JPH07319364A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH07319364A
JPH07319364A JP6105663A JP10566394A JPH07319364A JP H07319364 A JPH07319364 A JP H07319364A JP 6105663 A JP6105663 A JP 6105663A JP 10566394 A JP10566394 A JP 10566394A JP H07319364 A JPH07319364 A JP H07319364A
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JP
Japan
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image forming
process cartridge
toner
developing device
forming apparatus
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Application number
JP6105663A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスカートリッジやそれに装着される各
現像器の着脱及び該現像器へのトナー供給の禁止と解除
手段を確立し、現像器の着脱やトナー補給時の取り扱い
が正しく容易に行えるようにし、トナー汚れやトラブル
の起こる事のない安定して使い易い高画質が得られるカ
ラー画像形成装置を提供する。 【構成】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを有す
るプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカラー
画像形成装置において、該画像形成装置に該プロセスカ
ートリッジが装着状態においては、現像器が着脱可能で
あり、該画像形成装置に該プロセスカートリッジが非装
着状態においても、現像器が着脱可能ではあるが両状態
において脱装した現像器へのトナー補給不可としたこと
等の禁止手段及び解除手段を装備したことを特徴とする
11種類のタイプのカラー画像形成装置によって構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は像形成体の周面に複数の
現像器を配設する画像形成装置、特にカラー画像形成装
置に関するものであり、更に詳しくは現像器の交換及び
トナー補給手段に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー画像形成装置においては、複数色
のトナー像形成が行われることから、像形成体周縁部に
それぞれ複数個の現像器とそれ等の各現像器に対して、
トナーを供給する複数個のトナー収納容器(トナー供給
部)が内蔵される。
【0003】一方、現像器群はメンテナンスの頻度が高
いことから、像形成体やクリーニング装置と共にプロセ
スカートリッジの着脱の都度、現像器とトナー収納容器
との接続と接続解除が行われている。
【0004】このように現像器とトナー収納容器(トナ
ー供給部)との接続部分は、トナー洩れ防止のために構
造が複雑になっていて取扱いが面倒であり、また接続を
解除する場合に僅かながらもトナー洩れが生ずるのを避
けることが出来ないため、長期間の間には装置内部がト
ナーによって汚れて画像や装置を損なうこともあり得
る。
【0005】この問題に対処する手段として、トナー収
納容器(トナー供給部)を現像器と一体とした上でカー
トリッジ内に収める構成がとられる。この構成ではカラ
ー画像形成装置では現像器が3〜4基必要となりカート
リッジが大型化し、重量もかなり重くなり着脱時に幾分
操作しにくくなることはあるがトナー洩れによる機内汚
染が無く良好になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】現像器とトナー供給部
(トナーホッパー)を一体化することによりトナーこぼ
れは無くなり、好都合ではあるが、各現像器にトナーを
補給するときプロセスカートリッジから対象の現像器を
抜き出して行うと、現像器を落下させて破損して正規の
耐用時間がくる前に使えなくしてしまったり現像器とし
ての性能を低下してしまい、更にトナーを周辺にまきち
らしてしまうことが起こる。
【0007】本発明は、現像器にトナー補給時期がきて
トナー補給をしなければならなくなったとき、該現像器
を本体またはプロセスカートリッジから不用意に脱装す
るのを防止し、現像器には装着時と脱装時にはそれぞれ
機能差を持たせ、現像器を装着したままでトナー補給可
能状態にし、現像器が破損したり、トナーが周辺にこぼ
れることがなく容易に確実に安心してトナー補給が行え
