
は互いに角度C(図示の実施例では約120゜)だけ離
隔している。停止機構122は、又、それぞれ一端を支
柱124に枢着され、他端をパッド140に枢着された
液圧式衝撃吸収器136、138を備えている。各パッ
ド140はそれぞれ対応する垂直部材52に固定され
る。一対のリミットスイッチ142、144がそれぞれ
対応する控え50に固定されており、リミットスイッチ
のローラ付アーム146が支柱124に接触するように
なされている。リミットスイッチ142、144は、駆
動モータ60(図8)に接続され、該モータの回転方向
を制御するようになされている。
【0031】図17から分かるように、バレル110が
反時計回りの終端にまで揺動するとボス132が突出部
分130に衝接する。それによって衝撃吸収器136が
伸張され、衝撃吸収器138が圧縮され、リミットスイ
ッチ144が作動される。衝撃吸収器138は、バレル
110を急激に減速して完全に停止させる。リミットス
イッチ144が作動されると、モータ60がその回転方
向を逆転させる。
【0032】図18を参照して説明すると、バレル11
0が時計回りの終端にまで揺動すると、ボス134が突
出部分130に衝接する。それにより衝撃吸収器138
が伸張され、衝撃吸収器136が圧縮され、リミットス
イッチ142が作動される。衝撃吸収器136は、バレ
ル110を急激に減速して完全に停止させる。リミット
スイッチ142が作動されると、モータ60の回転方向
が逆転される。
【0033】バレル110は、又、その時計回り終端及
び反時計回り終端の手前にまでプログラムされた態様で
揺動させることもできる。例えばリミットスイッチ14
2、144または他のリミットスイッチ(図示されてい
ない)を用いてバレル110を時計回り終端にまで揺動
させ、次いで反時計回り終端の約60゜手前の位置にま
で、次いで時計回り終端の約60゜手前の位置にまで、
次いで反時計回り終端にまで揺動させ、このサイクルを
繰り返すようにすることができる。異なる種類の工作物
に対して適する異なる清掃効果を得るために必要に応じ
て他のいろいろな揺動プログラムを用いることができ
る。
【0034】バレル110を揺動させる手段としては、
先に述べたモータ60およびそれに関連する機構を初
め、他のいろいろな技法を用いることができることは当
業者には明かであろう。例えば、先に述べたチェーンお
よびスプロケット機構のための原動力としてモータ60
の代わりに空気圧モータ(図示されていない)を用いる
ことができる。空気圧モータを使用した場合、バレルが
時計回り終端および反時計回り終端に達したとき空気圧
モータを停止してその回転方向を逆転させることができ
る。また、バレル110を揺動させるための特に強力な
駆動手段としては例えば、前記米国特許第3,903,
652号に記載されているような液圧式回転モータ(図
示されていない)を用いることもできる。
【0035】以上の説明から明らかなように、本考案
は、工作物を、その両端部を含めて清掃するための効率
的な装置を提供する。コンベヤ12およびピストン16
を適正に制御することによって、工作物10を一定の間
隔でバレル14内へ装入し、各工作物がバレル14内を
通って前進する間、隣接する工作物間に所定の間隔が維
持されるようにすることができる。従って、隣接する工
作物の端部と端部が重なることがないので工作物の端部
まで効果的に清掃することができる。前記米国特許第
3,626,641号および米国特許第3,748,7
87号に記載されているような、工作物に係合して前進
させる送り機構が省除されたので、そのような機構に随
伴する作動の信頼性の問題も排除された。しかも、高い
処理速度が達成される。また、工作物送り機構は振動に
よるものであるから、工作物がバレル14内で詰まりを
生じる可能性が少ない。しかも、各案内バー22の間隔
を調節する必要なしに、あるいは、全体的に異なる寸法
のバレルを別途に用意する必要なしに、バレル14は広
範囲の寸法の工作物を受容することができる。
【0036】バレル110を用いた場合は停止機構12
2を備えているので、バレル110を非常に短い時間間
隔で揺動させ、完全に停止させることができる。しか
も、この迅速な揺動は、単一列の工作物を工作物間に所
望の間隔をおいてバレル110内を通して前進させなが
ら、あるいはバレル110をバレル型タンブラーとして
作動させながら、達成することができる。工作物10
は、バレル110内を通る間、バレルがその時計回り又
は反時計回り終端に近づくと持ち上げられ、次いでバレ
ルの他方の側に向かって落下し、落下しながら転動す
る。バレル110がその時計回り又は反時計回り終端に
近づくか到達したとき、たとえ工作物がバレル110か
らレール118を越えて投げ出されることがあったとし
ても、シールド119が投げ出された工作物を捕捉し
て、バレル110の戻り揺動の際にバレル内へ落下させ
る。シールド119の底部開口121は、こぼれた砥粒
または屑片をシールド119から排出し、再循環させる
か、あるいは処分することを可能にする。送り機構によ
って付与される揺動運動は、工作物の前進速度を必要に