るようにし、反対に、現像器を本体又はプロセスカート
リッジから脱装した状態ではトナー補給を不可能にした
カラー画像形成装置を提供することを課題目的にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、次に技術手
段(1)〜(11)項の何れか1項によって達成される。
【0009】(1)少なくとも複数の現像器と像形成体
とを有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられ
たカラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プ
ロセスカートリッジが装着状態においては、現像器が着
脱可能であり、該画像形成装置に該プロセスカートリッ
ジが非装着状態においても、現像器が着脱可能ではある
が両状態において脱装した現像器へのトナー補給不可と
したことを特徴とするカラー画像形成装置。
【0010】(2)少なくとも複数の現像器と像形成体
とを有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられ
たカラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プ
ロセスカートリッジが装着状態においては、現像器が脱
装不可であるが、装着されている現像器へのトナー補給
を可能とし、該画像形成装置に該プロセスカートリッジ
が非装着状態においては、該プロセスカートリッジへ現
像器が着脱可能であることを特徴とするカラー画像形成
装置。
【0011】(3)前記脱装した現像器へはトナー補給
を不可としたことを特徴とする(2)項に記載のカラー
画像形成装置。
【0012】(4)少なくとも複数の現像器と像形成体
とを有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられ
たカラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プ
ロセスカートリッジが装着状態においては、現像器が着
脱可能であるが、該画像形成装置に該プロセスカートリ
ッジが非装着状態においては、現像器が脱装不可である
ことを特徴とするカラー画像形成装置。
【0013】(5)前記プロセスカートリッジが装着状
態において前記脱装した現像器へのトナー補給を不可と
したことを特徴とする(4)項に記載のカラー画像形成
装置。
【0014】(6)少なくとも複数の現像器と像形成体
とを有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられ
たカラー画像形成装置において、該画像形成装置から前
記プロセスカートリッジが脱装していて非装着状態にあ
るとき、前記プロセスカートリッジに前記現像器が装着
状態においては、前記現像器へのトナー補給を可能と
し、前記プロセスカートリッジに前記現像器が非装着
(脱装)状態においては、前記現像器へのトナー補給を
禁止する手段を有することを特徴とするカラー画像形成
装置。
【0015】(7)前記トナー補給を禁止、可能とする
手段は、トナー補給口の固定と開放を行う手段であるこ
とを特徴とする(6)項に記載のカラー画像形成装置。
【0016】(8)前記トナー補給を禁止、可能とする
手段は、現像器の固定により禁止、移動により可能とす
る手段であることを特徴とする(6)項に記載のカラー
画像形成装置。
【0017】(9)少なくとも複数の現像器と像形成体
とを有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられ
たカラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プ
ロセスカートリッジが装着状態においては、前記現像器
へのトナー補給を可能とし、該画像形成装置に該プロセ
スカートリッジが非装着状態においては、前記現像器へ
のトナー補給を禁止する手段を有することを特徴とする
カラー画像形成装置。
【0018】(10)前記トナー補給を禁止、可能とする
手段は、トナー補給口の固定、開放を行う手段であるこ
とを特徴とする(9)項に記載のカラー画像形成装置。
【0019】(11)前記トナー補給の禁止、可能とする
手段は、現像器の固定により禁止、移動により可能とす
る手段であることを特徴とする(9)項に記載のカラー
画像形成装置。
【0020】
【実施例】本発明の実施例をその作用と共に図を用いて
説明する。
【0021】図1は本発明のカラー画像形成装置の本体
10の一実施例の全体の概要を示したものである。
【0022】図において100は像形成体である感光体ド
ラムで、OPC感光体をドラム状基体上に塗布したもの
で基体は接地されて時計方向に駆動回転される。112は
帯電器で、感光体ドラム100の周面に配置され、この帯