応じて変更することを可能にする。バレル110がバレ
ルタンブラーとして作動される場合、バレル110の床
(工作物保持部)の深さが浅いので清掃速度が増大され
る。なぜなら、工作物が他の工作物の下に埋もれること
が殆ど、あるいは全くなく、従って、上から吹き込まれ
る砥粒から遮蔽されることがないからである。更に、砥
粒の吹き付けには、途中でバレル110またはシールド
119のどの部分にも衝突することなく直接工作物上に
向けられるからである。
【0037】
【考案の効果】以上の説明により明らかなように、本考
案によれば、工作物を前進させるために工作物に直接係
合する送り機構を設ける必要がないので、処理能力に大
きな融通性があり、所望ならば、毎時800〜1200
個の処理速度を維持することができる。更に、工作物係
合機構を排除したことにより製造コストも、メンテナン
スの問題も回避される。しかも、工作物送り機構は振動
作用によるものであるから、バレル内での工作物の詰ま
りを回避する。従って、バレルはいろいろな異なる寸法
の工作物を処理する上で、より大きな融通性を有するこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の工作物清掃装置の側立面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
【図3】図1の装置の端面図である。
【図4】図1に示されたバレルの拡大側立面図である。
【図5】図1に示された装置の一部分の拡大端面図であ
る。
【図6】バレル及びその支持機構を示す図4の一部拡大
図である。
【図7】図4の線7−7に沿って見た断面図である。
【図8】図4の線8−8に沿って見た断面図である。
【図9】図8の装置の上から見た平面図である。
【図10】図5の線10−10に沿って見た図である。
【図11】バレル内に装入された異なる寸法の3つの工
作物を示す概略図である。
【図12】バレル内に装入された小寸法の工作物の概略
図である。
【図13】工作物送り機構の変型実施例の側立面図であ
る。
【図14】工作物送り機構の変型実施例の側立面図であ
る。
【図15】バレルの変型実施例の側立面図である。
【図16】図15の線16−16に沿って見た断面図で
ある。
【図17】図15のバレルの反時計回り終端位置を示す
断面図である。
【図18】図15のバレルの時計回り終端位置を示す断
面図である。
【符号の説明】
14 バレル 20 砥粒投入手段 22 案内バー 24 装入管 30 搬出管 32 端部閉鎖蓋 34 側部開口 40 リング 42 円周フランジ 44 溝付ローラ 60 モータ 64 スプロケット 66 軸 70 軸受 72 Uリンク 74 振動作動器 82 レール 86 溝付ローラ 90 リング 92 周溝 94 ローラ 100 振動コンベヤ 110 バレル 112 トラフ状本体部分 114 底壁 116 側壁 117 中間壁 118 レール 119 シールド 120 開口 121 開口 122 停止機構 132 ボス 134 ボス 136 衝撃吸収器 138 衝撃吸収器

Claims (16)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥粒を衝突させることによって工作物を
    清掃するための清掃装置において、 工作物を装入するための装入端と、複数の工作物をそれ
    らの端部と端部を互いに長手方向に離隔させ独立して搬
    出するための出口端を画定するように両端が開放してお
    り、かつ、砥粒を投入するために長手に沿って少なくと
    も1つの開口を有し、水平に配向された円筒形状のバレ
    ル(14)と、 前記バレルをその長手軸線の周りに回転させるための回
    転駆動手段(40、42、44、60、64、66)
    と、 前記バレル内を通る工作物上へ該バレルの壁に設けられ
    た前記開口を通して砥粒を投げつけるために該バレルに
    近接して配置された砥粒投げつけ手段(20)と、 工作物を前記バレル内を通して前進させるための手段で
    あって、バレル内の複数の工作物をその端部と端部を長
    手方向に互いに離隔させて前記装入端から出口端へ移動
    させるように該バレルに係合し該バレルを長手方向に振
    動させるための工作物送り手段とから成り、 前記回転駆動手段(40、42、44、60、64、6
    6)は、前記バレルの周りに円周方向に配設され、該バ
    レルに係合してバレルを回転させるようになされたリン
    グ(40)と、該リングを回転させるように該リングと
    駆動係合する、選択的に回転自在の駆動ホイール(6
    4)を有する駆動モータ(60)を含むものであり、該
    リングは、該リングとバレルとの相対回転を防止し、該
    リングとバレルとの軸方向の相対移動を許容する連結手
    段(82、84)によってバレルに連結されており、該
    連結手段(82、84)は、前記リング及びバレルのど
    ちらか一方の一部分として設けられた複数の長手方向の