電器112による帯電に先だって、前プリントまでの感光
体の履歴をなくすために発光ダイオード等を用いたPC
L111による露光を行って感光体周面の除電をしておく
ようにしてある。
【0023】感光体への一様帯電ののち像露光手段113
により画像信号に基づいた像露光が行われる。像露光手
段113は図示しないレーザダイオードを発光光源とし回
転するポリゴンミラー1131、fθレンズ等を経て反射ミ
ラー1132により光路を曲げられ走査がなされるもので、
感光体ドラム100の回転(副走査)によって潜像が形成
される。本実施例ではトナー付着部に対応した像露光を
行ない、反転潜像を形成するようにしてある。
【0024】感光体ドラム100周縁にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒色(K)等
のトナーとキャリアとから成る現像剤をそれぞれ内蔵し
た現像器201,202,203,204が設けられていて、先ず1
色目の現像がマグネットを内蔵し現像剤を保持して回転
する現像スリーブ206によって行われる。現像剤はフェ
ライトをコアとしてそのまわりに絶縁性樹脂をコーティ
ングしたキャリアと、ポリエステルを主材料として色に
応じた顔料と荷電制御剤、シリカ、酸化チタン等を加え
たトナーとからなるもので、現像剤は穂切り規制板によ
って現像スリーブ206上の層厚を規制されて現像域へと
搬送される。
【0025】現像域における現像スリーブ206と感光体
ドラム100との間隙は層厚(現像剤の)よりも大きい間
隙DSDとして、この間にバイアスが印加される。このバ
イアス電圧によってキャリアから離脱するきっかけを与
えられたトナーにより、光除電された部分の顕像化(反
転現像)が行われる。
【0026】1色目の顕像化が終った後2色目の画像形
成行程にはいり、再びスコロトロン帯電器112による一
様帯電が行われ、2色目の画像データによる潜像が像露
光手段113によって形成される。このとき1色目の画像
形成行程で行われたPCL111による除電は、1色目の
画像部に付着したトナーがまわりの電位の急激な低下に
より飛び散るため行わない。
【0027】再び感光体ドラム100の周面に対し、像露
光によって光除電が行われた部分のうち、1色目の画像
のない部分に対しては1色目と同様の潜像がつくられ現
像が行われるが、1色目の画像がある部分に対し再び現
像を行う部分では、1色目の付着したトナーにより遮光
とトナー自身のもつ電荷によって電位が少し残った潜像
が形成され、バイアスの電位差に応じた現像が行われ
る。
【0028】3色目、4色目についても2色目と同様の
画像形成行程が行われ、感光体ドラム100の周面上には
4色のトナー像が形成される。
【0029】一方、給紙カセット121より給紙機構122に
よって給送された記録紙Pは、転写ベルト131を張架し
た転写ベルト装置130によって転写域へと給送され、感
光体ドラム100の周面上の多色像が一括して記録紙P上
に移される。
【0030】転写ベルト131はウレタンゴムの基体の外
側FLC層を形成した106〜1014Ω・cmの抵抗を持つ厚
さ0.4〜1.0mmの無端状のゴムベルトである。この転写ベ
ルト131は保持ローラ132,133の間に張架されている。
記録紙Pは感光体ドラム100と転写ベルト131とで形成さ
れるニップ部(転写域)に進入し、転写ベルト131の裏
面よりコロナ放電器を使った転写器136により転写電界
が付与され、記録紙P上に多色像が転移する。
【0031】感光体ドラム100より分離した記録紙P
は、転写ベルト131を張架する下流側の保持ローラ133の
軸に対向して設けた電極133bのACコロナ放電による
除電を受けながら転写ベルト131から分離する。この転
写ベルト装置130の転写ベルト131は多色像形成中は下流
側の保持ローラ133の軸133aを回動中心として感光体ド
ラム100より離間されている。
【0032】転写ベルト装置130から分離した多色像を
保持した記録紙Pは、少なくとも一方のローラ内部にヒ
ータを有する2本の圧着ローラからなる定着器123へと
搬送され、圧着ローラ間で熱と圧力を加えられることに
より付着トナーは溶融し、記録紙P上に固定されたの
ち、装置外へ排出される。
【0033】転写後の感光体ドラム100の周面上に残っ
た残留トナーはACコロナ放電器を用いた除電器115に
より除電を受けたのち、クリーニング部116にいたり感
光体に当接したゴム材から成るクリーニングブレード11
6aによってクリーニング部116の廃トナーボックス内に
掻き落とされ、スクリュ等により排出あるいは貯留され
る。
【0034】尚、転写ベルト装置130の下部にもその下
部にトナー受けパン138が設けられ、転写ベルト131との
下部に接触するように設けられたクリーニングブレード
139によってかき落されたこぼれトナーを該パン138に受
けるようにしてある。