    レール(82)と、該リング及びバレルのうちの他方の
    一部分として設けられた複数のローラ(86)とを含
    み、それらのローラは、該バレルの長手軸線に対してほ
    ぼ垂直をなす回転軸線を有し、それぞれ対応する前記レ
    ールに係合していることを特徴とする清掃装置。
  2. 【請求項2】 前記レール(82)は、前記リング(4
    0)の内周面に配設されており、前記ローラ(86)
    は、前記バレル(14)の外周面に配設されている特許
    請求の範囲第1項記載の清掃装置。
  3. 【請求項3】 前記回転駆動手段(40、42、44、
    60、64、66)は、前記リング(40)の軸方向の
    移動を防止し、回転運動を許容するための手段(42、
    44)を含むものである特許請求の範囲第1項記載の清
    掃装置。
  4. 【請求項4】 前記リング(40)の軸方向の移動を防
    止し、回転運動を許容するための前記手段(42、4
    4)は、前記バレル(14)の円周の周りに配設され、
    バレルの長手軸線にほぼ並行な軸線の周りに回転自在の
    複数の溝付ローラ(44)と、該リングから半径方向外
    方に突設され、該溝付ローラに係合するようになされた
    フランジ(42)とから成るものである特許請求の範囲
    第3項記載の清掃装置。
  5. 【請求項5】 前記工作物送り手段は、前記バレル(1
    4)の一端から延設され、工作物を通すことができる開
    口を有する管(30)と、該管を前記バレルの長手軸線
    に並行な軸線に沿って前後に振動させるための作動器
    (74)と、該管と作動器とを相対回転を許容する態様
    で連結する連結手段(70、72)を含むものである特
    許請求の範囲第1項記載の清掃装置。
  6. 【請求項6】 前記管(30)は、前記バレル(14)
    の出口端に配置されている特許請求の範囲第5項記載の
    清掃装置。
  7. 【請求項7】 前記管(30)の端部は閉鎖(32)さ
    れており、該管は工作物を通すための側部開口(34)
    を有しており、該管と作動器との前記連結手段(70、
    72)は、該管の閉鎖端に連結された軸受(70)と、
    該軸受から延設されたUリンク(72)とから成るもの
    である特許請求の範囲第5項記載の清掃装置。
  8. 【請求項8】 前記バレル(110)は、トラフ状であ
    って、その頂部に開口(120)を有しており、約13
    0゜の角度で拡開した底壁(114)と、該バレルが中
    立位置にある状態ではほぼ垂直に延長している側壁(1
    16)を備えている特許請求の範囲第1項記載の清掃装
    置。
  9. 【請求項9】 前記バレル(110)は、前記底壁と側
    壁とを連結する中間壁(117)と、該側壁の上縁に沿
    って配設されたレール(118)を備えている特許請求
    の範囲第8項記載の清掃装置。
  10. 【請求項10】前記バレル(110)の回転運動を時計
    回りと反時計回りの交互揺動に制限するための停止手段
    (122)を備えた特許請求の範囲第8項記載の清掃装
    置。
  11. 【請求項11】前記停止手段(122)は、前記バレル
    から外方に突設された複数個のボス(132、134)
    と、該ボスに係合する衝撃吸収器(136、138)を
    含むものである特許請求の範囲第10項記載の清掃装
    置。
  12. 【請求項12】前記ボスと衝撃吸収器とは、前記バレル
    (110)を約120゜の円弧に亙って揺動させるよう
    に相互に配置されている特許請求の範囲第11項記載の
    清掃装置。
  13. 【請求項13】前記バレル(110)の周りに、該バレ
    ルの上縁を越えてこぼれ落ちる工作物を捕捉するように
    なされたシールド(119)が配設されている特許請求
    の範囲第10項記載の清掃装置。
  14. 【請求項14】前記工作物送り手段は、前記バレル(1
    4)の一端に連結されたリング(90)と、該リングを
    該バレルの長手軸線に並行な軸線に沿って前後に振動さ
    せるための作動器(74)と、該リングと作動器とを相
    対回転を許容する態様で連結する連結手段(92、9
    4)を含むものである特許請求の範囲第1項記載の清掃
    装置。
  15. 【請求項15】前記リング(90)は、前記バレル(1
    4)の出口端に配置されている特許請求の範囲第14項
    記載の清掃装置。
  16. 【請求項16】前記工作物送り手段は、前記バレル(1
    4)の下方に配置され、該バレルを支持する振動コンベ
    ヤ(100)と、該振動コンベヤを該バレルの長手軸線
    に並行な軸線に沿って振動させるための作動器を含むも
    のである特許請求の範囲第1項記載の清掃装置。
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