【0035】クリーニング部116によって残留トナーを
除去された感光体ドラム100はPCL111による露光を受
けたのちスコロトロン帯電器112によって一様帯電を受
け、次の画像形成サイクルにはいる。多色像形成中はク
リーニングブレード116aは感光体表面から離間され、
除電器によるAC除電はOFF状態に保たれる。
【0036】次に本発明の特許請求の範囲の各請求項に
基づく実施例について具体的に図を用いて説明する。先
ず請求項1の実施例を図1,図2を用いて説明する。
【0037】前記感光体ドラム100と、そのまわりに配
列された帯電器112とY,M,C,黒の各トナー供給部2
01A,202A,203A,204Aをもった各現像器201,20
2,203,204と除電器115とクリーニングブレード116a
を包含したクリーナ116とPCL除電器111等はプロセス
カートリッジ2001として一体化されており、運転可能時
には図1の状態に本体10に装着されている。そしてこの
プロセスカートリッジ2001は必要なときはこのカラー画
像形成装置の本体10から引き出すことが可能にしてあ
る。即ち、故障時に装置内部を点検して復帰させたり清
掃したり或いはトナー補給を行ったりすることが必要に
なることがある。
【0038】ここで、清掃や故障点検やその復帰作業に
ついては、Y,M,C,黒の現像器201,202,203,204
を一体にしたプロセスカートリッジ2001ごと本体から取
り出して中を空にしてその処置作業がやり易いようにし
てある。
【0039】以上本発明のカラー画像形成装置の機能の
概略について説明したが以下各請求項毎に図を用いて説
明する。
【0040】請求項1の発明はプロセスカートリッジ20
01が本体10に対して装着されているとき、該カートリッ
ジ2001の各現像器は装着も脱装も可能であるが、トナー
補給は当該の現像器を脱装したままでは不可能としたも
のであり、また、プロセスカートリッジ2001を本体10か
ら脱装した状態でも各現像器201〜204の該カートリッジ
2001への装着も脱装も可能にしてあるが、脱装したまま
トナー補給は不可能にしたものである。
【0041】これは図2のプロセスカートリッジ本体に
装着されている状態の斜視図、図3の部分水平断面図に
示すように、現像器201〜204の中の所要の特定現像器例
えばマゼンタM用の現像器202にトナー補給をするとき
は、プロセスカートリッジ2001から自動または手動の何
れかによって一定距離現像器202を引き出し、トナー補
給口202Bにある蓋251を把手251Aを持って90°回転さ
せて開くことによってなされる。
【0042】そのとき該蓋251に一体に取り付けられて
いるレバー253はロック手段290のロック部材296の傾斜
面296Aに当たりながら該部材296を押し込みながら蓋25
1が開くと共に該ロック部材296は元の状態に戻ってい
る。トナー補給が終了したときは蓋251は閉められ、そ
のとき同時にレバー253は元に戻されることになるが、
レバー253の上面はロック部材296の他の傾斜面296Bに
当たりながら該ロック部材296を押し込みながら原位置
に戻りロック部材296も原位置に押し出される。押し出
されたロック部材296の先端はプロセスカートリッジ200
1の内壁に当たってそれ以上飛び出さないようになって
いるため、トナー補給位置に現像器を引き出したとき
は、蓋251が、該ロック部材296を押し込みながら開閉自
在に作動させることが可能になる。
【0043】ところが、該現像器を図示はしてないが、
例えばクリックストッパを乗り越えさせて現像器の装着
状態を解除させて更に外へ引き出したときは、当然蓋25
1を開けようとしても不可能になる。
【0044】それは、今までロック部材296の先端がプ
ロセスカートリッジ2001の内壁に当たって飛び出さない
状態にしてあったのに対し、現像器が脱装することによ
り飛び出しが自由になり、所定量の飛び出しがなされ、
傾斜面でない面が(後述する296Dで表される)が出て
きてレバー253に当たるようになり、レバー253はロック
部材296にロックされ回動不能になりレバー253と一体の
蓋251の開閉は不能になるからである。
【0045】このロック部材296の作動するロック手段2
90の機構は図4の側断面図、図5の水平断面図に示す通
りであり、これについて簡単に説明する。
【0046】ロック部材296は作動ピン295の先端部に取
り付けられている。一方、各現像器201〜204の壁面に段
付孔が開けられて、ガイドシリンダ292及びそれにねじ
嵌合して組み合わされるガイドシリンダ293が該段付孔
に嵌め込まれると共に、該壁面の外側と内側から該壁面
を挟んで締め付けることにより、該壁面に固定される。
それに前記ピン295は前記両シリンダ内に組み込まれ、
該ピン295は、嵌合面292A,293Aをスライド可能にし
てあり、該ピン295の段付部295Aとシリンダ293の内部
段付面293Bとの間には圧縮スプリング294が落とし込ま
れていて該ピン295及びその先端に取り付けられたロッ
ク部材296は常に現像器の外側に飛び出すように付勢さ
れている。
【0047】このようにしてピン295の先端を形成して
いるロック部材296は前述の傾斜面296A,296Bと平坦
面296Dをもっていて、プロセスカートリッジ2001の内
面から先端が開放されるとロック部材296は更に飛び出
し平坦面296Dが前記シリンダ部より外に出ることによ
り、前記蓋251と一体のレバー253に当たり、回動不能に
させている。
【0048】請求項1の実施例は以上のような構造を持
つことによって構成されている。
【0049】次に請求項2の実施例について述べる。
【0050】これはプロセスカートリッジ2001が本体10
に装着してあるときは、請求項1と同様の機構により各
現像器へのトナー補給を可能としてあるものであるが、
該カートリッジ2001を本体10に装着した状態では図6の
断面図に示すように本体10からのストップ機構310が働
いて現像器を単独で取り出すことを不可能にしたもので
ある。そして、該カートリッジを本体から取り出すとき
は、ストップ機構310のノブ315を図の左方に引いてノブ
315に止め部材316で一体化されたピン312をばね313 の
付勢に抗してカートリッジ及び現像器から抜くことによ
ってストップ機構310を解除して実行出来、その状態即
ち、本体10へ非装着の状態においては現像器の装着及び
脱層が可能にしてある。シリンダ311はナット314によっ
て本体を締め付けて該本体10に取り付けられている。
【0051】請求項3の実施例は該カートリッジ2001が
本体10に装着時には、請求項2の実施例と同様である。
しかし、該カートリッジ2001を本体10から脱装して非装
着の状態にしてあるときは、現像器の装着及び脱着は可
能にしてあることも請求項2と同様であるが、現像器が
該カートリッジ2001から外れているときはトナー補給が
特に不可能にした点を定めたのが請求項2と異なる点で
ある。トナー補給を不可能にする機構は請求項1で説明
した手段を同様に採用することができるが、これにのみ
に限定されるものでもない。
【0052】次に請求項4の実施例について述べる。
【0053】これはプロセスカートリッジ2001が本体10
への装着状態においては、図7の断面図に示すようなロ
ック機構330が作動し、本体10のマグネット19がプロセ
スカートリッジ2001にナット334によって取り付けたシ
リンダ331内にスライドフリーにした鉄のロッド332を吸
引することによりプロセスカートリッジと現像器の結合
を解除し、現像器の装着及び脱装を可能にしてあるが、
該カートリッジ2001が本体10に非装着状態にしたときは
逆に現像器に取り付けられているマグネット232が前記
ロッド332を吸引して現像器201〜204を該カートリッジ2
001より取り外すことができないようにしたものであ
る。これは該カートリッジ2001を本体10に装着したとき
現像器と該カートリッジ2001を固定するロック機構330
が本体10によって解除され、本体10に非装着にしたとき
には、現像器とカートリッジのロック機構330が働いて
現像器の脱装を不可能にさせたものである。
【0054】請求項5の実施例は請求項4のプロセスカ
ートリッジ2001の装着状態において現像器は該カートリ
ッジ2001に装着したままトナー補給を可能にしてある
が、脱装してしまうとトナー補給は不可能にしたもので
ある。この機構は請求項1において説明した機構と同じ
ものを用いて実施することができるが必ずしもこれだけ
に限定されるものではない。
【0055】次に請求項6の実施例について述べる。
【0056】請求項6はプロセスカートリッジ2001が本
体10に非装着の状態のときのみについて規定したもので
あり、この状態では現像器は装着することも脱着するこ
とも可能にしてあり、トナーの補給は現像器が該カート
リッジ2001に装着されている状態のときにのみ可能にし
てあり、脱装されているときはトナーの補給が不可能に
してある。
【0057】請求項7の実施例は請求項6の実施例をよ
り具体化したものであり、請求項7においてトナー補給
が現像器のトナー補給口の開閉を図2〜5に示すような
方法により行って、トナー補給の禁止と解除が行われる
ようにしたものである。
【0058】請求項8の実施例も請求項6の実施例をよ
り具体化したものであり、図8のプロセスカートリッジ
の概要図に示すように、プロセスカートリッジ2101には
各現像器201〜204が装着されていて、該各現像器201〜2
04に一体に設けられているトナー供給部(トナーホッパ
ー)201A〜204Aのトナー補給口201B〜204Bは各現像
器201〜204の最上部に設けらていて、プロセスカートリ
ッジ2101の外郭上面の内側に近接して設けられている。
【0059】この各現像器201〜204は図8に示すように
プロセスカートリッジ2101の正規の位置に装着されてい
るときはそのトナーホッパー201A〜204Aのトナー補給
口201B〜204Bがカートリッジの上部外郭面によって塞
がれているのでトナー補給は不可能である。しかし、該
現像器の全部又は必要な特定のものを該カートリッジ21
01の外に引き出すことによってトナー補給口があらわれ
るので、トナー補給ができる状態になる。これが請求項
8の実施例である。
【0060】次に、請求項9の実施例について述べる。
【0061】これは、プロセスカートリッジ2001が本体
10に装着されているときは各現像器の着脱が可能にして
ある点は前述のいくつかの請求項の実施例に同じであ
る。また、プロセスカートリッシ2001が本体に非装着の
ときには、各現像器は該カートリッジに着脱可能である
がその場合の現像器の装着時に対しても脱装時に対して
もトナーの補給を不能にしてある。現像器201〜204がプ
ロセスカートリッジ2001から脱装時には前述の図4及び
図5に示したメカニズムによってトナー補給不能にな
る。また現像器201〜204が該カートリッジ2001に装着時
には図7に示したロック機構330によってトナー補給不
能とすることができる。
【0062】請求項10の実施例は該カートリッジ2001が
本体10に装着時においては、トナー補給を図4、図5に
示した機構により現像器の補給口を開放して行うことが
可能になり、該プロセスカートリッジ2001が本体10から
脱装されているときは、トナー補給口で図4,図5に示
した機構により閉じられたままになるのでトナー補給不
能になることがわかる。
【0063】請求項11の実施例は、図8に示すようなプ
ロセスカートリッジ2101を本体10に装着したとき、該カ
ートリッジ2101から中の現像器201〜204を図9に示すよ
うな状態に引き出し、その上部に設けた補給口201B〜2
04Bから容易にトナー補給することが可能になる。
【0064】図9の各現像器を一体として動かしている
が、1箇だけ、2箇だけ、3箇だけとして動かしてトナ
ー補給することも場合によっては可能になる。
【0065】本体10に該カートリッジ2101が非装着時に
は各現像器201〜204へのトナー補給は図7に示したロッ
ク機構330の作動によって現像器201〜204の移動不能手
段をとりそれによってトナー補給を不能にすることがで
きる。
【0066】
【発明の効果】本発明によりカラー画像形成装置におけ
るプロセスカートリッジやそれに装着される各現像器の
着脱及び該現像器へのトナー供給の禁止と解除手段が確
立され、これによって現像器の着脱やトナー補給時の取
り扱いが容易になり、トナー汚れやトラブルが起こる機
会が除去されるようになり、安定して使い易く、高画質
が得られるカラー画像形成装置が提供できるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の概略正面図。
【図2】本発明におけるプロセスカートリッジの斜視
図。
【図3】本発明のカラー画像形成装置の部分水平断面
図。
【図4】本発明における蓋開閉のロック手段の部分側断
面図。
【図5】本発明における蓋開閉のロック手段の部分水平
断面図。
【図6】本発明におけるストップ機構の水平断面図。
【図7】本発明におけるロック機構の水平断面図。
【図8】本発明における一実施例のプロセスカートリッ
ジの正面断面図。
【図9】本発明における一実施例のプロセスカートリッ
ジのトナー補給状態を示す正面断面図。
【符号の説明】
10 本体 19 マグネット 201,202,203,204 現像器 201A,202A,203A,204A トナー供給部(トナーホ
ッパー) 201B,202B,203B,204B トナー補給口 232 マグネット 251 蓋 253 レバー 290 ロック手段 295 作動ピン 296 ロック部材 296A,296B 傾斜面 296D 平坦面 310 ストップ機構 312 ピン 315 ノブ 330 ロック機構 331 シリンダ 332 鉄のロッド 2001,2101 プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 506 A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを
    有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカ
    ラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プロセ
    スカートリッジが装着状態においては、現像器が着脱可
    能であり、該画像形成装置に該プロセスカートリッジが
    非装着状態においても、現像器が着脱可能ではあるが両
    状態において脱装した現像器へのトナー補給不可とした
    ことを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを
    有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカ
    ラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プロセ
    スカートリッジが装着状態においては、現像器が脱装不
    可であるが、装着されている現像器へのトナー補給を可
    能とし、該画像形成装置に該プロセスカートリッジが非
    装着状態においては、該プロセスカートリッジへ現像器
    が着脱可能であることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記脱装した現像器へはトナー補給を不
    可としたことを特徴とする請求項2に記載のカラー画像
    形成装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを
    有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカ
    ラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プロセ
    スカートリッジが装着状態においては、現像器が着脱可
    能であるが、該画像形成装置に該プロセスカートリッジ
    が非装着状態においては、現像器が脱装不可であること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジが装着状態に
    おいて前記脱装した現像器へのトナー補給を不可とした
    ことを特徴とする請求項4に記載のカラー画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを
    有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカ
    ラー画像形成装置において、該画像形成装置から前記プ
    ロセスカートリッジが脱装していて非装着状態にあると
    き、前記プロセスカートリッジに前記現像器が装着状態
    においては、前記現像器へのトナー補給を可能とし、前
    記プロセスカートリッジに前記現像器が非装着(脱装)
    状態においては、前記現像器へのトナー補給を禁止する
    手段を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記トナー補給を禁止、可能とする手段
    は、トナー補給口の固定、開放を行う手段であることを
    特徴とする請求項6に記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記トナー補給を禁止、可能とする手段
    は、現像器の固定により禁止、移動により可能とする手
    段であることを特徴とする請求項6に記載のカラー画像
    形成装置。
  9. 【請求項9】 少なくとも複数の現像器と像形成体とを
    有するプロセスカートリッジが着脱可能に設けられたカ
    ラー画像形成装置において、該画像形成装置に該プロセ
    スカートリッジが装着状態においては、前記現像器への
    トナー補給を可能とし、該画像形成装置に該プロセスカ
    ートリッジが非装着状態においては、前記現像器へのト
    ナー補給を禁止する手段を有することを特徴とするカラ
    ー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記トナー補給を禁止、可能とする手
    段は、トナー補給口の固定、開放を行う手段であること
    を特徴とする請求項9に記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記トナー補給の禁止、可能とする手
    段は、現像器の固定により禁止、移動により可能とする
    手段であることを特徴とする請求項9に記載のカラー画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008203863A (ja) * 2008-03-12 2008-09-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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JP2008203863A (ja) * 2008-03-12 2008-09-04 Brother Ind Ltd 画像形成装置

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